JPH07146391A - 原子力発電所の原子炉圧力容器 - Google Patents

原子力発電所の原子炉圧力容器

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JPH07146391A
JPH07146391A JP6132025A JP13202594A JPH07146391A JP H07146391 A JPH07146391 A JP H07146391A JP 6132025 A JP6132025 A JP 6132025A JP 13202594 A JP13202594 A JP 13202594A JP H07146391 A JPH07146391 A JP H07146391A
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
protective sleeve
pressure vessel
pipe socket
socket
Prior art date
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Pending
Application number
JP6132025A
Other languages
English (en)
Inventor
Urs Blumer
ウルス・ブルーマー
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Hexis AG
Original Assignee
Hexis AG
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C13/00Pressure vessels; Containment vessels; Containment in general
    • G21C13/02Details
    • G21C13/032Joints between tubes and vessel walls, e.g. taking into account thermal stresses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部に温度変化により伸縮する同軸の防護ス
リーブ(熱スリーブ)を配置した給水管へ結合したパイ
プソケットから成る原子炉圧力容器を改善し、パイプソ
ケットにき裂の生じないようにすることにある。 【構成】 防護スリーブ(5)の外側端は、パイプソケ
ット(2)に摺動可能に内接し、防護スリーブの内側端
は、圧力容器内にある給水分配リング(7)へ結合して
いる。内部にじゃばら管(15)を配置したパイプ部
(10)は、パイプソケット(2)の外側端と給水管
(3)との間に挿入される。上記じゅばら管(15)の
一方端は、防護スリーブ(5)の外側端へ緊密に結合
し、じゃばら管(15)の他方端は、パイプ部(10)
へ緊密に結合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水管へ継合した少な
くとも1個のパイプソケットを備え、このパイプソケッ
トの内部に温度変化により伸縮する同軸の防護スリーブ
(熱スリーブ)を配置し、この防護スリーブの外側端は
前記パイプソケットに摺動可能に内接し、防護スリーブ
の内側端は圧力容器内にある給水分配リングへ結合して
なる原子力発電所の原子炉圧力容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】このタイプの原子炉圧力容器では、冷却
水は給水管を経て給水分配リングへ送られ、この給水分
配リングから圧力容器の残存空間にある原子炉熱水の中
に溢れ出る。パイプソケットに摺動可能に内接した防護
スリーブの外側端とこのパイプソケットの間から、冷却
水が、防護スリーブとパイプソケットとの間にあり原子
炉熱水が充満している環状隙間へ漏れ出す。この環状隙
間内で原子炉熱水と冷却水が混じり合うことにより、パ
イプソケット内部に熱応力が発生し、結果としてパイプ
ソケットの材料にき裂が生じる可能性がある。原子炉の
安全基準に関し、そのようなき裂は回避すべきである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の装置は、最初
に簡単に述べたタイプの原子炉圧力容器を改良し、パイ
プソケットにき裂が生じることを安全に回避することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】要するに本発明は、パイ
プソケットの外側端と給水管との間に挿入されたパイプ
部と、一方端が伸縮する防護スリーブの外側端に緊密に
結合し、他方端はパイプ部に緊密に結合しているパイプ
部の内部に配置されたじゃばら管とを備えたことを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】パイプ部の内部にじゃばら管を配置し、パイプ
部と伸縮する防護スリーブとへじゃばら管を緊密に結合
することにより、温度変化の影響を受けるもとでパイプ
ソケットの内部で防護スリーブは自由に伸縮することが
でき、それに伴いじゃばら管もこの伸縮運動をするが、
冷却水が原子炉熱水で充満している環状隙間内へ漏れ出
すのを確実に防ぐことができる。
【0006】従って、水温の周期的な変化が環状隙間内
で発生しないため、パイプソケット内の表面温度変化は
回避される。それゆえパイプソケットの材料のき裂の発
生が防ぐことができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面と共に以下説明する。
図1に示すように、原子炉プラントの円筒型原子炉圧力
容器1は、既知の方法で圧力容器壁1’に結合している
パイプソケット2を備えている。図1の紙面に対してパ
イプソケット2の左端(外側端)は、給水管3へ例えば
溶接3’により継合され、給水管3とパイプソケット2
の外側端との内径と外径は、ほぼ同一となっている。
【0008】パイプソケット2のこの継合部近傍の圧力
容器1側では、パイプソケット2の内径が僅かに拡大し
て円筒形表面4となっていて、この円筒形表面4に防護
スリーブ5の外側端が摺動可能に内接し、この防護スリ
ーブの内側端はパイプソケット2を貫通して圧力容器1
内へ延出している。
【0009】原子炉圧力容器1の作動中、防護スリーブ
5は温度変化を受けやすく、このため所謂「熱スリー
ブ」の名称も防護スリーブに対して使用される。パイプ
ソケット2内の円筒形表面4から圧力容器1内部に向か
って円筒形表面4に続いてパイプソケット2の内径が少
