JPH07185917A - キーレスドリルチャック - Google Patents

キーレスドリルチャック

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JPH07185917A
JPH07185917A JP6269895A JP26989594A JPH07185917A JP H07185917 A JPH07185917 A JP H07185917A JP 6269895 A JP6269895 A JP 6269895A JP 26989594 A JP26989594 A JP 26989594A JP H07185917 A JPH07185917 A JP H07185917A
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JP
Japan
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bearing
tool
tool body
bearing holder
bore
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JP6269895A
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Gregory C Marik
シー マリック グレゴリー
Jr Raymond H Roberson
エイチ ロバーソン ジュニア レイモンド
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SMITH and NEPHEW RICHIYAAZU Inc
Smith and Nephew Inc
Original Assignee
SMITH and NEPHEW RICHIYAAZU Inc
Smith and Nephew Richards Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/226Jaws in the form of conical elements
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S279/00Chucks or sockets
    • Y10S279/902Keyless type socket
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    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17128Self-grasping
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    • Y10T279/17188Side detent
    • Y10T279/17196Ball or roller
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T279/17666Radially reciprocating jaws
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    • Y10T279/17717Rotary eccentric-cam sleeve
    • Y10T279/17726Roller and rocking jaw
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T279/247Chucks or sockets by centrifugal force to grip tool or workpiece

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外径の異なる円筒形工具ビットの交換が迅
速かつ容易に行えるキーレスチャック装置を提供する。 【構成】 本体近位末端に隣接する位置からその遠位
末端に向かって延び、かつ中心縦軸線を有する中心縦方
向穿孔21を形成する内面を具備する工具本体壁を有す
る工具本体11と、穿孔21に合致し、工具ビットの使
用中、穿孔21の中心縦軸線と一致する中心開口58、
67を有する環状部材からなる軸受ホルダー40、30
と、軸受ホルダー40、30に保持されている軸受39
と、本体11を工具ビットに対して回転させたときに工
具ビットを把持するように軸受39を移動させるのに用
いる、内面において工具本体壁が保持している皿形面2
2と、軸受39が押し付けられて、工具ビットおよび皿
形面22における本体11の内壁に対して付勢されるよ
うに、軸受と工具ビットの界面に予圧を加える手段から
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドリル装置に関し詳しく
は異なる直径のドリルビットを保持することができる改
良キーレスドリルチャックに関する。さらに詳しくは本
発明は、小ドリルビットおよび大ドリルビットをそれぞ
れ保持する二つの穿孔部分を形成する異なる内径を有す
る管形支持部材を用いて、異なる直径を有する円筒形ド
リルビットを支持できる改良ドリルチャック装置であっ
