JPH07184287A - 遠隔制御システム - Google Patents

遠隔制御システム

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Publication number
JPH07184287A
JPH07184287A JP5327552A JP32755293A JPH07184287A JP H07184287 A JPH07184287 A JP H07184287A JP 5327552 A JP5327552 A JP 5327552A JP 32755293 A JP32755293 A JP 32755293A JP H07184287 A JPH07184287 A JP H07184287A
Authority
JP
Japan
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information
control
speed
unit
operator
Prior art date
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Pending
Application number
JP5327552A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Yamada
泰隆 山田
Tomoyuki Nonomura
知之 野々村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータが送信装置を手に持ってあらかじ
め定められた移動操作を行うことにより、送信装置の大
型化や操作性の低下を伴わずに制御命令を増やすことを
可能とする遠隔制御システムを提供することである。 【構成】 水平方向速度検出手段1と垂直方向速度検出
手段2と重力方向検出手段3とがそれぞれ検出した速度
情報と重力方向情報を速度情報解析部7で解析し、その
解析結果に対応する制御命令を制御対象装置12に対し
て送ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオペレータが離れた位置
に設置されている機器を遠隔制御する制御方法およびそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭電気製品等の電気機器をオペ
レータが離れた位置から操作するための遠隔制御システ
ムが広く普及している。特にTV,ビデオなどの映像機
器では、本体装置のスイッチを制御するよりも遠隔制御
システムを用いて本体装置の遠隔制御を行う場合の方が
多い。
【0003】図6は、ごく一般的なTV用に用いられる
従来の遠隔制御システムの構成の一例を示すブロック図
である。図6において、この遠隔制御システムは、送信
装置Tと受信装置Rとを備えている。送信装置Tは、オ
ペレータが手に持って操作するもので、第1入力部51
と、第2入力部52と、第3入力部53と、制御命令読
み出し部54と、制御命令テーブル55と、送信部56
とを含む。受信装置Rは、本体装置すなわち制御対象装
置58に付属して設けられており、受信部57を含む。
【0004】第1入力部51,第2入力部52および第
3入力部53は、オペレータの入力を受け付ける。制御
命令テーブル55は、各入力部に一義的に対応する制御
命令を記憶する。制御命令読み出し部54は、いずれか
の入力部からオペレータの指示があった場合に、その入
力部に対応する制御命令を制御命令テーブル55から読
み出す。送信部56は、制御命令読み出し部54によっ
て制御命令テーブル58から読み出された制御命令を受
信部57に送信する。受信部57は、受信した制御命令
を制御対象装置58に送信する。制御対象装置58は、
受信部57から与えられた制御命令に基づいて、対応す
る処理を実行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
遠隔制御システムは、オペレータがいずれかの入力部を
操作して指示を行うことで、制御対象装置58に対して
遠隔制御を行っている。そのため、送信装置Tは、制御
命令の種類が少なければ設置する操作ボタンの数も少な
くてすむが、制御命令の種類が多くなると操作ボタンの
数が増える。従って、送信装置Tの筺体の大きさを変更
せずに制御命令の種類を増加させると、操作ボタンの数
が増えるために各操作ボタンの大きさは小さくならざる
終えず、操作性の低下を招く。その結果、誤操作が多く
なる。逆に、操作ボタンの大きさを変更せずに制御命令
