JPH0717311U - 合併型汚水浄化処理装置 - Google Patents
合併型汚水浄化処理装置Info
- Publication number
- JPH0717311U JPH0717311U JP053633U JP5363393U JPH0717311U JP H0717311 U JPH0717311 U JP H0717311U JP 053633 U JP053633 U JP 053633U JP 5363393 U JP5363393 U JP 5363393U JP H0717311 U JPH0717311 U JP H0717311U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- pipe
- tank
- water
- settling tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生活雑排水、汚水中の各種夾雑物を除去濾過
し、滅菌消毒を施し二次用水としてリサイクル利用し、
地下に浸透させ、湖沼、河川の汚染を防止する。 【構成】 浄化槽本体1、上昇濾過槽本体57、集水槽
本体61を上位連通孔62,63を介して連設配置す
る。上昇濾過槽本体57内には、浄化槽本体1からの湧
水管54を底面部に配し、脱臭管55を立設し、濾過パ
ネル56をサンドイッチ状に多重配設する。集水槽本体
61内には、地下浸透管59を立設する一方、二次用水
としての一部をリサイクルユニットに供給し、他の一部
を浄化槽本体1内に再循環させる送水手段4に連通して
成る揚水管60を配管する。
し、滅菌消毒を施し二次用水としてリサイクル利用し、
地下に浸透させ、湖沼、河川の汚染を防止する。 【構成】 浄化槽本体1、上昇濾過槽本体57、集水槽
本体61を上位連通孔62,63を介して連設配置す
る。上昇濾過槽本体57内には、浄化槽本体1からの湧
水管54を底面部に配し、脱臭管55を立設し、濾過パ
ネル56をサンドイッチ状に多重配設する。集水槽本体
61内には、地下浸透管59を立設する一方、二次用水
としての一部をリサイクルユニットに供給し、他の一部
を浄化槽本体1内に再循環させる送水手段4に連通して
成る揚水管60を配管する。
Description
【0001】
本考案は、主として一般家庭から排出される生活雑排水のみならず、汚水中に 含まれる各種夾雑物を濾過、除去させた後に滅菌消毒を施し、水質の汚濁防止を 図ると共に、散水、水洗用の二次用水として使用できるようにした合併型汚水浄 化処理装置に関するものである。
【0002】
従来から、河川、湖沼の水質汚染防止のために公共用の大型の産業用処理施設 が各種提案されている。しかしながら、一般家庭における生活雑排水を浄化し、 これの二次的なリサイクル利用に関しては十分な改善策がなされていないのが現 状である。特に、生活雑排水は、一般家庭における台所、洗面所、浴室、洗濯機 その他から冷却水のまま排出されるものであり、この中には、食品の残滓、毛髪 、湯垢、布、紙、大小の微粉末重金属類、油脂等の種々な夾雑物が含まれ、高度 浄水システムの開発が必要とされるものである。
【0003】
すなわち、従来提案されていた汚水浄化装置は、生活雑排水を清浄化し、浄化 しても、適切な維持管理も行われないまま放流する放流タイプのものが多く、湖 沼、河川、海水の汚濁を進行させ、富栄養化の現象をもたらす結果となっている ばかりでなく、水の有効利用を図る観点からでは問題がある。また、処理後の浄 化水を再利用するとしても、衛生的な処理面で高度の技術が要求され、そのため の設備は大型化するために広い設置面積を必要とし、例えば重金属類を扱う工業 用廃水の汚水浄化処理において簡単に設置し、利用できるものではなかった。
【0004】 そればかりでなく、従来の浄化装置は、生活雑排水あるいは汚水のいずれかを 主として浄化するもので、生活雑排水、汚水両者を共に同一の装置によって浄化 処理するのは困難なものとされており、夫々に別個の設備を設けなければならず 、経済的、場所的にも無駄なものであった。更には、浄化後の処理水は、放流さ れるものとされていたから、特に、都市部にあっては雨水がそのまま放流されて いることと相俟ち、地下水として保水されず、都市地盤を脆弱なものとさせ、ひ いては地盤崩壊、陥没等の危険な状態を惹起するものでもあった。
【0005】 そこで、本考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、 主として生活雑排水、汚水中の各種夾雑物を除去濾過し、滅菌消毒を施して二次 用水としてのリサイクル利用に供すると共に、地下浸透を図って地盤強化に役立 ち得るものとし、また、湖沼、河川の汚染防止をも十分に発揮でき、さらに定期 的な保守点検も容易に行ない得て、設置が容易な合併型汚水浄化処理装置を提供 することを目的とする。
【0006】