て、複数円錐形部材が、ドリルビットおよび管状部材壁
の波形もしくは皿形の部分に合致し、回転エネルギーが
加えられるとドリルをカムによりロックさせて、ドリル
を管形部材に対してしっかりと保持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外科的処置では、回転ドリルを使用する
ことが多く、整形外科の分野で使用されることが最も多
い。動力ドリルおよび手回しドリルは、外部突起または
一般的でない形態を有するいくつかの特殊なドリルビッ
トではなくて、通常の円筒形のドリルビットで作動する
ことが望ましい。
【0003】整形外科の産業において市販されている電
気ドリル、手回しドリルなどの問題点の一つは時間の浪
費である。外科手術中、多数の人員が外科処置に関与す
ることが多い。外科手術の費用は一分当りの費用で測定
され、膨大な額がある。手術室の時間をできるだけ有効
に利用することが極めて重要である。1分きざみの手術
室の極端な費用は言うまでもなく、多くの外科手段で止
血帯使用時間の制限を考慮をすると特に重要である。そ
れ故に、外科器具の偏光、修正または選択に関連する時
間のロスをなくすることが重要である。
【0004】整形外科の処置を行う場合、特定の補てつ
物、支持部材、骨折治療用プレート、ドリルビットなど
を選択する前に“試験的”部材を使用するのが普通であ
る。外科医は、与えられた状況において最終の直径のド
リルビットを決定する前に、特定の処置に用いる多くの
ドリルビットを選択することが普通である。与えられた
外科処置に対して適正なドリルビットを選択すること
は、当該技術分野が長年にわたって悩まされた問題であ
る。
【0005】ドリルおよびリーマーを電動駆動装置、電
気ドリル、手回しドリルなどに取付けたり外したりする
ことは、実際の手術中長時間を消費する動作である。そ
れ故、著しく時間を浪費して実際の手術に使う時間を減
らすことなく、動力装置に、外科医がドリルおよびリー
マーを迅速に接続できるようにするドリル装置が要望さ
れている。
【0006】ドリルチャックに関する特許は多数発光さ
れている。早期の二つの特許は、“Dental Tool”とい
う標題のDresselの米国特許第1,130,716号および“Chuc
k”という標題のMusselmanの米国特許第1,168,540号で
ある。Dresselの装置は、管形の二つの部分ケーシング
からなりその部分の間に取り外し可能な接続部を有する
歯科工具と定義されている。この装置は、研磨紙もしく
はエメリーディスクまたは類似の研磨グラインディング
もしくはバフの要素を標準の歯科エンジンのチャックに
取り付ける容易に調節可能な手段を提供している。Muss
elmanの装置は、ホルダー中に物体を迅速、容易および
有効に挿入し固定することができるチャックを備えた手
回しドリルを示している。Musselmanの特許に開示され
ているチャック装置は、工具ソケットを具備する本体を
有し、そのソケットの壁は縦方向の溝穴と、その溝穴を
かこむまっすぐな縦方向の外面を備えている。そして外
部シェルが本体のソケットされた部分を封入しかつその
内側に、本体の溝穴の向かい側の内方に傾斜した部分を
与えるように取付けられている。そして把持部材が、溝
穴内を縦方向に移動するよう取付けられ、かつ溝内を、
該シェルの内側の位置から確実に移動できる。
【0007】米国特許第2,405,772号は、相対的な軸方
向の運動と相対的な運動を防止するように支持ヘッドに
対して固定した関係でタップを支持する構造体を、加工
物の必要な軸方向の運動を行わせるため、タップに対し
て過剰なデマンドなしでタップの滑らかで均一な送りを
確実に行う手段とともに提供している。
【0008】“Quick Change Tool Holder”という標題
のCoxの特許第3,398,965号は、一つの工具を容易に
開放して取外し次いで他の工具と取替えることができる
よう構成された工具ホルダーに関し、そしてその工具は
適正な作動位置にしっかりと保持されている。この装置
は外部ホルダー本体に関連するスライディングフィット
(sliding fit)として工具後退ブッシング(Cool rece
ding bushing)を備えている。ホルダー本体の内側には
スライディングの関係でブッシングを受け入れる円筒形
の穿孔が設けられている。そしてコイルばねがブッシン
グを外側の位置に付勢している。新しい工具を挿入する
ために、ユーザは工具本体に対してブッシングを穿孔に
押入れる。この内方への運動によって、複数のロッキン
グボール(locking ball)がロッキング位置に移動す
る。このブッシングは、開口が通孔と一列に並んでロッ
キングボールが通孔を通って開口中に落下するまで回転
することができる。次いで、吹の開口がボール供給通孔
と一列に並んで他のボールが所定の位置に落下するま
で、丁度挿入されたボールが溝内を走行するように、ス
リーブもしくはブッシングが回転する。この作動は該ボ
ールがすべての開口に入り終るまで続く。これらロッキ
ングボールは、使用中、工具を受け入れる穿孔中に到達
して工具を把持する。
【0009】ドリルビットを正しい位置にロックするの
に複数のボールを使用することを考察している他の特許
はLinthicumの特許第3,767,218号である。この特許に
は、工具を正確な芯合わせを行ってチャックに保持しか
