JPH07217284A - 車輪ロック装置 - Google Patents

車輪ロック装置

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JPH07217284A
JPH07217284A JP767594A JP767594A JPH07217284A JP H07217284 A JPH07217284 A JP H07217284A JP 767594 A JP767594 A JP 767594A JP 767594 A JP767594 A JP 767594A JP H07217284 A JPH07217284 A JP H07217284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
tire
holding
head
lock device
Prior art date
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Pending
Application number
JP767594A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatake Miki
木 正 威 三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Koki Seizosho KK
Original Assignee
Tokyo Koki Seizosho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の盗難を防止し、また、交通の妨げに
ならないとは判断した場合に駐車違反車両の走行を防止
する。 【構成】 一対の挟持部12、12を伸縮自在に構成
し、挟持ボルト14で挟持部12、12を対向した状態
に連結した。この挟持ボルト14は頭部が特殊な形状に
形成されている。そして、挟持ボルト14は特殊形状の
頭部に適合可能な専用工具で締付け又は緩められる。こ
れにより、専用工具で挟持ボルト14を締付けて挟持部
12、12でタイヤ22の両側部を挟持することができ
るので、車輪ロック装置10をタイヤ22に取付けてタ
イヤ22の回転を阻止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輪ロック装置に係り、
特にタイヤの回転を阻止して自動車の盗難等を防止する
車輪ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車を駐車場等に駐車する場合、自動
車のエンジンを停止させた後ドアを閉じてドアにロック
をかける。一方、巡回中の警察官が駐車違反の自動車を
見つけた場合、フロントガラスに駐車違反の用紙を貼り
つけておき、違反者はこの駐車違反の用紙を見て後日最
寄りの警察に出頭する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
のドアロックは自動車のキーを持たない第三者でも比較
的容易に解除することができるので、駐車中の自動車が
盗難に合う場合があるという問題がある。一方、駐車違
反者が悪質なドライバーの場合、駐車違反の指摘を無視
して最寄りの警察に出頭しないことがあるという問題が
ある。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、自動車の盗難を防止することができ、交通の妨げに
ならないとは判断した場合に駐車違反車両の走行を防止
することができる車輪ロック装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、伸縮自在に構成された一対の挟持部と、
対向して配設された前記一対の挟持部を互いの間隔を調
節可能に連結し、かつ、頭部が特殊な形状に形成された
挟持ボルトと、該挟持ボルトの特殊形状の頭部に適合可
能で、前記頭部に適合した状態で前記挟持ボルトを締付
け又は緩めることができる専用工具とを備え、前記専用
工具で前記挟持ボルトを締付け、前記一対の挟持部でタ
イヤの両側部を挟持して前記タイヤに取付けられること
を特徴とする。
【0005】また、本発明は、前記目的を達成するため
に、前記挟持部を、外側ブロック部材及び内側ブロック
部材を前記挟持ボルトと同一形状の頭部が形成された連
結ボルトで連結したこと特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、一対の挟持部を伸縮自在に構
成し、挟持ボルトで一対の挟持部を対向した状態に連結
した。この挟持ボルトは頭部が特殊な形状に形成されて
いる。そして、挟持ボルトは特殊形状の頭部に適合可能
な専用工具で締付け又は緩められる。これにより、専用
工具で挟持ボルトを締付けて一対の挟持部でタイヤの両
側部を挟持することができるので、車輪ロック装置をタ
イヤに取付けてタイヤの回転を阻止することができる。
【0007】また、挟持部は、外側ブロック及び内側ブ
ロックを連結ボルトで連結して構成しているので、連結
