JPH0715159Y2 - 電子機器の着脱補助装置 - Google Patents

電子機器の着脱補助装置

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JPH0715159Y2
JPH0715159Y2 JP1988003491U JP349188U JPH0715159Y2 JP H0715159 Y2 JPH0715159 Y2 JP H0715159Y2 JP 1988003491 U JP1988003491 U JP 1988003491U JP 349188 U JP349188 U JP 349188U JP H0715159 Y2 JPH0715159 Y2 JP H0715159Y2
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JP
Japan
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electronic device
mounting
mounting base
attachment
fitted
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JP1988003491U
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JPH01108975U (ja
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邦明 白木
今朝年 倉岡
信一郎 西田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は例えば宇宙基地等の極限環境において用いる
のに適する電子機器の着脱補助装置に関する。
(従来の技術) 近時、宇宙開発の分野においては、宇宙空間に宇宙基地
を建設するために各種の構造物を設置したり、天体観測
用観測装置を含む各種の電子機器を設置したり、あるい
は不要になった各種の電子機器の取替え等の各種作業の
実施が考えられている。このような宇宙空間にあって
は、作業者がマニピュレータ等を用いて宇宙游泳しなが
らの作業が強いられることとなり、その作業内容に多く
の制約を受けることとなる。
そこで、作業者の作業負担を軽減するべく、宇宙空間に
おける電子機器の設置作業に適するような各種の着脱装
置の開発が要請されている。
なお、かかる事情は宇宙空間に限ることなく、例えば原
子力の分野等のマニピュレータを用いて各種作業が行わ
れる極限環境化における各種の作業においても、同様の
要請がある。
(考案が解決しようとする問題点) 以上述べたように、宇宙開発の分野においては、宇宙空
間における宇宙基地建設のために、建設用の電子機器を
宇宙空間に設置するという問題がある。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な
構成で、かつ、設置作業の簡略化を図り得るようにした
電子機器の着脱補助装置を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は嵌合部を有する取付け台に着脱自在に連結さ
れる装着部と、この装着部に対して接離自在に組合わせ
配設され、前記取付け台の嵌合部に着脱自在に嵌合され
る被嵌合部を有した電子機器に対して着脱自在に連結さ
れる保持部と、前記装着部と前記保持部とを相対的に接
離移動させる押込み機構と、この押込み機構を駆動制御
して、前記保持部に連結された電子機器の被嵌合部と前
記装着部に連結された取付け台の嵌合部とを着脱する駆
動手段とを備えて電子機器の着脱補助装置を構成したこ
とを特徴とする。
(作用) 上記構成により、マニピュレータを用いて操作部を操作
して、その保持部で電子機器を保持し、その装着部を取
付け台に装着した後、該保持部を押込み機構を介して作
動させ、電子機器の被嵌合部を取付け台の嵌合部に嵌合
させるようにしたものである。
(実施例) 以下、この考案の一実施例に係る電子機器の着脱装置を
示すもので、図中10は例えば略コ字状に形成された取付
け台取着用の装着部である。この装着部10にはその一方
面側には、第2図に示すように複数の係止機構11が所定
の間隔を有して配設されている。この係止機構11は、第
3図に示すように同様にモータ,減速機構等で形成され
た駆動部11a及び被係止部11bにより略同様に構成されて
おり、その被係止部11bは第4図に示すように電子機器
取着用取付け台12に形成された複数の係止部13にそれぞ
れ対応される。そして、この取付け台12には接続用嵌合
部(メス形)14が例えば天体観測用の電子機器15の接続
用被嵌合部(オス形)16(第5図参照)に対応して形成
されている。
また、装着部10の他方面側には例えば二硫化モリブデ
ン,金等の固体潤滑の施された略コ字状の保持部17が押
出し機構18を介在して配設される(第1図参照)。この
押込み機構18は例えば第6図に示すように周知の駆動モ
ータ18a,ボールナット18b,ボールスクリュ18c及び案内
用のライドボールベアリング18d等により構成される伸
縮駆動部が、真空中においても円滑な駆動が可能なよう
にベローズ18e内に密封された密封構造に形成される。
そして、保持部17の両端にはラッチ部19がそれぞれラッ
チ機構20及びラッチ解除機構21を介して出入り自在に配
設されるこのラッチ部19は電子機器15の被保持部22に形
成された被係止部22a(第5図参照)に対応されてい
る。また、保持部17には例えば図示しないマニピュレー
タを介して操作される操作部23が配設される。この操作
部23は駆動制御部24に接続されており、その操作に連動
して該駆動制御部24を介して上記装着部10の上記係止機
構11、押込み機構18、保持部18のラッチ機構20及びラッ
チ解除機構21を駆動制御する。
なお、第2図において25は外部接続用の電気コネクタ
で、図示しない外部電源供給源及び指令部に接続されて
おり、上記操作部23の操作に連動して所定の駆動電力が
供給されると共に、駆動指令信号が供給される。
上記構成において、電子機器15を所定の取付け台12に取
付ける場合は、先ず図示しないマニピュレータを操作し
て操作部23を握持操作すると、その保持部17のラッチ機
構20を作動してラッチ部19で電子機器15の被保持部22の
被係止部22aを係止して保持する(第1図の想像線で図
示)。次に、装着部10及び保持部17は上記マニピュレー
タ(図示せず)を介して取付け台12まで搬送された後、
