JPH07189092A - 経編機への糸仕掛け方法 - Google Patents
経編機への糸仕掛け方法Info
- Publication number
- JPH07189092A JPH07189092A JP35466193A JP35466193A JPH07189092A JP H07189092 A JPH07189092 A JP H07189092A JP 35466193 A JP35466193 A JP 35466193A JP 35466193 A JP35466193 A JP 35466193A JP H07189092 A JPH07189092 A JP H07189092A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- warp knitting
- winding
- knitting machine
- creel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 少本数の糸で経編作業ができると共に、従来
の巻き返し工程を省き、クリールでの人手による作業を
短時間化し、小ロット、多品種、短サイクル（短時間）
生産に適合すると共に、本生産級の量にも対応できるよ
うにする。 【構成】 部分整経機２に一側に先太りのテーパー部を
有するボトルビーム３を装着する。ボトルビーム３にク
リール１より給糸される少本数の各糸Ｙを、各糸Ｙのセ
クションの巻径・巻長が同一で、且つ巻取りの外周面５
Ａが軸芯３Ａと平行になるよう巻き付けた後、ボトルビ
ーム３を経編機４に直接仕掛ける。
の巻き返し工程を省き、クリールでの人手による作業を
短時間化し、小ロット、多品種、短サイクル（短時間）
生産に適合すると共に、本生産級の量にも対応できるよ
うにする。 【構成】 部分整経機２に一側に先太りのテーパー部を
有するボトルビーム３を装着する。ボトルビーム３にク
リール１より給糸される少本数の各糸Ｙを、各糸Ｙのセ
クションの巻径・巻長が同一で、且つ巻取りの外周面５
Ａが軸芯３Ａと平行になるよう巻き付けた後、ボトルビ
ーム３を経編機４に直接仕掛ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、クリールから供給され
る糸を経編機へ仕掛ける方法に関するものである。
る糸を経編機へ仕掛ける方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来はクリールに必要本数の糸を仕掛
け、整経機で円筒管の両側に垂直のフランジを有する経
編用ビームに巻取り、経編機に必要本数のビームを仕掛
けて経編作業を行っている。しかしこの方法では、少本
数の糸条を整経しようとする場合、少本数の糸を小割し
て多本数にした上で前述のように整経しなければならな
い。小割やクリール作業に手間がかかる。糸も小割工程
で傷んでくる。整経で残った糸も多本数で保管しなけれ
ばならず、スペース及び管理が過大になってくる。
け、整経機で円筒管の両側に垂直のフランジを有する経
編用ビームに巻取り、経編機に必要本数のビームを仕掛
けて経編作業を行っている。しかしこの方法では、少本
数の糸条を整経しようとする場合、少本数の糸を小割し
て多本数にした上で前述のように整経しなければならな
い。小割やクリール作業に手間がかかる。糸も小割工程
で傷んでくる。整経で残った糸も多本数で保管しなけれ
ばならず、スペース及び管理が過大になってくる。
【０００３】そこで、少本数の糸状を整経する方法とし
て部分整経機を使用し、少本数の糸条群からなるセクシ
ョンを必要本数分になるセクション数を部分整経機のボ
トルビームに巻取る。そして経編用ビームに巻き返す方
法が行われているが、この方法も巻き返しに時間がかか
り非能率的であった。
て部分整経機を使用し、少本数の糸条群からなるセクシ
ョンを必要本数分になるセクション数を部分整経機のボ
トルビームに巻取る。そして経編用ビームに巻き返す方
法が行われているが、この方法も巻き返しに時間がかか
り非能率的であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記点により、本発明
は少本数の糸で通常の経編作業ができ、しかもクリール
での人手による作業を短時間化し、小ロット、多品種、
短サイクル生産に適合すると共に、従来の巻き返し工程
を省き、本生産級の量にも対応できる経編機への糸仕掛
け方法を提供しようとするものである。
は少本数の糸で通常の経編作業ができ、しかもクリール
での人手による作業を短時間化し、小ロット、多品種、
短サイクル生産に適合すると共に、従来の巻き返し工程
を省き、本生産級の量にも対応できる経編機への糸仕掛
け方法を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明方法は、部分整経機に、一側に先太りのテーパー
部を有するボトルビームを装着し、そのボトルビームに
クリールより給糸される各糸を、各糸のセクションの巻
径・巻長が同一で、且つ巻取りの外周面が軸芯と平行に
なるよう巻きつけた後、ボトルビームを経編機に直接仕
掛けることを特徴とするものである。
本発明方法は、部分整経機に、一側に先太りのテーパー
部を有するボトルビームを装着し、そのボトルビームに
クリールより給糸される各糸を、各糸のセクションの巻
径・巻長が同一で、且つ巻取りの外周面が軸芯と平行に
なるよう巻きつけた後、ボトルビームを経編機に直接仕
掛けることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】本発明方法の作用を説明すれば、部分整経機の
ボトルビームにクリールより供給される各糸を、各糸の
セクションの巻径・巻長が同一で、且つ巻取りの外周面
が軸芯と平行になるよう巻きつけたので、ボトルビーム
に巻かれた少本数のセクションの糸は張力が同一とな
る。よって、巻き返し工程を省き、そのまま直接ボトル
ビームを経編機に糸掛けが可能とり、整経作業が短時間
化する。又、少ない給糸（小割不要）、少本数の糸で整
経できるため、クリールでの人手も省かれる。
ボトルビームにクリールより供給される各糸を、各糸の
セクションの巻径・巻長が同一で、且つ巻取りの外周面
が軸芯と平行になるよう巻きつけたので、ボトルビーム
に巻かれた少本数のセクションの糸は張力が同一とな
る。よって、巻き返し工程を省き、そのまま直接ボトル
ビームを経編機に糸掛けが可能とり、整経作業が短時間
化する。又、少ない給糸（小割不要）、少本数の糸で整
経できるため、クリールでの人手も省かれる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明方法の一実施例を図面に基づき
説明する。図１は本発明方法の工程を示す平面図、図２
はボトルビームの糸条の巻取り状態を示す説明図であ
る。クリール１より給糸される糸Ｙは、部分整経機２に
設置した一側に先太りのテーパー部を有するボトルビー
ム３で巻取られる。ボトルビーム３に巻取る糸Ｙは、経
編機４に必要な本数と長さを巻き付ける。そして、ボト
ルビーム３で複数回巻く場合に、図２に示す如く、各セ
クションの巻径・巻長を同一にすると共に、巻取り終了
後の各セクションの糸層５の外周面５Ａと軸芯３Ａとが
平行になるように巻き付けた後、部分整経機２よりボト
ルビーム３を取り外し、そのまま直接経編機４に装着す
る。
説明する。図１は本発明方法の工程を示す平面図、図２
はボトルビームの糸条の巻取り状態を示す説明図であ
る。クリール１より給糸される糸Ｙは、部分整経機２に
設置した一側に先太りのテーパー部を有するボトルビー
ム３で巻取られる。ボトルビーム３に巻取る糸Ｙは、経
編機４に必要な本数と長さを巻き付ける。そして、ボト
ルビーム３で複数回巻く場合に、図２に示す如く、各セ
クションの巻径・巻長を同一にすると共に、巻取り終了
後の各セクションの糸層５の外周面５Ａと軸芯３Ａとが
平行になるように巻き付けた後、部分整経機２よりボト
ルビーム３を取り外し、そのまま直接経編機４に装着す
る。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、ボトルビームに巻き付
けられた各糸の張力は同一となり、巻き返し工程が不要
となるので作業が短時間化され、しかも少本数の糸で本
生産級の量にも対応できる。又、少本数の糸で通常の経
編作業ができ、小ロット、多品種、短サイクル（短時
間）生産に適合し、小割なしで整経できるので、クリー
ルでの人手が不要となると共に、糸も供給された時の数
量のまま保管できるので、スペースの有効利用を図るこ
とができる。
けられた各糸の張力は同一となり、巻き返し工程が不要
となるので作業が短時間化され、しかも少本数の糸で本
生産級の量にも対応できる。又、少本数の糸で通常の経
編作業ができ、小ロット、多品種、短サイクル（短時
間）生産に適合し、小割なしで整経できるので、クリー
ルでの人手が不要となると共に、糸も供給された時の数
量のまま保管できるので、スペースの有効利用を図るこ
とができる。
【図１】本発明方法の工程を示す平面図である。
【図２】ボトルビームへの糸条の巻取り状態を示す説明
図である。
図である。
１ クリール ２ 部分整経機 ３ ボトルビーム ３Ａ 軸芯 ４ 経編機 ５ 糸層 ５Ａ 糸層の外周面 Ｙ 糸
Claims (1)
- 【請求項１】 部分整経機に、一側に先太りのテーパー
部を有するボトルビームを装着し、そのボトルビームに
クリールより給糸される各糸を、各糸のセクションの巻
径・巻長が同一で、且つ巻取りの外周面が軸芯と平行に
なるよう巻きつけた後、ボトルビームを経編機に直接仕
掛けることを特徴とする経編機への糸仕掛け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35466193A JPH07189092A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 経編機への糸仕掛け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35466193A JPH07189092A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 経編機への糸仕掛け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07189092A true JPH07189092A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18439058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35466193A Pending JPH07189092A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 経編機への糸仕掛け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07189092A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02251629A (ja) * | 1989-03-22 | 1990-10-09 | Fukui Keihen Kogyo Kk | 経編用整経方法及び整経装置 |
| JPH03294538A (ja) * | 1990-04-05 | 1991-12-25 | Okui Tekko Kk | ドラム機におけるプレスロール装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP35466193A patent/JPH07189092A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02251629A (ja) * | 1989-03-22 | 1990-10-09 | Fukui Keihen Kogyo Kk | 経編用整経方法及び整経装置 |
| JPH03294538A (ja) * | 1990-04-05 | 1991-12-25 | Okui Tekko Kk | ドラム機におけるプレスロール装置 |
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