JPH07182264A - 蓄積交換システム - Google Patents

蓄積交換システム

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JPH07182264A
JPH07182264A JP5325646A JP32564693A JPH07182264A JP H07182264 A JPH07182264 A JP H07182264A JP 5325646 A JP5325646 A JP 5325646A JP 32564693 A JP32564693 A JP 32564693A JP H07182264 A JPH07182264 A JP H07182264A
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JP
Japan
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service
service definition
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user
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JP5325646A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Shirai
康之 白井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の蓄積交換装置を使用する場合でも大規
模なソフトウェア及び高性能なホストコンピュータを用
いることなく、ユーザサービスの追加及び更新を動的
に、かつ一元管理することができるとともに、低コスト
化を実現することができる。 【構成】 ユーザに提供するサービスをルール化したサ
ービス定義データを記憶するサービス定義データ記憶部
と、該サービス定義データ記憶部から読み出したサービ
ス定義データを通信手段を用いてクライアント側の蓄積
交換装置に通知するサービス定義データ管理部とを有す
るサービス定義情報サーバと、ユーザからのオーダリン
グを処理し、必要に応じて該サービス定義情報サーバに
対して問合せを行い、その結果に応じてユーザへのサー
ビスを行うユーザオーダリング処理部を有する蓄積交換
装置とをネットワークで組合せてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄積交換システムに係
り、詳しくは、蓄積交換システムにおけるユーザサービ
ス提供方式に適用することができる他、ファクシミリ蓄
積交換システム、音声メールシステム及び電子メールシ
ステム等に応用することができ、特に、複数の蓄積交換
装置を使用する場合でも大規模なソフトウェア及び高性
能なホストコンピュータを用いることなくユーザサービ
スの追加及び更新を動的に、かつ一元管理することがで
きるとともに、低コスト化を実現することができる蓄積
交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄積交換システムでは、ユーザが
オーダリング時に指定できるサービスの内容はシステム
そのもので固定されており、新規サービスの追加やサー
ビス内容の変更を行う場合は、蓄積交換装置のソフトウ
ェアの書き替えやオペレータによる設定ファイルの書き
替え等の作業を行っている。
【0003】また、従来、サービス機能を蓄積交換機側
に持たせずにネットワークで接続されたホストコンピュ
ータで実現するタイプの蓄積交換システムでは、ユーザ
からのオーダリング内容を必要に応じてホストコンピュ
ータに問合せ、サービスが登録されていることを確認し
たうえで処理を行っている。この場合も、上記と同様新
規サービスの追加や変更がある場合は、ホストコンピュ
ータのソフトウェアの書き替えや設定ファイルの書き替
え等の作業を行っている。
【0004】また、従来、蓄積交換装置の宛先アドレス
管理をサーバ、クライアントモデル及びネットワークデ
ータベースとを組合せて行う蓄積交換システムは、UN
IX電子メールの世界でDNS(Domain Nam
e Service)と呼ばれ公知技術である。なお、
このDNSは、マシンアドレス(宛先)の管理を行うも
のであるが、蓄積交換システムのユーザサービス機能を
管理する場合には、利用することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したユーザがオー
