JPH071779Y2 - 冷却器用空気清浄装置 - Google Patents

冷却器用空気清浄装置

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JPH071779Y2
JPH071779Y2 JP13122889U JP13122889U JPH071779Y2 JP H071779 Y2 JPH071779 Y2 JP H071779Y2 JP 13122889 U JP13122889 U JP 13122889U JP 13122889 U JP13122889 U JP 13122889U JP H071779 Y2 JPH071779 Y2 JP H071779Y2
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JP
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blower fan
oil
cooling
cooler
filter screen
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幸一 及川
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Meidensha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この考案は、変圧器等の電気機器に用いるユニットクー
ラの空気清浄装置に関する。
B.考案の概要 本考案は、ユニットクーラ本体の冷却パイプに、送風フ
ァンによって冷却風を当てるように構成した冷却器にお
いて、 そのユニットクーラ本体と送風ファンとの間に冷却風に
含まれた異物を除去するオイルバスフィルタ部を設置す
ることにより、 異物を含まない冷却風を林立する冷却パイプに当てるよ
うにして、その間隙に異物がつまり、風の流量を阻害し
て、冷却効率を低下させることを防止するようにしたも
のである。
C.従来の技術 従来、変圧器等の電気機器には、過熱を防止するため第
7図及び第8図に例示するようなユニットクーラを付設
したものがある。
このユニットクーラは、変圧器本体1の側部に設置され
るもので、ユニットクーラ本体2に、2台の送風ファン
3,3を設置して成る。
このユニットクーラ本体2は、そのケース内部に数十本
〜百本以上の冷却パイプ4を林立する如くヘッダ5に溶
接して設置したものであり、このヘッダ5から続くパイ
プ6によりラジエータ弁7を介して変圧器本体1の冷却
油口部8に接続するとともに、ユニットクーラ本体2の
下部のパイプ9に油循環ポンプ10を介して変圧器本体1
の冷却油口部11に接続する。なお、12は油流支示計であ
る。
また、各送風ファン3は、送風ファンケース13の開口部
に外部からの異物、例えば鳥や大きなゴミ等が侵入しな
いよう送風ファンガード用スクリーン14を配置して外匣
を構成する。また、その内部に、送風ファン羽根15を回
転駆動するようにした全閉屋外形三相誘導電動機16を、
送風ファン保持器17によって保持させて設置する。な
お、送風ファン3は、軸受循環用グリース交換の為ユニ
ットクーラ本体2から取外し可能に取り付けてある。
そして、変圧器本体1内の冷却油を、油循環ポンプ10を
作動して、ユニットクーラ本体2に循環させるととも
に、送風ファン羽根15を回動して、多数の林立する冷却
パイプ4に送風し、冷却するものである。
D.考案が解決しようとする課題 上述の如き従来のユニットクーラは、その送風ファン3
の運転時に、その内部に鳥や大きなゴミが吸込まれて、
送風ファン羽根15に当たり、事故が起こることを防止す
るために、かなり目の粗い送風ファンガード用スクリー
ン14を設けていただけである。
このため、ユニットクーラを塵埃の多い雰囲気で使用す
ると、送風ファンガード用スクリーン14で除去できない
比較的細い異物塵埃が送風ファン内に吸い込まれ、林立
する冷却パイプ4の空隙に吹き込まれ、その部分に付着
する等して、空気のスムーズな流通を阻害することがあ
る。すると、このユニットクーラの冷却効率の低下を来
し、ひいては、変圧器内の温度を上昇させてしまうとい
う問題があった。
本考案は上述の点に鑑み、送風ファンによって、異物、
塵埃を除去した空気を、冷却パイプを送風することによ
り、冷却パイプの目付まりを防止し、冷却効率の低下を
