JPH07217296A - 開き戸の開度規制ストッパ - Google Patents

開き戸の開度規制ストッパ

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JPH07217296A
JPH07217296A JP2894594A JP2894594A JPH07217296A JP H07217296 A JPH07217296 A JP H07217296A JP 2894594 A JP2894594 A JP 2894594A JP 2894594 A JP2894594 A JP 2894594A JP H07217296 A JPH07217296 A JP H07217296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinged door
opening
stopper
door
hinged
Prior art date
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Pending
Application number
JP2894594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Tajima
芳浩 田嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP2894594A priority Critical patent/JPH07217296A/ja
Publication of JPH07217296A publication Critical patent/JPH07217296A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで、しかも開き戸に取り付け用の切
削加工を施さなくても、開き戸開放時における開き戸と
開口部の側部との接触を防止できる開き戸の開度規制ス
トッパを提供する。 【構成】 躯体12の開口部に軸吊りされた開き戸11
の開度を所定角度までに規制するストッパ10であっ
て、前記開き戸11の軸吊り位置より外側部分か、前記
開口部の上面及び/又は下面かに相対配置されるストッ
パ部材15とストッパ受14とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開き戸の開度規制スト
ッパに係り、更に詳しくは、低コストで、しかも開き戸
に取り付け用の切削加工を施さなくても、開き戸開放時
における開き戸と開口部の側部との接触を防止できる開
き戸の開度規制ストッパに関する。
【0002】
【従来の技術】開き戸の一種として、図4に示すような
ピボット軸吊りの開き戸100が知られている。この開
き戸100は、その元部の上下端面に一対のピン101
が固着されたもので、これらのピン101を、躯体10
2の開口部の上下面に形成されたピン孔に挿入して、ピ
ン101を軸として開閉されるものである。この開き戸
100は構造が簡単なことから幅広く利用されている
が、開けすぎると開き戸100の外面が開口部の縦枠1
03に接触して、両部材に傷がつくという欠点があっ
た。
【0003】そこで、これを解消する従来技術として、
スライド蝶番というものが開発されている。スライド蝶
番は、開き戸が手前側にスライドしながら開くことによ
り、開き戸と開口部の縦枠との接触を避けるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の開き戸は、スライド蝶番を開き戸に取り付ける際
に、開き戸にスライド蝶番の形状に合った特殊な形の取
り付け凹部を切削加工する必要があり、開き戸の製造に
手間がかかっていた。また、このスライド蝶番を、例え
ば折戸と開き戸とが組み合わさった重いクローゼット扉
に使用した場合には、スライド蝶番の躯体側の取り付け
強度に不安があるという問題点があった。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みなされたもの
で、低コストで、しかも開き戸に取り付け用の切削加工
を施さなくても、開き戸開放時における開き戸と開口部
の側部との接触を防止できる開き戸の開度規制ストッパ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の開き戸の開度規制ストッパは、躯体の開口部に軸
吊りされた開き戸の開度を所定角度までに規制するスト
ッパであって、前記開き戸の軸吊り位置より外側部分
か、前記開口部の上面及び/又は下面かに相対配置され
るストッパ部材とストッパ受とを備えるように構成され
ている。
【0007】
【作用】請求項1記載の開き戸の開度規制ストッパは、
開き戸を軸を中心に回動させながら開いて行くと、例え
ば開き戸が開口部の側部に当接しない所定の角度位置に
達した時に、開口部の上面及び/又は下面に取り付けら
れたストッパ部材またはストッパ受の一方に、開き戸の
軸吊り位置より外側部分に取り付けられたストッパ部材
またはストッパ受の他方が当接するので、取り分けて開
きぐあいを加減しなくても、開き戸と開口部の側部との
接触が免れて、接触による両部材の損傷を解消できる。
【0008】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る開き戸
の開度規制ストッパの使用状態を示す要部平面図、図2
は同使用状態の要部拡大斜視図、図3は本発明の第2の
実施例に係る開き戸の開度規制ストッパの使用状態を示
す要部平面図を示している。
【0009】図1に示すように、本発明の第1の実施例
に係る開き戸の開度規制ストッパ10は、開き戸11が
ピボット軸吊りされた躯体の一例である洋服ダンス12
に適用された例である。開き戸11は、その元部の上下
端面に一対のピン13が固着されており、これらのピン
13を、洋服ダンス12の開口部の上下面に形成された
図外のピン孔に挿入し、両ピン13を軸に開閉する構造
になっている。
【0010】開き戸の開度規制ストッパ10は、開き戸
11のピボット軸吊り位置より外側部分の内面下部に取
り付けられたストッパ受14と、洋服ダンス12の開口
部の下面に取り付けられたストッパ部材15とを備えて
いる。
【0011】図2に示すように、ストッパ受14は、衝
撃の吸収性が良好なように、ゴムや合成樹脂からなる弾
性ブロック体であり、上下一対のビス孔16を介して、
2本のビス17により開き戸11に締着されている。
【0012】ストッパ部材15は、ステンレス、鋼など
の金属や合成樹脂からなり、ストッパ受14が当接され
る当接片18の下端に、折り曲げ部19を設けたもので
ある。折り曲げ部19には一対のビス孔20が形成され
ており、これらのビス孔20を介して、2本のビス21
により洋服ダンス12の開口部の下面に締着されてい
る。ストッパ部材15の具体的な取り付け位置は、開き
戸11を閉じるのに支障がなく、しかも開き戸11の外
面が、開口部の縦枠12aに当接するやや手前でストッ
パ受14に当接するような、図1に示す位置である。
【0013】図1に示すように、開き戸11をピン13