ダリング時に指定できるサービス内容がシステムそのも
ので固定された従来の蓄積交換システムでは、蓄積交換
装置の提供するサービスの追加やサービス内容の変更を
行おうとすると、蓄積交換機のソフトウェアの書き替え
やオペレータによる設定ファイルの書き替え等の作業を
行わなければならない他、複数の蓄積交換装置により構
成されるシステムでは、全ての蓄積交換装置に対して、
それらの作業を行わなければならないため、ユーザサー
ビスの追加、更新を動的に、かつ一元管理することがで
きないという不具合があった。
【0006】また、上記したサービス機能を蓄積交換機
側に持たせずにネットワークで接続されたホストコンピ
ュータで実現する蓄積交換システムでは、サービスの追
加及び変更は、ホストコンピュータ側だけ行えば、蓄積
交換機側への変更は必要ないが、ホストコンピュータ側
でサービスそのものを提供していたため、ホストコンピ
ュータ側の機能が巨大になり、大規模なソフトウェア及
び高性能なホストコンピュータが必要となってコストが
増加するという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、複数の蓄積交換装置を
使用する場合でも大規模なソフトウェア及び高性能なホ
ストコンピュータを用いることなく、ユーザサービスの
追加及び更新を動的に、かつ一元管理することができる
とともに、低コスト化を実現することができる蓄積交換
システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ユーザに提供するサービスをルール化したサービス定義
データを記憶するサービス定義データ記憶部と、該サー
ビス定義データ記憶部から読み出したサービス定義デー
タを通信手段を用いてクライアント側の蓄積交換装置に
通知するサービス定義データ管理部とを有するサービス
定義情報サーバと、ユーザからのオーダリングを処理
し、必要に応じて該サービス定義情報サーバに対して問
合せを行い、その結果に応じてユーザへのサービスを行
うユーザオーダリング処理部を有する蓄積交換装置とを
ネットワークで組合せてなることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記蓄積交換装置は、前記サービス定
義情報サーバの前記サービス定義データ管理部から通知
してきたサービス定義データをキャッシュするサービス
定義データキャッシュ部を有することを特徴とするもの
である。請求項3記載の発明は、請求項1,2の蓄積交
換装置は、請求項1のサービス定義情報サーバの機能を
有し、かつ複数の該蓄積交換装置をネットワークで組み
合せてなることを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至
3記載の発明において、前記サービス定義情報サーバの
機能は、ネットワーク分散型データベース機能を有する
複数のサーバの組合せにて構築してなることを特徴とす
るものである。請求項5記載の発明は、上記請求項1乃
至4記載の発明において、前記蓄積交換装置の前記ユー
ザオーダリング処理部は、ユーザからのオーダリング情
報により、サービス定義データ内のサービスルールの書
き替えを前記サービス定義データ管理部に依頼する機能
を有し、前記サービス定義データ管理部は、前記ユーザ
オーダリング処理部からサービス定義データ内のサービ
スルールの書き替え依頼を受けて、サービス定義データ
内のサービスルールの書き替えを行う機能を有してなる
ことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】まず、請求項1記載の発明の作用を説明する。
従来は、蓄積交換装置の提供するサービスの追加や変更
を行おうとすると、蓄積交換機のソフトウェアの書き替
えや設定ファイルの変更を行わなければならない他、複
数の蓄積交換装置により構成されるシステムでは、全て
の蓄積交換装置に対して、それらの作業を行わなければ
ならず、ユーザサービスの追加、更新を動的に、かつ一
元管理することができないという不具合があった。ま
た、従来、ホストコンピュータとの組合せによるシステ
ムでは、サービスの追加及び変更は、ホストコンピュー
タ側だけで行えば蓄積交換機側への変更は必要ないが、
ホストコンピュータ側でサービスそのものを提供してい
たため、ホストコンピュータ側の機能が巨大になり、大
規模なソフトウェア及び高性能なホストコンピュータが
必要となってコストが増加してしまうという不具合があ
った。
