JPH07170250A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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Publication number
JPH07170250A
JPH07170250A JP5314779A JP31477993A JPH07170250A JP H07170250 A JPH07170250 A JP H07170250A JP 5314779 A JP5314779 A JP 5314779A JP 31477993 A JP31477993 A JP 31477993A JP H07170250 A JPH07170250 A JP H07170250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
communication system
signal
identification code
wireless communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP5314779A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahisa Watanabe
孝久 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5314779A priority Critical patent/JPH07170250A/ja
Publication of JPH07170250A publication Critical patent/JPH07170250A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実用十分な秘匿性を有し、且つ回路規模を小
規模化して装置を小型且つ安価にでき、しかも混信等に
よる同期処理の誤動作をなくすこと。 【構成】 送信機1はデータにバーカ符号を付加した送
信信号をアンテナ16から送信する。受信機2は上記し
たバーカ符号が付加されたデータをアンテナ21を通し
て受信し、符号相関器25により前記バーカ符号の自己
相関値を検出して同期信号検出とし、クロック発生器2
6を起動する。これにより、遅延器13により前記符号
相関器11の動作遅れ分だけ遅延された受信データが前
記クロック発生器26のクロックに同期してデータサン
プラ28によってサンプリングされて出力される。この
時、符号相関器25は前記同期信号を検出すると、その
動作をカウンタ31が1バースト分のクロックをカウン
トするまで停止して、混信等による誤同期を防止してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータを無線にて通信す
る際の一般的な無線データ通信システムに係わり、特に
符号長が短い自己相関特性を有した識別符号を用いた場
合の同期処理構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、無線データ通信システムで
は、受信したデータの始めと終りの位置を検出するため
に、データの前後に同期用の信号を挿入する同期処理技
術が用いられている。このような同期信号の1つとして
秘匿性の高い疑似雑音信号が用いられることがあり、こ
の疑似雑音信号は鋭い自己相関特性を持つために、送信
データと区別でき、受信機側での同期を取ることができ
る。
【0003】しかし、この疑似雑音信号には255ビッ
ト以上の符号列を使用しているため、十分鋭い自己相関
特性を得ることができ、秘匿性を高くすることができる
が、信号処理時間が長くかかると共に、同期処理用の回
路が複雑且つ大規模となってしまい、装置の小形化及び
低価格化には不向きであるという欠点があった。更に、
この疑似雑音信号を同期信号として用いた場合、干渉波
との混信等により当初受信した疑似雑音信号で同期を取
ってデータを処理中に、前記干渉波による別の疑似同期
信号を受信して再び同期処理を行なってしまうことが発
生し、前記データ処理が中断して再びデータ処理を行な
う等の誤動作が生じる確率が高いという欠点があった。
従って、それ程高い秘匿性を必要としない、実用レベル
の秘匿性が要求される無線システムには上記した疑似雑
音信号を同期信号として用いるのは不利であり、上記欠
点のみが現れてしまうという不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の無
線通信システムにて、同期信号として疑似雑音信号を用
いると、十分高い秘匿性を得ることができる代わりに、
同期を取るのに時間がかかると共に同期処理回路が複雑
大規模になって装置が大型化且つ高価となってしまうと
いう欠点があると共に、混信等により同期処理に誤動作
が生じてしまう確率が高いという欠点があった。このた
め、それ程高い秘匿性を必要としない無線通信システム
には疑似雑音信号を同期信号として用いるのは適切でな
いという問題点があった。
【0005】そこで本発明は上記の欠点を除去し、実用
十分な秘匿性を有し、且つ同期処理時間を短縮化すると
共に同期処理回路を小規模化して装置を小型且つ安価に
でき、しかも混信等による同期処理の誤動作をなくした
無線通信システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は送信機からデー
タにバーカ符号列を付加して送信信号とし、受信機は受
信したバーカ符号列の自己相関値を検出して受信データ
の同期をとる無線通信システムにおいて、前記受信機に
て前記バーカ符号列の自己相関値を検出すると、前記識
別用符号列の自己相関をとる回路の動作を所定時間停止
する構成を有し、且つ前記バーカ符号列の長さを13符
