JPH07206416A - 黒鉛質超微粉の製造方法 - Google Patents
黒鉛質超微粉の製造方法Info
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- JPH07206416A JPH07206416A JP6019881A JP1988194A JPH07206416A JP H07206416 A JPH07206416 A JP H07206416A JP 6019881 A JP6019881 A JP 6019881A JP 1988194 A JP1988194 A JP 1988194A JP H07206416 A JPH07206416 A JP H07206416A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 窒素吸着比表面積が400m2/gを越える粒子
性状の黒鉛質超微粉を製造する方法を提供する。 【構成】 HeまたはCOもしくはこれら混合ガスの雰
囲気系により内圧2〜19Torrに保持された減圧容器内
において、炭素材料をアーク放電によって気化させ、気
化した炭素蒸気を冷却凝固する。
性状の黒鉛質超微粉を製造する方法を提供する。 【構成】 HeまたはCOもしくはこれら混合ガスの雰
囲気系により内圧2〜19Torrに保持された減圧容器内
において、炭素材料をアーク放電によって気化させ、気
化した炭素蒸気を冷却凝固する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、黒鉛質超微粉の製造方
法に係り、特に窒素吸着比表面積が400m2/gを越える
粒子性状を備える新規な黒鉛質超微粉を製造する方法に
関する。
法に係り、特に窒素吸着比表面積が400m2/gを越える
粒子性状を備える新規な黒鉛質超微粉を製造する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、炭素質の微粉としては炭化水素原
料を気相で熱分解して得られるカーボンブラックが良く
知られており、黒色顔料、ゴム製品の補強材あるいはプ
ラスチック等の導電性フィラーとして汎用されている。
カーボンブラックの粒子性状は、製造プロセスや発生条
件によって多様に変化するが、チャンネル法のような特
殊の製法を除き、工業的に生産される品種の窒素吸着比
表面積は導電性フィラーとされる最高水準のもので20
0m2/g 程度である。また、カーボンブラックの粒子
は、黒鉛結晶子がランダムに重なり合った炭素質のアモ
ルファス内部構造を呈するため電気伝導性の面では物性
的に好ましくない。
料を気相で熱分解して得られるカーボンブラックが良く
知られており、黒色顔料、ゴム製品の補強材あるいはプ
ラスチック等の導電性フィラーとして汎用されている。
カーボンブラックの粒子性状は、製造プロセスや発生条
件によって多様に変化するが、チャンネル法のような特
殊の製法を除き、工業的に生産される品種の窒素吸着比
表面積は導電性フィラーとされる最高水準のもので20
0m2/g 程度である。また、カーボンブラックの粒子
は、黒鉛結晶子がランダムに重なり合った炭素質のアモ
ルファス内部構造を呈するため電気伝導性の面では物性
的に好ましくない。
【0003】これに対し、黒鉛は層状に発達した黒鉛結
晶を有しているため炭素質のカーボンブラックに比べて
電気伝導性は かに優れている。ところが、黒鉛はカー
ボンブラックのように微粉末状態で製造することができ
ない関係で、微粉末とするためには二次的な機械的粉砕
によらねばならない。この粉砕処理には相当の設備費用
と煩雑な工程を要するうえに、粉砕粒度には限度があ
り、カーボンブラックと同等程度の微粒子状態に均一粉
砕することは困難である。
晶を有しているため炭素質のカーボンブラックに比べて
電気伝導性は かに優れている。ところが、黒鉛はカー
ボンブラックのように微粉末状態で製造することができ
ない関係で、微粉末とするためには二次的な機械的粉砕
によらねばならない。この粉砕処理には相当の設備費用
と煩雑な工程を要するうえに、粉砕粒度には限度があ
り、カーボンブラックと同等程度の微粒子状態に均一粉
砕することは困難である。
【0004】また、カーボンブラックを二次的に熱処理
することによって炭素質から黒鉛質に転化させる方法も
知られているが、カーボンブラックは結晶構造的に難黒
鉛化性であるため、2000℃以上の高温域においても
短時間内に黒鉛構造に移行させることはできず、高い処
理コストが必要となる。
することによって炭素質から黒鉛質に転化させる方法も
