JPH07212505A - 電話ループに電源を接続する回路 - Google Patents

電話ループに電源を接続する回路

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JPH07212505A
JPH07212505A JP6335320A JP33532094A JPH07212505A JP H07212505 A JPH07212505 A JP H07212505A JP 6335320 A JP6335320 A JP 6335320A JP 33532094 A JP33532094 A JP 33532094A JP H07212505 A JPH07212505 A JP H07212505A
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differential amplifier
winding
circuit
terminal
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Application number
JP6335320A
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English (en)
Inventor
Joseph H Condon
エイチ.コンドン ジョセフ
Gabriel L Miller
エル.ミラー ガブリエル
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AT&T Corp
Original Assignee
American Telephone and Telegraph Co Inc
AT&T Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/001Current supply source at the exchanger providing current to substations
    • H04M19/003Arrangements for compensation of the DC flux in line transformers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話線カード用の低価格の電池給電を実現す
る。 【構成】 3巻線変圧器の2つの巻線のそれぞれが、電
話ループのそれぞれの側に負荷抵抗と直列に接続され
る。第1の増幅器回路は、各負荷抵抗の両端の電圧をセ
ンスするために接続され、電話線の送信信号成分を含め
て、電話線内の全電流の関数である電圧を出力する。第
2の増幅器回路の入力は、第1増幅器の出力に接続さ
れ、かつ、電話線に送られる受信信号も受ける。第2増
幅器の出力は、変圧器の第3巻線に接続され、それによ
って、受信信号を電話線に送り、電話線の電流に比例し
た電流で第3巻線を駆動する。その結果、第2増幅器回
路は、補助巻線を使用せずに、自動磁束相殺作用を有す
ることになる。第2増幅器は、電話ループによって提供
される入力インピーダンスを調節するために、信号成分
を再び電池給電回路の入力にも接続してフィードバック
を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話線カードに関し、
特に、電話線に電力を供給するために直列変圧器を使用
する電話線カードに関する。
【0002】
【従来の技術】電話線に信号および電力を供給するため
に使用された方法で最も早くから最も広く使用されてい
るものの1つは、分離巻線変圧器を利用するものであ
る。これは、ダブリュ.シネマ(W. Sinnema)、ティ.マ
クガヴァン(T. McGovern)共著の教科書「ディジタル、
アナログ、およびデータ通信:リソースブック(Digita
l,Analog, and Data Communications: A Resource Boo
k)」、プレンティス・ホール(1986年)に記載され
ている。そのような回路では、変圧器は、DC電力を供
給し、かつ、AC(音声)信号を加入者線との間でやり
とりする。この方式は非常に成功したが、大きい変圧器
を必要とした。その理由は、約1ヘンリーの巻線インダ
クタンスが使用されたが、DCループ電流は100mA
にもなる可能性があったためである。その結果、磁束
は、非常に大きい磁気コアでなければ飽和してしまうも
のであった。次の改良は、変圧器に、補助的な磁束相殺
巻線を利用するものであった。この補助巻線に電流を通
すことによって、コアは飽和を免れた。
【0003】変圧器を使用した回路の開発と並行して、