【0012】そこで、請求項1記載の発明では、サービ
ス定義情報サーバ側で、予めユーザに提供するサービス
をルール化したサービス定義データをサービス定義デー
タ記憶部に蓄積しておき、クライアント側の蓄積交換装
置側で、ユーザからのオーダリングにより必要が発生し
た場合にのみ、サービス定義情報サーバに対して問合せ
を行い、その結果に応じてユーザへのサービスを行い、
サービス定義情報サーバ側で、サービス定義データ記憶
部から読み出したサービス定義データをクライアント側
の蓄積交換装置に通知できるように構成する。このた
め、クライアントからそのデータが参照されるサーバ・
クライアント方式を採っているので、複数の蓄積交換装
置を使用する場合でも、ユーザサービスの追加及び更新
を動的に、かつ一元管理することができる。また、サー
ビス定義情報サーバ側では、サービス定義情報の管理し
か行っていないため、大規模なソフトウェアやホストコ
ンピュータを必要としないで済ませることができ、低コ
スト化を実現することができる。
【0013】次に、請求項2記載の発明の作用を説明す
る。前述したサービス機能を蓄積交換機側に持たせずに
ネットワークで接続されたホストコンピュータで実現す
る蓄積交換システムや請求項1記載の発明による蓄積交
換システムでは、ユーザからのオーダリングの度にホス
トコンピュータあるいはサービス定義情報サーバに問合
せが行くため、ネットワークのトラフィックが増大する
傾向がある。
【0014】そこで、請求項2記載の発明では、蓄積交
換装置は、前記サービス定義情報サーバの前記サービス
定義データ管理部から通知してきたサービス定義データ
をサービス定義データキャッシュ部によりキャッシュで
きるように構成する。このため、蓄積交換装置側で、サ
ービス定義情報サーバから通知してきたサービス定義デ
ータをキャッシュすることができるので、2回目以降の
サービス時にキャッシュしたサービス定義データを蓄積
交換装置側で参照することができ、サービス定義情報サ
ーバとクライアント側の蓄積交換装置間の無駄なトラフ
ィックの発行を防ぐことができる。
【0015】次に、請求項3記載の発明の作用を説明す
る。請求項1記載の発明による蓄積交換システムでは、
サービス定義情報サーバを蓄積交換装置とを別個にして
いるため、そのままではわざわざ専用のコンピュータを
サービス定義情報サーバとして設置しなければならな
い。そこで、請求項3記載の発明では、請求項1,2の
蓄積交換装置は、請求項1のサービス定義情報サーバの
機能を有し、かつ複数の該蓄積交換装置をネットワーク
で組み合せてなるように構成する。このため、サービス
定義情報サーバの機能を蓄積交換装置内に保持している
ので、請求項1記載の発明の効果を得ることができるう
え、サービス定義情報サーバを専用に設置しないで済ま
せることができる。
【0016】次に、請求項4記載の発明の作用を説明す
る。請求項1記載の発明による蓄積交換システムを遠隔
地に分散した環境で使用しようとすると、サービス定義
データが1つのサーバで管理されることによるサーバへ
のトラフィック集中に伴う効率低下が生じると同時に、
サーバダウンによる全サービスの停止が生じるという危
険性がある。なお、請求項1におけるサーバ・クライア
ント・モデル、請求項2におけるキャッシュ機構、請求
項3における蓄積交換装置へのサーバの内蔵、請求項4
におけるネットワークデータベースとの接続等、本発明
と類似の特徴を有するものに前述した従来のDNSがあ
るが、DNSは、マシンアドレス(宛先)の管理を行う
ものであって蓄積交換システムのユーザサービス機能を
管理する場合には利用することができない。
【0017】そこで、請求項4記載の発明では、請求項
1〜3の蓄積交換システムのサービス定義情報サーバの
機能を単体のサーバでなく、ネットワーク分散型データ
ベース機能を有する複数のサーバの組合せにて構築して
なるように構成する。このため、請求項1記載の発明の
効果を得ることができる他、サービス定義データの管理
をネットワーク分散データベースにて管理することがで
きるので、システムが遠方に分散しているような場合で
あっても、トラフィックが1つのサーバに集中しないよ
うにして効率低下を抑えることができ、しかも一部のサ
ーバがダウンした場合でもサービスの縮退運用を行うこ
とができる。
【0018】次に、請求項5記載の発明の作用を説明す
る。従来技術や請求項1記載の発明による蓄積交換シス
テムそのままでは、端末ユーザによるサービス内容の変
更・追加を効率良く行うことができない。そこで、請求
項5記載の発明では、請求項1乃至4の蓄積交換装置の
