JPH0717316Y2 - 簡易ガス供給装置 - Google Patents

簡易ガス供給装置

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JPH0717316Y2
JPH0717316Y2 JP1988094800U JP9480088U JPH0717316Y2 JP H0717316 Y2 JPH0717316 Y2 JP H0717316Y2 JP 1988094800 U JP1988094800 U JP 1988094800U JP 9480088 U JP9480088 U JP 9480088U JP H0717316 Y2 JPH0717316 Y2 JP H0717316Y2
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JP
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gas
regulator
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cartridge
sound
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JP1988094800U
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仁 ▲高▼橋
正三 田中
真司 大嶋
重人 鈴木
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日本酸素株式会社
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、防災用、潜水用、医療用等に用いられる簡
易ガス供給装置に関し、特に、安全性を高めた構造を採
用したものである。
「従来の技術」 近年、小型軽量のガスカートリッジ(例えば、内容積が
100cc程度以下で、ガス充填圧力が80〜190kg/cm2G程度
のもの)を用いた簡易ガス供給装置が、防災用、医療
用、潜水用などの種々の目的で使用されている。この種
の簡易ガス供給装置において、例えば、ガスカートリッ
ジの充填ガスとしてCO2ガスを使用したものは、消化器
用、救命胴衣用、ビール用、カーボネータ用などとして
使用され、充填ガスとしてO2ガスを用いたものは、簡易
潜水呼吸装置用などのスポーツ用、酸素吸入器などの医
療用、あるいは、溶接用などとして使用され、充填ガス
もこれらの他に、Heガス、N2ガス、イナートガスなどの
種々のものが用いられている。
ところで、この種のガスカートリッジを備えた簡易ガス
供給装置は、一般に、内部にガスの流路を形成したレギ
ュレータと、このレギュレータに着脱自在に装着される
ガスカートリッジと、レギュレータに形成された給気部
と、この給気部から排出されるガス流量を調節するバル
ブとから構成されている。なお、レギュレータにおいて
ガスカートリッジが接続される部分には、減圧弁(定流
量バルブ)が組み込まれていて、ガスカートリッジから
排出されるガスの流量調節ができるようになっている。
「考案が解決しようとする課題」 前記簡易ガス供給装置に用いられるガスカートリッジ
は、通常、使い捨て方式のために、その残量表示や安全
機構などに関しては、ガスカートリッジ本体において2
〜3の提案が見られる程度であって、減圧弁を含めた簡
易ガス供給装置全体の作動状況を把握できるような安全
装置は備えられていないのが現状である。従ってガスカ
ートリッジ内のガス残量を監視し、ガス残量を把握しな
がら簡易ガス供給装置を使用することができない問題が
あった。
この考案は前記事情に鑑みてなされたもので、簡易ガス
供給装置に装着されるガスカートリッジ内のガス残量を
使用者が正確かつ簡易に把握することができ、より安全
なガスの有効利用ができる簡易ガス供給装置を提供する
ことを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案は、前記課題を解決するために、内部にガスの流
路が形成された箱状体外壁に、前記ガス流路の一端と連
通してガスカートリッジを装着するための開封逆止弁を
配したガスカートリッジ接続部と、前記ガス流路の他端
と連通してマウスピースを装着するための給気部と、該
給気部から放出されるガスの流量を調節するためのバル
ブツマミ等を一体に具備せしめてなるレギュレータの前
記給気部に、ガスの通過により音を発する発音体を設け
てなるとともに、該レギュレータの箱状体外壁に、表示
部を有するプレッシャーゲージを、表示部を上方側に向
けて一体にして取り付けてなるものである。
「作用」 レギュレータの上方に向いて設けられたプレッシャーゲ
ージの表示部がガスカートリッジ内のガスの残量を表示