変圧器のない純粋な電子回路も考案され、今日では広く
使用されている。しかし、変圧器のない電子回路は最も
費用効率の良いものであるとはされていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】周知のように、変圧器
結合系は、低周波端では、磁化インダクタンスおよび付
随するL/R比によって制限される。ただし、Lは磁化
インダクタンスであり、Rは付随する抵抗である。大き
いL/R比が好ましいが、上記のように、大きいインダ
クタンスは高価であるのみならず変圧器コアの飽和を引
き起こす。本発明の発明者は、高いL/R比は、Rの値
が十分に小さければ、非常に少ない巻数(従って低いイ
ンダクタンス)を使用した場合にも得られることに注目
した。本発明は、電話線回路内の高インピーダンスにつ
ながる大きいインダクタンスを入れるよりも、短絡につ
ながる小さいインダクタンスを入れるほうが好ましいと
いう結論に基づくものであり、さらに、磁束相殺は、変
圧器に補助巻線を必要とせずに実現される。
【0005】
【課題を解決するための手段】電話線カード用の低価格
の電池給電は本発明によって実現される。3巻線変圧器
の2つの巻線のそれぞれが、電話ループのそれぞれの側
に負荷抵抗と直列に接続される。第1の増幅器回路は、
各負荷抵抗の両端の電圧をセンスするために接続され、
電話線の送信信号成分を含めて、電話線内の全電流の関
数である電圧を出力する。第2の増幅器回路の入力は、
第1増幅器の出力に接続され、かつ、電話線に送られる
受信信号も受ける。第2増幅器の出力は、変圧器の第3
巻線に接続され、それによって、受信信号を電話線に送
り、電話線の電流に比例した電流で第3巻線を駆動す
る。その結果、第2増幅器回路は、補助巻線を使用せず
に、自動磁束相殺作用を有することになる。
【0006】本発明の1つの特徴によれば、第2増幅器
は、電話ループによって提供される入力インピーダンス
を調節するために、信号成分を再び電池給電回路の入力
にも接続してフィードバックを構成している。
【0007】本発明の一実施例では、第2増幅器の作用
は、トランジスタを駆動し、さらに、変圧器の第3巻線
を駆動する低価格の差動増幅器によって提供される。
【0008】本発明のもう1つの実施例では、第3の増
幅器を使用してDCおよび低周波成分に対して第1増幅
器の出力をゼロに保持する積分器回路配置を構成するこ
とによって、第1増幅器回路からさらに高いレベルの信
号成分の出力が得られる。その結果、電源電圧によって
増幅器に課される限界に信号が到達する前に、所望の出
力信号は非常に大きくなることが可能であるため、差動
増幅器の利得を増大させることができる。
【0009】本発明のさらにもう1つの実施例では、定
電流電源によって電話ループに電力を供給することによ
って、電池給電回路の電力消費は減少し、チップ−リン
グ短絡に対する保護が実現される。
【0010】
【実施例】図1において、グランドからの電流は低イン
ダクタンス3巻線変圧器の巻線121を通って抵抗10
2および103の接合点へ流れる。抵抗102(詳細は
後述)は数百オームのオーダーであり、抵抗103およ
び抵抗104〜106は抵抗102の値の約100倍で
ある。従って、巻線121からのほとんどすべての電流
は抵抗102を通り、端子141を経由して、ループ1
43から受話器のチップ側へ流れる。この電話ループ1
43の電流は受話器のリング側から端子142を経由し
て抵抗101と106の接合点へ流れる。抵抗101は
概して抵抗102の値と等しく、抵抗103〜106は
大体相等しい。電話ループ143からの電流は抵抗10
1を通りさらに低インダクタンス3巻線変圧器の第2巻
線122を通って端子128へ流れる。通常、端子12
8は−48ボルトの電源に接続される。
【0011】抵抗103および105は、抵抗102お
よび電話ループ143によって与えられる負荷の両端に
直列に接続される。同様に、抵抗104および106
は、電話ループ143および抵抗101の両端に直列に
接続される。抵抗103と105の接合点は差動増幅器
124の(+)入力に接続され、抵抗104と106の
接合点は増幅器124の(−)入力に接続される。抵抗
107は、増幅器124内の素子の変動による変化が起
こらないように負のフィードバックによる安定化を行う
ため、増幅器124の出力から(−)入力に標準的なフ
ィードバック配置で接続され、抵抗108は、値は抵抗
107と等しく、増幅器124に平衡入力インピーダン
スを与えるために、増幅器124の(+)入力とグラン
ドの間に接続される。増幅器124の出力は、出力端子
151に、電話ループ143からの送信信号を出力す
