JPH07191103A - 絶縁物中の欠陥の検出装置及び方法 - Google Patents

絶縁物中の欠陥の検出装置及び方法

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JPH07191103A
JPH07191103A JP8448892A JP8448892A JPH07191103A JP H07191103 A JPH07191103 A JP H07191103A JP 8448892 A JP8448892 A JP 8448892A JP 8448892 A JP8448892 A JP 8448892A JP H07191103 A JPH07191103 A JP H07191103A
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 発電機シャフトと、シャフトを回転自在に支
持する軸受ペデスタル及び封止装置との間の絶縁接触面
の欠陥を正確且つ高信頼度で検出するシステムを提供す
る。 【構成】 シャフト1の静止中にシャフトの両端に電圧
を選択的に誘起させる環状変圧器37を有する。この誘
起した電圧はシャフト1の回転時に生じる非対称電圧と
実質的に同一の特性を有する。選択的に誘起された電圧
が絶縁物を通り構造部品中に伝えられているかどうかを
検出するための電圧計38を設ける。変圧器37で用い
られる巻線の本数は好ましくは、シャフト中に誘起され
た交流電圧が、発電機3を駆動するタービン13によっ
てシャフト1を回転させたときに非対称電圧により生じ
る交流電圧と同一の特性を有するよう選択される。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、一般に、回転電機内の
絶縁接触面の有効性を検査する装置に関し、特に、発電
機のシャフトと軸受及び封止装置との間に位置した絶縁
物中の欠陥を検出する装置及び方法に関する。
【0001】発電機においては、発電機及び励磁機の軸
受ペデスタル及び発電機用の封止装置は、発電機シャフ
ト中に誘起された望ましくない電圧により発電機用封止
装置及び軸受油膜を横切ってアークが生じることのない
よう絶縁されなければならない。かかる電圧は静電発電
及び固定子中の磁界のむらによって生じる非対称電流に
よって生じる。2種の電流のうち、非対称電流について
は潜在的に破壊性が強い。というのは、かかる電流と関
連したアンペア数は発電機用封止装置及び軸受を破壊す
るにたるほど大きく、これは時間の問題だからである。
通常の作動環境のもとでは、ASGS(能動式シャフト
接地システム)はシャフトの回転時にシャフトと電気的
な接触状態を保つ3つの導電性ブラシによってかかるア
ークの発生を防止するのに役立っている。これらブラシ
は約40〜80mmアンペアの電流が軸受ペデスタル及
びシャフト封止装置の絶縁物を通って流れ始めることを
検出すると、発電機のシャフトを接地し、それと同時に
発電機オペレータに絶縁破損が生じたことを知らせる警
報器を鳴らす。次に、発電機ユニットの運転を中止して
分解し、修理する。
【0002】残念なことに、ASGSは発電機が作動中
の場合にしか、絶縁物の破損を検出できない。さらに、
ASGSは発電機の保守員にかかる絶縁破損の発生を知
らせるに過ぎず、破損がどこに生じたかの正確な位置を
教えるものではない。それゆえ、発電機は絶縁物の修理
のため運転停止状態にしても、修理が絶縁物を元に戻し
て発電機を実際に再び作動状態にするまでは完全に有効
であるかどうかを知る確実な方法はない。修理の成功の
見込みを高くするために、絶縁破損の疑いのある領域の
すべてに亘って二重の絶縁層を設けることが提案されて
いる。しかしながら、かかる解決策は、第2の完全な絶
縁層を設けるための努力を要するというだけでなく、油
漏れの恐れを増大させるような軸受への追加の絶縁油ラ
インの連結の取り付けをしなければならないので費用が
かかる。
【0003】明らかに、発電機シャフトとこれを回転自