の種類を増やしたい場合は、送信装置Tの形状が大きく
なってしまい、携帯性が悪くなる。
【0006】また、従来の遠隔制御システムにおける送
信装置Tは、使用頻度や使用順序を考慮して操作ボタン
の配列を工夫しているが、オペレータにより使用頻度や
使用順序が異なるため、結局は数多い操作ボタンの中か
ら目的のボタンを1つずつ捜さなければならない。従っ
て、オペレータにとって必要な制御命令が少ない場合で
も、円滑に操作するためにはほとんどの操作ボタンの配
置位置を覚える必要がある。
【0007】それゆえに、本発明の目的は、オペレータ
の操作性および携帯性を低下させることなく制御命令を
増やすことが可能な遠隔制御システムを提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
オペレータの操作に応答して送信装置から受信装置に向
けて所定の情報を送信することにより、制御対象装置を
離れた位置から遠隔制御するためのシステムであって、
オペレータの操作による送信装置の移動方向を検出する
移動方向検出手段、および移動方向検出手段によって検
出された移動方向に基づいて、受信装置側で制御対象装
置の動作を制御する動作制御手段を備えている。
【0009】請求項2に係る発明は、制御対象装置の動
作を離れた位置から遠隔制御するためのシステムであっ
て、制御対象装置から離れた位置でオペレータによって
操作される送信装置、および制御対象装置に付属して設
けられる受信装置を備え、送信装置は、オペレータの操
作による送信装置の水平方向の移動速度を検出する水平
方向速度検出手段と、オペレータの操作による送信装置
の垂直方向の移動速度を検出する垂直方向速度検出手段
と、重力下向き方向を検出する重力方向検出手段と、水
平方向速度検出手段によって検出された水平方向速度情
報と、垂直方向速度検出手段によって検出された垂直方
向速度情報と、重力方向検出手段によって検出された重
力方向情報とを受信装置に向けて送信する送信手段とを
含み、受信装置は、送信手段から送信される情報を受信
する受信手段と、受信手段が受信した水平方向速度情報
と垂直方向速度情報と重力方向情報とを記憶する速度情
報記憶手段と、速度情報記憶手段に記憶された水平方向
速度情報と垂直方向速度情報と重力方向情報とを解析す
る速度情報解析手段と、速度情報解析手段の解析結果に
対応する制御情報を予め記憶する制御情報テーブルと、
速度情報解析手段の解析結果を検索キーとして制御情報
テーブルから対応する制御情報を読み出す制御情報読み
出し手段とを含み、制御情報読み出し手段によって読み
出された制御情報に基づいて、制御対象装置を遠隔制御
することを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、制御対象装置の動
作を離れた位置から遠隔制御するためのシステムであっ
て、制御対象装置から離れた位置でオペレータによって
操作される送信装置、および制御対象装置に付属して設
けられる受信装置を備え、送信装置は、オペレータの操
作による送信装置の水平方向の加速度を検出する水平方
向加速度検出手段と、オペレータの操作による送信装置
の垂直方向の加速度を検出する垂直方向加速度検出手段
と、重力下向き方向を検出する重力方向検出手段と、水
平方向加速度検出手段によって検出された水平方向加速
度情報と、垂直方向加速度検出手段によって検出された
垂直方向加速度情報と、重力方向検出手段によって検出
された重力方向情報とを受信装置に向けて送信する送信
手段とを含み、受信装置は、送信手段から送信される情
報を受信する受信手段と、受信手段が受信した水平方向
加速度情報と垂直方向加速度情報と重力方向情報とを記
憶する速度情報記憶手段と、速度情報記憶手段に記憶さ
れた水平方向加速度情報と垂直方向加速度情報と重力方
向情報とを解析する速度情報解析手段と、速度情報解析
手段の解析結果に対応する制御情報を予め記憶する制御
情報テーブルと、速度情報解析手段の解析結果を検索キ
ーとして制御情報テーブルから対応する制御情報を読み
出す制御情報読み出し手段とを含み、制御情報読み出し
手段によって読み出された制御情報に基づいて、制御対
象装置を遠隔制御することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明においては、オペレータの
操作による送信装置の移動方向を検出し、この検出され
た移動方向に基づいて、受信装置側で制御対象装置の動
作を制御するようにしている。従って、オペレータは、
スイッチ操作を行うことなく、送信装置を手に持って予
