JPH07154399A - ネットワークにおけるウィンドゥとレートの適用制御方法 - Google Patents

ネットワークにおけるウィンドゥとレートの適用制御方法

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JPH07154399A JP23860494A JP23860494A JPH07154399A JP H07154399 A JPH07154399 A JP H07154399A JP 23860494 A JP23860494 A JP 23860494A JP 23860494 A JP23860494 A JP 23860494A JP H07154399 A JPH07154399 A JP H07154399A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】端末間の伝搬遅延が、比較的大きいネットワー
クに特に適したウィンドゥとレートを、適用型に制御す
る方法を提供することである。 【構成】 波付きK(以下とする)個のデータパケッ
トを有するのサイズのウィンドゥを有するものにおい
て、前記ウィンドゥののサイズを制御する方法におい
て、(A)前記ノードから、前記ネットワーク内の前記
データソースに接続されるポイントに、タイムスロット
の間、前記ネットワークの輻輳を指示するフィードバッ
ク信号を送信するステップと、(B)前記フィードバッ
ク信号と、ダンピング定数に基づいてサイズKの理想的
ウィンドゥを、前記ポイントで決定するステップと、
(C)前記理想的ウィンドゥに基づいて、前記のサイ
ズの前記ウィンドゥを制御するウィンドゥサイズ制御信
号を生成するステップとからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データネットワークの
輻輳を制御する方法に関する。特に、ウィンドゥサイズ
とデータネットワーク上のデータの受け入れレートを適
用しながら制御する方法に関する。
【0002】
【従来技術の説明】様々な伝送媒体(光ファイバ)を介
して、デジタル形式で広い領域に渡ってテキスト、音
声、ビデオ等の情報を高速で転送する信頼性のあるデー
タネットワークを使用することにより、ネットワークサ
ービス、および、ネットワーク構成/インフラの設計に
大きな変化をもたらしている。様々な特性、および、バ
ンド幅の要件が必要な多くの新たなサービスが、現在考
えられている。このようなデータネットワークの代表例
が、ブロードバンドISDN(B−ISDN)である。
このB−ISDNは、双方向、および、放送用のオーデ
ィオ、ビデオ、および、データ通信のような様々な応用
分野を支えている。このB−ISDNの主要な転送モー
ドは、非同期転送モード(ATM)である。このATM
は、高バンド幅、低遅延のパケット交換器、および、多
重化技術である。これについては、“IEEEComm. Mag.”
(1989年9月)の“Broadband ISDN and Asynchron
ous Transfer Mode”(S.E.Minzer著)の17〜24ペ
ージを参照のこと。
【0003】図1のAは、高速ネットワーク100を表
し、このネットワークは、ブロードバンド幅のデータリ
ンク108−jにより接続された交換ノード106−i
を有する。この高速ネットワーク100への入力は、ユ
ーザ101−k、k=1,2,...,NSから発せら
れる。これらの入力は、いかなる形式でもよいが、ユー
ザの端末で固定長のパケット、すなわち、セル(以下、
パケットとセルは同義語として用いる)にフォーマット
化されて、他のユーザ端末へ、あるいは、ゲートウェイ
へ、あるいは、ネットワーク間ノード110に送信され
る。このネットワーク間ノードは、他のネットワーク
に、ネットワーク間リンク112を介して接続される。
ユーザ101−kからのデータ入力が、適切な形でない
ときには、交換ノード106−iは、この入力データを
適当な形にフォーマット化する。ユーザ101−kの間
の通信(すなわち、ユーザ端末と非ネットワーク位置、
例えば、リンク112を介して)は、従来公知の仮想回
路を介して行われる。
【0004】この「ウィンドゥ」を各仮想回路と関連づ
けると、この「ウィンドゥ」は、仮想回路を介して転送
されるセルの総数を意味する。あるネットワークにおい
ては、多数のセルが、発信ノード106−1と着信ノー
ド106−2との間で転送される。この転送中のセル
は、ノード106を介して送信され、すなわち、この転
送中のセルは、仮想回路のパスに沿ってあるノードで一
時的に待機する。かくして、このウィンドゥサイズは、
パケット、すなわち、セルの数であるKにより、識別さ
れる。その際、ウィンドゥサイズは極めて大きい。
【0005】ある種のネットワークは、仮想回路の着信
ノードから発信ノードに受領通知信号を送信して、パケ
ットがエラーフリーで受信されたことを通知する。この
ような受領通知信号を用いて、ウィンドゥを前進させ
て、それにより、新たなセル(パケット)を仮想回路内
に受け入れる。逆に、輻輳が下流ノードからのフィード
バック信号により示唆されると、すなわち、エラーが検
知されてネットワーク内のリンク間の再転送が必要とさ
れる場合には、ウィンドゥは縮小する、すなわち、静止
する。このようなエラー、すなわち、輻輳に直面したと
きに、このような「フロー制御」の様々な試みは公知で
ある。
【0006】前述の待機は、仮想回路に沿った各ノード
に配置したバッファメモリを用いて行うことができる。
このようなバッファメモリは、共有することができ、い
わゆる先着順サービス(first-come-first-service:F
CFS)、あるいは、ラウンドロビン(重み付きラウン
ドロビン)(weighted round-robin:WRR)のような
サービスを用いる。このようなランドロビンを用いた場
合には、仮想回路ごとのベースでバッファメモリが提供
される。これらのサービス原理は、何れにしても、利用
可能なノード出力キャパシティ(トランクバンド幅)を
割り当てて、各仮想回路に対し、競合するサービス要件
を満たすようにしている。時に便利な方法としては、デ
ータソースの性質に基づいて、利用可能なバンド幅を割
り当てることである。例えば、比較的短くてバースト的
な入力に対しては、ある種のサービスを割り当て、大き
なファイルを転送するような仮想回路には、別の種類の
サービスを割り当てることである。高速ネットワークに
おいては、大量のデータ流れは、バッファリング割当、
および、非常に高速で行われる制御機能が必要となる。
それ故に、これらの機能を複雑さが最小になるように実
行することが重要である。
【0007】ある種のデータサービスは、合意ベースの
サービスに基づいている。例えば、サービス提供者とユ
ーザとは、各仮想回路VC(virtual circuit)は、合
意(約束)した情報レート(Committed Information Ra
te:CIR)を有するように合意してもよい。このよう
な場合、仮想回路を介してデータの送信を始めようとす
るユーザは、少なくともその合意情報レートをすぐに受
信する。様々な技術が、サービスの競合する要求を輻輳
が最小になるような方法で処理し、合意した情報速度内
で転送されるデータの喪失を回避するように開発されて
いる。これについては、米国特許第4,769,810
号と第4,769,811号を参照のこと。また、輻輳
制御は、米国特許第5,014,265号とTanenbaum
著“Computer Networks”第2刷(1988年Prentice
Hall社刊)の223〜239ページ、287〜288ペ
ージ、309〜322ページを参照のこと。
【0008】受け入れ制御装置を用いて、各ノードにお
ける仮想回路の総数を制限し、全バンド幅に認められた
仮想回路に対する合意情報レートの和をモニタするのが
よい。これに関しては、“Ed. Final Report of the Co
st 224 Project, Commissionof the European Communit
ies”(1992年)の“Performance Evaluation and
Design of Multisecrvice Networks”J. W. Roberts
著、または、“IEEE J.Selected Areas Comm.”(19
91年)第9巻の968〜981ページの“Equivalent
Capacity and Its Application to Bandwidth Allocat
ion in High-Speed Networks”R. GuerinとH. Ahmadiと
M.Naghshinehの共著、または、“IEEE INFACO
M’93”(1993年)の256〜264ページの
“Effective Bandwidth of General Markovian Traffic
Souces and Admission Control of High Speed Networ
ks”A.ElawlidとD.Mitraの共著を参照のこと。好ましい
ことは、必要な総数が、その合意情報レートを超えてい
る場合でも(ただし、一時期に全ての仮想回路に対する
契約条件を満足させながら行われるとして)、ネットワ
ーク制御は、いかなる仮想回路にも「要求されているバ
ンド幅」を提供できなければならないことである。
【0009】公平さがフィードバックベースの輻輳制御
の最終目的である。このような公平さとは、いくつかの
側面を有する。その第1は、仮想回路は、必要なときい
つでも、少なくともその合意情報レートで受信できなけ
ればならない。このことは、仮想回路が、停止状態から
立ち上がったときに、このネットワークは、それに直ち
に応答しなければならない。第2の側面としては、仮想
回路は、その合意情報レートを超えたバンド幅を要求す
ることが通常ある、ということである。さらに、多くの
情報源にバースト的性質があると、極めて一般的には、
そのネットワークは、稼働中の仮想回路の合意情報レー
トの和を超えたバンド幅を有することである。このよう
な余分なバンド幅は、合理的な方法、例えば、その合意
情報レートに比例して、要求中の仮想回路に割り当てら
れるのが好ましい。最後の側面としては、このような公
平さは、長期に渡るのみならず、短期間でも維持されな
ければならないことである。「最大努力」サービスで
は、ネットワークは、バンド幅を公平に利用可能にしよ
うとするものであるが、合意情報レートが0にセットさ
れるような、特別なケースである。
【0010】フィードバックを用いて、新たなデータを
ネットワークに受け入れるレートとウィンドゥサイズと
を調整して、効率的で、公平な方法により、バンド幅に
対する要求に応答することができる。このレートとウィ
ンドゥサイズとは、いくつかの観点から、関連性があ
る。ウィンドゥをベースにした制御においては、自然の
レートがスループットで単位時間あたりのパケットで測
