JPH0718145B2 - 圧力トンネルにおける緊張材の配置構造 - Google Patents

圧力トンネルにおける緊張材の配置構造

Info

Publication number
JPH0718145B2
JPH0718145B2 JP3211137A JP21113791A JPH0718145B2 JP H0718145 B2 JPH0718145 B2 JP H0718145B2 JP 3211137 A JP3211137 A JP 3211137A JP 21113791 A JP21113791 A JP 21113791A JP H0718145 B2 JPH0718145 B2 JP H0718145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tendon
tendons
arrangement
pressure tunnel
individual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3211137A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0673720A (ja
Inventor
エルウイン・ジーグフリート
ペーター・マルテイー
Original Assignee
ファウ・エス・エル・インターナツイオナール・アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ファウ・エス・エル・インターナツイオナール・アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical ファウ・エス・エル・インターナツイオナール・アクチエンゲゼルシヤフト
Publication of JPH0673720A publication Critical patent/JPH0673720A/ja
Publication of JPH0718145B2 publication Critical patent/JPH0718145B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D11/00Lining tunnels, galleries or other underground cavities, e.g. large underground chambers; Linings therefor; Making such linings in situ, e.g. by assembling
    • E21D11/04Lining with building materials
    • E21D11/10Lining with building materials with concrete cast in situ; Shuttering also lost shutterings, e.g. made of blocks, of metal plates or other equipment adapted therefor
    • E21D11/107Reinforcing elements therefor; Holders for the reinforcing elements
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B9/00Water-power plants; Layout, construction or equipment, methods of, or apparatus for, making same
    • E02B9/02Water-ways
    • E02B9/06Pressure galleries or pressure conduits; Galleries specially adapted to house pressure conduits; Means specially adapted for use therewith, e.g. housings, valves, gates
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C5/00Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
    • E04C5/08Members specially adapted to be used in prestressed constructions
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各緊張材が単一ストラ
ンドの束からなり、前記束は多かれ少なかれ規則的な間
隔で一緒に保持され、配置された緊張材の各々は、緊張
材の長さに沿って配置された固定装置により取りつけら