め定められた移動操作を行うことにより、制御対象装置
の遠隔制御を行うことができる。このため、送信装置の
大型化や操作性の低下を伴わずに制御命令を増やすこと
が可能となる。
【0012】請求項2に係る発明においては、送信装置
側ではオペレータの操作による送信装置の水平方向の移
動速度と垂直方向の移動速度と重力下向き方向とを検出
して受信装置に向けて送信し、受信装置側では受信した
水平方向速度情報と垂直方向速度情報と重力方向情報と
を解析し、この解析結果を検索キーとして制御情報テー
ブルから対応する制御情報を読み出して制御対象装置に
与えることにより、制御対象装置を遠隔制御するように
している。このため、オペレータは、重力方向に対する
送信装置の傾きを意識することなく、制御対象装置の遠
隔制御が行える。
【0013】請求項3に係る発明においては、送信装置
側ではオペレータの操作による送信装置の水平方向の加
速度と垂直方向の加速度と重力下向き方向とを検出して
受信装置に向けて送信し、受信装置側では受信した水平
方向加速度情報と垂直方向加速度情報と重力方向情報と
を解析し、この解析結果を検索キーとして制御情報テー
ブルから対応する制御情報を読み出して制御対象装置に
与えることにより、制御対象装置を遠隔制御するように
している。このため、オペレータは、重力方向に対する
送信装置の傾きを意識することなく、制御対象装置の遠
隔制御が行える。また、受信装置の移動方向のみならず
加速度も制御のためのパラメータとして用いることがで
きるため、より一層きめの細かな制御が行える。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例における遠隔
制御システムの構成を示すブロック図である。図1にお
いて、この遠隔制御システムは、送信装置T1と、受信
装置R1とを備えている。送信装置T1は、オペレータ
が手に持って操作するもので、水平方向速度検出部1
と、垂直方向速度検出部2と、重力方向検出部3と、送
信部4とを含む。受信装置R1は、本体装置すなわち制
御対象装置12に付属して設けられており、受信部5
と、速度情報記憶部6と、速度情報解析部7と、制御情
報読み出し部8と、制御情報テーブル9とを含む。
【0015】水平方向速度検出部1は、オペレータの操
作による送信装置T1の水平方向の移動速度を検出す
る。垂直方向速度検出部2は、オペレータの操作による
送信装置T1の垂直方向の移動速度を検出する。重力方
向検出部3は、重力下向き方向を検出する。なお、水平
方向速度検出部1,垂直方向速度検出部2は、例えば金
属柱の振動子を振動させることによりコリオリの力を検
出する振動型の加速度センサを用いて実現することがで
きる。このような振動型の加速度センサは、例えば自動
車のエアバック用に開発されている。もし、このような
加速度センサを用いる場合、センサの検出出力を積分す
れば、速度情報が得られる。また、重力方向検出部3
は、例えばカーナビゲーションやビデオカメラの手ぶれ
防止に利用されている角加速度センサを利用することに
より実現することができる。送信部4は、水平方向速度
検出部1,垂直方向速度検出部2,重力方向検出部3に
よりそれぞれ検出された水平方向速度情報,垂直方向速
度情報,重力方向情報を、受信部5へ送信する。なお、
送信部4は、水平方向速度情報,垂直方向速度情報,重
力方向情報を、例えば赤外線信号に変換して受信部5へ
送信する。
【0016】受信部5は、送信部4が送信した水平方向
速度情報,垂直方向速度情報,重力方向情報を受信す
る。速度情報記憶部6は、受信部5が受信した水平方向
速度情報,垂直方向速度情報,重力方向情報を記憶す
る。速度情報解析部7は、速度情報記憶部6に記憶され
た水平方向速度情報,垂直方向速度情報,重力方向情報
を解析する。制御情報テーブル9は、速度情報解析部7
の解析結果に対応する制御情報を予め記憶する。制御情
報読み出し部8は、速度情報解析部7の解析結果をキー
として制御情報テーブル9から制御情報を読み出し、制
御対象装置12に制御情報を送信する。
【0017】上記送信装置T1は、例えば円筒状に形成
され、その内部には図2に示すような位置関係で水平方
向速度検出部1,垂直方向速度検出部2,重力方向検出
部3が配置されている。なお、図2において、水平方向
速度検出部1が検出する水平方向速度情報をα、垂直方
向速度検出部2が検出する垂直方向速度情報をβで表し
ている。また、重力方向検出部3が検出する重力方向情
報(重力方向に対する送信装置T1の傾斜角度)をθで
表している。
【0018】図3は、図2の送信装置T1をオペレータ