上述した目的を達成するため、本考案にあっては、下水管系路における上流側 に接続される雑排水流入管3と、同じく下流側の汚水流入管3Aとを上下に連接 し、曝気手段40,51を有する第三沈殿槽10が貫挿された状態にて内設した 本体管9内に、内側の第一沈殿槽16と外側の第二沈殿槽17とを区画形成した 沈殿槽本体18を砕石濾過材Pにより埋設状に着脱自在に積層架装し、沈殿槽本 体18の第一沈殿槽16上部に漏斗状に形成した濾過手段を着脱自在に積層架装 して前記雑排水流入管3を濾過手段上に位置付けし、前記汚水流入管3Aを第三 沈殿槽13の内側の曝気槽50内に位置付けし、かつ汚水をエアリフト作用で上 昇させる空気供給管40を曝気槽50内底部に開口端が上方に向くように位置付 けし、本体管9外側上位に導水管52をその開口端が上方に向くように臨ませて 成る浄化槽本体1と、この浄化槽本体1の導水管52の他端側が湧水孔53を有 する湧水管54に連通し、この湧水管54を底面部に配し、脱臭管55を立設せ しめ、濾過パネル56を適宜スペース間隔にてサンドイッチ状に着脱自在に多重 配設せしめて成る上昇濾過槽本体57と、開放端58を地下に埋没せしめた地下 浸透管59を立設し、二次用水としての一部をリサイクルユニットに供給させ、 他の一部を前記浄化槽本体1の曝気槽50内に再循環させる送水手段に連通して 成る揚水管60を下方に突出せしめて成る集水槽本体61とを備えて成り、これ らの浄化槽本体1、上昇濾過槽本体57、集水槽本体61を連設配置し、また、 上昇濾過槽本体57、集水槽本体61を上位連通孔63を介して連通したことを 特徴とする。
【0007】 そして、浄化槽本体1において、曝気手段を有する第三沈殿槽13が貫挿され た状態にて内設した本体管9内底部の第三隔室管12上に漏斗状の遮蔽板15を 積載し、遮蔽板15の上には、側面周囲に多数の流入孔27Aと、底面に多数の 流出孔27Bとを開穿した円筒箱形状の円筒状隔室管28を着脱自在に閉塞架装 し、そして内側の第一沈殿槽16を形成する第一隔室管20と外側の第二沈殿槽 17を形成する第二隔室管26とを区画形成した沈殿槽本体18を砕石濾過材P 内に埋設状に、かつ前記円筒状隔室管28上に着脱自在に積層架装し、沈殿槽本 体18の第一沈殿槽16上部に蓋体10を介して濾過手段としての漏斗状に形成 した濾過本体21を着脱自在に積層架装し、前記雑排水流入管3を濾過手段上に 位置付けしてある。
【0008】 また、上昇濾過槽本体57は、メッシュ状のステンレスパネル袋帯64内に植 物性濾材65を内包せしめ、両端部に架設載置用の係架片66を突設せしめて成 る複数個の濾過パネル56を、各々水平方向に、適宜スペース間隔にてサンドイ ッチ多重構造的に、着脱自在に積層架設せしめて構成することができる。
【0009】 または、上昇濾過槽本体57は、メッシュ状のステンレスパネル袋帯64内に 植物性濾材65を内包せしめた複数個の濾過パネル56を、各々縦方向に、適宜 スペース間隔にてサンドイッチ多重構造的に、着脱自在に吊下げまたは立設せし めて構成することができる。
【0010】
本考案に係る合併型汚水浄化処理装置にあって、下水管系路における上流側に 接続され雑排水を流入させる雑排水流入管3から漏斗状に形成した濾過手段へ雑 排水を導入させる。そして、濾過手段にて有機物を除去させた後、内側の第一沈 殿槽16へ送りそこで砕石濾過材Pと植物性濾過材Qとにより濾過処理してから 下部の第二沈殿槽17へと送る。
【0011】 第二沈殿槽17に送られた雑排水は、第二沈殿槽17の砕石濾過材P内を毛細 管現象およびエアリフト作用で浄化されながら上昇させられ、下部を空気撹拌す る接触曝気槽としての機能を附与した第三沈殿槽13の内側の曝気槽50内へ貯 留される。このとき、第三沈殿槽13の内側の曝気槽50内に位置付けした汚水 流入管3Aから吐出する汚水と共に雑排水は曝気槽50内で空気供給管40から 強制噴出する空気により空気撹拌されることで空気に接触する曝気作用を行なわ せ、エアリフト作用に伴う連続発生気泡により、汚水は曝気、拡散、上昇しなが ら浄化される。その後、浄化槽本体1の本体管9に送られ、砕石濾過材Pを浸透 下降して本体管9外側に貯留される。
【0012】 次いで、本体管9の外側上位において、開口端が上方に向くように臨ませた導 水管52から該導水管52に連通する湧水孔53を有する湧水管54へ導き、こ の湧水孔53を介して上昇濾過槽本体57内へ雑排水および汚水を吐出湧水せし める一方、一部溢出された雑排水および汚水は上位連通孔62を介して上昇濾過 槽本体57内へ配水される。そこで適宜スペース間隔にてサンドイッチ状に着脱 自在に多重配設せしめて成る複数個の濾過パネル56により、雑排水および汚水 は上昇されながら濾過され、また、その上昇中に浮遊物を捕捉させる。また、活 性炭Cを充填した脱臭管55により脱臭させる。
