JPH0719688Y2 - ワーク位置決め装置 - Google Patents
ワーク位置決め装置Info
- Publication number
- JPH0719688Y2 JPH0719688Y2 JP1988072307U JP7230788U JPH0719688Y2 JP H0719688 Y2 JPH0719688 Y2 JP H0719688Y2 JP 1988072307 U JP1988072307 U JP 1988072307U JP 7230788 U JP7230788 U JP 7230788U JP H0719688 Y2 JPH0719688 Y2 JP H0719688Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- stopper
- positioning
- positioning claw
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、組立工程の搬送路上にあるワークを搬送方向
とその直交方向及び鉛直方向に三次元位置規制するワー
ク位置決め装置に関するものである。
とその直交方向及び鉛直方向に三次元位置規制するワー
ク位置決め装置に関するものである。
例えば、プリント基板等の板状のワークに電子部品を組
付けるに際しては、組立工程においてワークをベルトコ
ンベア等の搬送路にて搬送し、その途中で位置決めして
行われ、その一具体例を第4図及び第5図を参照して次
に示す。図において(1)は搬送路、(2)はプリント
基板等の板状ワーク、(3)はストッパ、(4)は第1
位置決め爪、(5a)(5b)は第1シリンダとそのピスト
ン軸、(6a)(6b)は第2シリンダとそのピストン軸、
(7)は第2位置決め爪である。上記搬送路(1)は一
対の搬送レール(1a)(1b)からなり、その上をワーク
(2)が(X)方向に搬送される。ストッパ(3)は搬
送路(1)の途中にあって搬送レール(1a)(1b)間で
鉛直方向〔(Z)方向〕に上下動し、ワーク(2)を搬
送路(1)上で係止させる。第1位置決め爪(4)はス
トッパ(3)に対向すると共にその搬送路(1)の上流
側にあって(X)及び(Z)の各方向でそれぞれ往復動
し、ストッパ(3)によって係止されたワーク(2)を
(X)方向に位置規制する。第1シリンダ(5a)のピス
トン軸(5b)は第1位置決め爪(4)に固定されてそれ
を第1シリンダ(5a)によって(X)方向に往復動させ
る。第2シリンダ(6a)のピストン軸(6b)は第1シリ
ンダ(5a)固定されてそれを第2シリンダ(6a)によっ
て(Z)方向に上下動させ、同時に第1位置決め爪
(4)を(Z)方向に上下動させる。第2位置決め爪
(7)は搬送レール(1b)のガイド壁(1b1)の所定位
置を貫通して(Y)方向に往復動し、ストッパ(3)と
第1位置決め爪(4)とで位置決めされたワーク(2)
を側面より(Y)方向に押圧してガイド壁(1a1)に押
し付け、ワーク(2)を(Y)方向に位置規制する。
付けるに際しては、組立工程においてワークをベルトコ
ンベア等の搬送路にて搬送し、その途中で位置決めして
行われ、その一具体例を第4図及び第5図を参照して次
に示す。図において(1)は搬送路、(2)はプリント
基板等の板状ワーク、(3)はストッパ、(4)は第1
位置決め爪、(5a)(5b)は第1シリンダとそのピスト
ン軸、(6a)(6b)は第2シリンダとそのピストン軸、
(7)は第2位置決め爪である。上記搬送路(1)は一
対の搬送レール(1a)(1b)からなり、その上をワーク
(2)が(X)方向に搬送される。ストッパ(3)は搬
送路(1)の途中にあって搬送レール(1a)(1b)間で
鉛直方向〔(Z)方向〕に上下動し、ワーク(2)を搬
送路(1)上で係止させる。第1位置決め爪(4)はス
トッパ(3)に対向すると共にその搬送路(1)の上流
側にあって(X)及び(Z)の各方向でそれぞれ往復動
し、ストッパ(3)によって係止されたワーク(2)を
(X)方向に位置規制する。第1シリンダ(5a)のピス
トン軸(5b)は第1位置決め爪(4)に固定されてそれ
を第1シリンダ(5a)によって(X)方向に往復動させ
る。第2シリンダ(6a)のピストン軸(6b)は第1シリ