号のものを用いた構成とする。
【0007】
【作用】本発明の無線通信システムにおいて、識別用符
号列として13符号のバーカ符号列を用いたため、前記
バーカ符号列の自己相関をとる同期処理回路の回路記号
を小さくできるため、受信機を小型且つ安価にすること
ができる。又、受信機にて自己相関値を検出してから一
定時間上記した同期処理回路の動作を停止するため、混
信等により一旦同期がかかっているにも係わらず、直ぐ
に他の同期信号にて再度同期がかかってしまうというよ
うな誤動作を防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の無線通信システムの一実施例を
示したブロック図である。1は送信機で、2は受信機で
ある。送信機1は搬送波を発生する搬送波発振器11、
送信用のデータを発生するデータ発生器12、データに
バーカ符号列を付加する識別用符号付加器13、搬送波
をデータで変調するミキサ14、ミキサ14から出力さ
れる変調波を増幅する増幅器15、信号を外界に放射す
る送信用アンテナ16を有している。受信機2は送信機
からの電波を受信する受信用アンテナ21、受信信号を
増幅する増幅器22、受信信号を中間周波に変換する周
波数変換部23、中間周波に変換された受信信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器24、受信した信号か
ら同期信号を検出する符号相関器25、受信したデータ
をサンプルするためのクロックを発生するクロック発生
器26、受信したデジタル信号を所定時間遅延する遅延
器27、受信信号をクロックに従ってサンプリングする
データサンプラ28、符号相関器25に同期信号を識別
するための識別用符号(バーカ符号列)を供給する識別
用符号発生器29、周波数変換部23に中間周波変換用
の信号を供給する発振器30、符号相関器25を動作停
止状態にする期間をカウントするカウンタ31を有して
いる。
【0009】次に本実施例の動作について説明する。送
信機1のデータ発生器12は送信すべきデータを発生し
て識別用符号付加器13に送る。識別用符号付加器13
は入力されるデータの冒頭に同期信号である13ビット
のバーカ符号列を付加してこれらデータをミキサ14に
送る。ミキサ14では搬送波発振器11から入力される
搬送波を前記識別用符号付加器13から入力される送信
データで変調し、得られた変調信号が増幅器15により
増幅されて、送信用アンテナ16に出力される。これに
より、送信用アンテナ16から送信波が受信機2側に送
信される。
【0010】受信機2の受信用アンテナ21は上記した
送信波を受信し、得られた受信信号(高周波)を増幅器
22に送るため、増幅器22は前記受信信号を増幅して
周波数変換部23に出力する。周波数変換部23は発信
器30から供給される中間周波変換用信号と前記入力受
信信号と混合して、この受信信号を中間周波に周波数変
換した後、A/D変換器24に出力する。A/D変換器
24は入力された受信信号をデジタル信号に変換した
後、これを符号相関器25と遅延器27に出力する。符
号相関器25は入力されたデジタル受信信号と識別用符
号発生器29から供給される識別用符号列とを乗算し、
得られた乗算結果が所定レベル(例えば10dB)以上
の場合同期信号を検出したと判定して、クロック発生器
29を起動する信号を出力する。
【0011】これにより、クロック発生器26が動作し
てクロックをデータサンプラ28及びカウンタ31に出
力する。一方、遅延器27はA/D変換器24から出力
されるデジタル受信信号を所定時間(符号相関器25で
の信号遅延時間)遅延した後、データサンプラ28に出
力する。データサンプラ28は入力される受信信号をク
ロック発生器26から出力されるクロックに従ってサン
プリングし、得られたデータを次段に出力する。ところ
で、符号相関器25は同期信号を検出すると、その検出
信号によってその動作を停止する。又、カウンタ31は
クロック発生器26から出力されるクロックを所定量カ
ウントすると、符号相関器25を動作させる信号を出力
して、符号相関器25を再び動作状態にする。
【0012】図2は図1に示した符号相関器の詳細例を
示した図である。受信データはスイッチ257を通し
て、シフトレジスタ251に入力され、識別用符号発生
器29から供給される識別符号列はシフトレジスタ25
2に入力される。シフトレジスタ251、252に入力
された信号の各ビットは、乗算器253で乗算され、そ
れぞれの乗算結果が加算器254により加算されて、比
較器255の+端子に入力される。この比較器255の
−端子には閾値に対応する基準電圧256が印加されて
いる。従って、加算器254から出力される加算結果が
前記閾値を越えると、比較器255の出力がハイレベル
に反転し、これが同期信号の検出信号になる。この検出
信号がスイッチ257の制御端子に入力されると、スイ
ッチ257がオフになり、以降、シフトレジスタ251
に新たな受信データが入力されないようにして、この符
号相関器25の動作を停止する。カウンタ31は上記し
た検出信号が出力されて、所定時間(例えばバースト期
間)経つと、スイッチ257をオンにする信号を出力し
て、符号相関器25の動作を再開させる。尚、入力され
る識別符号が13ビットと短いため、シフトレジスタ2
51、252等は13ビットのもので済み、従って加算
器の数も13個で済むため、符号相関器25の回路規模
は小さくなる。
【0013】図3は上記した符号相関器25により自己
相関が取られるバーカ符号の相関器特性図であり、13
ビットのバーカ符号では22dB程の鋭い相関値特性を
得ることができ、実用上十分な自己相関特性を有してい
るといえる。
【0014】図4(A)はA/D変換器24から出力さ
れる識別用符号(バーカ符号列)とデータであり、図4