防止することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 本考案の冷却器用空気清浄装置は、ユニットクーラ本体
にオイルバスフィルタ部を介して送風ファンを配置し、
このオイルバスフィルタ部のケース内に、メッシュ材を
無端状に形成したフィルタスクリーンを、複数のスプロ
ケットホイールで支受して配置し、このスプロケットホ
イールの少なくとも1つを電動機に連動して回動するこ
とにより、フィルタスクリーンを動作するように構成
し、このフィルタスクリーンの下端部を洗浄タンク内の
洗浄油に浸漬するように構成したことを特徴とする。
F.作用 上述のように構成することにより、その送風ファンによ
って大きな異物を取り除いた冷却風を、このオイルバス
フィルタ部を通過させることによって、細かな異物まで
取り除いて浄化してから、ユニットクーラ本体の冷却パ
イプに吹き付けて冷却するようにすることにより、林立
する冷却パイプの隙間に異物が入って冷却用空気のスム
ーズな流れを阻害するようなことを防止するという作用
を奏する。
G.実施例 以下、本考案の冷却器用空気洗浄装置の一実施例を、第
1図乃至第6図によって説明する。
なお、この第1図乃至第6図において、前述した第7図
及び第8図に示した従来例に対応する部分には同一符号
を付すこととし、その詳細な説明を省略する。
第1図の部分断面側面図及び第2図の正面図で、1は変
圧器本体、2はユニットクーラ本体、3は送風ファンで
ある。本例装置では、ユニットクーラ本体2と送風ファ
ン3との間にオイルバスフィルタ部18を設置する。
このオイルバスフィルタ部18は、第3図乃至第6図にも
例示するように構成するものである。すなわち、オイル
バスフィルタケース20の下部には洗浄タンク19を設け、
その中には低粘度の洗浄油を満たす。この洗浄タンク19
には、給油弁21と排油弁22とを設置する。
オイルバスフィルタケース20の内部には、細い目の金属
性メッシュを無端状に形成したフィルタスクリーン23
を、図示するように6個のホイールによって略矩形環状
に張り渡されるように配置する。
また、ケース20に設けた減速装置付電動機24の駆動側ス
プロケットホイール25を、被動側スプロケットホイール
26に駆動用チェーンベルト27を巻き掛けて連動するよう
構成する。
第6図に示すように、被動側スプロケットホイール26と
同軸上のフィルタスクリーン23の両横側部に対応する一
対のスクリーン駆動スプロケットホイール28を設置す
る。
このスクリーン駆動スプロケットホイール28は、その歯
を、フィルタスクリーン23の両横側部に連続して穿孔し
たスクリーン送り用孔29に噛合連動させ、第4図及び第
5図に矢印Aで示す如く動くようにする。
また、略矩形に張り渡したフィルタスクリーン23の四偶
部には、支持用の回動自在のスプロケットホイール30,3
1,32を配置する。
なお、スクリーン駆動スプロケットホイール28と、下部
支持用のスプロケットホイール30とは、洗浄タンク19内
の下部位置に配置する。
また、第3図乃至第6図に示すようにフィルタスクリー
ン23の長さ方向中央位置の両外側部には、それぞれフィ
ルタスクリーン23のテンション制御用スプロケットホイ
ール33を設置する。このテンション制御用スプロケット
ホイール33は、フィルタスクリーン23の中央部を相互に
内側に押し付けるように適度に圧接し、フィルタスクリ
ーン23のたるみを無くすようにするものである。
第6図に示すように、オイルバスフィルタケース20の送
風ファン3の対応位置には、それぞれ吸気孔スクリーン
34を設置する。
この吸気孔スクリーン34は、その目の大きさを、送風フ
ァンガード用スクリーン14の目の大きさにより、更に小
さくしてあるので、かなり小さな異物まで侵入を防止で
きるものである。
本例装置では、そのユニットクーラ本体2と、送風ファ
ン3とは、第1図及び第3図に示すように従来と同様に
構成する。
図のユニットクーラ本体2で、4は冷却パイプ、5はヘ
ッダ、6はパイプ、7はラジエータ弁、8は冷却油口
部、9はパイプ、10は油循環ポンプ、11は冷却油口部、
12は油流支持計である。
また、送風ファン3で、13は送風ファンケース、14は送
風ファンガード用スクリーン、15は送風ファン羽根、16
は三相誘導電動機、17は送風ファン保持器である。
次に、本例装置の作動を説明する。
まず、オイルバスフィルタ部18では、第3図及至第6図
に示すように減速装置付電動機24を駆動して、駆動側ス
プロケットホイール25を回動し、これに駆動用チェーン