つチャックと工具の間に駆動接続を行うため、円周に間
隔を於いて配置した一組のロッキングボールを備えたチ
ャックが記載されている。このドリルビットは、使用
中、チャック内に固定される6角形のシャンクを提供す
る。
【0010】徐々にセルフロッキングを行うチャックは
DeBastianiの米国特許第4,828,277号の課題である。こ
のDeBastianiの装置は、ドリルまたは類似の装置に用い
るロッキングチャックを提供し、特に、外科で用いられ
るポータブルドリルに関する。この装置は、同軸で回転
シャフトに取り付けることができる円筒形スリーブ、内
部にローブ(lobe)を具備する円錐形部分を有する保護
金具(ferrule)、スリーブと係合するその一方の末端
における円筒形部分および他方の末端における円筒形部
分を備えている。縦方向に一つの通孔を設けられた第一
マウンティングがチャックの軸線に対して集中する方向
に、通孔中で移動できるロッキングジョーを有する中央
部分を有し、および二つのマウンティングが中心本体の
反対側にある。スプリングセンタリング装置(spring c
entering device)が提供されている。円筒形保護金具
が、先に述べた保護金具から突出するように、第一マウ
ンティングの一部にねじ込まれている。第一マウンティ
ングと保護金具は、互いにおよび円筒形スリーブに対し
て軸方向に移動し、該保護金具は円筒形保護金具に保持
器具によって開放可能に取り付けられている。また第二
マウンティングはスリーブに保持器具によって開放可能
に取り付けられている。
【0011】“Tool Driver”という標題のSalyerの米
国特許第5,171,312号の標題は、シャフト、シャンク、
フランジ、クランプおよび保持器を備えた工具ドライバ
ーである。そのシャフトは縦軸線と対向する末端を備え
ている。シャンクは該シャフトの一方の末端に係合され
ている。そしてフランジは該シャフトの他方の末端に接
合され、外側に向いているフランジの面がシャフトから
軸線に向かって横方向に延びている。クランプは上記フ
ランジの面に体面するクランピング面をもっている。こ
のクランプはクランジに対して軸方向に移動可能であ
り、これらの面の間隔距離を変える。保持器は作動的に
クランプに接続され、第一位置と第二位置の間をクラン
プに対して移動可能である。この保持器は第一位置にお
いて、クランプとフランジが相対的に移動しないように
する。
【0012】類似のSalyerの特許(米国特許第5,171,31
3号)は工具ドライバーに関するものである。Salyerの
特許は縦軸線と対向する末端を備えた本体からなる工具
ドライバーを提供している。両末端の一方のボスが配置
されている。他方の末端には工具コレットが配置されて
いる。そして本体の穿孔内にプランジャーが配置されて
いる。また本体は対向して配置されている一対のピンを
備え、そのピンの少なくとも一つはプランジャーの運動
に応答して本体に対して移動可能である。アクチュエー
タがプランジャーに配置・接続されている。このアクチ
ュエータとプランジャーは、一つのユニットとして、本
体の軸方向に、静止位置(rest position)と固定位置
(static position)の間を移動する。一方のピンは、
プランジャーとアクチュエータが静止位置と固定位置の
間を移動するとき、拡張位置(extend position)と反
作用位置(retroactive position)の間を移動可能であ
り、工具はプランジャーとアクチュエータがそれらの固
定位置にあるときドライバーに配置することができ、そ
してプランジャーとアクチュエータがその静止位置にあ
るとき、工具ドライバー上の作動可能な位置に保持され
ている。
【0013】H.Cezanaらの米国特許第5,192,292号の課
題は、関節鏡手術に有用な手術装置である。Cezana特許
は、関節鏡手術に特に用いられる手術装置を開示してお
り、その装置は中空の動力付きハンドピース(hand pie
ce)中に挿入可能な工具を備えている。またその工具は
中空のハウジングを備え、ハウジング内で、被駆動部材
が回転可能にスリーブにはめられ、またその被駆動部材
はその前部末端に、適切な手術のタイプの主要作動部分
を備えている。工具ハウジングと被駆動部材は、それら
の後方端に、それぞれ、工具ハウジングを角度をつけて
固定し、かつ被駆動部材を回転駆動するための対応する
ピン状要素をハンドピースに受け入れるよう構成された
漏斗形部分を備えている。
【0014】Waldronの米国特許第5,222,956号の課題は
手術用ドリルチャックである。このWaldronの特許に
は、外周のまわりに円形溝を具備するバー(bur)を使
用するドリルが開示され、その溝は断面が多角形である
が、バーの中のロッキングボール(locking ball)を受
け入れるようにバーの長さ方向に沿って湾曲している。
これらのバーは、ロッキングボールを案内するため内部
に横孔を有する管形駆動シャフト内を摺動する。円筒形
のカムが駆動シャフトとロッキングボールを取囲み、こ
のボールを、バーの溝内中に、半径方向内側へ付勢す
る。このカムにはばねによって軸方向に荷重がかけられ
る。駆動シャフト内でばねによって荷重をかけられた中
心ピンが、ボール間を摺動し、バーが挿入されないとき