れる、圧力トンネルにおける緊張材の配置構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば岩石に埋め込まれる圧力トンネル
をプレストレストコンクリートライニングで建造すると
きに、緊張材が圧力トンネルの区分のコンクリート打設
に先立ち圧力トンネルの円周にぐるりと配置される。こ
れらの緊張材は、通例、圧力トンネルの長手方向に互い
に隣接して配置される。例えば圧力トンネルに予知され
る水圧および岩石の性質と過負荷のような種々の力の影
響に依存して、種々の量の緊張材が必要である。
【0003】最初の従来技術の具体例では、そのような
緊張材は、ダクト内を走る高強度の七本よりプレストレ
ス鋼ストランドの束からなり、引き続きダクトが自由に
流れるセメントグラウトで詰められる。圧力トンネルの
建造において、この形態の具体例は設置とグラウトを詰
めることとの両方の点で費用がかかることが判明してい
る。特に実質的に水平方向に走る圧力トンネルでは、グ
ラウトを詰めるための通気が不利である。なぜなら、こ
れは圧力トンネルの頂部で起こらなければならないから
である。さらに、ダクトの直径が充分に大きいので、セ
メントグラウトはプレストレス鋼ストランドをダクトの
全長にわたって包むことができることに注意しなければ
ならない。高い水圧を有する圧力トンネルでは、大きな
ダクト直径が選択されるので、充分な緊張材を組み込む
ことができないことがある。なぜなら、互いに隣に配置
されたダクトの間で、コンクリートライニングを建造す
るときにコンクリートを導入するために充分な距離が維
持されることに特別注意しなければならないからであ
る。
【0004】従来技術に属する第二の具体例では、いわ
ゆる単一ストランドの束で構成される緊張材が使用され
る。これらの単一ストランドの各々は、永久防食グリー
スで被覆されかつプラスチックシースに包まれた七本よ
りプレストレス鋼ストランドからなる。そのような単一
ストランドのいく本かを一緒にして、例えば多かれ少な
かれ規則的な間隔で接着テープでぐるりと巻くことによ
り束を形成する。第二の形式の具体例の緊張材はダクト
なしで直接配置され、そしてコンクリートライニングの
建造後コンクリートにより包まれる。それらは、最初に
述べた形態の具体例の緊張材よりそんなにスペースを必
要としない。それ故、多数の緊張材を横断面のどんな一
点でも通過させることができる。
【0005】単一ストランドで作られた緊張材を用いる
別の利点は、それらが、ダクトに挿入される裸のプレス
トレス鋼ストランドよりそんなに摩擦損失を示さないと
いうことである。このことは、いっそう多くのプレスト
レス力を圧力トンネルに導入できることを意味する。
【0006】この第二の形式の具体例でも束として一緒
にされる単一ストランドはコンクリート打設後互いに隣
接しているので、これらの緊張材がプレストレスを施さ
れるときに、個々の単一ストランドのプラスチックシー
スが互いにこすり合わない可能性を除外できない。この
ため、絶縁に損傷が引き起こされ、後になってプレスト
レス鋼ストランドに腐食の損傷が引き起こされる。
【0007】緊張材の上記の両方の具体例では、緊張材
のストランドの束がストレス施与ジャッキで同時にプレ
ストレスを施される。このために必要なジャッキは、相
応して重くて、特に圧力トンネル内で操作するのに厄介
である。さらに、通常この目的のために設けられた凹部
に配置されるストレス施与アンカーの所でストランドの
束が広がることにより、緊張材を配置するための多くの
価値あるスペースが失われることに留意しなければなら
ない。それ故、圧力トンネルの各横断面でプレストレス
力を一定に保つために、圧力トンネルの円周にぐるりと
配置する際に前記凹部をずらすことが意図される。それ
故、或る状況では、前述の重くて容積の大きいストレス
施与ジャッキを圧力トンネルの全円周にわたって使用し
なければならない。
【0008】一方の鋼ストランドを他方の鋼ストランド
の後にストランドの全束の代わりに比較的小さなプレス
ジャッキでプレストレスを施すことが知られているけれ
ども、そのような手順は前述の形式の緊張材では用いる
ことができない。なぜなら、プレストレスを施す間に互
いに摩擦することにより隣接するプレストレス鋼ストラ
ンドまたは単一ストランドを損傷する危険が許容できな
いほど高いからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】それ故、本発明の課題
は、前述した不利益を克服する圧力トンネルにおける緊
張材の配置構造を開示することである。等に、その配置
構造は、プレストレスを施す間緊張材の個々の単一スト
ランドの相互の損傷を防止しなければならず、かつ最小
の利用できる横断面に最大の可能な数の単一ストランド
を配置することも可能にしなければならない。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するに
は、本発明により、各緊張材の長さに沿って、各単一ス
トランドを隣接する単一ストランドから或る間隔に保つ