る。増幅器124および後述するその他の増幅器は動作
するための電源を必要とするが、それらの電源は、図を
明瞭にするために図中には明示していない。
【0012】従来の多くの電池給電回路では、抵抗10
3および106は存在せず、対応する増幅器の出力はチ
ップ−リング間の電位差に比例する電圧である。このチ
ップ−リング間の電圧は、ループ抵抗および給電抵抗1
02および101の値に依存して、48ボルトからほと
んど0までの任意のDC電圧を有する。これに重ね合わ
せられて、一般に約1mAまたはそれよりずっと小さい
電流に相当する必要な小さいAC信号が負荷抵抗に流れ
る。
【0013】本発明では、抵抗103および106の追
加によって、当業者には「ねじれブリッジ」として知ら
れているものを形成した。本発明の配置を試験したとこ
ろ、差動増幅器124の出力は、電話ループ143を流
れる全電流ならびに抵抗102および101の値に比例
する電圧である。増幅器の出力は電話ループ143によ
って与えられる負荷の両端の電圧降下とは独立である。
この事実は、ループの両端の電圧降下は差動増幅器12
4の(+)および(−)の両方の入力に等しく寄与し、
従って、電話ループの両端の電圧降下の効果は増幅器で
は相殺される、という観察から直感的に理解される。
【0014】数十年もの間、端子128に加えられる電
話ループ電池電圧は−48ボルトとされ、最小ループ電
流は20mAとされている。このことは、全DCループ
抵抗は、抵抗102および101を含めて、最大で24
00オームを超えることはできないことを意味する。ま
た、通常実際に使用される最長のループは約2000オ
ームのものであり、この長さは主に減衰およびフィルタ
リングの点から設定されている。このことは、最も簡単
な方法を採る場合、すなわち、チップおよびリングに給
電するために2個の給電抵抗101および102を使用
する場合、最長のループに適合するためにはこれらの抵
抗はそれぞれ200オーム以下でなければならない。し
かし、ループが非常に短い場合、給電抵抗102および
101のそのような低い値によって、DCループ電流が
約80mA以上のオーダーというように非常に高くなる
可能性がある。この電流はすべて必然的に巻線121お
よび122(直列接続)に流れ、従って、電流は変圧器
のコアを飽和することにつながる。
【0015】上記のように、増幅器124の出力電圧は
ループ143内の電流に比例する。この出力電圧は、抵
抗117を通じて差動増幅器125の(+)入力に加え
られる。増幅器125の(−)入力は、直列の抵抗11
3と114の接合点に接続され、さらにこれらの抵抗は
端子127の負の電圧源とグランドの間に接続されてい
るということから、増幅器125の(−)入力には小さ
い負の電圧が加えられる。増幅器125の出力は抵抗1
12を通じてNPNトランジスタ126のベース入力
に、および、抵抗110に接続される。抵抗110の他
端は、端子127の負の電圧源に接続される。トランジ
スタ126のコレクタと増幅器125の(+)入力の間
に接続された抵抗111は負のフィードバック安定化を
与える。トランジスタ126のエミッタは端子127の
負の電圧源に接続され、コレクタは、低インダクタンス
3巻線変圧器の第3巻線123の一端に接続される。こ
の巻線123の他端は抵抗109を通じてグランドに接
続される。その結果、増幅器125の(−)入力の小さ
い負の電圧によって、トランジスタ126は導通させら
れ、定常電流が巻線123に流れる。この定常電流の結
果、受話器がオンフックでループが開いているときで
も、AC信号が変圧器を通じてループ143に送られる
ことが可能となる。
【0016】巻線123に流れるトランジスタ126の
コレクタ電流によって故意に生成される起磁力が、巻線
121および122に流れるループ電流による起磁力を
差し引くように、すなわち、巻線123のこの電流が磁
束相殺効果を生じるように、巻線はそろえられる。さら
に、この磁束相殺の大きさは、増幅器124の出力電圧
(これは、上記のように、これ自体、ループ電流に正比
例する)に追従するように単にこのコレクタ電流をサー
ボ制御することによって一定にかつ自動的に調節され
る。
【0017】増幅器124の出力は、キャパシタ131
を通じて増幅器125の(−)入力にも接続され、これ
によって、電話ループに現れる動的電源インピーダンス
を600オームに高めるように、巻線121および12
2を駆動するフィードバック配置を与える。このような
フィードバックがないと、電源インピーダンス(ただ
し、抵抗102および101はそれぞれ200オームに
等しい)は400オームに等しくなり、要求される60
0オームに等しくはならない。
【0018】受信端子152の信号は、抵抗115およ