ボールを半径方向外側に付勢する。カムを取り囲むボー
ルを離すために母指ボタンが使われている。
【0015】上記の各特許は一般にドリルビット支持部
材もしくはドリルチャックの概念に関する。上記の特許
のいくつかでは、キーレスドリルチャックが考案され、
これらのドリルチャックはドリルビットを手動でチャッ
クから外すのに共通のドリルキーを必要としないものが
考案されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ドリ
ルおよびリーマーを電動駆動装置、電気ドリル、手回し
ドリルなどに取付けたり外したりすることは、実際の手
術中長時間を消費する動作である。それ故、著しく時間
を浪費して実際の手術に使う時間を減らすことなく、外
科医が動力装置にドリルおよびリーマーを迅速に接続で
きるドリル装置のさらなる改良が要望されている。本発
明は改良されたキーレスチャック装置を提供するもので
ある。この装置は、工具本体が二つの直径部分を具備す
る穿孔部分を備え、その各穿孔部分が異なる直径のドリ
ルビットを支持できることを特徴とするものである。こ
の発明の目的は、外径の異なる円筒形工具ビットの交換
が迅速かつ容易に行えるキーレスチャック装置を提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、a)近
位末端部分および遠位末端部分を具備するハウジング;
b)工具本体の近位末端に隣接する位置からその遠位末
端に向かって延び、かつ中心縦軸線を有する中心縦方向
穿孔を形成する内面を具備する工具本体壁を有する工具
本体;c)上記穿孔に合致し、使用中、上記工具本体穿
孔の中心縦軸線と一致する中心開口を有する環状部材か
らなる少なくとも一つの軸受ホルダー;d)上記軸受ホ
ルダーに保持されている少なくとも一つの軸受;e)工
具本体を工具ビットに対して回転させたときに工具ビッ
トを把持するように軸受を移動させるのに用いる、上記
内面において工具本体壁が保持しているカム表面手段;
f)軸受が押し付けられて、工具ビットおよび上記カム
表面手段における工具本体の内壁に対して付勢されるよ
うに、軸受と工具ビットの界面に予圧を加える手段、か
らなる直径が異なる円筒形工具ビットを保持するキーレ
スチャック装置が提供される。また、本発明によれば、
a)近位末端部分および遠位末端部分を具備する工具ハ
ウジング;b)工具本体の近位末端に隣接する位置から
その遠位末端に向かって延び、かつ前記遠位末端の近く
に小径部分を有しおよび前記近位末端に隣接する大径部
分を有する中心縦方向穿孔を形成する内面を具備する工
具本体壁を有する工具本体;c)上記穿孔の小径部分に
合致する第一の小径軸受ホルダー;d)上記穿孔の大径
部分に合致する第二の大径軸受ホルダー;e)第一と第
二の軸受ホルダーに保持されている少なくとも一つの軸
受;f)工具本体を工具ビットに対して回転させたとき
に工具ビットを把持するように各軸受を移動させるのに
用いる、上記内面において工具本体壁が保持しているカ
ム手段;g)各軸受と工具ビットの界面に予圧を加える
手段;を備え、h)使用中、小径工具ビットが小径軸受
ホルダーの軸受によって把持され、および大径工具ビッ
トが大径軸受ホルダーの軸受によって把持されている、
異なる外径の円筒形ドリルビットを保持するキーレスチ
ャック装置が提供される。さらに、本発明によれば、
a)近位末端部分および遠位末端部分を具備する工具ハ
ウジング;b)工具本体の近位末端に隣接する位置から
その遠位末端に向かって延び、かつ中心縦軸線を有する
中心縦方向穿孔を形成する内面を具備する工具本体壁を
有する工具本体;c)上記穿孔に合致し、使用中、上記
工具本体穿孔の中心縦軸線と一致する中心開口を有する
環状部材からなる少なくとも一つの軸受ホルダー;d)
上記軸受ホルダーに保持されている少なくとも一つの軸
受;e)工具ビットを把持するよう軸受を移動させるの
に用いる、上記内面における工具本体壁が保持している
カム表面手段;f)ばね手段;g)軸受が押し付けられ
て、工具ビットおよび上記カム表面手段における工具本
体の内壁に対して付勢されるように、前記ばね手段と協
働して軸受と工具ビットの界面に予圧を加える予圧手
段;h)ドリルビットを工具本体穿孔に挿入するかまた
はこの穿孔から取出すことができるように前記ばね手段
の係合を解除する開放手段、からなる直径が異なる円筒
形工具ビットを保持するキーレスチャック装置が提供さ
れる。本発明の装置は近位末端部分および遠位末端部分
を有する工具ハウジングを提供する。本発明の工具本体
は、その近位末端に隣接する位置からその遠位末端まで
延びる円筒形穿孔を形成する内面を有する工具本体壁を
備えている。その穿孔はその閉じた末端である近位末端
に隣接する小径部分、およびその遠位末端に隣接する穿
孔の大径部分を備えている。大径穿孔部分は末端が開口
している。
【0018】第一小軸受ホルダーが上記穿孔の小径部分
に嵌合できる。また第二大軸受けホルダーが上記穿孔の
大口径に嵌合できる。複数の軸受(好ましくは円錐台形
軸受)がそれぞれ第一と第二の軸受ホルダーに保持され
ている。上記の工具本体壁には各軸受に隣接する皿形凹
所を備えている。
【0019】円錐台形軸受を組み合わせた皿形凹所は、
工具本体をドリルに対して回転させると、ドリルビット
をしっかり把持するカム装置を形成している。円錐台形
軸受部材が皿形部分に乗り、次いで皿形部分から出よう
とするとき、軸受は工具ハウジングの内壁から離れてド
リルビットの方に進んでドリルビットをしっかりと締め
つけて固定する。
【0020】ばねによって、軸受、ドリルビット、およ
び凹所の皿形部分の間の界面に予圧をかけることができ
る。
【0021】使用中、小径のドリルビットは小径軸受ホ
ルダーの軸受によって把持することができ、大径のドリ
ルビットは大径軸受ホルダーの軸受によって把持でき
る。これらの軸受ホルダーは、ドリルビットを通過させ
て内部へ延出させることができる、概ね、円筒形の中心
開口を提供している。軸受ホルダーのこれら開口は、好
ましくは軸方向に一直線状に並び、その中心縦軸線は工
具本体穿孔の中心縦軸線と一致している。
【0022】大径軸受けホルダーは、円周上に間隔をお
いて配置された複数の凹所を具備し、この凹所は各々、
使用中、軸受を保持する大きさと形態を有し、また各軸
受は工具本体穿孔内壁に形成された皿形凹所と合致可能
になっている。同様に小径軸受ホルダーは、円周上に間
隔を置いて配置された複数の凹所を有し、その凹所は各
々、使用中、軸受を保持する大きさと形態を有し、また
各軸受は工具本体穿孔の壁に形成された皿形凹所と合致
可能になっている。大軸受部材に関連する皿形凹所は穿
孔の大径部分に形成されている。同様に小径軸受ホルダ
ーに関連する皿形凹所は穿孔の小径部分に形成されてい
る。
【0023】
【作用】第一穿孔部(小径穿孔部分)は直径が小さくド
リルの近位末端部の近くに位置し、その末端部は工具駆
動部、電動機などに接続されている。そして第二穿孔部
(大径穿孔部分)は直径が大きく末端が開口している。
一対の軸受ホルダーが上記二つの穿孔部に配置されてい
る。軸受ホルダーは各々複数の円錐形軸受部材を保持し
ている。使用中、ドリルビットは、この穿孔部のどちら
かに入れて選択されたセットの軸受の一つと係合させ
る。したがって、使用時、異なる直径のドリルビットを
所望どおりに、大穿孔部分もしくは小穿孔部分に入れ
て、第一もしくは第二の第二セットの軸受と係合させる
ことができる。各穿孔に隣接する工具本体壁に保持され
たカム面手段、例えば、波形(皿形)の部分は軸受の数
に対応する数だけ設けられる。各軸受はこの波形の部分
の一つに合致している。使用中、回転エネルギーが、円
錐形軸受を経由して工具本体とドリルビットの間に伝達
される。各軸受は波形部分とドリルビットを締め付けて
いる。この波形部分は皿形面を提供しているので、この
締め付けはドリルと工具本体を回転させる際、大きくな
る。
【0024】
【実施例】本発明の性質と目的をさらに理解するには、
添付図面とともに下記の詳細な説明を参照しなければな
らない。なお、図面において同じ部分には同じ番号を付
してある。
【0025】図1〜4は本発明の装置の好ましい実施態
様のキーレスチャック装置10を示す。このキーレスチ
ャック装置10は、通常のドリルビットを保持する場
合、使用中回転するよう構成されている主要本体11を
備えている。本体11は駆動モータもしくはハンドル
(図示せず)に接続できる小径端部12を備えている。
また本体11は、大径端部14および両者の中間程度の
外径を有する中央部15を備えている。そして円錐台形
部13が小径端部12と中央部15を連結し、もう一つ
の円錐台形部16が中央部15と大径端部14とを連結
している。
【0026】本体11は、小径端部12、中央部15、
大径端部14および円錐台形部13、16で構成された
一体構造でもよい。本体11の端部17、18は、近位
平坦端部18および遠位環状端部17を備えている。図
7は本体11の縦断面図を示す。本体11は、小径の円
筒形穿孔部19および大径の円筒形穿孔部20からなる
細長い穿孔21を有している。そしてその穿孔21は一
端が開口して環状末端17になっている。
【0027】各穿孔19、20は、円周部分に間隔をお
いて複数の凹所22を備えている。小穿孔19は好まし
くは120°の角度の間隔を置いて3個の凹所22を備
えている。図8に示すように、各凹所22は皿形面24
と平坦な横方向の面23で構成されている。面24は面
23と曲線の端縁25で交差している。横断面図(図6
参照)に示すように、面24は工具本体11の縦軸線7
5と鋭角をなしている。穿孔部20は好ましくは120
°の角度の間隔をおいて3個の凹所22を具備してい
る。使用中、各凹所22は、軸受39に、選択されたド
リルビット68をしっかり把持係合させるランプ(湾曲
面)もしくは傾斜面として機能する。
【0028】一対の軸受ホルダー30、40が縦方向に
間隔を置いて配置され、ホルダー30のレースは両方の
穿孔部19、20に配置され、ホルダー40のレースは
大径の穿孔部20に配置されている。そして各レースは
複数の凹所22と一直線上に並ぶような大きさと形態を
有している。
【0029】大径で円筒の端部14は一対の向かいあっ
た溝穴28、29を有し、この溝穴は組立て時にペグ
(バー)65を受け入れる。これらの溝穴は軸受ホルダ
ー30の類似の溝穴32、33と一直線状に並んでい
る。上記二つの軸受ホルダーには小径軸受ホルダー30
と大径軸受ホルダー40が含まれている。座金50を軸
受ホルダー30、40の後方に配置してもよい。小径軸
受ホルダー30は穿孔19と20の中に嵌合し、横方向