定される。広領域の高速ネットワークにおいては、この
スループットは、実際の動作条件の広範囲に渡って、往
復(round-trip)の伝搬遅延あたりのウィンドゥサイズ
(パケット)に密接に関係している。この単純な関係
は、この2つの量の間を関連づけるものであり、フィー
ドバックに基づいた適用レートの方法は、適用するウィ
ンドゥの方法に1対1に応答するものである。
【0011】効率的なバンド幅の利用可能性、および、
ユーザ間の公平さを確保するために、これらの高速広領
域のネットワークのトラフィック管理と輻輳制御は、新
たな展開を迎えている。ネットワークトラフィックの管
理と輻輳制御の有効性を評価するある種の基本問題、す
なわち、条件には以下のものがある。(1)バンド幅を
争奪する仮想回路間の短期、および、長期の挙動の公平
さ(2)遅延フィードバックにより起因するネットワー
ク挙動の大きな振幅発信の影響(3)転送挙動、すなわ
ち、動的環境下における応答性の質(4)異なる仮想回
路にバンド幅を任意に割り当てる能力が必要とされる
(5)長距離パスの仮想回路に差別的であったネットワ
ークの様々な伝搬遅延を処理する(6)ネットワークか
らユーザに保証した契約条件を満足させる(7)パラメ
ータ値に対するネットワーク性能の感受性の観点から、
デザインプロセスの頑強さ、以上がある。これらに関し
ては、“Proc, ACM SIGCOMM”(1988
年)の303〜313ページの“A Binary Feedback Sc
heme for Congestion Avoidance in Computer Networks
with a Connectionless Network Layer”K. K. Ramakri
shnanとR. Jainの共著、または、“Proc. ACM SI
GCOMM”(1988年)の314〜329ページの
“Congestion Avoidance and Control”V. Jacobson
著、を参照のこと。
【0012】ネットワーク上のトラフィックは、様々な
方法で制御することができる。例えば、新たなデータの
ネットワークへの受け入れを制御したり、ウィンドゥサ
イズを制御したりすることである。これに関しては、
“IEEE Comm. Mag.”(1991年10月)の46〜5
3ページの“Developing a Cohesive Traffic Manageme
nt Strategy for ATM Networks”I. W. HabibとT. N. S
aadawiの共著、および、“IEEE Comm. Mag.”(199
1年9月)の64〜70ページの“Controlling Conges
tion in B-ISDN/ATM:Issues and Strategies”A. E. Ec
kbergとB. T. DoshiとR. Zoccolilloの共著、および、
“IEEE Comm. Mag.”(1991年9月)の50〜56
ページの“Variable-Bit-Rate Traffic Control in B-I
SDN”J. W. Roberts著、および、“IEEE Network Ma
g.”(1991年7月)の10〜16ページの“Conges
tion Control and Prevention in ATM Networks”D. Ho
ngとT. Sudaの共著、を参照のこと。しかし、どのよう
なトラフィック管理、および、輻輳制御のシステムも、
ネットワークの物理的な制限に合わなければならない。
特に、伝送遅延(ネットワークによりサービスされる物
理的条件)に合わなければならない。特に、伝搬遅延
(ネットワークによりサービスされる物理的領域と、こ
のネットワークを伝搬する信号の有限速度の結果とし
て)、高伝送速度(短時間でたくさんの情報を伝送しよ
うとする結果)とは、一体となって、大きな遅延バンド
幅を生み出す。この大きな遅延バンド幅は、ネットワー
クの制御に対し、トラフィックの調整を難しくする。そ
の理由は、(1)いつでも大量のデータがネットワーク
上にある(ネットワークのブロードバンド幅により)
(2)ネットワークの輻輳状態を示すフィードバック信
号は、ネットワークトラフィックを制御するメカニズム
に即座には到達しない(すなわち、伝搬遅延がある)
(3)このフィードバック信号が到達するまでに、さら
に、データが送信状態になってしまうからである。かく
して、ネットワークの状態を表す調整情報は、時代遅れ
となり、この調整情報により行われる制御は、ネットワ
ークの調整には不適当なものとなる。このような不適切
な調整は、ネットワーク上の大量のデータの喪失とな
り、高価で時間のかかる再転送を必要とする。さらに、
このような不適切な調整によるトラフィック制御は、ト
ラフィックフローで好ましくない発振を引き起こす。
【0013】ネットワークトラフィックの管理用の既存
のアルゴリズムは、パケットごとの適用化と正確な算術
的フィードバック、および、絶対的フィードバックに基
づいている。これに関しては、“Proc. ACM SIGCOMM”
(1990年)の30〜40ページの“Dynamic Adapti
ve Windows for High Speed Data Networks:Theory and
Simulations”D. MitraとJ. B. seeryの共著、およ
び、“Computer Networksand ISDN Systems”第25巻
(1993年)の663〜679ページの“Dynamic Ad
aptive Windows for High Spped Data Networks with M
ultiple Paths andPropagation Delays”D. MitraとJ.
B. Seeryの共著、および、“Proc. ACM SIGCOMM”(1
991年)の159〜169ページの“Analysis of Dy
namic Congestion Control Protocols - A Fokker - Pl
anck Approximation”A. MukherjeeとJ. C. Strikwerda
の共著、および、“Performance Evaluation”第16巻
(1992年)の67〜84ページの“Analysis of Ra
te-Based Feedback ControlStrategy for Long Haul Da
ta Transport”K. W. FendickとM. A. RodriguesとA. W
eissの共著、を参照のこと。
【0014】しかし、他の方法を探索する必要性が出て
きた。それは、B−ISDN用の非同期転送モード(A
TM)の交換フォーマットのような、前進方向と後退方
向の明白な輻輳表示に対する単一ビットの利用可能性で
ある。この応答時間をベースにしたアルゴリズムは、1
ビットのフィードバックにより修正されて、先着順サー
ビス原理を用いて展開されるが、仮想回路間のバンド幅
割当の公平さの観点からは、不満足なものである。余分
なバンド幅は、短期、または、長期の何れにおいても、
稼働中の仮想回路に公平には割り当てられていない。ま
た、一般的に、大きなバンド幅が割り当てられた既存の
仮想回路が存在する局面での立ち上がり中の仮想回路
は、正当な割当を受けるのが困難である。これに関して
は、“Proc. ACM SIGOMM”(1991年)の159〜1
69ページの“Analysis of Dynamic Congestion Contr
ol Protocols - A Fokker - Planck Approximation”A.
MukherjeeとJ. C. Strikwerdaの共著、を参照のこと。
いかなる形態の不公平さも受け入れられるものではな
く、また、デザインパラメータをいじくっても直るもの
でもなく、このことは、基本的には、次の3つの特徴点
の組み合わせが原因している。すなわち、この3つの特
徴点とは、パケットごとの適用化と、1ビットの明白な
フィードバックと、先着順サービス原理、である。
【0015】公平さは、サービス原理を先着順サービス
(FCFS)から重み付きラウンドロビン(WRR)に
変更することにより改善される。この組み合わせは、全
ての仮想回路には公平で、他の観点、特に、トラフィッ
ク条件を変更することに対する応答性では、好ましい性
能を発揮する。この大部分は、パケットごとの適用化か
ら得られるもので、このパケットごとの適用化は、スル
ープットが高いときには、急速な適用化が可能である。
しかし、この特徴点は、先着順サービス原理と組み合わ
せて用いたときには、信頼性である。“J. Internetwor
king Res. Experience”(1990年)の3〜26ペー
ジの“Analysis and Simulation of a Queueing Algori
thm”A. DemersとS. KeshavとS. Shenkerの共著、およ
び、“Proc. ACM SIGCOMM”(1990年)の19〜2
9ページの“Virtual Clock:A NewTraffic Control Alg
orithm for Packet Switching Network”L. Zhang著、
の文献は、フィードバックがないフレームワークの場合
でも、サービス原理の役割に付いて説明している。
【0016】この先着順サービス原理は、重要な利点が
ある。その第1は、メモリはより効率的に共有され、従
って、小さなバッファメモリでも、充分間に合う点であ
る。第2に、それを実現する構成は、安く、かつ、単純
である点である。それ故に、先着順サービス原理を用い
た輻輳制御の方法が必要とされており、さらに、周期的
で、かつ、あまり頻繁でなく、レートとウィンドゥを適
合化することにより、処理能力の要件は減じられる。
【0017】この重み付けラウンドロビン(WRR)原
理は、実現するのがより困難で高価である。にもかかわ
らず、ある種の応用における仮想回路の選択には、この
原理がよい場合がある。これらの応用は、バンド幅と遅
延の観点から、補償付きの高グレードのサービスが必要
な場合である。WRR原理により行われるネットワーク
の残りの部分から切り放されることにより、このような
補償付きの高性能が可能となる。好ましいことは、将
来、高速のネットワークは、先着順サービス(FCF
S)と、重み付きランドロビン(WRR)の原理の両方
を用いて、補償付きのハイレベルのサービスを必要とす
る仮想回路には、WRR方式を、バッファとバンド幅を
共有するような他の仮想回路に対しては、先着順サービ
ス原理を用いるのがよい。これについては、“Proc. SI
GCOMM '92”(1992年)の14〜26ページの“Sup
porting Real-Time Applications in an Integrated Se
rvicePacket Network:architecture and Mechanism”D.
