JPH07175787A - 販売量予測装置 - Google Patents

販売量予測装置

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JPH07175787A
JPH07175787A JP31692093A JP31692093A JPH07175787A JP H07175787 A JPH07175787 A JP H07175787A JP 31692093 A JP31692093 A JP 31692093A JP 31692093 A JP31692093 A JP 31692093A JP H07175787 A JPH07175787 A JP H07175787A
Authority
JP
Japan
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sales
forecast
fuzzy
past
neural network
Prior art date
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Application number
JP31692093A
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English (en)
Inventor
Hirokatsu Sugimoto
裕勝 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は販売量予測装置に関し、過去の販売
実績数量などの定量的な数値から販売製品の販売量を精
度よく自動予測する。 【構成】 予測対象の過去の販売実績数量を含む各種デ
ータを入力する入力手段と、入力された過去の販売実績
数量を予測対象ごとに記憶するデータ記憶手段と、過去
の販売実績数量で最適化を図ったニューラルネットワー
クモデルの結合係数を数値で登録するニューロデータテ
ーブルと、データ記憶手段から過去の販売実績数量と予
測期間の販売予定数量を読み出し、最適化を図ったニュ
ーラルネットワークモデルによって将来の販売予測数量
を求める演算手段と、求めた販売予測数量を出力する出
力手段から構成される。また、ニューロデータテーブル
にファジイテーブルを追加したファジイ・ニューロテー
ブルを用いて、予めファジイ演算で将来の一次販売予測
数量を求め、ニューラルネットワークモデルでさらに精
度の高い販売予測数量を求めることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過去の販売実績数量な
どの定量的な数値から販売製品の販売量を自動予測する
販売量予測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、製造業における販売製品(予測対
象)は多種多様化し、次々に新製品が市場に送られるよ
うになってきている。従って、生産側も販売側もすべて
の製品について販売量の予測を行い、詳細な計画を立案
することは不可能になってきた。しかし、製品数の増加
に伴って、製品管理の面ではさらに詳細な計画をするこ
とが必要となってきている。そこで、計画系における販
売量の予測に関して、一般には注目製品に限って各担当
者による予測が行われ、その他の製品については前年実
績数量をそのまま販売予測数量として採用していた。と
ころが、この担当者による予測はその人の持っている販
売予測能力、情報収集能力、時間的余裕などによりかな
りの個人差や月による予測尺度の無意識的な変動を含ん
でいる。
【0003】そこで、例えば、プロダクションルールと
メンバーシップ関数とを熟練者の経験則に基づいて作成
しておくことにより、需要量を予測する装置が提案され
ている(特開平02−264355号公報「水需要予測
装置」、および特開平03−202515号公報「配水
量の需要予測装置」を参照)。
【0004】特開平02−264355号公報の水需要
量の予測装置によれば、天候や気温といった変動成分を
ファジイ推論に取り込み、このモデルによって算出され
た水需要変動量と過去の実績による水需要量パターンと
を加算することにより、先所定日数分の水需要の予測値
を決定するようにしている。
【0005】また、特開平03−202515号公報の
配水量の需要予測装置によれば、天候や気温といった気
象情報とカレンダーを使って各種配水需要の補正係数を
ファジイ推論によって求め、その補正係数から予測配水
量を決定するようにしている。
【0006】さらに、過去の需要量の実績についてニュ
ーラルネットワークにより学習し、それを基に誤差を補
正する装置が提案されている(特開平04−37204
6号公報「需要量予測方法及び装置」、および特開平0
5−18995号公報「電力総需要量予測装置」を参
照)。
【0007】特開平04−372046号公報の需要量
予測方法及び装置によれば、需要量に影響を与える要因
を連続的な要因と不連続的な要因とに分け、それぞれの
組合せごとに要因と需要量の相関関数を求め、この関数
によって予測対象時点の需要量を予測することができ、
この関数を重回帰モデルやニューラルネットモデルを用
いて算出するようにしている。
【0008】また、特開平05−18995号公報の電
力総需要量予測装置によれば、気温や湿度といった気象
情報と過去の電力量に関する統計予測モデルを用いて電
力量を予測し、さらに気象情報や暦日情報により予測誤
