JPH07204213A - 一体型ボールフックを有する歯科矯正用ブラケット - Google Patents

一体型ボールフックを有する歯科矯正用ブラケット

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Publication number
JPH07204213A
JPH07204213A JP32521794A JP32521794A JPH07204213A JP H07204213 A JPH07204213 A JP H07204213A JP 32521794 A JP32521794 A JP 32521794A JP 32521794 A JP32521794 A JP 32521794A JP H07204213 A JPH07204213 A JP H07204213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
hook
shank
head
labial
Prior art date
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Pending
Application number
JP32521794A
Other languages
English (en)
Inventor
Jirina V Pospisil
ブラスタ ポスピシル ジリナ
Randy D Collins
ドン コリンズ ランディ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPH07204213A publication Critical patent/JPH07204213A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
    • A61C7/12Brackets; Arch wires; Combinations thereof; Accessories therefor
    • A61C7/14Brackets; Fixing brackets to teeth
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49567Dental appliance making
    • Y10T29/49568Orthodontic device making

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は新規の歯科矯正用ブラケットの提供
を目的とする。 【構成】 本発明の機械仕上げ歯科矯正用ブラケット
(10)は、歯肉タイウィング(20)と一体成形され
たフック(26)を有する。このフック(26)は四角
いシャンク(28)と、円筒表面を有するヘッド(3
0)を含む。このフック(26)は先端ミル又は成形カ
ッターにより機械仕上げされ、そして機械仕上げ操作を
介してブラケット(10)の中線の配向を変えることに
よって得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯科矯正処置のために歯
に装着するブラケットに関連し、そして詳しくはブラケ
ットのタイウィングと一体形成されているボールフック
を有するブラケットを考慮している。
【0002】
【従来の技術】歯科矯正処置は位置異常の歯の適正な咬
合及び向上した美感にとって所望される位置に至る移動
を包括している。処置中、ブラケットとして知られる小
型のスロット付き本体を歯に固定し、そして各ブラケッ
トのスロットにアーチワイヤーを固定する。このアーチ
ワイヤーは所望の位置に至る歯の移動をガイドするトラ
ックを担う。
【0003】ある状況においては、小型のフックを、歯
の特定の方向への移動のために一定のブラケットに固定
する。長い弾性部材の一端をそのフックにつなげ、そし
て他方の先端は別のブラケットの上、アーチワイヤーの
上、又は口腔の中の別の歯科矯正具の上の如きのいづれ
かのものに装着されているフックにつなげる。その弾性
部材は所定の場所にあるときは十分な張力下にあり、歯
を所望の方向に強いる弾性力を供している。
【0004】本発明の譲受人に譲渡されている米国特許
第5,125,831号は、4枚のタイウィングと、そ
のタイウィングの一枚に一体的に接続しているフックと
を有する歯科矯正用ブラケットを述べている。(タイウ
ィングとは、ブラケット上にある小型の翼であり、O−
リングを、又はアーチワイヤーをブラケットに接続する
結紮ワイヤーをつかむように機能する。)このフックは
対立するノッチを有し、これはいづれかのノッチから離
れた方向へと広がる弾性部材に対する接続を担ってい
る。米国特許第5,125,831号に記載のブラケッ
トは機械仕上げ工程で現状製造されているブラケットに
