JPH07170504A - 送信装置 - Google Patents

送信装置

Info

Publication number
JPH07170504A
JPH07170504A JP5315583A JP31558393A JPH07170504A JP H07170504 A JPH07170504 A JP H07170504A JP 5315583 A JP5315583 A JP 5315583A JP 31558393 A JP31558393 A JP 31558393A JP H07170504 A JPH07170504 A JP H07170504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
signal
data
transmission
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5315583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3799070B2 (ja
Inventor
Koichi Tanaka
浩一 田中
Tatsu Kawakami
達 河上
Tatsuo Nagamatsu
竜夫 永松
Mitsuru Tanabe
充 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP31558393A priority Critical patent/JP3799070B2/ja
Publication of JPH07170504A publication Critical patent/JPH07170504A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3799070B2 publication Critical patent/JP3799070B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 映像データバッファメモリ83と、映像デー
タのバッファメモリ83の内容量を測定するバッファメ
モリ内容量測定回路86と、メモリ83の内容量の測定
結果とバッファの内容量の上限値とを比較して測定値が
上限値を越えたと判断したときには、フレームバッファ
68から出力するコマ数を制御するための演算判断回路
84及び取り込み周期指定回路71とフレーム取り込み
クロック発生回路70とを有する。 【効果】 映像データバッファメモリの入力から出力ま
での時間遅れが少なく、出力でのメディア間の時間のず
れも小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、コンピュータ
ネットワークのような通信の技術分野で用いられる送信
装置に関し、特に、オーディオやビデオデータのような
マルチメディアデータに対応できる送信装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワーク
ステーションなどの性能は格段に向上し、また、身近に
普及しつつある。また、最近は、それらをテレビジョン
や電話と同じように日常的なコミュニケーションに利用
したいという要求や、これら情報処理システムをより広
範囲の用途に活用したいという要求が出てきている。し
たがって、上記パーソナルコンピュータやワークステー
ションなどにおいては、これらの要求を実現するため
に、音声や動画などのマルチメディアデータを分散環境
上でインタラクティブに扱えるようにする事が必要とな
っている。
【0003】ここで、従来のマルチメディアの通信で用
いられる情報処理通信システムとしては、図11に示す
構成のものが知られている。
【0004】この図11において、入力装置100や1
01からは例えば音声データ、動画データ等が供給され
る。この入力装置100,101としては、例えばマイ
クロホンからのアナログの音声信号やビデオカメラから
のアナログの映像信号をディジタル信号に変換するA/
Dコンバータを挙げることができる。この入力装置10
0,101からのデータは、それぞれ入力データ処理装
置102,103に送られ、それぞれ所定のデータ処理
が施される。この入力データ処理装置102,103で
のデータ処理としては、例えばデータ圧縮処理を挙げる
ことができる。上記入力データ処理装置102,103
からの圧縮データは、マルチプレクサ104によってマ
ルチプレクス処理され、送信バッファメモリ105に蓄
えられた後に読み出されて、ネットワーク送信部106
から例えばイーサーネットなどのネットワークを介して
受信側のネットワーク受信部111に送られる。
【0005】上記ネットワーク受信部111で受信され
たデータは、受信バッファメモリ112に一旦蓄えられ
た後に読み出され、さらに分離装置113によって上記
送信側のマルチプレクス処理に対応する分離処理がなさ
れて、出力データ処理装置114,115に送られる。
当該出力データ処理装置114,115は上記入力デー
タ処理装置102,103に対応するデータ伸張処理を
施し、その後再生装置116,117に送る。なお、当
該再生装置116,117としては、D/Aコンバータ
を例に挙げることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の情報処理通信システムにおいては、以下のような問
題点がある。
【0007】先ず、上記従来の情報処理通信システムに
おいては、例えば通信路などの負荷の変動によって処理
が遅れ、送信バッファメモリ105において内容が増え
すぎるようになる場合がある。このように、送信バッフ
ァメモリ105の内容が増えすぎるようになると、当該
送信バッファメモリ105におけるデータの入力から出
力までの時間遅れが大きくなる。
【0008】また、図11の例では、送信バッファメモ
リは単数となっているが、送信バッファメモリが複数あ
る様な場合において、例えばこの複数の送信バッファメ
モリの間で内容量の差が大きくなりすぎるようになる
と、これら複数の送信バッファメモリは本来同期してい
なければならないものであるにもかかわらず、出力の際
のバッファメモリ間の時間のずれ(すなわちメディア間
の時間のずれ)が大きくなる。
【0009】この従来の欠点についてより具体的に説明
する。例えば、動画や音声などのマルチメディアデータ
は、コンピュータがこれまで処理してきた数値データや
テキストデータとは本質的に異なる性質を持っている。
すなわち、マルチメディアデータは、第一に、マルチメ
ディアデータは単なるバイト列ではなく、明示的あるい
は暗示的に時間の属性を持っていること、第二に、本質
的にデータ量が莫大かつ冗長で、ハードウェアの処理能
力が向上したとしても、効率良く扱うためにはデータ圧
縮をする必要があること、第三に、インタラクティブな
処理を必要とされ、スループットだけでなくレスポンス
や遅れなどの性能が重視されること、などの性質を持っ
ている。
【0010】このため、これらを分散環境で扱うために
は、メディア間同期、通信、処理、リーソス管理などに
新たな手法を導入する必要がある。
【0011】そこで、本発明は、上述のような実情に鑑
みてなされたものであり、入力から出力までの時間遅れ
が少なく、出力でのメディア間の時間のずれも小さい送
信装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の送信装置は、上
述した目的を達成するために提案されたものであり、信
号の取り込み時間と送信する時間との差を所定時間以内
となして動画信号を送信する実時間の送信装置であっ
て、信号を取り込む取り込み手段と、動画信号を送信す
る送信手段と、動画信号の取り込み時間と送信する時間
との差が、上限としての第1の時間内であることを検出
する第1の検出手段と、動画信号の取り込み時間と送信
する時間との差が、下限としての第2の時間内であるこ
とを検出する第2の検出手段と、信号をバッファリング
するバッファ手段と、上記信号の取り込み時間と送信す
る時間との差が上記第1の時間内を越えたことを検出し
