JPH0716717Y2 - 油圧ジャッキ - Google Patents

油圧ジャッキ

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JPH0716717Y2
JPH0716717Y2 JP119389U JP119389U JPH0716717Y2 JP H0716717 Y2 JPH0716717 Y2 JP H0716717Y2 JP 119389 U JP119389 U JP 119389U JP 119389 U JP119389 U JP 119389U JP H0716717 Y2 JPH0716717 Y2 JP H0716717Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
piston rod
tail cover
hydraulic jack
grooved drum
inner hole
Prior art date
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JP119389U
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English (en)
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JPH0294900U (ja
Inventor
義明 池内
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、油圧ジャッキに関し、特にストローク検出装
置を内蔵した油圧ジャッキに関する。
[従来の技術] 例えば地中連続壁工事に使用する掘削機やシールド工事
の掘進機には、姿勢制御や推進用に油圧ジャッキが多く
用いられている。これらの油圧ジャッキは、機械外周部
に取付けられることが多く、機械が稼動中は安定液中や
土中にあり、そのストロークを直接スケール等で目視・
計測することはできない。また、前述のように苛酷な悪
条件下で使用されるため、これらの油圧ジャッキは丈夫
でコンパクトなものが要求される。
[考案が解決しようとする課題] 従来、シールドジャッキと呼ばれるストローク検出装置
内蔵型の油圧ジャッキは第8図に示すように、ピストン
ロッド22の中心部に、検出ストローク長に見合う長さの
検出ロッド24を挿入するロッド設置孔23を設けている。
そして、この設置孔23に設けたスクリューナット25に検
出ロッド24を螺合し、ピストンロッド22の移動によって
回転した検出ロッド24の回転数を気密室Eに設けた回転
数検出手段(例えばロータリエンコーダ、磁石スケール
等)26で検出してストローク長を検出するようにしてい
る。
このようにピストンロッド22の設置孔23に検出ロッド24
を挿入する構造では、ストローク長が大きくなると、検
出ロッド24の挿入・設置は非常に困難となり、また、多
段式ジャッキには実施できない。
本考案は、検出ストローク長の長短の制約を受けず、多
段式ジャッキにも実施できる検出装置を内蔵じた油圧ジ
ャッキを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、ストローク検出装置を内蔵した油圧ジ
ャッキにおいて、シリンダ内に摺動自在に設けられたピ
ストンロッドの内端部に内孔が設けられ、前記シリンダ
はテールカバーで油室が画成されており、テールカバー
のピストンロッド側には前記内孔に収納される溝付きド
ラムが設けられ、その溝付きドラムには一端がピストン
ロッドの内孔に連結されたワイヤロープが巻回され、前
記溝付きドラムの回転数を検出する回転数検出手段がテ
ールカバーの外側の反ピストンロッド側に設けられてい
る。
[作用] 上記のように構成された油圧ジャッキにおいては、ピス
トンロッドが伸び出すと、ワイヤロープに引張られて溝
付きドラムが回転する。
このドラムの回転は回転伝達用ロッドを介し、または直
接に回転数検出手段に伝達され、該手段により回転数が
電気信号に変換されてキャブタイヤケーブルを介しスト
ローク表示器に伝達され、該表示器で変換されてデジタ
ル表示される。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図において、第1のシリンダ1の内部には第2のシ
リンダ2が摺動自在に設けられ、その第2のシリンダ2
の内部には、第3のシリンダ3が摺動自在に設けられ、
この第3のシリンダ3の内部には、ピストンロッド4が
摺動自在に設けられている。そして、ヘッドカバー1a、
1b、1cとテールカバー7とでそれぞれ油室A、B、C及
びDが画成され、油室Aと油室B〜Dとはそれぞれ図示
しない油孔を介してオイルポンプ又はオイルタンクに選
択的に接続されるようになっている。
前記ピストンロッド4の外端部には、ピストンへッド5
が設けられ、内端部には内孔6が形成されている。
他方、テールカバー7の開口部には、気密室カバー8が
設けられ、これらカバー7、8により気密室Eが画成さ
れ、気密室カバー8には貫通金物19が設けられている。
テールカバー7のピストンロッド4側には、ピストンロ
ッド4の内孔6に収まるように溝付きドラム10が設けら
れている。
第2図において、その溝付きドラム10は、テールカバー
7にドラム金具11、11を介して軸直に回転自在に支持さ
れた回転軸12に固設されており、溝付きドラム10には、
一端が内孔6の底壁に連結されたワイヤロープ9が巻回
され、ロープ9の他端はドラム10に固着されている。
前記回転軸12の一端には、ベベルギヤ13が固設され、そ
のベベルギヤ13に噛合うベベルギヤ14は伝達ロッド15に
固設されている。
その伝達ロッド15はテールカバー7を貫通して気密室E
側に突出され、その突出された端部には、それぞれ気密
室Eに図示されない手段で固設された回転数検出器(例
えばロータリエンコーダ、磁石スケール、ポテンショメ
ータ等)16及び巻き戻し用のモータ17が設けられてい
る。
これら検出器16、モータ17とには、それぞれキャブタイ
ヤケーブル18a、18bが接続され、それらケーブル18a、1
8bは貫通金物19を介して外部に取出され、それぞれ図示
しないストローク表示器、電源に接続されている。
ジャッキの伸長に際し、油孔を介して油室Aに送油する
と、ピストンロッド4が鎖線で示す原位置から伸び出
す。すると、ピストンロッド4に連結されたワイヤロー
プ9が引張られ、溝付きドラム10が回転する。このドラ
ム10の回転は、ベベルギヤ13、14とロッド15とを介して
回転数検出器16に伝達される。その回転数検出器16にお
いて回転数が電気信号に変換され、キャブタイヤケーブ
ル18aを介してストローク表示器に伝達される。そし
て、その表示器において電気信号はストローク量に変換
され、デジタル表示される。ジャッキの収縮に際し、油
孔を介して油室B〜Cをオイルポンプに接続し、油室A
をオイルタンクに接続して送排油すると、ピストンロッ
ド4が収縮する。このピストンロッド4の収縮と共に、
モータ17の作動によりワイヤロープ9は緩むことなく溝
付きドラム10に巻き戻される。
第3図は本考案の別の実施例を示し、溝付きドラム10の
回転軸12aを段部が形成されたテールカバー7aに貫通さ
せて気密室E側に突出し、その端部に直接回転数検出器
16を設けた例である。
第4図ないし第7図も本考案の別の実施例を示し、溝付
きドラム10aの内部に気密室E1を画成し、その気密室E1
内の回転軸12に回転数検出器を設け、回転軸12とドラム
10aの内壁との間に、巻き戻し用のつる巻きばね20を介
装し、テールカバー7bの外側に第1図における気密室E
を省き、全長を短縮した例である。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、ワ
イヤロープと溝付きドラムとでストローク量をストロー
ク長の長短に制約されず検出することができ、多段式ジ
ャッキにも好適に実施することができる。
また、ピストンロッドの後部に中央孔を穿設し、テール
カバーに溝付きドラムを設け、従来のジャッキを容易に
改造して実施することができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す側断面図、第2図は
第1図の要部を示す拡大図、第3図は本考案の第2実施
例を示す第2図に相当する図面、第4図ないし第7図は
本考案の第3実施例を示し、第4図は側断面図、第5図
は第4図の要部を示す拡大図、第6図及び第7図はそれ
ぞれ第5図のA−A線及びB−B線矢視断面図、第8図
は従来の油圧ジャッキの一例を示す側断面図である。 1……第1のシリンダ、4……ピストンロッド、6……
ピストンロッドの内孔、7、7a、7b……テールカバー、
9……ワイヤロープ、10、10a……溝付きドラム、12、1
2a……回転軸、16……回転数検出器、17……モータ、20
……つる巻きばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストローク検出装置を内蔵した油圧ジャッ
    キにおいて、シリンダ内に摺動自在に設けられたピスト
    ンロッドの内端部に内孔が設けられ、前記シリンダはテ
    ールカバーで油室が画成されており、テールカバーのピ
    ストンロッド側には前記内孔に収納される溝付きドラム
    が設けられ、その溝付きドラムには一端がピストンロッ
    ドの内孔に連結されたワイヤロープが巻回され、前記溝
    付きドラムの回転数を検出する回転数検出手段がテール
    カバーの外側の反ピストンロッド側に設けられているこ
    とを特徴とする油圧ジャッキ。
JP119389U 1989-01-11 1989-01-11 油圧ジャッキ Expired - Lifetime JPH0716717Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP119389U JPH0716717Y2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11 油圧ジャッキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP119389U JPH0716717Y2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11 油圧ジャッキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0294900U JPH0294900U (ja) 1990-07-27
JPH0716717Y2 true JPH0716717Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=31200871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP119389U Expired - Lifetime JPH0716717Y2 (ja) 1989-01-11 1989-01-11 油圧ジャッキ

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JPH0294900U (ja) 1990-07-27

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