び116からなる分圧網を通り、キャパシタ132を通
って増幅器125の(+)入力に送られる。その結果、
この信号は非常に低い電源インピーダンスを通じて巻線
123に送られ、これによって電源ループ143に送ら
れる。
【0019】長いループを駆動する必要がないようない
くつかの場合がある。1つの例は、加入者ループキャリ
ア(SLC)システムの場合である。この場合、ループ
は短いことが多く、さらに、オンフックおよびオフフッ
クの両方の電力散逸の最小化が非常に重要になる。この
ような状況には、図2に示した電池給電回路によって対
処することができる。
【0020】図2の回路において、10の位および1の
位が図1のものと同一であるような参照番号を有する要
素はすべて図1の対応する要素と類似の作用を実行する
ので、その動作の説明は繰り返す必要はない。しかし、
最短のループの場合の電流放出を縮小するため、給電抵
抗202および201の値はそれぞれ約500オームに
引き上げられる。このため、さらに、増幅器224から
巻線223へのフィードバックの位相を180°シフト
して、抵抗202および201に対する差し引き効果を
生じさせ、600オームの動的入力インピーダンスを維
持する。これは、キャパシタ131(図1)を除去し、
抵抗116(図1)をグランドに接続する代わりに、増
幅器224の出力とキャパシタ232の間に抵抗216
を接続することによって実現される。さらに、若干の利
得の変化と、変圧器の巻数比の減少とによって、図2の
回路が得られる。
【0021】変圧器226で設定される定常電流によっ
て、許容できないほどの高い電力消費がある場合、増幅
器225を十分な駆動能力を有するものにアップグレー
ドして、その出力を変圧器の第3巻線に直接接続するこ
とができるようにすることも可能である。このタイプの
回路を図3に示す。図3は、トランジスタ226が省略
され、増幅器325の出力が巻線323に直接接続され
ていることを除いては、図2の回路と非常に類似してい
る。この図でもまた、10の位および1の位が図1の要
素と同一であるような参照番号を有する要素はすべて図
1の対応する要素と類似の作用を実行するので、その動
作の説明は繰り返す必要はない。しかし、注意すべき点
であるが、増幅器325の(−)入力と(+)入力は図
2に示したものに対して交換されている。これは、前に
トランジスタ226によって与えられた180°位相シ
フトが存在しなくなったためである。その結果、定常電
流は大幅に減少し、オンフック電力散逸を非常に低くす
ることができる。
【0022】図1〜図3の回路では、DCループ電流お
よび音響信号の両方に対するトランスインピーダンスは
等しく、その値は、場合によっては必要とされるものよ
りずっと低いことがある。もちろん、増幅器324に追
従するAC結合増幅器によって、さらに高い利得が与え
られる。高いトランスインピーダンスを実現する特に重
要で新しい方法を図4に示す。この図で、10の位およ
び1の位が図3のものと同一であるような参照番号を有
する要素はすべて図3の対応する要素と類似の作用を実
行する。
【0023】図4において、増幅器424の出力の平均
DC出力電圧は、抵抗412、増幅器426およびキャ
パシタ433からなる積分器回路の作用によってグラン
ドに保持される。積分器の素子の値は、送信端氏151
に送信される情報に不要な低周波信号(DCを含む)が
増幅器426の入力に送られるように選択される。情報
が音声である場合、積分器回路の通過帯域は約100H
zに設定することができる。増幅器426の出力は抵抗
418を通じて増幅器424の(+)入力に接続され
る。増幅器424のDC出力があると、積分器は、増幅
器424の(+)入力における電圧を変化させることに
よってその出力をゼロに戻す。抵抗418の値は、並列
な抵抗419および420の値と等しく選択され、それ
によって、等しい入力インピーダンスを保証する。増幅
器424の出力から積分器回路によってDC成分が抽出
されるため、増幅器回路全体は高周波通過回路となり、
増幅器424の出力における音声信号成分は、増幅器へ
の電源によって与えられる電圧の全範囲を振動すること
が可能となる。その結果、増幅器424の利得は図3の
増幅器324の利得に比べて増大し、送信端子151に
おいてはより大きな音声信号成分が利用可能となる。
【0024】図4では、増幅器426の出力における端
子153から、ループ電流を表す電圧が利用可能であ
る。抵抗417は、巻線423において所望量の磁束相
殺を実現するために、この出力を増幅器425の(−)
入力に接続する。さらに、増幅器424の出力はDCで
ゼロにクランプされるため、図4では、図3のキャパシ
