JPH072175U - ショッピングカート用メディアプレート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】より多くの機種のカートに装着出来るように
し、さらに、メディアプレートの利用価値をアップす
る。 【構成】メディアプレート面１にメディアポケット２が
接着されており、このメディアポケット２に色々なチラ
シをセットする。メディアプレート面１の裏面にはジャ
バラ式パイプ３が接続され、それが様々なカート機種の
サイズ幅に合わせて曲げたり角度をつけるなど柔軟にカ
ートに合わせた設定が出来る。そしてジャバラ式パイプ
の先端には、３６０度首振りになる止め具４が接続され
ている。この止め具４によってカートに装着する際、取
り付け位置を選ばずに対応出来るようになった。さら
に、止め具４にラバーシート５をかませることによりさ
まざまなカートのパイプ幅に装着固定が可能となった。
こうする事でさまざまなカートにメディアプレートを装
着する事ができるようになった。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、量販店などでの買物時にお客が利用するショピングカートに装着さ れた広告媒体に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

これまで公開公報されているショッピング・カート用アドパネルは、本考案の メディアプレートと違い、装着できるカートの機種が大型のものに限られている 。なぜなら、アドパネルはカートに装着する際アドパネルと一体化されている袖 部分が、カートのハンドルバーの両サイドに引っ掛けて固定する構成になってい る。よって、アドパネルは、大型機種のカートのみに合わせたサイズ仕様となっ ている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

現在使用されている既存のカートには、デザイン・サイズ・パイプの太さの違 うさまざまな機種がある。そして、量販店ではお店の規模やイメージ、予算など に合わせて、カートを選んでいる。そこで、お店によって置いているカート機種 は異なっているのである。こうした現状をふまえると、公開公報されているショ ッピング・カート用アドパネルでは装着出来るカート機種が限られている為、他 のカート機種には対応出来ない。さまざまな量販店に置いてあるカートに合わせ られるように、そのニーズは急務である。そこで、アドパネルの袖部分について の改良が必要となった。つまりパネルの袖部分をさまざまな機種のカートに装着 可能にするする事で、前述の欠点を解消しようとするものである。 尚、袖部分を改良した本考案名をショッピングカート用メディアプレート（以下 メディアプレート）とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、課題を解決するためにアドパネルでは一体化になっていた袖部分を 全面的に変更し改良した。本考案のメディアプレートは、袖部分のかわりにジャ バラ式パイプをプレートの裏面に接続した。そして、ジャバラ式パイプの先端に カートとメディアプレートを装着固定するための止め具を接続した。止め具はサ イズ構成を一種類とし、カートのパイプの太さの違いに対しては、硬質ゴム性の ラバーシートをカートのパイプに巻いてその上から止め具で押さえ固定するとい う方法をとる事で解決可能である。ラバーシートは、滑り止めの役割も果たし、 メディアプレートを装着し固定する際、安定した固定が可能である。

【０００５】

【作用】

本考案のメディアプレートは、柔軟に曲げたり角度を設定出来るジャバラ式パ イプにより、さまざまなカートのサイズ幅に合わせたり、カートの高さに合わせ メディアプレートの角度を調節することが出来るようになった。そして、ラバー シートをかませて固定する３６０度首振りの止め具により、カートに装着する際 取り付ける位置や向きにかかわらず自在に固定することが出来るようになった。 このように、改めて考案されたこのメディアプレートはさまざまなカート機種に 装着固定を可能にした。よって、より多くの量販店でメディアプレートを実施す る事が可能となった。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１はプラスチックス等、適宣素 材にて一体化形成され、食品安全基準に従って安全な塗料にてカラーリングをほ どこしたメディアプレート面本体である。２は透明なクリアープラスチックス等 で１ヶづつ型どられたものでメディアプレート面１にひとつひとつはめ込みで接 着されている。３はメディアプレート面１の裏面から接続されているパイプであ りジャバラ式に形成されているので柔軟に曲げる事が出来る。４はジャバラ式パ イプの先端に接続された止め具で接続部分が３６０度首振りになっているので、 カートに装着する際取り付け位置を選ばずに、買物客にメディアプレートを向け て装着できる。５は止め具４にかませて使用するが、止め具４のカートのパイプ をはさむ直径が大型カート用のパイプの太さに合わせてあるので、それ以外の小 サイズのカートのパイプに合わせる際はこのラバーシート５をかませて装着固定 する。よって、ラバーシート５の厚みには６サイズのバリエーションを用意して おきカートのパイプサイズに合わせて使用する。ラバーシート５はカートに止め 具４を固定させる際、滑り止めの役割も果たし買物客に対しての安全確保の為に も必要である。

【０００７】 本考案の一実施例は、前述したように構成されているもので、量販店で実際に 使用される場合は、まず量販店のカートのサイズ（パイプの太さ・サイズ幅・高 さ等）にメディアプレートを合わせる。その際はジャバラ式パイプ３を、カート 幅に合わせ、カートに取り付けた時の位置や高さを見て、メディアプレート面１ が買物客に見やすい様に角度を設定する。そして、カートのパイプの太さに合う ラバーシート５を設定する。その上ではじめてカートにメディアプレートを装着 固定する。メディアプレートの装着固定の済んだカートには、メディアポケット ２にそれぞれメーカーキャンペーンチラシ、お店の特売チラシ、クーポン券等が セットされる。お店に来た買物客はそのカートを利用する事で、お店の商品に関 する得な情報を目の前のメディアポケット２に入っているチラシから得る事が出 来る。

【０００８】

【考案の効果】

前述してきた様に、本考案のメディアプレートは、より多くのさまざまな機種 のカートに装着が可能である。よって、たくさんの量販店に対して実施が可能と なる。実施店が増えればチラシに参加できる商品メーカーや、クーポン会社も増 え、お店のより多くの商品に関するタイムリーな情報（メーカーキャンペーンチ ラシ、クーポン券、新発売告知、特売チラシ等）を発信することが出来、買物客 は得をする事ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のメディアプレートの一実施例を示す正
面図である。

【図２】本考案のメディアプレートの斜視図である。

【図３】本考案のメディアプレートの裏面図である。

【符号の説明】

１ メディアプレート面 ２ メディアポケット ３ ジャバラ式パイプ ４ 止め具 ５ ラバーシート

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 メディアプレートをショッピングカート
   （以下カート）に装着する際、どんなサイズ幅のカート
   にも対応出来るように、ジャバラ式パイプをメディアプ
   レートの裏面に接続した。これは、メディアプレートと
   止め具をつなぐ役割をするが、曲げたり角度をつけたり
   と自在に動かす事が出来るので、さまざまなカートのサ
   イズ幅に合わせることができる。尚、カート利用の買物
   客がメディアプレートを見やすいようにカートの高さに
   応じて角度を設定する事が出来る。
2. 【請求項２】 メディアプレートをカートに装着固定す
   る為にジャバラ式パイプの先端に３６０度首振りになる
   止め具を接続した。このような止め具によって、カート
   に装着し固定する箇所がどのような位置でも対応するこ
   とが可能である。