ための手段を設け、固定装置は、実質的に圧力トンネル
の軸線に向けられた緊張材支持体からなり、これらの支
持体は、いくつかの緊張材を支持体に取りつけることが
できるように、かつ互いから或る距離を置いてかつ互い
に隣接しておよび/または互いの上に積み重ねて配置す
ることができるように設計すればよい。
【0011】本発明により、単一の緊張材は単一ストラ
ンドの束からなり、これらの単一ストランドの各々はそ
の全長にわたって隣接する単一ストランドに或る距離を
置いている。この距離を置くことは、スペーサを緊張材
の長さに沿って多かれ少なかれ規則的な間隔で個々の単
一ストランドの間に配置するかまたは導入することによ
り達成するのが有利である。最初に、プレストレスを施
すトンネルの円周にわたって配置すべき緊張材を個々の
単一ストランドと上記のスペーサでもって適当な仕方で
準備する。圧力トンネルの円周にわたって分配された状
態で、実質的にトンネルの中心に向けられた緊張材支持
体を配置し、これらの緊張材支持体に一方の準備された
緊張材を他方の緊張材の後に取りつけることができる。
比較的多数のまたは比較的少数の単一ストランドからな
るいくつかの緊張材を緊張材支持体の各々に取りつける
ことができる。このようにして、各緊張材は隣接する緊
張材から隔てられる。緊張材支持体は、個々の緊張材を
互いに両隣にならびに互いの上に積み重ねて配置できる
ように設計されることが必須である。個々の単一ストラ
ンドを相互に隔てることおよび緊張材を形成するそれら
の配置は、圧力トンネルの区分がコンクリートで打設さ
れるときに、単一ストランドの各々がコンクリートで囲
まれる最大の起こり得る確実性があるように選択され
る。
【0012】個々の緊張材の間の距離は、緊張材の個々
の単一ストランドの間の距離より大きいように選択され
る。これにより、個々の緊張材の間にコンクリートを導
入して浸透させることが容易になる。添加される材料
は、最大粒直径が個々の緊張材の間の明確な幅より若干
小さいように選択するのが有利である。この場合に、最
大粒子が個々の単一ストランドの間に浸透できないけれ
ども、添加材料における小さい粒子のパーセントで言っ
て比較的大きい割合により、それらが導入されるコンク
リートに完全に埋設されることが確保される。
【0013】個々の単一ストランドの各々をコンクリー
トに完全に包みかつ個々の単一ストランドを打設された
コンクリートライニングに隣接する単一ストランドから
或る間隔を置いて配置することにより、これらの単一ス
トランドの各々に、比較的小さな個々のジャッキでそれ
自体にまたは隣接する単一ストランドに損傷の危険もな
くプレストレスを施すことができる。また、コンクリー
トに完全に埋設されている各単一ストランドは、緊張材
支持体に個々の際立ったかたよりが起こることも防止す
る。それにより、プレストレスを施す間トンネルの内側
に向かって向けられる各プレストレス鋼ストランドの力
が、ストランドの全長にわたってほとんど一様に分配さ
れる。
【0014】各単一ストランドがコンクリートにより完
全に包まれることを確実にするために、各緊張材支持体
は多くて五つの単一ストランドを含むことが示されてい
る。これらは、一つの中心の単一ストランドと、これを
囲む四つの単一ストランドとして配置されるのが好まし
い。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
【0016】図1の参照数字1は、切り抜かれたまたは
掘り抜かれた圧力トンネルの例えば岩石からなる壁を示
す。参照数字2は、圧力トンネルの建造中一緒に置かれ
る底部要素を示し、この底部要素は、機械や材料を底部
要素に沿って図示されてない仕方で輸送するために用い
られる。新しい準備は、トンネルの内側に突出する底部
要素のアームに緊張材3、4のプレストレスアンカー
6、8を配置することである。前記緊張材の各々に割り
当てられた引き留め定着が、この図に参照数字5、7に
より示されている。緊張材3、4の各々は、複数個圧力
トンネルの長手方向にあるが、圧力トンネルの円周をぐ
るりと走っている。引き続くプレストレスの最大効果を
達成するために、緊張材3、4が壁1にできるだけ近接
して走るのが好ましい。緊張材3、4は、固定装置、い
わゆる緊張材支持体9に取りつけられる。これらの緊張
材支持体の各々は、実質的に圧力トンネルの中心に向か
って向けられている。いくつかの緊張材3、4は互いに
隣接して取りつけ可能でありおよび/または緊張材支持
体9の各々に対し互いの上に積み重ねられて取りつけ可
能であるので、緊張材の各々は隣接する緊張材から本発
明により間隔を置かなければならないけれども、圧力ト
ンネルの円周にわたって分配される緊張材支持体の数
は、上記の必要条件を容易に果たすことができるように
選択しなければならない。圧力トンネルの円周方向にお
ける個々の緊張材支持体9の間の2mのオーダーの間隔
が、好都合であることが判明した。この間隔は、もちろ
ん圧力トンネルの直径および緊張材の剛性にも依存して
いる。
【0017】さらにまた見られるように、緊張材支持体
9は岩石プラグ10に固定されている。少なくとも緊張
材支持体9のいくつかは、実質的に引き続き設けられる
コンクリートライニング30の全厚さにわたって走って
いる。補強網12を取りつけるための固定要素が、壁1
から最も遠く離れたこれらの緊張材支持体9の端部に設
けられている。補強ブロック13は、緊張材支持体9の
領域に二つの隣接する補強網12の間に配置されるのが
好ましい。11は、底部要素2を基準網12と実質的に
連結する連結補強部を示す。
【0018】14は、圧力トンネルの円周方向に隣接す
る二つの緊張材支持体に取りつけられる固定ロッドを示
し、これらの固定ロッド14に例えば相応する補強網1
2を付加的に取りつけ可能である。
【0019】図2は、図1の線II-II に沿った圧力トン
ネル壁の長手方向断面を示す。長手方向支持体19が、
トンネルの内側に向かって突出する端部に固定され、か
つ長さに沿って規則的間隔を置いておよび岩石に圧力ト
ンネルの円周方向に係留されている岩石プラグ10に固
定されている。緊張材支持体9は、長手方向支持体19
の長さに沿って規則的間隔を置いて配置されている。緊
張材支持体9の各々は、実質的に圧力トンネルの中心に
向けられた棒15を有し、少なくとも一つの桟16が棒
15にほぼ直角にかつ長手方向支持体19にほぼ平行に
走っている。これは、トンネルの中心から最も遠く離れ
た側に配置された緊張材3、4、18を支持するように
意図されている。図示の実施例では、図示した緊張材の
各々は、スペーサ22により互いに間隔を置いた三本の
単一ストランド21からなる。圧力トンネルの直径に依
存して、横断面が三つの尖った星の形状を有する細長い
そのようなスペーサ22は、多かれ少なかれ規則的な間
隔を置いてほぼ1 〜1.5 mごとに相応する緊張材に沿っ
て配置されている。例えば、スペーサ22に載っている
単一ストランドは、緊張材の長さに沿ってぐるりと周期
的に巻かれたテープで一緒に保持することができる。
【0020】図2に示した実施例では、圧力トンネルの
長手方向に二番目ごとの緊張材支持体は、意図されたコ
ンクリートライニング30の厚さを本質的に越える長く
した棒15を有する。これらの長くした棒の圧力トンネ
ルの中心に最も近い各端部には、対応する補強網12を
固定するのに役立つ固定要素17が取りつけられてい
る。従来技術の線バインダ32が固定のために用いられ
ている。
【0021】図3は、一つの緊張材支持体9における緊
張材3、4の配置を詳細に示す。長手方向支持体19に
取りつけられている緊張材支持体9の棒15には、前記
桟16に加えて別の桟16′が取りつけられている。桟
16から間隔を置いて、この桟16′は桟16に実質的
に平行に走っている。第一と第二の緊張材3、4は、両
方共それぞれ例えば五つの単一ストランド21からなる
が、圧力トンネルの中心に関して外側桟16の上に配置
されている。第一の緊張材3は棒15の一方の側に位置
しかつ第二の緊張材4は他方の側に位置している。棒1
5の幅により、二つの前述した隣接する緊張材3、4の
相互の間隔が確保される。第二の緊張材4は、中心に貫
通開口を有する十字形のスペーサ22′からなる。スペ
ーサ22′が、互いに距離を置いて、中心に配置された
単一ストランド21の上に押される。外側の単一ストラ
ンド21は、常に十字形スペーサの各対のアームの間に
配置されている。束は、多かれ少なかれ規則的な間隔で
束の周りにぐるりと巻かれたテープ26で一緒に保持さ
れている。すでに前述した個々の単一ストランドの従来
技術の構造も示してある。23は、ストランドの単一鋼
線を示し、24はプラスチックシースを示し、そして2
5は防食保護グリースを示す。
【0022】第一の緊張材3の全ての五本の単一ストラ
ンドの上に押すことができるスペーサ22″′のうちの
一つの場合、束を一緒に保持するテープを用いる必要が
ない実施例の変形例が示されている。また、スペーサ2
2″′は、マルタクロスと同様な横断面を有する、好ま
しくはプラスチック製の細長い本体である。
【0023】二つの他の緊張材18が、内側桟16′に
配置されている。第二の緊張材4の下または内側を走る
一つの緊張材18は、図2に示したようにすでに組立て
られている。変形例として、スペーサ22′に三つの貫
通開口31を設け、そしてこれらを、第一の緊張材3の
下または内側に配置された緊張材18で図3に示したよ
うに、三本の単一ストランドの上へ押すことも考えられ
るだろう。個々の緊張材の間の半径方向間隔は、桟16
の厚さにより決定される。長手方向に隣接する各対の緊
張材支持体9は、それらの間に少なくとも充分な距離を
置いて配置して、参照数字27により表される配置すべ
き他の緊張材を矢印29に沿ってかつなお自由である緊
張材の場所28の上へ、20により表される中間間隔を
通って挿入することができなければならない。
【0024】ここに示された単一の緊張材は、約50×50
mm2の表面を必要とする。