し拡大し、これゆえ防護スリーブ5とパイプソケット2
との間に環状隙間6が形成される。
【0010】圧力容器1内へ突き出た防護スリーブ5の
端部(内側端)は、圧力容器1内で圧力容器境界に沿っ
て広がっている給水分配リング7(詳細は図示せず)へ
続いている。パイプソケット2の内側端の近くの防護ス
リーブ5の外周には、環状隙間6を置いて、パイプソケ
ット2の穴の中央に防護スリーブを置くためのカム8が
備えられている。
【0011】原子炉圧力容器1の作動中、冷却水は給水
管3と防護スリーブ5とを経て給水分配リングへ供給さ
れ、給水分配リングから圧力容器1の中へ溢れ出す。圧
力容器1の内部は他の方法で原子炉熱水が満たされ、そ
の原子炉熱水が環状隙間6内にも存在している。防護ス
リーブ5の外側端と円筒形表面4との間の狭い隙間は、
水などが漏れないようにはなっていないので、冷却水も
環状隙間6に浸入する。パイプソケット2の材料にき裂
が生じる原因になる熱応力が、環状隙間6内で冷却水と
熱水とが出会うことによりパイプソケット2内部に発生
する可能性がある。
【0012】図2に示すように、パイプソケット2の外
側端と給水管3との間に、給水管3とパイプソケット2
の外側端の内径や外径と比較して中央部10’が拡大し
ているパイプ部10を挿入する。当該中央部10’の両
側端は、給水管3とパイプソケット2の外側端と夫々例
えば溶接13,14によりしっかり結合した中空円錐部
11,11’と続いている。製造技術の関係から、中空
円錐部11と中央部10’との間は溶接継目12で結合
されている。
【0013】拡大した中央部10’の内部には、じゃば
ら管15を配置し、図2の紙面に対して当該じゃばら管
15の左側は、じゃばら管15の内径とほぼ一致する内
径の円筒形パイプ部16から成っている。図2の紙面に
対して円筒形パイプ部16の左側は、中央部10’に溶
接され円筒形パイプ部16の外径と中央部10’の内径
との間の空間を塞ぐリング17へ緊密に結合している。
【0014】図2の紙面に対するじゃばら管15の右側
には、円筒形パイプ部16に対応する円筒形パイプ部1
8が備えられており、当該円筒形パイプ部18は、パイ
プ部10を越え防護スリーブ5の中へ延出している。円
筒形パイプ部18は防護スリーブ5の内側に例えば溶接
により緊密に結合している。
【0015】この方法によると、防護スリーブ5は、従
来通り温度変化の影響を受けるもとでパイプソケット2
の内部で伸縮することができると同時に、冷却水が環状
隙間6の中へ漏れ出すのを防ぐことが可能となる。なぜ
なら、じゃばら管15も熱膨張を受けるがパイプ部10
と防護スリーブ5とに緊密に結合しているからである。
【0016】流動工学の関係から、じゃばら管15内部
に、溶接13近傍の中空円錐部11の内径と一致する外
径のパイプ20が配置してある。このパイプ20の一方
端は、中空円錐部11の先細り端内側にきつく嵌合して
おり、他方端は、防護スリーブ5内にある円筒形パイプ
部18の端部まで延出している。図2の紙面に対してパ
イプ20の右側は円筒形パイプ部18に内接していて、
そこにしっかりとは固定されていない。そのためパイプ
20は自由に伸縮でき、パイプ20も熱スリーブとな
る。
【0017】図2に示した実施例からは逸脱するが、パ
イプ部10は、給水管3とパイプソケット2と同一の直
径寸法にすることも可能である。この場合、じゃばら管
15は、流れの横断面内に僅かに突き出る。適当な状況
下にあるパイプ20は、図2の紙面に対してパイプ20
の左側に伸びることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のパイプソケットと給水管とを示す原
子炉圧力容器の一部縦断面図である。
【図2】本発明のパイプソケットと給水管との配置を示
す一部縦断面図である。
【符号の説明】
1 原子炉圧力容器 1’ 圧力容器壁 2 パイプソケット 3 給水管 3’,13,14 溶接 4 円筒形表面 5 防護スリーブ(熱スリーブ) 6 環状隙間 7 給水分配リング 8 カム 10 パイプ部 10’ 中央部 11,11’ 中空円錐部 12 溶接継目 15 じゅばら管 16,18 円筒形パイプ部 17 リング 20 パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水管へ継合した少なくとも1個のパイ
    プソケットを備え、このパイプソケットの内部に温度変
    化により伸縮する同軸の防護スリーブ(熱スリーブ)を
    配置し、この防護スリーブの外側端は前記パイプソケッ
    トに摺動可能に内接し、防護スリーブの内側端は圧力容
    器内にある給水分配リングへ結合してなる原子力発電所
    の原子炉圧力容器において、前記パイプソケットの外側
    端と前記給水管との間に挿入されたパイプ部と、一方端
    は伸縮する前記防護スリーブの外側端に緊密に結合し、
    他方端は前記パイプ部に緊密に結合している前記パイプ
    部の内部に配置されたじゃばら管とを備えたことを特徴
    とする原子力発電所の原子炉圧力容器。
  2. 【請求項2】 上記じゃばら管内部に配置され、一方端
    はじゃばら管の外側で上記パイプ部に嵌合し、他方端は
    伸縮する上記防護スリーブの外側端の中へ延出している
    パイプを備えたことを特徴とする請求項1に記載された
    原子力発電所の原子炉圧力容器
  3. 【請求項3】 上記パイプ部がパイプソケットと反対側
    へ延出し、このパイプ部の両端には中空円錐部を設け、
    この両端の中空円錐部の先細り端を上記給水管と上記パ
    イプソケットの外側端の寸法に夫々合わせたことを特徴
    とする請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載され
    た原子力発電所の原子炉圧力容器
JP6132025A 1993-06-14 1994-06-14 原子力発電所の原子炉圧力容器 Pending JPH07146391A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP93810424A EP0630028B1 (de) 1993-06-14 1993-06-14 Thermische Schutzhülse für Kernreaktordruckbehälterrohrstutzen
CH93810424.7 1993-06-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07146391A true JPH07146391A (ja) 1995-06-06