が手に持って操作したときの動作の例と、その際の速度
情報α、βの時間的変化を表している。オペレータの動
作によって発生した水平方向速度情報α,垂直方向速度
情報β,重力方向情報θは、送信部4から受信部5へ送
られ速度情報記憶部6に記憶される。動作A1は左から
右への水平移動である。動作A2は上から下への垂直移
動である。動作A3は右から左への水平移動である。動
作A4は下から上への垂直移動である。動作B1は左か
ら右への水平移動で動作A1とオペレータの動作は同じ
である。しかし、動作B1は動作A1とオペレータが送
信装置T1を保持している角度が90°異なるため、水
平方向速度情報αおよび垂直方向速度情報βを解析した
だけでは動作A4と同じと誤って判断してしまう。そこ
で、速度情報解析部7は、重力方向情報θを用いて水平
方向速度情報αおよび垂直方向速度情報βを補正する。
すなわち、速度情報解析部7は、重力方向情報θが0°
となるように、水平方向速度情報αおよび垂直方向速度
情報βを補正する。その結果、動作B1を速度情報解析
部7で解析すると、動作A1と同じ解析結果X1を得る
ことができる。
【0019】図4は、図1に示す制御情報テーブル9の
記憶内容の一例を示す図である。図4に示すごとく、制
御情報テーブル9内の制御情報は、速度情報解析部7が
重力方向情報θを用いて水平方向速度情報αおよび垂直
方向速度情報βを補正した後に解析した結果であるX1
〜X4に対してそれぞれ1対1に対応している。制御情
報読み出し部8は、速度情報解析部7による例えば動作
B1の解析結果X1をキーとして制御情報テーブル9を
検索した場合、対応する制御情報「電源ON」を取り出
し、制御対象装置12に送る。制御対象装置12は与え
られた制御情報に従い「電源ON」動作を実行する。他
の解析結果X2,X3,X4をキーとして制御情報テー
ブル9を検索した場合、それぞれ、制御情報「電源OF
F」,「音量UP」,「音量DOWN」が制御情報テー
ブル9から読み出されて制御対象装置12に与えられ、
「電源OFF」,「音量UP」,「音量DOWN」が実
行される。
【0020】図5は、本発明の第2の実施例に係る遠隔
制御システムの構成を示すブロック図である。図5にお
いて、この遠隔制御システムは、送信装置T2と、受信
装置R2とを備えている。送信装置T2は、水平方向加
速度検出部10と、垂直方向加速度検出部20と、重力
方向検出部30と、送信部40とを含む。受信装置R2
は、受信部50と、加速度情報記憶部60と、加速度情
報解析部70と、制御情報読み出し部80と、制御情報
テーブル90とを含む。
【0021】上記のように第2の実施例は、図1の第1
の実施例における水平方向速度検出部1を水平方向加速
度検出部10で、垂直方向速度検出部2を垂直方向加速
度検出部20で、速度情報解析部6を加速度情報解析部
60で置き換えたものであり、速度情報ではなく、加速
度情報によってオペレータの動作を認識する点が第1の
実施例と異なっている。従って、第2の実施例では、オ
ペレータの動作を認識するためのパラメータが第1の実
施例に比べて、実施質的に1つ増えることになる。すな
わち、オペレータが送信装置T2をどの方向に操作した
かのみならず、どのような勢いで操作したかも判断の対
象となり得る。
【0022】上記第2の実施例では、前述の第1の実施
例の場合と同様に、加速度情報解析部70がパターンマ
ッチングを行って、オペレータの動作を解析し、その解
析結果を検索キーとして、制御情報テーブル90から制
御情報を読み出し、制御対象装置12に制御情報を送
る。その際、制御対象装置12の処理速度や設定量を加
速度に比例させて制御してもよい。例えばVTRの場
合、加速度が大の場合は、早送り再生等の速度を上昇さ
せたり、音量の変化幅を大きくすることが考えられる。
また、一定以上の大きな加速度で操作しないと反応しな
いようにすることで、誤操作を防止するようにしてもよ
い。
【0023】以上説明したように、第1および第2の実
施例では、オペレータが送信装置を手に持って重力方向
に対する角度を気にすることなく移動操作を行うことで
制御対象装置の制御を行うことができる。また、豊富に
用意した制御情報の中から各オペレータが必要な制御命
令に対応する移動方向だけを覚えておけばよく、従来の
送信装置のように多くのボタンの中から目的のボタンを
探す手間が不要となる。
【0024】なお、上記第1の実施例(図1)では、速
度情報記憶部6,速度情報解析部7,制御情報読み出し
部8,制御情報テーブル9を受信装置R1側に設けるよ
うにしたが、速度情報記憶部6および速度情報解析部7
