JPH0720240Y2 - カッタービット取付け部の構造 - Google Patents

カッタービット取付け部の構造

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JPH0720240Y2
JPH0720240Y2 JP11688789U JP11688789U JPH0720240Y2 JP H0720240 Y2 JPH0720240 Y2 JP H0720240Y2 JP 11688789 U JP11688789 U JP 11688789U JP 11688789 U JP11688789 U JP 11688789U JP H0720240 Y2 JPH0720240 Y2 JP H0720240Y2
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JP
Japan
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cutter bit
holder
cutter
bit
fitted
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JP11688789U
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JPH0354893U (ja
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直義 秋吉
誠二 国武
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Toho Kinzoku Co Ltd
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Toho Kinzoku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、カッターチェーン等に取り付けて石灰石等の
切削に使用されるカッタービットの取付け部の構造に関
する。
[従来の技術] 一定の方向に移動するチェーンに鋭利な刃先を有する多
数のカッタービットを取り付けたカッターチェーンが採
炭用や採石用に使用されている。この種のカッターチェ
ーンにおいて、カッタービットはそれぞれホルダーを介
してチェーンに固定されるが、その向きは一定ではな
く、刃先がチェーンの移動方向を向くものの他に、該移
動方向に対し右向きおよび左向きに刃先が突出するよう
に取り付けられているものもあり、これらによって所定
の巾の溝を切ってゆくようになっている。
[考案が解決しようとする課題] 従来、上記カッターチェーンでは、刃先が正面を向くビ
ットの他に刃先が右方に突出する右勝手のビットと刃先
が左方に突出する左勝手のビットを使用するか、又はビ
ットは一定の形状とし、ホルダーの向きを複数種とする
ことによりビットの向きを変えていたので、合計3種類
のビット又はホルダーを用意しなければならず、部品管
理が煩雑でコストも高いものとなっていた。本考案は1
種類のビット又はホルダーを複数の向きに共用すること
により、このような問題点を解決しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案は次のような構成とし
た。
すなわち、本考案にかかるカッタービット取付け部の構
造は、頭部に硬質金属の刃先が形成されたカッタービッ
トを切削装置に固着されるホルダーに取り付けるための
取付け部の構造であって、前記カッタービットには、ホ
ルダーに嵌合する嵌合部が設けられるとともに、該嵌合
部の一部は断面が正多角形状を呈する方向決め部として
形成され、前記ホルダーにはカッタービットの嵌合部が
嵌合する嵌合孔が設けられるとともに、該嵌合孔の一部
はカッタービットの正多角形状の方向決め部が向きを変
えて嵌合可能で、かつ嵌合状態では中心軸まわりの回転
が拘束される正多角形状の方向決め部として形成されて
いることを特徴とする。
[作用] カッタービットの嵌合部をカッターチェーン等の切削装
置に固着したホルダーの嵌合孔に嵌合して使用する。カ
ッタービットとホルダーには互いに嵌合する正多角形状
の方向決め部が設けられており、これら方向決め部の嵌
合をその中心軸まわりに所定角度づつずらせることによ
り、カッタービットの向きを所定角度づつ変えて取り付
けることができるので、1種類のビット又はホルダーで
切削方向に対し例えば正面向きおよび右勝手、左勝手の
いずれにも使用することができる。
[実施例] 以下、図面にあらわされた実施例について説明する。
このカッタービット1は切削装置であるカッターチェー
ン2に固着されたホルダー3に取り付けて使用される。
カッタービット1は鋼製の台金5の頭部5aに鋭利な刃先
6aを有する超硬合金製の刃先6がろう接されている。
台金5の下部には嵌合部7が設けられている。この嵌合
部7の下部は丸棒部7aとして形成され、該丸棒部の上部
には平面視正8角形の方向決め部8が一体に設けられて
いる。なお、嵌合部7の中間部には、後述のピンが係合
する断面半円形のピン溝9が全周にわたって形成されて
いる。ホルダー3は外形が角柱形に形成されており、芯
部に切削方向から見て前後方向の嵌合孔12が穿設されて
いる。この嵌合孔12の前端部には、径が大きく正面視正
8角形の方向決め部13が設けられており、後部は円形孔
14となっている。この嵌合孔12にはカッタービットの嵌
合部7が嵌合し、このとき方向決め部13にはカッタービ
ットの方向決め部8が嵌合する。また、ホルダー3に
は、カッタービット1を嵌着したときにそのピン溝9が
位置する部分に該ピン溝の半円形断面と同径の円形のピ
ン穴15が穿設されている。このピン穴15には、固定手段
であるピン17が挿通される。
このホルダー3は基板20に溶接され、基板20はさらにカ
ッターチェーン2のリンク上面に溶接される。基板20に
対するホルダー3の配置は、チェーンの移動方向に対し
中心線CLを挟んで左右に1個づつ計2個を並列に設けた
もの(A)と、基板の中心線CL上に1個だけ設けたもの
(B)があり、これらが交互にチェーンに取り付けられ
る。そして、1枚の基板に2個のホルダーを設けたユニ
ットには、各ホルダーに1個づつ計2個のカッタービッ
ト1、1が取り付けられる。この場合、切削方向(チェ
ーンの移動方向)Xに対し右側のホルダーに取り付ける
ビットは、チェーンの中心線CLに対しビットを角α(α
=45度)だけ外向き(右向き)に傾斜させて取り付け
る。カッタービット1の方向決め部8とホルダー3の方
向決め部13は、いずれも正8角形に形成されており、カ