D. ClarkとS. ShankerとL.Zhangの共著、を参照のこ
と。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、端末間の伝搬遅延が、比較的大きいネットワークに
特に適したウィンドゥとレートを、適用型に制御する方
法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、仮想回
路が稼働中はいつでも、少なくとも合意情報レートを提
供するようなネットワーク環境下における仮想回路で用
いられ、公平さをベースにして、要求により、さらに追
加のバンド幅を利用可能にするものである。本発明の一
実施例は、(i)周期性を利用している。すなわち、時
間はスロット化され、遠隔地の交換器は、各時間スロッ
トごとに最大1回のフィードバックを提供し、その間隔
は、往復伝搬遅延の一部から、その何倍にも変化でき
る。(ii)単一ビット(例えば、既存のATM、およ
び、フレームリレー標準内で用いられる)の形態でフィ
ードバックを用いていることである。このフィードバッ
クは、その瞬間の待ちの長さが、しきい値以上である
か、以下であるかを表す。(iii)先着順サービス
(First-Come-First Service)原理を用いることであ
る。(iv)ゲイン信号のダンピングと、システム的な
ダンピングと制御を用いる点である。先着順サービスに
用いられるウィンドゥとレートを、フィードバックベー
スで適用しながら制御する方法は、WRR原理がもっぱ
ら用いられているような場合、あるいは、先着順サービ
ス(FCFS)とWRRの組み合わせが用いられている
ような他のネットワークにおいても使用される。
【0020】この方法の分析的なフローのモデルは、こ
の方法のパラメータを選択し、輻輳制御方法の有効性を
評価するために用いられる。
【0021】
【実施例】I.概説図1のBは、図1のAに示されたシ
ステムに用いられるセル(パケット)のフォーマット1
40を表し、ここに示されたフォーマットは、データ部
分141とヘッダ部分142とを有する。このヘッダ部
分、すなわち、コントロール部分は、アドレス情報と制
御情報とを有し、さらに、輻輳制御フィールド143を
有する。この輻輳制御フィールド143は、セルが通過
する際に、輻輳に遭遇するノードの所定の条件(例1)
にセットされた単一のビットのみを有する。セルが、仮
想回路の端部に到着したときに、その輻輳制御フィール
ド143が輻輳を示すように変更されていない場合に
は、受信側ユーザはその輻輳制御フィールド143を調
べ、通常、この仮想回路を通過したセルは、輻輳には遭
遇していないと結論づける。その後、適当なフィードバ
ック信号が、発信側ユーザに送られる。別法として、仮
想回路内のその直前のノードが、この輻輳制御フィール
ド143が所定の条件にセットされずに受信されたセル
は、仮想回路を通過中に、輻輳には遭遇していないと結
論づけることもできる。従って、仮想回路のパス内で輻
輳に遭遇した最初のノードは、適当な信号を発信側ユー
ザに送信する。
【0022】図1のCにおいて、158−iと156−
i、i=1,2,...,Mは、図1のAのネットワー
ク内の各ノード、106−iにおいて、バッファ機能を
表し、156−iは、サーバ機能を表す。このi番目の
サーバは、μiのレート(例えば、送信能力)を有す
る。160は、i番目のノードと、(i+1)番面のノ
ードの間の仮想回路の前進方向の伝搬遅延Dfi、i=
1,...M−1を表す。170は、M番目のノードか
ら第1のノードへ戻る送信用の伝搬遅延Dbを表す。フ
ィードバックとそれに対応するフィードバック遅延は、
仮想回路内の最後のノードと最初のノード以外のノード
間で用いられる。図示されたウィンドゥは、Kの値を有
するものとする。
【0023】点線171、172は、仮想回路が通過す
るノード(例、ノード2)を出るような、あるいは、入
ってくる仮想回路トラフィックを表す。あるノードに入
るこのような他のトラフィックは、他の仮想回路におけ
るトラフィックと、そのノードで利用可能な資源を争奪
する。あるノードにあらわれる前に、そこを出ていくト
ラフィックは、そのノードにおける資源の獲得のため
に、競争はせずに、その最終目的地に到達する前に、そ
の仮想回路に沿ったノードで資源を争奪することもあ
る。
【0024】図2において、複数の仮想回路、VCj
j=1,...,Cは、それぞれのソースSjから発信
し、それぞれ、往復遅延τjを有し、これらは、前進方
向パスと後退方向パスの間で等しく分割される状態が示
されて、単一のスイッチ、すなわち、ノード204にの
み接続される。一般的に、ネットワークは、複数のノー
ド204を有する。この交換器ノード204は、仮想回
路から到達する待機中のセル用の共有バッファ206を
有し、サービス機能(バンド幅割当)は、サーバ208
によって実行される。仮想回路に対する様々な伝搬遅延
は、ソース202S1、S2,...,Scが様々な地理
的な場所に配置されるような一般的な場合を表してい
る。図2において、λとQTは、それぞれ、ノード20
4におけるサービスレートと、待ちしきい値を表してい
る。ここでは、パケットサイズは一定と仮定する。
【0025】次に、上記の高速データネットワーク用の
輻輳制御の詳細を示す。まず、本発明の方法は、FCF
S原理と、明白な周期的フィードバックとを用いて説明
する。このフィードバック信号は、セルごとのベースで
は提供されずに、例えば、図2のノード204からソー
スSiに周期的に戻すようにして行われる。この周期的
フィードバックを用いると、計算の複雑さとデータフロ
ーを減少させることができる。これらのフィードバック
をベースにした適用型のアルゴリズムを図9のWRRサ
ービス原理を用いたネットワークに、そして、図10の
FCFSサービスとWRRサービスの両方を統合したネ
ットワークについて用いる。
【0026】このフィードバックは明白である。その意
味するところはは、図2の交換器204は、輻輳フィー
ルドに含まれる情報を正確に生成し、そして、このネッ
トワークプロトコールは、このソースSjに対し不可避
の伝搬遅延後、この情報を受信するよう構成する、とい
う意味である。この周期性とFCFS特徴により、低コ
ストでネットワークの構成が実現でき、特に、周期性
は、プロセッサのコストがより安くなる。しかし、長
期、および、短期の両方に渡って、公平さを有するよう
な性能は、ダンピング値γに関連するダンピングを新た
に用いることによって得られる。適切に選択されたゲイ
ンパラメータaを用いることにより、ダイナミックレン
ジの減少傾向、および、緩慢な変位動作を有効に抑制す
ることができる。
【0027】次のセクションIIでは、基本的で周期的
な1ビットフィードバックの適用型の方法と、FCFS
サービス原理と一緒に用いた様々な精巧さを説明する。
次に、セクションIIIでは、WRR原理と共に使用さ
れる周期的1ビット適用型の方法と、FCFSとWRR
原理とを組み合わせた方法について説明する。セクショ
ンIVでは、これらの方法を解析して得られた結果を説
明する。特に、解析的な流体モデルをネットワークの伝
搬遅延を反映する2つの一時オーダーで結合された遅延
作動方程式を用いて説明する。これらのモデルを用いた
解析結果により、この2つの動作領域(未飽和領域と可
飽和領域)において用いられる方法のパラメータの選択
ができる。これらの動作領域は、a/γの比率で決定さ
れる。定状状態においては、この未飽和領域は、未使用
のキャパシティと発振の無いフローとからのバッファと
を与える。可飽和領域においては、全てのバンド幅が使
用され、フローと待ちの両方とも、それぞれ、λ周囲の
発振としきい値とを表す。許容可能な適用性と、遷移動
作は、飽和領域で動作することにより達成される。しか
し、ネットワークが動作する領域に関わらず、各仮想回
路は、公平に処理され、例えば、いつでもその合意情報
レートで送信でき、現在利用可能な過剰バンド幅を等し
く共有するようアクセスできる。さらに、任意の初期条
件からの平衡は、ダンピング定数γに比例した指数関数
的に高速となる。
【0028】II.データネットワークにおけるウィン
ドゥとレートの適用型制御方法このセクションでは、F
CFSで用いられ、図2のソースSjのウィンドゥサイ
ズとデータ速度を制御する方法を説明する。以下の説明
は、WRR原理を用いた方法と、WRR原理とFCFS
原理とを組み合わせた方法について説明する。
【0029】図2の高速ネットワークにおいては、時間
は、スロット化される。すなわち、時間は、長さΔの時
間間隔に分割される。このΔの値は、システムの処理能
力に依存して、一般的な往復セル伝搬仮想回路遅延の
0.1〜10倍の範囲である。このΔの選択は、フレキ
シブルで、ネットワークの性能は、このΔの値の広範囲
に渡って安定である。さらに、タイムスロットΔは、仮
想回路ごとに異なってもよい。この方法においては、遠
隔地の交換器(ノード204)は、この交換器204を
通過する仮想回路の全てのソースに、各スロットごとに
輻輳の状態を表す1ビットメッセージを送信する。この
実施例においては、この動作はいくぶん異なり、より経
済的に行われる。すなわち、この交換器は、各タイムス
ロットごとにパケットの第1出発時に送信する。かくし
て、アイドル期間の間、このスイッチは、数スロットに
渡って送信しないこともある。このソースは、交換器の
バッファコンテントが、しきい値以下であると主張する
ことにより、このアイドル期間の間、明白な輻輳指示の
欠如を補償する。
【0030】ここで、Kj,IをI番目のスロット、すな
わち、時間間隔(I−1Δ、IΔ)の間における仮想回
路VCj(j=1,2,...,C)に対する理想的ウ
ィンドゥと定義する。本明細書においては、「理想的」
とは、必ずしも絶対的な意味において、最適なウィンド
ゥサイズを意味せず、計算された、すなわち、目標とさ
れたウィンドゥサイズを意味する、とする。以下の適合
化は、各タイムスロットごとに、最大1回、ソースによ
って、そのタイムスロット内の1ビットのフィードバッ
クメッセージを最初に受信したときに実行される。
【0031】
【数1】ここでBIε{−1、1}(BIは、1か−1か
のしずれかと言う意味である)は、I番目のスロットに
おいて、ソースから受信された交換器からの1ビットメ
ッセージである。BI=1は、メッセージの送信が開始
された時点で、交換器におけるバッファコンテントが、
しきい値QTを超えたときで、それ以外の場合はBI=−
1である。フィードバックビットBIは、異なる時間に
全てのソースにより受信される。式(2.1)におい
て、d(I)は、交換器が最後にフィードバック信号を
送信したときからのタイムスロットの数である。一般的
には、d(I)=1である。ajは、仮想回路VCjに対
するゲインで、γjはダンピング定数である。より一般
的には、前のl個の理想的ウィンドゥを用いた。理想的
ウィンドゥ(とレート)と、前のl´個の1ビットメッ
セージとを競争させることができる。これは、より応答
性が良くなるが、パラメータをセットする処理コストと