ンダ(5a)固定されてそれを第2シリンダ(6a)によっ
て(Z)方向に上下動させ、同時に第1位置決め爪
(4)を(Z)方向に上下動させる。第2位置決め爪
(7)は搬送レール(1b)のガイド壁(1b1)の所定位
置を貫通して(Y)方向に往復動し、ストッパ(3)と
第1位置決め爪(4)とで位置決めされたワーク(2)
を側面より(Y)方向に押圧してガイド壁(1a1)に押
し付け、ワーク(2)を(Y)方向に位置規制する。
上記構成においてワーク(2)を搬送路(1)上に位置
規制するに際しては、まず、第1位置決め爪(4)を下
降させ、第2位置決め爪(7)を退入させてストッパ
(3)を上昇させ、搬送路(1)上を送られてきたワー
ク(2)をストッパ(3)にて係止させた後、第2位置
決め爪(7)を(Y)方向に突出させてワーク(2)を
側方より押圧し、ガイド壁(1a1)にワーク(2)を押
し付けて(Y)方向に位置規制する。次に、第2シリン
ダ(6a)のピストン軸(6b)を上昇させ、更に第1シリ
ンダ(5a)のピストン軸(5b)を(X)方向に退入させ
てワーク(2)を(X)方向に位置規制する。
規制するに際しては、まず、第1位置決め爪(4)を下
降させ、第2位置決め爪(7)を退入させてストッパ
(3)を上昇させ、搬送路(1)上を送られてきたワー
ク(2)をストッパ(3)にて係止させた後、第2位置
決め爪(7)を(Y)方向に突出させてワーク(2)を
側方より押圧し、ガイド壁(1a1)にワーク(2)を押
し付けて(Y)方向に位置規制する。次に、第2シリン
ダ(6a)のピストン軸(6b)を上昇させ、更に第1シリ
ンダ(5a)のピストン軸(5b)を(X)方向に退入させ
てワーク(2)を(X)方向に位置規制する。
ところで、上述した従来のワーク位置決め装置にてワー
ク(2)を搬送路(1)上で位置規制するに際しては、
ワーク(2)の外形を基準として互いに垂直な3方向よ
り第1、第2位置決め爪(4)(7)とストッパ(3)
にて互いに独立に位置規制している。そのため、その駆
動部として4個の独立のシリンダ機構が必要となり、そ
れらの制御が複雑になると共に、配置場所も正確に確保
しなければならず、その作業に手間がかかる。
ク(2)を搬送路(1)上で位置規制するに際しては、
ワーク(2)の外形を基準として互いに垂直な3方向よ
り第1、第2位置決め爪(4)(7)とストッパ(3)
にて互いに独立に位置規制している。そのため、その駆
動部として4個の独立のシリンダ機構が必要となり、そ
れらの制御が複雑になると共に、配置場所も正確に確保
しなければならず、その作業に手間がかかる。
本考案は、ワーク搬送路と、前記搬送路にあって上下動
し、ワークを先端で係止するストッパと、下面に階段状
傾斜面を有し、上記ストッパによって係止されたワーク
の側面を段差壁面のエッジ部にて搬送方向に対し鋭角を
なして傾斜した方向より押圧し、ワークを搬送方向とそ
の直交方向に位置規制すると共に、上記段差傾斜面にて
ワーク上面を規制し、ワークを鉛直方向に位置規制する
位置決め爪とを具備したことを特徴とする。
し、ワークを先端で係止するストッパと、下面に階段状
傾斜面を有し、上記ストッパによって係止されたワーク
の側面を段差壁面のエッジ部にて搬送方向に対し鋭角を
なして傾斜した方向より押圧し、ワークを搬送方向とそ
の直交方向に位置規制すると共に、上記段差傾斜面にて
ワーク上面を規制し、ワークを鉛直方向に位置規制する
位置決め爪とを具備したことを特徴とする。
上記技術的手段によれば、位置決め爪下面の段差壁面の
エッジ部を、ストッパによって係止されたワーク側面に
弾圧・接触させ、ワークを搬送方向とその直交方向に位
置規制すると共に、位置決め爪下面の段差傾斜面にてワ
ーク上面を規制し、ワークを鉛直方向に位置規制する。
エッジ部を、ストッパによって係止されたワーク側面に
弾圧・接触させ、ワークを搬送方向とその直交方向に位
置規制すると共に、位置決め爪下面の段差傾斜面にてワ
ーク上面を規制し、ワークを鉛直方向に位置規制する。
本考案の一実施例を第1図及び第2図を参照して以下説
明する。図において(8)は搬送路、(9)はプリント
基板等の板状ワーク、(10)はストッパ、(11)は位置
決め爪である。上記搬送路(8)は一対の搬送レール
