JPH07213497A - 自動血圧計装置 - Google Patents
自動血圧計装置Info
- Publication number
- JPH07213497A JPH07213497A JP6031928A JP3192894A JPH07213497A JP H07213497 A JPH07213497 A JP H07213497A JP 6031928 A JP6031928 A JP 6031928A JP 3192894 A JP3192894 A JP 3192894A JP H07213497 A JPH07213497 A JP H07213497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subject
- blood pressure
- posture
- automatic sphygmomanometer
- measured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 自動血圧計において、タイマ1からの信号に
より所定時間ごとに血圧測定手段2で血圧を測定する。
そのとき判定手段5では検出手段4の信号により血圧測
定時の被検体の姿勢を判定する。その判定結果は血圧値
と共に記憶手段3に記憶させる。 【効果】 所定時間毎に血圧を測定したときその血圧値
だけではなく、その時の被検体の姿勢も検出し記憶でき
るようにする。また所定測定時間外であっても被検体の
姿勢が変わったとき血圧を測定し、記憶する。
より所定時間ごとに血圧測定手段2で血圧を測定する。
そのとき判定手段5では検出手段4の信号により血圧測
定時の被検体の姿勢を判定する。その判定結果は血圧値
と共に記憶手段3に記憶させる。 【効果】 所定時間毎に血圧を測定したときその血圧値
だけではなく、その時の被検体の姿勢も検出し記憶でき
るようにする。また所定測定時間外であっても被検体の
姿勢が変わったとき血圧を測定し、記憶する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体の血圧値を所定
時間毎に自動的に測定する自動血圧計装置に係り、特に
所定時間ごとの血圧の記録だけではなく、当該血圧測定
時の被検体の姿勢も検出可能な自動血圧計装置に関する
ものである。
時間毎に自動的に測定する自動血圧計装置に係り、特に
所定時間ごとの血圧の記録だけではなく、当該血圧測定
時の被検体の姿勢も検出可能な自動血圧計装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動血圧計が知られている。
この自動血圧計は被検体の血圧を測定者がその都度測定
するものと異なり、図7に示すように予め不図示の腕帯
を腕に巻いておき、血圧計内のタイマ1により30分ご
と、或は1時間ごとに加圧して血圧測定手段2により血
圧を測り、それを記憶手段3で記録する構造である。こ
の自動血圧計を被検体に所定時間(例えば24時間或は
48時間)連続して取り付けておけば、測定者の手間を
要しないで、長時間の血圧の変動を知ることができる利
点がある。
この自動血圧計は被検体の血圧を測定者がその都度測定
するものと異なり、図7に示すように予め不図示の腕帯
を腕に巻いておき、血圧計内のタイマ1により30分ご
と、或は1時間ごとに加圧して血圧測定手段2により血
圧を測り、それを記憶手段3で記録する構造である。こ
の自動血圧計を被検体に所定時間(例えば24時間或は
48時間)連続して取り付けておけば、測定者の手間を
要しないで、長時間の血圧の変動を知ることができる利
点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の自
動血圧計は単に所定時間ごとに加圧して血圧を測るだけ
で血圧測定時の被検体の姿勢は考慮しないものであっ
た。ところが、血圧の数値は被検体の姿勢、例えば寝て
いる姿勢、座っている姿勢、あるいは立っている姿勢等
によって、同じ血圧値でもこの血圧値の意味が異なるこ
とが知られている。従って例えば最高血圧値が150mm
Hgであっても、被検体の姿勢によっては、診断が異なっ
