JPH07213668A - サッカーのフリーキック練習用人形 - Google Patents

サッカーのフリーキック練習用人形

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JPH07213668A
JPH07213668A JP6031793A JP3179394A JPH07213668A JP H07213668 A JPH07213668 A JP H07213668A JP 6031793 A JP6031793 A JP 6031793A JP 3179394 A JP3179394 A JP 3179394A JP H07213668 A JPH07213668 A JP H07213668A
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JP
Japan
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doll
soccer
wall
foam layer
polyurethane foam
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Application number
JP6031793A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Hashimoto
保彦 橋本
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HASHIMOTO SEISAKUSHO KK
Original Assignee
HASHIMOTO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 人間の形状をなした人形本体2に移動用車輪
4を設ける。 【効果】 移動用車輪4を有しているので移動が容易で
ある。また、従来のベニヤ板による「壁」のように平面
状でなく、人間の形状をなしているので、ボールがぶつ
かったときの跳ね返り方を、本当の人間の「壁」にぶつ
かったときの跳ね返り方と同様とすることができる。特
に、人形本体2を、金属製の中空の基体の表面上にポリ
ウレタン発泡体層を被覆することにより形成した場合に
は、ボールがぶつかったときの跳ね返り方を、本当の人
間の場合の跳ね返り方に一層近似させることができると
ともに、耐久性が非常によくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッカーのフリーキッ
クを練習する際に、相手チームのプレーヤーの代りに所
謂「壁」を作らせるための、サッカーのフリーキック練
習用人形に関する。
【0002】
【従来の技術】サッカーにおいては、一方のチームが所
定の反則を犯したことにより、他方のチームにフリーキ
ックが与えられると、その場所がゴールに近い場合に
は、反則を犯したチーム側は、そのフリーキックにより
ボールを直接ゴールに入れられるのを防ぐために、適当
数のプレーヤーをフリーキックの地点とゴールとの間に
立たせることにより所謂「壁」を作る。したがって、フ
リーキックをするプレーヤーの方は、カーブをかける等
により、前記「壁」を避けながらボールをゴールに入れ
る高度の技を日頃から練習しておく必要がある。
【0003】このため、従来は、フリーキックを練習を
するときは、他の選手やチームの関係者に実際に人間の
「壁」を作ってもらうか、またはベニヤ板のようなもの
で平面状の「壁」を作って練習を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際に人間の
「壁」を作ってもらう場合は、至近距離から非常に高速
度のボールが蹴られて来るので、「壁」を作っている人
にボールがぶつかった場合に怪我をする虞があり、危険
であるという問題があった。また、「壁」を作っている
人は、その間、自分の練習や本来の仕事等を行うことが
できないという問題もあった。
【0005】また、ベニヤ板のようなもので壁を作る場
合は、耐久性が全くないとともに、ボールがぶつかった
ときの跳ね返り方が本当の人間の「壁」にぶつかったと
きの跳ね返り方と大きく異なるため、ボールが跳ね返っ
た後のプレーをイメージしたり、練習することができな
いという問題があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、本発明の目的の一つは、ボールの跳ね返り方
を本当の人間の場合と同様にすることができるサッカー
のフリーキック練習用人形を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、耐久性が非常に優れ
たサッカーのフリーキック練習用人形を提供することに
ある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、移動が簡単な
サッカーのフリーキック練習用人形を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるサッカーの
フリーキック練習用人形は、人間の形状をなした人形本
体と、この人形本体に設けられた移動用車輪とを有して
なるものである。
【0010】前記人形本体は、例えば、金属製の中空の
基体の表面上にポリウレタン発泡体層を被覆することに
より形成できる。また、この場合、前記ポリウレタン発
泡体層は、例えば、前記基体の周囲を型で囲んだ状態
で、前記基体と前記型との間に液状ポリウレタンおよび
添加剤を注入して加熱し、前記ポリウレタンを発泡、加
硫することにより形成できる。
【0011】
【作用】本発明のサッカーのフリーキック練習用人形
は、従来のベニヤ板による「壁」のように平面状でな
く、人間の形状をなしているので、ボールがぶつかった
ときの跳ね返り方を、本当の人間の「壁」にぶつかった
ときの跳ね返り方と同様とすることができる。特に、人
形本体を、金属製の中空の基体の表面上にポリウレタン
発泡体層を被覆することにより形成した場合には、ポリ
ウレタン発泡体層が人間と同様の弾力性を示すので、ボ
ールがぶつかったときの跳ね返り方を、本当の人間の
「壁」にぶつかったときの跳ね返り方に一層近似させる
ことができる。
【0012】また、人形本体を、金属製の中空の基体の
表面上にポリウレタン発泡体層を被覆することにより形
成した場合には、ポリウレタン発泡体層が衝撃に強いと
ともに、耐磨耗性がよいため、耐久性が非常によくな
る。
【0013】また、本発明のサッカーのフリーキック練