(8a)(8b)からなり、その上をワーク(9)が(X)
方向に搬送される。ストッパ(10)は搬送路(8)の途
中にあって搬送レール(8a)(8b)間で鉛直方向
〔(Z)方向〕に上下動し、ワーク(9)を搬送路
(8)上で係止させる。位置決め爪(11)は、第2図及
び第3図に示すように、下面に段差傾斜面(11a)を有
すると共に、駆動ベース(13)によって支持されて搬送
レール(8b)のガイド壁(8b1)の所定位置を貫通し、
(X)方向に対し鋭角をなして傾斜した()方向に往
復動すると共に圧縮スプリング(12)によって()方
向に直交する(V)方向に弾性的に付勢される。そこ
で、位置決め爪(11)を()方向に突出させ、ストッ
パ(10)によって係止されたワーク(9)の側面を上記
段差部(11a)の段差壁面(11b)のエッジ部(11b1)に
て押圧すると、上記ワーク側面とエッジ部(11b1)との
摩擦によってワーク(9)が(X)及び(Y)方向に同
時に押し付けられてストッパ(10)とガイド壁(8a1)
に係止され、ワーク(9)を(X)(Y)方向に同時に
位置決めする。ここで、駆動ベース(13)の支持点
(P)と、ストッパ(10)のワーク(9)と接触点
(Q)とを結ぶ直線を(l1)、支持点(P)と、ワーク
側面のガイド壁(8a1)側の中点(R)とを結ぶ直線を
(l2)とすると、上記()方向は直線(l1)(l2)に
よって形成される鋭角の範囲内にあればよい。
明する。図において(8)は搬送路、(9)はプリント
基板等の板状ワーク、(10)はストッパ、(11)は位置
決め爪である。上記搬送路(8)は一対の搬送レール
(8a)(8b)からなり、その上をワーク(9)が(X)
方向に搬送される。ストッパ(10)は搬送路(8)の途
中にあって搬送レール(8a)(8b)間で鉛直方向
〔(Z)方向〕に上下動し、ワーク(9)を搬送路
(8)上で係止させる。位置決め爪(11)は、第2図及
び第3図に示すように、下面に段差傾斜面(11a)を有
すると共に、駆動ベース(13)によって支持されて搬送
レール(8b)のガイド壁(8b1)の所定位置を貫通し、
(X)方向に対し鋭角をなして傾斜した()方向に往
復動すると共に圧縮スプリング(12)によって()方
向に直交する(V)方向に弾性的に付勢される。そこ
で、位置決め爪(11)を()方向に突出させ、ストッ
パ(10)によって係止されたワーク(9)の側面を上記
段差部(11a)の段差壁面(11b)のエッジ部(11b1)に
て押圧すると、上記ワーク側面とエッジ部(11b1)との
摩擦によってワーク(9)が(X)及び(Y)方向に同
時に押し付けられてストッパ(10)とガイド壁(8a1)
に係止され、ワーク(9)を(X)(Y)方向に同時に
位置決めする。ここで、駆動ベース(13)の支持点
(P)と、ストッパ(10)のワーク(9)と接触点
(Q)とを結ぶ直線を(l1)、支持点(P)と、ワーク
側面のガイド壁(8a1)側の中点(R)とを結ぶ直線を
(l2)とすると、上記()方向は直線(l1)(l2)に
よって形成される鋭角の範囲内にあればよい。
又、上記エッジ部(11b1)にてワーク側面を押圧すると
同時に、上記段差傾斜面(11a)がワーク上面を押圧・
規制してその浮き上がりを防止し、ワーク(9)を
(Z)方向に位置規制する。従って、位置決め爪(11)
の()方向への一回の突出動作とストッパ(10)の上
昇により(X)(Y)及び(Z)方向への位置規制を同
時に行うことができる。なお、ワークをU方向へ押圧す
る手段は特に限定されないが、例えばエア駆動のシリン
ダーや、モーター等であれば良い。
同時に、上記段差傾斜面(11a)がワーク上面を押圧・
規制してその浮き上がりを防止し、ワーク(9)を
(Z)方向に位置規制する。従って、位置決め爪(11)
の()方向への一回の突出動作とストッパ(10)の上
昇により(X)(Y)及び(Z)方向への位置規制を同
時に行うことができる。なお、ワークをU方向へ押圧す
る手段は特に限定されないが、例えばエア駆動のシリン
ダーや、モーター等であれば良い。
本考案によれば、組立工程の搬送路上にあるワークをス
トッパと位置決め爪によって搬送方向とその直交方向及
び鉛直方向に同時に位置規制するようにしたから、位置