たときに、上記信号の取り込み時間と送信する時間との
差を上記第1の時間と第2の時間との間と成すために、
画質又は単位時間内の送信コマ数を制御する制御手段と
を有することを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の送信装置は、送信信号が動
画信号を除く信号であることを検出する第3の検出手段
をも設け、動画信号を除く信号をも送信すると共に、上
記第3の検出手段によって送信信号が動画信号を除く信
号であることを検出したときには、当該動画信号を除く
信号に対してはそのまま処理する。
【0014】さらに、本発明の送信装置は、送信信号の
所定の部分を検出する第4の検出手段をも設け、当該第
4の検出手段によって上記所定の部分を検出したときに
は、当該所定の部分についてはそのまま処理し、他の部
分については送信を中止するようにしている。
【0015】
【作用】本発明によれば、制御手段は、信号の取り込み
時間と送信する時間との差が上限である第1の時間内を
越えたことを検出したときに、信号の取り込み時間と送
信する時間との差を第1の時間と第2の時間との間と成
すために、画質又は単位時間内の送信コマ数を制御す
る。
【0016】すなわち、本発明の送信装置によれば、送
信時に信号の取り込み時間と送信する時間との差が第1
の時間を越えると、バッファ手段での入力から出力まで
の時間遅れが大きくなるので、送信時に信号の取り込み
時間と送信する時間との差が第1の時間を越えるように
なったときには、送信する動画の画質を落とすか又はコ
マ落としを行うことで、バッファ手段の入力から出力ま
での時間遅れを適正値に回復させるようにしている。
【0017】さらに、本発明の送信装置によれば、送信
時に信号の信号の取り込み時間と送信する時間との差が
下限である第2の時間内を下回ると、映像が途切れるお
それが出てくるので、送信時の信号の取り込み時間と送
信する時間との差が第2の時間内を下回るようになった
ときには、送信する動画の画質を上げるか又はコマ落と
し数を無くす(若しくは少なくする)ことで、映像の途
切れを防ぐようにしている。
【0018】また、本発明の送信装置によれば、さらに
第3の検出手段を設け、この第3の検出手段によって送
信信号が動画の信号を除く信号であることを検出したと
きには、そのまま処理することで、送信信号が例えばテ
キストデータなどである場合に、データの内容が変化す
ることを防いでいる。
【0019】さらに、本発明の送信装置によれば、さら
に第4の検出手段を設け、この第4の検出手段によって
送信信号の所定の部分を検出したときには、その所定の
部分を除く他の部分の送信を中止することで、バッファ
手段の入力から出力までの時間遅れを適正値に回復させ
るようにし、その所定の部分についてはそのまま処理す
ることで、この所定の部分の信号については送信するよ
うにする。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の実施例につい
て詳述する。
【0021】図1には、本発明実施例の送信装置の構成
を示す。本実施例の送信装置は、図1に示すように、少
なくとも動画の信号を、取り込む取り込み時間と送信す
時間との差が所定時間以内であるように送信する実時間
の送信装置であり、動画信号を取り込む取り込み手段と
してのA/D変換回路66及びフレームバッファ68
と、動画データをバッファリングするバッファ手段とし
ての映像データバッファメモリ83と、動画データを送
信する送信手段であるネットワーク送信部7とを有して
なる。
【0022】さらに、本実施例の送信装置には、動画デ
ータについての取り込み時間と送信する時間との差(後
述する測定値D)が上限(後述する上限値Dmax)の
第1の時間内であることを検出する第1の検出手段、及
び動画データについての取り込み時間と送信する時間と
の差が下限(後述する下限値Dmin)の第2の時間内
であることを検出する第2の検出手段としてのバッファ
メモリ内容量測定回路86と、上記バッファメモリ内容
量測定回路86によって上記取り込み時間と送信時間と
の差(測定値D)が上記第1の時間内(上限値Dma
x)を越えたことを検出したときに、上記取り込み時間
と送信する時間との差を上記第1の時間内(上限値Dm
ax内)と第2の時間内(下限値Dmin内)との間と
成すために、画質又は単位時間内の送信コマ数を制御す
る制御手段としての演算判断回路84,取り込み周期指
定回路71,フレーム取り込みクロック発生回路70と
を有している。
【0023】すなわち、本実施例の送信装置は、上記バ
ッファメモリ内容量測定回路86において上記取り込み
時間と送信時間との差(測定値D)が上記第2の時間内
(下限値Dmin)を下回ったことを検出すると、上記
演算判断回路84が取り込み周期指定回路71及びフレ
ーム取り込みクロック発生回路70を制御することで、
フレームバッファ68において動画の画質又はコマ落と
し数を可変する。これによって、本実施例の送信装置
は、映像データバッファメモリ83に送る動画データの
量を制御するようにしている。
【0024】なお、本実施例の送信装置では、動画デー
タと共に、音声データをも扱うようにしている。
【0025】また、本実施例の送信装置には、音声及び
動画の信号を除く信号をも送信可能であり、したがっ
て、送信信号が音声及び動画の信号を除く信号であるこ
とを検出する第3の検出手段としての検出回路93をさ
らに設けている。この検出回路93において、送信信号
が音声及び動画を除く信号であることを検出したときに
は、当該信号をデータ処理回路26によってそのまま処
理するようにもしている。なお、上記音声及び動画の信
号を除く信号としては、例えばテキストデータやプログ
ラムデータや数値データ,他のバイナリデータ等を挙げ
ることができる。
【0026】さらに、本発明の送信装置の上記検出回路
93は、送信信号から所定の部分として例えば映像の重
要な部分を検出する第4の検出手段としても動作し、当
該第4の検出手段としての検出回路93からの検出出力
を、上記演算判断回路84に送るようにもしている。当
該演算判断回路84においては、上記検出出力に基づい
て、上記取り込み周期指定回路71とフレーム取り込み
クロック発生回路70を制御することで、上記フレーム
バッファ68に対して上記所定の部分のみはそのまま出
力し、他の部分を伝送しないような読み出し制御を行
う。
【0027】ここで、先ず、図1と図9〜図10に示す
本発明実施例の送信装置の具体的に説明に先立ち、本発
明の送信装置が適用される情報処理通信システムのマル
チメディアデータ対応の情報処理装置の基本機能と、該
情報処理装置のモデルといわゆるアプリケーション・プ
ログラミング・インタフェース(API:applicationpr
ogramming interface) と、情報処理通信システムにお
ける当該マルチメディア対応の情報処理装置の位置付
け、当該情報処理の評価について、以下に項目に分けて
説明する。
【0028】1.情報処理通信システムにおけるマルチ
メディア対応の情報処理装置の機能 この情報処理装置が実現する目標は、(1) いろいろな制
約はあるが、標準のパーソナルコンピュータやワークス
テーションにおいて構築し、既存のシステムとの親和性
を保つこと、(2) 音声や動画の通信や特有の処理は、当
該情報処理装置にまかせ、クライアントプログラムはそ
のコントロールだけを行うこと、(3) メディアデータの
属性と、クライアントプログラムの目的に応じて柔軟に
対処できること、(4) プロセッサやネットワークなどの
リソースの負荷の変動に対して、対応できること、(5)
モデルが単純なこと、などである。
【0029】これらの要求から、情報処理装置は以下に
述べるような機能を持つことが必要となる。
【0030】1.1 メディアタイプ 情報処理装置で扱うメディアデータとして、基本的には
音声と動画がある。これらには、単位時間あたりのデー
タ量や生成時刻などの時間的な属性をつけ、これを情報
処理装置での処理に利用する。例えば、データ幅8ビッ
ト、サンプリング周波数8kHzの音声データの場合に
