JPH071U - 除草具 - Google Patents

除草具

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JPH071U
JPH071U JP800893U JP800893U JPH071U JP H071 U JPH071 U JP H071U JP 800893 U JP800893 U JP 800893U JP 800893 U JP800893 U JP 800893U JP H071 U JPH071 U JP H071U
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JP
Japan
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sandwiching
weeds
cross
handles
portions
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Pending
Application number
JP800893U
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English (en)
Inventor
重記 宮尾
Original Assignee
宮尾 重槻
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地面や芝生面に自生した雑草を、強力、かつ
滑ることなく的確に挟着し、敏速に根部から引き抜き除
去できる除草具を提供することを目的とする。 【構成】 枢着部12において枢着された交差ハンドル
14、14と、この交差ハンドル14、14の先端部に
相互に閉着し得るように連設された挟み部16、16と
を備え、前記挟み部16、16の挟み面側には、滑止め
部材18、18が付設されて成るものである。これによ
り、交差ハンドル14、14を手先に把持しつつ挟み部
16、16を開閉させて雑草を強力に挟着でき、滑止め
部材18で挟着した雑草が滑ることなく、敏速、的確に
雑草を引き抜き除去できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地面や芝生面等に自生する雑草を引き抜き除去するための除草具に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、住宅の庭先の地面や芝生面に自生する雑草を除去する場合においては、 強力な除草剤を散布すると薬害で人の健康を損なう恐れがある。従って、効き目 の弱い除草剤を散布しているものであり、一時的に茎が枯れても一か月程度で再 び茎が伸びて雑草に対して十分な効力がなく、最終的には雑草を手先で根から引 き抜き、除去している状態である。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、雑草を手先で除去するときに、雑草の茎が伸びて根が張ってい る場合には、茎部を把持して引き抜く時に手先が滑ったりして根部まで引き抜き にくいものであり、庭先の地面や芝生面に自生した雑草の除去に多くの手数を要 する等の問題があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、地面 や芝生面に自生した雑草を、強力、かつ滑ることなく的確に挟着し、敏速に根部 から引き抜き除去できる除草具を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、枢着部12において枢着された交差ハ ンドル14、14と、この交差ハンドル14、14の先端部15、15に相互に 閉着し得るように連設された挟み部16、16とを備え、前記挟み部16、16 の挟み面側には、滑止め部材18、18が付設されて成る除草具10から構成さ れる。
【0006】 また、前記挟み部16、16は、前記交差ハンドル14、14の長手方向に対 し、側面視へ形状に折曲された挟み板20、20から成ることとしてもよい。
【0007】 また、前記挟み部16、16は、前記交差ハンドル14、14の端部に取替自 在に固定されて成ることとしてもよい。
【0008】 また、前記交差ハンドル14、14は、常に開方向に弾力付勢されて成ること としてもよい。
【0009】
【作用】
本考案に係る除草具は、交差ハンドルを手先に把持し、地面等に自生している 雑草の茎部に拡開している挟み部を突き込みながら交差ハンドルを閉縮させて挟 み部で雑草の茎部を挟着する。その状態で挟着した雑草の茎部を捩りながら上方 へと引き抜くものである。交差ハンドルのてこ作用で雑草を強圧に挟着でき、挟 み部の内面側に付設した滑止め部材で挟着した雑草が滑ることなく、雑草を敏速 、確実に根部から引き抜き除去できる。
【0010】
【実施例】
以下、添付図面を参照しながら、本考案の好適な実施例を説明する。 図1、図2には、本考案の実施例に係る除草具10が示されている。 図より明らかな様に、前記除草具10は、金属、硬質合成樹脂等を素材とし、 先端部寄り位置に設けたピン等より成る枢着部12においてX形に枢着された交 差ハンドル14、14と、この交差ハンドル14、14の先端部15、15の内 面側に相互に閉着可能に固定された長板状の挟み部16、16とを備え、この挟 み部16、16の挟み面側には滑止め部材18、18が付設されている。
【0011】 この交差ハンドル14、14を手先で把持して閉縮作動させると、同交差ハン ドル14、14の先端部15、15に固定した挟み部16、16が閉着され、か つ交差ハンドル14、14のてこ作用により、挟み部16、16にはハンドルを 閉縮する加圧力の数倍の挟着力が起生されることとなる。 また、前記挟み部16、16に付設された滑止め部材18、18は、ゴムや皮 革部材等より成り、雑草の茎部を挟着したときに滑ることなく、確実に挟着でき る。
【0012】 これにより、前記除草具10は、庭先の地面や芝生面に自生している雑草の茎 部に、開口している挟み部16、16を突き込み、交差ハンドル14、14を閉 縮させながら挟み部16、16で茎部を強圧に挟着する。この状態で茎部をやや 捩じりながら上方へと引き上げることにより、根が張っている雑草でも簡易に、 また茎部に砂等が付着していても滑ることなく敏速、確実に引抜きできることと なる。