設計コストは、はるかに大きくなり、それ故に、ある種
の応用には適用できない。従って、好ましい実施例にお
いては、前の理想的ウィンドゥサイズのみと、最後に受
信した1ビットメッセージとを用いる。
【0032】VCがターンオンしたときの式(2.1)
における理想的ウィンドゥの値は、短期にこのVCがど
の程度のバンド幅を受信するかを決定するのに影響す
る。様々な実施例において、この初期値を適切に選択す
るために、VCのCIR(合意情報レート)の情報と、
他のネットワークパラメータを用いて決定しようとして
いる。
【0033】一定ゲインaにたいして、式(2.1)の
異なる2つの形式が、ダンピング定数γj=0と1>γj
>0の場合に対し得られる。γj>0の時には、理想的
ウィンドゥ挙動の過去の披瀝に対し、重み付けを少なく
し、最近時のフィードバック信号に対して、より多くの
重み付けをすることによって計算できる。重み係数をこ
のようにシフトすることにより、システムは、遠い過去
からより簡単に離れ(忘れ)、仮想回路VCに新たに同
調するように実際には補助して、バンド幅のそれらのシ
ェアを確保する。より一般的には、ゲインが変化する
と、a/γの比率は、過去の披瀝(歴史)と近時のフィ
ードバックに対し、相対的な重み付けを決定する。2つ
のVCの場合に対するこれらの変数の一般的な値(図5
を参照)は、γ1=γ2=0.0025、QT=12、λ
=264、τ=1.0である。3個以上のVCが含まれ
る場合、および、特定のユーザの要求、あるいは、ネッ
トワークの条件が支配するときには、これらの量に対し
ては、他の特定の値が有効であることは、等業者には明
らかである。一般的に有効なのは、a/γが、λに等し
い場合である。
【0034】実施例において、式(2.1)の実現は実
際には幾分異なる。それは、ウィンドゥの長さとウィン
ドゥを減少させるための特別な機械の完全性を考慮にい
れなければならないからである。実際のウィンドゥの更
新が、各受領通知ごとにソースで一般的には行われる。
一般的には、数個の受領通知が、何れのタイムスロット
にも存在する。nを情報ソースにより受信された受領通
知のインデックスとして波線付きKj,n j,n)を、j
番目のVCの実ウィンドゥとする。すると、この実ウィ
ンドゥは、理想的ウィンドゥを追跡しようとし、さら
に、この2つのウィンドゥ間の差が小さく、例外を除い
て、極めて短期間であるようにする。一般的に、何れの
更新時の実ウィンドゥにおける変化は、以下の、−1、
0、1の1つに限定される。すなわち、
【数2】である。ここで、Iは、n番目の受領通知が受
信される間隔である。図3は、理想的なウィンドゥと実
ウィンドゥの更新のシーケンスを表す。この実ウィンド
ゥが減少すると、その減少サイズは、必然的に1とな
る。好ましい実施例においても1であるが、一般的に
は、増分は、それよりも大きくてもよい。
【0035】図4は、上記の技術によるウィンドゥサイ
ズの更新の実行を表すフローチャートである。図4に示
されるように、式(2.1)と式(2.2)の変数の値
は、ブロック400で初期化される。フィードバック信
号の受信は、ブロック405で決定され、nがブロック
407で増分される。新たなタイムスロットが始める
と、Iは、ブロック415で増分される。その後、新た
な理想的ウィンドゥが、式(2.1)により、ブロック
425で決定される。その現在のタイムスロットが経過
していないときには、同一のKjIの値が変更せずに用い
られる。その後、理想的ウィンドゥの値が、式(2.
2)に応じて用いられて、実ウィンドゥの値をブロック
450で更新する。特に、式(2.2,i)の条件が満
足されると、実ウィンドゥサイズは、式(2.2,i)
によりブロック435で減分(decrement)される。同
様に、式(2.2,iii)に対する条件が満足される
と、ウィンドゥは、その式によりブロック445で増分
される。それ以外の場合に、式(2.2,ii)が用い
られると、ウィンドゥサイズは変更されない。
【0036】式(2.1)の変形例、すなわち、理想的
ウィンドゥの更新アルゴリズムについて、以下説明す
る。式(2.2)は、実ウィンドゥが理想的ウィンドゥ
に密接に追跡するようにするために、対象物は単純であ
るために、一定であるのが好ましい。図5は、上記の方
法を用いて、2個のVCに対するウィンドゥを表すグラ
フである。この上のプロットは、ウィンドゥサイズは時
間の関数である、という認識のもとに、2つの仮想回
路、VC1とVC2の性能を表す。両方の仮想回路は、
最初はオフであるが、それらが活性化されると、この上
のプロットは、各仮想回路は半分のバンド幅の割当を早
急に受信することを表し、下のプロットは、待ち深さは
常に低いことを表す。パラメータの選定は、a1=a2
10/16、Δ=1/10、γ1=γ2=0.0025、
T=12、λ=264、τ=1.0である。この図の
意味するところは、ウィンドゥ制御の従来の方法の欠
点、すなわち、2つのVC間の不公平、すなわち、バン
ド幅の割当の不公平が回避されたことである。2つのV
Cは、等量のバンド幅が割り当てられ、待ち行列の長さ
は、それを管理できるレベルに維持される。
【0037】本発明の方法の他の実施例においては、式
(2.1)を変形して、いわゆるフロア(Floor)のメ
カニズムを組み込み、このメカニズムは、CIRのネッ
トワークの補償により同期づけられる。例えば、CIR
jがj番目のVCの合意情報レートであり、Kj,floor
τj(CIRj)であるとすると、式(2.1)の変形例
は次のようになる。
【数3】
【0038】フロア(Floor)のパワーを表すために、
例えば、ゼロの実ウィンドゥから、VCjのスタートア
ップの間の状況を考える。最初の理想的ウィンドゥは、
少なくともKj,floorであるが、実ウィンドゥは、理想
的ウィンドゥ以下であるので、実ウィンドゥは、指数関
数的に大きくなる。このフロア(Floor)の影響の1つ
は、理想的ウィンドゥは、CIRに対応する値以下には
ならないことを補償している。このメカニズムの影響
は、実ウィンドゥは、中立的な初期値から、そのCIR
まで早急に大きくなり、その後、VCが活性状態である
間は、CIR以下には決してならないことである。
【0039】さらに、実施例においては、ランプアップ
(Ramp-up)と呼ばれるメカニズムは、VCは、スター
ト直後にそのCIRを実現することを補償する。このプ
ロセスは次のとおりである。まず、CIRに対応するウ
ィンドゥが計算され、次に、1つのウィンドゥ内の全て
のパケットは、フィードバックを待つことなしにスター
トアップ直後、VCの往復遅延に対応する時間間隔τの
間送信される。この方法は、これらのパケットを時間に
均一に送信することである。このメカニズムは、スター
トアップ後の初期間隔τの後に動作することを中断させ
る。
【0040】このランプアップ(Ramp-up)のメカニズ
ムは、フロア(Floor)のメカニズムを強化させ、この
フロア(Floor)は、スタートアップ直後にVCがさら
により早くCIRを得るようにすることである。ランプ
アップ(Ramp-up)のメカニズムは、実ウィンドゥに直
接影響し、フロア(Floor)のメカニズムは、理想的ウ
ィンドゥに直接影響し、実ウィンドゥには間接的に影響
する。フロア(Floor)のメカニズムにおいては、実ウ
ィンドゥは、指数関数的に急速に大きくなるが、停止状
態からそのCIRに到達するまでには、いまだに長い時
間がかかる。ランプアップ(Ramp-up)メカニズムにお
いては、1往復遅延においては、そうすることが補償さ
れる。応答スピードが高速になると、遠方の交換器にお
いては、パケットの待ちのコストが大きくなる。
【0041】さらに、シーリング(Ceiling)と称する
メカニズムおいては、この方法は、理想的ウィンドゥを
更新し、その理想適ウィンドゥが所定の値Kj,ceilを超
えることがないようにしている。ここで、Kj,ceilは、
【数4】 で、satj(・)は以下のように選択される。
【数5】 この式(2.5)において、Kj,floorは、前記のフロ
ア(Floor)メカニズムに関連するパラメータで、この
パラメータをにセットすることにより、演算子の裁量で
ディスエィブル(disable)される。同様に、シーリン
グ(Ceiling)のメカニズムは、Kj,ceilを適当な大き
な値(全バンド幅に対応するウィンドゥの過剰な数が犠
牲になる)に設定することによりディスエィブルされ
る。
【0042】このシーリング(Ceiling)のメカニズム
は、何れのVCもそれが唯一のVCである時でさえK
j,ceilにより指示されるバンド幅よりも広いバンド幅を
確保するのを阻止する。このシーリング(Ceiling)の
メカニズムは、少数のVCが活性状態で、さらに、その
いくつかがほぼ同時にターンオンするときに、遠隔交換
器にパケットの待ち行列に対し、インパクトを与えるの
を減少する。このシーリング(Ceiling)のメカニズム
がないと、待ち行列におけるサージはさらに大きくな
り、それがパケットの喪失がかいひされるべき時には、
より大きなバッファを要求する。
【0043】最後に、ブロードキャスティング(Broadc
asting)の特徴の実行は、VCのソースに対し、周期的
で、1ビットのフィードバック信号を遠隔ノードから受
信するように、そして、待ち状態の時でさえも理想的ウ
ィンドゥを更新するように要求することにより行われ
る。この特徴は、待ち状態にあるVCが、現在利用でき
るバンド幅を知ることができるようになり、その結果、
動作に移行するときに、活性ウィンドゥ(ゼロのことも
ある)が、急速に理想サイズまで大きくなることができ
る。当然のことながら、フロア(Floor)メカニズムと
/またはランプアップ(Ramp-up)メカニズムは、この
方法に既に組み込まれていると、理想的ウィンドゥがフ
ロア(Floor)以上であるときには、増分の利点は自然
と増加する。飽和状態は、わずかな数のVCが活性状態
で、従って、余分なバンド幅が利用できるときに発生す
る。このブロードキャスティング(Broadcasting)の欠
点は、VCが、ターンオフした直後に、遠隔ノードにお
いて待ち行列にサージが発生し、このサージは、それが
急速に消滅するまで、比較的短期間存続することであ
る。このフロア(floor)、ランプアップ(Ramp-up)、
シーリング(Ceiling)、ブロードキャスティング(Bro
adcasting)の特徴は、VCのバースト的なトラフィッ
クに良く適合し、ソースは、活性状態と停止状態との間
を行ったり来たりする。
【0044】前述したように、レート適合化は、ウィン
ドゥ適合化と密接に類似する。Rj, I(Kj,Iの対応部
分)をI番目のスロットにおけるVCj(j=1,
2,...,C)に対する理想的レートとする。すると
その適合化は、各タイムスロットごとに最大1ビットの
フィードバックメッセージを受信すると、ソースにより
実現される。かくして、
【数6】である。ここで、BIは、I番目のスロットに
おいて、ソースにより受信されたスイッチからの1ビッ
トメッセージである。ここで、d(I)は、式(2.