差量を計算してこの値を基にニューラルネットによる学
習補正ができるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
予測装置は全て日々の短期予測を基本に置いているた
め、日々の細かい変動には対応できるが、長期戦略にお
ける将来の予測には向いていない。また上記の予測装置
は全て1つの決まった対象(水や電力)を基本としてい
るので、ある程度予測要因(過去の実績数量や気象情
報)が決定されたモデルとなっているため、長期予測に
ついて複数の商品を扱う場合は、その要因そのものが新
しく発生したり、不必要になったりするので、上記の装
置はその変動に対応できていない。さらに上記の装置
は、水や電力の需要量を予測する装置であって、利用者
と消費者の間に第3者(販売会社等)が絡むことのない
場合だけしか適用できない。
【0010】本発明は以上の問題を考慮してなされたも
ので、長期の販売予測をするために長期戦略を立案する
専門家が持っている経験則をルールとして体系化し、そ
のルールを使って精度のよい長期予測の販売予測を具現
化する手段で構成し、さらに、マーケティング情報、販
売予定情報などの販売活動(戦略)情報を取り込み、上
記の経験則へ組み込むことによって販売側も考慮したさ
らに精度のよい販売予測を可能とする販売予測装置を提
供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1の発明の
基本構成を示すブロック図である。図1において、本発
明は、予測対象の過去の販売実績数量を含む各種データ
を入力する入力手段101と、入力された過去の販売実
績数量を予測対象ごとに記憶するデータ記憶手段102
と、過去の販売実績数量で最適化を図ったニューラルネ
ットワークモデルの結合係数を数値で登録するニューロ
データテーブル103と、データ記憶手段102から過
去の販売実績数量と予測期間の販売予定数量を読み出
し、最適化を図ったニューラルネットワークモデルによ
って将来の販売予測数量を求める演算手段104と、求
めた販売予測数量を出力する出力手段105とを備えた
ことを特徴とする販売量予測装置である。
【0012】図2は請求項2の発明の基本構成を示すブ
ロック図である。図2において、本発明は、予測対象の
過去の販売実績数量を含む各種データを入力する入力手
段101と、入力された過去の販売実績数量を予測対象
ごとに記憶するデータ記憶手段102と、過去の販売実
績数量の大きさと複数の販売量変動度合いの関係を表す
ファジイ集合で定義されたプロダクションルール、メン
バーシップ関数及び過去の実績数量で最適化を図ったニ
ューラルネットワークモデルの結合係数を数値で登録す
るファジイ・ニューロデータテーブル203と、データ
記憶手段102からその予測対象の過去の販売実績数量
を読み出し、ファジイ・ニューロデータテーブル203
内のプロダクションルールとメンバーシップ関数を参照
し、ファジイ演算することにより販売量変動度合いを定
量化して将来の一次販売予測数量を求め、さらに求めた
一次販売予測数量と過去の販売実績数量を用い、最適化
を図ったニューラルネットワークモデルによって将来の
販売予測数量を求める演算手段204と、求めた販売予
測数量を出力する出力手段105と、前記ファジイ・ニ
ューロデータテーブルに登録されたプロダクションルー
ルとメンバーシップ関数を適時調整するメンテナンス手
段206とを備えたことを特徴とする販売予測装置であ
る。
【0013】前記入力手段101から入力される各種デ
ータは、販売予測対象における過去の販売実績数量以外
に販売予測対象における販売予定数量および/または販
売予測対象におけるマーケティング情報に基づく数値で
ある。
【0014】前記ファジイ・ニューロデータテーブル2
03は、販売量変動の知識に対応するプロダクションル
ールを販売製品ごとに分類して登録する領域と、それぞ
れのプロダクションルールに対応するメンバーシップ関
数を数値で登録する領域と、さらに過去の販売実績数量
等で最適化を図ったニューラルネットワークモデルの結
合係数を数値で登録する領域から構成されることが好ま
しい。
【0015】前記出力手段105は画面を有する表示装
置を備え、前記演算手段104、204により求められ
た販売予測数量を表示装置に出力する際に、前年実績数
量や販売予定数量など各種販売予実績情報とそのトレン
ドをグラフで表示するグラフ表示機能と、販売予測数量
が前年実績数量や販売予定数量などと比較して大幅に異
なっていることを報知するアラーム表示機能を備えた構
成にすることが好ましい。
【0016】前記メンテナンス手段206は、各販売製
品ごとにファジイ・ニューロデータテーブル203を調
整し、仮想データを入力し、調整したファジイ・ニュー
ロデータテーブル203と入力された仮想データに基づ
いて販売予測をシュミレートするシミュレーション機能
を備えた構成にすることが好ましい。
【0017】なお、本発明において、入力手段101と
しては、各販売拠点ごとの販売情報を端末機から入力す
るとともにデータ記憶手段102に転送する通信装置を
用いることができる。また、キーボード装置、タブレッ
ト装置、マウスなどの入力装置が用いられる。データ記
憶手段102、ニューロデータテーブル103、ファジ
イ・ニューロデータテーブル203、演算手段104、
204、メンテナンス手段206としては、CPU、R
OM、RAM、I/Oポートからなるマイクロコンピュ