タ332に相当するキャパシタはもはや不要である。従
って、受信入力152は、抵抗415を通じて増幅器4
25の(−)入力に直接接続される。
【0025】抵抗的に供給されるすべての電池給電回路
と同様に、チップ−リング短絡あるいはリング−グラン
ド短絡から生じる潜在的な問題が存在する。上記の回路
では、過大ループ電流を検出するために、ループ電流を
表す電圧をセンスすることが可能であり、電池給電回路
をラインから切断するためにリングリレー(図示せず)
を使用することが可能である。さらに、給電抵抗が高電
力抵抗である場合、簡単な直列接続バイメタルストリッ
プを給電抵抗の後方に追加するというような技術も使用
可能である。最後に、図5および図6に示される新しい
配置で提供されるオプションがある。これらの図では、
電池給電全体は定電流源によって提供される。定電流で
動作することにより、すべてのチップ−リング短絡ある
いはリング−グランド短絡の問題点を自動的に解決する
のみならず、短いループで大幅なオフフック電力節約が
可能となる。
【0026】図5は、図6の上に配置し、各図のライン
541および542を接続することによって、電池給電
線回路の回路図となる。ただし、図3の端子128を通
じて与えられる電池給電は、図6では定電流源に置き換
えられている。図5において、10の位および1の位が
図3の要素と同一であるような参照番号を有する要素は
すべて図3の対応する要素と同等の作用を実行するの
で、その動作の説明は繰り返す必要はない。
【0027】上記のように、増幅器524の出力におけ
る電圧は、電話ループ143の電流に比例する。例え
ば、ループにおける最小電流が20mAであり、増幅器
524を含む増幅器回路のトランスインピーダンスが8
0オームである場合、1.6ボルトのDC電圧がライン
542に現れる。このライン542は、増幅器524の
出力に接続される。図6において、抵抗607および6
06は、グランドと端子605の間に直列に接続され
る。端子605には、正電圧源が接続される。抵抗60
6と607の接合点は、抵抗608を通じて、演算増幅
器609の(+)入力に接続される。抵抗606および
607の値は、ライン541の所望の電流に相当するラ
イン542の電位の値に等しい電位が増幅器609の
(+)入力に現れるように選択される。増幅器609の
出力は、抵抗611を通じてPNPトランジスタ612
のエミッタに接続される。トランジスタ612のベース
はグランドに接続され、コレクタは、金属酸化物半導体
電界効果トランジスタ(MOSFET)603のゲート
に直接接続され、また、抵抗613を通じて端子628
に接続される。端子628には負電位を接続することが
できる。MOSFET603のドレインはライン541
に直接接続され、ソースは端子628に接続される。増
幅器609の(+)入力における正電位によって、トラ
ンジスタ612は導通し、MOSFET603をターン
オンすることにより、ライン541からの電流が端子6
28に向かう。
【0028】抵抗614とキャパシタ615の直列結合
からなるローパスフィルタがライン542とグランドの
間に接続される。ライン542に生成されるDC成分
は、抵抗614とキャパシタ615の接合点に現れ、増
幅器609の(−)入力に送られる。ライン541の電
流が所望のレベルに到達すると、増幅器609の(−)
入力における電位は、(+)入力に与えられる電位と一
致し、全フィードバックループがバランスした後、ルー
プ電流が一定に保持される。さらに、3巻線変圧器コア
における正味のDC磁束は常に正確にゼロである。
【0029】ライン541はまた、キャパシタ604を
通じて増幅器609の(+)入力に接続される。キャパ
シタ604の値は、MOSFET603のドレインにお
ける音響インピーダンスがキャパシタ604を通じて増
幅器609の(+)入力への急速なACフィードバック
によって急速に低くなるように、抵抗606および60
7の値とともに選択される。これによって、システムの
全音響性能(電話帯域内での)は擾乱を受けず、前述の
図3のように正確に動作することが保証される。DC、
および、素子604、606および607によって設定
される時定数によって決まる周波数までは、MOSFE
T603のドレインは定電流源のように動作する。
【0030】ライン541の正電圧スパイクをグランド
へバイパスするために、ダイオード601のアノードは
ライン541に接続され、カソードはグランドに接続さ
れる。同様に、ダイオード602のカソードはライン5
41に接続され、アノードは端子628に接続され、ラ
イン541の負電圧スパイクを負電圧源に送る。MOS
FET603のソースとゲートの間にかかる電圧を制限