1)で定義され、γjとajは、それぞれダンピングパラ
メータとゲインパラメータである。式(2.1)におけ
るのと同様に、式(2.6)を変形して、多くの前のス
ロットからの情報を組み込んでもよい。このウィンドゥ
ベースのアルゴリズムに対して、実レート波線付きR
j,Iの実現については、何等の制限がなく、それゆえ
に、実レートは、理想レートに一致する。すなわち、波
線付きRj,I=Rj,Iである。
【0045】VCjに関連するソースは、レートRj,I
用いて、タイムスロットIの間に2方向の内の1方向に
おけるパケットの伝送時間を決定する。この2方向は、
(i)連続するパケット伝送の間の時間を1/Rj,I
設定する、および、(ii)連続するパケット伝送の間
の時間を平均を1/Rj,Iとなるように指数関数的、あ
るいは、均一の分散を有するよう、ランダムに決定す
る、である。
【0046】ウィンドゥベースの適合化に対して述べた
全ての実施例は、レートベースにおいては、平衡である
ことは等業者には理解できるであろう。VCのCIR
は、レートRj,floorに対するフロア(floor)にトラン
スレートされる。このような選択においては、ランプア
ップ(Ramp-up)の対象は、自動的にレートベースのフ
レームワーク内で満足される。VCjに対する最大レー
トは、シーリング(Ceiling)パラメータRj,ceilに変
換される。ブロードキャスティング(Broadcasting)
は、変化なしにキャリーオーバー(?)する。
【0047】III.ウィンドゥの適合化制御とWRR
原理のレートに対する方法図9は、図3に示したバッフ
ァ装置の別の実施例を示す。特に、図9は、いわゆるラ
ウンドロビンバッファリングと、ソース割当原理とを表
す。図3で説明したFCFS原理と同様に、時間は、ス
ロットに分離されて、Δは、タイムスロット長を表す。
このΔの一般的な値は、FCFS原理で示された範囲内
にはいる。
【0048】各VCiは、バッファ910−i,i=
1,2,...,Cを有する。サービスは、サーバ92
0により提供され、各VC上で動作する容量(例えば、
バンド幅)λは、待機状態にある。サービスのシーケン
シャルな性質は、図9のスキャナ、あるいは、交換子9
15により表される。このサービスは、送信されるべき
パケットを有するバッファに対してのみ行われる。ラウ
ンドロビン原理によれば、サービスは、バッファ910
−1内の待ち行列に対し、不公平な方法で提供される。
すなわち、重み付け(ウェイティング)は、それぞれの
待ち行列に対し不公平でもよい、である。このような重
み付けは、バンド幅(あるいは、他の資源)の割当に関
し、いわゆる重み付けラウンドロビン原理として特徴づ
けることができる。しかし、ある場合においては、ラウ
ンドロビン待機と割当の処理を受ける全てのVCに対
し、等しい重み付けを用いることがよい場合もある。
【0049】このVCに対する個別のバッファ910−
iは、ポインタの使用を介して、ソフトウェア的に分離
されているが、共通のメモリ内の同じロケーションに配
置されている。前述の重み係数は、テンプレートを決定
し、このテンプレートは、交換器プロセッサがVCの個
別のバッファにサービスするようなオーダーと周期とを
規定する。これに関しては、“IEEE J. on Selected Ar
eas in Commun.”(1991年10月)第9巻第8号の
1265〜1279ページの“Weighted Round-Robin C
ell Multiplexing in a General-Purpose ATM Switch C
hip”M. KatevenisとC. Courcoubetisの共著を参照され
たい。
【0050】FCFS原理に対し説明した上記の実施例
に対し、各VCのバッファは、しきい値QT,j、j=
1,2,...,Cを有する。この一般的な考え方は、
VCの遠隔交換器は、各タイムスロットごとに最大1回
で、このしきい値に関連するバッファの内容の状態に基
づいて、VCのソースにフィードバック信号を専用に送
信する。FCFSに対してのものと同様に、単純な1ビ
ットフィードバックメッセージを用いるのがよい。ま
た、FCFS原理におけるのと同様に、VCは、「理想
的ウィンドゥ」を保持し、この「理想的ウィンドゥ」
は、式(2.1)に応じて適用される。式(2.2)に
応じて「理想的ウィンドゥ」を追跡するために、実ウィ
ンドゥを変更するのが好ましい。
【0051】このWRRサービス原理によれば、個別の
VCを残りのネットワークから分離し、FCFS原理に
基づいた方法に比較して、より公平さを達成できる。そ
れゆえに、ダンピングは、あまり重要ではなく、VCj
に対するダンピングパラメータγjは、非常に小さい
値、あるいは、ゼロに設定してもよい。FCFSケース
と同様に、このアルゴリズムは、活性中のVCの間で余
分なバンド幅を、そのCIRに比例して割り当てる。
【0052】ゲインajの主要な役割は、稼働中のVC
内の変化の直後の応答スピードと、ネットワークが設定
された後のウィンドゥ/レートの変動の振幅との間の妥
協点を決定することである。この妥協点は、“Computer
Networks and ISDN Systems”(1993年)25巻の
663〜679ページの“Dynamic Adaptive Windowsfo
r High Speed Data Networks with Multiple Paths and
Propagation Delays”D. MitraとJ. B. Seeryの共著に
記載されたゲインの役割に類似する。WRRにおいて
は、いかなるVCに対するゲインも、往復伝搬遅延に必
ずしも注意深く同調する必要はない。
【0053】FCFS原理を説明したフロア(floo
r)、ランプアップ(Ramp-up)、シーリング(Ceilin
g)の実施例は、変更すること無くWRR原理にも適用
可能である。しかし、ブロードキャスティング(Broadc
asting)特徴についてはWRR原理には、その性質上適
用できない。
【0054】図10は、FCFSサービス原理とWRR
サービス原理とを一体にしたノードを有するネットワー
クへのフィードバックベースの適用例を表す。全体のネ
ットワークは、図1のA、B、Cと、図2に記載したも
ので、フィードバックは、ノードにおける輻輳をベース
にしている。このようなネットワークにおいて、クラス
(Class)1の数個のVC、例えば、VC1,V
2,...,VCCは、WRRサービスを受信する。す
なわち、各VCは、バッファを有し、補償されたバンド
幅の比率を有する。これらの比率は、VC1、VC2、V
Cに対して、それぞれ、0.05、0.07、0.0
5として示されている。また、クラス(Class)2の数
個のVCも存在し、これらのVCは、他のVCと共通の
バッファを共有する。バンド幅の比率は、このクラスの
VCに共通に使用できるよう補償されている。一般的
に、FCFSにおいては、数個のVCは、図10ではグ
ループ分けされて示されている。同図においては、VC
F1とVCF2とVCF3は、単一のバッファ960−1のサ
ービス用にグループ分けされ、VCF4,...,VCFC
は、単一のバッファ960−Pのサービスにグループ分
けされる。FCFSのVCの他の同様なグループ分けも
採用できる。この各FCFSにおいては、バッファ96
0−iは、サーバ970によって利用できるバンド幅の
比率λに割り当てられる。図10に示した例において
は、バッファ960−1は、20%のバンド幅が割り当
てられ、バッファ960−Pは、15%のバンド幅が割
り当てられる。ある場合においては、FCFSのVCか
らの全てのトラフィックは、バンド幅の全てを共有する
単一のバッファ内で結合される。何れにしても、各FC
FSのバッファ内のパケットは、FCFS原理に割り当
てられる。この共有バッファ内のパケットは、FCFS
の原理によりサービスされる。他のクラスのVCに対
し、FCFS原理によりサービスされる同様な共有バッ
ファが存在する。
【0055】クラス(Class)1のVCは、周期的に受
信されたフィードバックをベースに、そのウィンドゥ/
レートを、その個々のバッファの状態に適合する。この
適合方法は、前述したWRRサービスとともに使用され
る。他のクラスのVCも、周期的に受信されたフィード
バックをベースに、そのウィンドゥ/レートを、それぞ
れの共有バッファの状態に適合する。この適合化方法
は、FCFSのサービスと一体になり使用され、これに
ついては、セクションIIで記載したとおりである。
【0056】IV.分析モデル A.導入 このセクションでは、セクションIIで記載したFCF
Sサービス原理に用いられる適合化方法の単純なモデル
を表し、ここにおいては、パケットストリームは、流体
フローと近似されている。この流体モデルは、統計的要
素を有さず、非線形の遅延作動方程式のシステムで記述
されている。このモデルは、近似されたもので、この重
要な近似とは、適合化は、セクションIIで述べたよう
に周期的であるが、モデルにおいては、それは連続的で
ある。この適合化は、周期的間隔Δが大きくないかぎり
許容できる。この部分では、流体モデルの結果とパラメ
ータとをいかに結合し、前のセクションでの周期的適合
アルゴリズムのパラメータとモデルとをいかに結合する
かを示す。このセクションの分析モデルの結果は、適合
アルゴリズムにおけるパラメータの設計の明白なガイド
ラインを形成する。
【0057】B.モデル 単一の仮想回路(VC)のモデルは、次のとおりであ
る。
【数7】 ここで、Φ(x)は、時間tにおける流体レートで、パ
ケットの局部(時間的な)スループットに対する流体の
近似を表す。ここで、τは、VCに対する往復伝搬遅延
を表し、λは、図2に示すように、遠隔交換器における
有効サービスレートを表す。定数AとГは、式(2.
