JPH07184714A - ヘアスタイリング用具 - Google Patents

ヘアスタイリング用具

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JPH07184714A
JPH07184714A JP29512194A JP29512194A JPH07184714A JP H07184714 A JPH07184714 A JP H07184714A JP 29512194 A JP29512194 A JP 29512194A JP 29512194 A JP29512194 A JP 29512194A JP H07184714 A JPH07184714 A JP H07184714A
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JP
Japan
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hair
hair styling
outer cover
styling tool
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP29512194A
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English (en)
Inventor
David P Barrows
ポール バーロウズ デービット
Debra J Elowe
ジェーン イーロウ デブラ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】種々のヘアスタイリングを行うのに有用である
と共に、使用時に髪のほつれ等が生じないようにこれを
保持することができること、快適で長時間にわたって装
着可能であること、また簡単にすばやく使用でき、髪形
のセットを素人でも簡単に行うことを可能にする。 【構成】ヘアスタイリング用具1の全体を覆う外側カバ
ー2と、この外側カバー2内に設けた変形部材4と、外
側カバー2を貫通するように設けた開口部5を備え、前
記外側カバー2は袋状で変形可能な柔軟材料からなり、
前記変形部材4は塑性変形可能な素材からなり、また前
記開口部5は束髪が挿通可能な程度の大きさに形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はヘアスタイリング用具
に関し、長髪をねじったり、結んだり、ロールするなど
任意の形にセットした後に、簡単かつ確実に毛髪を固定
することを可能としたものに関する。
【0002】
【従来の技術】主に女性の髪形を種々の形状にセットし
て、シニョンのような束髪を形成するには、ピンを用い
て髪を止め、さらにUピンを用いて束髪を固定してい
た。このようなピンはヘアスタイルを保持するととも
に、そのまま髪に付属して飾りとすることもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、種々の髪形をセットするに際しての問題は、上記の
ように所望の束髪形状を保持するために、多数のピンを
用いなければならないのでセットがきわめて厄介なこと
である。
【0004】またピン等は、一定のヘアスタイルの維持
のためには使用できても、種々の組み合わせでヘアスタ
イル自体を造る、すなわちヘアスタイリングのために使
用するものではない。
【0005】さらにピンや櫛の頻繁な使用は、これらの
挟み込む動作により髪を傷める恐れがある。そして使用
時間が長いと、しばしば髪に捩れやほつれを生じさせ
る。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであっ
て、種々のヘアスタイリングを行うのに有用であると共
に、使用時に髪のほつれ等が生じないようにこれを保持
することができること、快適で長時間にわたって装着可
能であること、また簡単にすばやく使用でき、髪形のセ
ットを素人でも簡単に行うことを可能にすること、等を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の手段を採用した。 <本発明の要旨>すなわち、多種類のヘアスタイルを創
造するためのヘアスタイリング用具であって、このヘア
スタイリング用具1の全体を覆う外側カバー2と、この
外側カバー2内に設けた変形部材と、外側カバー2を貫
通するように設けた開口部5を備え、前記外側カバー2
は袋状で変形可能な柔軟材料からなり、前記変形部材は
塑性変形可能な素材からなり、また前記開口部5は束髪
が挿通可能な程度の大きさに形成されている。
【0007】〔外側カバー〕本発明において、外側カバ
ー2は短冊形をしているが、後述する変形部材4の巻回
部に合わせて、両端部3を弧状にすることが好ましい。
前記外側カバー2の織物地6は柔らかくて伸縮性がよ
く、光沢が良い等の装飾性がある材料、例えばベロア、
サテン、ベルベット、ベルベッティーン、ウールなどを
用いることが好ましい。また、色彩も種々のものを用い
ることができるし、模様のあるものを用いるのもよい。
【0008】〔開口部〕ヘアスタイリング用具1の中央
に形成された開口部5は、この開口部5に髪を通してか
らこの髪を固定するためのものである。これは外側カバ
ー2の長手方向にスリット5aを入れることによって形
成することができる。
【0009】さらに、後述する変形部材を内部に組み込
んだ後、スリット5aの周囲がほつれないように、これ
をボタンホール、ハ形かがり、ジグザグミシン掛けなど
によって閉鎖する。
【0010】この開口部5は通常は中央付近に1つ設け
るが、この位置は特定されるものでなく、また開口部を
複数設けることも可能である。 〔変形部材〕変形部材4は、本発明にかかるヘアスタイ
リング用具1をねじったり、曲げたり、畳んだりして束
髪を固定するのに重要な作用をなす構成要素であり、た
とえば針金、銅線、あるいは塑性変形性プラスチックな
どを用いることができる。また、寿命を考慮すれば疲労
強度が高い材料を使用することが好ましい。
【0011】
【作用】