の面54(図7参照)に一端が当接するコイルばね53
の他端に当接して停止する。大径軸受ホルダー40は通
常穿孔部20中に入っている。
【0030】軸受ホルダー30は、中央縦方向の円筒形
穿孔37を有する円筒部31を備えている。穿孔37は
軸受ホルダー30の全長にわたって延び、縦方向ポスト
35の間の凹所36と連通している。縦方向のポスト3
5は円筒形穿孔37を取り囲みこの穿孔37と連通して
いる。そしてこのポスト35は、図2に示すように環状
肩部34において円筒部31と接続している。図11に
それぞれのポスト35を示すが、これらのポスト35は
円錐形の面38を備え、その面は同じ形態の対応する円
錐台形軸受39を受け入れる。
【0031】大径軸受ホルダー40は末端部41、42
を具備している(図6、図9参照)。また軸受ホルダー
40は円筒形の外壁43を備えている(図2参照)。円
周方向に間隔を置いて配列された凹所44が軸受ホルダ
ー40のまわりに配置されている。各凹部44は二つの
曲面45で形成されている。中心縦方向円筒形穿孔67
は軸受ホルダー40を通って延びている。中心部の縦方
向に形成された円筒形穿孔67は、中心縦軸線が装置1
0の中心縦軸線75と一致している。
【0032】各軸受39は円錐台形の軸受39であり、
小径の平坦円形端部47と大径の平坦円形端部48を具
備している(図9参照)。さらに各円錐台形軸受39は
円錐形もしくは曲面の外周面49を備えている。面24
の曲率半径は面49の曲率半径より大きい。軸受ホルダ
ー40に形成された複数の平坦面46は、円錐台形軸受
39の小径で平坦な円形端部47を受ける座面を形成す
る。同様に軸受ホルダー40の円錐形を呈する曲面45
は図5、6および9に示す軸受39の円錐形外周面49
と合致する。
【0033】座金50は小径軸受ホルダー30とコイル
ばね53の間に配置されている(図2および図3参
照)。コイルばね53は底部の横停止面54につき当っ
ている。シリンダー52は小径穿孔部19内でドリル6
8の深さ方向の当たり(DepthStop)として使用するこ
とができる。
【0034】大径で円筒形の中空のチャックアクチュエ
ータ55は円筒形外面56と円形で一般に平坦な末端部
57を備えている。そして末端部57はドリルビット6
8を貫通させて受け入れる円形開口58を備えている。
またアクチュエータ55の中空部の内側に横面59と円
筒形内面60がある。このアクチュエータ55は、工具
本体11の大径端部14を受け入れる開口端部61を備
えている。
【0035】アクチュエータ55と工具本体11のそれ
ぞれの本体上部には、アクチュエータ55の工具本体1
1に対する移動を限定する環状リング(図示せず)を受
け入れるための環状溝62、63がそれぞれ形成されて
いる。環状溝63は環状リングを保持する幅の小さい溝
であり、そして溝62はその幅の上端と下端との間で上
下に部材55を移動させる幅の大きい溝である。図3に
おいて番号64は末端部を示しそれ故環状溝62の移動
の限度を示す。
【0036】横ペグ65は装置を組立てるのに用いられ
る。そしてこのペグ65はまず溝穴28を通過し次いで
溝穴32、33を通過し最後に溝穴29を通過する。ま
たこのペグ65は、大径のドリル68の深さ方向の当た
りとして作用する。溝穴32、33は幅がペグ65より
いくぶん大きいので、軸受ホルダー30はアクチュエー
タ55とドリル68によって加えられる圧力に応じて穿
孔21内を直線的に移動または回転することができる。
【0037】多くの異なる実施態様は本願で教示した本
発明の概念の範囲内でつくることが可能で、かつ多くの
変形例は、法律の記載用件にしたがって、本願に詳細に
記載した実施態様について作ることができるので、本願
に記載した詳細な説明は例示して説明するのを目的とす
るもので本発明を限定するものではないと解すべきであ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、使用時、大径および小
径の、異なる直径の工具ビットを所望どおりに、大穿孔
部分もしくは小穿孔部分に入れて、第一もしくは第二の
軸受ホルダーと係合させることができる。軸受と工具ビ
ットの界面に予圧を加える予圧手段を有しているので、
工具ビットを工具本体穿孔に挿入し両者を相対回転させ
るだけで工具ビットを迅速かつ容易に取り付けることが
できる。また、工具ビットを穿孔から取出す開放手段を
有しているので、工具本体を押圧するだけで工具ビット
を迅速かつ容易に取り外すことができる。このため、工
具ビットの迅速かつ容易な交換が可能なキーレスドリル
チャックが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の好ましい実施態様の分解斜視図
である。
【図2】本発明の装置の分解側面図である。
【図3】図1の装置における別の方向からの分解斜視図
である。
【図4】本発明の装置の側面図である。
【図5】本発明の装置の概略端面図である。
【図6】本発明の装置の部分断面図である(ドリルビッ
ト装着時)。
【図7】本発明の装置の部分断面図である。
【図8】本発明の装置の穿孔内の部分斜視図である。
【図9】本発明の装置の部分断面図である(ドリルビッ
ト脱着時)。
【図10】円錐台形軸受けを受け入れる凹所および縦方
向ポストの底部をしめす、軸受けレースの底面図であ