は、単位時間は1/8000(sec)、単位時間あた
りのデータ量は1バイトという属性がつけられる。
【0031】1.2 情報処理装置とメディアデバイス 情報処理装置は、複数の入力デバイスからのデータを、
時間的な同期を取りながら、出力デバイスに出力する。
【0032】入力デバイスとしては、(1) オーディオイ
ンタフェースやビデオ入力インタフェースなどのハード
ウェアデバイス、(2) サウンドファイルや動画ファイル
やムービーファイルのようなマルチメディアデータファ
イル、(3) マルチキャストアドレス、(4) クライアント
プロセスなどをサポートする。
【0033】出力デバイスとしては、(1) オーディオイ
ンタフェースやウィンドウなどのデバイス、(2) マルチ
メディアファイル、(3) マルチキャストアドレス、(4)
クライアントプロセス、などをサポートする。
【0034】あるホストには情報処理装置はただ一つだ
け存在し、それが直接に取り扱うデバイスは、そのホス
ト上にあることが必要である。入力デバイスと出力デバ
イスが別々のホストにあることを必要とする場合には、
クライアントがそれぞれのホスト上のそれぞれの情報処
理装置にアクセスして情報処理装置同志を接続させる。
【0035】1.3 メディアデータの転送と同期 マルチメディアシステムとしてユーザに提供する物の品
質の評価規準として以下のものが考えられる。例えば、
(1) 転送の遅れの許容限度、(2) メディア間同期の許容
限度、(3) スループット、(4) データの欠損が許される
場合と許されない場合である。
【0036】与えられた転送路で満足できる品質を得る
ために、データ量、圧縮方式、プロトコルやパケットサ
イズなどの転送の際の種々のパラメータをコントロール
する。情報処理装置は、品質の評価基準に従って、メデ
ィア間同期を行う。
【0037】1.4 ネットワークプロトコール 上記情報処理装置が利用するマルチメディアデータのネ
ットワークプロトコールは、品質の評価基準を考慮しな
がらフローなどを動的にコントロールできる必要があ
る。現状のネットワーク環境のIEEE 802.3規
格に準拠したいわゆるイーサ・ネット(Ethernet)や、国
際標準化機構(ISO)のSC13において提案されて
いる光ファイバを用いた100Mビット/秒トークンパ
ッシング方式のファイバ・ディストリィビューテッド・
データ・インタフェース(FDDI:fiber-distributed
data interface)などネットワークデバイスは、分散環
境上で個々に資源を取り合って共有しているため、あら
かじめネットワーク資源を確保するようなサービスが難
しい。しかし、現状のネットワーク環境との親和性を考
えるとインターネット・プロトコール(IP:internet
protocol) を利用する必要があり、今回はネットワーク
プロトコールとしていわゆるトランスミッション・コン
トロール・プロトコール(TCP:transmission contro
l protocol) と、コネクションレス形式のプロトコール
であるいわゆるユーザ・データグラム・プロトコール
(UDP:user datdgram protocol)を利用した。
【0038】1.5 データの圧縮伸張 情報処理装置は、ソフトウェアまたはハードウェアによ
る、音声データや動画データの圧縮伸張機能を持つ。音
声の圧縮方式としては、国際電信電話通信諮問委員会
(CCITT)の音声符号化標準の勧告G.711,
G.721,G.722,G.728などの規格をサポ
ートする。また、画像の圧縮方式としては、国際電信電
話通信諮問委員会(CCITT)のカラー静止画像符号
化方式の国際標準化作業グループのいわゆるJPEG(J
oint Picture Expert Group)や、テレビ会議システム用
映像符号化勧告H.261、カラー動画像符号化方式の
国際標準化作業グループのMPEG(Moving Picture E
xpert Group)などの方式がある。圧縮方式ごとに特徴が
あるので、用途によって使い分ける必要がある。
【0039】1.6 リソースのコントロール 情報処理装置は、複数のクライアントプログラムからの
入出力要求を処理する機能をもつ。例えば、音声入力デ
バイスは一つしかないのに複数のクライアントから音声
入力要求があった場合には、以下のような処理方法が考
えられる。 (1) すべての要求元にコピーして配る。 (2) 先着の要求を優先し、後着の要求を拒絶する。 (3) クライアントを順次切り替える。この機能は、ウィ
ンドウシステムでのウィンドウマネージャに相当するマ
ルチメディアマネージャなどのプログラムが利用する。
【0040】1.7 物理デバイスのコントロール 音声や動画などのマルチメディアデータを扱う場合に
は、ビデオカメラやビデオデッキのようないわゆるオー
ディオ・ビジュアル機器(AV機器)を接続することが
必要になる。情報処理装置は、これらのコントロールの
ために、AV機器制御用の所定のプロトコールをサポー
トする。
【0041】2. 情報処理装置のモデルとAPI 2.1 AV機器が接続される情報処理装置のモデル 情報処理装置は、図2に示すように、クライアントそれ
ぞれに対し1つの実行制御単位(AVobj)を生成する。ク
ライアントがマルチメディアデータの入出力を行いたい
場合には、次のような手順で情報処理装置に要求をだ
す。まず、実行制御単位(AVobj)において仮想的なメデ
ィアデバイス(AVdev) をオープンする。当該仮想的なメ
ディアデバイス(AVdev) は物理的なデバイスではないた
め、排他制御や複数からのオープンなどが実現出来る。
【0042】また、図3に示すように、入力用に上記仮
想的なメディアデバイス(AVdev) をオープンした実行制
御単位(AVobj) と出力用にメディアデバイス(AVdev) を
オープンした実行制御単位(AVobj) とを接続することに
よりマルチメディアデータの転送路が確保される。同一
の実行制御単位(AVobj) でオープンされているデバイス
間のメディアの同期は保証される。
【0043】さらに、図4のようにネットワークでつな
がれた異なるホスト上の情報処理装置において実行制御
単位(AVobj) を生成し、接続することにより分散環境上
のワークステーションにおいてマルチメディアデータの
転送が行われる。
【0044】送信、受信側の実行制御単位(AVobj) がオ
ープンするデバイス(AVdev) としてサウンドデバイスを
用いると電話が実現できる。さらに、ビデオデバイスを
オープンするとテレビ電話が実現できる。また、入力デ
バイスとして映画(Movie) ファイルを指定し、出力デバ
イスにサウンドデバイスとビデオデバイスをオープンす
ると映画(Movie) プレーヤとなる。このように入出力の
デバイスを組み替えることにより各種マルチメディアア
プリケーションを容易に作成することが可能となる。
【0045】2.2 情報処理装置のAPI 情報処理装置のライブラリには、例えば次のものが用意
されている。
【0046】int avs _new(char *hostname);これは、
ホスト名(hostname)上で起動されている情報処理装置に
おいて実行制御単位(AVobj) を生成する。エラーが発生
した場合にはヌル(null)が返される。正常終了した場合
には実行制御単位(AVobj) のID(識別情報)が返され
る。実行制御単位(AVobj) に対する命令はすべてこの実
行制御単位(AVobj) のIDを用いて行なわれる。
【0047】int avs _open(int net, char *devname,
int mode);これは、デバイス(AVdev) をオープンす
る。引数は実行制御単位(AVobj) のID、デバイス名、
モードである。
【0048】int avs _connect(int net1, int net2);
これは、2つの実行制御単位(AVobj) をポイント・ツウ
・ポイント(point-to-point)接続する。これによって接
続した実行制御単位(AVobj) の一方が以下に述べる関数
(avs _transfer) によって転送状態になると、もう一