【0025】本発明による緊張材の配置は、圧力トンネ
ルの構築に使用できるだけではなく、例えばスペースの
理由のために、単一ストランドに個々にプレストレスを
施さなければならない場合や、完全な防食を確保しなけ
ればならない場合に他のコンクリート構造にも用いるこ
とができる。スペーサの多数の他の変形例も考えられ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、隣接する緊張材の
間の間隔を、緊張材支持体の選択により、個々の緊張材
の隣接する単一ストランドの間の間隔より必然的にいっ
そう大きく保たれる本発明による緊張材の配置構造によ
れば、各単一ストランドが圧力トンネルのコンクリート
打設後コンクリートにより完全に包まれるように確保さ
れる。それにより達成される完全な緊張材配置により、
確実な防食が確保される。本発明により配置された単一
ストランドには、比較的小さい応力施与ジャッキで損傷
の危険もなく個々にプレストレスを施すことができる。
隣接して配置された単一ストランドをそれにより損傷さ
せる危険がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧力トンネルの横断面図である。
【図2】図1の線II-II に沿って切断した圧力トンネル
の断面である。
【図3】緊張材が配置されている緊張材支持体の詳細図
である。
【符号の説明】
3,4,18 緊張材 9 緊張材支持体 12 補強要素 15 棒 16,16′ 桟 17 固定要素 21 単一ストランド 22,22′,22″,22′″ スペーサ 30 コンクリートライニング

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各緊張材が単一ストランドの束からな
    り、前記束は多かれ少なかれ規則的な間隔で一緒に保持
    され、配置された緊張材の各々は、緊張材の長さに沿っ
    て配置された固定装置により取りつけられる、圧力トン
    ネルのおける緊張材の配置構造において、各緊張材の長
    さに沿って、各単一ストランドを隣接する単一ストラン
    ドから或る間隔に保つための手段が設けられ、前記固定
    装置は、実質的に圧力トンネルの軸線に向けられた緊張
    材支持体からなり、これらの支持体は、いくつかの緊張
    材を支持体に取りつけることができるように、かつ互い
    から或る距離を置いてかつ互いに隣接しておよび/また
    は互いの上に積み重ねて配置することができるように設
    計されることを特徴とする配置構造
  2. 【請求項2】 各緊張材(3,4,18)は、多くて五
    本の単一ストランド(21)からなることを特徴とする
    請求項1の配置構造
  3. 【請求項3】 個々の緊張材(3,4,18)の間の間
    隔は、個々の緊張材内の個々の単一ストランド(21)
    の間の間隔より大きいことを特徴とする請求項1の配置
    構造
  4. 【請求項4】 個々の単一ストランド(21)の各々
    と、隣接する単一ストランド(21)との間の間隔は、
    少なくとも各単一ストランド(21)がコンクリート打
    設後コンクリートにより完全に包まれることができるほ
    ど充分大きく保たれることを特徴とする請求項1の配置
    構造
  5. 【請求項5】 間隔手段は、各緊張材(3,4,18)
    の個々の単一ストランド(21)の間の本質的に規則的
    な間隔で配置されたスペーサ(22,22′,22″,
    22′″)であることを特徴とする請求項1の配置
  6. 【請求項6】 スペーサ(22,22′,22″,2
    2′″)は、各緊張材の個々の単一ストランド(21)
    の間に挿入できる本質的に細長い本体であることを特徴
    とする請求項5の配置構造
  7. 【請求項7】 スペーサ(22,22′,22″,2
    2′″)は一つまたはいくつかの貫通開口(31)を有
    し、単一ストランド(21)がこれらの貫通開口の各々
    を通過できることを特徴とする請求項6の配置構造
  8. 【請求項8】 緊張材支持体(9)は圧力トンネルの長
    手方向軸線の方向に互いに少なくとも充分に間隔を置い
    ていて、それにより単一の緊張材(3,4,18)が二
    つの隣接する緊張材支持体(9)の間を通過できること
    を特徴とする請求項1の配置構造
  9. 【請求項9】 緊張材支持体(9)の各々は、本質的に
    圧力トンネルの軸線の方へ向けられた棒(15)を有
    し、棒に本質的に直角にかつ圧力トンネルの長手方向軸
    線にほぼ平行に走っている少なくとも一つの桟(16,
    16′)が棒(15)に取りつけられることを特徴とす
    る請求項1の配置構造
  10. 【請求項10】 緊張材(3,4,18)が取りつけら
    れる緊張材支持体(9)の各々にある緊張材の各々は、