【0013】 そして、上昇濾過槽本体57内においてオーバーフローした濾過後の雑排水お よび汚水は、上位連通孔63を介して隣接する集水槽本体61内へ送られ、開放 端58を地下に埋没せしめた地下浸透管59より雑排水および汚水の浄化後の清 浄水の一部を地下浸透させる。また、揚水管60を介して揚水されることで水洗 水Sとしての再利用など二次用水としてのリサイクルユニットに供給させ、更に その二次用水の一部を送水手段4により前記浄化槽本体1の曝気槽50内に再循 環させる。
【0014】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明するに、合併型汚水浄化処理装 置全体の構成は、浄化槽本体1、上昇濾過槽本体57、集水槽本体61に区画形 成されるよう連設配置されており、全体を割栗石Wが敷設された上に埋設状に設 置させてある。そして、図2に示すように、浄化槽本体1内には、例えば一般家 庭における各種の生活雑排水、汚水等が流入されるように各種の配管が接続され 、上昇濾過槽本体57と共に清浄化させ、集水槽本体61内に集水されるように してある。
【0015】 浄化槽本体1は、例えば一般家庭における各種の生活雑排水、雨水その他を排 水させる下水管系路中に介装設置されるものであり、例えばコンクリート製のボ ックス状に形成された浄化枡2中に、設置地表面のマンホールMに開口面が合致 された状態で立型状に設置される。この浄化槽本体1には、図1に示すように、 下水管系路における上流側に接続されることで雑排水を流入させる雑排水流入管 3と、下流側に接続し汚水を流入させる汚水流入管3Aとを上下に連設し、雑排 水流入管3を浄化槽本体1の濾過手段上に位置付けし、汚水流入管3Aを浄化槽 本体1の後述の第三沈殿槽12の内側の曝気槽50内に位置付けしてある。
【0016】 また、図3に示す如く、この浄化槽本体1は、下側に多数の浸透放出孔8を開 穿し内部に砕石濾過材Pを充填せしめた円筒管型の本体管9から成り、内部中央 部には多数の曝気放出孔11を上部に開穿し下部を空気撹拌する接触曝気槽とし ての機能を附与した第三隔室管12を貫挿状態にて一体形成し、本体管9下部を 空気撹拌する接触曝気槽としての機能を附与した第三沈殿槽13と成す。また、 内部中央部に設けた第三隔室管12の上位開口側には、中央に導水孔14を有し 、これに連設するスカート状の折返しテーパー縁部14A(傾斜角約15度)に 導水小孔14Bを穿設した漏斗状の遮蔽板15(傾斜角約10度)(図5乃至図 7参照)を着脱自在に閉塞架装し、この導水小孔14Bと前記第三隔室管12の 放出孔11とが連通すべく成してある。その介装された遮蔽板15の上には、側 面周囲に多数の流入孔27Aと、底面に多数の流出孔27Bとを開穿した円筒箱 形状の円筒状隔室管28を着脱自在に閉塞架装し、そして内側の第一沈殿槽16 と外側の第二沈殿槽17とを区画形成した沈殿槽本体18を砕石濾過材P内に埋 設状に、かつ前記円筒状隔室管28上に段部を介して着脱自在に積層架装すべく 成してある(図3参照)。
【0017】 沈殿槽本体18は、下部に多数の流出孔19を開穿した第一隔室管20内部に 植物性濾過材Mを介在して砕石濾過材Pを充填せしめた第一沈殿槽16を、予め 砕石濾過材Pを充填せしめ上部に多数の放出孔24を開穿した第二沈殿槽17で ある第二隔室管26内部中央に埋設状に立設して成り、第二隔室管26下側底面 には、多数の流入孔27Aを周囲に開穿し、底面に多数の流出孔27Bとを開穿 した円筒箱形状の円筒状隔室管28を閉蓋状に嵌合してある。また、第一沈殿槽 16の上部開口部を蓋体10で閉蓋し、その中央の開口部に、濾過手段として漏 斗状に形成された円筒型の濾過本体21をその薬液槽22を介して着脱自在に積 層架装すべく成し、この濾過本体21には、多数の透孔29を開穿されている上 部開放の円管型の隔壁管30を内部中央に立設し、植物性濾過材Qを介在させて メッシュ体31を溝状に嵌め込み、活性炭Cを隔壁管30内部に充填してある。 さらに、隔壁管30下部には多数の流出孔32を開穿し、内部に各種の薬剤例え ばバイオ薬剤、消毒剤等により処理汚水の薬液処理ができるように適宜薬液剤R を装填して成る薬液槽22を突起状に形成し、隔壁管30の開放上部に前記流入 管3を位置付けしてある(図3参照)。
【0018】 前記多数の曝気放出孔11を上部に開穿した第三隔室管12内であって第三沈 殿槽10の内側には、ブロワー51から強制的に送気されるエアが噴出される曝 気槽50が形成されており、この曝気槽50内底部には、汚水を砕石濾過剤P内 で大きな対流や複数の渦流を発生させてそのエアリフト作用で上昇させる空気供 給管40をその開口端が上方に向くように臨ませてあり、第三隔室管12を本体 管9下方に埋設状に突出せしめ、下部を空気撹拌する接触曝気槽としての機能を 附与してある。すなわち、遮蔽板15を介しての沈殿槽本体18からの滲出汚水 は第三隔室管12内での落下中に空気と接触する曝気処理が行なわれ、汚水中に 含まれる好気性菌等による汚水浄化を促進させるようにしてある。