(C)は図中T0で同期が取れた時にクロック発生器2
6からデータサンプラ28に出力されるクロックを示し
ている。又、図4(B)は遅延器27から出力される遅
延した識別用符号とデータを示し、本例ではデータサン
プラ28により識別用符号を含んだデータが前記同期を
得た時点(T0)からサンプリングされて出力されるこ
とを示している。尚、識別用符号をサンプリングしたく
ない場合は遅延器27の遅延時間を調整すれば、同期が
かかった時点で丁度データの先頭がデータサンプラ28
に入力するようにすればよい。
【0015】本実施例によれば、同期をとるための識別
用符号として13ビットの符号長が短いバーカ符号を用
いることにより、符号相関値を20dB以上の十分鋭い
自己相関特性を得ることができ、実用十分な秘匿性を得
ることができる。しかも、上記のように符号列が13ビ
ットと短いため、同期処理を短時間に行うことができる
と共に符号相関器25等の自己相関を取る同期処理系等
を小規模化でき、送信機及び受信機を小型且つ安価にす
ることができる。又、符号相関器25は一旦同期信号を
検出すると、所定時間(受信信号の1バースト期間)そ
の動作が停止されるため、1度同期がかかった後、干渉
波等の疑似信号によって再び同期がかかることが防止で
き、混信等による同期処理の誤動作を防止することがで
き、装置の信頼性を向上させることができる。尚、図1
に示した符号相関器25の停止時間を決めるカウンタ3
1のカウント値はマニュアル等で任意の値に設定可能と
することもでき、或いは送信機1側からの制御信号によ
ってカウンタ31のカウント値を任意の値に設定する構
成として、最も誤動作がない動作停止時間を選択できる
ようにすることもできる。
【0016】
【発明の効果】以上記述した如く本発明によれば、実用
十分な秘匿性を有し、且つ同期処理時間を短縮化すると
共に同期処理回路を小規模化して装置を小型且つ安価に
でき、しかも混信等による同期処理の誤動作をなくすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信システムの一実施例を示した
ブロック図。
【図2】図1に示した符号相関器の詳細例を示したブロ
ック図。
【図3】図1に示した受信機により受信されるバーカ符
号列の符号相関値特性例を示した図。
【図4】図1に示した受信機で受信される受信信号とサ
ンプリングされる信号及びサンプリングクロックとの関
係を示したタイミングチャート。
【符号の説明】
1…送信機 2…受信機 11…搬送波発振器 12…データ発生
器 13…識別用符号付加器 14…ミキサ 15…増幅器 16…送信用アン
テナ 21…受信用アンテナ 22…増幅器 23…周波数変換部 24…A/D変換
器 25…符号相関器 26…クロック発
生器 27…遅延器 28…データサン
プラ 29…識別用符号発生器 30…発振器 31…カウンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機はデータに識別用符号列を付加し
    て送信信号とし、受信機は受信した前記識別用符号列の
    自己相関値を検出して受信データの同期をとる無線通信
    システムにおいて、前記受信機にて前記識別用符号列の
    自己相関値を検出すると、前記識別用符号列の自己相関
    を取る同期処理回路の動作を所定時間停止することを特
    徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記所定時間を受信信号の1バースト期
    間としたことを特徴とする請求項1記載の無線通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記所定時間を任意に設定可能としたこ
    とを特徴とした請求項1記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 送信機からデータに識別用符号列を付加
    して送信信号とし、受信機は受信した前記識別用符号列
    の自己相関値を検出して受信データの同期をとる無線通
    信システムにおいて、前記識別用符号列としてバーカ符
    号を用いたことを特徴とする無線通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の無線システムにおいて、
    識別用符号列としてバーカ符号列を用いたことを特徴と
    する無線通信システム。
  6. 【請求項6】 前記バーカ符号列の長さを13符号前後
    とすることを特徴とした請求項4又は5記載の無線通信
    システム。
JP5314779A 1993-12-15 1993-12-15 無線通信システム Pending JPH07170250A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5314779A JPH07170250A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 無線通信システム

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JPH07170250A true JPH07170250A (ja) 1995-07-04

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JP5314779A Pending JPH07170250A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 無線通信システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021106