知られているが、カーボンブラックは結晶構造的に難黒
鉛化性であるため、2000℃以上の高温域においても
短時間内に黒鉛構造に移行させることはできず、高い処
理コストが必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記の実
情に鑑み、カーボンブラックと同等以上の粒子性状を有
する黒鉛質の微粉末を製造する方法について研究を重ね
た結果、炭素材料を特定の雰囲気ならびに減圧下にアー
ク放電させ、その炭素蒸気を冷却凝固させると窒素吸着
比表面積が400m2/gを越える超微粉性状の黒鉛質粉末
が得られることを確認した。
情に鑑み、カーボンブラックと同等以上の粒子性状を有
する黒鉛質の微粉末を製造する方法について研究を重ね
た結果、炭素材料を特定の雰囲気ならびに減圧下にアー
ク放電させ、その炭素蒸気を冷却凝固させると窒素吸着
比表面積が400m2/gを越える超微粉性状の黒鉛質粉末
が得られることを確認した。
【0006】本発明は前記の知見に基づいて開発された
もので、その目的は、窒素吸着比表面積が400m2/gを
越える粒子性状を有する黒鉛質超微粉の製造方法を提供
することにある。
もので、その目的は、窒素吸着比表面積が400m2/gを
越える粒子性状を有する黒鉛質超微粉の製造方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による黒鉛質微粉の製造方法は、Heまたは
COもしくはこれら混合ガスの雰囲気系により内圧2〜
19Torrに保持された減圧容器内において、炭素材料を
アーク放電によって気化させ、気化した炭素蒸気を冷却
凝固することを構成上の特徴とする。
めの本発明による黒鉛質微粉の製造方法は、Heまたは
COもしくはこれら混合ガスの雰囲気系により内圧2〜
19Torrに保持された減圧容器内において、炭素材料を
アーク放電によって気化させ、気化した炭素蒸気を冷却
凝固することを構成上の特徴とする。
【0008】本発明において、原料となる炭素材料はと
くに種類や製造履歴に限定されるものではないが、好ま
しくは電気伝導性の良好な人造黒鉛棒を対極とし、この
ギャップ間にアーク放電させる方法が採られる。アーク
放電を用いる理由は、炭素材料の気化に必要な4000
℃以上の温度が容易に得られ、かつ単位消費電力当たり
の炭素蒸発量が高いためである。
くに種類や製造履歴に限定されるものではないが、好ま
しくは電気伝導性の良好な人造黒鉛棒を対極とし、この
ギャップ間にアーク放電させる方法が採られる。アーク
放電を用いる理由は、炭素材料の気化に必要な4000
℃以上の温度が容易に得られ、かつ単位消費電力当たり
の炭素蒸発量が高いためである。
【0009】アーク放電させる減圧容器の内部は、He
またはCOもしくはこれら混合ガスの雰囲気とする。H
eはAr等の不活性ガスに比べて加熱時における炭素材
料の蒸発速度が速い。また、COやCO2 でもHeと同
等あるいはそれ以上の炭素蒸発速度が得られるが、CO
2 雰囲気の場合にはCO2 +C→2COの反応によって
炭素材料の一部がガス化するため、回収される黒鉛超微
粉量が減少する結果を招く。したがって、He、COま
たはこれら両者の混合ガスを用いる場合に生産性が増大
する。また、これらの雰囲気系により減圧容器の内圧を
2〜19Torrに保持することも本発明の重要な要件とな
る。内圧が2Torr未満となるとグロー放電現象が発生し
て炭素の蒸発速度が大幅に減退し、19Torrを越えると
得られる黒鉛超微粉の窒素吸着比表面積が急激に低下す
る。
またはCOもしくはこれら混合ガスの雰囲気とする。H
eはAr等の不活性ガスに比べて加熱時における炭素材
料の蒸発速度が速い。また、COやCO2 でもHeと同
等あるいはそれ以上の炭素蒸発速度が得られるが、CO
2 雰囲気の場合にはCO2 +C→2COの反応によって
炭素材料の一部がガス化するため、回収される黒鉛超微
粉量が減少する結果を招く。したがって、He、COま
たはこれら両者の混合ガスを用いる場合に生産性が増大
する。また、これらの雰囲気系により減圧容器の内圧を
2〜19Torrに保持することも本発明の重要な要件とな
る。内圧が2Torr未満となるとグロー放電現象が発生し
て炭素の蒸発速度が大幅に減退し、19Torrを越えると
得られる黒鉛超微粉の窒素吸着比表面積が急激に低下す
る。
【0010】本発明の実施には、図1に示す装置が好適
に用いられる。この装置構造は、下部にバルブ2、流量
計3を介してHeまたはCOの雰囲気ガスボンベ4に接
続するガス供給ライン5と、上部に圧力調整バルブ6を