てくるという問題がある。更に寝ている状態から立った
状態へ変化したとき等のように、被検体が姿勢を変えた
とき血圧が大きく変動することが知られていて、被検体
によってはその変動をチェックする必要があった。しか
し看護婦等の不足のおり、常に被検体の側にいてチェッ
クできる者がいないため、従来は測定できない状態にあ
った。
動血圧計は単に所定時間ごとに加圧して血圧を測るだけ
で血圧測定時の被検体の姿勢は考慮しないものであっ
た。ところが、血圧の数値は被検体の姿勢、例えば寝て
いる姿勢、座っている姿勢、あるいは立っている姿勢等
によって、同じ血圧値でもこの血圧値の意味が異なるこ
とが知られている。従って例えば最高血圧値が150mm
Hgであっても、被検体の姿勢によっては、診断が異なっ
てくるという問題がある。更に寝ている状態から立った
状態へ変化したとき等のように、被検体が姿勢を変えた
とき血圧が大きく変動することが知られていて、被検体
によってはその変動をチェックする必要があった。しか
し看護婦等の不足のおり、常に被検体の側にいてチェッ
クできる者がいないため、従来は測定できない状態にあ
った。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、従来の所定時間毎の血圧の測定だけではな
く、その測定時の被検体の姿勢も検出でき、しかも必要
に応じて予め設定した測定時間を経過していないときで
も、被検体が姿勢を変えればそのときにも自動的に血圧
を測定できる自動血圧装置を提供することを目的とす
る。
ものであり、従来の所定時間毎の血圧の測定だけではな
く、その測定時の被検体の姿勢も検出でき、しかも必要
に応じて予め設定した測定時間を経過していないときで
も、被検体が姿勢を変えればそのときにも自動的に血圧
を測定できる自動血圧装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自動血圧計装置は、被検体の血圧値を所定
時間毎に自動的に測定する血圧測定手段と、その測定さ
れたデ−タを記憶する記憶手段とを備えた自動血圧計装
置において、被検体に取りつけたセンサの周囲の大気圧
を計測して被検体の高さ位置を検出する検出手段と、被
検体の姿勢を、該姿勢の種類ごとに被検体の位置する高
さの範囲として予め設定し、前記検出手段により得られ
た被検体の位置する高さがこれらの範囲のいずれかに含
まれるのかを判定する判定手段とを備え、前記血圧測定
手段により被検体の血圧値を所定時間毎に測定したと
き、前記判定手段により被検体の姿勢を判断し、且つそ
のデ−タを前記記憶手段に記憶させるものである。
め、本発明の自動血圧計装置は、被検体の血圧値を所定
時間毎に自動的に測定する血圧測定手段と、その測定さ
れたデ−タを記憶する記憶手段とを備えた自動血圧計装
置において、被検体に取りつけたセンサの周囲の大気圧
を計測して被検体の高さ位置を検出する検出手段と、被
検体の姿勢を、該姿勢の種類ごとに被検体の位置する高
さの範囲として予め設定し、前記検出手段により得られ
た被検体の位置する高さがこれらの範囲のいずれかに含
まれるのかを判定する判定手段とを備え、前記血圧測定
手段により被検体の血圧値を所定時間毎に測定したと
き、前記判定手段により被検体の姿勢を判断し、且つそ
のデ−タを前記記憶手段に記憶させるものである。
【0006】また前記目的を達成するために、被検体の
血圧値を所定時間毎に自動的に測定する血圧測定手段
と、その測定されたデ−タを記憶する記憶手段とを備え
た自動血圧計装置において、被検体に取りつけたセンサ
の周囲の大気圧を常時計測して被検体の高さ位置を検出
する検出手段と、被検体の姿勢を、該姿勢の種類ごとに
被検体の位置する高さの範囲として予め設定し、前記検
出手段により得られた被検体の位置する高さがこれらの
範囲のいずれかに含まれるのかを判定する判定手段とを
備え、この判定手段により被検体の姿勢が変化したと
き、前記血圧測定手段により被検体の血圧を測定し、そ
のデ−タを前記記憶手段に記憶させてもよい。また被検
体の姿勢とは、被検体が横になっている姿勢、座ってい
る姿勢及び立っている姿勢の3種類である。
血圧値を所定時間毎に自動的に測定する血圧測定手段