を送信装置T1側に設け、速度情報解析部7の解析結果
を受信装置R1に送信するようにしてもよい。さらに、
制御情報読み出し部8および制御情報テーブル9も送信
装置T1側に設け、制御情報テーブル9から読み出した
制御情報を受信装置R1に送信するようにしてもよい。
また、第2の実施例(図5)も上記と同様に、加速度情
報記憶部60および加速度情報解析部70を送信装置T
2側に設け、加速度情報解析部70の解析結果を受信装
置R2に送信するようにしてもよく、さらに、制御情報
読み出し部80および制御情報テーブル90も送信装置
T2側に設け、制御情報テーブル90から読み出した制
御情報を受信装置R2に送信するようにしてもよい。
【0025】また、上記第1および第2の実施例では、
送信装置T1またはT2側で水平方向,垂直方向移動速
度または加速度および重力下向き方向を求めるようにし
たが、例えば送信装置から受信装置に向けて指向性の鋭
い赤外線ビームを照射し、その軌跡を受信装置R1また
はR2側で検知することにより、送信装置T1またはT
2の移動方向,移動速度,加速度等を検出するようにし
てもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、オペレー
タの操作による送信装置の移動方向を検出し、この検出
された移動方向に基づいて、受信装置側で制御対象装置
の動作を制御するようにしているので、オペレータは、
何らスイッチ操作を行うことなく、送信装置を手に持っ
て予め定められた移動操作を行うことにより、制御対象
装置の遠隔制御を行うことができる。その結果、送信装
置の大型化や操作性の低下を伴わずに制御命令を増やす
ことができる。
【0027】請求項2に係る発明によれば、送信装置側
ではオペレータの操作による送信装置の水平方向の移動
速度と垂直方向の移動速度と重力下向き方向とを検出し
て受信装置に向けて送信し、受信装置側では受信した水
平方向速度情報と垂直方向速度情報と重力方向情報とを
解析し、この解析結果を検索キーとして制御情報テーブ
ルから対応する制御情報を読み出して制御対象装置に与
えることにより、制御対象装置を遠隔制御するようにし
ているので、請求項1の発明が奏する効果に加えて、オ
ペレータは、重力方向に対する送信装置の傾きを意識す
ることなく、制御対象装置の遠隔制御が行える。
【0028】請求項3に係る発明によれば、送信装置側
ではオペレータの操作による送信装置の水平方向の加速
度と垂直方向の加速度と重力下向き方向とを検出して受
信装置に向けて送信し、受信装置側では受信した水平方
向加速度情報と垂直方向加速度情報と重力方向情報とを
解析し、この解析結果を検索キーとして制御情報テーブ
ルから対応する制御情報を読み出して制御対象装置に与
えることにより、制御対象装置を遠隔制御するようにし
ているので、請求項1の発明が奏する効果に加えて、オ
ペレータは、重力方向に対する送信装置の傾きを意識す
ることなく、制御対象装置の遠隔制御が行える。また、
受信装置の移動方向のみならず加速度も制御のためのパ
ラメータとして用いることができるため、より一層きめ
の細かな制御が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における遠隔制御システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例において、送信装置T1
によって検出される速度情報および重力方向情報を説明
するための図である。
【図3】図2の送信装置T1をオペレータが手に持って
操作したときの動作の例と、その際の速度情報α、βの
時間的変化およびその補正結果を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例における制御情報テーブ
ル9の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例における遠隔制御システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図6】従来の遠隔制御システムの構成の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1…水平方向速度検出部 2…垂直方向速度検出部 3…重力方向検出部 4…送信部 5…受信部 6…速度情報記憶部 7…速度情報解析部 8…制御情報読み出し部 9…制御情報テーブル T1…送信装置 R1…受信装置 12…制御対象装置 10…水平方向加速度検出部 20…垂直方向加速度検出部 30…重力方向検出部 40…送信部 50…受信部 60…加速度情報記憶部 70…加速度情報解析部 80…制御情報読み出し部 90…制御情報テーブル T2…送信装置 R2…受信装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータの操作に応答して送信装置か