前記ユーザオーダリング処理部は、ユーザからのオーダ
リング情報により、サービス定義データ内のサービスル
ールの書き替えを前記サービス定義データ管理部に依頼
する機能を有し、前記サービス定義データ管理部は、前
記蓄積管理装置の前記ユーザオーダリング処理部からサ
ービス定義データ内のサービスルールの書き替え依頼を
受けて、サービス定義データ内のサービスルールの書き
替えを行う機能を有してなるように構成する。このた
め、ユーザからのオーダリングにより、サービス定義デ
ータの内容に追加及び変更することができるので、ユー
ザが手許の端末から蓄積交換サービスを動的に定義する
ことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明に係る一実施例の蓄積交換システム
を示すブロック図である。図示例は、ネットワークで結
合されたサービス定義情報サーバと蓄積交換装置を示し
ている。図1において、1はLAN等のネットワーク2
に接続されたサービス定義情報サーバであり、3はネッ
トワーク2に複数接続された蓄積交換装置である。
【0020】次に、図2は図1に示すサービス定義情報
サーバ1と蓄積交換装置3のシステム構成を示すブロッ
ク図である。図2に示す如く、サービス定義情報サーバ
1は、ユーザに提供するサービスをルール化したサービ
ス定義データを保持するサービス定義データ記憶部4
と、サービス定義データ記憶部4から読み出したサービ
ス定義データの内容を通信手段を用いてクライアント側
の蓄積交換装置3に通知するとともに、クライアント側
の蓄積交換装置3からの依頼を受けてサービス定義デー
タ部の内部に変更及び追加を行うサービス定義データ管
理部5と、ネットワークデータベース6とから構成され
る。一方、蓄積交換装置3は、ユーザからのオーダリン
グを処理し、必要に応じてサービス定義情報サーバ1に
対して問合せを行い、その結果に応じてユーザへのサー
ビスを行うとともに、ユーザからのオーダリング情報に
より、サービス定義データ内のサービスルールの書き替
えをサービス定義情報サーバ1のサービス定義データ管
理部5に依頼するユーザオーダリング処理部7と、サー
ビス定義情報サーバ1のサービス定義データ管理部5か
ら通知してきて入手したサービス定義データをキャッシ
ュするサービス定義データキャッシュ部8と、蓄積交換
処理部9と、通信処理部10とから構成される。
【0021】次に、図3は本発明に係る一実施例の蓄積
交換システムを示す図である。図3に示す如く、ネット
ワーク2に接続され、ユーザ端末21aでサービス要求
(サービスコード“11”を参照)される蓄積交換装置
3aは、ユーザオーダリング処理部7の他にサービス定
義情報サーバ1の機能を内部に有しており、サービス定
義情報サーバ1の機能としてサービス定義データ管理部
11とサービス定義データ記憶・キャッシュ部12を有
している。ネットワーク2に接続された蓄積交換装置3
bは、サービス定義データ管理部11とサービス定義デ
ータ記憶・キャッシュ部12を有しており、サービス定
義データ記憶・キャッシュ部12では、サービスコード
“11”のサービスルールが登録されている。ネットワ
ーク2に接続され、ユーザ端末21bでサービス登録
(サービスコード“12”の新規登録)される蓄積交換
装置3cは、ユーザオーダリング処理部7の他にサービ
ス定義情報サーバ1の機能を有し、サービス定義情報サ
ーバ1の機能としてサービス定義データ管理部11とサ
ービス定義データ記憶・キャッシュ部12を有してお
り、サービス定義データ記憶・キャッシュ部12では、
サービスコード“12”のサービスルールが登録され
る。
【0022】次に、サービスコード参照手順を図4〜6
のフローチャートを用いて説明する。図4はクライアン
ト側の蓄積交換装置3のユーザオーダリング処理部7の
処理フローを示すフローチャートであり、図5は請求項
4以外による場合のサービス定義情報サーバ1のサービ
ス定義データ管理部5の処理フローを示すフローチャー
トであり、図6は請求項4による場合のサービス定義情
報サーバ1のサービス定義データ管理部5の処理フロー
を示すフローチャートである。まず、ユーザ端末からの
オーダリングによりサービス要求があると(処理
1 )、クライアント側の蓄積交換装置3のユーザオー
ダリング処理部7は請求項1に基づき、入力されたサー
ビスコードをキーに対応するサービスルールをサービス
定義情報サーバ1に問合せる(処理S3 )。
【0023】なお、請求項2によるシステムの場合は、