と、その測定されたデ−タを記憶する記憶手段とを備え
た自動血圧計装置において、被検体に取りつけたセンサ
の周囲の大気圧を常時計測して被検体の高さ位置を検出
する検出手段と、被検体の姿勢を、該姿勢の種類ごとに
被検体の位置する高さの範囲として予め設定し、前記検
出手段により得られた被検体の位置する高さがこれらの
範囲のいずれかに含まれるのかを判定する判定手段とを
備え、この判定手段により被検体の姿勢が変化したと
き、前記血圧測定手段により被検体の血圧を測定し、そ
のデ−タを前記記憶手段に記憶させてもよい。また被検
体の姿勢とは、被検体が横になっている姿勢、座ってい
る姿勢及び立っている姿勢の3種類である。
【0007】
【作用】上記の構成からなる本発明の自動血圧計装置に
よれば、検出手段により被検体の高さ位置が常時検出さ
れており、判定手段でそのときの被検体に取り付けたセ
ンサの取り付け位置、すなわち被検体の姿勢が推定でき
る。このため従来のように血圧測定手段により所定時間
ごとに血圧を測定した時に被検体の姿勢を自動的に判定
でき、且つその姿勢を血圧値等のデ−タとともに記憶手
段に記憶できる。また所定時間が経過していなくても、
被検体の姿勢が変化したことが判定手段により判明した
ときは、すぐに血圧測定手段により血圧を測定して姿勢
の変化に伴う血圧の変動をチェックできる。このためよ
り正確な診断が可能となる。
よれば、検出手段により被検体の高さ位置が常時検出さ
れており、判定手段でそのときの被検体に取り付けたセ
ンサの取り付け位置、すなわち被検体の姿勢が推定でき
る。このため従来のように血圧測定手段により所定時間
ごとに血圧を測定した時に被検体の姿勢を自動的に判定
でき、且つその姿勢を血圧値等のデ−タとともに記憶手
段に記憶できる。また所定時間が経過していなくても、
被検体の姿勢が変化したことが判定手段により判明した
ときは、すぐに血圧測定手段により血圧を測定して姿勢
の変化に伴う血圧の変動をチェックできる。このためよ
り正確な診断が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の自動血圧計
装置の一実施例を示す構成図で、タイマ1は一定の時間
(例えば24時間或は48時間)内において予め設定し
た所定時間ごと(例えば30分或は1時間ごと)に血圧
測定手段2へ信号を送る働きをしている。また血圧測定
手段2はそのタイマ1からの出力信号に基づいて予め被
検体の腕に巻かれた腕帯にポンプからエア−を送って加
圧し、被検体の血圧を測定する。更に記憶手段3では、
その血圧の最高値・最低値・脈拍等のデ−タをIC等に
記憶させ、後でそのデ−タが取り出せるように構成され
ている。尚これらの構成は従来品と同様である。
面を参照しながら説明する。図1は本発明の自動血圧計
装置の一実施例を示す構成図で、タイマ1は一定の時間
(例えば24時間或は48時間)内において予め設定し
た所定時間ごと(例えば30分或は1時間ごと)に血圧
測定手段2へ信号を送る働きをしている。また血圧測定
手段2はそのタイマ1からの出力信号に基づいて予め被
検体の腕に巻かれた腕帯にポンプからエア−を送って加
圧し、被検体の血圧を測定する。更に記憶手段3では、
その血圧の最高値・最低値・脈拍等のデ−タをIC等に
記憶させ、後でそのデ−タが取り出せるように構成され
ている。尚これらの構成は従来品と同様である。
【0009】4は被検体に取りつけた微気圧センサによ
り高さ位置を検出する検出手段で、本出願人は先にわず
かな気圧の変化を検知できる微気圧センサを開発した
が、本発明の自動血圧計装置ではこの微気圧センサを被
検体に取りつけ、一定時間ごと(例えば1秒ごと)に当
該センサの高さ位置を大気圧に基づいて検出している。
5は判定手段で、ベットに被検体が寝た状態の高さ位置
を考慮して寝ている状態、座っている状態、立っている
状態を予め設定し、前記センサの高さ位置がこれらの範
囲のいずれの範囲内に含まれるのかを前記検出手段4で
得られたデ−タの変化を比較して判定する判定手段であ
る。
り高さ位置を検出する検出手段で、本出願人は先にわず
かな気圧の変化を検知できる微気圧センサを開発した
が、本発明の自動血圧計装置ではこの微気圧センサを被
検体に取りつけ、一定時間ごと(例えば1秒ごと)に当
該センサの高さ位置を大気圧に基づいて検出している。
5は判定手段で、ベットに被検体が寝た状態の高さ位置
を考慮して寝ている状態、座っている状態、立っている
状態を予め設定し、前記センサの高さ位置がこれらの範
囲のいずれの範囲内に含まれるのかを前記検出手段4で
得られたデ−タの変化を比較して判定する判定手段であ
る。
【0010】図2は前記実施例を具体化した外観図で、
被検体6の腹部に血圧測定手段としての自動血圧計2
と、前記微気圧センサ、検出手段4、判定手段5を内蔵
した測定装置7をベルト8で固定し、被検体6の腕には
従来と同様腕帯9を巻き、この腕帯9と自動血圧計2と
をエアホ−ス10で連結している。尚必要に応じて自動
血圧計2と測定装置7を一体型としてもよい。
被検体6の腹部に血圧測定手段としての自動血圧計2
と、前記微気圧センサ、検出手段4、判定手段5を内蔵
した測定装置7をベルト8で固定し、被検体6の腕には
従来と同様腕帯9を巻き、この腕帯9と自動血圧計2と
をエアホ−ス10で連結している。尚必要に応じて自動
血圧計2と測定装置7を一体型としてもよい。
【0011】図3はそのフロ−チャ−トである。次に、
その動作について説明する。従来と同様自動血圧計2に
内蔵されたタイマ1により所定時間ごとに出力信号を発
生し、その信号に基づいて自動血圧計内のポンプ(不図
示)からエア−ホ−ス10を介してエア−を腕帯9へ送
り被検体6の血圧を測定する(ステップ31)。そして
測定が完了すると(ステップ32)、そのデ−タを自動
血圧計内の記憶手段3に記憶されると共に(ステップ3
3)、血圧計2から測定装置7内の判定手段5にケ−ブ
ル11を介して血圧測定が終了したことを知らせる(ス
テップ34)。
その動作について説明する。従来と同様自動血圧計2に
内蔵されたタイマ1により所定時間ごとに出力信号を発
生し、その信号に基づいて自動血圧計内のポンプ(不図
示)からエア−ホ−ス10を介してエア−を腕帯9へ送
り被検体6の血圧を測定する(ステップ31)。そして
測定が完了すると(ステップ32)、そのデ−タを自動
血圧計内の記憶手段3に記憶されると共に(ステップ3
3)、血圧計2から測定装置7内の判定手段5にケ−ブ
ル11を介して血圧測定が終了したことを知らせる(ス
テップ34)。
【0012】一方、検出手段4では微気圧センサによっ
て所定時間ごとのセンサの高さ位置を検出していて常時
判定手段5にその検出結果を出力しているので、判定手
段5では前記血圧測定が終了した信号を受領次第、その
時点のセンサの高さ位置から予めメモリされたデ−タを
比較して被検体に取りつけたセンサの高さ位置を推定
し、その位置から現在被検体が寝ているか、座っている
か、立っているかを判定してその結果を記憶手段3に入
力されるものである。本実施例によれば、従来の所定時
間ごとの血圧値だけではなく、その測定値の被検体の状
態を合わせて知ることができ、正確な診断をする際の貴
重な資料となる。
て所定時間ごとのセンサの高さ位置を検出していて常時
判定手段5にその検出結果を出力しているので、判定手
段5では前記血圧測定が終了した信号を受領次第、その
時点のセンサの高さ位置から予めメモリされたデ−タを
比較して被検体に取りつけたセンサの高さ位置を推定
し、その位置から現在被検体が寝ているか、座っている
か、立っているかを判定してその結果を記憶手段3に入
力されるものである。本実施例によれば、従来の所定時
間ごとの血圧値だけではなく、その測定値の被検体の状
態を合わせて知ることができ、正確な診断をする際の貴
重な資料となる。
【0013】図4は本発明の自動血圧計の第2実施例を
示す構成図で、タイマによって予め設定された時間外で
あっても、被検体が寝ている状態から座ったとき、或は
立っている状態から寝たとき等姿勢を変えたことを判定
手段5で検知したときは、該判定手段5からの信号によ
り血圧測定手段2で血圧を測定するものである。図5は
そのフローチャートで、電源がONにした後(ステップ
51)、被検体の姿勢が寝った状態から座った状態等変
化したと判定手段5によって判定されると(ステップ5
2)、被検体6の血圧を測定する(ステップ53)。そ