    ら受信装置に向けて所定の情報を送信することにより、
    制御対象装置を離れた位置から遠隔制御するためのシス
    テムであって、 オペレータの操作による前記送信装置の移動方向を検出
    する移動方向検出手段、および前記移動方向検出手段に
    よって検出された移動方向に基づいて、前記受信装置側
    で前記制御対象装置の動作を制御する動作制御手段を備
    える、遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】 制御対象装置の動作を離れた位置から遠
    隔制御するためのシステムであって、 前記制御対象装置から離れた位置でオペレータによって
    操作される送信装置、および前記制御対象装置に付属し
    て設けられる受信装置を備え、 前記送信装置は、 オペレータの操作による送信装置の水平方向の移動速度
    を検出する水平方向速度検出手段と、 オペレータの操作による送信装置の垂直方向の移動速度
    を検出する垂直方向速度検出手段と、 重力下向き方向を検出する重力方向検出手段と、 前記水平方向速度検出手段によって検出された水平方向
    速度情報と、前記垂直方向速度検出手段によって検出さ
    れた垂直方向速度情報と、前記重力方向検出手段によっ
    て検出された重力方向情報とを前記受信装置に向けて送
    信する送信手段とを含み、 前記受信装置は、 前記送信手段から送信される情報を受信する受信手段
    と、 前記受信手段が受信した水平方向速度情報と垂直方向速
    度情報と重力方向情報とを記憶する速度情報記憶手段
    と、 前記速度情報記憶手段に記憶された水平方向速度情報と
    垂直方向速度情報と重力方向情報とを解析する速度情報
    解析手段と、 前記速度情報解析手段の解析結果に対応する制御情報を
    予め記憶する制御情報テーブルと、 前記速度情報解析手段の解析結果を検索キーとして前記
    制御情報テーブルから対応する制御情報を読み出す制御
    情報読み出し手段とを含み、 前記制御情報読み出し手段によって読み出された制御情
    報に基づいて、前記制御対象装置を遠隔制御することを
    特徴とする、遠隔制御システム。
  3. 【請求項3】 制御対象装置の動作を離れた位置から遠
    隔制御するためのシステムであって、 前記制御対象装置から離れた位置でオペレータによって
    操作される送信装置、および前記制御対象装置に付属し
    て設けられる受信装置を備え、 前記送信装置は、 オペレータの操作による送信装置の水平方向の加速度を
    検出する水平方向加速度検出手段と、 オペレータの操作による送信装置の垂直方向の加速度を
    検出する垂直方向加速度検出手段と、 重力下向き方向を検出する重力方向検出手段と、 前記水平方向加速度検出手段によって検出された水平方
    向加速度情報と、前記垂直方向加速度検出手段によって
    検出された垂直方向加速度情報と、前記重力方向検出手
    段によって検出された重力方向情報とを前記受信装置に
    向けて送信する送信手段とを含み、 前記受信装置は、 前記送信手段から送信される情報を受信する受信手段
    と、 前記受信手段が受信した水平方向加速度情報と垂直方向
    加速度情報と重力方向情報とを記憶する速度情報記憶手
    段と、 前記速度情報記憶手段に記憶された水平方向加速度情報
    と垂直方向加速度情報と重力方向情報とを解析する速度
    情報解析手段と、 前記速度情報解析手段の解析結果に対応する制御情報を
    予め記憶する制御情報テーブルと、 前記速度情報解析手段の解析結果を検索キーとして制御
    情報テーブルから対応する制御情報を読み出す制御情報
    読み出し手段とを含み、 前記制御情報読み出し手段によって読み出された制御情
    報に基づいて、前記制御対象装置を遠隔制御することを
    特徴とする、遠隔制御システム。
JP5327552A 1993-12-24 1993-12-24 遠隔制御システム Pending JPH07184287A (ja)

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