【0019】 また、このように、浄化槽本体1において、遮蔽板15と円筒状隔室管28と により、上部の第一沈殿槽16、第二沈殿槽17と、下部の第三沈殿槽13とを 区画していることで、特に、第一沈殿槽16、第二沈殿槽17夫々の内部に充填 される植物性濾過材Q、砕石濾過材P等の汚水と共に下方への落下を阻止してこ れらQ,Pによる十分な濾過除去作用を発揮させる利点が得られるのである。
【0020】 隔壁管30内部、濾過本体21と隔壁管30との間に充填された活性炭Cは通 常の浄水処理では除去できない異臭味の原因物質ジオスミン、合成洗剤、フェノ ール類、トリハロメタンおよびその前駆物質、トリクロロエチレン等の低沸点有 機塩素化合物、農薬等の微量有害物質、水源域での事故等による一時的混入化学 物質、その他の有機物の除去に使用されるものであり、その特徴は水中に溶解し ている有機物に対する除去能力が高く、薬品処理の場合と違って処理水に反応生 成物が残らない点にある。また、植物性濾過材Qは例えばシュロ皮等を敷設採用 してある。
【0021】 なお、浄化槽本体1内の濾過本体21は、例えば一週間毎に植物性の濾材Qを 介在させたメッシュ体31と活性炭Cと共に取り外し内部に捕捉された夾雑物を 廃棄し、薬液槽22内に所定の薬液剤Rを補充する等の点検、保守等を行ないな がら使用するものである。すなわち、浄化槽本体1は全体が立型構造で各部積層 構造のために維持、保守管理の便に十分発揮され得る。
【0022】 浄化槽本体1の本体管9の外側上位には、汚水枡2内に位置させて、導水管5 2をその開口端が上方に向くように臨ませてあり、またこの導水管52の他端側 が複数個の湧水孔53を有する湧水管54であって、これを浄化槽本体1上側の 水位調整用の上位連通孔62を介し区画形成されて隣接する上昇濾過槽本体57 の底部に配設してある。そして、上昇濾過槽本体57内には、活性炭Cを充填し 上部に放出孔55Aと下部に吸引孔55Bとを有する複数個の脱臭管55を着脱 自在に立設せしめ、かつ複数個の濾過パネル56を適宜スペース間隔にてサンド イッチ状に着脱自在に多重配設せしめてあり、上部のマンホールMを開閉するこ とによって、汚水の浄化、浮遊物の捕捉によって汚染された濾過パネル56を交 換可能なものとし、また、必要があれば脱臭管55に適宜互換性を付与すべく成 してある(図1参照)。
【0023】 そして、上昇濾過槽本体57内に積層架設された濾過パネル56は、メッシュ 状のステンレスパネル袋帯64内に植物性濾材65を内包せしめてマット形状に 構成し、その両端部には架設載置用のL型形状の係架片66を突設せしめて成る 。この濾過パネル56自体は、各々水平方向に係架された場合、互いに濾過パネ ル56同志が接触しない程度に適宜スペース間隔を有すべく係架片66の長さを 少々長目に採り、全体的に隙間をもった多重構造に積層架設せしめられるように してある。また、必要があれば、下位の濾過パネル56から上位の濾過パネル5 6に至るに伴ないそのメッシュ度を次第に粗から密になるように配置形成する。
【0024】 また、この上昇濾過槽本体57内での湧水管54から吐出する湧出水の水流を スムーズにすべく、メッシュ状のステンレスパネル袋帯64内に植物性濾材65 を内包せしめた複数個の濾過パネル56を、図4に示すように、各々縦方向に、 適宜スペース間隔にてサンドイッチ多重構造的に、着脱自在に上端部を吊下げる か、または下端部を介して立設せしめても良いものである。
【0025】 更には、本装置は上昇濾過槽本体57の上側にある水位調整用の上位連通孔6 3を介して、この上昇濾過槽本体57に隣接すべく集水槽本体61を区画形成し てあり、この集水槽本体61内に上位連通孔63を介して上昇濾過槽本体57に て上昇濾過された濾過水を水位調整により送水させ貯留すべく成してある。そし てまた、集水槽本体61内には、上側に放出孔59Aを有し、下側の開放端58 を地下に埋没せしめた地下浸透管59を複数個立設することで、雑排水および汚 水の浄化後の清浄水の一部を地下浸透させるように成してある。また、地下浸透 管59の目詰まりを防止する目的で、集水槽本体61上側に設置したマンホール Mを開閉することによって、地下浸透管59内部に溜った汚物をバキューム手段 により採取除去すべく成してある。さらに、集水槽本体61内には、二次用水と しての一部をリサイクルユニットに供給させ、他の一部を前記浄化槽本体1の曝 気槽50内に再循環させる送水手段4に連通して成る揚水管60をノズルが下方 に向くように上側より突出せしめてある。
【0026】 この送水手段4において、二次用水として利用する場合はリサイクルユニット を形成するもので、このリサイクルユニットは、受水槽42をコンクリートまた はその他の素材によって構築し、例えば受水槽42と共に同時施工した揚水用ポ ンプモータ41にてポンプアップすることで行なわれるように形成され、受水槽 42に供給されて水洗水Sとして再利用される。また、地下浸透用に利用する場 合は予め浄化槽本体1全体の地中底部側壁に割栗石W等の荒目の砕石を敷設する ことで行なわれる。更に、その二次用水の一部を前記浄化槽本体1の曝気槽50 内に導水管Lを通って再循環させることにより、再浄化を行なえるようにしてあ る。