するために、ツェナーダイオード610のカソードはM
OSFET603のゲートに接続され、アノードはMO
SFET603のソースに接続される。
【0031】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、変
圧器に補助巻線を必要とせずに磁束相殺を実現し、電話
線カード用の低価格の電池給電が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成される電話線カード回路用
の電池給電回路の概略図である。
【図2】本発明によって構成される電話線カード回路用
の電池給電回路の概略図である。
【図3】本発明によって構成される電話線カード回路用
の電池給電回路の概略図である。
【図4】本発明によって構成される電話線カード回路用
の電池給電回路の概略図である。
【図5】図5の下に図6をつないだ場合に、本発明によ
って構成される電話線カード回路用の電池給電回路の概
略を示す図である。
【図6】図5の下に図6をつないだ場合に、本発明によ
って構成される電話線カード回路用の電池給電回路の概
略を示す図である。
【符号の説明】
101 抵抗 102 抵抗 103 抵抗 104 抵抗 105 抵抗 106 抵抗 107 抵抗 108 抵抗 109 抵抗 110 抵抗 111 抵抗 112 抵抗 113 抵抗 114 抵抗 115 抵抗 116 抵抗 117 抵抗 121 第1巻線 122 第2巻線 123 第3巻線 124 差動増幅器 125 差動増幅器 126 NPNトランジスタ 127 端子 128 端子 131 キャパシタ 132 キャパシタ 141 端子 142 端子 143 ループ 151 送信端子 152 受信端子 153 端子 201 抵抗 202 抵抗 203 抵抗 204 抵抗 205 抵抗 206 抵抗 207 抵抗 208 抵抗 209 抵抗 210 抵抗 211 抵抗 212 抵抗 213 抵抗 214 抵抗 215 抵抗 216 抵抗 217 抵抗 221 第1巻線 222 第2巻線 223 第3巻線 224 差動増幅器 225 差動増幅器 226 NPNトランジスタ 227 端子 228 端子 232 キャパシタ 301 抵抗 302 抵抗 303 抵抗 304 抵抗 305 抵抗 306 抵抗 307 抵抗 308 抵抗 309 抵抗 311 抵抗 314 抵抗 315 抵抗 316 抵抗 317 抵抗 321 第1巻線 322 第2巻線 323 第3巻線 324 差動増幅器 325 差動増幅器 332 キャパシタ 401 抵抗 402 抵抗 403 抵抗 404 抵抗 405 抵抗 406 抵抗 409 抵抗 411 抵抗 412 抵抗 414 抵抗 415 抵抗 416 抵抗 417 抵抗 418 抵抗 419 抵抗 420 抵抗 421 第1巻線 422 第2巻線 423 第3巻線 424 差動増幅器 425 差動増幅器 426 差動増幅器 433 キャパシタ 501 抵抗 502 抵抗 503 抵抗 504 抵抗 505 抵抗 506 抵抗 507 抵抗 508 抵抗 509 抵抗 511 抵抗 514 抵抗 515 抵抗 516 抵抗 517 抵抗 521 第1巻線 522 第2巻線 523 第3巻線 524 差動増幅器 525 差動増幅器 532 キャパシタ 601 ダイオード 602 ダイオード 603 MOSFET 604 キャパシタ 605 端子 606 抵抗 607 抵抗 609 演算増幅器 610 ツェナーダイオード 611 抵抗 612 PNPトランジスタ 613 抵抗 614 抵抗 615 キャパシタ 628 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガブリエル エル.ミラー アメリカ合衆国、07090 ニュージャージ ー、ウエストフィールド、ブールバード 614

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源を電話ループ(143)に接続
    し、その電話ループを回路出力(151)および回路入
    力(152)に接続する回路において、 第1および第2の給電抵抗(101、102)と、 前記第1給電抵抗と前記第2給電抵抗の間に直列に前記
    電話ループを接続する手段(141、142)と、 一方の端子が前記第1給電抵抗に接続され他方の端子が
    前記外部電源の一方の極性に接続された第1の巻線と、
    一方の端子が前記第2給電抵抗に接続され他方の端子が
    前記外部電源の他方の極性に接続された第2の巻線と、
    第3の巻線とからなる変圧器(121、122、12
