JP2003158958A - 集魚灯装置 - Google Patents

集魚灯装置

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JP2003158958A
JP2003158958A JP2001362073A JP2001362073A JP2003158958A JP 2003158958 A JP2003158958 A JP 2003158958A JP 2001362073 A JP2001362073 A JP 2001362073A JP 2001362073 A JP2001362073 A JP 2001362073A JP 2003158958 A JP2003158958 A JP 2003158958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
light
reflecting
sides
fish
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001362073A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Omori
康生 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARINTEC KK
Original Assignee
MARINTEC KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MARINTEC KK filed Critical MARINTEC KK
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Publication of JP2003158958A publication Critical patent/JP2003158958A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 いか釣り船などに用いられる集魚灯の光量
を、電力量を増すことなく増大させ、集魚効率を向上さ
せる。 【解決手段】 集魚灯装置のソケット4に取り付けられ
たランプ5の上部に、取付部72とその両側に反射部7
3、73とをそなえた反射板7を設ける。両側の反射部
73は取付位置や照射範囲などの条件に応じて、上向き
の傾斜角または同一の平面あるいは僅かに下向きの傾斜
角にしている。ランプ5の点灯により、上方に照射され
る光を前記反射板7の反射部73下面で舷側の外側水面
に反射させて水面への照射光量を増大させる。反射板7
を取り付けてもランプ5の側面を遮らないので、遠方か
らもランプの光を直接認知でき船の存在を確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いか釣船などの漁
船に取り付けられ、船上からの光でいかや魚などを集め
る集魚灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】いか釣船などの漁船に設置される集魚灯
は、夜間に点灯させると船体両側の水面を照らして船体
の下が暗部になり、魚類がこの暗部に集まる習性を利用
して捕獲するもので、図4に示すように、漁船の甲板中
央に沿って前後に立てたマスト1、2の頂部間にワイヤ
やロープあるいは棒などの支持索3を張り、この支持索
3に適宜の間隔で複数個の集魚灯用のソケット4を吊り
下げ、各ソケット4にランプ5を裸のままで取り付けて
いる。
【0003】なお、ランプ5は一般に裸電球の状態でソ
ケット4に取り付けるのが普通であるが、実用新案登録
第3070543号には、このようなランプが雨により
急冷されて破損することを防止するために、ランプに家
庭電球用の傘を被せ、傘の内側面に反射鏡を取り付けて
光量を増すようにしたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、裸電球を吊
り下げた状態では、ランプからの光が四方に照射され、
上空に照射される光は漁火として船の存在を示す効果が
あるが、集魚作用には利用されていなかった。また、家
庭用の傘を取り付けることによって、ランプを保護する
とともに、上方へ照射する光を内側に反射させるもので
は、甲板上を明るくすることができるが水面の照射には
利用されないだけでなく、側方への光が遮られるため遠
方から船の存在を確認しにくくなる問題を生じ、傘の外
側面に夜光紙を張り付けるなどの手段を講じているが、
夜光紙では十分な効果を期待することができない。
【0005】なお、集魚灯は光量が大きいほど効果があ
り、そのためランプの設置数を多くし、あるいは、それ
ぞれのランプのワット数を増大させると、搭載する発電
機容量が過大になる欠点がある。本発明は、電力量を増
大させることなく、集魚灯のランプから上方に照射され
る光を利用して実効光量を大きくし、遠方からも船の存
在を確認できるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、集魚灯のソケ
ットに取り付けたランプの上部に、取付部とその両側に
反射部とをそなえた反射板を設け、ランプから前記反射
板の反射部下面に照射される光を両舷外側の水面に向け
て反射させるようにしている。この反射板の反射部は、
反射部の下面に照射される光を両舷外側の水面に向けて
反射させるように、水面からのランプの高さやランプと
の取付位置、また甲板の幅などの条件によって、傾斜角
を僅かに下向きの角度から上向きの角度で選択される。
また、反射板を安定に保持させるため、両側端縁に支持
部材を設け、ソケットを取り付けた支持索に支持部材を
介して連結保持させるようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】これを図に示す実施例について説