在に支持する軸受ペデスタル及び封止装置の間の絶縁接
触面の破損を正確且つ高信頼度に検出し、二重の絶縁層
を設ける必要のないシステムに対する要望がある。理想
的には、かかるシステムはかかる絶縁物をすべて交換す
る必要性をなくするためにかかる破損の正確な位置を突
き止めることができるべきである。
【0004】本発明は、一般的にいって、回転電気のシ
ャフト中に誘起された電位が封止装置及びシャフトを回
転自在に支持する構成部品を通る破壊的な電流の流れを
生じさせないようにする機能を持つ絶縁物の欠陥の検出
システム及び方法に関する。本発明は特に、発電機のシ
ャフトと、これを回転自在に支持する軸受ペデスタル及
び封止装置との間に存在する絶縁境界面の欠陥を検出す
るのに有用である。本発明の装置は、発電機の軸受及び
封止装置とこれらを支持する構造部品との間に設けられ
ていて、軸受及び封止装置を接地電位から絶縁し、それ
によって発電機のシャフト中に存在する非対称電圧が原
因となって軸受及び封止装置と構造部品との間に破壊的
な電流が流れることのないように設計された絶縁物中の
欠陥を検出する装置において、シャフトの静止中にシャ
フトの両端に電圧を選択的に誘起させる変圧器手段を有
し、該電圧はシャフトの回転時に生じる非対称電圧と実
質的に同一の特性を有し、選択的に誘起された電圧が絶
縁物を通り構造部品中に伝えられているかどうかを検出
するための電圧検出手段が設けられていることを特徴と
する検出装置にある。
【0005】変圧器のコアは、交流電圧を発電機シャフ
ト中に人為的に誘起させるために、発電機シャフトの一
部を受け入れるための開口部を有する。好ましい実施例
では、変圧器のコアは環状であり、少なくとも2つの取
外し自在に連結できる部分品で構成される。その目的
は、コアをシャフトの選択された部分の周りに取り付け
ることができるようにすることにある。さらに、変圧器
は、環状コアの回りに施された約500〜1000本の
巻線を含み、コアは120ボルトの交流電圧を巻線に印
加すると、約0.006〜0.12ボルトの交流電圧を
誘起するようになる。巻線の保護のため、コアは巻線を
収容する1または2以上の凹部を有するのがよい。その
うえ、渦電流の発生によって生じる変圧器コア内の誘導
損失を最少限に抑えるために、コアを強磁性金属から成
る複数の絶縁積層品で形成する。
【0006】本発明の方法では、上述の変圧器を発電機
と低圧タービンとの間に位置させたシャフト接地用ブラ
シの発電機側に隣接して発電機シャフトの一部の周りに
取り付ける。次に、120ボルトの交流電圧を変圧器の
巻線に印加する。その目的は、交流電圧をシャフト中に
誘起させるためである。システムの電圧計を次に一方の
側を接地電位に(これは発電機のフレームまたは接地用
ブラシの何れかの形態であるのがよい)、検査されるべ
き絶縁境界接触面の近傍にある発電機の領域に接続す
る。シャフトは単一ループだけで構成されている上記変
圧器の二次側のように働くので、シャフト中に誘起され
た交流電圧の大きさは、変圧器に印加される電圧を変圧
器内に存在している巻線の本数で割ることによって容易
に得ることができる。電圧計の読みが正であれば、これ
は、検査中の特定の絶縁物の接触面に破損が生じていな
いことを示す。絶縁接触面の一部について検査を終えた
後、シャフトの別な部分を同様に検査すれば絶縁物の破
損の正確な位置がわかる。
【0007】変形例として、接地用ブラシを通る電流を
監視してもよい。絶縁物はもし接地用ブラシに電流が観
察されれば破損していると判定される。
【0008】本発明のシステム及び方法は軸受ペデスタ
ル及び封止装置に設けられた絶縁物を完全に破壊検査法
によって迅速且つ容易に検査できる。というのは、軸受
が短絡しても、軸受及び封止装置がシャフトにしっかり
と接触しているので、変圧器によりシャフト上に誘起さ
れた非対称電圧による軸受の損傷が生じることはないか
らである。
【0009】
【実施例】今、図1及び図2を参照すると、本発明のシ
ステムは、発電機3のシャフト1の内部の誘導電圧が発