1)と式(2.6)のウィンドゥとレートに対する適合
アルゴリズムのゲインaとダンピング定数γとに対応す
る。古典的な待ち行列理論の定状状態のスループットT
は、次式の長期的平均により近似される。
【数8】 式(4.2)において、x(t)は、遠隔交換器におけ
るパケットの待ち行列を近似し、xTは、しきい値を表
す。式(4.2)における非線形ダイナミックスは、バ
ッファの中身は負ではない、すなわち、x(t)≧0で
あるということを表す。Φ(t)に適応される同様な規
制は、モデル化されていない。その理由は、流速Φ
(t)は、高速データネットワークに対しては、一般的
に大きく、Φ(t)のフロア(floor)が重要な役割を
果たすからである。これは、小バッファ内容の設計対象
に対するものである。
【0058】時間tにおけるネットワーク内の流体量
は、以下のK(t)で近似できる。
【数9】 ここで、K(t)を〈K〉で表すと次のようになる。
【数10】
【0059】流体モデルとセクションIIにおける周期
的方法との間の対応付けをするために、ここのK(t)
は、KIに近似できるものとすると(式(2.1))、
さらに、次のように近似できる。
【数11】 式(4.1)と式(4.4)を用いると以下のようにな
る。
【数12】 式(2.1)の再帰項と比較すると、流体モデルのパラ
メータと適合化アルゴリズムのパラメータとの間の、以
下の重要な対応が得られる。
【数13】 特に、A/γ=A/(τλ)が重要である。
【0060】C.異なる領域の結果 式(4.1)〜式(4.2)のモデルは、次の3角領域
があることを表している。
【数14】 臨界ケースは、他の領域に対する解析でもって取り扱う
ことができるので、あまり重要ではない。
【0061】未飽和領域について考える。非負の初期条
件Φ(0),x(0)にたいしては、(i)Φ(0)≦
A/γであると、
【数15】 (ii)次式を満足するようなTが存在すると、
【数16】 (iii)全ての初期条件と、t>T+τ/2に対して
は、Φ(t)は、Гの指数関数的レートにおけるA/Г
の平衡値の定状状態に到達する。
【0062】これは、次のように表すことができる。 (i)式(4.1)から
【数17】 ここで、Φ=A/Гのときに、dΦ/dtを考慮する
と、式(4.5)は、次のようになる。 (ii)Φ(t0)>A/Гとすると、t>t0にたいし
ては、
【数18】 ここで、(A/Г)≦λ−εを満たし、かつ、次式を満
たすような有限の正の定数T,εが存在する。
【数19】 式(4.2)から、t≧T+τ/2にたいしては、
【数20】 ここで、式(4.10)は次のようになる。 (iii)t≧T+τ/2に対しては、
【数21】 従って、
【数22】
【0063】未飽和領域においては、ネットワーク内の
全流量は(式(4.4)を参照)以下のようになる。
【数23】 式(4.7)からτA/Г=a/γであり、ここでaと
γは適用アルゴリズムのパラメータである。平均ウィン
ドゥ〈K〉と、実現されたスループットTは次式のよう
になる。
【数24】 式(4.1)の待機しきい値xTは、臨界ケースのx
(t)とΦ(t)の定状状態の値を決定する際には重要
ではない。そして、式(4.8ii)を参照すると以下
のように表すことができる。
【数25】 しかし、未飽和領域における結果に対比して、平衡バッ
ファ内容が正でxTを超えないような初期条件が存在す
る。
【0064】次に、飽和領域に進むと、他の場合と異な
り、平衡点は存在しない。すなわち、次式
【数26】 を満足する解は、式(4.1)〜式(4.2)に対して
は存在しない。
【0065】構造体により、飽和領域には唯一の周期的
解(リミットサイクル)が存在することが示される。こ
の構造体は、“Performance Evaluation”(1992
年)第16巻の67〜84ページの“Analysis of Rate
-Based Feedback Control Strategy for Long Haul Dat
a Transport”K. W. FendickとM. A. RodriguesとA. We
issの共著、の文献に記載された構造体に関係するもの
である。ダンピングが存在しない場合と、非線形性が存
在する場合との大きな違いはそこにある。図6は、飽和
領域の周期的解のグラフを表す。tεは[t0−τ/
2,t0]の何れかに対して、
【数27】 を満たすような点t0を仮定する。この仮定されたΦt
は、次式の解である。
【数28】 後の点t3においては次式となる。
【数29】 これは、式(4.1)〜式(4.2)に対する周期的な
解の存在を確立するものである。リミットサイクル内に
は、3つのフェーズが存在する。第1フェーズはtε
(t0,t1)、第2フェーズはtε(t1,t2)、第3
フェーズはtε(t2,t3)であり、ここで、t1
2、t3は構造体の中で定義されたもので、以下で与え
られる。
【0066】フェーズ1においては、
【数30】 この式は次式となる。
【数31】 ここで、フェーズ1においては、
【数32】 であることが容易にわかる。このフェーズにおいてのタ
ーミナル時間の定義t1は次のとおりである。
【数33】 式(4.19)を解くことにより、t1に対する表現が
得られる。図6に示すようにx(t1)はxTをオーバー
シュートする。
【0067】t2で終了するフェーズ2では次式とな
る。
【数34】 このフェーズ2の間は次式となる。
【数35】 従って、フェーズ2に対する支配式は次のようになる。
【数36】 dΦ/dt<0である。x(t)は凹状で、t2 *により
示される時間で最大値山付きxに到達する。また、Φ
(t2)<λである。
【0068】フェーズ3においては、
【数37】 である。この支配式は、
【数34】である。ここで、t3 *は、バッファが最初に
空になったときである。dΦ/dt>0でdx(t)/
dt≦0である。Φ(t3 *−τ/2)<λであることを
示すことは難しくない。Φ(t3−τ/2)=λで、こ
れがt3の間の定義式で、フェーズ3の終了時点とフェ
ーズ1の開始時点であるようにt3>t3 *が存在する。
解が周期的、すなわち、式(4.17)が維持されるこ
とを理解するためには、式(4.16)と式(4.2
6)におけるΦ(t)を支配する異なる式が同一であ
る、ということを理解すればよい。
【0069】Φ(t)の最大値である山付きΦは、t=
1で到達し、最小値逆山付きΦにはt=t2で到達す
る。
【0070】飽和領域の限定的なケースでは、ダンピン
グГ=0と、A/Г=∞である。この場合においても、
リミットサイクルが存在し制限される。構造体は、Г=
0でより単純となり、以下の式が極限値山付きx、山付
きΦ、逆山付きΦに対して得られる。
【数39】
【数40】
【数41】
【0071】D.共通バス上の仮想回路間の公平さこれ
は、明らかに重要な問題点である。ここでの結果は全て
の領域に当てはまる。式(4.1)〜式(4.2)にお
けるモデルの拡張は次のとおりになる。
【数42】
【数43】 このセクションにおいては、全てのC個のVCは共通パ
スをシェアするという条件である。すなわち、τj=τ
(j=1,2,...,C)が課せられる。
【0072】j番目のVCに対するスループットの所望
の部分は、σj(j=1,2,...,C)であり、
{σj}は合計が1となるような正の数の組である。す
なわち、次式となるのが好ましい。
【数44】 第2の命題を考慮する。デザインルールを、j=1,
2,...Cに対し次式とする。
【数45】 ここで、A,Гはシステムパラメータである。すると、
(i)いかなる2つのVCに対しても、たとえばi番目
のVCとj番目のVCに対しては、式(4.34)の左
辺の分散は、初期条件と領域に関わらず、レートГで、
指数関数的に0となる。すなわち、
【数46】 (ii)次式を定義する。
【数47】 このことは、(i)から、Φj(t)→σjΦ(t)で既
知である。Φ(t)は、1個のVCに対し、式(4.