類似しており、そして本発明の譲受人によって商品名
「UNI−TWIN」で販売されている。
【0005】米国特許第5,125,831号に示して
いるブラケットのフックは、ブラケットの近心側に向っ
て(即ち、アーチの中線を面しているブラケットの側面
に向って)見たとき又はブラケットの遠心側に向って
(即ち、アーチの中線の反対を面しているブラケットの
側面に向って)見たときに一般的に平らな形態を有して
いる。しかしながら、ボールフックと呼ばれるフックを
有するその他のブラケットも知られている;かかるフッ
クは広い、若干球形のヘッドを有するシャンクを含み、
そしてこのシャンクは長く、そして横断面において一般
的に円形の形態を有している。任意的に、かかるボール
フックのシャンクは歯科矯正医により、処置中にその弾
性部材がそのフックから不意に外れてしまう傾向を低め
るために所望の方向に曲げられることがある。ボールフ
ックは平らなフックよりも一部の歯科矯正医によって好
まれており、なぜなら広いボールヘッドはある状況にお
いて弾性部材のより良い保持を供するからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】理解されうる通り、ボ
ールフック、そして特にシャンクの強度は非常に重要な
要素である。例えば、もしシャンクがフックを一定の方
向にシフトさせるために折り曲げられる際にタイウィン
グから破断したら、ブラケット全体を歯から取外し、そ
して新たな集成具に置き換えねばならない。かかる手順
は歯科矯正医及び患者の両者にとって時間がかかり、且
つめんどうである。
【0007】一定の状況において、ボールフックのシャ
ンクはろう着操作によってブラケットのタイウィングに
接続する。しかしながら、タイウィングにろう着された
フックを有するブラケットは全体的に満足たるものでは
なく、なぜならろう着は比較的高価であり、そしてろう
着の際に細かな部分の慎重な整合が必要とされるからで
ある。また、ろう着操作の際の失敗は簡単に明らかとは
ならないが、フックのシャンクとタイウィングとの弱い
連結をもたらすことがあり、これによりシャンクは折り
曲げられたときにブラケットから外れてしまう。
【0008】別の状況において、ボールフックは、ブラ
ケット(フックを含む)をキャスティング工程又は焼結
操作で製造するとき、そのブラケットと一体的に作られ
る。一体化ボールフックを有するキャスト及び焼結ブラ
ケットは一般にろう着フックを有するブラケットよりも
製造が安価であるが、しかしフックのシャンクは、キャ
スティング又は焼結操作の結果として、そのシャンクの
相対的に小さい横断面積に基づき、不十分な強度を有し
うる可能性がある。例えば、ブラケットを金属射出成形
操作により作るとき、その金属粉末は、得られるブラケ
ットフックのシャンクに対応するダイの小さなキャビテ
ィーの中で満足たる状況で流動及び/又は詰まることが
ないことがあり、シャンクの強度が小さくなる結果が伴
いうる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベース、この
ベースが広がる本体、及びこの本体から広がるタイウィ
ングを含んで成る歯科矯正用ブラケットに関する。この
ブラケットはタイウィングに接続されたフックを含む。
このフックは長いシャンクとヘッドとを含む。このヘッ
ドはシャンクの近心−遠心幅より広い近心−遠心幅か、
及びシャンクの唇側−舌側の深さより深い唇側−舌側の
深さを有する。このフック及びタイウィングは機械仕上
げ操作の際に一体形成される。
【0010】本発明はまた、フックを有する歯科矯正用
ブラケットを作るための方法を考慮し、そしてこの方法
は、ブラケットの咬合及び歯肉タイウィングの唇側に概
して対応する表面を形成するため、並びにブラケットの
フックの唇側及び舌側に概して対応する表面を形成する
ために旋盤で丸型ストックを成形する工程を含んで成
る。この方法はまた、このブラケットの咬合及び歯肉側
の近心及び遠心側に概して対応する表面を形成するた
め、並びにこのフックの近心及び遠心側上に位置するス
トック部分を除去するために間隔の置かれた対照線分に
沿ってそのストックを切断する工程を含む。この方法は
更に、咬合タイウィングの咬合側縁、フックの歯肉側縁
及びフックの一組のノッチに概して対応する表面を形成
するために切断手段をこのブラケットの唇側に概して平
行な経路に沿って移動させる工程を含む。この方法はま
た、フックのヘッドの層及び唇側面に概して対応する表
面を形成するために切断手段をこのブラケットの咬合面
に概して垂直な軸を中心とする経路に沿って移動させる
工程を含む。
【0011】本発明は、このブラケットが製造するのに
比較的安価であり、そして人間の注意をほとんど必要と
せずに自動化状況で作られうることにおいて特に有利で