<本発明の必須構成要素による作用>髪を本発明に係る
ヘアスタイリング用具1の開口部5に長髪を通す。次い
で、所望の位置でヘアスタイリング用具1をねじると、
変形部材4がねじられてヘアスタイリング用具1を髪を
好みの位置に固定することになる。その状態から髪をね
じったり、膨らませたりして好みの形に束髪を整えてか
ら、本発明のヘアスタイリング用具の端部3を巻回し、
束髪の端部を固定する。
【0012】あるいは、開口部5に長髪を通してから、
毛先から少し離して本発明に係るヘアスタイリング用具
1を下げて、このヘアスタイリング用具1を髪に固定す
る。この状態からさらにヘアスタイリング用具1をねじ
ってうなじのあたりまで髪の毛を巻き上げて束髪を形成
する。それからヘアスタイリング用具の両端部3、3を
折り曲げて固定して束髪をセットする。開口部5がスリ
ット状であると、髪を挿入した挿入穴は閉じようとする
際、開口部5内の髪を挟んで固定するように作用する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】
【実施例1】第1の実施例を図1から図3を参照して説
明する。 〔実施例1の概要〕この実施例では、図1に示すように
ヘアスタイリング用具1は両端部3、3が円弧状の略短
冊状を呈している。さらに、このヘアスタイリング用具
1は袋形状をなしていて、略短冊状に縫製加工され、中
央部に開口部5が開けられる。また内部には、塑性変形
性をもつ線状材である針金4が縫い込まれている。
【0015】〔外側カバーの説明〕ヘアスタイリング用
具1は、1枚の織物地6(本実施例ではベロア)を縫製
加工してなる外側カバー2から構成される。図3に示す
ように1枚の織物地6を縫い代6a,6bを含む形状を
対称に裁断し、中央線7から折り畳んでから内外2条の
縫い取り線8、9に沿って縫製加工される。内方の縫い
取り線9はヘアスタイリング用具1の外郭線となる。こ
れにより縫い取り線8、9の間はこれらに囲まれたリン
グ状の通路12が形成される。そしてこの通路12に
は、変形部材である針金4が組み込まれる。内方の縫い
取り線9には、一か所に非縫い取り部10が形成され、
この非縫い取り部10から針金4を組み込む。また針金
4はその複数の適所を外側カバー2に固定されるように
していも良い。
【0016】〔変形部材の説明〕本実施例で用いられた
変形部材4は、針金である。この針金は後述するスリッ
ト5aを経て、前記の外側カバー2の非縫い取り部10
から通路12内に挿入され、この端末同士をねじって固
定される。このようにして変形部材4は前記の外側カバ
ー2内に組み込まれる(図1、図2参照)。
【0017】〔開口部の説明〕開口部5として、前記外
側カバー2の中央部に、長手方向側部に平行に適宜の長
さのスリット5aが開けられる。図3に示すように縫い
取り加工し、前記の針金製リング4を組み込んだ後、外
側カバー2を前記のスリット5aを経て反転させて、図
1に示すような形状にする。その後、前記スリット5a
にジグザグミシン掛けをして開口部5を形成する。
【0018】〔実施例1の作用・効果〕最初に、スタイ
リングすべき髪18を、櫛で首や背中に沿ってまっすぐ
にすき降ろし、その下端部をヘアスタイリング用具1の
前記開口部5に挿通させる。髪18を引張状態にする
と、ヘアスタイリング用具1は少し上方へスライドす
る。
【0019】次に図6に示すように、前記ヘアスタイリ
ング用具1を水平に保ち、どちらか片手でこれを保持す
れば、それは髪18に沿って先端から約5〜7.5mm
のところまで滑り落ちる。
【0020】そして図7に示すように、髪18の下側で
前記ヘアスタイリング用具1を水平に保ちつつ、このヘ
アスタイリング用具1が動かなくなるまで、これを矢印
方向へ回転させる。結果的に髪18は前記ヘアスタイリ
ング用具1により、巻き上げられる。
【0021】そして図8に示すように、ヘアスタイリン
グ用具1の両端部を中央部で持ち上げて交差させる。そ
の後、この交差した両端部を互いにより合わす。このよ
うにして、束髪の一種であるバン19は、使用者の後方
の適所に形成される。
【0022】また一晩このような状態を持続し、翌朝こ
の用具を取り除くと、髪がカールしていることになる。
他の使用例として、髪の下側で前記ヘアスタイリング用
具を上方へ回転させることの代わりに、髪の上側で前記
ヘアスタイリング用具を回転させることができる。髪の
下で回転させる場合と同様に、髪の上で回転させる。こ
れより上に動かなくなるまでこれを行う。そしてヘアス
タイリング用具の両端部は下方に下げられて交差する。
そして、その交差した両端部はより合わされる。その結
果は図8に示したものと同様である。
【0023】このように、本実施例のヘアスタイリング
用具1によれば、スリット状の開口部5に髪を挿入する
と開口部5が拡広し、開口部5自体も髪を固定するよう
な力として作用するので、塑性変形部材をねじることに
よってもたらされる髪保持力と相まって、髪の保持が一
層効果的となる。
【0024】かくして、本実施例によれば、簡単な操作
で好みの形状の束髪のセットが可能になる。
【0025】
【実施例2】第2の実施例を図4を参照して説明する。 〔実施例2の概要〕この実施例は、第1の実施例とその
構成は殆ど同一であるので、相違点のみ説明する。すな
わち、本実施例においては第1の実施例と異なり、2枚
の同一の形状の織物地6(本実施例ではサテン)を用い
た。そして、この織物地を重合わせて縫製加工した後、
銅製の変形部材4aを組み込んだ。その後、織物地6を
反転させて、スリット5aにボタンホールかがりして開
口部5を形成した。
【0026】〔実施例2の作用・効果〕本実施例におい
ては、変形部材4として銅製部材を用いたのであるか
ら、ヘアスタイリング用具1を自由にねじったり、曲げ
たりすることが一層楽に行えて、使い勝手が向上する。
【0027】
【実施例3】 〔実施例3の概要〕第3の実施例を図5に示す。本実施
例は実施例1の構成と殆ど同一であるので、相違点のみ
説明する。すなわち、本実施例では実施例1、2と異な
り開口部5は楕円形をしている。この開口部5は円形、
方形その他の形状を採用することができる。