1)〜式(4.2)のモデルの解として得られる。特
に、A/Гがλより大きいか小さいかに依存して、Φ
(t)の挙動は未飽和領域と飽和領域の結果として記載
される。
【0073】以下の式を示すことによりこれは証明され
得る。 (i)いかなるiとjに対しても、式(4.30)と式
(4.33)から、
【数48】 下記を定義する。
【数49】 すると、
【数50】 式(4.34)から次式が得られる。
【0074】(ii)式(4.30)、式(4.3
1)、式(4.33)から次式が得られる。
【数51】
【数52】 これらの式は、式(4.1)から式(4.2)と同一で
あり、1個のVCに対する支配式である。
【0075】E.マルチ仮想回路、マルチパス ここで、全てのVCは、共通の遅延量を有する、という
ような要件が取り除かれる。ここでのモデルは、式
(4.30)〜式(4.31)で、{τj}が任意であ
る。ここで第3の命題を考慮する。第2の命題と同様
に、j番目のVCに対するスループットの割当の所望の
部分をσjにする。デザインルールを、式(4.33)
で与えられるとする。このデザインルールは、マルチパ
スの遅延から明らかである。また、飽和領域は維持す
る。すなわち、A/Г<λであるとすると、上記と同様
な技術を用いると下記となる。 (i)
【数53】 (ii)t≧T間、x(t)−0となるようなT<∞が
存在する。 (iii)いかなる初期条件とt>T+τj/2につい
て、Φj(t)はレートГで指数関数的にσj(A/Г)
の平衡値に近づく。
【0076】この結果の重要な特徴は、フローレートの
デザインルールも平衡値も、遅延{τj}には依存せ
ず、バッファコンテントのみが依存する点である。しか
し、上記のデザインルール(流体モデルからの)の適用
化アルゴリズムへの変換は、遅延への依存性を導入す
る。未飽和領域における大きなtと全てのフローレート
の和ΣΦj(t)は、A/Гに近づくが、交換器の容量
λ以下である。従って、λ−A/Гは、使用されない容
量で全てのVC間の公平さはここでは保持される。
【0077】このシステムが飽和領域にあるときには、
上記の公平さに関する注意書きに類似する正確な数学的
な結果は存在しない。フィードバックのビットストリー
ムはVC毎に異なる伝搬遅延を有し、VCに対し異なる
ので式(4.36)は保持されない。にもかかわらず、
信号は、遠隔交換器の共通点とバッファから出るので、
その時間平均はほぼ同一である。第2の命題に対する公
平さの結果は、様々な伝搬遅延と飽和領域におけるネッ
トワークを有するモデルに対して一定であることが観測
される。
【0078】F.周期的適用化アルゴリズムの設計の意
図 このセクションでは、流体モデルに基づいた解析の設計
の意味するところを説明する。ここでは、2つの点に付
いて説明する。まず、未飽和領域と飽和領域の動作での
相対的なメリットと、第2は、デザインルールを周期的
適用アルゴリズムに変換する点であり、対象は、公平さ
と様々な遅延が存在する特定な部分的バンド幅の割当で
ある。
【0079】図7のAとBは、流体モデルの挙動の特性
を表す。未飽和領域においては、主な特徴は、発振する
ことなく平衡状態に近づき、増加係数A/γでもってス
ループットが線形に増大し、平衡状態においては、空の
バッファでλ−a/γの未使用の交換キャパシタを有す
る。飽和領域においては、この未使用のキャパシタはゼ
ロであり、平衡点は存在しない。その代わり、リミット
サイクルが存在し、λとしきい値の周囲でそれぞれスル
ープットと待ち行列が変動する。これらの変動は、制限
されており、さらに、アルゴリズムは頑強である。すな
わち、飽和に対する欠点は驚くほど小さい。さらに、詳
細に述べると、山付きΦ−λと山付きx−xTの大きさ
は、ここで、山付きΦと山付きxはフローレートの最大
値と待ち行列の最大値を表し、a/λγは驚くほど小さ
い。このことは、次のような結論となる。過度に注意深
いモードでネットワークを動作させる必要はない、とい
うことである。
【0080】このことは、図8に示されている。ここで
λ=264である。図8のAにおいては、A/Г=12
5で、ネットワークは未飽和である。それに対し、図8
のBとCにおいては、ネットワークは飽和している。A
/Гがλの2倍の時には、発振と待ち行列は過度ではな
い。
【0081】適用化アルゴリズムに対するデザインルー
ルを得るために、式(4.33)から開始すると、式
(4.7)に続いて、γj=ГjΔとaj=AjτjΔにし
て、γによってГΔ、aによってAΔと表すと次式のよ
うになる。
【数54】 このデザインルールにおいては、パラメータ{aj
γj}は2Cであるが、ちょうどa,γから得られる。
この2つのパラメータがシステムの挙動に影響を及ぼす
手法は、単一のVCのネットワークに対するそれらの影
響により意味される。特に、単一のVCのシュミレーシ
ョンにおいては、この計はa/γがτλよりも小さいか
大きいかに依存して、未飽和か飽和かの何れかとなる。
【0082】データネットワークにおいて、ウィンドゥ
とレートの適用制御の方法について上記に記載した。上
記の変形例としては、適宜バンド幅を公正に割り当てる
フィードバックベースの方法は、ネットワーク端のイン
タフェースするアクセスレギュレータと共に一体に構成
できる。この単純で有効なアクセスレギュレータは、ト
ラフィックを管理し、円滑にさせる「リーキーバケット
(Leaky Bucket)」の素子である。このような構成の一
例としては、「リーキーバケット」レギュレータが、V
Cに対するレートのように大きくなったり小さくなった
りするような象徴的なレートを実現でき、これは、同様
な象徴的なバッファに対する調整と共にフィードバック
方法により決定される。
【0083】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の方法によれ
ば、理想的ウィンドゥに基づいて、実ウィンドゥのサイ
ズを制御できるため、比較的公平な資源の配分が可能で
ある。則ち、加入者に均等なアクセスを許可することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは、仮想回路通信を提供するのに有効な複数
のノードと、接続リンクとを有するデータネットワーク
のブロック図。Bは、Aに示したデータ通信システム用
のパケット(セル)のフォーマットを表す図。Cは、A
のネットワークの一部を表し、フィードバックとある種
の特徴を有する仮想回路を表す図。
【図2】フィードバックループと、FCFSソースを有
する高速ネットワークのブロック図。
【図3】理想的なウィンドゥと、実際のウィンドゥの更
新のシーケンスを表す図。
【図4】1ビットの明白で周期的なフィードバックと、
ダンピングを用いて、ウィンドゥサイズを適用的に制御
する方法を表す図。
【図5】本発明の方法を用いて、2個の仮想回路用のウ
ィンドゥの性能を表すグラフ。
【図6】飽和領域における周期的解を表すグラフ。
【図7】異なる領域における平均フローレート(A)
と、平均バッファコンテント(B)を表すグラフ。
【図8】異なる領域における流体モデルの解を表すグラ
フ。
【図9】フィードバック制御と重み付きラウンドロビン
サービスとを有するネットワークのブロック図。
【図10】フィードバック制御とFCFSサービスとW
RRサービスの組み合わせを用いたネットワークのブロ
ック図。
【符号の説明】
100 高速ネットワーク 101 ユーザ 106−i 交換ノード 106−1 発信ノード 106−2 着信ノード 108 データリンク 112 ネットワーク間リンク 140 セル(パケット) 141 データ部分 142 ヘッダ部分 143 輻輳制御フィールド 156 サーバ機能 158 バッファ機能 160 伝搬遅延Df1 170 伝搬遅延Db 171、172 仮想回路トラフィック 202 ソース 204 交換器ノード 206 共有バッファ 208 サーバ 910 バッファ 915 交換子 920 サーバ 950、960 バッファ 970 サーバ
【数38】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュディス バーバラ シーリー アメリカ合衆国、07940 ニュー ジャー ジー、マディソン、ケンジントン ロー ド、34

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードと、前記複数のノードを接
    続する仮想回路とを有するネットワークにおいて、前記
    仮想回路は、データソースから前記仮想回路を介して送
    信される波付きK(以下とする)個のデータパケット
    を有するのサイズのウィンドゥを有するものにおい
    て、前記ウィンドゥののサイズを制御する方法におい
    て、 (A)前記ノードから、前記ネットワーク内の前記デー
    タソースに接続されるポイントに、タイムスロットの
    間、前記ネットワークの輻輳を指示するフィードバック
    信号を送信するステップと、 (B)前記フィードバック信号と、ダンピング定数に基
    づいてサイズKの理想的ウィンドゥを、前記ポイントで
    決定するステップと、 前記ダンピング定数は、(a)少なくとも1つ前のタイム
    スロット内の前記理想的ウィンドゥのサイズと、(b)前
    記フィードバック信号に調和する相対重みを決定し、 前記理想的ウィンドゥの前記サイズKは、前記データソ
    ースから前記仮想回路を介して送信されるパケットの理
    想数を表し、 (C)前記理想的ウィンドゥに基づいて、前記のサイ
    ズの前記ウィンドゥを制御するウィンドゥサイズ制御信
    号を生成するステップとからなることを特徴とするネッ
    トワークにおけるウィンドゥとレートの適用制御方法。
  2. 【請求項2】 前記フィードバック信号は、単一ビット
    であることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記単一ビットは、前記ノードで輻輳が
    発生したときに、設定されることを特徴とする請求項2
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記ウィンドゥサイズ信号は、追加のパ
    ケットを前記ネットワークに送信するために、前記デー
    タソースへの信号を有することを特徴とする請求項1の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記(B)の決定するステップは、 KI=(1−d(I)γ)KI-d(I)−ad(I)BI
    (I=1,2,...) に基づいて決定され、 ここでIは、前記フィードバック信号が送信される前記
    タイムスロットを識別する指数で、 KIは、前記タイムスロットの間の前記理想的ウィンド