ボルトを締付け又は緩めることにより外側ブロック部材
と内側ブロック部材間の間隔を調節することができる。
また、この連結ボルトの頭部は、一対の挟持部を連結す
る挟持ボルトの頭部と同一形状に形成されているので、
専用工具で締付け又は緩められる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る車輪ロッ
ク装置について詳説する。図1は本発明に係る車輪ロッ
ク装置の斜視図、図2はA−A断面図である。図1に示
すように車輪ロック装置10は挟持部12、12、挟持
ボルト14及び専用工具(図示せず)を備えている。挟
持部12は外側ブロック16、内側ブロック18及び連
結ボルト20、20を有している。外側ブロック16は
略四角体に形成され、タイヤ22に当接する面はタイヤ
22の外周に適合するように斜面状や円弧状に形成され
ている。また、外側ブロック16にはねじ穴16A、1
6Aが所定間隔をおいて平行に形成されている。また、
内側ブロック18は外側ブロック16より小さな略四角
体に形成され、外側ブロック16と同様にタイヤ22に
当接する面はタイヤ22の外周に適合するように斜面状
や円弧状に形成されている。
【0009】内側ブロック18には貫通穴18A、18
Aが、外側ブロック16のねじ穴16A、16Aと同間
隔をおいて平行に形成されている。そして、内側ブロッ
ク18の貫通穴18A、18Aに夫々貫通された連結ボ
ルト20、20は、外側ブロック16のねじ穴16A、
16Aにねじ結合される。これにより、外側ブロック1
6及び内側ブロック18は連結ボルト20、20を介し
て一体的に連結される。この場合、外側ブロック16と
内側ブロック18間の間隔は、連結ボルト20、20を
締め付ける方向に回動すると狭くなり、連結ボルト2
0、20を緩める方向に回動すると広くなる。
【0010】このように、外側ブロック16と内側ブロ
ック18間の間隔を変えることにより、多種類のタイヤ
22の側部の形状に合わせて外側ブロック16及び内側
ブロック18の位置を調節することができる。また、連
結ボルト20の頭部は8角形に形成されていて、さら
に、頭部は内側ブロック18の座ぐり部内に埋め込まれ
ている。この連結ボルト20締め付け、又は、緩めるた
めには、8角形の頭部に適合し、さらに内側ブロック1
8内に埋め込まれている連結ボルト20を回動可能な専
用工具を必要とする。従って、一般に市販されている工
具では連結ボルト20を締め付けたり、緩めたりするこ
とができない。
【0011】また、図2上で下方の外側ブロック16は
ねじ穴16A、16Aの中間位置に形成され、ねじ穴1
6A、16Aに直交する貫通穴16Bを有している。一
方、図2上で下方の外側ブロック16はねじ穴16A、
16Aの中間に形成され、ねじ穴16A、16Aに直交
するねじ穴16Cを有している。そして、図2上で下方
の外側ブロック16の貫通穴16Bに貫通された挟持ボ
ルト14は、図2上で上方の外側ブロック16のねじ穴
16Cにねじ結合される。これにより、挟持部12、1
2は挟持ボルト14を介して一体的に連結される。この
場合、挟持部12、12間の間隔は、挟持ボルト14を
締め付ける方向に回動すると狭くなり、挟持ボルト14
を緩める方向に回動すると広くなる。従って、挟持ボル
ト14を締め付ける方向に回動して挟持部12、12間
の間隔を狭くすると、挟持部12、12でタイヤ22を
挟持することができ、これにより、車輪ロック装置10
がタイヤ22に取り付けられるのでタイヤの回転を阻止
することができる。
【0012】また、挟持ボルト14を締め付ける方向や
緩める方向に回動して挟持部12、12間の間隔を変え
ることにより、多種類のタイヤ22のタイヤ幅に合わせ
て挟持部12、12の位置を調節することができる。さ
らに、挟持ボルト14の頭部は、連結ボルト20と同様
に8角形に形成されていて、さらに、頭部は内側ブロッ
ク18の座ぐり部内に埋め込まれている。この挟持ボル
ト14締め付けたり、緩めたりするためには、連結ボル
ト20を回動可能な専用工具と同じ専用工具を必要とす
る。従って、一般に市販されている工具では挟持ボルト
14を締め付けたり、緩めたりすることができない。
【0013】尚、図1上で24はタイヤ22が取り付け
られているリムであり、26はナットである。ナット2
6は、自動車のホイールに設けられているボルト28に
ねじ結合してリム24を自動車のホイールに固定する。
また、図2上で30は挟持ボルト14に嵌入されたカラ
ーである。前記の如く構成された車輪ロック装置の佐用
を説明する。先ず、車輪ロック装置10の挟持部12の
連結ボルト20で外側ブロック16と内側ブロック18
間の間隔を調節してタイヤ22の側部の形状に外側ブロ
ック16及び内側ブロック18の位置を合わせる。次
に、挟持部12、12をタイヤ22の両側部に配置し、
専用工具を使用して挟持ボルト14を締め付ける。これ
により、挟持部12、12間の間隔が狭くなり、挟持部
12、12でタイヤ22を挟持するので、車輪ロック装
置10がタイヤ22に取り付けられる。このように、車
輪ロック装置10がタイヤ22に取り付けられると、挟
持部12の外側ブロック16、16がタイヤ22の外周
面から突出するのでタイヤ22の回転が阻止される。前
記実施例では挟持ボルト14、連結ボルト20の頭部が
8角形の場合について説明したが、これに限らず、一般
的にボルト頭部の形状として使用されていない3角形や
5角形等の多角形のボルト頭部が形成された挟持ボルト
14、連結ボルト20を使用してもよい。また、ボルト
頭部が多角形に限らず、ボルト頭部に溝が形成されたボ
ルトを使用してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る車輪ロ
ック装置によれば、専用工具で挟持ボルトを締付けて一
対の挟持部でタイヤの両側部を挟持することができるの
で、車輪ロック装置をタイヤの外周に取付けてタイヤの
回転を阻止することができる。このように、タイヤの回
転を阻止することにより、自動車の盗難を防止すること
ができ、また、交通の妨げにならないとは判断した場合
に駐車違反車両の走行を防止することができる。一方、
車輪ロック装置はタイヤの外周に取付けられるので、自
動車を無理に運転した場合でも車体の損傷を最小限にお
さえることができる。
【0015】また、挟持部は、外側ブロック部材及び内
側ブロック部材を連結ボルトで連結して構成されている
ので、連結ボルトを締付け又は緩めることにより外側ブ
ロック部材と内側ブロック部材間の間隔を調節すること
ができる。また、この連結ボルトの頭部は、一対の挟持
部を連結する挟持ボルトの頭部と同一形状に形成されて
いるので専用工具で締付け又は緩められる。このよう
に、車輪ロック装置をブロック部材を連結ボルトで連結
して構成したので、軽量で持ち運びが容易な車輪ロック
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輪ロック装置の斜視図。
【図2】図1のA−A断面図。
【符号の説明】
10 車輪ロック装置 12 挟持部 14 挟持ボルト 16 外側ブロック 18 内側ブロック 20 連結ボルト 22 タイヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮自在に構成された一対の挟持部と、 対向して配設された前記一対の挟持部を互いの間隔を調
    節可能に連結し、かつ、頭部が特殊な形状に形成された
    挟持ボルトと、 前記挟持ボルトの特殊形状の頭部に適合可能で、前記頭
    部に適合した状態で前記挟持ボルトを締付け又は緩める
    ことができる専用工具と、 を備え、前記専用工具で前記挟持ボルトを締付け、前記
    一対の挟持部でタイヤの両側部を挟持して前記タイヤに
    取付けられることを特徴とする車輪ロック装置。
  2. 【請求項2】前記挟持部は、外側ブロック部材及び内側
    ブロック部材を前記挟持ボルトと同一形状の頭部が形成
    された連結ボルトで連結したこと特徴とする請求項1の
    車輪ロック装置。
JP767594A 1994-01-27 1994-01-27 車輪ロック装置 Pending JPH07217284A (ja)

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JP767594A JPH07217284A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 車輪ロック装置

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JP767594A JPH07217284A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 車輪ロック装置

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JP767594A Pending JPH07217284A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 車輪ロック装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109462299A (zh) * 2018-11-02 2019-03-12 徐州惠博机电科技有限公司 一种具有内置弹性调节机构的马达电机用安装支架

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109462299A (zh) * 2018-11-02 2019-03-12 徐州惠博机电科技有限公司 一种具有内置弹性调节机构的马达电机用安装支架
CN109462299B (zh) * 2018-11-02 2021-08-10 徐州惠博机电科技有限公司 一种具有内置弹性调节机构的马达电机用安装支架

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