    3)と、 前記第1および第2の給電抵抗の両端に生じた電圧に応
    答して、前記電話ループの電流に比例する出力電圧を生
    成する第1の増幅手段(124)と、 前記第1増幅手段の出力を前記回路出力に接続する手段
    と、 前記第1増幅手段の出力を前記第3巻線に接続する第2
    増幅手段(125、126)と、 前記回路入力を前記第2増幅手段に接続する手段とから
    なることを特徴とする回路。
  2. 【請求項2】 前記第2増幅手段は、 正入力および負入力ならびに出力を有する差動増幅器
    (125)と、 ベース電極、エミッタ電極およびコレクタ電極を有する
    トランジスタ(126)と、 前記エミッタ電極および前記コレクタ電極を前記第3巻
    線および外部電源と直列に接続する手段と、 前記差動増幅器の出力を前記ベース電極に接続する手段
    と、 前記差動増幅器の正入力を前記第1増幅手段の出力にD
    C結合する手段とを含むことを特徴とする請求項1の回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第2増幅手段は、前記第1増幅手段
    の出力における信号を前記差動増幅器の負入力に送るキ
    ャパシタ手段(131)をさらに有することを特徴とす
    る請求項2の回路。
  4. 【請求項4】 前記回路入力を前記第2増幅手段に接続
    する手段は、前記第1増幅手段の出力からのAC信号を
    前記差動増幅器の正入力に送る手段を含むことを特徴と
    する請求項2の回路。
  5. 【請求項5】 前記第2増幅手段は、 正入力および負入力ならびに出力を有する差動増幅器
    と、 前記第1増幅手段の出力を前記差動増幅器の負入力にD
    C結合する手段と、 前記差動増幅器の出力を前記第3巻線の一方の端子に直
    接接続する手段と、 前記第3巻線の他方の端子をグランド電位に接続する手
    段とを含むことを特徴とする請求項1の回路。
  6. 【請求項6】 前記第1増幅手段は、 2個の入力を有する差動増幅器と、 2個の直列に接続されたほぼ等しい抵抗をそれぞれ有す
    る第1および第2の抵抗性分圧器と、 前記第1抵抗成分圧器を前記第1給電抵抗および前記電
    話ループの両端に接続する手段と、 前記第2抵抗成分圧器を前記電話ループおよび前記第2
    給電抵抗の両端に接続する手段と、 前記第1抵抗成分圧器内のほぼ等しい抵抗の間の接合点
    を前記差動増幅器の一方の入力に接続する手段と、 前記第2抵抗成分圧器内のほぼ等しい抵抗の間の接合点
    を前記差動増幅器の他方の入力に接続する手段とを含む
    ことを特徴とする請求項1の回路。
  7. 【請求項7】 前記第1増幅手段は、 それぞれ正入力および負入力ならびに出力を有する第1
    および第2の差動増幅器(424、426)と、 前記第1差動増幅器の正入力および負入力を前記第1お
    よび第2の給電抵抗の両端に接続する手段と、 一方の端子が前記第2差動増幅器の負入力に接続され、
    他方の端子が前記第2差動増幅器の出力に接続されたキ
    ャパシタ(433)と、 一端が前記第2差動増幅器の負入力に接続され他端が前
    記第1差動増幅器の出力に接続された抵抗(412)
    と、 前記第2差動増幅器の出力を前記第1差動増幅器の正入
    力にDC結合して負帰還配置を形成することにより、前
    記第1差動増幅器の出力をほとんどゼロのDC電圧にク
    ランプする手段と、 前記第1および第2の差動増幅器の出力を前記第2増幅
    手段に接続する手段とを含み、 前記第1増幅手段の出力を前記回路出力に接続する手段
    は、前記第1差動増幅器の出力に接続されていることを
    特徴とする請求項1の回路。
  8. 【請求項8】 前記第1差動増幅器の正入力および負入
    力を前記第1および第2の給電抵抗の両端に接続する手
    段は、 2個の直列に接続されたほぼ等しい抵抗をそれぞれ有す
    る第1および第2の抵抗性分圧器と、 前記第1抵抗成分圧器を前記第1給電抵抗および前記電
    話ループの両端に接続する手段と、 前記第2抵抗成分圧器を前記電話ループおよび前記第2
    給電抵抗の両端に接続する手段と、 前記第1抵抗成分圧器内のほぼ等しい抵抗の間の接合点
    を前記第1差動増幅器の負入力に接続する手段と、 前記第2抵抗成分圧器内のほぼ等しい抵抗の間の接合点
    を前記第1差動増幅器の正入力に接続する手段とを含む
    ことを特徴とする請求項7の回路。
  9. 【請求項9】 DC電流を外部電源から電話ループ(1
    43)に供給し、その電話ループからの信号を送信出力