習用人形は、移動用車輪を有しているので、練習時、グ
ランド上の所望の位置に移動したり、練習終了後、別の
場所に片付けるのが容易である。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1〜4は、本発明のサッカーのフリーキッ
ク練習用人形の一実施例を示し、台車1と、人形本体2
とからなる。前記台車1は、図1および2に示されるよ
うに、車体3と、この車体3に設けられた移動用車輪4
とからなる。前記台車1には人形本体2が固定して立て
られている。なお、台車1に対し人形本体2を昇降した
り、水平方向に移動できるようにしてもよい。
【0015】前記人形本体2は、図3に示されるよう
に、アルミ合金鋳物からなる人間の形状をなした中空の
基体5と、この基体5の表面上に被覆されたポリウレタ
ン発泡体層6とからなる。図4は、本実施例においてポ
リウレタン発泡体層6を基体5に被覆する工程を示して
おり、基体5の周囲を型7で囲み、この型7と基体5と
型7との間に形成された空間8に、液状ポリウレタンに
硬化剤、発泡剤および触媒を添加したものを注入して加
熱することにより、前記ポリウレタンを発泡、加硫す
る。すると、図3に示されるようにポリウレタン発泡体
層6が基体5に強固に付着して該基体5を被覆した状態
で形成される。本実施例においては、前記液状ポリウレ
タンとして、日本ポリウレタン工業株式会社製のコロネ
ート4076を用い、この母材に従来公知の硬化剤、発
泡剤および触媒を添加した。
【0016】なお、前記基体5としてはアルミ以外の金
属も使用することができるし、前記ポリウレタン層も、
前記以外のものを使用することができる。
【0017】このサッカーのフリーキック練習用人形
は、従来のベニヤ板による「壁」のように平面状でな
く、人間の形状7をなしているので、ボールがぶつかっ
たときの跳ね返り方を、本当の人間の「壁」にぶつかっ
たときの跳ね返り方と同様とすることができる。特に、
本実施例のように、人形本体2を、金属製の中空の基体
5の表面上にポリウレタン発泡体層6を被覆することに
より形成した場合には、ポリウレタン発泡体層6が人間
と同様の弾力性を示すので、ボールがぶつかったときの
跳ね返り方を、本当の人間の「壁」にぶつかったときの
跳ね返り方に一層近似させることができる。
【0018】また、本実施例のように、人形本体2を、
金属製の中空の基体5の表面上にポリウレタン発泡体層
6を被覆することにより形成した場合には、ポリウレタ
ン発泡体層が衝撃に強いとともに、耐磨耗性がよいた
め、耐久性が非常によくなる。
【0019】なお、ポリウレタン発泡体層6の代りにス
ポンジや柔かいゴムの層を設けた場合は、スポンジや柔
かいゴムは耐磨耗性がないため、所望の耐久性が得られ
ない。また、ポリウレタン発泡体層6の代りに硬いゴム
の層を設けた場合は、弾性が小さくなり、ボールがぶつ
かったときの跳ね返り方を、ポリウレタン発泡体層6を
設けた場合程、本当の人間の「壁」にぶつかったときの
跳ね返り方に近似させることができない。
【0020】また、このサッカーのフリーキック練習用
人形は、移動用車輪4を有しているので、練習時、グラ
ンド上の所望の位置に移動したり、練習終了後、別の場
所に片付けるのが容易である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によるサッカーの
フリーキック練習用人形は、(イ)ボールの跳ね返り方
を本当の人間の場合と同様にすることができる、(ロ)
非常に優れた耐久性を得ることができる、(ハ)移動が
簡単である、等の優れた効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサッカーのフリーキック練習用人
形の一実施例を示す斜視図である。
【図2】前記実施例を示す側面図である。
【図3】前記実施例の人形本体を示す断面図である。
【図4】前記実施例における人形本体のポリウレタン発
泡体層の形成工程を示す側面図である。
【符号の説明】
2 人形本体 4 移動用車輪 5 基体 6 ポリウレタン発泡体層 7 型

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間の形状をなした人形本体と、この人
    形本体に設けられた移動用車輪とを有してなるサッカー
    のフリーキック練習用人形。
  2. 【請求項2】 前記人形本体は金属製の中空の基体と、
    この基体の表面上に被覆されたポリウレタン発泡体層と
    を有してなる請求項1記載のサッカーのフリーキック練
    習用人形。
  3. 【請求項3】 前記ポリウレタン発泡体層は、前記基体
    の周囲を型で囲んだ状態で、前記基体と前記型との間に
    液状ポリウレタンおよび添加剤を注入して加熱し、前記
    ポリウレタンを発泡、加硫することにより形成された請
    求項1記載のサッカーのフリーキック練習用人形。
JP6031793A 1994-02-03 1994-02-03 サッカーのフリーキック練習用人形 Pending JPH07213668A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6031793A JPH07213668A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 サッカーのフリーキック練習用人形

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JP6031793A JPH07213668A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 サッカーのフリーキック練習用人形

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07213668A true JPH07213668A (ja) 1995-08-15

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ID=12340955

Family Applications (1)

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JP6031793A Pending JPH07213668A (ja) 1994-02-03 1994-02-03 サッカーのフリーキック練習用人形

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