【0027】 次に、本考案装置の使用の一例を説明するに、例えば本考案に係る合併型汚水 浄化処理装置にあって、図2に示すように、一般家庭から排水される各種の雑排 水、雨水等を排水下水管系路に接続させる。この下水管系路の上流側に接続され 雑排水を流入させる雑排水流入管3から漏斗状に形成した濾過手段すなわち、円 筒型の濾過本体21であって、多数の透孔を開穿されている上部開放の円管型の 隔壁管30内へ汚水を導入し、濾過本体と隔壁管30との間に充填された活性炭 Cにより汚水中に溶解する有機物を除去する。除去後は、植物性の濾材Qを介在 させて溝状に嵌め込んだメッシュ体31により濾過し、内部に薬液剤Rを装填し た薬液槽22で薬液処理した後、多数の流出孔32を通過して滲出されて沈殿槽 本体18へ送られる。そして、内側の第一沈殿槽である第一隔室管20内部の砕 石濾過材Pと植物性濾過材Qとにより濾過処理してから下部の多数の流出孔19 を通過し、第二沈殿槽17へと送る。
【0028】 そして、汚水は、第二沈殿槽17の砕石濾過材P内を毛細管現象およびエアリ フト作用で浄化されながら上昇され、上部の多数の放出孔24を通過してから第 二隔室管26下側底面に嵌合した円筒状隔室管28の周囲に開穿した多数の流入 孔27Aより一旦はその円筒状隔室管28内部に流入される。この円筒状隔室管 28の底部の流出孔27Bからの流出によって、漏斗状の遮蔽板15の中央の導 水孔14から下部を空気撹拌する接触曝気槽としての機能を附与した第三沈殿槽 13である第三隔室管12内底部の曝気槽50内へ貯留される。このとき、曝気 槽50内で空気供給管40からの強制噴出する空気により空気撹拌されることで 空気に接触させて曝気作用を行なわせ、エアリフト作用に伴う連続発生気泡によ り、汚水は曝気、拡散、上昇しながら浄化され、遮蔽板15のスカート状の折返 しテーパ−縁部14Aに開穿した導水小孔14Bと、第三隔室管12の上部に開 穿した多数の曝気放出孔11を経て本体管9下部の第三沈殿槽13に送られ、砕 石濾過材Pを浸透下降して下側の多数の浸透放出孔8を介して浄化槽本体1の本 体管9外側に貯留される。
【0029】 次いで、本体管9外側上位に開口端が上方に向くように臨ませた導水管52か ら複数個の湧水孔53を有する湧水管54へ導き、この湧水孔53を介して上昇 濾過槽本体57内へ雑排水および汚水を吐出湧水せしめる一方、一部溢出された 雑排水および汚水は上位連通孔62を介して上昇濾過槽本体57内へ配水される 。そこで適宜スペース間隔にてサンドイッチ状に多重配設せしめて成る複数個の 濾過パネル56により、雑排水および汚水は上昇されながら濾過され、浮遊物は 順次に捕捉される。すなわち、そこで処理汚水中に含まれる汚物である重金属類 微粉末や油脂等を複数個の濾過パネル56の多重フィルター機能性により吸収捕 捉させ、所定の薬液によるバイオ、消毒の各種処理を行なうと同時に、活性炭C を充填した複数個の脱臭管55により脱臭するのである。
【0030】 そして、上昇濾過槽本体57内においてオーバーフローした濾過後の雑排水お よび汚水は上位連通孔63より隣接する集水槽本体61内へ送られ、地下浸透管 59の開放端58より雑排水および汚水の浄化後の清浄水の一部を地下浸透させ るのである。と同時に、揚水管60を介して送水手段4の駆動により水洗水Sと しての再利用など二次用水としてのリサイクルユニットに供給させ、更にその二 次用水の一部を前記浄化槽本体1の曝気槽50内に導水管Lを通って再循環させ ることにより、再浄化を行なうと共に、サイクル中終始一貫して浄化槽本体1全 体の水量調整を行なわせるものとしてある。
【0031】
本考案は以上のように構成してあるから、主として一般家庭における生活雑排 水と汚水との中の各種夾雑物を同時に除去濾過することで浄化でき、滅菌消毒を 施して二次用中水としてのリサイクル利用に供することができ、また、浄化後は 地下浸透を図ったり、地下浸透前に再循環させて再浄化させたりすることができ るものである。そのため、環境を破壊することなく自然水の定位性と上下自動性 を誘発利用することで自然に返すように構成でき、湖沼、河川の汚染防止をも十 分発揮でき、さらに定期的な保守点検も容易に行ない得るものである。