サーバへの問合せの前にローカルキャッシュのサービス
定義データキャッシュ部8の内容を検索し、サービスコ
ードに対応するルールがあるかどうかを調べ、サービス
定義データキャッシュ部8内にあれば、そのルールに従
ってサービスを実行する(処理S2 ,C1 )。次いで、
サービス定義情報サーバ1は、クライアントの蓄積交換
装置3からサービスコードを受け取ると(処理S8 ,S
11)、サービスコードをキーに対応するサービスルール
がサービス定義データ内にあるかどうかを調べ、その検
出結果をクライアントに通知する(処理S9 ,S10)。
なお、請求項4によるサービス定義情報サーバ1の場合
は、サービス定義データを直接参照するのではなく、ネ
ットワークデータベースを介してローカル、あるいはリ
モートのサービス定義データを参照し、その検索結果を
クライアントの蓄積交換装置3に通知する(処理S12
13)。
【0024】次いで、クライアントの蓄積交換装置3
は、サービス定義情報サーバ1から回答を受け取ると
(処理S4 )、ユーザ端末宛にサービスコード受付メッ
セージあるいはサービスコード受付不可メッセージを出
力し(処理C2 ,S6 ,S7 )、受付可の場合は、得ら
れたサービスルールに従って処理を実行する。なお、請
求項2に基づくシステムの場合は、同時にサービスコー
ドとルールをローカルキャッシュのサービス定義データ
キャッシュ部8に登録する(処理S5 )。
【0025】請求項3によるシステムでは、サービス定
義情報サーバ1の手順は、蓄積交換装置3内部にて実行
される。図3に示す蓄積交換システムの例は、請求項1
〜4に基づく蓄積交換システムを示している。この例で
は、蓄積交換装置3aに対してユーザ端末21aからサ
ービスコード“11”のサービス要求があった場合を仮
定する。サービスコード“11”に対するサービスルー
ルは、ネットワークデータベース6の管理により蓄積交
換装置3bに登録されている。蓄積交換装置3aは、ユ
ーザからのオーダリングに従ってサービスコード“1
1”に概当するサービスルールをローカルキャッシュの
サービス定義データ記憶・キャッシュ部12内から検索
するが、そこに登録されていないため、それをサーバ部
に問合せる。次いで、サーバ部は、ネットワークデータ
ベースを通じて、蓄積交換装置3b内にサービスコード
“11”に対応するサービスルールが定義されているこ
とを見つけ出し、この内容を蓄積交換装置3bから蓄積
交換装置3aのローカルキャッシュのサービス定義デー
タ記憶・キャッシュ部12にコピーする。以後、蓄積交
換装置3aは、キャッシュのサービス定義データ記憶・
キャッシュ部12内にコピーされたサービスルールに従
ってサービスを行う。
【0026】次に、サービスコード変更・登録手順を図
7〜9のフローチャートを用いて説明する。図7はクラ
イアント側の蓄積交換装置3のユーザオーダリング処理
部7の処理フローを示すフローチャートであり、図8は
請求項4以外による場合のサービス定義情報サーバ1の
サービス定義データ管理部11の処理フローを示すフロ
ーチャートであり、図9は請求項4による場合のサービ
ス定義情報サーバ1のサービス定義データ管理部11の
処理フローを示すフローチャートである。ここでは、請
求項1〜4によるシステムに請求項5のサービスコード
変更・登録手順を付加したものである。まず、ユーザ端
末からのオーダリングにより、サービスの変更又はサー
ビスの新規追加要求があると(処理S21,S22)、クラ
イアントの蓄積交換装置3のユーザオーダリング処理部
7は、サービスコードをキーにしてルールの変更・追加
をサービス定義情報サーバ1に依頼する(処理S23)。
次いで、サービス定義情報サーバ1は、クライアントの
蓄積交換装置3から、サービスの変更・追加依頼を受け
取ると(処理S27,S32)、サービスコードをキーにサ
ービス定義データ内にルールの変更・登録を行い(処理
28)、その結果をクライアントの蓄積交換装置3に通
知する(処理C22,S29,S31)。なお、請求項2によ
るシステムの場合は、同時に概当サービスコードに関す
るキャッシュデータの廃棄を全クライアントの蓄積交換
装置3に指示する(処理S30)。
【0027】なお、請求項4によるサービス定義情報サ
ーバ1は、サービス定義データを直接変更・追加するの
ではなくネットワークデータベース6を介してローカル
あるいは、リモートのサービス定義データを変更・追加
する(処理S33)、次いで、その結果をクライアントの
蓄積交換装置3に通知する(処理C23,S34,S36)。
なお、請求項2によるシステムの場合は、同時に該当サ