ある。また、このブラケットのフックは使用の際に満足
たる強度を示す。本発明のフックの一体型機械仕上げの
性質は、キャストもしくは焼結ブラケットに関して、又
はフックがブラケットのタイウィングにろう着されてい
るブラケットに関して認められうる多孔度又はジョイン
ト不良の如きの問題を回避する。更に、ブラケットの機
械仕上げは、キャスティング又は焼結操作によってブラ
ケットを作るのに利用されているようなモルド又はダイ
を作ることにかかる費用を回避する。
【0012】本発明に従って構築した歯科矯正用ブラケ
ットは図1〜4において番号10で概して示す。このブ
ラケット10は、歯の表面に対してブラケット10を直
結させるためのホイルメッシュ結合面を有するベース1
2を含む。このベース12は歯の表面の凸形状に整合す
る凹状の複合輪郭を有し、そして商品名「DYNA−B
ONDII」(3M Unitek Corporati
on)で販売されている結合ベースと、その結合ベース
が小さいことを除き若干類似している。
【0013】このブラケット10は、頬側−唇側方向
(即ち、患者の頬又は唇に向う方向)においてベース1
2から広がる本体14を含む。近心(即ち、歯科アーチ
の中央に向う)回転アーム16及び遠心(即ち、歯科ア
ーチの中央とは反対方向)回転アーム18が、ベース1
2のすぐ隣りの本体14に一体接続されている。
【0014】歯肉側タイウィング20は本体14から歯
肉側方向に(即ち、歯肉に向って)広がる。咬合側タイ
ウィング22は本体14から咬合側方向に(即ち、歯の
最外端に向って)に広がる。アーチワイヤースロット1
4はタイウィング20,22の間に位置し、そして類似
の長方形断面形態を有するアーチワイヤーを整合受容す
るために横断面において長方形の形態を有している。
【0015】フック26は歯肉側タイウィング20の歯
肉側の縁に一体接続されている。フック26は、タイウ
ィング22,24の近心及び遠心側に平行な咬合側−歯
肉側方向に広がる縦軸を有するシャンク28を含む。フ
ック26の最外端は、シャンク28の歯肉側端に接続さ
れているヘッド30を含む。
【0016】シャンク28は一般にその縦軸に対して横
断して見て長方形の断面形態を有し、そして例示の態様
においては0.016インチ(0.4mm)の近心−遠心
幅及び0.013インチ(0.3mm)の唇側−舌側の深
さを有しているが、しかしその他の寸法も使用されう
る。このシャンク28の咬合端は湾曲した状態で滑らか
に屈曲する3箇所の丸み(fillet)32(近心、
遠心及び唇側上)、即ち、歯肉側タイウィング20の歯
肉端とシャンク28の小さい寸法となった中央部との間
の転移部を含む。このシャンク28はまた湾曲した状態
で滑らかに屈曲する4箇所の丸み34(近心、遠心、唇
及び舌側)、即ち、シャンク28の中央部とヘッド30
の咬合側との間の転移部を含む。
【0017】ヘッド30は滑らかに屈曲した状態でヘッ
ド30の近心、唇、遠心及び舌側のまわりに広がる円筒
表面36を含む。ヘッド30の最外端38はこの円筒表
面36の縁で滑らかに屈曲する一部円筒の形態を有す
る。
【0018】シャンク28の長方形断面形態はフック2
6を使用の際に調整するときに有利であり、なぜならそ
の長方形の形態はシャンク28の4の特定の方向のうち
の1つにおける屈曲を助長し、且つその他の方向におけ
る屈曲を妨げるからである。より詳しくは、このシャン
ク28は唇、舌、近心又は遠心方向において容易に曲げ
ることができ、これによりヘッド30は唇、舌、近心又
は遠心側へとそれぞれ移動できる(かかる方向はシャン
ク28の4枚の平らな側面に対応する)。しかしなが
ら、シャンク28を別の方向に折り曲げることは、シャ
ンク28の長方形断面形態の配向に基づいて妨げられて
いる。かかる構築体は丸型のシャンクを有するフックよ
りも有利であり、なぜなら本発明のヘッド30はペンチ
又はその他の屈曲手段により及ぼされる力が適正な方向
に正確に沿っていない状態で折り曲げられた後でさえも
所望の方向へと配向される傾向が強いからである。
【0019】更に、丸み32,34は、フック26を屈
曲するための試みがなされるときに有利であり、なぜな
ら屈曲の位置はシャンク28の断面寸法が最小となって
いるシャンク28のくぼみ32,34の間にある中央部
において起こる傾向が強いからである。かかる場合、得
られるフック26は折り曲げられたとき、処置の際に弾
性部材を適正に受容するため及びその後にその弾性部材
を得るために、ヘッド30とタイウィング20との間に
あるフック26の「ノッチ」の中に十分なる間隔を有す
る傾向が強い。
【0020】ヘッド30の円筒外面36は患者の心地良
さの観点から有利である。例えば、もし、ヘッド30が
患者の頬に接触したとき、その円筒表面36はその最外
区域に対応する線分に沿って頬に触れる傾向にある。比