【0032】 また、浄化槽本体1において、曝気手段を有する第三沈殿槽13が貫挿された 状態にて内設した本体管9内底部の第三隔室管12上に漏斗状の遮蔽板15を積 載し、遮蔽板15の上には、側面周囲に多数の流入孔27Aと、底面に多数の流 出孔27Bとを開穿した円筒箱形状の円筒状隔室管28を着脱自在に閉塞架装し 、そして内側の第一沈殿槽16と外側の第二沈殿槽17とを区画形成した沈殿槽 本体18を砕石濾過材P内に埋設状に且つ前記円筒状隔室管28上に着脱自在に 積層架装し、沈殿槽本体18の第一沈殿槽16上部に漏斗状に形成した濾過手段 を着脱自在に積層架装して前記雑排水流入管3を濾過手段上に位置付けしてある ために、交換設置変更も容易で更新作業も面倒ではなく、従来施設に比して設置 面積が極めて小さいこととも相俟ち、簡単に使用でき、維持管理保守管理の便に 十分発揮され得、また浄化後の清浄水を無駄なく再利用できる。
【0033】 隔壁管30内部、濾過本体21と隔壁管30との間に活性炭Cを充填しておく ことにより、この活性炭C処理により汚水の悪臭や通常の浄水処理では除去でき ない異臭味を容易に取り除くことができ、その特徴は水中に溶解している有機物 に対する除去能力が高く、薬品処理の場合と違って処理水に反応生成物が残らな い点等の高度浄水処理施設に十分対処できる。
【0034】 第一隔室管20内部には、植物性濾過材Qを介在して砕石濾過材Pが充填され ていると、汚水を順次に浄化させ、夫々の固有の浄化作用の共働によって生活雑 排水中に含有される各種の夾雑物を濾過、除去することができる。また、浄化槽 本体1の第三沈殿槽13内には、空気供給管40を臨ませて形成してあるから、 この第三沈殿槽13に貫挿した汚水流入管3Aを経て供給された汚水と共に、こ れによって供給される空気が第三沈殿槽13内に貯留された生活雑排水、汚水に 曝気処理を行なわせ、この噴出された空気は第三沈殿槽13内を上昇して上方の 第一沈殿槽16、第二沈殿槽17夫々の内部における汚水にもエアレーションを 付与すると同時に、前記の植物性濾過材Q、砕石濾過材P夫々に対する濾過性能 の維持を図らせる利点もある。そればかりでなく、薬液槽22による薬液剤Rの 処理後の処理汚水を曝気することで、所定の薬液剤Rによる二次汚染を減少化さ せる利点もある。
【0035】 また、上昇濾過槽本体57において、適宜スペース間隔をもってサンドイッチ 状に着脱自在に各々水平状態にて積層架設せしめて成る複数個の濾過パネル56 により、濾過面積を実質的に大きくすることができ、このような多重フィルター 機能に基づき、処理水の濾過を効率よく行なうことができ、しかも、湧水式に処 理水を上昇させるから、処理水中に含有している浮遊物を段階的に確実に捕捉し 、これを濾過清浄化するものである。
【0036】 あるいは、適宜スペース間隔をもってサンドイッチ状に着脱自在に各々垂直状 態にて架設せしめて成る複数個の濾過パネル56により、濾過面積を実質的に大 きくすることができ、このような多重フィルター機能に基づき、処理水の濾過を 効率よく行なうと同時に上昇濾過槽本体57内での上方向への水流がスムーズに 行ない得る。
【0037】 更には、浄化後に集水槽本体61内に集水された処理水は、この集水槽本体6 1内に、開放端58が地下に埋没されて立設された地下浸透管59によって、敷 設された割栗石Wを経て地下に浸透排水されるものとなり、地下水として保水さ れることで地盤の乾燥化を防止してその強化を図り、ひいては地盤崩壊、陥没等 の危険な状態となるのを未然に防止するのに役立つものである。
【0038】 そして、合併型汚水浄化処理装置全体の構成が浄化槽本体1と上昇濾過槽本体 57と集水槽本体61とが連設配置されたもので、全体を割栗石Wが敷設された 上に埋設状に設置させてあるので、交換設置変更も容易で更新作業も面倒ではな く、従来施設に比して設置面積が極めて小さいこととも相俟ち、工業用廃水処理 等の一般家庭外においても簡単に使用でき、維持管理、保守管理の便に十分発揮 され得、また浄化後の清浄水を無駄なく再利用できる。
【図1】本考案の一実施例における要部側断面図であ
る。
る。
【図2】本考案の使用方法を示した概略フロー図であ
る。
る。
【図3】本考案の浄化槽本体の要部側断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す要部側断面図であ
る。
る。
【図5】本考案の遮蔽板の要部側断面図である。
【図6】図5におけるX−X線矢視断面図である。
【図7】図5におけるY−Y線矢視断面図である。
C 活性炭 P 砕石濾過材 Q 植物性濾過材 R 薬剤液 W 割栗石 M マンホール 1 浄化槽本体 2 浄化枡 3 雑排水流入管 4 送水手段 5 流出管 6 沈殿槽 7 薬液剤槽 8 浸透放出孔 9 本体管 10 蓋体 11 曝気放出孔 12 第三隔室
管 13 第三沈殿槽 14 導水孔 15 遮蔽板 16 第一沈殿
槽 17 第二沈殿槽 18 沈殿槽本
体 19 流出孔 20 第一隔室
管 21 濾過本体 22 薬液槽 24 放出孔 26 第二隔室
管 27B 流出孔 27A 流入孔 28 円筒状隔室管 29 透孔 30 隔壁管 31 メッシュ
体 32 流出孔 33 薬液槽 40 空気供給管 41 揚水用ポ