介して真空ポンプ7を備えるバッグフィルター構造の冷
却回収装置8に連通する導出管9とを具備した減圧容器
1の内部に、電源10に接続する水冷式の黒鉛電極棒1
1、12が対極端面間にギャップを設けてセットされて
いる。操作は、減圧容器1の内部にHe、COまたはこ
れらの混合ガスを流入し、この雰囲気系において内圧を
2〜19Torrの範囲に保持したのち、黒鉛電極棒11、
12のギャップ間にアーク放電させて電極を4000℃
以上の高温に加熱し、炭素蒸気を気化させる。気化した
炭素蒸気は導出管9を通って冷却回収装置8に導かれ、
急冷再凝固されて捕集される。
に用いられる。この装置構造は、下部にバルブ2、流量
計3を介してHeまたはCOの雰囲気ガスボンベ4に接
続するガス供給ライン5と、上部に圧力調整バルブ6を
介して真空ポンプ7を備えるバッグフィルター構造の冷
却回収装置8に連通する導出管9とを具備した減圧容器
1の内部に、電源10に接続する水冷式の黒鉛電極棒1
1、12が対極端面間にギャップを設けてセットされて
いる。操作は、減圧容器1の内部にHe、COまたはこ
れらの混合ガスを流入し、この雰囲気系において内圧を
2〜19Torrの範囲に保持したのち、黒鉛電極棒11、
12のギャップ間にアーク放電させて電極を4000℃
以上の高温に加熱し、炭素蒸気を気化させる。気化した
炭素蒸気は導出管9を通って冷却回収装置8に導かれ、
急冷再凝固されて捕集される。
【0011】上記の工程で捕集された黒色微粉末は、窒
素吸着比表面積が400m2/g以上の粒子性状を有してお
り、X線回折による結晶構造は面間隔 (d00 2)が0.3
35〜0.337nmと黒鉛結晶と同等である。因みに、
黒鉛の結晶面間隔は0.3357nm、カーボンブラック
の結晶面間隔は0.35nm以上である。
素吸着比表面積が400m2/g以上の粒子性状を有してお
り、X線回折による結晶構造は面間隔 (d00 2)が0.3
35〜0.337nmと黒鉛結晶と同等である。因みに、
黒鉛の結晶面間隔は0.3357nm、カーボンブラック
の結晶面間隔は0.35nm以上である。
【0012】
【作用】本発明によれば、雰囲気系がHeまたはCOも
しくはこれら混合ガスで、かつ内圧が2〜19Torr範囲
の減圧容器内で炭素材料をアーク放電させ、気化した炭
素蒸気を冷却凝固することにより、窒素吸着比表面積が
400m2/gを越える黒鉛質超微粉を効率よく製造するこ
とができる。特に減圧容器の内圧を2〜19Torrの比較
的低い減圧域に設定する条件選択は重要で、この範囲を
外れる内圧では窒素吸着量が400m2/gを越える黒鉛質
超微粉を得ることはできない。
しくはこれら混合ガスで、かつ内圧が2〜19Torr範囲
の減圧容器内で炭素材料をアーク放電させ、気化した炭
素蒸気を冷却凝固することにより、窒素吸着比表面積が
400m2/gを越える黒鉛質超微粉を効率よく製造するこ
とができる。特に減圧容器の内圧を2〜19Torrの比較
的低い減圧域に設定する条件選択は重要で、この範囲を
外れる内圧では窒素吸着量が400m2/gを越える黒鉛質
超微粉を得ることはできない。
【0013】このようにして製造された黒鉛質超微粉
は、通常品種のカーボンブラックを越える窒素吸着比表
面積を有するうえに、黒鉛結晶構造を呈する新規な粒子
性状を保有している。
は、通常品種のカーボンブラックを越える窒素吸着比表
面積を有するうえに、黒鉛結晶構造を呈する新規な粒子
性状を保有している。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と対比して具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0015】実施例1〜4、比較例1〜2 図1に示した装置を用い、真空ポンプ7を作動させて減
圧容器1の系内を一旦0.01Torr以下に減圧したの
ち、雰囲気ガスボンベ4から供給ラインを介してHeガ
スを50ml/minの流量で導入し、ついで圧力調整バルブ
6を制御して減圧容器1の雰囲気系内圧を所定の減圧度
に保持した。引き続き、電源10から2Kwの電力を黒鉛
電極棒(炭素含有率;99.99%、外径8mm)11、12に
供給し、電極ギャップ間にアーク放電を発生させた。こ
の状態で黒鉛電極棒11、12は白熱して加熱気化し、
炭素蒸気となって導出管9により吸引され、冷却回収装
置8に至って急冷再凝固してフィルターバッグにより捕
集回収された。
圧容器1の系内を一旦0.01Torr以下に減圧したの
ち、雰囲気ガスボンベ4から供給ラインを介してHeガ
スを50ml/minの流量で導入し、ついで圧力調整バルブ