較して、球形ヘッドを有するボールフックは患者の頬と
点接触する傾向が強いであろうため、患者が不快感を受
ける機会が多くなるであろう。
【0021】ブラケット10の製造において、米国特許
第2,713,720号(引用することで本明細書に組
入れる)に記載の機械仕上げ工程に若干類似する工程が
一次工程の際に採用され、それにおいてはいくつかのブ
ラケットを、円形バーストックから切り取ったリングの
外周のまわりで形成する。まず、17.4PHステンレス
スチールより成るある長さの中実円形バーストックを旋
盤の上に装着する。そのストックが回転するのに従い、
円形ノーズを有するボーリングカッターを所定の経路伝
いに移動させて、歯肉外タイウィング20の舌側、シャ
ンク28の舌側及び先端38の舌側半分を含むヘッド3
0の舌側の領域に対応するストックの部分を切って形取
りとする。次に、回転手段を外側伝いに移動させて、ヘ
ッド30の唇側の領域(先端38の唇側半分を含む)、
シャンク28の唇側及びタイウィング20,22の唇側
に対応するストック部分を形取りして切る。
【0022】次に、モーター駆動グリッパーを有するヘ
ッドスピンドルをストックに向けて移動させて、円形ス
トック上のブラケット10の唇側を歯肉側タイウィング
20に対応する領域においてつかませる。いくつかの部
分形成ブラケット10を有するリングを次にそのバース
トックから切る。次いで、咬合側タイウィング22の舌
側に対応する領域を、そのスピンドルによりそのリング
が回転する際に形取りするために、カッターを使用す
る。
【0023】次にそのリングを、コレットによりそのリ
ングの内壁(ブラケット本体14の咬合及び歯肉側に対
応)をつかませることによってCNC(Compute
rNumerical Control)ミリング装置
の中に装着させる。以降の工程においては、各工程の後
に(又は適宜、各一連の工程の後に)そのリングを回転
状態で割り送りし、これによりリングの様々な外周箇所
伝いで作られる各ブラケット10について各工程を繰返
す。
【0024】小型円形のこぎりに似たロータリーカッタ
ーを、間隔の置かれた対照線分の組に沿ってそのリング
を切り、咬合側タイウィング22及び歯肉側タイウィン
グ20の近心及び遠心縁を形成する、並びにフック26
の近心及び遠心側伝いに位置するリングの部分を除去す
る。任意的に、回転ウィング16,18の中に穴を開け
るためにドリルを使用する。次に、表示ドット40(図
1及び2)を形成するためにドリルを使用する。所望す
るならば、けがき線を切るためにロータリー切断手段を
作動させる(図示せず)。次にロータリー切断手段を作
動させてアーチワイヤースロット24を特定の配向で切
り、ブラケット10にとって適正なトルク及び角を供す
る。
【0025】次に、このリングをミリング装置に対して
約90°回転させ、シャンク28が上方に広がるように
する。次いで、切断手段を作動させ、咬合面(即ち、ブ
ラケット10を患者の歯の上に装着させたときに患者の
上部と下部の歯科アーチとの間で平らになっている対照
面)に垂直な対照軸を中心に回転させる。回転の際、そ
の切断手段も、咬合面に垂直な上記の対照軸のまわり
の、及びフック26のまわりの円形経路伝いに移動さ
せ、これによりヘッド30上の滑らかな円筒表面36が
形成される。図2に示す通り、表面36の両側はこの咬
合面に垂直であり、そして処置の際に弾性部材がフック
26から滑り落ちる傾向を低めるためにタイウィング2
0,22の咬合−歯肉側に広がる側面に対して急な角度
で配向している。
【0026】次に、ブラケット10の唇側−舌側軸に対
応する軸を中心に回転する切断手段を使用して、咬合側
タイウィングの咬合側縁(図2の中で示す丸い角を含
む)を切る、並びにヘッド30の先端面38に対応する
部分伝いに切る、及びフック26の中に近心及び遠心ノ
ッチが形成されるようにシャンク28の近心及び遠心側
を切る。次に、ブラケット10をそのリングから個別の
パーツへと切り、タンブル及び研磨に付し、次に熱処理
にかける。次にメッシュベース12を本体14の舌側に
ろう着させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って作った、唇側、中心側及び歯肉
側を示しているブラケットの透視図である。
【図2】ブラケットの唇側に向って見た、図1に示すブ
ラケットの立面図である。
【図3】ブラケットの中心側に向って見た、図1に示す
ブラケットの立面図である。
【図4】ブラケットの歯肉側に向って見た、図1に示す
ブラケットの平面図である。
【符号の説明】
10…歯科矯正用ブラケット 12…ベース 14…本体 16…近心回転アーム 18…遠心回転アーム 20…歯肉側タイウィング 22…咬合側タイウィング 24…アーチワイヤースロット 26…フック 28…シャンク 30…ヘッド 32,34…丸み 36…円筒表面 38…最外端