する。また、給気部からガスが放出されると発音体から
音が発生され、この音によりガスの残量が把握される。
なお、レギュレータやバルブが故障した場合に、発音体
の音が消えるので装置の異常が察知される。
「実施例」 第1図ないし第3図は、本考案の一実施例を示すもの
で、この例の簡易ガス供給装置Aは、箱状のレギュレー
タ1と、このレギュレータ1の両側部に接続された開封
逆止弁(定流量バルブ)2,2と、開封逆止弁2を介して
レギュレータ1に接続されたガスカートリッジ3,3と、
レギュレータ1の底面側に突設されたバルブツマミ4
と、レギュレータ1の上部に設けられたプレッシャーゲ
ージ5を主体として構成されている。
レギュレータ1は、内部にガスの流路が形成されてなる
もので、レギュレータ1の両側部には、前記流路に接続
された開封逆止弁2が一体化れ、この開封逆止弁2に対
して着脱自在にガスカートリッジ3が装着されている。
また、レギュレータ1の前部側には、レギュレータ1内
の流路に連通した給気部1aが突設され、この給気部1aの
開口部にはホイッスルなどの発音体6が装着されてい
る。なお、この実施例で用いる発音体6は、発音体6を
通過するガスの流量が2〜0.5l/分の範囲にあるときに
音を出すように構成されたものである。更に、レギュレ
ータ1の底部に取り付けられたバルブツマミ4は、前記
開封逆止弁(定流量バルブ)2の弁体の開度を調節する
もので、このバルブツマミ4を正逆回転させることによ
り給気部1aから発音体6を介して排出されるガス量を調
節できるようになっている。更にプレッシャーゲージ5
は、レギュレータ1内の流路に連通されたブルドン管を
採用した構成のもので、プレッシャーゲージ5の表示部
5aにはガスカートリッジ3内のガスが満タンであること
を示すための表示マークFと、空(例えばガス圧5kg/cm
2)であることを示すための表示マークEが印刷され、
ガスカートリッジ3の圧力の大小により第1図に▼印で
示す表示マークが移動してガスカートリッジ3内のガス
量を表示するようになっている。
以上説明した構造の簡易ガス供給装置Aは、従来の簡易
ガス供給吸装置と同様に医療用、スポーツ用、救命胴衣
用などの種々の目的に使用することができる。
ここで以下に、呼吸補助用などとして簡易ガス供給装置
Aを使用する場合について説明すると、O2ガス又はO2
合ガスが充填されたガスカートリッジ3を備えた簡易呼
吸装置Aをマウスピース(又はマウス)10に第4図に示
すように装着したならば、マウスピース10を口にくわ
え、バルブツマミ4を手動で回転させて給気部1aの発音
体6を介してO2ガス又はO2混合ガスを噴出させる。この
操作によって使用者はO2ガス又はO2混合ガスを吸入する
ことができる。
そして、この際に発音体6から音が出るの使用者はガス
の噴出を確実に把握することができる。しかも、前述の
ように給気部1aに設けられた発音体6は使用中において
使用者の口部に近い位置にあり、発音体6から発生され
る音波は口内から内耳に伝わるので、使用者は外耳によ
らずとも確実に音を聞くことができる。従って前記簡易
ガス供給装置Aを潜水用の呼吸装置のO2ガス又はO2混合
ガス供給用として用いた場合は、ガス切れが近付いて音
が止まった際に、使用者が内耳で確実に察知することが
できる。また、レギュレータ1あるいは開封逆止弁2が
何等かの原因で故障した場合は、発音体6の音が消える
ので使用者は装置の異常を直ちに察知することでき、装
置の故障に対する対策を素早くとることができる。
また、第4図に示すように使用者の肉眼でプレッシャー
ゲージ5の表示部を目視することによりガスカートリッ
ジ3のガス残量を確認することができる。従ってガスカ
ートリッジ3内のガス残量を使用者が容易に監視するこ
とができ、ガス残量を把握しながら簡易ガス供給装置A
を使用できる。
従って以上説明したように、プレッシャーゲージ5の表
示部を目視することと、発音体6の音を聞くことでガス
カートリッジ3のガス残量を把握しながら簡易ガス供給
装置Aを使用することができるので、ガス使用時の安全
性並びに操作性が向上する効果がある。
以下に前記装置の製造例について説明する。
第1図ないし第3図に示す構成の簡易呼吸装置を製造し
た。レギュレータのバルブ(減圧弁)の仕様は、一次圧
力190〜5kg/cm2G、2次圧力2kg/cm2Gに設定し、流量
1.5〜1.9Nl/分とした。プレッシャーゲージの大きさは
外径30mm、厚さ5mmであって、スプリングブルドン管を
用いた回転円板表示型(回転角度10〜85°)のものを用
い、5kg/cm2においてE表示となるようにした。また発
音体は、ホイッスルを用い、ホイッスルを通過する気体
の流量が2l〜0.5l/分の間で音を発生するように構成し
た。
この簡易ガス供給装置を第4図に示すようにマスクに取
り付け、陸上試験を行ったところ、ガスカートリッジの
