JPH071514U - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
- Publication number
- JPH071514U JPH071514U JP3116893U JP3116893U JPH071514U JP H071514 U JPH071514 U JP H071514U JP 3116893 U JP3116893 U JP 3116893U JP 3116893 U JP3116893 U JP 3116893U JP H071514 U JPH071514 U JP H071514U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- lamp
- self
- main body
- extinguishing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランプが破損しても、カバーが破損片の熱で
溶解して落下してしまうことがない。 【構成】 ランプ1が装着された本体3と、ランプ1の
光を反射する反射板4と、開口部に配された透光性のカ
バー2とからなる照明器具において、ランプ1の下方に
位置する透光性カバー2の少なくとも上面に自己消火性
材5を配する。ランプが高温によって破損してカバー上
に落下しても、カバー上面に配された自己消火性材の存
在により、カバーが溶解してしまうことがない。
溶解して落下してしまうことがない。 【構成】 ランプ1が装着された本体3と、ランプ1の
光を反射する反射板4と、開口部に配された透光性のカ
バー2とからなる照明器具において、ランプ1の下方に
位置する透光性カバー2の少なくとも上面に自己消火性
材5を配する。ランプが高温によって破損してカバー上
に落下しても、カバー上面に配された自己消火性材の存
在により、カバーが溶解してしまうことがない。
Description
【0001】
本考案は照明器具、殊にランプがきわめて高温となるタイプの照明器具に関す るものである。
【0002】
天井面に直付けされたり埋め込まれたりする照明器具において、ハロゲンラン プのようなきわめて高温となるランプが使用されるものがある。この種の照明器 具においては、通常、下面開口部には、アクリル樹脂等からなる透光性のカバー が設けられている。
【0003】
この場合、上記ランプが高温になって破損した場合、図6に示すように、ラン プ1の破片がカバー2上に落下することになるが、この時、ランプ1の破損片が 持つ熱によってカバー2が溶解し、溶解したカバー2がランプ1の破損片と共に 落下してしまうことがあった。
【0004】 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その目的とするところはラ ンプが破損しても、カバーが破損片の熱で溶解して落下してしまうことがない照 明器具を提供するにある。
【0005】
しかして本考案は、ランプが装着された本体と、ランプの光を反射する反射板 と、開口部に配された透光性のカバーとからなる照明器具において、ランプの下 方に位置する透光性カバーの少なくとも上面に自己消火性材が配されていること に特徴を有している。
【0006】
【作用】 本考案によれば、ランプが高温によって破損してカバー上に落下しても、カバ ー上面に配された自己消火性材の存在により、カバーが溶解してしまうことがな いものである。
【0007】
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すると、この照明器具は、体育館や ホールのような大規模建築物における天井に設置される大型のものであって、本 体3と、逆椀状の反射板4と、本体3におけるランプ支持部30に配されたラン プ1と、反射板4の開口部であってランプ1の下方に配された透光性のカバー2 とからなり、アクリル樹脂のような材料で形成されている透光性カバー2の上面 のほぼ全面には、塩化ビニル樹脂のような自己消火性材5が配されている。ラン プ1が高温で破損してカバー2上に破損片が落下しても、高温の破損片によるカ バー2の溶解が自己消火性材5の存在で防がれるものである。
【0008】 また、図示例においては、ランプ1を囲んでいるランプ支持部30の開口寸法 L1 を小さくとることで、ランプ1が破損した時にその破損片がカバー2上に飛 散する範囲をカバー2の寸法L2 よりも小さいL3 寸法範囲内となるようにして いる。破損片がカバー2の周囲からこぼれ落ちることがないものとなっているわ けである。図2に示すように、下方に垂下された規制片7を設ければ、さらにラ ンプ1の破損片の飛散範囲L3 を小さくすることができる。
【0009】 また、上面に配された自己消火性材5を含むカバー2の上面を、図3(a)また は図3(b)に示すように、周部よりも中央部が低い凹面としておけば、カバー2 上に落下した破損片をカバー2上面の中央部に集めることができるために、破損 片の清掃が容易となる。さらには、図4に示すように、環状のリング60とこの リング60と本体3との間を連結する複数本の連結片61とからなる支持材6に よってカバー2の下面が支持されている場合、上記連結片61と対応する部分の 上面に、図3(c)に示すように、高さが低くなった切り欠き溝25を設けておく と、いずれか一か所の連結片61の部分を下げるだけで中央部に集められた破損 片の排出を行うことができる。
【0010】 なお、図4に示すものでは、本体3として、逆椀状の反射板4全体を囲む形状 ではなく、図5にも示すように、一対の逆U字状の本体片31,31を十字状に 組み合わせるとともに、本体片31,31間を側片32で連結した形状としてい る。この場合、下面開口寸法が1m前後の大型のものでも、本体3を小さくする ことができるとともに、材料費も節約することができる。また側片32は、強度 の向上のほかに、運搬時における把手として活用することができる。
【0011】
以上のように本考案においては、ランプが高温によって破損してカバー上に落 下しても、カバー上面に配された自己消火性材の存在により、カバーが溶解して しまうことがなく、従って、溶解したカバーがランプの破損片と共に落下してし まう事態を招くことがないものである。
【図1】一実施例を示すもので、(a) は断面図、(b) は
部分拡大断面図である。
部分拡大断面図である。
【図2】他例の断面図である。
【図3】カバーの例を示すもので、(a)(b)は断面図、
(c)は斜視図である。
(c)は斜視図である。
【図4】他例の斜視図である。
【図5】同上の本体の斜視図である。
【図6】従来例の断面図である。
1 ランプ 2 カバー 3 本体 4 反射板 5 自己消火性材
Claims (7)
- 【請求項1】 ランプが装着された本体と、ランプの光
を反射する反射板と、開口部に配された透光性のカバー
とからなる照明器具であって、ランプの下方に位置する
透光性カバーの少なくとも上面には自己消火性材が配さ
れていることを特徴とする照明器具。 - 【請求項2】 カバーは自己消火性材を含む自己重量を
支持し得る強度のものであることを特徴とする請求項1
記載の照明器具。 - 【請求項3】 本体または反射板は、ランプ破損時の破
損片の飛散方向を制限する規制部を備えていることを特
徴とする請求項1記載の照明器具。 - 【請求項4】 自己消火性材を含むカバーはその上面が
周部より中央部が低い凹面となっていることを特徴とす
る請求項1記載の照明器具。 - 【請求項5】 自己消火性材を含むカバーは、カバーの
取付係止部の近傍に切り欠きや高さが小さい部分が設け
られていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。 - 【請求項6】 本体は十字状に組合わされる一対の逆U
字形の本体片と、この本体片間に架け渡される側片とか
らなることを特徴とする請求項1記載の照明器具。 - 【請求項7】 側片が運搬時用の把手部となっているこ
とを特徴とする請求項6記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3116893U JPH071514U (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3116893U JPH071514U (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071514U true JPH071514U (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=12323914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3116893U Withdrawn JPH071514U (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071514U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09225011A (ja) * | 1995-04-28 | 1997-09-02 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 照明装置 |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP3116893U patent/JPH071514U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09225011A (ja) * | 1995-04-28 | 1997-09-02 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 照明装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |