JPH07208946A - 3次元認識装置 - Google Patents

3次元認識装置

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JPH07208946A
JPH07208946A JP2194694A JP2194694A JPH07208946A JP H07208946 A JPH07208946 A JP H07208946A JP 2194694 A JP2194694 A JP 2194694A JP 2194694 A JP2194694 A JP 2194694A JP H07208946 A JPH07208946 A JP H07208946A
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JP
Japan
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measured
light
frequency
laser light
reflected
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Pending
Application number
JP2194694A
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English (en)
Inventor
Koji Nakajima
耕二 中嶋
Yuji Arinaga
雄司 有永
Akihiro Nomura
章博 野村
Hidenori Hasegawa
秀法 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 半導体レーザ2を用いた3次元認識装置にお
いて、前記半導体レーザ2から射出されるレーザ光の波
長を一定の割合で増減をくり返すように連続的に周波数
変調する周波数変調回路1と、前記レーザ光を平行にす
るコリメータレンズ3を通した後、前記レーザ光を2方
向に分岐するビームスプリッタ4と、一方のレーザ光を
反射するように基準光路端に設けたミラー5と、他方の
レーザ光を測定視野内で被測定物に照射しながら走査す
るスキャナ8と、前記ミラー5から反射される基準レー
ザ光と前記被測定物からの反射レーザ光とを前記ビーム
スプリッタ4でミキシングして生成されるビート信号を
検出する光検出器6と、前記ビート信号の周波数又は周
期から前記被測定物の距離を演算する距離演算回路12
と、前記距離演算回路12の後段に、前記スキャナ8の
スキャンステップごとに角度検出器10からの信号を読
み込む形状演算回路13からなる。 【効果】 小形、安価でしかも高速の応答性を持ち、高
精度の被測定物の形状認識が出来るという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボット等に搭載し、被
測定物、又は障害物の形状を認識する3次元認識装置に
関する。
【0002】
【従来技術】被測定物の形状を認識する方法としては光
を媒体に利用した方式が数多く提案されており、カメラ
を用いた画像処理による方法や3角測量法の原理を利用
した方法がある。3角測量を利用する形状測定技術は、
例えば特開平1−308905号公報に開示されてい
る。すなわち、測定対象物に照射した光スポットの反射
光を位置検出器の受光面に集光して、3角測量の演算に
よって該測定対象物の照射面の高さを計測する方法にお
いて、上記測定対象物に照射する光スポットを光束位置
変更手段を介して、該測定対象物面上において走査移動
せしめると共に、該各走査移動ステップごとに上記位置
検出器からの出力値を読み込み、これに所定の演算を加
えた出力値群を計測値とすることを要旨とする。また、
上記方法を具体化する構造としては、光源と上記測定対
象物間との光束上に、該測定対象物面上に照射する光ス
ポットを走査移動する光束位置変更手段を介挿すると共
に、上記位置検出器の後段に該各走査移動ステップごと
に出力値を読み込み、これに所定の演算を加える同期演
算回路を構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の方法で
はたとえば画像処理による方法では形状認識等には適す
るが高価であり、又奥行き方向における距離測定精度が
悪く、又画像処理に要する演算時間のため応答性が悪い
などの欠点があった。又3角測量法による方法は応答性
は良いものの、広い測定範囲をカバーし、又精度良く測
定するには特に光学系が大きくなり、又高価なセンサと
なり、ロボット搭載用センサとしては適さない等の欠点
があった。そこで本発明は小形かつ高精度でしかも安価
で構成できる3次元認識装置を提供する事を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は半導体レーザを用いた3次元認識装置におい
て、前記半導体レーザから射出されるレーザ光の波長を
一定の割合で増減をくり返すように連続的に周波数変調
する変調回路と、前記レーザ光を平行にするコリメータ
レンズを通した後、前記レーザ光を2方向に分岐するビ
ームスプリッタと、一方のレーザ光を反射するように基
準光路端に設けたミラーと、他方のレーザ光を測定視野
内で被測定物に照射しながら走査するスキャナと、前記
ミラーから反射される基準レーザ光と前記被測定物から
の反射レーザ光とを前記ビームスプリッタでミキシング
して生成されるビート信号を検出する光検出器と、前記
ビート信号の周波数又は周期から前記被測定物の距離を
演算する距離演算回路と、前記距離演算回路の後段に、
前記スキャナのスキャンステップごとに角度検出器から
の信号を読み込む形状演算回路からなる。
【0005】
【作用】上記手段により半導体レーザ、光検出器等を含
む光学系を小形に構成することが出来、又安価に構成す
る事が出来る。また高速にビームをスキャンする事によ
って高速の応答性が得られ、又検出ビート信号の周波数
又は周期から距離及び形状を求めるために測定視野の広
がりや被測定物までの距離等の制約がなく、又高精度の
計測及び形状認識ができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の3次元認識装置の構成を示すブロッ
ク図である。1は周波数変調回路で、半導体レーザ2か
ら射出されるレーザ光の波長を一定の割合で連続的に変
調させる。このために半導体レーザ2への注入電流を一
定の割合で連続的に変化させる。3は半導体レーザから
の射出光を平行にするコリメータレンズ、4はレーザ光
を基準ビームとしてミラー5へ、又測定ビームとして集
光レンズ7を通過し、スキャナ8に伝搬する2光束に分
配し、かつそれぞれの反射光をミキシングするためのビ
ームスプリッタ。スキャナ8は測定ビームを視野範囲で
走査し、9はスキャナとしてポリゴンミラーを用いた場
合のモータ。10は測定ビーム(モータ)角度検出のた
めの角度検出器。被測定物14で反射した散乱光はスキ
ャナ8、散乱光を集光するための集光レンズ7及びビー
ムスプリッタ4を経由して、フォトディテクタ等を用い
た光検出器6に達し、ここで上記基準ビームとミキシン
グされビート信号が検出される。11はビート信号の周
波数又は周期を計測する周期/周波数計測回路、12は
周期又は周波数から被測定物の照射スポット点までの距
離を演算する距離演算回路。13は距離演算回路出力と
角度検出器10の出力から被測定物の形状を求めるため
の形状演算回路。
【0007】以下その動作について説明する。半導体レ
ーザ2からレーザ光を射出させ、周波数変調回路1から
注入電流を半導体レーザ光の周波数が急激に変化するモ
ードホップを起こさない周波数範囲内で直線的たとえば
三角波状に変化させると、注入電流に比例して半導体レ
ーザ光の周波数が変化し、次式(1)で示される周波数
fで周波数変調される。 f=f0 +f’t (1) ただし、f0 は変調開始点の周波数、f’は周波数変化
率、tは時間 この半導体レーザ光はコリメータレンズ3を通りビーム
スプリッタ4で2分され、方向が90度曲げられた一方
の光ビームは基準光路のミラー5に当たって反射され、
ビームスプリッタ4を通り光検出器6に入射する。この
基準光Aは次式(2)で表される。 A=A1 exp{−2πj(f0 +f’t)t} (2) ただしA1 は基準光強度 またビームスプリッタ4を通過した他方の光ビームは集
光レンズ7、スキャナ8を通り被測定物13に向けて放
射され、その反射波はスキャナ8、集光レンズ7を通り
ビームスプリッタ4で方向が90度曲げられ光検出器6
に入射される。この測定光Bは基準光Aに対する時間遅
れをτ、光路差をRとすれば次式(3)で表される。 B=B1 exp{−2πj(f0 +f’(t−τ))(t−τ)}(3) ただし、B1 は測定光強度、τ=2R/C、Cは光速 光検出器6では基準光Aと測定光Bがミキシングされ、
次式(4)で表される電気信号V1 が得られる。文字X
の絶対値をABS(X)として表わすと V1 ={ABS(A+B)}2 =A1 2+B1 2+2A11 cos{2π(f0 τ+2f’τt−f’τ2 )}( 4) ただし、f’τ2 <<f0 τで、無視でき、又(4)式
の交流分のみを取り出すとその出力信号V2 は次式
(5)で表される。 V2 =2A11 cos{2π(f0 τ+2f’τt)} (5) (5)式の第2項目がビート信号の周波数fbとなり次
式(6)で表される。 fb=2f’τ=2f’・2R/C (6) (6)式からわかるようにビート周波数は光路差Rに比
例しR=fb・C/(4f’)で表される。又周波数計
測の変わりにビート信号の周期Tb(1/fb)を求め
れば更に高精度の計測が可能になる。上記のようにして
求めた光路差Rに対して光学系内部の固定の光路差をr
とすれば求める被測定物までの距離はRx=R−rで表
される。
【0008】図1においてスキャナ前面の点(ビームの
回転中心)を座標(0、0)とし、角度検出器10で検
出される基準面に対する法線からのビームの角度をθと
すれば、被測定物の形状を表す座標(X,Y)は次式で
表される。 X=Rx・sinθ Y=Rx・cosθ この値の連続変化が被測定物の形状を表す。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば半導体
レーザの周波数変調特性を用い、レーザ光を走査し、こ
のときの基準光と測定光の反射波をミキシングによって
生じるビート信号から得られる距離とビーム角度データ
から形状を求めることにより、小形、安価でしかも高速
の応答性を持ち、高精度の被測定物の形状認識が出来る
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例
【符号の説明】
1 周波数変調回路 2 半導体レーザ 3 コリメータレンズ 4 ビームスプリッタ 5 ミラー 6 光検出器 7 集光レンズ 8 スキャナ 9 モータ 10 角度検出器 11 周期/周波数計測回路 12 距離演算回路 13 形状演算回路 14 被測定物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 秀法 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザを用いた3次元認識装置に
    おいて、 前記半導体レーザから射出されるレーザ光の波長を一定
    の割合で増減をくり返すように連続的に周波数変調する
    周波数変調回路と、 前記レーザ光を平行にするコリメータレンズを通した
    後、前記レーザ光を2方向に分岐するビームスプリッタ
    と、一方のレーザ光を反射するように基準光路端に設け
    たミラーと、他方のレーザ光を測定視野内で被測定物に
    照射しながら走査するスキャナと、 前記ミラーから反射される基準レーザ光と前記被測定物
    からの反射レーザ光とを前記ビームスプリッタでミキシ
    ングして生成されるビート信号を検出する光検出器と、 前記ビート信号の周波数又は周期から前記被測定物の距
    離を演算する距離演算回路と、 前記距離演算回路の後段に、前記スキャナのスキャンス
    テップごとに角度検出器からの信号を読み込む形状演算
    回路からなることを特徴とする3次元認識装置。
JP2194694A 1994-01-21 1994-01-21 3次元認識装置 Pending JPH07208946A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103792540A (zh) * 2012-10-31 2014-05-14 波音公司 调制激光测距器和方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103792540A (zh) * 2012-10-31 2014-05-14 波音公司 调制激光测距器和方法
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