    (151)に送り、その電話ループへの信号を受信入力
    (152)から受信する回路において、 第1および第2の給電抵抗(501、502)と、 前記第1給電抵抗と前記第2給電抵抗の間に直列に前記
    電話ループを接続する手段(141、142)と、 一方の端子が前記第1給電抵抗に接続され他方の端子が
    前記外部電源の一方の極性に接続された第1の巻線と、
    一方の端子が前記第2給電抵抗に接続された第2の巻線
    と、第3の巻線とからなる変圧器(521、522、5
    23)と、 前記第1および第2の給電抵抗の両端に生じた電圧に応
    答して、前記電話ループの電流に比例する出力電圧を生
    成する第1の増幅手段(524)と、 前記第1増幅手段の出力を前記送信出力に接続する手段
    と、 前記第1増幅手段の出力を前記第3巻線に接続する第2
    増幅手段(525)と、 前記受信入力を前記第2増幅手段に接続する手段と、 前記外部電源の他方の極性に接続され、前記第1増幅手
    段の出力に応答して、前記第2巻線の他方の端子に定電
    流を供給する手段とからなることを特徴とする回路。
  10. 【請求項10】 前記第2増幅手段は、 正入力および負入力ならびに出力を有する差動増幅器
    と、 前記第1増幅手段の出力を前記差動増幅器の負入力にD
    C結合する手段と、 前記差動増幅器の出力を前記第3巻線の一方の端子に直
    接接続する手段と、 前記第3巻線の他方の端子をグランド電位に接続する手
    段とを含むことを特徴とする請求項9の回路。
  11. 【請求項11】 前記第1増幅手段は、 2個の入力を有する差動増幅器と、 2個の直列に接続されたほぼ等しい抵抗をそれぞれ有す
    る第1および第2の抵抗性分圧器と、 前記第1抵抗成分圧器を前記第1給電抵抗および前記電
    話ループの両端に接続する手段と、 前記第2抵抗成分圧器を前記電話ループおよび前記第2
    給電抵抗の両端に接続する手段と、 前記第1抵抗成分圧器内のほぼ等しい抵抗の間の接合点
    を前記差動増幅器の一方の入力に接続する手段と、 前記第2抵抗成分圧器内のほぼ等しい抵抗の間の接合点
    を前記差動増幅器の他方の入力に接続する手段とを含む
    ことを特徴とする請求項9の回路。
  12. 【請求項12】 前記第2巻線の他方の端子に定電流を
    供給する手段は、 正入力および負入力ならびに出力を有する差動増幅器
    (609)と、 前記第1増幅手段の出力に現れるDC電位を前記差動増
    幅器の負入力に結合する積分器手段(614、615)
    と、 正電位の外部電源(605)に接続され、所望量の電流
    が前記電話ループに流れているときに前記第1増幅手段
    の出力に現れるDC電位にほぼ等しい所定の電圧を前記
    差動増幅器の正入力に加える分圧器手段(606、60
    7)と、 前記外部電源の他方の極性(628)に接続されたソー
    ス電極と、前記第2巻線の他方の端子に接続されたドレ
    イン電極と、ゲート電極とを有するMOSFET(60
    3)と、 前記差動増幅器の出力を前記MOSFETのゲート電極
    に接続する手段とを含むことを特徴とする請求項9の回
    路。
  13. 【請求項13】 多重巻線変圧器の1つの巻線が信号を
    電話ループに送るために使用される電話電池給電回路に
    おいて、 前記電話ループの電流に応答して、その電流に比例する
    電圧を生成する手段と、 その生成された電圧に応答して、その生成された電圧に
    比例する電流で前記1つの巻線を駆動する手段とからな
    ることを特徴とする回路。
JP6335320A 1993-12-28 1994-12-22 電話ループに電源を接続する回路 Pending JPH07212505A (ja)

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US174117 1980-07-31
US08/174,117 US5444777A (en) 1993-12-28 1993-12-28 Battery feed for telephone line cards

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JP6335320A Pending JPH07212505A (ja) 1993-12-28 1994-12-22 電話ループに電源を接続する回路

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