【0013】 図2、図3、図4に示す様に、前記挟み部16、16は、交差ハンドル14、 14の長手方向に対し、側面視へ形状に折曲された挟み板20で各々形成され、 この挟み板20の内面側に前記滑止め部材18が付設されている。 これにより、側面視へ形状に折曲された挟み板20より成る挟み部16、16 の下面を地面等に当接させたときに、交差ハンドル14、14は地面に対して斜 上方へ向けて配置され、前記交差ハンドル14、14を把持した手先が地面に触 れることなく、手先の汚染を防止できる。 また、へ形状の挟み板20、20で雑草の茎部を挟着した状態でへ形状の挟み 板20、20の折曲基部を支点として交差ハンドル14、14を下方へと押圧し ながら地面より挟み板20、20の端部を上昇させ、挟着した雑草を簡易に引き 抜きできる。 しかし、前記挟み部16、16は、側面視へ形状の挟み板に限定されることな く、T形状や円形状等の形状でもよい。
【0014】 また、図2、図3、図4に示す様に、前記挟み部16、16の各挟み板20の 基端側には、前記交差ハンドル14、14の先端部15、15に設けられた螺子 22に螺着する螺子孔24が開孔されている。そして、前記各挟み板20は、交 差ハンドル14、14の先端部15、15の内面側に螺子22で取替え自在に固 定されている。 従って、長期使用中に挟み板20、20の内面側の滑止め部材18、18等が 摩滅してきたら、新しい挟み板20と取替え固定しながら雑草の引き抜き除去作 用を継続できる。 なお、挟み板20は螺子22で交差ハンドル14、14の先端部15、15に 取替え自在に固定する外に、ガイド溝等により嵌着固定してもよい。
【0015】 また、図1、図2に示す様に、前記交差ハンドル14、14は、その枢着部1 2に付勢コイルスプリング26が装嵌され、この付勢コイルスプリング26の両 端の付勢杆28、28が交差ハンドル14、14に、同交差ハンドル14、14 を常に開方向に付勢するように係着されている。 これにより、挟み部16、16で雑草を挟着除去するときにのみ、把持した交 差ハンドル14、14を手先で加圧閉縮させ、その後は加圧を開放することによ り交差ハンドル14、14は付勢コイルスプリング26の弾力で拡開復帰される こととなり、挟み部16、16の開閉操作が容易で雑草の挟着除去作業における 手先の疲労を軽減できる。 また、付勢コイルスプリング26に替えて、V形バネ等を枢着部に装着して交 差ハンドル14、14を開方向に付勢してもよい。
【0016】 本考案の除草具10を使用して地面や芝生面に自生する雑草を除去する場合に は、図6に示す様に、交差ハンドル14、14を手先Fに把持し、地面等に自生 している雑草Gの茎部に拡開している挟み部16、16を突き込みながら交差ハ ンドル14、14を閉縮させて挟み部16、16で雑草Gの茎部を挟着する。そ の状態で挟着した雑草Gの茎部を捩りながら上方へと引き抜くものである。
【0017】 そして、交差ハンドル14、14のてこ作用で挟み部16、16の挟着力が大 きく、かつ挟み部16、16の挟み面に滑止め部材18を設けたことにより、挟 着した雑草の茎部に砂や泥等が付着していても滑ることなく、地面や芝生面に自 生した雑草を、強力、かつ的確に挟着し、敏速に根部から引き抜き除去できる。 また、雑草の除去に限らず、栽培中の野菜類の間引にも簡易に使用できる。そ して、付勢コイルスプリング26等で開方向に付勢された交差ハンドル14、1 4は、閉縮させた状態で交差ハンドル14、14の端部や挟み部16、16の端 部に係止環や係止フック等を係着させて閉縮状態を保持させることにより、嵩ば ることなく携帯や格納が容易となる。
【0018】 次に、図5には、他の実施例の除草具10が示されている。 図において、除草具10は、枢着部12において枢着された交差ハンドル14 、14と、この交差ハンドル14、14の先端部15、15に相互に閉着し得る ように連設された挟み部16、16とを備え、前記挟み部16、16は、その挟 み面側に凹凸山形30、30が刻設され、その上面に滑止め部材18が貼着され ている。
【0019】 このように、挟み板20、20の内面側に凹凸山型30、30を一体的に形成 しても良く、これにより、挟み部16、16で雑草の茎部を挟着したときに凹凸 山形30、30及び滑止め部材18により強固な挟持力を保持でき、雑草類の茎 部に係着して滑ることなく、雑草を無理なく的確に引き抜きできることとなる。 前記挟み板20、20は、交差ハンドル14、14の先端部15、15の内面 側に螺子22等で取替自在に固定してもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上、説明した様に請求項1に係る除草具によれば、枢着部において枢着され た交差ハンドルと、この交差ハンドルの先端部に相互に閉着し得るように連設さ れた挟み部と、を備え、前記挟み部の挟み面側には、滑止め部材が付設されて成 ることにより、地面や芝生面に自生した雑草を、挟み部内に挟着して交差ハンド ルを加圧しながら強力、かつ滑ることなく的確に挟着し、敏速に根部から引き抜 き除去できる。
【0021】 また、請求項2によれば、前記挟み部は、前記交差ハンドルの長手方向に対し 、側面視へ形状に折曲された挟み板から成ることにより、挟み部を地面に接合さ せたときに、交差ハンドルは地面より斜上方に位置され、交差ハンドルを把持し た作業者の手先の汚染を防止できる。
【0022】 また、請求項3によれば、前記挟み部は、前記交差ハンドルの端部に取替自在 に固定されて成ることにより、挟み部が摩耗したら新しい挟み部と交換して交差 ハンドルに装着して長期使用ができる。
【0023】 また、請求項4によれば、前記交差ハンドルは、常に開方向に弾力付勢されて 成ることにより、交差ハンドルを手先に把持して閉方向への加圧操作だけで挟み 部の開閉作動を反復でき、雑草を挟み部で挟着、引き抜くときの手先の疲労が軽 減されて長時間に渡って雑草除去作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る除草具の正面図である。
【図2】図1の除草具の右側面図である。
【図3】挟み部より取外した挟み板の右側面図である。
【図4】図3の挟み板の左側面図である。
【図5】他の実施例の除草具の挟み部を示した一部拡大
正面図である。
【図6】除草具による雑草除去作業を示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 除草具 12 枢着部 14 交差ハンドル 16 挟み部 18 滑止め部材 20 挟み板 30 凹凸山形

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枢着部において枢着された交差ハンドル
    と、この交差ハンドルの先端部に相互に閉着し得るよう
    に連設された挟み部と、を備え、 前記挟み部の挟み面側には、滑止め部材が付設されて成
    る除草具。
  2. 【請求項2】 前記挟み部は、前記交差ハンドルの長手
    方向に対し、側面視へ形状に折曲された挟み板から成る
    請求項1記載の除草具。
  3. 【請求項3】 前記挟み部は、前記交差ハンドルの端部
    に取替自在に固定されて成る請求項1又は2記載の除草
    具。
  4. 【請求項4】 前記交差ハンドルは、常に開方向に弾力
    付勢されて成る請求項1、2又は3記載の除草具。
JP800893U 1993-02-03 1993-02-03 除草具 Pending JPH071U (ja)

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JP800893U JPH071U (ja) 1993-02-03 1993-02-03 除草具

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JP800893U JPH071U (ja) 1993-02-03 1993-02-03 除草具

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JPH071U true JPH071U (ja) 1995-01-06

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ID=11681333

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JP800893U Pending JPH071U (ja) 1993-02-03 1993-02-03 除草具

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53161115U (ja) * 1977-05-20 1978-12-16
JP2013162770A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Shimizu Seisakusho:Kk 雑草除去具
KR102117664B1 (ko) * 2019-07-22 2020-06-01 민경동 기능성 잡초 제거기

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589601A (ja) * 1981-07-04 1983-01-20 大久保 勝彦 稚苗・除草挾
JPH023201B2 (ja) * 1981-07-13 1990-01-22 Mitsubishi Electric Corp

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