ベルト27を介して連動する被動側スプロケットホイール
26を回動し、これと同軸のスクリーン駆動スプロケット
ホイール28を回動する。すると、このスクリーン駆動ス
プロケットホーイル28に噛合するスクリーン送り用孔29
を有するフィルタスクリーン23が、図の矢印A方向に動
く。
この状態で、送風ファン3によって、冷却用の空気を、
送風ファンガード用スクリーン14側から吹い込んで、2
重となったフィルタスクリーン23を通過させて、冷却パ
イプ4に吹きかける。
このとき、冷却用の空気は、送風ファンガード用スクリ
ーン14で、鳥や大きなゴミ等の異物が取り除かれ、次
に、小さな目の吸気孔スクリーン34によって、異物の大
半が除去される。
次に、2重となったフィルタスクリーン23に吹き付けら
れた送風は、油気を含んだ各フィルタスクリーン23を通
過する際、フィルタスクリーン23の細いメッシュと、こ
れに含まれた油によって、微少異物が吸気され、浄化さ
れて冷却パイプ4に吹き付けられ、この林立する冷却パ
イプ4に異物を付着させることなくこれを冷却する。な
お、この冷却パイプ4には、変圧器本体1内の冷却油循
環ポンプ10を作動して、ユニットクーラ本体2に循環さ
せ冷却するものである。
ところで、フィルタスクリーン23に付着した異物は、こ
のフィルタスクリーン23の動きに供なって、洗浄タンク
19内に入り、この中を移動する過程で、洗浄油で洗浄さ
れた洗浄タンク19の底に沈下し溜る。
そして、洗浄タンク19内に溜った異物は、定期保守時に
排油弁22から油と共に外部に排出する。なお、洗浄タン
ク19は、オイルバスフィルタケース20から取り外れて、
その底に残留した異物を除去し、内部を清掃して、再び
取り付ける。
さらに、給油弁21から新しい洗浄油を洗浄タンク19内に
充填し、次の運転に備えるようにするものである。
H.考案の効果 以上供述したように、本考案の冷却器用空気洗浄装置に
よれば、ユニットクーラ本体と送風ファンとの間にオイ
ルバスフィルタ部を設けたので、その送風ファンによっ
て大きな異物を取り除いた送気を、このオイルバスフィ
ルタ部を通過させることによって、細かな異物まで取り
除いて浄化し、ユニットクーラ本体の冷却パイプに吹き
付けて冷却するので、林立する冷却パイプの隙間に異物
が入り込んで、冷却用空気のスムーズな流水を阻害する
ようなことを防止し、ユニットクーラの効率を低下させ
ないように運転できるので、変圧器の温度が上昇してし
まうような不都合を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の冷却器用空気清浄装置の一実施例を示
すための部分断面側面図、第2図はその正面図、第3図
にそのオイルバスフィルタ部の要部の概略斜視図、第4
図はその概略側面図、第5図はその作用を説明するため
の概略側面図、第6図はその概略正面図、第7図は従来
の冷却器の部分断面側面図、第8図はその正面図であ
る。 1……変圧器本体、2……ユニットクーラ本体、3……
送風ファン、4……冷却パイプ、18……オイルバスフィ
ルタケース、19……洗浄タンク、23……フィルタスクリ
ーン、24……減速装置付電動機、28……スクリーン駆動
スプロケットホイール、29……スクリーン送り用孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニットクーラ本体内部に設置した冷却油
    を循環する冷却パイプに、送風ファンによって冷却風を
    送るようにした冷却器において、 上記ユニットクーラ本体と、上記送風ファンとの間にオ
    イルバスフィルタ部を配置し、 当該オイルバスフィルタ部を、その下部に洗浄油を入れ
    た洗浄タンクを設置し、 メッシュ材を無端状に形成したフィルタスクリーンを複
    数のスプロケットホイールで支受して当該フィルタスク
    リーンの下端部が上記洗浄タンク内の上記洗浄油に浸漬
    するよう上記ユニットクーラ本体のケース内に矩形環状
    に張り渡して配置し、 上記スプロケットホイールの少なくとも1つを電動機に
    連動して回動することにより、上記フィルタスクリーン
    を動かすように構成したことを特徴とする冷却器用空気
    清浄装置。
JP13122889U 1989-11-10 1989-11-10 冷却器用空気清浄装置 Expired - Lifetime JPH071779Y2 (ja)

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