Family

ID=8214979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6132025A Pending JPH07146391A (ja) 1993-06-14 1994-06-14 原子力発電所の原子炉圧力容器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5392323A (ja)
EP (1) EP0630028B1 (ja)
JP (1) JPH07146391A (ja)
DE (1) DE59304993D1 (ja)
ES (1) ES2095621T3 (ja)
FI (1) FI942800A (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2326766A1 (fr) * 1975-10-02 1977-04-29 Commissariat Energie Atomique Structure interne de cuve de chaudiere nucleaire
US4834935A (en) * 1984-12-24 1989-05-30 Combustion Engineering, Inc. Feedwater sparger assembly
DE3863004D1 (de) * 1987-06-04 1991-07-04 Siemens Ag Druckbehaelter mit einem anschlussstutzen mit einem thermoschutz.
DE3823810A1 (de) * 1988-07-14 1990-01-18 Gutehoffnungshuette Man Abdichtung der stutzendurchfuehrung einer heissgehenden rohrleitung

Also Published As

Publication number Publication date
FI942800A (fi) 1994-12-15
DE59304993D1 (de) 1997-02-13
ES2095621T3 (es) 1997-02-16
EP0630028A1 (de) 1994-12-21
EP0630028B1 (de) 1997-01-02
US5392323A (en) 1995-02-21
FI942800A0 (fi) 1994-06-13

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