JPH07185037A - 足踏みトレーニング装置 - Google Patents

足踏みトレーニング装置

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Publication number
JPH07185037A
JPH07185037A JP33555893A JP33555893A JPH07185037A JP H07185037 A JPH07185037 A JP H07185037A JP 33555893 A JP33555893 A JP 33555893A JP 33555893 A JP33555893 A JP 33555893A JP H07185037 A JPH07185037 A JP H07185037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
tread
training
electrodes
electrorheological fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP33555893A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kawamata
智 川眞田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPH07185037A publication Critical patent/JPH07185037A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 踏面を有する本体部を交換せずに目的の踏み
心地やトレーニング負荷を実現できる足踏みトレーニン
グ装置を提供できる。 【構成】 使用者が足踏みをする踏面2を上面に有する
表皮材3の内部にバッグ4を配置する。このバッグ4の
上下面に一対の電極5a、5bを配置する。バッグ4内
には電気粘性流体6が封入されている。従ってバッグ内
の電気粘性流体に加える電圧によって、バッグの剛性及
び減衰を変えられ、所定の踏み心地やトレーニング負荷
を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、足踏みトレーニング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の足踏みトレーニング装置は、上面
に踏面を有するウレタン等の弾性材の本体部上で足踏み
運動をすることでトレーニングを行っていた。
【0003】しかしながら従来の足踏みトレーニング装
置では、踏み心地やトレーニング負荷は踏面の剛性及び
減衰によって決っていた。従って例えばアスファルトの
道路上を走る時に感じる固い踏み心地やトレーニング負
荷と、例えば砂浜を走る時に感じる柔らかい踏み心地や
トレーニング負荷を一つのトレーニング装置で得ること
はできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、踏面を有する本体部を交換せずに踏み心地やトレ
ーニング負荷を変化させることのできる足踏みトレーニ
ング装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の足踏みトレーニ
ング装置は、踏面の下側に配置され、弾性材からなる袋
状のバッグと、このバッグ内に形成された少なくとも一
対の電極と、上記バッグ内に封入され前記少なくとも一
対の電極間に介在される電気粘性流体とを備えたことを
特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の上記構成によれば、踏面を硬い踏み心
地にするときには、電極間に所定の電圧を印加させバッ
グ内の電気粘性流体に電気粘性効果を発現させ、電気粘
性流体のみかけ上の粘度を上昇させる。従ってバッグ内
の電気粘性流体の流動抵抗が増加することで、踏面の剛
性及び減衰は高くなり踏面が硬い踏み心地となる。
【0007】さらに、踏面を柔らかい踏み心地にすると
きには、電極間の印加電圧を下げるか、または、印加電
圧を切ることによって、バッグ内の電気粘性流体の電気
粘性効果が下がるか、または、無くなることで、電気粘
性流体のみかけ上の粘度がさがる。従ってバッグ内の電
気粘性流体の流動抵抗が減少することで、前記バッグの
上面に配置された踏面の剛性及び減衰は低くなり踏面が
柔らかい踏み心地となる。
【0008】従って踏面を有する本体部を交換せずに踏
み心地やトレーニング負荷を変えることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の足踏みトレーニング装置の実
施例を図1および図2に示し、これらの図に基ずき本実
施例を説明する。本発明に係る足踏みトレーニング装置
の概略斜視図を図1に示し、本体部の詳細を図2に示
す。
【0010】なお、本発明における電気粘性流体は、電
気絶縁性液体中に特定の誘電性固体微粒子が分散された
懸濁液で、充分に強い電場の作用の下で極めて速やか
に、しかも可逆的に粘性が変化する流体として知られて
いる。
【0011】この電気粘性流体の粘性を変化させるため
には、直流の電場だけでなく交流の電場でもよい。ま
た、必要な電流が非常に小さく、少ない消費電力によっ
て流体からほぼ固体状態近くまで大きな粘度変化を与え
る。
【0012】この電気粘性流体の電圧による粘性の変化
は、電圧印加に伴い粒子中の正負電荷が移動して粒子が
分極し、粒子同士が引き合って電極間で数珠状の鎖を形
成することによって見かけ上の粘度が上昇すると説明さ
れており、またこの見かけ上の粘度上昇に関しては、み
かけの粘度は電場の2乗にほぼ比例することが判ってお
り、電場の印加によりビンガム流動における流体の降伏
応力が上昇する現象とも説明されている(石野,斉藤,
五嶋:工業材料,1993年9月号(vol.41,No.11) 113−
117)。そしてこの現象は一般的に電気粘性効果と称され
ている。
【0013】図1に示すように本発明の足踏みトレーニ
ング装置は本体部1の上面に踏面2が形成されている。
さらに踏面の剛性を変える調節ツマミ11が装置上面に
形成される。この調節ツマミ11は、図示しない装置内
部のコントローラ9に接続されていて、装置外部から調
節ツマミ11によってコントローラ9を操作することで
印加電圧を調節できるようになっている。
【0014】また足踏み回数は表示盤12に表示するこ
とでトレーニング者に知らせる。
【0015】さらに図2に本体部1を詳細に示す。1は
本体部、2は踏面、3は軟質ウレタンフォーム、ポリス
チレンフォーム、ポリエチレンフォームなどの保形性を
有する合成樹脂フォームからなる表皮材で、内部に電気
粘性流体が封入されているバッグ4を配置している。な
おこの表皮材3は必要に応じて省略して、バッグ4上面