る。
【図11】凹所の幅の広い上部における軸受けレースの
中央部断面図である。
【符号の説明】
10 キーレスドリルチャック 11 工具本体 12 本体11の小径端部 13、16 本体11の円錐台形部 14 本体11の大径端部 15 本体11の中央部 17 本体11の遠位環状端部 18 本体11の近位平坦端部分 19 本体11の小径穿孔部 20 本体11の大径穿孔部 21 本体11の細長い穿孔 22 内面26の凹所 23 凹所22の平坦な横方向の面 24 凹所22の皿形面 25 凹所22の曲線端縁 26 穿孔21の内面 27、34 環状肩部 28、29、32、33 溝穴 30 小径軸受レース(軸受ホルダー) 31 軸受ホルダー30の円筒部 35 軸受ホルダー30の軸方向のポスト 36 ポスト35間の凹所 37 軸受ホルダー30の円筒形穿孔 38 ポスト35の円錐形面 39 円錐台形軸受 40 大径軸受レース(軸受ホルダー) 41、42 軸受ホルダー40の末端部 43 軸受ホルダー40の円筒形外壁 44 軸受ホルダー40の凹所 45 凹所44の曲面 46 凹所44の平坦面 47 円錐台形軸受39の小径端部 48 円錐台形軸受39の大径端部 49 円錐台形軸受39の外面 50 座金 51 座金の開口 52 シリンダー 53 コイルばね 54 横方向停止面 55 チャックアクチュエータ 56 チャックアクチュエータ55の円筒形外周
面 57 チャックアクチュエータ55の円形末端部 58 末端部57の円形開口 59 チャックアクチュエータ55内の横面 60 チャックアクチュエータ55の円筒形内面 61 チャックアクチュエータ55の開口端部 62 チャックアクチュエータ55の環状溝 63 本体11の環状溝 64 環状溝62の端部 65 ペグ(バー) 66 ペグの開口 67 軸受レース40の中心縦方向円筒形穿孔 68 ドリルビット 75 本体の縦軸線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図10】
【図11】
【図6】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レイモンド エイチ ロバーソン ジュニ ア アメリカ合衆国、テネシー 38135 バー トレット アレカ ヒル コウブ 6929

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)近位末端部分および遠位末端部分を
    具備するハウジング; b)工具本体の近位末端に隣接する位置からその遠位末
    端に向かって延び、かつ中心縦軸線を有する中心縦方向
    穿孔を形成する内面を具備する工具本体壁を有する工具
    本体; c)上記穿孔に合致し、使用中、上記工具本体穿孔の中
    心縦軸線と一致する中心開口を有する環状部材からなる
    少なくとも一つの軸受ホルダー; d)上記軸受ホルダーに保持されている少なくとも一つ
    の軸受; e)工具本体を工具ビットに対して回転させたときに工
    具ビットを把持するように軸受を移動させるのに用い
    る、上記内面において工具本体壁が保持しているカム表
    面手段; f)軸受が押し付けられて、工具ビットおよび上記カム
    表面手段における工具本体の内壁に対して付勢されるよ
    うに、軸受と工具ビットの界面に予圧を加える手段;か
    らなる直径が異なる円筒形工具ビットを保持するキーレ
    スチャック装置。
  2. 【請求項2】 穿孔が前記遠位末端の近くに小径部分お
    よび前記近位末端に隣接する大径部分を有し;軸受ホル
    ダーが、上記穿孔の小径部分に合致する第一の小径軸受
    ホルダーと、上記穿孔の大径部分に合致する第二の大径
    軸受ホルダーとを有し;少なくとも一つの軸受が上記の
    第一と第二の軸受ホルダー中に保持され;使用中、小径
    工具ビットが前記小径軸受ホルダーの軸受で把持され、
    大径工具ビットが前記大径軸受ホルダーの軸受で把持さ
    れる;請求項1記載のキーレスチャック装置。
  3. 【請求項3】 軸受ホルダーが工具を受け入れる中心開
    口をもっている請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 上記軸受ホルダーの開口が軸方向に配列
    されている請求項1〜3のいずれか一つに記載の装置。
  5. 【請求項5】 大径軸受ホルダーが少なくとも一つの円
    周方向に配置された凹部を有し、これらの凹部が各々、
    使用中軸受を保持する大きさと形態を有する請求項2〜
    4のいずれか一つに記載の装置。
  6. 【請求項6】 小径軸受ホルダーが少なくとも一つの円
    周方向に配置された凹所を有し、これらの凹所が各々、
    使用中軸受を保持する大きさと形態を有する請求項2〜
    4のいずれか一つに記載の装置。
  7. 【請求項7】 小径の穿孔部分と大径の穿孔部分が、各
    々、概ね、円筒形の形態を有する請求項2〜6のいずれ
    か一つに記載の装置。
  8. 【請求項8】 カム手段が、一部分を、工具本体の内壁
    のまわりに配置された、円周上の少なくとも一つの凹所
    で構成され、各凹所が横面と皿形面とを備えている請求
    項1〜7のいずれか一つに記載の装置。
  9. 【請求項9】 各皿形面が、工具本体の中心縦軸線に対
    して傾斜している部分を有している請求項8記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 軸受が円錐台形であり、皿形面が各々
    曲面を有し、および各皿形面の曲率が隣接する軸受の曲
    率より大きい請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 各軸受が、円錐台形である請求項1〜
    10のいずれか一つに記載の装置。
  12. 【請求項12】 一方の軸受ホルダーおよび工具本体
    が、各々それらを貫通する横溝穴を具備し、さらにこの
    溝穴を通して挿入され、軸受部材を工具本体末端部に対
    して固定位置に保持する横向きのペグ部材を備えている
    請求項1〜11のいずれか一つに記載の装置。
  13. 【請求項13】 ペグ部材が、使用中小径軸受ホルダー
    と係合する請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 ペグ部材が、ペグを貫通して工具ビッ
    トを延出させる開口を有する請求項12または13に記
    載の装置。
  15. 【請求項15】 さらに、軸受に把持されている工具を
    開放する開放手段を具備する請求項1〜14のいずれか
    一つに記載の方法。
  16. 【請求項16】 開放手段が、手動で操作できる請求項
    15記載の装置。
  17. 【請求項17】 開放手段が、把持位置と開放位置との
    間で、工具本体の近位末端に移動可能に保持されている
    部材からなる請求項15または16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 開放手段が、ばね手段によって把持位
    置まで付勢される請求項15〜18のいずれか一つに記
    載の装置。
  19. 【請求項19】 開放手段が、曲面と横面を有する環状
    部材である請求項15〜18のいずれか一つに記載の装
    置。
  20. 【請求項20】 横面が、保持される工具ビットと合致
    する開口を具備している請求項19記載の装置。
  21. 【請求項21】 a)近位末端部分および遠位末端部分
    を具備する工具ハウジング; b)工具本体の近位末端に隣接する位置からその遠位末
    端に向かって延び、かつ前記遠位末端の近くに小径部分
    を有しおよび前記近位末端に隣接する大径部分を有する
    中心縦方向穿孔を形成する内面を具備する工具本体壁を
    有する工具本体; c)上記穿孔の小径部分に合致する第一の小径軸受ホル
    ダー; d)上記穿孔の大径部分に合致する第二の大径軸受ホル
    ダー; e)第一と第二の軸受ホルダーに保持されている少なく
    とも一つの軸受; f)工具本体を工具ビットに対して回転させたときに工
    具ビットを把持するように各軸受を移動させるのに用い
    る、上記内面において工具本体壁が保持しているカム手
    段; g)各軸受と工具ビットの界面に予圧を加える手段;を
    備え; h)使用中、小径工具ビットが小径軸受ホルダーの軸受
    によって把持され、および大径工具ビットが大径軸受ホ
    ルダーの軸受によって把持されている;異なる外径の円
    筒形ドリルビットを保持するキーレスチャック装置。
  22. 【請求項22】 a)近位末端部分および遠位末端部分
    を具備する工具ハウジング; b)工具本体の近位末端に隣接する位置からその遠位末
    端に向かって延び、かつ中心縦軸線を有する中心縦方向
    穿孔を形成する内面を具備する工具本体壁を有する工具
    本体; c)上記穿孔に合致し、使用中、上記工具本体穿孔の中
    心縦軸線と一致する中心開口を有する環状部材からなる
    少なくとも一つの軸受ホルダー; d)上記軸受ホルダーに保持されている少なくとも一つ
    の軸受; e)工具ビットを把持するよう軸受を移動させるのに用
    いる、上記内面における工具本体壁が保持しているカム
    表面手段; f)ばね手段; g)軸受が押し付けられて、工具ビットおよび上記カム
    表面手段における工具本体の内壁に対して付勢されるよ
    うに、前記ばね手段と協働して軸受と工具ビットの界面
    に予圧を加える予圧手段; h)ドリルビットを工具本体穿孔に挿入するかまたはこ
    の穿孔から取出すことができるように前記ばね手段の係
    合を解除する開放手段;からなる直径が異なる円筒形工
    具ビットを保持するキーレスチャック装置。
JP6269895A 1993-11-02 1994-11-02 キーレスドリルチャック Pending JPH07185917A (ja)

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US08/145,818 US5354075A (en) 1993-11-02 1993-11-02 Keyless drill chuck
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