ンプモータ 42 受水槽 50 曝気槽 51 ブロワー 52 導水管 53 湧水孔 54 湧水管 55 脱臭管 56 濾過パネ
ル 57 上昇濾過槽本体 58 開放端 59 地下浸透管 60 揚水管 61 集水槽本体 62 上位連通
孔 63 上位連通孔 64 ステンレ
スパネル袋帯 65 植物性濾過材
管 13 第三沈殿槽 14 導水孔 15 遮蔽板 16 第一沈殿
槽 17 第二沈殿槽 18 沈殿槽本
体 19 流出孔 20 第一隔室
管 21 濾過本体 22 薬液槽 24 放出孔 26 第二隔室
管 27B 流出孔 27A 流入孔 28 円筒状隔室管 29 透孔 30 隔壁管 31 メッシュ
体 32 流出孔 33 薬液槽 40 空気供給管 41 揚水用ポ
ンプモータ 42 受水槽 50 曝気槽 51 ブロワー 52 導水管 53 湧水孔 54 湧水管 55 脱臭管 56 濾過パネ
ル 57 上昇濾過槽本体 58 開放端 59 地下浸透管 60 揚水管 61 集水槽本体 62 上位連通
孔 63 上位連通孔 64 ステンレ
スパネル袋帯 65 植物性濾過材
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 9/00 502 D 7446−4D H 7446−4D 503 C 7446−4D // B01D 21/02 R 29/00
Claims (4)
- 【請求項1】 下水管系路における上流側に接続される
雑排水流入管と、同じく下流側の汚水流入管とを上下に
連接し、曝気手段を有する第三沈殿槽が貫挿された状態
にて内設した本体管内に、内側の第一沈殿槽と外側の第
二沈殿槽とを区画形成した沈殿槽本体を砕石濾過材によ
り埋設状に着脱自在に積層架装し、沈殿槽本体の第一沈
殿槽上部に漏斗状に形成した濾過手段を着脱自在に積層
架装して前記雑排水流入管を濾過手段上に位置付けし、
前記汚水流入管を第三沈殿槽の内側の曝気槽内に位置付
けし、かつ汚水をエアリフト作用で上昇させる空気供給
管を曝気槽内底部に開口端が上方に向くように位置付け
し、本体管外側上位に導水管をその開口端が上方に向く
ように臨ませて成る浄化槽本体と、この浄化槽本体の導
水管の他端側が湧水孔を有する湧水管に連通し、この湧
水管を底面部に配し、脱臭管を立設せしめ、複数個の濾
過パネルを適宜スペース間隔にてサンドイッチ状に着脱
自在に多重配設せしめて成る上昇濾過槽本体と、開放端
を地下に埋没せしめた地下浸透管を立設し、二次用水と
しての一部をリサイクルユニットに供給させ、他の一部
を前記浄化槽本体の曝気槽内に再循環させる送水手段に
連通して成る揚水管を下方に突出せしめて成る集水槽本
体とを備えて成り、これらの浄化槽本体、上昇濾過槽本
体、集水槽本体を連設配置し、また、上昇濾過槽本体、
集水槽本体を上位連通孔を介して連通したことを特徴と
する合併型汚水浄化処理装置。 - 【請求項2】 浄化槽本体において、曝気手段を有する
第三沈殿槽が貫挿された状態にて内設した本体管内底部
の第三隔室管上に漏斗状の遮蔽板を積載し、遮蔽板の上
には、側面周囲に多数の流入孔と、底面に多数の流出孔
とを開穿した円筒箱形状の円筒状隔室管を着脱自在に閉
塞架装し、そして内側の第一沈殿槽を形成する第一隔室
管と外側の第二沈殿槽を形成する第二隔室管とを区画形
成した沈殿槽本体を砕石濾過材内に埋設状に、かつ前記
円筒状隔室管上に着脱自在に積層架装し、沈殿槽本体の
第一沈殿槽上部に蓋体を介して濾過手段としての漏斗状
に形成した濾過本体を着脱自在に積層架装し、前記雑排
水流入管を濾過手段上に位置付けしたことを特徴とする
請求項1記載の合併型汚水浄化処理装置。 - 【請求項3】 上昇濾過槽本体は、メッシュ状のステン
レスパネル袋帯内に植物性濾材を内包せしめ、両端部に
架設載置用の係架片を突設せしめて成る複数個の濾過パ
ネルを、各々水平方向に、適宜スペース間隔にてサンド
イッチ多重構造的に、着脱自在に積層架設せしめて成る
請求項1または2記載の合併型汚水浄化処理装置。 - 【請求項4】 上昇濾過槽本体は、メッシュ状のステン
レスパネル袋帯内に植物性濾材を内包せしめた複数個の
濾過パネルを、各々縦方向に、適宜スペース間隔にてサ
ンドイッチ多重構造的に、着脱自在に吊下げまたは立設