ービスコードに関するキャッシュデータの廃棄を全クラ
イアントの蓄積交換装置3に通知する。次いで、クライ
アントの蓄積交換装置3は、サービス定義情報サーバ1
から結果の通知を受け取ると(処理S24)、ユーザ端末
宛に変更・登録完了メッセージあるいは、変更・登録不
可メッセージを出力する(処理C21,S25,S26)。次
いで、図3で蓄積交換装置3cに対して、ユーザ端末2
1bからサービスコード“12”のサービスルール登録
要求があると、蓄積交換装置3cは、蓄積交換装置3c
内のサービス定義情報サーバ1にサービスコード“1
2”のサービスルールの登録を依頼する。そして、サー
ビス定義情報サーバ1は、ネットワークデータベース6
を介して、ローカルリモートいずれかのサービス定義情
報サーバ1のサービス定義データ領域内にサービスコー
ド“12”と対応するルールを登録する。以後、蓄積交
換装置3a等でサービスコード“12”の要求があった
場合は、前述したサービスコード参照手順に基づいてサ
ービスコードが検索され、サービスが提供される。
【0028】このように、本実施例(請求項1)では、
サービス定義情報サーバ1側で、予めユーザに提供する
サービスをルール化したサービス定義データをサービス
定義データ記憶部4に蓄積しておき、クライアント側の
蓄積交換装置3側で、ユーザからのオーダリングにより
必要が発生した場合にのみ、サービス定義情報サーバ1
に対して問合せを行い、その結果に応じてユーザへのサ
ービスを行い、サービス定義情報サーバ1側で、サービ
ス定義データ記憶部4から読み出したサービス定義デー
タをクライアント側の蓄積交換装置3に通知できるよう
に構成する。このため、クライアントからそのデータが
参照されるサーバ・クライアント方式を採っているの
で、複数の蓄積交換装置3を使用する場合でも、ユーザ
サービスの追加及び更新を動的に、かつ一元管理するこ
とができる。また、サービス定義情報サーバ1側では、
サービス定義情報の管理しか行っていないため、大規模
なソフトウェアやホストコンピュータを必要としないで
済ませることができ、低コスト化を実現することができ
る。
【0029】本実施例(請求項2)は、蓄積交換装置3
を、サービス定義情報サーバ1のサービス定義データ管
理部5から通知してきたサービス定義データをサービス
定義データキャッシュ部8によりキャッシュできるよう
に構成する。このため、蓄積交換装置3側で、サービス
定義情報サーバ1から通知してきたサービス定義データ
をキャッシュすることができるので、2回目以降のサー
ビス時にキャッシュしたサービス定義データを蓄積交換
装置3側で参照することができ、サービス定義情報サー
バ1とクライアント側の蓄積交換装置3間の無駄なトラ
フィックの発行を防ぐことができる。
【0030】本実施例(請求項3)は、蓄積交換装置3
a〜3cを、サービス定義情報サーバ1の機能を有する
ように構成する。このため、サービス定義情報サーバを
蓄積交換装置3a〜3c内に保持しているので、サービ
ス定義情報サーバ1を専用に設置しないで済ませること
ができる。本実施例(請求項4)は、サービス定義情報
サーバ1の機能を単体のサーバでなく、ネットワークデ
ータベース6機能を有する複数のサーバの組合せにて構
築してなるように構成する。このため、サービス定義デ
ータの管理をネットワークデータベース6にて管理する
ことができるので、システムが遠方に分散しているよう
な場合であっても、トラフィックが1つのサーバに集中
しないようにして効率低下を抑えることができ、しかも
一部のサーバがダウンした場合でもサービスの縮退運用
を行うことができる。
【0031】本実施例(請求項5)は、蓄積交換装置3
のユーザオーダリング処理部7が、ユーザからのオーダ
リング情報により、サービス定義データ内のサービスル
ールの書き替えをサービス定義情報サーバ1に依頼する
機能を有し、サービス定義情報サーバ1のサービス定義
データ管理部5が、蓄積交換装置3のユーザオーダリン
グ処理部7からサービス定義データ内のサービスルール
の書き替え依頼を受けて、サービス定義データ内のサー
ビスルールの書き替えを行う機能を有してなるように構
成する。このため、ユーザからのオーダリングにより、
サービス定義データの内容に追加及び変更することがで
きるので、ユーザが手許の端末から蓄積交換サービスを
動的に定義することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、複数の蓄積交換装置を
使用する場合でも大規模なソフトウェア及び高性能なホ