電機3内でシャフト1を回転自在に支持する軸受及びシ
ャフト封止装置を通って流れる電流を発生させているか
どうかを判定するのに特に有用である。シャフト1はハ
ウジング7(これは想像線で示してある)内で回転する
回転子5を含み、ハウジング7は更に固定子を収容して
いる。一対の互いに反対側に設けられているシャフト封
止装置11a,11bがハウジング7内でシャフト1を
回転自在に支持している。シャフト1の一端は最終的に
は動力プラント又は発電所のタービン13に連結され、
シャフト1の他端は、回転子5の磁界を発生させるため
に電流を供給する励磁機15の回転子に連結されてい
る。
【0010】ハウジング7の外部では、シャフト1は複
数の軸受ペデスタル17a,17b,17c,17d,
17eによって回転自在に支持されている。シャフトの
回転時に生じる上述の非対称電圧のために、シャフト1
を発電機のフレームから電気的に絶縁することが必要で
ある。絶縁をしなかった場合、シャフト封止装置11
a,11bと軸受ペデスタル17a〜17eの上部に位
置している軸受23の双方の運動状態にある構成部品の
相互間にアークが発生する場合がある。非対称電流に関
連したアンペア数は比較的大きいので(非常に小さなア
ンペア数の静電的電流と比較して)、かかるアーク発生
により伝わる電流の流れにより、シャフト封止装置11
a,11bと軸受23の両方が激しく損傷することにな
るが、これは時間の問題である。その結果、絶縁物25
の境界面が、軸受ペデスタル17a,17b,17c,
17dの軸受23の各々と、これを支える支持構造体2
7との間に位置する。同様に、絶縁物30の層が、上述
のシャフト封止装置11a,11bのそれぞれのリング
33からランナー31を絶縁している。これら絶縁物2
5,30がそれぞれ破壊され、或いは、絶縁物が、80
mA以上の電流の流れがシャフト1と発電機のハウジン
グ7又は軸受ペデスタル17a,17b,17c,17
dのうちの一つとの間に発生するような状態になってし
まった場合、上述のASGSは発電機運転者に絶縁物の
破損が生じたことを知らせる。しかしながら、ASGS
はシャフト1が回転していないときには動作状態になら
ない。したがって、本発明の主要な目的のうちの一つ
は、修理後又は交換後の絶縁物25,30がシャフト封
止装置11a,11b及び軸受23を、発電機1の運転
再開時に誘起される非対称電圧に関連した電流から効果
的に絶縁することが発電機の運転者によって確かめられ
るようにすることにある。
【0011】本発明のシステムは、全体が図2に示され
ており、環状の変圧器37と、電圧検出器又は電圧計3
8と、接地電位(これは、シャフト接地用ブラシ39で
あるのが良い)とを有する。かるブラシは当該技術分野
では周知であり、ブラシ39は、通常は上述のASGS
内に組み込まれている接地用ブラシか、本発明の目的の
ためにシャフト1に特別に取り付けられるブラシである
かの何れかであるのが良い。全ての場合において、接地
用ブラシ39を発電機3とタービン13との間の位置に
取り付けてタービン軸受ペデスタル17e内に絶縁を施
す必要を無くする。電圧計38は10〜1000mV
(交流電流)のオーダーの電圧を測定できる多くの市販
の電圧計のうちの任意の一つであるのが良い。好ましく
は、電圧計38の一端を接地用ブラシ39に接続する。
その目的は、電圧計38のこちら側を接地電位にし、電
圧計の他方の側を、シャフト封止装置11a,11bの
一部又は絶縁物25又は30により接地電位から絶縁さ
れていると考えられる軸受ペデスタル17a,17b,
17c,17dに関連した軸受23に取外し自在に接続
する。図2は、シャフト封止装置11aの絶縁の具合を
検査するための電圧計の使用可能な方法を示している。
【0012】次に、図3及び図4を参照して説明する
と、変圧器37は環状のコア組立体42から成り、この
コア組立体42は、例えば腕輪を手首にスナップ嵌めす
るのと殆ど同じやり方でシャフト1の一部の周りで結合