ータを用いることができる。特に、データ記憶手段10
2、ニューロデータテーブル103、ファジイ・ニュー
ロデータテーブル203、メンテナンス手段206の記
憶部としては、その中のRAMあるいはFD(フロッピ
ーディスク)装置、HD(ハードディスク)装置などの
磁気記憶装置が用いられる。出力手段105としては、
CRT表示装置、LCD(液晶表示)装置、EL表示装
置などの表示装置、あるいは熱転写プリンタ、レーザプ
リンタ、インクジェットプリンタ、ドットインパクトプ
リンタなどのプリンタが用いられる。
【0018】なお、ファジイ集合とはあいまいな概念を
表現するために導入された集合の拡張概念であり、普遍
集合Uから区間〔0,1〕への写像はメンバーシップ関
数μで特定される。メンバーシップ関数の意義について
は、株式会社トリケップス発行「ファジイコンピュータ
・ファジイエキスパートシステム」第23頁〜第27頁
その他に記述されているのでこれらを参考にすることが
できる。
【0019】また、バックプロパゲーションとは、情報
処理としての人間の神経回路を模倣しようという試みで
あるニューラルネットワークの代表的な手法の一つであ
り、教師信号と呼ばれる理想的な出力値が算出できるよ
うにネットワークモデルを構成する結合係数を調整する
手法である。バックプロパゲーション及び教師信号につ
いては、産業図書株式会社発行「ニューラルネットワー
ク情報処理」第50頁〜第54頁その他に記述されてい
るのでこれらを参考にすることができる。
【0020】
【作用】本願の請求項1に係わる発明によれば、図1に
おいて、入力手段101から予測対象の過去の販売実績
数量を含む各種データを入力すると、入力された過去の
販売実績数量を予測対象ごとにデータ記憶手段102に
記憶される。ニューロデータテーブル103には過去の
販売実績数量で最適化を図ったニューラルネットワーク
結合係数が予め数値で登録されている。演算手段104
はデータ記憶手段102から過去の販売実績数量と予測
期間の販売予定数量を読み出し、最適化を図ったニュー
ラルネットワークモデルによって将来の販売予測数量を
求める。出力手段105は求めた販売予測数量を出力す
る。従って、利用者は、長期の生産計画及び販売計画を
立案する時に必要な販売製品の将来の販売予測数量を決
定し読み出すことができ、学習による販売予測からその
変化量を考慮して計画の変更や新しい計画の追加を早急
に行うことができる。
【0021】本願の請求項2に係わる発明によれば、図
2において、入力手段101から予測対象の過去の販売
実績数量を含む各種データを入力すると、入力された過
去の販売実績数量を予測対象ごとにデータ記憶手段10
2に記憶される。ファジイ・ニューロデータテーブル2
03には過去の販売実績数量の大きさと複数の販売量変
動度合いの関係を表すファジイ集合で定義されたプロダ
クションルールとメンバーシップ関数及び過去の実績数
量で最適化を図ったニューラルネットワークモデルの結
合係数が予め数値で登録されている。演算手段204
は、データ記憶手段102からその予測対象の過去の販
売実績数量を読み出し、ファジイ・ニューロデータテー
ブル203内のプロダクションルールとメンバーシップ
関数を参照し、ファジイ演算することにより販売量変動
度合いを定量化して将来の一次販売予測数量を求め、さ
らに求めた一次販売予測数量と過去の販売実績数量を用
い、最適化を図ったニューラルネットワークモデルによ
って将来の販売予測数量を求める。出力手段105は求
めた販売予測数量を出力する。従って、利用者は短期の
生産計画及び販売計画を立案及び修正する時に必要な販
売製品のダイナミックな販売予測数量を決定し読み出す
ことができる。さらに、ファジイ・ニューロデータテー
ブル203に登録されたプロダクションルールとメンバ
ーシップ関数をメンテナンス手段206で適時調整する
ことができるので販売予測の精度を高めていくことがで
きる。
【0022】上記構成によれば、前記入力手段101か
ら入力される各種データとして、販売予測対象における
過去の販売実績数量のデータだけでなく、さらに販売予
測対象における販売予定数量、販売予測対象におけるマ
ーケティング情報(キャンペーン情報、新製品・改良品
情報等)に基づく数値などの販売活動情報を取り込むこ
とができるので,販売側も考慮した販売予測が得られ精
度をさらに高めることができる。
【0023】また、前記ファジイ・ニューロデータテー
ブル203は、販売量変動の知識に対応するプロダクシ
ョンルールを販売製品ごとに分類して登録する領域と、
それぞれのプロダクションルールに対応するメンバーシ
ップ関数を数値で登録する領域と、さらに過去の販売実
績数量等で最適化を図ったニューラルネットワークモデ
ルの結合係数(荷重)を数値で登録する領域から構成さ
れているので、演算手段204は前記各販売製品ごとの
情報を検索して、それに対応するプロダクションルール
とメンバーシップ関数をそれぞれの領域で自動的に作成
しファジイ演算し一次販売予測数量を求める。さらに、
この一次販売予測数量を入力値とし、その月及びその販
売製品に対応するニューラルネットワークの結合係数を
ファジイ・ニューロデータテーブル203から検索して
きて、ニューラルネットワークの計算を行い、将来の販
売予測数量(初期予測)を決定し、データ記憶手段10
2に登録することができる。
【0024】また、前記出力手段105は画面を有する
表示装置を備え、前記演算手段104又は204により
求められた販売予測数量を表示装置に出力する際に、前
年実績数量や販売予定数量など各種販売予実績情報とそ
のトレンドをグラフ表示するだけでなく、販売予測数量
が前年実績数量や販売予定数量などと比較して大幅に異
なっている場合にアラーム表示するので、利用者は各種
販売予実績情報とそのトレンドをグラフ表示で確認する
とともに入力手段101から入力した多数ある販売製品
の中から特に注目しなければならない製品をアラームに
よって特定することができる。
【0025】また、前記メンテナンス手段206は、日
々変動する販売特性に対応するため各販売製品ごとにフ
ァジイ・ニューロデータテーブル203を調整し、仮想
データを入力し、調整したファジイニューロデータテー
ブル203と入力された仮想データに基づいて販売予測
をシュミレートするシミュレーション機能を備えた構成
にすることができるので、ファジイ・ニューロデータテ
ーブル203が最適に調整されているか確認することが
できる。
【0026】上記構成によれば、前記ファジイ・ニュー
ロデータテーブル203に、各販売製品に対応するプロ
ダクションルールを登録しておき、さらに、それぞれの
ルールに対応するメンバーシップ関数を数値で登録す
る。また、入力手段101によって集計された各種販売
情報はデータ記憶手段102に記憶される。さらに過去
の販売実績数量等で最適化を図ったニューラルネットワ
ークモデルの結合係数(荷重)を数値で登録する。ま
た、入力手段101によって集計された各種販売情報は
データ記憶手段102に登録する。演算手段204は前
記各販売製品ごとの情報を検索して、それに対応するプ
ロダクションルールとメンバーシップ関数を自動的に作
成し、そのルールに従ってファジイ演算をする。その演
算結果は図形によって表され、次にその図形の重心点を
算出し、そのx座標の値が販売量変動度合いとなる。
【0027】さらに、この度合いを基準として販売予測
数量を決定し、データ記憶手段102に登録する。これ
により利用者は、長期の生産計画及び販売計画を立案す
る時に必要な販売製品の将来の販売予測数量を読み出す
ことができる。また、演算手段204はこの一次販売予
測数量を入力値とし、さらに、その月及びその販売製品
に対応するニューラルネットワークの結合係数をファジ
イ・ニューロデータテーブル203から検索してきて、
ニューラルネットワークの計算を行い、将来の販売予測
数量(初期予測)を決定し、データ記憶手段102に登
録する。さらに、また、演算手段204は日々の販売実
績数量を教師信号として、ニューラルネットワークを学
習させ、上記販売予測数量を修正する。修正した販売予
測数量は、データ記憶手段102に登録する。これによ
り、利用者は短期の生産計画及び販売計画を立案及び修
正する時に必要な販売製品のダイナミックな販売予測数
量を読み出すことができる。
【0028】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいて本発明を詳
述する。なお、これによって、本発明は限定されるもの
でない。図3は本発明の販売量予測装置の一実施例を示
すブロック図である。図3において、1は入力装置、2
はニューロ演算、ファジイ・ニューロ演算を行う中央処
理装置、3は各種販売情報が記憶された第1データベー
ス、4はニューラルネットワーク結合係数を登録したニ
ューロデータテーブル領域と、プロダクションルールと
メンバーシップ関数を登録したファジイデータテーブル
領域からなる第2データベース、5は日々変動する販売
特性に対応するために、第2データベース4のファジイ
データテーブル領域を調整するメンテナンス装置、6は
中央処理装置2でニューロ演算またはファジイ・ニュー
ロ演算された演算結果を表示するCRT表示装置、7は
CRT表示装置6に表示される内容を印刷する熱転写プ
リンタであり、本装置は以上の構成要素を備えている。
【0029】次に、本発明の実施例1に基づき本装置の
各構成要素の動作について図3を用いて説明する。ま
ず、入力装置1からは、各種販売情報が入力される。第
1データベース3には、入力装置1から入力された各種
販売情報が販売製品ごとに登録される。また、第2デー
タベース4には、過去の販売実績数量等で最適化を図っ
たニューラルネットワークモデルの結合係数が月毎に数
値で登録されている。中央処理装置2は、販売予測を行
うべき販売製品の各種販売情報を第1データベース3か
ら検索し、さらにその販売製品及び販売予測月に対応し
たニューラルネットワークモデルの結合係数を第2デー
タベース4から検索する。
【0030】次に、月別販売予定数量の日割りを入力値
とし、主に前年販売実績数量等で最適化を図ったニュー
ラルネットワークモデルによって日別の販売予測数量
(初期予測)を算出する。その後、販売予測月の日々の
販売実績数量が、入力された時点でその値を教師信号と
して、ニューラルネットワークを学習させ、日別の販売
予測数量を修正する。さらに、販売予測月の販売実績数
量が確定した段階でモデルの最適化を図り、最適化され
たモデルは次回の初期予測モデルとして採用する。CR
T表示装置6は各販売製品ごとの販売予測数量と各種販
売予実績情報が大幅に異なる時、その販売製品のアラー
ムを表示する。この画面上から例えば何百種類もある販
売製品の中から特に注目しなければならない製品をアラ
ームによって特定することができる。熱転写プリンタ7
は、CRT表示装置6の画面上に表示される内容を印刷
