JPH07174361A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
空気調和機の室外ユニットInfo
- Publication number
- JPH07174361A JPH07174361A JP34384793A JP34384793A JPH07174361A JP H07174361 A JPH07174361 A JP H07174361A JP 34384793 A JP34384793 A JP 34384793A JP 34384793 A JP34384793 A JP 34384793A JP H07174361 A JPH07174361 A JP H07174361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- outdoor unit
- propeller fan
- heat exchanger
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱交換器９を流過した空気の温度に応じてプ
ロペラフアン20の翼22の迎え角を自動的に変化させるこ
とにより空気調和機の制御性能の乱れを抑制するととも
にプロペラフアン20のフアン性能を向上する。 【構成】 プロペラフアン20の翼22又はその取付部品23
を熱交換器９を通過した空気の温度によって形状が変化
し、翼22の迎え角を変更する形状記憶合金等の物質で形
成する。
ロペラフアン20の翼22の迎え角を自動的に変化させるこ
とにより空気調和機の制御性能の乱れを抑制するととも
にプロペラフアン20のフアン性能を向上する。 【構成】 プロペラフアン20の翼22又はその取付部品23
を熱交換器９を通過した空気の温度によって形状が変化
し、翼22の迎え角を変更する形状記憶合金等の物質で形
成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室外ユニッ
トに関する。
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外ユニットの１例
が図２に示されている。室外ユニットの器筐１の内部は
仕切板２によって左右に仕切られ、その片側に機械室３
が、他側に熱交換室４が形成されている。
が図２に示されている。室外ユニットの器筐１の内部は
仕切板２によって左右に仕切られ、その片側に機械室３
が、他側に熱交換室４が形成されている。
【０００３】機械室３内には圧縮機５等が配設され、熱
交換器室４内にはＬ字形の熱交換器９及びこれに送風す
るための送風機10等が配設されている。
交換器室４内にはＬ字形の熱交換器９及びこれに送風す
るための送風機10等が配設されている。
【０００４】このＬ字形熱交換器９は器筐１の背面1aに
形成された空気取入口11及び左側面1bに形成された空気
取入口12に対向せしめられている。また、送風機10は器
筐１の前面パネル1cに形成された吹出口13に臨むように
設置されている。なお、15はユニット据付用脚である。
形成された空気取入口11及び左側面1bに形成された空気
取入口12に対向せしめられている。また、送風機10は器
筐１の前面パネル1cに形成された吹出口13に臨むように
設置されている。なお、15はユニット据付用脚である。
【０００５】送風機10をモータ14によって回転駆動する
と、外気が空気取入口11及び12から熱交換室４内に吸入
され、熱交換器９を流過する過程で冷媒と熱交換するこ
とによって昇温又は降温した後、送風機10に付勢されて
吹出口13から外部に排出される。
と、外気が空気取入口11及び12から熱交換室４内に吸入
され、熱交換器９を流過する過程で冷媒と熱交換するこ
とによって昇温又は降温した後、送風機10に付勢されて
吹出口13から外部に排出される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の室外ユニッ
トにおいては、外気温や冷・暖房負荷の変化により冷媒
回路内の冷媒圧力が変動すると、これに応じてプロペラ
フアン10を駆動するモータ14のタップを切り換えること
によってプロペラフアン10の回転数をステップ状に切り
換えていたが、プロペラフアン10の回転数を切り換える
毎に熱交換器９の熱交換能力が変化するので、これに伴
って冷媒回路内の冷媒の圧力や温度、熱交換器９から吹
き出される空気温度、室内ユニットから室内に吹き出さ
れる調和空気の温度等が変化するので、冷凍サイクルの
バランス点が一時的に崩れ、空気調和機の制御性能に悪
影響を及ぼすという問題があった。
トにおいては、外気温や冷・暖房負荷の変化により冷媒
回路内の冷媒圧力が変動すると、これに応じてプロペラ
フアン10を駆動するモータ14のタップを切り換えること
によってプロペラフアン10の回転数をステップ状に切り
換えていたが、プロペラフアン10の回転数を切り換える
毎に熱交換器９の熱交換能力が変化するので、これに伴
って冷媒回路内の冷媒の圧力や温度、熱交換器９から吹
き出される空気温度、室内ユニットから室内に吹き出さ
れる調和空気の温度等が変化するので、冷凍サイクルの
バランス点が一時的に崩れ、空気調和機の制御性能に悪
影響を及ぼすという問題があった。
【０００７】また、空気調和機の冷房運転時にプロペラ
フアン９に要求される風量は暖房運転時のそれと大巾に
異なり、従って、プロペラフアン９の回転数は冷房運転
時と暖房運転時では大巾に異なるので、プロペラフアン
９をそのフアン性能が最も良い運転点で運転することが
できないという問題があった。
フアン９に要求される風量は暖房運転時のそれと大巾に
異なり、従って、プロペラフアン９の回転数は冷房運転
時と暖房運転時では大巾に異なるので、プロペラフアン
９をそのフアン性能が最も良い運転点で運転することが
できないという問題があった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、熱交換器を通して外気を吸込み、これを付勢し
て吹出すプロペラフアンを備えた空気調和機の室外ユニ
ットにおいて、上記プロペラフアンの翼又はその取付部
品を上記熱交換器を通過した空気の温度によって形状が
変化して上記翼の迎え角を変更する物質で形成したこと
を特徴とする空気調和機の室外ユニットにある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、熱交換器を通して外気を吸込み、これを付勢し
て吹出すプロペラフアンを備えた空気調和機の室外ユニ
ットにおいて、上記プロペラフアンの翼又はその取付部
品を上記熱交換器を通過した空気の温度によって形状が
変化して上記翼の迎え角を変更する物質で形成したこと
を特徴とする空気調和機の室外ユニットにある。
【０００９】
【作用】本発明においては、熱交換器を通過してプロペ
ラフアンに吸込まれる空気の温度の変化に応じてプロペ
ラフアンの翼の迎え角が自動的に変化する。
ラフアンに吸込まれる空気の温度の変化に応じてプロペ
ラフアンの翼の迎え角が自動的に変化する。
【００１０】
【実施例】本発明の第１の実施例が図１に示されてい
る。プロペラフアン20はハブ21とこれに基端が固着され
た複数( 図には３枚）の翼22とからなる。このハブ21は
モータ14の出力軸に固定されている。
る。プロペラフアン20はハブ21とこれに基端が固着され
た複数( 図には３枚）の翼22とからなる。このハブ21は
モータ14の出力軸に固定されている。
【００１１】モータ14によりプロペラフアン20を回転駆
動すると、プロペラフアン20は熱交換器９を通過した空
気を吸込んでこれを付勢して白抜矢印に示す方向に吹き
出す。
動すると、プロペラフアン20は熱交換器９を通過した空
気を吸込んでこれを付勢して白抜矢印に示す方向に吹き
出す。
【００１２】プロペラフアン20の各翼22の全体又は各翼
22をハブ21に取り付けるための取付け部品23は形状記憶
合金から構成され、熱交換器９を通過した空気の温度の
上昇に応じて各翼22のひねり角、即ち、迎え角が自動的
に増大し、プロペラフアン20の風量が増加するようにな
っている。なお、モータ14は回転速度を無段階に変化し
うる可変速モータとすることができる。他の構成は図２
に示す従来のものと同様である。
22をハブ21に取り付けるための取付け部品23は形状記憶
合金から構成され、熱交換器９を通過した空気の温度の
上昇に応じて各翼22のひねり角、即ち、迎え角が自動的
に増大し、プロペラフアン20の風量が増加するようにな
っている。なお、モータ14は回転速度を無段階に変化し
うる可変速モータとすることができる。他の構成は図２
に示す従来のものと同様である。
【００１３】
【発明の効果】本発明においては、熱交換器を通過した
空気の温度の変化に応じてプロペラフアン20の翼22の迎
え角が自動的に変化するので、外気温や冷・暖房負荷が
変化した場合にも空気調和機の制御性能に悪影響を及ぼ
すことはない。また、冷房運転時及び暖房運転時にプロ
ペラフアンに最高のフアン性能を発揮させることが可能
となる。
空気の温度の変化に応じてプロペラフアン20の翼22の迎
え角が自動的に変化するので、外気温や冷・暖房負荷が
変化した場合にも空気調和機の制御性能に悪影響を及ぼ
すことはない。また、冷房運転時及び暖房運転時にプロ
ペラフアンに最高のフアン性能を発揮させることが可能
となる。
【図１】本発明の１実施例を示す要部の斜視図である。
【図２】従来の室外ユニットの１例を示し、 (A)は略示
的正面図、 (B)は略示的縦断面図、 (C)は略示的横断面
図である。
的正面図、 (B)は略示的縦断面図、 (C)は略示的横断面
図である。
９ 熱交換器 20 プロペラフアン 21 ハブ 22 翼 23 取付部品
Claims (2)
- 【請求項１】 熱交換器を通して外気を吸込み、これを
付勢して吹出すプロペラフアンを備えた空気調和機の室
外ユニットにおいて、上記プロペラフアンの翼又はその
取付部品を上記熱交換器を通過した空気の温度によって
形状が変化して上記翼の迎え角を変更する物質で形成し
たことを特徴とする空気調和機の室外ユニット。 - 【請求項２】 上記物質が形状記憶合金である請求項１
記載の空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34384793A JPH07174361A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34384793A JPH07174361A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 空気調和機の室外ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07174361A true JPH07174361A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18364702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34384793A Pending JPH07174361A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07174361A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1247992A1 (en) * | 2001-03-16 | 2002-10-09 | C.R.F. Società Consortile per Azioni | Fan or propeller, with shape memory |
| CN112880053A (zh) * | 2021-01-25 | 2021-06-01 | 格力电器（武汉）有限公司 | 轴流风机的控制方法、轴流风机控制装置和空调器 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP34384793A patent/JPH07174361A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1247992A1 (en) * | 2001-03-16 | 2002-10-09 | C.R.F. Società Consortile per Azioni | Fan or propeller, with shape memory |
| CN112880053A (zh) * | 2021-01-25 | 2021-06-01 | 格力电器（武汉）有限公司 | 轴流风机的控制方法、轴流风机控制装置和空调器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010731 |