して測定が終了すると(ステップ54)、そのデ−タを
自動血圧計内の記憶手段3に記憶される(ステップ5
5)。そして測定が終了する(ステップ56)。本実施
例によれば従来検出が極めて困難で、かつ被検体によっ
ては重要なデ−タとなる姿勢を変えたときの血圧の変動
をチェックできる利点がある。図6は腹部の疾病や重病
患者のように自動血圧計2や測定装置7を被検体の身体
に固定できない場合で、スタンド12に血圧計等を吊り
下げて被験者の負担を軽減したものである。尚この場
合、被検体の姿勢が変化したときに血圧が測定できるよ
うに微気圧センサ、検出手段4、判定手段5は腕帯9に
設けることを可とする。
示す構成図で、タイマによって予め設定された時間外で
あっても、被検体が寝ている状態から座ったとき、或は
立っている状態から寝たとき等姿勢を変えたことを判定
手段5で検知したときは、該判定手段5からの信号によ
り血圧測定手段2で血圧を測定するものである。図5は
そのフローチャートで、電源がONにした後(ステップ
51)、被検体の姿勢が寝った状態から座った状態等変
化したと判定手段5によって判定されると(ステップ5
2)、被検体6の血圧を測定する(ステップ53)。そ
して測定が終了すると(ステップ54)、そのデ−タを
自動血圧計内の記憶手段3に記憶される(ステップ5
5)。そして測定が終了する(ステップ56)。本実施
例によれば従来検出が極めて困難で、かつ被検体によっ
ては重要なデ−タとなる姿勢を変えたときの血圧の変動
をチェックできる利点がある。図6は腹部の疾病や重病
患者のように自動血圧計2や測定装置7を被検体の身体
に固定できない場合で、スタンド12に血圧計等を吊り
下げて被験者の負担を軽減したものである。尚この場
合、被検体の姿勢が変化したときに血圧が測定できるよ
うに微気圧センサ、検出手段4、判定手段5は腕帯9に
設けることを可とする。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記に説明したように、従来の
自動血圧計に被検体の高さ位置を検出する検出手段と、
被検体の姿勢の種類ごとに予め被検体の位置する高さの
範囲を設定して、前記検出手段により得られた高さ位置
から被検体の姿勢を推定することにより、所定時間ごと
の血圧値の測定に加えて、その測定時における被験者の
姿勢を検出できる。このためより正確な診断が可能にな
る利点がある。また予め設定した血圧測定の時間外であ
っても、被検体が姿勢を変えたことを検出したときは、
自動血圧計に信号を送りその時点の血圧を測定するよう
にしたので、例えば被検体が寝た状態から急に立ったと
きに生じるめまいなどを事前にチェックできる利点があ
る。
自動血圧計に被検体の高さ位置を検出する検出手段と、
被検体の姿勢の種類ごとに予め被検体の位置する高さの
範囲を設定して、前記検出手段により得られた高さ位置
から被検体の姿勢を推定することにより、所定時間ごと
の血圧値の測定に加えて、その測定時における被験者の
姿勢を検出できる。このためより正確な診断が可能にな
る利点がある。また予め設定した血圧測定の時間外であ
っても、被検体が姿勢を変えたことを検出したときは、
自動血圧計に信号を送りその時点の血圧を測定するよう
にしたので、例えば被検体が寝た状態から急に立ったと
きに生じるめまいなどを事前にチェックできる利点があ
る。
【図1】図1は本発明の自動血圧計装置の第1実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】図2は上記第1実施例の外観図である。
【図3】図3は上記第1実施例のフロ−チャ−トであ
る。
る。
【図4】図4は本発明の自動血圧計装置の第2実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図5】図5は上記第2実施例のフロ−チャ−トであ
る。
る。
【図6】図6は他の実施例の外観図である。
【図7】図7は従来の自動血圧計装置を示す構成図であ
る。
る。