するので、必要に応じて印刷出力することができる。
【0031】次に、本発明の実施例1の詳細な処理動作
について説明する。入力装置1から入力された各種販売
情報が第1データベース3に登録されたとする。登録さ
れる情報は予測月の月別販売予定数量と予測月の販売日
々実績数量である。次に、本発明の実施例1における中
央処理装置2の処理動作を説明する。図4は本発明の実
施例1における中央処理装置の処理動作の概略を示すフ
ローチャートである。図4において、まず、第1データ
ベース3に登録された各種販売情報を検索する(ステッ
プ401)。次に、第2データベース4から、予測対象
製品の予測対象月に対応するニューラルネットワーク結
合係数を検索する(ステップ402)。ここで、予測対
象月の販売日々実績が存在しているか否かをチェックし
(ステップ403)、予測日が予測対象月以前で、まだ
販売の日々実績数量が存在していない場合は、予測月の
月別販売予定数量の日割りを入力値としてニューラルネ
ットワーク全体を計算し(ステップ404)、算出され
た値はその対象月の初期予測値とし、第1データベース
3に登録される(ステップ405)。
【0032】次に、予測日が予測対象月内に含まれ販売
日々実績が存在している場合、さらに予測対象月の販売
日々実績数量が全て確定しているか否かチェックし(ス
テップ406)、まだ、販売日々実績数量が全て確定し
ていない場合、予測月の月別販売予定数量の日割りを入
力値とし、また予測日までの販売日々実績数量を教師信
号としてニューラルネットワークを学習させる(ステッ
プ407)。この学習によって修正された値は、その対
象月の学習予測値(修正版)とし、第1データベース3
に登録される(ステップ408)。予測対象月の販売日
々実績数量が確定した場合、さらにまた、予測月の月別
販売実績数量の日割りを入力値とし、また予測月の販売
日々実績数量を教師信号として、ニューラルネットワー
クを学習させる(ステップ409)。この学習によって
修正されたニューラルネットワーク結合係数が次回の初
期ニューラルネットワークとして第2データベース4に
登録される(ステップ410)。
【0033】図5は本発明におけるニューラルネットワ
ークモデルの一例を示す説明図である。また、図6は本
発明における各ニューロンでの演算事例を示す説明図で
ある。販売予測月の販売実績数量が入力されていない段
階では初期予測だけであるが、販売実績数量(教師信
号)が入力されると、バックプロパゲーション法によっ
てニューラルネットワークが学習される。その学習後の
ニューラルネットワークモデルによって計算した値が、
日別の販売予測数量の修正版となる。さらに販売予測月
の販売実績数量が確定した段階で最終学習を行い、モデ
ルの最適化を図ったうえでそれが次回の初期予測モデル
として採用される。
【0034】次に、CRT表示装置6を説明する。まず
中央処理装置2によって算出された販売予測数量と各種
販売情報を指定された期間内で各販売製品ごとにトレン
ドをグラフ表示する。図7、図8は本発明の実施例1に
おけるCRT表示装置の出力例(1)および(2)を示
す説明図である。これは、販売予測数量と販売実績数量
と販売予定数量(月トータルの日割り)についての一ヵ
月間の日別累計トレンドである。図7は、初期予測数量
と、本年販売実績数量、前年販売実績数量、販売予定数
量とを比較するグラフであり、図8は、1週学習(7日
間の販売実績数量による学習予測数量)と、本年販売実
績数量、前年販売実績数量、販売予定数量とを比較する
グラフである。
【0035】また、このCRT表示装置6ではトレンド
だけでなく、アラーム表示機能として販売予測数量が前
年販売実績数量や販売予定数量と大幅に異なる時にその
内容を表示し、長期計画担当者または短期計画担当者に
例えば何百種類もある販売製品からどの製品に注目すれ
ばよいかを知らせる機能を有している。そして、短期計
画担当者は、日別販売予測数量に従って短期生産計画及
び短期販売計画の詳細な立案を行うだけでなく、学習に
よる販売予測の修正からその変化量を考慮して計画の変
更や新しい計画の追加等を早急に行っていくことができ
る。
【0036】次に、本発明の実施例2に基づき本装置の
各構成要素の動作について図3を用いて説明する。ま
ず、入力装置1からは、各種販売情報が入力される。第
1データベース3には、入力装置1から入力された各種
販売情報が販売製品ごとに登録される。また、第2デー
タベース4には、プロダクションルールが販売製品ごと
に分類して登録され、それぞれのプロダクションルール
に対応するメンバーシップ関数が数値で登録されてい
る。さらに、過去の販売実績数量等で最適化を図ったニ
ューラルネットワーク結合係数が数値で登録されてい
る。中央処理装置2は、販売予測を行うべき販売製品の
各種販売情報を第1データベース3から検索し、さらに
その販売製品に対応したプロダクションルール及びメン
バーシップ関数及びニューラルネットワーク結合係数を
第2データベース4から検索する。
【0037】その後、これらのデータベースから得られ
た結果を各販売製品ごとに図形によって表し、その図形
の重心点のx座標の値を各販売製品における月別の販売
変動度合いとして算出し、前年販売実績数量と変動係数
と共にかけ合わせることによって販売変動量を算出す
る。さらに、この値を前年販売実績数量とたし合わせた
値が販売予測数量である。従って、販売予測数量を求め