ストコンピュータを用いることなく、ユーザサービスの
追加及び更新を動的に、かつ一元管理することができる
とともに、低コスト化を実現することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の蓄積交換システムを示
すブロック図である。
【図2】図1に示すサービス定義情報サーバと蓄積交換
装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る一実施例の蓄積交換システムを示
すブロック図である。
【図4】本発明に係る一実施例のサービス定義情報参照
手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る一実施例のサービス定義情報参照
手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る一実施例のサービス定義情報参照
手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る一実施例のサービス定義情報更新
・登録手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る一実施例のサービス定義情報更新
・登録手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る一実施例のサービス定義情報更新
・登録手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 サービス定義情報サーバ 2 ネットワーク 3,3a,3b,3c 蓄積交換装置 4 サービス定義データ記憶部 5,11 サービス定義データ管理部 6 ネットワークデータベース 7 ユーザオーダリング処理部 8 サービス定義データキャッシュ部 9 蓄積交換処理部 10 通信処理部 12 サービス定義データ記憶・キャッシュ部 21a,21b ユーザ端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/54 12/58 8732−5K H04L 11/20 101 C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザに提供するサービスをルール化した
    サービス定義データを記憶するサービス定義データ記憶
    部と、該サービス定義データ記憶部から読み出したサー
    ビス定義データを通信手段を用いてクライアント側の蓄
    積交換装置に通知するサービス定義データ管理部とを有
    するサービス定義情報サーバと、ユーザからのオーダリ
    ングを処理し、必要に応じて該サービス定義情報サーバ
    に対して問合せを行い、その結果に応じてユーザへのサ
    ービスを行うユーザオーダリング処理部を有する蓄積交
    換装置とをネットワークで組合せてなることを特徴とす
    る蓄積交換システム。
  2. 【請求項2】前記蓄積交換装置は、前記サービス定義情
    報サーバの前記サービス定義データ管理部から通知して
    きたサービス定義データをキャッシュするサービス定義
    データキャッシュ部を有することを特徴とする請求項1
    記載の蓄積交換システム。
  3. 【請求項3】請求項1,2の蓄積交換装置は、請求項1
    のサービス定義情報サーバの機能を有し、かつ複数の該
    蓄積交換装置をネットワークで組み合せてなることを特
    徴とする蓄積交換システム。
  4. 【請求項4】前記サービス定義情報サーバの機能は、ネ
    ットワーク分散型データベース機能を有する複数のサー
    バの組合せにて構築してなることを特徴とする請求項1
    乃至3記載の蓄積交換システム。
  5. 【請求項5】前記蓄積交換装置の前記ユーザオーダリン
    グ処理部は、ユーザからのオーダリング情報により、サ
    ービス定義データ内のサービスルールの書き替えを前記
    サービス定義データ管理部に依頼する機能を有し、前記
    サービス定義データ管理部は、前記ユーザオーダリング
    処理部からサービス定義データ内のサービスルールの書
    き替え依頼を受けて、サービス定義データ内のサービス
    ルールの書き替えを行う機能を有してなることを特徴と
    する請求項1乃至4記載の蓄積交換システム。
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