規制のための駆動部分が減少し、その制御が簡略化され
ると共に、配置場所の確保や位置規制とその解除に要す
る作業も容易となり、作業時間の短縮と作業性の向上を
図ることができる。
トッパと位置決め爪によって搬送方向とその直交方向及
び鉛直方向に同時に位置規制するようにしたから、位置
規制のための駆動部分が減少し、その制御が簡略化され
ると共に、配置場所の確保や位置規制とその解除に要す
る作業も容易となり、作業時間の短縮と作業性の向上を
図ることができる。
第1図は本考案に係るワーク位置決め装置の一実施例を
示す要部平面図、第2図と第3図は第1図装置に含まれ
る位置決め爪の先端部の下面図と側面図、第4図と第5
図は従来のワーク位置決め装置の一具体例を示す要部の
平面図と側面図である。 (8)……搬送路、(9)……ワーク、(10)……スト
ッパ、(11)……位置決め爪、(11a)……段差傾斜
面、(11b)……段差壁面、(12)……スプリング、
(P)……支持点。
示す要部平面図、第2図と第3図は第1図装置に含まれ
る位置決め爪の先端部の下面図と側面図、第4図と第5
図は従来のワーク位置決め装置の一具体例を示す要部の
平面図と側面図である。 (8)……搬送路、(9)……ワーク、(10)……スト
ッパ、(11)……位置決め爪、(11a)……段差傾斜
面、(11b)……段差壁面、(12)……スプリング、
(P)……支持点。
Claims (1)
- 【請求項1】ワーク搬送路と、前記搬送路にあって上下
動し、ワークを先端側で係止するストッパと、ワークを
押圧して位置決めする先端部を有する位置決め爪とを具
備し、前記位置決め爪の先端部に、ワークを搬送方向に
位置規制する段差壁面と、ワークを鉛直方向に位置規制
する段差傾斜面とを有することを特徴とするワーク位置
決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988072307U JPH0719688Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | ワーク位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988072307U JPH0719688Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | ワーク位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01175131U JPH01175131U (ja) | 1989-12-13 |
JPH0719688Y2 true JPH0719688Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31297479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988072307U Expired - Lifetime JPH0719688Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | ワーク位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719688Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0641080B2 (ja) * | 1984-12-05 | 1994-06-01 | 松下電器産業株式会社 | 位置決め装置 |
JPS6334044A (ja) * | 1986-07-29 | 1988-02-13 | Sharp Corp | 位置決め機構 |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP1988072307U patent/JPH0719688Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01175131U (ja) | 1989-12-13 |
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