を踏面とすることも可能である。
【0016】バッグ4は、水密性ゴム、ゴム引布、塩化
ビニル系樹脂、ポリエチレン、ポリウレタンなどの可撓
性防水シートで袋状に形成されている。
【0017】この可撓性防水シート内面には、導電性エ
ラスマーまたは、金属薄膜板の接着あるいはスパッタリ
ングなどにより膜状に形成された一対の電極5a、5b
が固着されている。一対の電極5a、5bは、バッグ4
の上側内面の負極5aと下側内面の正極5bとで構成さ
れ、すなわちこの負極5aと正極5bとは電気粘性流体
6を挟んで対向配置されている。
【0018】電極5a、5bは電線7によって電源8に
接続される。なおこの電源は家庭用コンセントからの電
力によって供給され電圧を昇圧することで得られる。
【0019】印加電圧の調整はコントローラ9によって
電源8を制御することで行っている。
【0020】なおコントローラ9にマイクロコンピュー
ターを組み込み、このマイクロコンピューターの制御信
号で電源8を制御してもよい。
【0021】また、バッグ4には、所定の剛性を有する
例えばゴム等のストッパ10が設けられ、電極5aと電
極5bとが接触して短絡しないよう構成されている。
【0022】このストッパ10の形状は本実施例ではプ
ラス電極側凸面とマイナス電極側凸面を交互にずらして
配置してあるが、そのほかに凸面をずらさずに向かい合
わせて配置してもよく、また、プラス電極とマイナス電
極間に柱状のスペーサを挟み込んでもよい。さらに、こ
のストッパ10は必要に応じて省略してもよい。
【0023】次に本発明の室内トレーニング装置におけ
る動作を説明する。
【0024】トレーニング者は踏面2の上で足踏みを行
う事でトレーニングを行うが、例えばアスファルトの道
路を走る時に感じるような硬い踏み心地やトレーニング
負荷を得たい時には、踏面2の剛性及び減衰を上げる。
即ち、コントローラ9によって電極間に所定の電圧を印
加させバッグ4内の電気粘性流体に電気粘性効果を発現
させ、電気粘性流体のみかけ上の粘度を上昇させる。従
ってバッグ4内の電気粘性流体の流動抵抗が増加するこ
とで、踏面2の剛性及び減衰は高くなり、例えばアスフ
ァルトの道路を走る時に感じるような硬い踏み心地やト
レーニング負荷を得られる。
【0025】また、例えば砂浜を走る時に感じるような
柔らかい踏み心地やトレーニング負荷を得たい時には踏
面2の剛性及び減衰を下げる。即ち、コントローラ9に
よって電極間の印加電圧を所定の印加電圧まで下げる
か、または、印加電圧を切ることによって、バッグ4内
の電気粘性流体の電気粘性効果が下がるか、または、無
くなることで、電気粘性流体のみかけ上の粘度をさげ
る。従って踏面2の剛性および減衰は低くなり、例えば
砂浜を走る時に感じるような柔らかい踏み心地やトレー
ニング負荷を得られる。
【0026】本発明の他の制御方法は、例えばマイクロ
コンピュータ等で電気粘性流体に加わる印加電圧を調整
しているコントローラー9を制御し、予め踏み心地やト
レーニング負荷をマイクロコンピュータに記憶させてお
くことで、多くの踏み心地を容易に実現出来る。
【0027】また、上記印加電圧の制御を連続的に変え
ることで、踏み心地やトレーニング負荷を連続的に変え
ることが出来き、例えば、アスファルトなどの道路上か
ら砂浜を走った時に感じる踏み心地やトレーニング負荷
の変化を踏面2の剛性及び減衰をトレーニング時間に従
って、コントローラ9で変えることで実現できる。
【0028】また踏面に感圧センサなどの圧力検出手段
を設け、足踏みによる圧力変化回数を検出することで足
踏み回数をカウント出来、トレーニング量の目安とする
ことが出来る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は上記事実
を考慮し、踏面を有する本体部を交換せずに踏み心地や
トレーニング負荷を変化させることのできる足踏みトレ
ーニング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す足踏みトレーニング装置
を示した概略斜視図である。
【図2】本発明の図1に示す足踏みトレーニング装置の
本体部のほぼ中央部を長さ方向の断面で示した概略説明
図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 踏面 4 バッグ 5a、5b 電極 6 電気粘性流体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏面の下側に配置され、弾性材からなる
    袋状のバッグと、このバッグ内に形成された少なくとも
    一対の電極と、上記バッグ内に封入され前記少なくとも
    一対の電極間に介在される電気粘性流体とを備えたこと
    を特徴とする足踏みトレーニング装置。
JP33555893A 1993-12-28 1993-12-28 足踏みトレーニング装置 Pending JPH07185037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33555893A JPH07185037A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 足踏みトレーニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33555893A JPH07185037A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 足踏みトレーニング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07185037A true JPH07185037A (ja) 1995-07-25

Family

ID=18289929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33555893A Pending JPH07185037A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 足踏みトレーニング装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07185037A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004014115A1 (ja) * 2002-08-05 2004-02-12 Sony Corporation 電気粘性流体装置及び電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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