フロントページの続き (72)発明者 ランディ ドン コリンズ アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース(12)、このベース(12)か
    ら広がる本体(14)及びこの本体(14)から広がる
    タイウィング(20)を含んで成る歯科矯正用ブラケッ
    ト(10)であって、ここで前記ブラケット(10)は
    前記タイウィング(20)に接続しているフック(2
    6)を含み、前記フック(26)は長いシャンク(2
    8)及びヘッド(30)を含み、ここで前記ヘッド(3
    0)は前記シャンク(28)の近心−遠心幅より広い近
    心−遠心幅、及び前記シャンク(28)の唇側−舌側の
    深さより深い唇側−舌側の深さを有し、前記フック(2
    6)及び前記タイウィング(20)は機械仕上げ操作の
    際に一体化形成されるものであり、前記シャンク(2
    8)は前記タイウィング(20)に一体接続されている
    丸み(32)及び前記ヘッド(30)に一体接続されて
    いる丸み(34)を含むこと、 を特徴とする歯科矯正用ブラケット(10)。
  2. 【請求項2】 前記ヘッド(30)が、唇側に向って見
    たときに前記ブラケット(10)の咬合対照面に対して
    概して垂直な対照軸を中心に広がる概して円筒状の表面
    (36)を含むことを特徴とする、請求項1記載のブラ
    ケット(10)。
  3. 【請求項3】 フック(26)を有する歯科矯正用ブラ
    ケット(10)を作るための方法であって、下記の工
    程:このブラケット(10)の咬合側タイウィング(2
    2)及び歯肉側タイウィング(20)の唇側に概して対
    応する表面を形成するため、並びにこのブラケット(1
    0)のフック(26)の唇側及び舌側に概して対応する
    表面を形成するためにストックを形取りする;このブラ
    ケット(10)の咬合側タイウィング(22)及び歯肉
    側タイウィング(20)の近心及び遠心側に概して対応
    する表面を形成するため、並びにフック(26)の近心
    及び遠心側上に位置するこのストックの部分を除去する
    ために間隔の置かれた対照線分に沿ってこのストックを
    切る;咬合側タイウィング(22)の咬合側縁、フック
    (26)の歯肉側縁及びフック(26)の一組のノッチ
    に概して対応する表面を形成するために、このブラケッ
    ト(10)の唇側面に概して平行な経路に沿って切断手
    段を移動させる;そしてフック(26)のヘッド(3
    0)の近心、遠心、唇及び舌側表面に概して対応する表
    面を形成するために、このブラケット(10)の唇側に
    向って見たときにこのブラケット(10)の咬合面に対
    して概して垂直な軸を中心とする経路に沿って切断手段
    を移動させる;を含んで成る方法。
JP32521794A 1994-01-06 1994-12-27 一体型ボールフックを有する歯科矯正用ブラケット Pending JPH07204213A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US178086 1994-01-06
US08/178,086 US5395237A (en) 1994-01-06 1994-01-06 Orthodontic bracket with integral ball hook and method of making

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JPH07204213A true JPH07204213A (ja) 1995-08-08

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ID=22651124

Family Applications (1)

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JP32521794A Pending JPH07204213A (ja) 1994-01-06 1994-12-27 一体型ボールフックを有する歯科矯正用ブラケット

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US (1) US5395237A (ja)
EP (1) EP0662306A1 (ja)
JP (1) JPH07204213A (ja)

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