方の実行制御単位(AVobj) がそのデータを受けとれるよ
うになり自動的に受けとったデータを処理する。ひとつ
の送信実行制御単位(AVobj) に対して複数の受信実行制
御単位(AVobj) を接続することが可能なため、1対多の
データ転送を処理できる。
【0049】int avs _transfer(int net, int dev, i
nt length);これは、実行制御単位(AVobj) の送信を制
御する。デバイスIDとして0を指定すると、実行制御
単位(AVobj) がオープンしたすべてのデバイスに対して
有効となる。長さ(length)に正の数を指定するとその長
さだけデータ転送が行なわれる(単位はmsec)。こ
こでゼロを指定すると、次の関数(av _transfer) が与
えられるまで転送します。負の数を指定すると即座に停
止する。
【0050】int avs _destroy(int net);これは、関
数(av _new)によって生成した実行制御単位(AVobj) を
解放する。
【0051】int avs _interval(int net, int dev, i
nt interval);これは、転送インターバルの設定を行な
う。単位はmsecである。デバイスIDとしてゼロを
設定すると、その実行制御単位(AVobj) でオープンされ
たすべてのデバイスに対して適応される。
【0052】int avs _resize(int net, int dev, int
width, int height);これは、ビデオデバイスに対して
サイズ変更を要求する。サイズの単位はピクセルであ
る。デバイスIDとしてゼロを設定すると、その実行制
御単位(AVobj)でオープンされたすべてのビデオデバイ
スに対して適応される。
【0053】int avs _nettype(int net, char *typ
e);これは、実行制御単位(AVobj) 同志を接続するネッ
トワークのタイプを設定する。現在のところ前記TCP
とUDPがサポートされている。これは関数(avs_conn
ect)を実行する以前に行なわなければならない。
【0054】int avs _fd(int net);これは、クライア
ントと実行制御単位(AVobj) とのコントロール接続コネ
クションのファイル記述子を返す。
【0055】int avs _codec(int net, char *type, i
nt quality);これは、メディアデータの圧縮方式を指定
する。ここでは、画像データに対して前記JPEGの圧
縮伸張のみがサポートされている。
【0056】その他、デバイス(AVdev) に対し直接メデ
ィアデータにアクセスするためのライブラリとして次の
ものがある。例えば、 int avs _read(int net, int dev, int shmid, int si
ze); int avs _write(int net, int dev, int shmid, int s
ize); int avs _ioctl(int net, int dev, int request, int
shmi); である。
【0057】3.情報処理装置の実装 システム全体における情報処理装置の位置付けは次の図
5のようになる。 3.1 スレッド(Thread)の利用 スレッドを用いると、複数プロセスを用いて実現するよ
りもコンテキスト・スイッチの時間が短く、各スレッド
間でメモリなどの環境を共有でき、プログラミングが容
易になる。情報処理装置を実現するにあたってスレッド
のモデルへの割り当て方法として次の2通りが考えられ
る。
【0058】例えば、機能毎にスレッドに割り当てる、
データストリーム毎にスレッドを割り当てる、がある。
前者では画面入出力・音声入出力・ネットワークなどの
機能毎にスレッドを割り当て、パイプラインを形成する
方法であり、後者はメディアデータ毎の入力から出力ま
でを行う処理にスレッドに割り当てる方法である。
【0059】機能毎にパイプラインを形成してもマルチ
プロセッサ環境下でないと利点はなく、複数のストリー
ムにおいてストリーム単位のスケジュール・プライオリ
ティ制御を行うには、後者が適しているため、今回の実
装ではデータストリーム毎にスレッドを割り当てる方法
も用いた。
【0060】3.2 TCP/IPの送信受信バッファ
と遅延 前記TCP/IPでは高信頼性を実現するため、パケッ
トの順序付け、チェックサム、タイムアウトそして再転
送を行い、オーバヘッドが大きくデータの転送遅延が問
題となる。
【0061】したがって、ここでは送信および受信のた
めにバッファが用意されている。例えばワークステーシ
ョンでは、デフォルトで8K(バイト)となっている。
このバッファにデータがたまることによって遅延が生じ
る。例えば、解像度が160×120、深さ16ビット
の画面ならば、一画面でおよそ38Kバイトとなり、送
信側と受信側両方のバッファを合わせても1フレームも
バッファリングされない。この場合にはバッファサイズ
を大きくすると転送効率は向上する。ところが、画像圧
縮をかけて1/10程の4Kバイト程度の大きさにする
と両方のバッファ合わせておよそ4フレームが溜まるこ
ととなる。1秒間に5フレームのスピードで転送を行う
ならばこれだけで約1秒間の遅延となる。
【0062】しかし、逆にあまりバッファを小さくする
と、転送効率が悪くなるため、ここにトレードオフがあ
る。この送信、受信バッファのサイズは関数(setsockop
t)で変更可能である。
【0063】4. 情報処理装置の評価 情報処理装置をワークステーション上に実装した場合の
評価は以下のようになる。
【0064】4.1 送受信バッファと転送遅延、効率 実際に送受信バッファのサイズと転送遅延、効率の測定
をした例として、同一ネットワークに接続された2台の
ワークステーションの間で動画像データの転送を行なっ
た。ここで、ワークステーションをイーサネットで接続
し、解像度は160×120、16ビットの深さの無圧
縮とJPEG圧縮画像で転送して測定し、1フレームの
サイズは無圧縮でおよそ38Kバイト、JPEG圧縮で
およそ5Kバイトとしている。
【0065】また、転送遅延は関数(timed(8))を用いて
時計を合わせ、画像取り込みから転送を行いリモート側
で表示を行うまでの時間を測定した。さらに、転送効率
としては最大転送フレームレートを測定している。図6
には無圧縮、図7にはJPEG圧縮の画像の送受信バッ
ファサイズと転送遅延、効率の関係を示す。
【0066】図6に示すように、無圧縮で1フレームの
大きさが大きい場合には、送受信バッファに1フレーム
が入り切らないためバッファのサイズに対する転送遅延
の差はほとんど変わらない。バッファサイズが8Kバイ
トの時には、転送遅延、効率ともに良い結果が現れる。
この図6によれば、デフォルトの送受信バッファサイズ
が8KバイトということからもTCP/IPでの転送が
その場合に一番効率が良くなるようになっていることが
わかる。
【0067】それに比べ、図7に示すJPEG圧縮を行
なった画像を転送する場合には、ソフトウェアでJPE
Gの圧縮伸張を行うため最大フレームレートは少ない。
また、送受信バッファに数フレームが溜まってしまうた
め、バッファのサイズが大きいほど遅延は増大する。そ
こでJPEGなどの圧縮を行い画像データがネットワー
クのバンド幅より充分小さい場合には、送受信のバッフ
ァサイズを転送効率が下がらない程度に小さくすること
により、メディアデータの転送遅延を短縮できる。
【0068】4.2 画面転送スピード 同様の環境で、画面サイズとフレームレートおよび転送
遅延を測定している。まず、ネットワークとしてイーサ
ネットを用いた場合は、次の表の結果が得られた。表1
には16ビットの深さの無圧縮画像、表2にはJPEG
圧縮した画像の転送最大フレームレートと遅延の性能を
示す。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】次に、ネットワークとしてサービス総合デ
ィジタル網(ISDN:integratedservice digitial ne