る数式は以下のようになる。 月別販売予測数量=前年販売実績数量+月別販売変動度
合い×前年販売実績数量×変動係数
【0038】また、この月別販売予測数量を入力値と
し、主に前年販売実績数量等で最適化を図ったニューラ
ルネットワークモデルによって日別の販売予測数量(初
期予測)を算出する。次に、販売予測月の日々の販売実
績数量が、入力された時点でその値を教師信号として、
ニューラルネットワークを学習させ、日別の販売予測数
量を修正する。さらに、販売予測月の販売実績数量が確
定した段階でモデルの最適化を図り、最適化されたモデ
ルは次回の初期予測モデルとして採用する。
【0039】メンテナンス装置5は、第2データベース
4に登録している各販売製品ごとにプロダクションルー
ル及びメンバーシップ関数を現在の販売特性に合わせて
調整を行う。また、調整した結果の検証をするために、
手入力による仮想データでシミュレーションを行うこと
ができる。CRT表示装置6は、各販売製品ごとに販売
予測数量と各種販売予実績情報が大幅に異なる時、その
販売製品のアラームを表示することができる。従って、
この画面上から例えば何百種類もある販売製品の中から
特に注目しなければならない製品をアラームによって特
定することができる。熱転写プリンタ7は、CRT表示
装置6の画面上に表示される内容を印刷するので、必要
に応じて印刷出力することができる。
【0040】なお、ファジイ演算、メンバーシップ関数
については、 株式会社トリケップス発行「ファジイコンピュータ
・ファジイエキスパートシステム」(昭和63年7月2
8日)第26頁〜第30頁、 経営開発センター出版部発行「ファジイシステムの
実用化基礎理論と応用事例」(平成1年1月8日)第1
0頁〜第30頁、に詳細な記述があるので、これらを参
考にすることができる。
【0041】次に、本発明の実施例2の詳細な処理動作
について説明する。図9は本発明における第1データベ
ースに登録されるデータの一例を示す説明図である。図
3に示すように、入力装置1から入力された各種販売情
報が第1データベース3に登録されたとする。ここで、
マーケティング情報(キャンペーン情報、新製品・改良
品情報等)は説明を簡単にするため省いた。
【0042】次に、本実施例2における中央処理装置2
のファジイ演算処理動作について説明する。図10は本
発明の実施例2における中央処理装置の処理動作の概略
を示すフローチャートである。図10において、 ステップ1001:第1データベース3から予測の対象
となる製品の各種販売情報を検索する。 ステップ1002:検索した販売情報をファジイ演算に
必要な情報に加工する。 ステップ1003:予測対象製品に対応するプロダクシ
ョンルールを第2データベースから検索し作成する。 ステップ1004:ルールに対応するメンバーシップ関
数を割り付ける。 ステップ1005:ファジイ演算を行い重心法による販
売変動度合いを算出する。 ステップ1006:販売変動度合い、前年実績数量、変
動係数から販売予測数量を決定する。
【0043】まず、第1データベース3に登録された各
種販売情報を検索してきて、ファジイ演算するために前
加工する。加工データは以下の通りである。ここで、実
績及び予定の単位は千梱、結果は割合であるため単位は
記載しない(図9参照)。 当月前々年比=当月前年実績÷当月前々年実績=240
÷420≒0.57 先月前々年比=先月前年実績÷先月前々年実績=150
÷320≒0.47 先月前年比=先月本年実績÷先月前年実績=220÷1
50≒1.47 先々月前年比=先々月本年実績÷先々月前年実績=29
0÷280≒1.04 当月予定前年実績比=当月予定÷当月前年実績=190
÷240≒0.79 先月予定比=先月本年実績÷先月予定=220÷190
≒1.16
【0044】図11は本発明におけるプロダクションル
ールの一例を示す説明図である。前記加工データに対応
する販売製品のプロダクションルールを作成すると図1
1のようになる。さらに、このルールに対応するメンバ
ーシップ関数を自動割り付けする。また、図12は本発
明におけるメンバーシップ関数の一例を示す説明図であ
る。図12−1は当月前々年比、図12−2は先月前々
年比、図12−3は先月前年比、図12−4は先々月前
年比、図12−5は当月予定前年実績比、図12−6は
先月予定比からなるメンバーシップ関数の各条件部グラ
フを示し、図12−7は、図12−1〜図12−6のメ
ンバーシップ関数の結果部グラフとして販売予測数量を
示す。ここで、前記加工データとプロダクションルール
とメンバーシップ関数によりファジイ演算を実施する
が、あえて説明を簡単にするために、以下の2つのルー
ルに設定する。 ルール1:先月前年比が高いならば、販売予測数量は多
い。 ルール2:当月予定前年実績比が高いならば、販売予測
数量は少し多い。
【0045】図13は本発明の仮想データによるファジ
イ演算の一例を示す説明図である。前記2つのルールに
対するファジイ演算は図13に示す通りとなる。ここ
で、図13の条件部グラフ(図13a、13b)の横軸
は各加工データごとに設定されている値で通常0〜2内
である。また結果部グラフ(図13c、13d)の横軸
は変動の度合いを表す数字であり、−1〜1と設定して
いる。演算方法はまず先月前年比(1.47)に対応す
るメンバーシップ関数の度合い(ファジイ度)を求め
て、結果部メンバーシップ関数のファジイ度以下の領域
の図形(図13c、13dの網かけ部)がそのルールの