装着部10の係止機構11が作動されて、被係止無11bが該
取付け台12の係止部13に係止される。
すなわち、第3図に示されるように駆動部11aが駆動し
て、リンク11cが点P1を中心に想像線の位置から矢視方
向に実線の位置まで回動すると、リンク11dが点P2を中
心として想像線の位置から実線の位置まで回動する。こ
の動きに伴って被係止部11bが回動中心点P3を中心に想
像線の位置から矢視方向に実線の位置まで回動するよう
になり、この被係止部11bの鉤部が取付台12の係止部13
に係止するようになるものである。
ここで、上記駆動制御部24は押込み機構18を作動して保
持部17を取付け台12方向に移動させ、電子機器15の被嵌
合部16を取付け台12の嵌合部14に嵌合し、電子機器15の
接続が完了する。
また、上記電子機器15の設置状態において、離脱する場
合は、再びマニピュレータを用いて操作部23を握持操作
すると、先ず、上記押込み機構18が反転されて、電子機
器15の被嵌合部16が取付け台12の嵌合部14から離脱さ
れ、その後、係止機構11が反転されて装着部10及び保持
部17が取付け台12から離脱される。次に、保持部17のラ
ッチ解除機構21が作動されて、電子機器15はその被保持
部22の被係止部22aから該保持部17のラッチ部19が離脱
され、保持部17からの離間される。
このように、上記電子機器の着脱補助装置はマニピュレ
ータ(図示せず)を用いて操作部23を操作して、その保
持部17で電子機器15の被保持部22を保持し、その装着部
10を取付け台12に装着した後、該保持部17を押込み機構
18を介して作動させ、電子機器15の被嵌合部16を取付け
台12の嵌合部14に嵌入させるように構成したことによ
り、例えば宇宙空間に設置された取付け台12においても
その着脱作業の簡略化が実現できる。また、これによれ
ば、1台の装置で、必要に応じて各種の電子機器15の取
付けに取替え式に適用できて汎用性に優れているので、
特に宇宙空間等の資材の削減の要請される場所における
適用に好適する。
なお、上記実施例では、宇宙空間に適用した場合で説明
したが、これに限ることなく、各種の環境下においても
適用可能で、同様の効果を期待できる。よって、この考
案は上記実施例に限ることなく、その他、この考案の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることはい
うまでもないことである。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案によれば、簡易な構成
で、かつ、設置作業の簡略化を図り得るようにした電子
機器の着脱補助装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例に係る電子機器の着脱補助
装置の斜視図、第2図は第1図の正面図及び側面図、第
3図は第1図の係止機構を取出して示す図、第4図は第
1図の電子機器の着脱補助装置を取付ける取付け台の要
部を示す図、第5図は第3図の取付け台に取付ける電子
機器を示す図で第6図は第1図の押込み機構を拡大して
示す図である。 10……装着部、11……係止機構、11a……駆動部、11b…
…被係止部、12……取付け台、13……係止部、14……嵌
合部、15……電子機器、16……被嵌合部、17……保持
部、18……押込み機構、18a……駆動モータ、18b……ボ
ールナット、18c……ボールスクリュ、18d……スライド
ボールベアリング、18e……ベローズ、19……ラッチ
部、20……ラッチ機構、21……ラッチ解除機構、22……
被保持部、22a……被係止部、23……操作部、24……駆
動制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西田 信一郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内 (56)参考文献 特開 昭62−204594(JP,A) 実開 昭60−94887(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】嵌合部を有する取付け台に着脱自在に連結
    される装着部と、 この装着部に対して接離自在に組合わせ配設され、前記
    取付け台の嵌合部に着脱自在に嵌合される被嵌合部を有
    した電子機器に対して着脱自在に連結される保持部と、 前記装着部と前記保持部とを相対的に接離移動させる押
    込み機構と、 この押込み機構を駆動制御して、前記保持部に連結され
    た電子機器の被嵌合部と前記装着部に連結された取付け
    台の嵌合部とを着脱する駆動手段と を具備した電子機器の着脱補助装置。
JP1988003491U 1988-01-14 1988-01-14 電子機器の着脱補助装置 Expired - Lifetime JPH0715159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988003491U JPH0715159Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 電子機器の着脱補助装置

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JP1988003491U JPH0715159Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 電子機器の着脱補助装置

Publications (2)

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JPH01108975U JPH01108975U (ja) 1989-07-24
JPH0715159Y2 true JPH0715159Y2 (ja) 1995-04-10

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6094887U (ja) * 1983-12-06 1985-06-28 三菱電機株式会社 機器取付構造
JPS62204594A (ja) * 1986-03-05 1987-09-09 株式会社日立製作所 電子機器装着機構

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JPH01108975U (ja) 1989-07-24

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