残量をプレッシャーゲージの表示とホイッスルの音によ
り容易に確認できることが明らかとなった。また、水中
呼吸用の簡易潜水装置のマウスピースに装着して水中試
験を行ったところ、発音体の音が顔骨部を介して振動と
して内耳に伝わってガスの流れを水中において音として
知覚できることが確認された。
「考案の効果」 以上説明したように本考案は、ガスカートリッジのガス
残量を使用者がプレッシャーゲージの表示部を目視する
ことにより確実に把握できるので、使用者が容易にガス
残量を把握しながら簡易ガス供給装置を使用することが
できる。また、ガスカートリッジからのガス流により発
音体が音を出すので使用者は音によって確実にガスの供
給状態を知ることができる。即ち、ガスカートリッジの
ガス残量が少なくなったことを使用者が目視と音の両面
から容易に知ることができるので、ガス供給装置の安全
性が向上するとともに、操作性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例の簡易ガス供
給装置を示すもので、第1図は平面図、第2図は背面
図、第3図は斜視図、第4図は使用状態を示す説明図で
ある。 A……簡易ガス供給装置、1……レギュレータ、2……
開封逆止弁、3……ガスカートリッジ、4……バルブツ
マミ、5……プレッシャーゲージ、6……発音体。
フロントページの続き (72)考案者 鈴木 重人 東京都港区西新橋1丁目16番7号 日本酸 素株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−59990(JP,A) 特開 昭52−15095(JP,A) 実開 昭59−119843(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にガスの流路が形成された箱状体外壁
    に、前記ガス流路の一端と連通してガスカートリッジを
    装着するための開封逆止弁を配したガスカートリッジ接
    続部と、前記ガス流路の他端と連通してマウスピースを
    装着するための給気部と、該給気部から放出されるガス
    の流量を調節するためのバルブツマミ等を一体に具備せ
    しめてなるレギュレータの前記給気部に、ガスの通過に
    より音を発する発音体を設けてなるとともに、該レギュ
    レータの箱状体外壁に、表示部を有するプレッシャーゲ
    ージが、表示部を上方側に向けて一体にして取り付けら
    れてなることを特徴とする簡易ガス供給装置。
JP1988094800U 1987-10-14 1988-07-18 簡易ガス供給装置 Expired - Lifetime JPH0717316Y2 (ja)

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JP1988094800U JPH0717316Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 簡易ガス供給装置
EP88116837A EP0311968B1 (en) 1987-10-14 1988-10-11 Breathing apparatus
ES88116837T ES2050687T3 (es) 1987-10-14 1988-10-11 Aparato para respirar.
DE3888914T DE3888914T2 (de) 1987-10-14 1988-10-11 Atemschutzgerät.
US07/256,476 US4938211A (en) 1987-10-14 1988-10-12 Breathing apparatus
AU23662/88A AU612708B2 (en) 1987-10-14 1988-10-12 Breathing apparatus
CA000580025A CA1299059C (en) 1987-10-14 1988-10-13 Breathing apparatus
KR1019880013429A KR970010827B1 (ko) 1987-10-14 1988-10-14 호흡기

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JPH0217145U JPH0217145U (ja) 1990-02-05
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WO2006107008A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Liquid medicine ejection device

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