できる2つの互いにヒンジ留めされたコア半部43で構
成されている。複数本の巻線44がコア半部43aの中
間部分の周りに施されている。これら巻線44は、入力
及び出力がケーブル48の二重ストランドにより標準型
の120Vプラグ46に接続されているコイルを形成す
る。好ましくは、巻線44はコア半部43aに設けられ
ている凹部50a,50bの周りに施される。好ましく
は、巻線44を約720本使用する。巻線の使用可能本
数は500〜1000本であるが、720本の巻線が使
用される場合、環状変圧器がシャフト1上に誘起させる
交流電圧は約0.170V(交流)になることに鑑み
て、交流電圧720本の巻線が好ましい。かかる凹部5
0a,50bを設けると、これら巻線が環状コア組立体
42とシャフト1の外面との間で締め付けられたり撚れ
たりしないので、巻線44の内部が保護される。
【0013】次に図3及び図5を参照すると、2つのコ
ア半部43a,43bの上端がヒンジ54によって互い
に枢着され、このヒンジの作用によりコア半部43aは
約180°枢動できるようになる。2つのコア半部43
a,43bの下端では、ラッチ組立体56が2つのコア
半部43a,43bの下端を互いに連結したり外したり
するために設けられている。今、特に図4を参照する
と、ラッチ組立体56はコア半部43a,43bの下端
にそれぞれ取り付けられた一対の対向したラッチ板58
a,58bで構成されている。これらラッチ板58a,
58bは相互に位置合せ可能な組合せ式の管60,62
a,62bで終わっており、これら管を図示のように整
列させてラッチボルト64を整列状態の管に差し通す。
ナット66を用いるとラッチ組立体56を相互に固定で
きる。
【0014】次に図6を参照すると、渦電流損が環状コ
ア組立体42内で生じないようにするため、環状コア組
立体42の2つの半部43a,43bは各々、磁性金
属、例えば軟鉄でできた数百本の絶縁積層材68から成
る。好ましくは、絶縁材料(蝋、プラスチック、雲母等
が挙げられる)の薄い層70を積層材68の間に設け
る。その目的は渦電流を伝導させないようにすることに
ある。その上、コアの周りにおける磁界の伝導を妨げる
空隙がコア半部43a,43bの端部の間に生じること
がないようにするため、2つのコア半部43a,43b
の端部の各々は、凹部72に嵌まり込む相補形状の関係
にある2以上のフィンガ71を備えるのが良い。当然の
ことながら、外側絶縁層73がコア半部43a,43b
の各々の外部を包囲している。その目的は、環状コア7
2をシャフト1から絶縁すると共に2つのコア半部43
a,43bを形成する積層材68の積重ね体を構造的に
補剛することにある。
【0015】本発明の装置の使用法における最初の段階
では、ラッチボルト64をラッチ組立体56から取り外
し、2つのコア半部43a,43bを互いに対して回し
て開き、図3に示す位置で発電機3のシャフト1に嵌め
る。次に、ボルト64とナット66を用いてラッチ組立
体56を閉じる。次いで、電圧計38の一方の側を上述
の接地用ブラシ39に電気的に接続する。この時点にお
いて、シャフト封止装置11a,11bと軸受23の双
方の中に存在している絶縁材料の検査はいつでも開始で
きるようになっている。環状変圧器37のプラグ46を
標準型の120V交流電源に差し込んで、環状コア組立
体42と発電機シャフト1を構成する金属が協働して、
一次側が巻き数720で二次側が巻き数1の変圧器のよ
うに作用するようにする。したがって、0.170Vの
交流電圧がシャフト1の長さ方向軸線に沿って誘起され
る。システムオペレータは、シャフト封止装置11a,
11b及び軸受ペデスタル17a,17b,17c,1
7dの絶縁材料25,30の検査の実施にとりかかる
が、そうするために、上述の絶縁材料によってシャフト
1から絶縁されていると推定される上記構成要素の領域
に電圧計38の左側を取外し自在に接続する。シャフト
1は静止状態にあるので、絶縁材料25,30の何れか
に、環状変圧器37によってシャフト1に誘起された低