ッタービット1をホルダー3の軸心まわりに角α(図示
例では45度)づつ回転させた任意の方向に嵌着すること
ができるので、この方向決めはいたって簡単である。ま
た、切削方向Xに対し左側のホルダー3には、前記と逆
にカッタービット1を左方向に45度だけ傾斜させて嵌着
する。左右いずれの場合も、カッタービット1の刃先6a
がチェーン2の巾よりも若干外側に突出する。
1枚の基板20に1個のホルダー3を固着したユニットの
場合は、1個のカッタービット1を切削方向に向けて、
チェーンの中心線CLとビットの刃先が重なるように(傾
斜させずに)嵌着する。上記いずれの場合も、カッター
ビット1をホルダー3に嵌合したのちピン穴15に固定手
段であるピン17が挿通される。このピン17はカッタービ
ット1のピン溝に係合し、該ビットの逸脱を防止する。
このように、左勝手、右勝手および中立の状態でカッタ
ービット1,…を取り付けたカッターチェーンを図示しな
い駆動手段によりX方向に駆動しつつ、ビットの刃先を
石炭、石灰石等の被切削物に押し付ければ、該刃先によ
って直線状に切削が行なわれるのである。このように、
カッタービット1とホルダー3を各1種類づつ用意して
おけばよいので部品数が少なく経済的である。
上記実施例では、互いに嵌合する方向決め部8,13を正8
角形としたが、上記方向決め部はカッタービットの向き
を移動方向に対し所定の角度だけ傾斜させて固定するこ
とができればよいので、場合によっては6角形その他の
正多角形状でもよい。また、方向決め部を必ずしも完全
な正多角形とする必要はなく、例えば第6図に示す如
く、正多角形の一部が欠落したような形状でもよい。カ
ッターチェーンの用途によっては、刃先が移動方向を向
く中立のビットを設けず、右向きと左向きのもののみを
交互に設けておいてもよい。
さらに、図示例では固定手段としてピンを使用したが、
セットボルト等他の手段を用いてもよい。また、切削装
置としてはカッターチェーン以外に例えばドラムカッタ
ー等カッタービットを取り付けて使用する他の切削装置
でもよい。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案にかかわるカッ
タービット取付け部の構造は、カッタービットをホルダ
ーに嵌着して固定するものであり、かつカッタービット
の向きを複数角度に変えて固定することができるので、
1種類のカッタービット又はホルダーを右勝手、左勝手
等に共用することが可能となり、実用上便利で低コスト
なものとすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)、(c)はそれぞれカッタービッ
トの側面図、刃先部の矢視図、刃先部のZ矢視図、第2
図はその正面図、第3図は方向決め部の外形図である。
第4図(a)、(b)、(c)はホルダーの平面図、側
面図、正面図である。第5図(a)、(b)はカッター
チェーンの平面図および正面図、第6図は異なる実施例
をあらわす方向決め部の説明図である。 1……カッタービット、2……カッターチェーン、3…
…ホルダー、7……嵌合部、8……方向決め部、12……
嵌合孔、13……方向決め部、17……ピン(固定手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭部に硬質金属の刃先が形成されたカッタ
    ービットを切削装置に固着されるホルダーに取り付ける
    ための取付け部の構造であって、前記カッタービットに
    は、ホルダーに嵌合する嵌合部が設けられるとともに、
    該嵌合部の一部は断面が正多角形状を呈する方向決め部
    として形成され、前記ホルダーにはカッタービットの嵌
    合部が嵌合する嵌合孔が設けられるとともに、該嵌合孔
    の一部はカッタービットの正多角形状の方向決め部が向
    きを変えて嵌合可能で、かつ嵌合状態では中心軸まわり
    の回転が拘束される正多角形状の方向決め部として形成
    されていることを特徴とするカッタービット取付け部の
    構造。
JP11688789U 1989-10-03 1989-10-03 カッタービット取付け部の構造 Expired - Lifetime JPH0720240Y2 (ja)

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JP11688789U JPH0720240Y2 (ja) 1989-10-03 1989-10-03 カッタービット取付け部の構造

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JP11688789U JPH0720240Y2 (ja) 1989-10-03 1989-10-03 カッタービット取付け部の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0354893U JPH0354893U (ja) 1991-05-27
JPH0720240Y2 true JPH0720240Y2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=31665143

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11688789U Expired - Lifetime JPH0720240Y2 (ja) 1989-10-03 1989-10-03 カッタービット取付け部の構造

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Families Citing this family (2)

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PE20100008A1 (es) * 2008-01-08 2010-02-05 Esco Corp Punta para rodillo para trabajos de terraceria
US8534766B2 (en) * 2008-04-22 2013-09-17 Kennametal Inc. Indexable cutting tool system

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Publication number Publication date
JPH0354893U (ja) 1991-05-27

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