結果(ファジイ値)となる(MIN演算)。次に、同様
にして、当月予定前年実績比(0.79)についてファ
ジイ値を求める。最後に全ルールのファジイ値を図13
eのように合成し(MAX演算)、その合成図形の重心
のx座標の値が販売変動度合いとなる。
【0046】この場合、重心のx座標の値は0.4であ
るので、月別予測数量は以下の通りとなる。ここで、変
動係数とは各販売製品ごとに設定された係数であってあ
らかじめ任意に設定された値である(通常は0.5とい
う値を持つ)。 月別販売予測数量=前年販売実績数量+月別販売変動度
合い×前年販売実績数量×変動係数…の式から、 月別販売予測数量=前年販売実績数量+0.4×前年販
売実績数量×0.5となり、この式に前年販売実績数量
を代入すれば月別販売予測数量が求まる。さらに、この
月別販売予測数量を入力値として、過去の販売実績数量
等で最適化されたニューラルネットワークモデルを計算
すると、日別の販売予測数量(初期予測)が算出され
る。
【0047】図5は本発明におけるニューラルネットワ
ークモデルの一例を示す説明図である。また、図6は本
発明における各ニューロンでの演算事例を示す説明図で
ある。販売予測月の販売実績数量が入力されていない段
階では初期予測だけであるが、販売実績数量(教師信
号)が入力されると、バックプロパゲーション法によっ
てニューラルネットワークが学習される。その学習後の
ニューラルネットワークモデルによって計算した値が、
日別の販売予測数量の修正版となる。さらに販売予測月
の販売実績数量が確定した段階で最終学習を行い、モデ
ルの最適化を図ったうえでそれが次回の初期予測モデル
として採用される。
【0048】次に、CRT表示装置6を説明する。ま
ず、中央処理装置2によって算出された販売予測数量と
各種販売情報を指定された期間内で各販売製品ごとにそ
のトレンドをグラフ表示する。図14、図15は本発明
の実施例2におけるCRT表示装置の出力例(1)およ
び(2)を示す説明図である。また、図14は、販売予
測数量と販売予定数量と販売実績数量についての一年間
の月別トレンド表示であり、図15は、販売予測数量と
販売実績数量についての一ヵ月間の日別トレンド表示で
ある。月別トレンドにおいて、グラフ上販売予測数量し
か存在していない月と販売予測数量と販売予定数量が存
在している月とすべての数量が存在している月の3通り
にグラフの内容が分かれているが、これは現時点が19
93年8月と仮定した場合のグラフであり、当然販売予
定数量と販売実績数量は存在していない月があるという
ことである。
【0049】また、このCRT表示装置6ではトレンド
のグラフ表示機能だけでなく、アラーム表示機能として
販売予測数量が前年販売実績数量や販売予定数量などと
比較して大幅に異なる時にその内容を表示し、長期計画
担当者または短期計画担当者に例えば何百種類もある販
売製品からどの製品に注目すればよいかを知らせる機能
を有している。そして、長期計画担当者によって最終的
に決定された月別販売予測数量は、長期生産計画及び長
期販売計画等の月別販売数量として採用され、長期戦略
の調整等が行われる。また、短期計画担当者は、日別販
売予測数量に従って短期生産計画及び短期販売計画の詳
細な立案を行うだけでなく、学習による販売予測の修正
からその変化量を考慮して計画の変更や新しい計画の追
加等を早急に行っていく。
【0050】
【発明の効果】本願の請求項1の発明によれば、次の効
果を奏し得るのである。短期計画担当者は、日別販売予
測数量に従って短期生産計画及び短期販売計画の詳細な
立案を行うだけでなく、学習による販売予測の修正から
その変化量を考慮して計画の変更や新しい計画の追加等
を早急に行っていくことができる。また、本願の請求項
2の発明によれば、次の効果を奏し得るのである。長期
戦略の支援として生産側と販売側は長期の計画を立案す
る時に、精度のよい販売予測数量を採用することがで
き、それに従って生産側は前造り計画や工場間応援計
画、販売側はキャンペーン計画等の時期や数量を正確に
決定できるだけでなく、突発的な出来事にもある程度柔
軟に対処できるような効果がある。また短期戦略の支援
として、生産側と販売側は短期の計画を立案する時に精
度のよい日別販売予測数量を採用することができ、さら
に急激な販売動向の変化に応じた日別販売予測数量の修
正値を採用することにより、生産側は生産計画及び在庫
計画及び原材料納入計画等の早期修正と、販売側は在庫
計画及びキャンペーン計画の早期修正、早期追加等突発
的な販売動向の変化に柔軟な対応ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の基本構成を示すブロック図で
ある。
【図2】請求項2の発明の基本構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の販売量予測装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の実施例1における中央処理装置の処理
動作の概略を示すフローチャートである。
【図5】本発明におけるニューラルネットワークモデル
の一例を示す説明図である。
【図6】本発明における各ニューロンでの演算事例を示
す説明図である。。
【図7】本発明の実施例1におけるCRT表示装置の出
力例(1)を示す説明図である。
【図8】本発明の実施例1におけるCRT表示装置の出
力例(2)を示す説明図である。