1 タイマ 2 血圧測定手段 3 記憶手段 4 検出手段 5 判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺岡 誠 神奈川県川崎市高津区溝口578番地 東信 電気株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】被検体の血圧値を所定時間毎に自動的に測
定する血圧測定手段と、その測定されたデ−タを記憶す
る記憶手段とを備えた自動血圧計装置において、 被検体に取りつけたセンサの周囲の大気圧を計測して被
検体の高さ位置を検出する検出手段と、 被検体の姿勢を、該姿勢の種類ごとに被検体の位置する
高さの範囲として予め設定し、前記検出手段により得ら
れた被検体の位置する高さがこれらの範囲のいずれかに
含まれるのかを判定する判定手段とを備え、 前記血圧測定手段により被検体の血圧値を所定時間毎に
測定したとき、前記判定手段により被検体の姿勢を判断
し、且つそのデ−タを前記記憶手段に記憶させることを
特徴とする自動血圧計装置。 - 【請求項2】被検体の血圧値を所定時間毎に自動的に測
定する血圧測定手段と、その測定されたデ−タを記憶す
る記憶手段とを備えた自動血圧計装置において、 被検体に取りつけたセンサの周囲の大気圧を常時計測し
て被検体の高さ位置を検出する検出手段と、 被検体の姿勢を、該姿勢の種類ごとに被検体の位置する
高さの範囲として予め設定し、前記検出手段により得ら
れた被検体の位置する高さがこれらの範囲のいずれかに
含まれるのかを判定する判定手段とを備え、 この判定手段により被検体の姿勢が変化したとき、前記
血圧測定手段により被検体の血圧を測定し、そのデ−タ
を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする自動血圧
計装置。 - 【請求項3】被検体の姿勢とは、横になっている姿勢、
座っている姿勢及び立っている姿勢の3種類であること
を特徴とする請求項1または2記載の自動血圧計装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6031928A JPH07213497A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 自動血圧計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6031928A JPH07213497A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 自動血圧計装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07213497A true JPH07213497A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12344642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6031928A Pending JPH07213497A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | 自動血圧計装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07213497A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101102154B1 (ko) * | 2005-06-14 | 2012-01-02 | 마이크로라이프 인터렉츄얼 프라퍼티 게엠베하 | 혈압 측정 장치 및 혈압 측정 장치를 동작시키는 방법 |
-
1994
- 1994-02-02 JP JP6031928A patent/JPH07213497A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101102154B1 (ko) * | 2005-06-14 | 2012-01-02 | 마이크로라이프 인터렉츄얼 프라퍼티 게엠베하 | 혈압 측정 장치 및 혈압 측정 장치를 동작시키는 방법 |
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