6を制御して減圧容器1の雰囲気系内圧を所定の減圧度
に保持した。引き続き、電源10から2Kwの電力を黒鉛
電極棒(炭素含有率;99.99%、外径8mm)11、12に
供給し、電極ギャップ間にアーク放電を発生させた。こ
の状態で黒鉛電極棒11、12は白熱して加熱気化し、
炭素蒸気となって導出管9により吸引され、冷却回収装
置8に至って急冷再凝固してフィルターバッグにより捕
集回収された。
【0016】このようにして得られた黒色粉末の回収粉
末量、窒素吸着比表面積およびX線回折による結晶面間
隔(d00 2)を測定し、その結果を減圧容器の内圧条件と
対比させて表1に示した。また、実施例1で得られた黒
鉛質超微粉の粒子構造を透過型電子顕微鏡で撮影した拡
大写真(倍率;300000倍) を図2に示す。
末量、窒素吸着比表面積およびX線回折による結晶面間
隔(d00 2)を測定し、その結果を減圧容器の内圧条件と
対比させて表1に示した。また、実施例1で得られた黒
鉛質超微粉の粒子構造を透過型電子顕微鏡で撮影した拡
大写真(倍率;300000倍) を図2に示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1の結果から、実施例1〜4で得られた
粉末はいずれも窒素吸着比表面積が400m2/gを越える
超微粒子性状を有し、面間隔は黒鉛結晶と同等であっ
た。これに対し、減圧容器の内圧が1Torrの比較例1で
は低圧のためにグロー放電現象が発生して回収粉末が極
く少なく、粉末の評価ができなかった。また、減圧容器
の内圧が40Torrの比較例2では窒素吸着比表面積が4
00m2/gに遠く及ばなかった。
粉末はいずれも窒素吸着比表面積が400m2/gを越える
超微粒子性状を有し、面間隔は黒鉛結晶と同等であっ
た。これに対し、減圧容器の内圧が1Torrの比較例1で
は低圧のためにグロー放電現象が発生して回収粉末が極
く少なく、粉末の評価ができなかった。また、減圧容器
の内圧が40Torrの比較例2では窒素吸着比表面積が4
00m2/gに遠く及ばなかった。
【0019】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に従えば黒鉛結晶
構造を有しながら400m2/gを越える粒子性状を有する
新規な黒鉛質超微粉を効率よく製造することができる。
したがって、得られた黒鉛質超微粉は、付加価値の高い
導電性フィラー、高性能潤滑材など、特殊用途の原材料
として有用性が期待される。
構造を有しながら400m2/gを越える粒子性状を有する
新規な黒鉛質超微粉を効率よく製造することができる。
したがって、得られた黒鉛質超微粉は、付加価値の高い
導電性フィラー、高性能潤滑材など、特殊用途の原材料
として有用性が期待される。
【図1】本発明の実施に使用される製造装置を示した略
断面説明図である。
断面説明図である。
【図2】実施例1による黒鉛質超微粉の粒子構造を示し
た透過型電子顕微鏡写真(拡大倍率;300000倍) であ
る。
た透過型電子顕微鏡写真(拡大倍率;300000倍) であ
る。
1 減圧容器 2 バルブ 3 流量計 4 雰囲気ガスボンベ 5 供給ライン 6 圧力調整バルブ 7 真空ポンプ 8 冷却回収装置 9 導出管 10 電源 11 黒鉛電極棒 12 黒鉛電極棒
Claims (2)
- 【請求項1】 HeまたはCOもしくはこれら混合ガス
の雰囲気系により内圧2〜19Torrに保持された減圧容
器内において、炭素材料をアーク放電によって気化さ
せ、気化した炭素蒸気を冷却凝固することを特徴とする
黒鉛質超微粉の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法による窒素吸着比表
面積が400m2/gを越える粒子性状を備えた黒鉛質超
微粉の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6019881A JPH07206416A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 黒鉛質超微粉の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6019881A JPH07206416A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 黒鉛質超微粉の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07206416A true