    ゥのサイズで、 γは、ダンピング定数で、 aは、ゲイン定数で、 d(I)は、前記フィードバック信号が送信されてから
    の時間間隔の数で、 BIは、前記フィードバック信号であることを特徴とす
    る請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 前記フィードバック信号が前記ネットワ
    ーク内の輻輳を表すときには、BI=1で、表さないと
    きには、BI=−1であることを特徴とする請求項5の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記(C)のウィンドゥサイズ制御信号
    を生成するステップは、個のパケット内のn番目のパ
    ケットの受領通知に応答して、前記ウィンドゥの前記
    のサイズを制御する信号を以下の式に基づいて生成する 【数55】 ここで、nは、パケットを識別する指数で、 n は、データのn−1番目のパケットとn番目のパケ
    ットの受領通知の間の前記ウィンドゥのサイズで、 Iは、前記受領通知を受信する間のタイムスロットを識
    別する指数であることを特徴とする請求項1の方法。
  8. 【請求項8】 ノードの組の間でデータパッケトを通信
    するに適した仮想回路を有するネットワークにおいて、
    前記仮想回路のj番目の仮想回路は、データソースから
    前記仮想回路を介して送信される波付きKj(以下 j
    する)個のデータパケットを有する jのサイズのウィ
    ンドゥを有するものにおいて、前記ウィンドゥの j
    サイズを制御する方法において、 (A)前記ノードの組の中のノードから、前記ネットワ
    ーク内の前記データソースに接続されるポイントに、タ
    イムスロットの間、前記ネットワークの輻輳を指示する
    フィードバック信号を送信するステップと、 (B)前記フィードバック信号と、ダンピング定数に基
    づいて、j番目の仮想回路に対し、サイズKjの理想的
    ウィンドゥを、前記ポイントで決定するステップと、 前記ダンピング定数は、(a)少なくとも1つ前のタイム
    スロット内の前記理想的ウィンドゥのサイズと、(b)前
    記フィードバック信号に調和する相対重みを決定し、 前記理想的ウィンドゥの前記サイズKjは、前記データ
    ソースからj番目の仮想回路を介して送信されるパケッ
    トの理想数を表し、 (C)前記理想的ウィンドゥに基づいて、前記 jのサ
    イズの前記ウィンドゥを制御するウィンドゥサイズ制御
    信号を生成するステップとからなることを特徴とするネ
    ットワークにおけるウィンドゥとレートの適用制御方
    法。
  9. 【請求項9】 前記各ノードは、前のノードからデータ
    パケットを受信するバッファメモリを有し、 前記フィードバック信号は、所定のしきい値レベルに対
    するデータレベルを表すことを特徴とする請求項8の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記各ノードは、前記j番目の仮想回
    路用に、前のノードからデータパケットを受信するため
    のバッファメモリを有し、 前記フィードバック信号は、j番目の仮想回路用に、所
    定のしきい値レベルQT,jに対するデータレベルを指示
    することを特徴とする請求項8の方法。
  11. 【請求項11】 前記バッファメモリは、先着順サービ
    ス原理に基づいて、機能することを特徴とする請求項1
    0の方法。
  12. 【請求項12】 前記バッファメモリは、重み付きラウ
    ンドロビン原理に基づいて、機能することを特徴とする
    請求項10の方法。
  13. 【請求項13】 前記フィードバック信号は、単一ビッ
    トであることを特徴とする請求項8の方法。
  14. 【請求項14】 前記単一ビットは、前記ノードで輻輳
    が発生したときに、設定されることを特徴とする請求項
    13の方法。
  15. 【請求項15】 前記ウィンドゥサイズ信号は、追加の
    データパケットをj番目の仮想回路を介して送信するた
    めに、前記データソースへの信号を有することを特徴と
    する請求項8の方法。
  16. 【請求項16】 前記(C)のウィンドゥサイズ制御信
    号を生成するステップは、 j個のパケット内のn番目
    のパケットの受領通知に応答して、前記ウィンドゥの前
    jのサイズを制御する信号を以下の式に基づいて生
    成する 【数2】 ここで、nは、パケットを識別する指数で、 jn は、データのn−1番目のパケットとn番目のパケ
    ットの受領通知の間の前記ウィンドゥのサイズで、 Iは、前記受領通知を受信する間のタイムスロットを識
    別する指数であることを特徴とする請求項8の方法。
  17. 【請求項17】 前記(B)の決定するステップは、下
    記の式に基づいて決定される 【数1】 ここで、Iは、フィードバック信号が送信される間のタ
    イムスロットを識別する指数で、 Kj,Iは、前記タイムスロットの間のj番目の仮想回路
    の理想的ウィンドゥサイズで、 γjは、j番目の仮想回路のダンピング定数で、 ajは、j番目の仮想回路のゲイン定数で、 d(I)は、前記フィードバック信号が送信されてから
    の時間間隔の数で、 BIは、フィードバック信号であることを特徴とする請
    求項8の方法。
  18. 【請求項18】 前記フィードバック信号が前記ネット
    ワーク内の所定のしきい値をこえた輻輳を表すときに
    は、BI=1で、表さないときには、BI=−1であるこ
    とを特徴とする請求項17の方法。
  19. 【請求項19】 前記(B)の決定するステップは、下
    記の式により決定され、 【数3】 ここで、Iは、フィードバック信号が送信される間のタ
    イムスロットを識別する指数で、 Kj,Iは、前記タイムスロットの間の理想的ウィンドゥ
    サイズで、 γjは、j番目の仮想回路のダンピング定数で、 ajは、j番目の仮想回路のゲイン定数で、 d(I)は、前記フィードバック信号が送信されてから
    の時間間隔の数で、 BIは、フィードバック信号であるKj,floor=τj(C
    IR)で、 τjは、前記j番目の仮想回路の往復遅延時間で、 CIRjは、前記j番目の仮想回路の合意情報レートで
    あることを特徴とする請求項8の方法。
  20. 【請求項20】 ネットワークにおいて、データソース
    から前記ネットワークへのデータパケットの入力レート
    を制御する方法において、 (A) 前記ネットワークから前記データソースに接続
    されるポイントで、タイムスロットの間、フィードバッ
    ク信号を受信するステップと、 前記フィードバック信号は、前記ネットワーク内の輻輳
    を指示し、 (B) 前記ポイントで、前記フィードバック信号とダ
    ンピング定数に基づいて、レートRを決定するステップ
    と、 前記ダンピング定数は、a)少なくとも1つ前のタイム
    スロット内の前記理想的ウィンドゥサイズと、b)前記
    フィードバック信号に適合する相対的重み係数を決定
    し、 (C) 前記受信ステップに応答して、前記データソー
    スから前記ネットワークにデータパケットの入力速度を
    Rに設定するレート制御信号を生成するステップとから
    なることを特徴とするデータパケットの入力レート制御
    方法。
  21. 【請求項21】 前記フィードバック信号は、単一ビッ
    トであることを特徴とする請求項1の方法。
  22. 【請求項22】 前記単一ビットは、前記ネットワーク
    に輻輳があるときに設定されることを特徴とする請求項
    2の方法。
  23. 【請求項23】 前記(B)の決定するステップは次式
    に基づいて決定する RI=(1−d(I)γ)RI-d(I)−ad(I)BI
    (I=1,2,...) ここで、Iは、フィードバック信号が送信される間のタ
    イムスロットを識別する指数で、 RIは、前記タイムスロットの間のレートで、 γjは、ダンピング定数で、 ajは、ゲイン定数で、 d(I)は、前記フィードバック信号が送信されてから
    の時間間隔の数で、 BIは、フィードバック信号であることを特徴とする請
    求項20の方法。
  24. 【請求項24】 ノードの組の間でデータパケットを通
    信するに適した仮想回路を有するネットワークにおい
    て、データソースからj番目の仮想回路を介して前記ネ
    ットワークへのデータパケットの入力レートを制御する
    方法において、 (A) 前記ネットワークからデータソースに接続され
    るポイントで、フィードバック信号を受信するステップ
    と、 前記フィードバック信号は、前記j番目の仮想回路内の
    輻輳を指示し、 (B) 前記ポイントで、前記フィードバック信号とダ
    ンピング定数に基づいて、レートRjを決定するステッ
    プと、 前記ダンピング定数は、a)少なくとも1つ前のタイム
    スロット内の前記理想的ウィンドゥサイズと、b)前記
    フィードバック信号に適合する相対的重み係数を決定
    し、 (C) 前記受信ステップに応答して、前記データソー
    スからのデータパケットの入力速度をRjに設定するレ
    ート制御信号を生成するステップとからなることを特徴
    とするデータパケットの入力レート制御方法。
  25. 【請求項25】 前記各ノードは、前のノードからデー
    タパケットを受信するバッファメモリを有し、 前記フィードバック信号は、所定のしきい値レベルに対
    するデータレベルを表すことを特徴とする請求項24の
    方法。
  26. 【請求項26】 前記バッファメモリは、先着順サービ
    ス原理に基づいて、機能することを特徴とする請求項2
    5の方法。
  27. 【請求項27】 前記バッファメモリは、重み付きラウ
    ンドロビン原理に基づいて、機能することを特徴とする
    請求項25の方法。
  28. 【請求項28】 前記(B)の決定するステップは次式
    に基づいて決定する 【数6】 ここで、Iは、フィードバック信号が送信される間のタ
    イムスロットを識別する指数で、 Rj,Iは、前記タイムスロットの間のj番目の仮想回路
    のレートで、 γjは、j番目の仮想回路のダンピング定数で、 ajは、j番目の仮想回路のゲイン定数で、 d(I)は、前記フィードバック信号が送信されてから
    の時間間隔の数で、 BIは、フィードバック信号であることを特徴とする請
    求項24の方法。
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