せしめて成る請求項1または2記載の合併型汚水浄化処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP053633U JPH0717311U (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 合併型汚水浄化処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP053633U JPH0717311U (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 合併型汚水浄化処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717311U true JPH0717311U (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=12948314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP053633U Pending JPH0717311U (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 合併型汚水浄化処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717311U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108862781A (zh) * | 2018-08-23 | 2018-11-23 | 温锐初 | 便携式净水过滤装置 |
CN114590961A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-06-07 | 水立通建设(江苏)有限公司 | 一种基于地下立体结构的市政污水疏排系统 |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP053633U patent/JPH0717311U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108862781A (zh) * | 2018-08-23 | 2018-11-23 | 温锐初 | 便携式净水过滤装置 |
CN108862781B (zh) * | 2018-08-23 | 2024-01-09 | 杭州碧洋环保科技有限公司 | 便携式净水过滤装置 |
CN114590961A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-06-07 | 水立通建设(江苏)有限公司 | 一种基于地下立体结构的市政污水疏排系统 |
CN114590961B (zh) * | 2022-03-07 | 2024-01-12 | 水立通建设(江苏)有限公司 | 一种基于地下立体结构的市政污水疏排系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3933641A (en) | Sewage treatment and recycling system | |
KR101594536B1 (ko) | 오수 재이용 고효율 무방류 이동식 화장실 | |
JP2019529094A (ja) | 汚水処理装置および排出雨水取込型汚水集水処理システム | |
WO2001015826A1 (fr) | Dispositif de traitement des eaux usees | |
JP3843359B2 (ja) | ばっ気式水中スクリーンシステム | |
JPH0717311U (ja) | 合併型汚水浄化処理装置 | |
SK283567B6 (sk) | Čistiace zariadenie | |
KR100730591B1 (ko) | 주방용 오물걸름장치 | |
KR200420647Y1 (ko) | 주방용 오물걸름장치 | |
JP3806064B2 (ja) | 土壌浄化設備 | |
JP2001286878A (ja) | 厨芥排水用の排水処理システム | |
KR100948036B1 (ko) | 순환식 분뇨오폐수 처리장치 | |
JP3974958B2 (ja) | 油分処理装置及び排水中の油分の処理方法 | |
JPH079485U (ja) | 汚水浄化処理装置 | |
JPH09174072A (ja) | 中水処理システム | |
CN221344273U (zh) | 一种新型中水回用污水处理设备 | |
CN215667479U (zh) | 一种垃圾车水循环清洗池 | |
US20220266177A1 (en) | Septic tank automatic effluent filter cleaning system | |
KR100622343B1 (ko) | 정수시설물의 청소 방법 | |
JP3125265B2 (ja) | 浄化槽の汚泥処理機能強化システム | |
GB2195624A (en) | Sewage treatment plant | |
JP2007105640A (ja) | 循環装置およびこれを用いた循環浄化槽、並びに汚水浄化装置 | |
JP4013125B2 (ja) | 既設単独浄化槽の生ごみ処理装置への改造方法 | |
KR200478897Y1 (ko) | 오수처리용 캐니스터 어셈블리 | |
KR100227995B1 (ko) | 오폐수 생분해 순간자동정화장치 |