【0028】〔実施例3の作用・効果〕本実施例によれ
ば、開口部5が楕円形、円形、方形などの形状をなしい
るために、髪の挿入穴を開いて挿入することは必要がな
く髪の挿入が楽に行えるという効果がある。
【0029】
【発明の効果】本発明の必須の構成要素により、次のよ
うな効果が生じる。 本発明のヘアスタイリング用具は、極めて簡単な構造
でありながら、組み込まれた変形部材4により好みの形
に変形できるので、従来面倒であった好みの束髪のセッ
ト、固定が簡単になった。 織物地に好みの色彩や模様のものを採用することによ
って、各人の趣味にあったものを選択することができ
る。 本発明のヘアスタイリング用具を長時間にわたって装
着しておけば、好みのカールを髪に付与することも可能
である、という効果が生じる。 本発明のヘアスタイリング用具は、従来の頭飾品に比
べて、留め金や、ピン、クリップなどが不要な点におい
て優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一部を破断した正面図であ
る。
【図2】図1のII−II線による断面図である。
【図3】縫製加工前の袋体の展開図である。
【図4】他の実施例の縫製加工前の袋体の展開図であ
る。
【図5】本発明のさらに実施例の一部を破断した正面図
である。
【図6】本発明のヘアスタイリング用具の使用方法の説
明図である。
【図7】髪を巻き上げる状態を示す図である
【図8】束髪を形成した状態を示す図である
【符号の説明】
1 ヘアスタイリング用具 2 外側カバー 4 変形部材 5 開口部 6 織物地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デービット ポール バーロウズ イギリス国 B1 1QU バーミンガム ブルーチャーストリート 20番地 ディ ーディープロモーションズリミテッド内 (72)発明者 デブラ ジェーン イーロウ イギリス国 B1 1QU バーミンガム ブルーチャーストリート 20番地 ディ ーディープロモーションズリミテッド内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多種類のヘアスタイルを創造するための
    ヘアスタイリング用具であって、このヘアスタイリング
    用具の全体を覆う外側カバーと、この外側カバー内に設
    けた変形部材と、外側カバーを貫通するように設けた開
    口部を備え、前記外側カバーは袋状で変形可能な柔軟材
    料からなり、前記変形部材は塑性変形可能な素材からな
    り、また前記開口部は束髪が挿通可能な程度の大きさに
    形成されていることを特徴とするヘアスタイリング用
    具。
  2. 【請求項2】 前記ヘアスタイリング用具は肉薄の平坦
    状であり、前記変形部材は外側カバーの外縁に沿ってリ
    ングを形成するように、この外側カバー内に配置されて
    いる請求項1に記載のヘアスタイリング用具。
  3. 【請求項3】 前記外側カバーの素材は織物地であり、
    前記変形部材は針金のような屈曲可能な素材である請求
    項1または2にヘアスタイリング用具。
  4. 【請求項4】 前記開口部5はスリット状である請求項
    1から3のいずれかに記載のヘアスタイリング用具。
JP29512194A 1993-11-11 1994-11-29 ヘアスタイリング用具 Pending JPH07184714A (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB939323275A GB9323275D0 (en) 1993-11-11 1993-11-11 Twirl curl
GB9409065A GB2283675B (en) 1993-11-11 1994-05-06 Hair styling implement and method
US9409065:1 1994-07-01
US9323275:9 1994-07-01
US08/269,659 US5494059A (en) 1993-11-11 1994-07-01 Hair styling implement and method
US08/269659 1994-07-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07184714A true JPH07184714A (ja) 1995-07-25

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ID=27266929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29512194A Pending JPH07184714A (ja) 1993-11-11 1994-11-29 ヘアスタイリング用具

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JP (1) JPH07184714A (ja)
AU (1) AU7442694A (ja)
CA (1) CA2130393C (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996014775A1 (en) * 1994-11-09 1996-05-23 Sonstegard Lois L Device for styling hair
US6189543B1 (en) 1994-11-09 2001-02-20 Lois J. Sonstegard Device and accessory for styling hair

Also Published As

Publication number Publication date
CA2130393A1 (en) 1994-12-14
CA2130393C (en) 1997-12-16
AU7442694A (en) 1995-05-18

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