twork) の1B(64K)を用いた場合の性能は表3の
ようになる。なお、ISDMを用いた場合には、画像デ
ータを圧縮しないと最小の画面サイズ(80×60)に
おいてもフレームレートが0.2(fps)となり、実用的
でないため、深さ16ビットの無圧縮画像の転送性能の
評価は省いた。
【0072】
【表3】
【0073】このような情報処理装置を用いることによ
り、画像と音声の取り込みや圧縮伸張、またネットワー
クプログラミングを意識することなく容易にマルチメデ
ィアアプリケーションが作成可能となった。
【0074】4.4 メディア間同期の実現 この情報処理装置では同期をとりメディアデータは、単
一のストリームにインターリーブして転送している。ま
た、ネットワークプロトコルとしてTCP/IPを用い
ているため、パケットの順序は保証される。さらに、複
数のメディアデータの取り込みを同時に行い、インター
リーブしてデータ送信時に同期を保証できれば、データ
受取側でも複数のメディアデータの同期はとれているも
のと仮定できる。実際この方法で単一ネットワーク上に
て転送した音声と動画のメディアデータの同期は満足の
いく結果となった。
【0075】4.5 遅延との関係 上述の実装では、ネットワークプロトコルとしてオペレ
ーティングシステムのUNIXで標準的なTCP/IP
を用いている。ここで、図8に示すように、メディアデ
ータを直接送ることの出来る環境では、送信側と受信側
のバッファの制御を情報処理装置が行うことができ、細
かな流量制御が行える。
【0076】以下、図1に戻って、上述したようなこと
を具体的に実現する本発明実施例の送信装置について説
明する。
【0077】図1において、マイクロホン1やビデオカ
メラ2からの音声信号や映像信号(動画信号)は、それ
ぞれ対応するA/D変換回路65,66に送られて、A
/D変換される。A/D変換回路65からの音声データ
は、音声データ圧縮回路67に送られ、ここで前述した
ように音声の圧縮方式として例えばG.711,G.7
21,G.722,G.728などのうちのいずれかを
用いた圧縮が施される。また、上記A/D変換回路66
からの映像データは、フレームバッファ68を介して映
像データ圧縮回路69に送られ、ここで前述したように
動画の圧縮方式として例えばJPEG,H.261,M
PEGなどのうちのいずれかを用いた圧縮が施される。
【0078】これら圧縮回路67,69からの圧縮され
た音声データと映像データは、それぞれ対応して設けら
れた音声データバッファメモリ82と映像データバッフ
ァメモリ83に送られる。
【0079】また、バッファメモリ内容量測定回路86
は、音声データバッファメモリ82と映像データバッフ
ァメモリ83のそれぞれの書き込みアドレス及び読み出
しアドレスから、当該メモリ82と83の内容量の測定
を行い、その測定結果を演算判断回路84に送る。
【0080】当該演算判断回路84では、上記測定回路
86からの映像データバッファメモリ83の内容量測定
結果(後述する測定値D)に基づいて、映像データバッ
ファメモリ83の内容量が上記上限(後述するDma
x)を越えたことを検出したときに、その旨の信号を制
御信号として上記取り込み周期指定回路91に送る。
【0081】さらに、上記演算判断回路84では、上記
測定回路86からのメモリ83の内容量測定結果(後述
する測定値D)が、映像データバッファメモリ83の内
容量が上記下限(後述するDmin)を下回るような場
合には、映像が途切れるおそれがあるので、その旨(下
限を下回った旨)の信号を制御信号として上記取り込み
周期指定回路91に送る。
【0082】当該取り込み周期指定回路71は、上記制
御信号に基づいて、フレーム取り込みクロック発生回路
70を制御する。当該フレーム取り込みクロック発生回
路70は、上記取り込み周期指定回路71からの信号を
受けると、例えばフレームバッファ68において出力す
るコマ数を可変させるようなフレーム取り込みクロック
を発生させる。このフレームバッファ68において、例
えばコマ落としを行う(若しくはコマ落とし数を増や
す)ことで、送信する映像データの量を減らすことがで
き、コマ落としを行わないか若しくはコマ落とし数を減
らすことで送信する映像データの量を増やすことができ
る。
【0083】すなわち、本実施例の送信装置ではでは、
以下の図9に示すようなフローチャートの処理を行うこ
とで、単位時間内に送信するコマ数を制御するようにし
ている。
【0084】この図9において、ステップS61では、
上記映像データのバッファメモリ83の内容量の測定値
Dを求める。なお、上記測定値Dは以下の式で求める。 D=(バッファ読み出しアドレス)−(バッファ書き込
みアドレス)
【0085】次のステップS62では、当該測定値Dと
映像データのバッファメモリ83の内容量の上限値Dm
axとから、D>Dmaxを判定し、ノーと判定した場
合にはステップS63に進み、逆にイエスと判定した場
合にはステップS64に進む。
【0086】ステップS64では、上記取り込み周期指
定回路71が、フレーム取り込みクロック発生回路70
に対して、フレームバッファ68におけるフレームの取
り込みクロックの周期をPだけ長くさせるように制御す
る。このステップS64の後はステップS61に戻る。
なお、このPの値は、例えば1%とする。
【0087】一方、上記ステップS62においてノーと
判断された場合のステップS63では、上記測定値Dと
映像データのバッファメモリ83の内容量の下限値Dm
inとから、D<Dminを判定する。当該ステップS
63において、ノーと判定した場合にはステップS61
に戻り、イエスと判断した場合にはステップS65に進
む。
【0088】ステップS65では、上記取り込み周期指
定回路71が、フレーム取り込みクロック発生回路70
に対して、フレームバッファ68におけるフレームの取
り込みクロックの周期をPだけ短くさせるように制御す
る。このステップS65の後はステップS61に戻る。
なお、このPの値は、例えば1%とする。
【0089】これにより、本実施例の送信装置では、映
像データバッファメモリ83の内容量が多くなって当該
映像データバッファメモリ83における入力から出力ま
での時間遅れ及び時間のずれが適正な値を越えるように
なっても、当該時間送り及び時間のずれを適正な値に回
復することができ、また、映像データバッファメモリ8
3に内容量が少なくなって映像が途切れるおそれがでて
きても、当該映像の途切れを防ぐことができるようにな
る。
【0090】上述のようにして映像データバッファメモ
リ83から読み出された圧縮された映像データと、音声
データバッファメモリ82から読み出された圧縮された
音声データとは、マルチプレクサ5によってマルチプレ
クスされ、その後ネットワーク送信部7に送られ、当該
ネットワーク送信部7から例えばイーサネットなどのネ
ットワーク8を経て、受信側のネットワーク受信部11
に送られる。
【0091】また、本実施例の送信装置の入力端子89
には、送信信号として音声及び動画の信号を除く信号で
ある例えばテキストデータやプログラムデータ,数値デ
ータ,他のバイナリデータのような信号が入力される。
このデータは、検出回路93に送られる。当該検出回路
93においては、上記音声及び動画を除くデータを検出
するとそのまま当該データを出力して、データ処理回路
94に送る。
【0092】当該データ処理回路94では、供給された
データに対する所定の処理としては、例えば誤り訂正符
号の付加等の処理を行い、その後、データバッファメモ
リ95に送る。当該データバッファメモリ95では、デ
ータを一旦蓄えた後に、上記マルチプレクサ5に送る。
【0093】このように、本実施例の送信装置において
は、上記検出回路93を有し、送信信号として前記音声
や動画を除く他のデータも送信できるようになってい
る。
【0094】さらに、本実施例の送信側では、上記A/
D変換回路66からの映像データも、上記検出回路93
に送られる。
【0095】このときの上記検出回路93では、映像デ
ータに対しては例えば人間の視覚特性を考慮して当該映
像データから特に視覚的に重要な映像部分を検出した
り、映像内容で特に重要な部分を検出したりする。この
検出回路93からは、上記映像データに対応する検出信
号が出力され、この検出信号が上記演算判断回路84に
送られる。
【0096】上記演算判断回路84では、上記検出回路
93から上記映像データ用の制御信号を受けると、前述
したフレームバッファ68における伝送コマ数の可変制
御を行う際に、上記検出回路93での検出信号に対応し
た映像部分については伝送されるような制御、すなわ
ち、上記検出信号に対応する映像の重要な部分について
は上記フレームバッファ68からそのままデータを読み
出して映像データ圧縮回路69に送るように制御する。
逆に、映像の重要でない部分に対しては、映像データバ
ッファメモリ83の内容量に応じて、前記伝送コマ数の
制御が行われる。
【0097】これにより、本実施例の送信装置では、映
像の重要な部分を除く部分についてはフレームバッファ
68での伝送コマ数の制御操作が行われることで、映像
データバッファメモリ83の入力から出力までの時間遅
れを適正値に回復させることができ、また、上記映像の
重要部分についてはコマ落としがなされないために、送
信される映像は、高品質を保つことができるようにな
る。
【0098】次に、本実施例の受信側において、上述し
たような送信データを受信するネットワーク受信部11
によって受信されたデータは、分離回路12によって上
記圧縮された音声データと映像データとに分離され、そ
れぞれ対応する音声データバッファメモリ(FIFOメ
モリ)13と映像データバッファメモリ(FIFOメモ
リ)14に送られる。
【0099】上記音声データバッファメモリ13や映像
データバッファメモリ14から読み出された音声データ
と映像データは、それぞれ対応する伸張処理及びD/A
変換を施す伸張D/A変換回路18,19に送られる。
これら伸張D/A変換回路18,19では、前記A/D
変換圧縮回路3,4での各圧縮処理に対応する伸張処理
がそれぞれ施され、その後D/A変換して出力する。
【0100】上記伸張D/A変換回路18からの音声信
号はスピーカ19に送られ、上記伸張D/A変換回路1
9からの映像信号はモニタディスプレイ24に送られ
る。
【0101】また、上記分離回路12に供給された受信
信号は、当該分離回路12を介して検出回路25にも送
られる。検出回路25では、上記受信信号から音声及び
動画の信号を除く信号である例えば上記テキストデータ
やプログラムデータ,数値データ,他のバイナリデータ
のようなの信号を検出する。
【0102】この検出回路25において上記音声や動画
の信号を除くデータを検出すると、当該検出回路25か
らは、上記分離回路12に対して検出信号が出力され
る。上記分離回路12は、上記検出回路25からの検出
信号が供給されると、上記受信信号から当該検出信号に
応じたデータのみを分離して、データ処理回路26に送
る。
【0103】当該データ処理回路26では、供給された
データに対して所定の処理を施した後、出力端子から出
力する。なお、上記所定の処理としては、例えば誤り訂
正処理等を挙げることができる。
【0104】このように、本実施例の受信側において
は、上記検出回路25を有し、上記分離回路12が当該
検出回路25からの検出信号に応じて、受信信号から音
声や動画以外のデータを分離することによって、上記音
声や動画を除くデータについての処理を可能となってい
る。
【0105】また、上記図1の構成では、映像のコマ落
とし数を可変することで、上記映像データバッファメモ
リ83における入力から出力までの時間遅れ及び時間の
ずれを適正な値に回復したり、映像の途切れを防ぐよう
にしているが、例えば、画像の画質を選択することでも
同様のことを行うことができる。
【0106】すなわち、この画質を選択する場合には、
例えば、フレームバッファ68において取り込む各画素
データを間引くことで送信するデータ量を減らしたり、
逆に間引きを行わないようにすることで画質を確保す
る。この場合、受信側では、画素データを間引いたとき
には、例えば補間等の処理を行って画像を復元する。
【0107】次に、本発明の他の実施例の構成を図10
に示す。
【0108】この図10において、送信側ホストコンピ
ュータには、モニタディスプレイ40とマイクロホン4
1とビデオカメラ42が接続され、またネットワーク4
3を介して受信側ホストコンピュータと接続される。
【0109】当該送信側ホストコンピュータにおいて、
CPU30は、メインメモリ31に保持されているプロ
グラムデータを用いて各部を制御すると共に、上述した
図1の各バッファメモリ内容量測定回路86,演算判断
回路84,取り込み周期指定回路71,フレーム取り込
みクロック発生回路70,検出回路93,データ処理回
路94等の機能を備えているものである。
【0110】ビデオカメラ42からの映像信号は、A/
D変換圧縮処理部38によってA/D変換されると共に
前述したような圧縮処理が施され、バッファメモリ34
に一時蓄えられる。このバッファメモリ34は、前述の
各実施例の映像データバッファメモリ83として機能す
る部分と共に、前記フレームバッファ68としても機能
する部分をも有するしている。ただし、前述のフレーム
バッファ68には圧縮前の映像データが取り込まれる例
を挙げているが、この図10に示すバッファメモリ34
の例では圧縮後の映像データを取り込むようにしてい
る。
【0111】一方、マイクロホン41からの音声信号
は、A/D変換圧縮処理部37によってA/D変換され
ると共に前述したような圧縮処理が施され、バッファメ
モリ33に一時蓄えられる。このバッファメモリ33
は、前述の図1の音声データバッファメモリ82として
の機能を有する。
【0112】また、フレームメモリ32には、例えばC
PU30によって形成された映像フレームデータや、ビ
デオカメラ42によって撮影された映像に基づく映像フ
レームデータが記憶される。当該フレームメモリ32か
らの映像フレームデータは、ディスプレイインタフェー
ス36を介してモニタディスプレイ40に送られて表示
される。
【0113】さらに、上記バッファメモリ33,34に
蓄えられた圧縮された音声データと映像データは、例え
ばCPU30によってマルチプレクスされた後にバッフ
ァメモリ35に一旦蓄えられてから読み出される。な
お、このバッファメモリ35は図1のデータバッファメ
モリ95としての機能も有している。当該バッファメモ
リ35から読み出されたデータは、ネットワークインタ
フェース39に接続されたネットワーク43を介して、
受信側ホストコンピュータに送られる。
【0114】次に、受信側ホストコンピュータには、モ
ニタディスプレイ61とスピーカ62が接続され、さら
にネットワーク43を介して送信側ホストコンピュータ
と接続される。
【0115】当該受信側ホストコンピュータにおいて、
CPU52は、メインメモリ53に保持されているプロ
グラムデータを用いて各部を制御したり、また、各種の
演算を行う。
【0116】上記ネットワーク43を介して上記送信側
ホストコンピュータから送られてきたデータは、ネット
ワークインタフェース50を介してバッファメモリ51
に一旦蓄えられた後、読み出される。
【0117】当該バッファメモリ51から読み出された
受信データからは、例えばCPU52によって上記圧縮
された音声データと映像データとが分離され、それぞれ
対応するバッファメモリ54,55に送られる。
【0118】バッファメモリ54に送られた圧縮された
映像データは、当該バッファメモリ54から読み出され
てデータ伸張処理部56に送られて上記送信側ホストコ
ンピュータでの圧縮に対応する伸張処理がなされる。当
該伸張された映像データは、フレームメモリに蓄えられ
てフレームとなされ、ディスプレイインタフェース58
を介してモニタディスプレイ61に送られて表示され
る。
【0119】また、バッファメモリ55に送られた圧縮
された音声データは、当該メモリ55から読み出されて
データ伸張処理部59に送られて上記送信側ホストコン
ピュータでの圧縮に対応する伸張処理がなされる。当該
伸張された音声データは、D/A変換処理部60によっ
てアナログの音声信号に変換された後、スピーカ62に
送られる。
【0120】上述したように、本発明の各実施例装置に
よれば映像データバッファ83の内容量の測定値Dが、
当該バッファ83の内容量の上限値Dmaxを越えたこ
とを検出すると、当該映像データバッファメモリ83に
おける映像データの取り込み時間と送信時間との差を上
限値Dmaxと下限値Dminとの間とするために、画
質又は単位時間内の送信コマ数を制御するようにしてい
るため、上記映像データバッファメモリ83での入力か
ら出力までの時間遅れ及び時間のずれを適正な値に回復
し、また映像の途切れを防ぐことを可能としている。
【0121】また、本実施例の送信装置においては、検
出回路93を設け、この検出回路93によって受信信号
が動画及び音声を除くデータであることを検出したとき
には、データ処理回路94においてそのまま処理するよ
うにしたことで、送信信号が例えばテキストデータ,プ
ログラムデータ,数値データ,他のバイナリデータなど
である場合に、これらデータの内容が変化することを防
いでいる。
【0122】さらに、本実施例の送信装置においては、
検出回路93によって送信信号から映像において特に重
要な部分を検出したときには演算判断回路84によって
取り込み周期指定回路71及びフレーム取り込みクロッ
ク発生回路70を制御し、これら重要な部分を除く他の
部分についてはコマ落としを行うように上記フレームバ
ッファ68を制御することで、映像データバッファメモ
リ83の入力から出力までの時間遅れを適正値に回復さ
せるようにし、上記特に重要な部分についてはそのまま
処理することで、この部分の信号については破棄される
ことを防いでいる。
【0123】
【発明の効果】上述のように本発明の送信装置において
は、信号の取り込み時間と送信する時間との差が第1の
時間内を越えたことを検出したときに、信号の取り込み
時間と送信する時間との差を第1の時間と第2の時間と
の間と成すために、画質又は単位時間内の送信コマ数を
制御することで、バッファ手段の入力から出力までの時
間遅れを適正値に回復させることを可能としている。
【0124】さらに、本発明の送信装置においては、送
信時に信号の信号の取り込み時間と送信する時間との差
が第2の時間内を下回ったことを検出したときには、送
信する動画の画質を上げるか又はコマ落とし数を無くす
(若しくは少なくする)ことで、映像の途切れを防ぐこ
とが可能となる。
【0125】また、本発明の送信装置においては、第3
の検出手段によって送信信号が動画の信号を除く信号で
あることを検出したときには、そのまま処理すること
で、送信信号が例えばテキストデータなどである場合
に、データの内容が変化することを防止できる。
【0126】さらに、本発明の送信装置によれば、第4
の検出手段を設け、この第4の検出手段によって送信信
号の所定の部分を検出したときには、その所定の部分を
除く他の部分の送信を中止することで、バッファ手段の
入力から出力までの時間遅れを適正値に回復させること
ができ、その所定の部分についてはそのまま処理するこ
とで、この所定の部分の信号については送信可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の送信装置及びこれに対応する受
信側の装置の概略構成を示すブロック回路図である。
【図2】本発明装置が適用される情報処理通信システム
の情報処理装置のモデルを示す図である。
【図3】マルチメディアデータの転送について説明する
ための図である。
【図4】ネットワークでつながれたホスト間のマルチメ
ディアデータの転送について説明するための図である。
【図5】システム全体における情報処理装置の位置付け
について説明するための図である。
【図6】無圧縮の場合の送受信バッファサイズと転送遅
延、効率の関係を示す特性図である。
【図7】JPEG圧縮の画像の送受信バッファサイズと
転送遅延、効率の関係を示す特性図である。
【図8】情報処理装置と遅延との関係を説明するための
図である。
【図9】本実施例装置における映像データバッファメモ
リの内容量測定と伝送コマ数制御についての処理を説明
するためのフローチャートである。
【図10】本発明の他の実施例の送信側ホストコンピュ
ータと受信側ホストコンピュータの概略構成を示すブロ
ック回路図である。
【図11】従来の送信装置と送信装置の概略構成を示す
ブロック回路図である。
【符号の説明】
1,41・・・マイクロホン 2,42・・・ビデオカメラ 5・・・マルチプレクサ 6・・・データバッファメモリ 7・・・ネットワーク送信部 8・・・ネットワーク 9・・・ネットワーク受信部 12・・・分離回路 13,82・・・音声データバッファメモリ 14,83・・・映像データバッファメモリ 18・・・音声データの伸張D/A変換回路 19・・・ビデオデータの伸張D/A変換回路 24,40,61・・・モニタディスプレイ 25,93・・・検出回路 26,94・・・データ処理回路 27,62・・・スピーカ 30,52・・・CPU 31,53・・・メインメモリ 32,57・・・フレームメモリ 33,34,35,51,54,55・・・バッファメ
モリ 36,58・・・ディスプレイインタフェース 37・・・音声データA/D変換圧縮部 38・・・動画データA/D変換圧縮部 56・・・音声データ用データ伸張部 59・・・映像データ用データ伸張部 60・・・音声データD/A変換部 65,66・・・A/D変換回路 67・・・音声データ圧縮回路 68・・・フレームバッファ 69・・・映像データ圧縮回路 70・・・フレーム取り込みクロック発生回路 71・・・取り込み周期指定回路 84・・・演算判断回路 86・・・バッファメモリ内容量測定回路 95・・・データバッファメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 充 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号の取り込み時間と送信する時間との
    差を所定時間以内となして動画信号を送信する実時間の
    送信装置であって、 信号を取り込む取り込み手段と、 動画信号を送信する送信手段と、 動画信号の取り込み時間と送信する時間との差が、上限
    としての第1の時間内であることを検出する第1の検出
    手段と、 動画信号の取り込み時間と送信する時間との差が、下限
    としての第2の時間内であることを検出する第2の検出
    手段と、 信号をバッファリングするバッファ手段と、 上記信号の取り込み時間と送信する時間との差が上記第
    1の時間内を越えたことを検出したときに、上記信号の
    取り込み時間と送信する時間との差を上記第1の時間と
    第2の時間との間と成すために、画質又は単位時間内の
    送信コマ数を制御する制御手段とを有することを特徴と
    する送信装置。
  2. 【請求項2】 送信信号が動画信号を除く信号であるこ
    とを検出する第3の検出手段を設け、 動画信号を除く信号をも送信すると共に、上記第3の検
    出手段によって送信信号が動画信号を除く信号であるこ
    とを検出したときには、当該動画信号を除く信号に対し
    てはそのまま処理することを特徴とする請求項1記載の
    送信装置。
  3. 【請求項3】 送信信号の所定の部分を検出する第4の
    検出手段を設け、 当該第4の検出手段によって上記所定の部分を検出した
    ときには、当該所定の部分についてはそのまま処理し、
    他の部分については送信を中止することを特徴とする請
    求項1又は2記載の送信装置。
JP31558393A 1993-12-15 1993-12-15 送信装置及び方法 Expired - Fee Related JP3799070B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31558393A JP3799070B2 (ja) 1993-12-15 1993-12-15 送信装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31558393A JP3799070B2 (ja) 1993-12-15 1993-12-15 送信装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07170504A true JPH07170504A (ja) 1995-07-04