JPH07206416A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=12011560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6019881A Pending JPH07206416A (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 黒鉛質超微粉の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07206416A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001092151A1 (fr) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Showa Denko K.K. | Composite a base de carbone electriquement conducteur a fines particules, catalyseur pour pile a combustible a polymere solide et batterie de piles |
US6420701B1 (en) | 1997-07-23 | 2002-07-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of determining average crystallite size of material and apparatus and method for preparing thin film of the material |
JP2004503680A (ja) * | 2000-07-17 | 2004-02-05 | コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼーション | 炭素及び炭素系材料の製造 |
US6780388B2 (en) | 2000-05-31 | 2004-08-24 | Showa Denko K.K. | Electrically conducting fine carbon composite powder, catalyst for polymer electrolyte fuel battery and fuel battery |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP6019881A patent/JPH07206416A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6420701B1 (en) | 1997-07-23 | 2002-07-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of determining average crystallite size of material and apparatus and method for preparing thin film of the material |
WO2001092151A1 (fr) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Showa Denko K.K. | Composite a base de carbone electriquement conducteur a fines particules, catalyseur pour pile a combustible a polymere solide et batterie de piles |
US6780388B2 (en) | 2000-05-31 | 2004-08-24 | Showa Denko K.K. | Electrically conducting fine carbon composite powder, catalyst for polymer electrolyte fuel battery and fuel battery |
JP2004503680A (ja) * | 2000-07-17 | 2004-02-05 | コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼーション | 炭素及び炭素系材料の製造 |
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