    少なくとも棒(15)におよび桟(16,16′)のう
    ちの一つに載っていることを特徴とする請求項9の配置
    構造
  11. 【請求項11】 少なくとも緊張材支持体(9)の一部
    にある棒(15)が意図されたコンクリートライニング
    (30)の厚さを実質的に越えて延びており、桟(1
    6,16′)が圧力トンネルの内側から最も遠い棒(1
    5)の端部の領域に配置され、他方の端部が補強要素
    (12)のための固定要素(17)として意図されてい
    ることを特徴とする請求項9の配置構造
JP3211137A 1990-08-24 1991-08-22 圧力トンネルにおける緊張材の配置構造 Expired - Lifetime JPH0718145B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH02751/90-7 1990-08-24
CH275190 1990-08-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0673720A JPH0673720A (ja) 1994-03-15
JPH0718145B2 true JPH0718145B2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=4240789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3211137A Expired - Lifetime JPH0718145B2 (ja) 1990-08-24 1991-08-22 圧力トンネルにおける緊張材の配置構造

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5180253A (ja)
EP (1) EP0473539B1 (ja)
JP (1) JPH0718145B2 (ja)
AU (1) AU644469B2 (ja)
DE (1) DE59103334D1 (ja)
ES (1) ES2065661T3 (ja)
MY (1) MY106059A (ja)
NO (1) NO913026L (ja)
PT (1) PT98765A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO308625B1 (no) * 1998-12-30 2000-10-02 Eiriksson Nyfotek As Leiv FremgangsmÕte for Õ redusere friksjonstap i tunneler
CA2512650A1 (en) * 2003-04-10 2004-11-04 The Stebbins Engineering And Manufacturing Company Fluid containment vessel, method of constructing fluid containment vessel, in particular chemical-resistant concrete liquid containment vessel
CN101886477B (zh) * 2010-07-09 2011-08-17 中冶建工有限公司 预应力张拉群锚单孔限位板
JP2015117522A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 太平洋マテリアル株式会社 被覆構造および剥落防止具の取付方法
DE202018102249U1 (de) * 2017-09-07 2018-04-27 Bag Bauartikel Gmbh Bewehrungssystem für den Betonausbau der Innenschale eines Tunnelgebäudes

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US729299A (en) * 1903-01-05 1903-05-26 Clarence M Ellinger Fireproof building structure.
US756309A (en) * 1903-03-30 1904-04-05 William N Wight Reinforced beams, &c., and grillage therefor.
US841064A (en) * 1906-02-17 1907-01-08 Thomas P Stanley Telegraph and trolley pole.
US865336A (en) * 1906-06-18 1907-09-03 Howard S Gardner Building structure.
US865488A (en) * 1906-12-27 1907-09-10 G A Edward Kohler Building girder and column.