【図9】本発明における第1データベースに登録される
データの一例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施例2における中央処理装置の処
理動作の概略を示すフローチャートである。
【図11】本発明におけるプロダクションルールの一例
を示す説明図である。。
【図12】本発明におけるメンバーシップ関数の一例を
示す説明図である。
【図13】本発明の仮想データによるファジイ演算の一
例を示す説明図である。
【図14】本発明の実施例2におけるCRT表示装置の
出力例(1)を示す説明図である。
【図15】本発明の実施例2におけるCRT表示装置の
出力例(2)を示す説明図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 中央処理装置 3 第1データベース 4 第2データベース 5 メンテナンス装置 6 CRT表示装置 7 熱転写プリンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予測対象の過去の販売実績数量を含む各
    種データを入力する入力手段と、入力された過去の販売
    実績数量を予測対象ごとに記憶するデータ記憶手段と、
    過去の販売実績数量で最適化を図ったニューラルネット
    ワークモデルの結合係数を数値で登録するニューロデー
    タテーブルと、データ記憶手段から過去の販売実績数量
    と予測期間の販売予定数量を読み出し、最適化を図った
    ニューラルネットワークモデルによって将来の販売予測
    数量を求める演算手段と、求めた販売予測数量を出力す
    る出力手段とを備えたことを特徴とする販売量予測装
    置。
  2. 【請求項2】 予測対象の過去の販売実績数量を含む各
    種データを入力する入力手段と、入力された過去の販売
    実績数量を予測対象ごとに記憶するデータ記憶手段と、
    過去の販売実績数量の大きさと複数の販売量変動度合い
    の関係を表すファジイ集合で定義されたプロダクション
    ルール、メンバーシップ関数及び過去の実績数量で最適
    化を図ったニューラルネットワークモデルの結合係数を
    数値で登録するファジイ・ニューロデータテーブルと、
    データ記憶手段からその予測対象の過去の販売実績数量
    を読み出し、ファジイ・ニューロデータデータテーブル
    内のプロダクションルールとメンバーシップ関数を参照
    し、ファジイ演算することにより販売量変動度合いを定
    量化して将来の一次販売予測数量を求め、さらに求めた
    一次販売予測数量と過去の販売実績数量を用い、最適化
    を図ったニューラルネットワークモデルによって将来の
    販売予測数量を求める演算手段と、求めた販売予測数量
    を出力する出力手段と、前記ファジイ・ニューロデータ
    テーブルに登録されたプロダクションルールとメンバー
    シップ関数を適時調整するメンテナンス手段とを備えた
    ことを特徴とする販売予測装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段から入力される各種データ
    は、販売予測対象における過去の販売実績数量以外に販
    売予測対象における販売予定数量および/または販売予
    測対象におけるマーケティング情報に基づく数値である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の販売量予
    測装置。
  4. 【請求項4】 前記ファジイ・ニューロデータテーブル
    は、販売量変動の知識に対応するプロダクションルール
    を販売製品ごとに分類して登録する領域と、それぞれの
    プロダクションルールに対応するメンバーシップ関数を
    数値で登録する領域と、さらに過去の販売実績数量等で
    最適化を図ったニューラルネットワークモデルの結合係
    数を数値で登録する領域を備えていることを特徴とする
    請求項2記載の販売量予測装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は画面を有する表示装置を
    備え、前記演算手段により求められた販売予測数量を表
    示装置に出力する際に、前年実績数量や販売予定数量な
    ど各種販売予実績情報とそのトレンドをグラフで表示す
    るグラフ表示機能と、販売予測数量が前年実績数量や販
    売予定数量などと比較して大幅に異なっていることを報
    知するアラーム表示機能を備えたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の販売量予測装置。
  6. 【請求項6】 前記メンテナンス手段は、各販売製品ご
    とにファジイ・ニューロデータテーブルを調整し、仮想
    データを入力し、調整したファジイ・ニューロデータテ
    ーブルと入力された仮想データに基づいて販売予測をシ
    ュミレートするシミュレーション機能を備えていること
    を特徴とする請求項2記載の販売量予測装置。
JP31692093A 1993-12-16 1993-12-16 販売量予測装置 Pending JPH07175787A (ja)

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