明する。図1ないし図3において、3は従来と同様に甲
板中央の前後に設けたマストに張り渡した支持索、4は
前記支持索3に吊り金具6で取り付けたソケット、5は
ランプ、7はソケット4の下端部に取り付けた反射板
で、たとえば、ソケット4にねじ込んだランプ5の緩み
を防止するパッキング8と締め付けねじ9を利用して挟
持固定させている。10は反射板7の両端部を支持索3
に連結保持させる保持部材で、この実施例では引っ張り
ばねを用いている。反射板7は、たとえば幅500m
m、長さ1000mmのステンレス板あるいはアルミニ
ウム板などを用い、ランプ挿入孔71を設けた取付部7
2と、その両側に僅かな角度たとえば15度程度で上向
きに折り曲げ、その下面を鏡面にした反射部73、73
をそなえている。74は両側縁に設けた補強用の折り曲
げ部、75は連結部材で、反射板7の両端縁に設けた折
り曲げ部76相互を連結して反射板の変形を防ぐように
しており、長さにより反射部73の角度調整用としても
用いられる。
【0008】支持索3に取り付けたソケット4に反射板
7を取り付け、反射板7の4隅部分に設けた保持部材1
0を、それぞれ支持索3に連結して保持させる。このソ
ケット4にランプ5をねじ込んで点灯すると、図3のよ
うにランプ5から上方に照射される光aは、反射板7の
反射部73下面で舷側の外側に向かって反射され、ラン
プ5からの直接の光bと加わって下向きの光量を増加
し、広範囲の水面を強力に照射する。
【0009】なお、反射部73の折り曲げ角度は、水面
からのランプの高さ、ランプ5からの取付位置や、甲板
の幅、水面を照射する範囲などの条件に応じて適宜の角
度に選定すればよく、必要な反射角が得られるよう、上
向きの傾斜角の限らず、両側の反射部73を同一の平面
に形成し、あるいは僅かに下向きの傾斜角にしたもので
もよい。また、反射部73の形状も、下面を凹むように
湾曲させ、あるいは、反射効率を高めるように魚眼状の
突起を多数打ち出した形状にすることができる。また、
連結部材75は図に示すスタッド状の棒状体に限られ
ず、連結板を用いたり、反射板7の強度が十分であれば
省略することもでき、折り曲げ部76に補強板を重ねて
設けることもできる。
【0010】
【発明の効果】このように本発明は、集魚灯のランプの
上部に、取付部とその両側に反射部とをそなえた反射板
を設け、ランプから前記反射部の下面に照射される光を
両舷外側の水面に向けて反射させるようにしているの
で、ランプから上空に照射される光をランプからの直接
光とともに舷側の外側水面に照射させ、水面への照射光
量を増大させて船体下部との明暗の差を大きくし、集魚
効果を向上させる効果が得られる。また、反射板がラン
プの側面を遮らないので、遠方からも直接ランプの光を
認知することができ、船の存在を従来と同様に確認する
ことができる。
【0011】なお、両側の反射部は、僅かな下向きの角
度から上向きの角度に傾斜角を選択して、船の条件によ
る取付位置や照射範囲などの変化に対応させ、水面への
照射を有効に行わせることができ、とくに傾斜角を上向
きにすることにより強力な照射範囲を拡大することがで
きる効果がある。また、反射板の両端縁に保持部材を設
けて、ソケットを支持する支持索に連結支持させること
により、広い反射板を用いる場合でも安定して保持させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図で、一部を断面で
示している。
【図2】図1における反射板と保持部材を示す上面図で
ある。
【図3】本発明の集魚灯装置による照射状態の説明図で
ある。
【図4】従来の集魚灯装置をそなえた船の概略側面図で
ある。
【符号の説明】
1、2 マスト 3 支持索 4 ソケット 5 ランプ 6 吊り金具 7 反射板 71 ランプ挿入孔 72 取付部 73 反射部 74 折り曲げ部 75 連結部材 76 折り曲げ部 8 パッキング 9 締め付けねじ 10 保持部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集魚灯のソケットに取り付けたランプの
    上部に、取付部とその両側に反射部とをそなえた反射板
    を設け、ランプから前記反射部の下面に照射される光を
    両舷外側の水面に向けて反射させるようにしたことを特
    徴とする集魚灯装置。
  2. 【請求項2】 前記反射板の両側の反射部が、上向きに
    傾斜している請求項1記載の集魚灯装置。
  3. 【請求項3】 前記反射板の両側端縁に、ソケットを支
    持する支持索に連結保持させる支持部材をそなえている
    請求項1または2の集魚灯装置。
JP2001362073A 2001-11-28 2001-11-28 集魚灯装置 Pending JP2003158958A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006126862A1 (en) * 2005-05-27 2006-11-30 Seung Ho Han A reflex mirror
KR100895958B1 (ko) 2008-09-04 2009-05-04 한승호 어선용 집어등장치
KR100994263B1 (ko) * 2010-05-18 2010-11-12 김분선 어선용 양방향 집어등장치
KR101137902B1 (ko) 2009-08-13 2012-05-03 김상태 어선 집어등 광반사장치
CN111336419A (zh) * 2018-12-19 2020-06-26 亚德光机股份有限公司 具光诱灯组的网台系统

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