JPH0716475Y2 - 筆記具用キャップ - Google Patents

筆記具用キャップ

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JPH0716475Y2
JPH0716475Y2 JP10025490U JP10025490U JPH0716475Y2 JP H0716475 Y2 JPH0716475 Y2 JP H0716475Y2 JP 10025490 U JP10025490 U JP 10025490U JP 10025490 U JP10025490 U JP 10025490U JP H0716475 Y2 JPH0716475 Y2 JP H0716475Y2
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clip
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JP10025490U
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JPH0458384U (ja
Inventor
勝二 大下
Original Assignee
セーラー万年筆株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、誤って咽喉に詰まっても安全な筆記具用キャ
ップに関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
筆記具用のキャップは、筆記時などにおいては筆記具本
体から分離されるが、その大きさが幼児用の「おしゃぶ
り」とほゞ同じであるので、幼児が口に入れることがあ
る。そして、もし万一誤って飲込み、咽喉に詰まると、
キャップが有底筒状であって通気性がないので呼吸がで
きず、窒息死にいたる危険性がある。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、万一誤って咽喉に詰まっても安全な筆
記具用キャップを提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の構成とその作用〕
本考案の構成は、有底筒状のキャップ本体(1)にクリ
ップ(2)が合成樹脂で一体に成形された筆記具用キャ
ップにおいて、キャップ本体(1)とクリップ(2)の
連結部分は、キャップ本体(1)の尾端部(1a)まで連
続する軸線方向の溝(31)がクリップ(2)の表面に形
成された凹部(3)と、キャップ本体(1)とクリップ
(2)を連結片(41)で連結したT字部(4)と、凹部
(3)とT字部(4)が重複する通気部(5)からな
り、溝(31)の巾が連結片(41)の厚さより大きくて通
気部(5)にクリップ(2)の表裏に連通する通気開口
(51)が形成されたことを特徴とする。
すなわち、キャップ本体とクリップの連結部分にクリッ
プの表裏に連通する通気開口が形成され、かつこの通気
開口と連続する凹部の溝がキャップ本体の尾端部まで形
成されているので、誤って咽喉に詰まったとき、キャッ
プ本体が有底筒状であっても、キャップ本体とクリップ
裏面の間の空間→通気開口→凹部の溝を通して呼吸する
ことができる。
〔実施例〕
以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体的に説明
する。
図面に示すキャップは、例えば事務用ボールペンなどに
使用されるものであり、有底筒状のキャップ本体1にク
リップ2が合成樹脂で一体に成形されている。そして、
キャップ本体1とクリップ2の連結部分は、第1図に示
すように、キャップ本体1の中腹部から尾端部1aに及ん
でいる。ここで、連結部分は、尾端部1a側の凹部3と合
口部1b寄りのT字部4および凹部3とT字部4が重複す
る通気部5からなる。
凹部3は、その表面に軸線方向の溝31が尾端部1aまで形
成されており、断面形状は、第2図に示すように、凹状
をしている。一方、T字部4は、キャップ本体1の表面
とクリップ2の裏面を板状の連結片41で連結したもので
あり、断面形状は、第4図に示すように、T字状をして
いる。そして、前述のとおり、凹部3とT字部4が重複
する部分が通気部5であるが、凹部3の溝31の巾がT字
部4の連結片41の厚さより大きくなっている。従って、
第3図と第5図に示すように、連結片41が溝31に露出し
ており、この露出した連結片41の両側がクリップ2の表
裏を連通する通気開口51である。つまり、キャップ本体
1の表面とクリップ2の裏面との空間は通気開口51を介
して尾端部1aまで伸びる溝31と連通している。
従って、かかる構成のキャップを誤って咽喉に詰めて
も、キャップ本体1の表面とクリップ2の裏面との空
間、通気開口51および尾端側1aまで伸びる溝31を通して
呼吸することができ、最悪の事態を回避することができ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の筆記具用キャップは、キ
ャップ本体とクリップの連結部分にクリップの表裏に連
通する通気開口を形成し、かつこの通気開口と連続する
凹部の溝をキャップ本体の尾端部まで形成したので、誤
って咽喉に詰まっても呼吸することが可能であり、安全
な筆記具用キャップとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図、第3図、第4
図はそれぞれ第1図のII-II線、III-III線、IV-IV線に
おける断面図、第5図は正面図である。 1……キャップ本体、1a……尾端部、1b……合口部 2……クリップ、3……凹部、31……溝 4……T字部、41……連結片、5……通気部 51……通気開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底筒状のキャップ本体(1)にクリップ
    (2)が合成樹脂で一体に成形された筆記具用キャップ
    において、 キャップ本体(1)とクリップ(2)の連結部分は、キ
    ャップ本体(1)の尾端部(1a)まで連続する軸線方向
    の溝(31)がクリップ(2)の表面に形成された凹部
    (3)と、キャップ本体(1)とクリップ(2)を連結
    片(41)で連結したT字部(4)と、凹部(3)とT字
    部(4)が重複する通気部(5)からなり、 溝(31)の巾が連結片(41)の厚さより大きくて通気部
    (5)にクリップ(2)の表裏に連通する通気開口(5
    1)が形成されたことを特徴とする筆記具用キャップ。
JP10025490U 1990-09-27 1990-09-27 筆記具用キャップ Expired - Lifetime JPH0716475Y2 (ja)

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JPH0458384U JPH0458384U (ja) 1992-05-19
JPH0716475Y2 true JPH0716475Y2 (ja) 1995-04-19

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