BE608227A (fr) * 1961-11-30 1962-01-02 Stressed Concrete Design Ltd Perfectionnements à la précontrainte de bâtiments ou d'ouvrages
US3504474A (en) * 1968-04-02 1970-04-07 Maximiliaan J Dykmans Stacked radial winding
CH494328A (de) * 1968-04-24 1970-07-31 Moossche Eisenwerke Ag Bewehrungslitze für Beton, insbesondere vorgespannten Beton
AT336072B (de) * 1973-06-25 1977-04-12 Held & Francke Bau Ag Verfahren zum herstellen einer vorgespannten ortbetonauskleidung fur stollen oder tunnel
US4031685A (en) * 1974-10-24 1977-06-28 Heinz Robert F Reinforcing cage construction
AT345331B (de) * 1976-05-07 1978-09-11 Gd Anker Gmbh & Co Kg Tunnelverzugselement
CH615728A5 (en) * 1977-02-14 1980-02-15 Amberg Rudolf Supporting and securing arrangement in cavities, hard headings or on rock sections
US4251047A (en) * 1979-07-24 1981-02-17 The Dayton Sure Grip & Shore Company Swivel hold-down device
DE3734953C2 (de) * 1987-03-13 1994-02-24 Dyckerhoff & Widmann Ag Abstandhalter für ein spannbares Zugglied
CH674546A5 (en) * 1987-12-08 1990-06-15 Jean Bernold Construction of reinforced concrete wall in tunnel - whereby concrete is sprayed over mesh direct on to rock face
US4938627A (en) * 1988-09-21 1990-07-03 Halliburton Company Method of slipliner grouting

Also Published As

Publication number Publication date
NO913026D0 (no) 1991-08-02
JPH0673720A (ja) 1994-03-15
AU8266791A (en) 1992-02-27
PT98765A (pt) 1993-10-29
EP0473539A1 (de) 1992-03-04
MY106059A (en) 1995-03-31
US5180253A (en) 1993-01-19
AU644469B2 (en) 1993-12-09
NO913026L (no) 1992-02-25
EP0473539B1 (de) 1994-10-26
DE59103334D1 (de) 1994-12-01
ES2065661T3 (es) 1995-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4848052A (en) Spacer for tension member
US4505081A (en) Curved device for connection between two rectilinear portions of a stretched cable
ES2224688T3 (es) Anclajes al suelo.
KR101011026B1 (ko) 지선의 조립 방법
KR101530643B1 (ko) 교량주탑용 새들 및 이를 이용한 케이블 정착방법
US4977715A (en) Reinforced-concrete building element
JPH0718145B2 (ja) 圧力トンネルにおける緊張材の配置構造
PT96456B (pt) Aperfeicoamentos nas pontes suspensas por cabos metalicos e mais particularmente nos seus pilares, cabos de suspensao e tabuleiros
JPH0481030B2 (ja)
JPH0324665Y2 (ja)
EP3111015B1 (en) Removable anchor
KR101439867B1 (ko) 콤팩트 텐던 구조물 및 이를 구비하는 프리스트레스트 콘크리트 거더
JP2688340B2 (ja) Uターン式グランドアンカー構造及び該アンカー構造に使用されるpc鋼より線
JP3472746B2 (ja) 緊張材ケーブル
CN115976862A (zh) 尤其用于静态构建的预紧绳
JP2774066B2 (ja) Pc版からなる床スラブ
JP2004324153A (ja) プレストレストコンクリート構造物における緊張材定着部の補強構造及び定着施工方法
KR101182372B1 (ko) 어스앵커용 확장팩의 파손방지구조
KR20090001743U (ko) 지압마찰형 제거식 그라운드 앵커
PT940503E (pt) Rede protectora compreendendo cabos cruzados ligados por exemplo redes para neve ou terra
JPH0259250B2 (ja)
KR20180102277A (ko) 포스트 텐션용 긴장재 스페이서 및 이를 이용한 긴장재 시공 방법
RU2002009C1 (ru) Анкер дл нат жени каната и способ его изготовлени
JPH08134907A (ja) 付着伝達方式グラウンドアンカー
JP3133966B2 (ja) 法 枠

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19951205