を軸に図1実線方向に回動させて行くと、開き戸11の
ピン13より外側の端部が、図1鎖線に示すように同じ
方向に回動して行く。その後、開き戸11が縦枠12a
に当接する少し手前に達した時に、開き戸11のストッ
パ受14が開口部のストッパ部材15に当接して、開き
戸11は開度規制される。
【0014】このように、開き戸11のピン13より外
側端部の内面にストッパ受14を取り付け、このストッ
パ受14が当接されるストッパ部材15を、洋服ダンス
12の開口部の下面であって、回動する開き戸11の外
面が縦枠12aに当接するやや手前でストッパ受14に
当接するような位置に取り付けたので、図4に示す開度
の規制手段を有しない開き戸の場合のように、開きぐあ
いを手加減しなくても、開き戸11と開口部の縦枠12
aとの接触が免れて、接触による両部材11、12aの
損傷を解消できる。
【0015】また、開き戸の開度規制ストッパ10は、
安価なストッパ受14とストッパ部材15とからなるの
で、低コストによる提供が可能である。さらに、従来の
スライド蝶番のように、開き戸に蝶番取り付け用の特殊
な切削加工を施さなくても、ビス止めにより取り付けで
きるので、このような効果を有する開き戸11の製造が
容易になる。しかも、既存の開き戸にも使用できる。
【0016】次に、図3に基づいて、本発明の第2の実
施例に係る開き戸の開度規制ストッパ30を説明する。
第2の実施例の開き戸の開度規制ストッパ30は、開き
戸31の元部側の側面の全長または部分的に、肉厚な弾
性部材からなるストッパ受32をビス止めした例であ
る。
【0017】開き戸31がピン13を軸に回動すると、
ストッパ受32の内面がストッパ部材15に当接して開
き戸31の開きが止まる。このように、開き戸31の元
部側の側面にストッパ受32を取り付けたので、開き戸
31とストッパ受32とを異色化させたりすることによ
り、機能性とデザイン性とを兼ね備えた開き戸31を実
現できる。このような効果は、開き戸31の側面の全長
にわたってストッパ受32を設けた場合に顕著になる。
【0018】以上、本発明を図面に基づいて説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、要
旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本発明
に含まれる。例えば、実施例では、躯体として洋服ダン
スを例に説明したが、これに限定しなくても、例えばク
ローゼット扉などの他のどのような開き戸を有する躯体
であってもよい。
【0019】また、ストッパ部材を躯体側に取り付け、
ストッパ受を開き戸側に取り付けたが、これに限定しな
くても、例えば取り付け位置を反対にしてもよい。さら
に、ストッパ部材またはストッパ受を、躯体の開口部の
下面でなく上面に設けたり、上下面に設けてもよい。そ
して、躯体側のストッパ部材またはストッパ受の取り付
け位置は、開き戸側のストッパ受またはストッパ部材の
回動軌跡の範囲であれば限定されない。なお、このよう
に躯体側の取り付け位置を変更した場合には、開き戸側
に取り付けられるストッパ受またはストッパ部材の取り
付け位置も、それに応じて変更される。さらに、実施例
では、ストッパ受を弾性部材とし、またストッパ部材を
固い板状片としたが、これに限定しなくても、両部材の
素材の種類や硬度などは、任意であってもよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の開き戸の開度規制ストッ
パは、このようにストッパ部材またはストッパ受の一方
を、開き戸の軸吊り位置より外側部分に取り付け、その
他方を、躯体の開口部の上面及び/又は下面であって、
回動する開き戸の外面が開口部の側部に当接する手前で
ストッパ受に当接するような位置に取り付ければ、通常
の開き戸の場合のように開きぐあいを手加減しなくて
も、開き戸と開口部の側部との接触が免れて、接触によ
る両部材の損傷が解消できる。
【0021】また、ストッパ部材やストッパ受は簡単な
構造であるので、低コストで製造することができる。さ
らに、従来のスライド蝶番の場合のように、開き戸に蝶
番取り付け用の特殊な切削加工を施さなくても取り付け
られるので、このような効果を有する開き戸を容易に製
造できると共に、既存の開き戸を、簡単な作業で開き戸
と開口部の側部とが接触しないものに変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る開き戸の開度規制
ストッパの使用状態を示す要部平面図である。
【図2】同使用状態の要部拡大斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る開き戸の開度規制
ストッパの使用状態を示す要部平面図である。
【図4】従来の開き戸の開口時の要部平面図である。
【符号の説明】
10 開き戸の開度規制ストッパ 11 開き戸 12 洋服ダンス 12a 縦枠 13 ピン 14 ストッパ受 15 ストッパ部材 16 ビス孔 17 ビス 18 当接片 19 折り曲げ部 20 ビス孔 21 ビス 30 開き戸の開度規制ストッパ 31 開き戸 32 ストッパ受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体の開口部に軸吊りされた開き戸の開
    度を所定角度までに規制するストッパであって、 前記開き戸の軸吊り位置より外側部分か、前記開口部の
    上面及び/又は下面かに相対配置されるストッパ部材と
    ストッパ受とを備えたことを特徴とする開き戸の開度規
    制ストッパ。
JP2894594A 1994-01-31 1994-01-31 開き戸の開度規制ストッパ Pending JPH07217296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2894594A JPH07217296A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 開き戸の開度規制ストッパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2894594A JPH07217296A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 開き戸の開度規制ストッパ

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JPH07217296A true JPH07217296A (ja) 1995-08-15

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JP2894594A Pending JPH07217296A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 開き戸の開度規制ストッパ

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