電圧を伝えるという欠陥が生じても、アークが生じるこ
とは無い。本発明の装置はシステムオペレータに絶縁材
料25,30中のリークの存在を知らせるだけでなく、
特定のどの絶縁接触面に欠陥があるかを知らせることが
できるという点で有利である。これは、システムオペレ
ータに欠陥のある絶縁接触面の存在と位置を知らせるこ
としかできなかった従来技術に関連のASGSと比べ著
しい利点である。さらに、大抵の場合、軸受又は封止装
置の再組立作業中に短絡が生じるので、好ましくは、再
組立作業中にシャフトの接地用ブラシを導通するボルト
(又は電流)の測定値を常時監視する。短絡が生じる
と、この電圧は降下することになる(又は、電流が流れ
ることになる)。かくして、試験目的のためには環状コ
ア組立体を図2に示す位置に配置するのが好ましいが、
環状コア組立体を励磁機15の近傍に配置して徐々にシ
ャフト1に沿って移動させれば、絶縁状態の軸受ペデス
タル17a,17b,17c,17dのそれぞれの短絡
の有無を検出できるという有利な面がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】発電機の固定子及び回転子の磁界の非対称性の
結果としてシャフトに沿って誘起される交流電流の方向
を示す発電機シャフトの概略側面図である。
【図2】発電機及び励磁機を貫通するシャフトが発電機
ハウジング内でシャフト封止装置によってどのように回
転自在に支持されているか、さらに、本発明の装置をど
のように用いればシャフト封止装置に設けられている絶
縁材料の健全性を検査できるかを示す発電機システムの
側面図である。
【図3】本発明のシステムの環状変圧器を図2に示す発
電機のシャフトの周りにどのように取り付けるかを示す
図である。
【図4】変圧器の2つのコア半部の開閉に用いられるラ
ッチ組立体の細部を示すおける4−4線に沿う図3の環
状変圧器の側面図である。
【図5】システムの環状変圧器の平面図であり、該変圧
器が開放状態ではどのように見えるかを示す図である。
【図6】ラッチ組立体及び外側絶縁物を除去した状態
で、6−6線に沿って見た環状変圧器の側面図であり、
磁性材料、例えば軟鉄から成る複数の絶縁積層板から変
圧器のコアをどのように形成するかを示す図である。
【符号の説明】
1 シャフト 3 発電機 5 回転子 11a,11b 封止装置 13 タービン 15 励磁機 17a〜17d 軸受 37 環状変圧器 38 電圧計 42 コア 43a,43b コア半部 44 巻線 56 ラッチ組立体

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機の軸受及び封止装置とこれらを支
    持する構造部品との間に設けられていて、軸受及び封止
    装置を接地電位から絶縁し、それによって発電機のシャ
    フト中に存在する非対称電圧が原因となって軸受及び封
    止装置と構造部品との間に破壊的な電流が流れることの
    ないように設計された絶縁物中の欠陥を検出する装置に
    おいて、シャフトの静止中にシャフトの両端に電圧を選
    択的に誘起させる変圧器手段を有し、該電圧はシャフト
    の回転時に生じる非対称電圧と実質的に同一の特性を有
    し、選択的に誘起された電圧が絶縁物を通り構造部品中
    に伝えられているかどうかを検出するための電圧検出手
    段が設けられていることを特徴とする検出装置。
  2. 【請求項2】 変圧器手段はシャフトに誘電結合された
    コアを有し、120ボルトの交流電圧を巻線に印加した
    ときにシャフト中に約0.170〜0.240ボルト交
    流電圧を誘起させるよう約500〜1000本の巻線が
    コアの周りに施されていることを特徴とする請求項1の
    欠陥検出装置。
  3. 【請求項3】 コアは、コア中の渦電流によって生じる
    誘導損失を最少限に抑える強磁性材料から成る複数の積
    層体を有することを特徴とする請求項2の欠陥検出装
    置。
  4. 【請求項4】 変圧器は複数の巻線を含み、コアは巻線
    を保護状態で収納する凹部を有することを特徴とする請
    求項2の欠陥検出装置。
  5. 【請求項5】 変圧器のコアはシャフトの一部を受け入
    れるための開口部を有することを特徴とする請求項2の
    欠陥検出装置。
  6. 【請求項6】 変圧器のコアは環状であり、シャフトは
    環状コアの内径により定まる開口部内に収容できること
    を特徴とする請求項5の欠陥検出装置。
  7. 【請求項7】 環状コアは少なくとも2つの取外し自在
    に連結できる部分品で構成されていて、コアはシャフト
    の選択された部分の周りに取り付けることができること
    を特徴とする請求項6の欠陥検出装置。
  8. 【請求項8】 検出手段は接地電位と構造部品との間に
    電気的に接続できる電圧計であることを特徴とする請求
    項1の欠陥検出装置。
  9. 【請求項9】 発電機の軸受及び封止装置とこれらを支
    持する構造部品との間に設けられていて、軸受及び封止
    装置を接地電位から絶縁し、それにより発電機のシャフ
    ト中に存在する非対称電圧が原因となって軸受及び封止
    装置と構造部品との間に破壊的な電流が流れることのな
    いようにする絶縁物中の欠陥の検出装置において、シャ
    フトの静止中にシャフト内に電圧を選択的に誘起させる
    変圧器手段を有し、該電圧はシャフトの回転時に生じる
    非対称電圧と実質的に同一の特性を有し、変圧器手段
    は、シャフトを包囲する環状コアと、コアの周りに施さ
    れていて、120ボルトの交流電圧を印加すると、シャ
    フト中に約0.170〜0.240Vの交流電圧を誘起
    させる約500〜1000本の巻線とを有し、誘導電圧
    が絶縁物を通りシャフト中に伝えられているかどうかを
    判定するための電圧検出手段が、シャフトと接地電位と
    の間に電気的に接続されていることを特徴とする欠陥検
    出装置。
  10. 【請求項10】 発電機の軸受及び封止装置とこれらを
    支持する構造部品との間に設けられていて、軸受及び封
    止装置を接地電位から絶縁し、それによって発電機のシ
    ャフト中に存在する非対称電圧が原因となって軸受及び
    封止装置と構造部品との間に破壊的な電流が流れること
    のないように設計された絶縁物中の欠陥を検出する方法
    において、シャフトの静止中に、シャフトの回転時に生
    じる非対称電圧と実質的に同一の特性を持つ電圧をシャ
    フト中に誘起させ、該誘導電圧が絶縁物を通りシャフト
    中に伝えられているかどうかを判定することを特徴とす
    る欠陥検出方法。
  11. 【請求項11】 誘導電圧は、変圧器手段によってシャ
    フト中に誘起された交流電圧であることを特徴とする請
    求項10の欠陥検出方法。
  12. 【請求項12】 誘導電位が絶縁物を通って伝えられて
    いるかどうかを判定する段階は、電圧計によって実施さ
    れることを特徴とする請求項10の欠陥検出方法。
  13. 【請求項13】 電圧検出手段をシャフトと接地電位と
    の間に接続して誘導電位が絶縁物を通って伝えられてい
    るかどうかを判定する請求項10の欠陥検出方法。
  14. 【請求項14】 電圧検出機手段は、絶縁物のどの特定
    部分に欠陥があるかを判定するために、絶縁物がシャフ
    トから電気的に絶縁されていると推定される軸受及び封
    止装置の各々の一部に接続されていることを特徴とする
    請求項13の欠陥検出方法。
JP8448892A 1991-03-08 1992-03-06 絶縁物中の欠陥の検出装置及び方法 Withdrawn JPH07191103A (ja)

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