JP3799070B2 JP3799070B2 (ja) 2006-07-19

Family

ID=18067103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31558393A Expired - Fee Related JP3799070B2 (ja) 1993-12-15 1993-12-15 送信装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3799070B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6278691B1 (en) 1997-02-17 2001-08-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Communications system
JP2003532329A (ja) * 2000-04-19 2003-10-28 クゥアルコム・インコーポレイテッド データ上での音声無線通信方式の音声待ち時間を短くする方法と装置
US6741272B1 (en) 1999-06-02 2004-05-25 Nec Corporation Television telephone apparatus in which a compression process amount is controlled and information processing method for the television telephone apparatus
JP2005012729A (ja) * 2003-06-23 2005-01-13 Nanao Corp 情報提供装置
JP2010512104A (ja) * 2006-12-06 2010-04-15 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ジッタバッファ制御

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6278691B1 (en) 1997-02-17 2001-08-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Communications system
US6741272B1 (en) 1999-06-02 2004-05-25 Nec Corporation Television telephone apparatus in which a compression process amount is controlled and information processing method for the television telephone apparatus
JP2003532329A (ja) * 2000-04-19 2003-10-28 クゥアルコム・インコーポレイテッド データ上での音声無線通信方式の音声待ち時間を短くする方法と装置
JP2005012729A (ja) * 2003-06-23 2005-01-13 Nanao Corp 情報提供装置
JP2010512104A (ja) * 2006-12-06 2010-04-15 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ジッタバッファ制御

Also Published As

Publication number Publication date
JP3799070B2 (ja) 2006-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6278478B1 (en) End-to-end network encoding architecture
US8160129B2 (en) Image pickup apparatus and image distributing method
JP3715332B2 (ja) 通信システム、受信装置及び方法
US5490247A (en) Video subsystem for computer-based conferencing system
US5434913A (en) Audio subsystem for computer-based conferencing system
US6646677B2 (en) Image sensing control method and apparatus, image transmission control method, apparatus, and system, and storage means storing program that implements the method
US5515296A (en) Scan path for encoding and decoding two-dimensional signals
JP3658087B2 (ja) 端末装置及び端末装置の制御方法
JP2003524909A (ja) マルチメディアネットワーク・インタフェースを達成する方法及び装置
EP1919220A2 (en) Method and apparatus for dynamic bandwidth allocation of video over a digital subscriber line
US6084911A (en) Transmission of coded and compressed voice and image data in fixed bit length data packets
JPH10229420A (ja) 通信システム
JP2007505580A (ja) シンクライアントにおいてグラフィカルおよびメディア表示を生成するための方法および装置
US20040073953A1 (en) Audio/video apparatus for use with a cable television network
JPH07170292A (ja) 送信装置
JP2007194823A (ja) 映像音声制御装置、映像音声調整システム、映像音声調整方法およびプログラム
Eleftheriadis et al. Algorithms and performance evaluation of the Xphone multimedia communication system
KR101795537B1 (ko) 네트워크 환경 적응형 클라우드 스트리밍 서비스 제공시스템 및 그 방법
JP3799070B2 (ja) 送信装置及び方法
JPH07170503A (ja) 受信装置
JPH0775092A (ja) ディジタル動画圧縮装置およびこれを用いたリアルタイム動画通信システム
JPH07170291A (ja) 送信装置
JP3304831B2 (ja) テレビ電話装置及びそのデータ圧縮多重化方法並びにそのデータ圧縮多重化制御プログラムを記録した記録媒体
JPH07170502A (ja) 受信装置
JP2000295597A (ja) メディアデータ受信および送信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040405

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040409

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060424

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees