JPH07146224A - 半導体観察用ホルダー装置 - Google Patents

半導体観察用ホルダー装置

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JPH07146224A
JPH07146224A JP5294988A JP29498893A JPH07146224A JP H07146224 A JPH07146224 A JP H07146224A JP 5294988 A JP5294988 A JP 5294988A JP 29498893 A JP29498893 A JP 29498893A JP H07146224 A JPH07146224 A JP H07146224A
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observation
tab
integrated circuit
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Toshihiro Kato
俊弘 加藤
Masamichi Murase
眞道 村瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体集積回路の試料を走査型電子顕微鏡と集
束イオンビーム装置とを交互に使用する場合、観察用治
具への試料の着脱を容易に行えるようにする。 【構成】FIB試料受け台1は上面に雄ネジ2と側面に
FIB治具マウント3とFIB試料交換用フック4が形
成されており、試料観察ホルダー5は裏面に雌ネジ6が
形成されている。更に、試料観察ホルダー5の上面に半
導体集積回路7を導電性接着剤で接着し、資料観察ホル
ダー5の雌ネジ6とFIB試料受け台1の雄ネジ2で試
料観察ホルダー5とFAB試料受け台1を接続する構成
としている。この試料受け台1をFIB試料室に挿入す
る事により半導体集積回路7の観察を行う事が可能とな
る。従来はSEMとFIBを交互に使用する場合、半導
体集積回路7を試料観察治具に乗せ換える際に接着し直
さなければならなかったが、本発明のFIB試料受け台
1を使用し、試料観察ホルダーとの組合わせにより試料
交換が容易に行えるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走査型電子顕微鏡および
集束イオンビーム装置の両方に兼用される半導体観察用
ホルダー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の半導体観察用ホルダー装置
は、特開平2−15648号公報を参照できる。この公
報記載の技術は、半導体観察用ホルダーを走査型電子顕
微鏡および集束イオンビーム装置の両方で兼用するた
め、同一の真空室1の中にレール6を施設しそのレール
6上を移動するため搬送ステージ5を備え、この搬送ス
テージ5の上に位置技めステージ3を備え観察試料4を
のせていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような技術では、
同一の真空室1内にわざわざレール6を施設しなければ
ならず、レール6上を移動するために搬送ステージ5を
必要とした。すなわち、このような大きな装置を備えな
ければならないという欠点がある。さらに、同一の真空
室1で加工と特性X線検出を行った場合、加工時にLS
Iのエッチング時のゴミや導電性膜付け時のタングステ
ンなどが同一真空室1内に付着する。この付着は、真空
度を低下させる原因となり分析精度を低下させるという
欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のホルダー
は、半導体集積回路と上面にこの半導体集積回路を搭載
し、底面に集束イオンビーム試料受け台と走査型電子顕
微鏡試料受け台との両方に固定しうる共用固定構造を備
えた試料観察ホルダーとを含む。
【0005】本発明の第2のホルダーは、上面にピング
リッドアレイを固定するための金具と該ピングリッドア
レイのピンを挿入するための穴を有し、底面に集束イオ
ンビーム試料受け台と走査型電子顕微鏡試料受け台との
両方に固定しうる共用固定構造を備えたピングリッドア
レイ用試料観察ホルダーである。
【0006】本発明の第3のホルダーは、半導体集積回
路をテープ自動ボンディングしたTABを固定するため
のTAB抑え板と、このTAB抑え板とともにTABを
固定するための固定治具を備え、底面に集束イオンビー
ム試料受け台と走査型電子顕微鏡試料受け台との両方に
固定しうる共用固定構造を備えたTAB用試料観察ホル
ダーとを含む。
【0007】本発明の傾斜受け台は、上面の斜面に前記
第1のホルダーと前記第2のホルダーと前記第3のホル
ダーとのうち、少なくとも2つを兼用して固定しうる第
1の共用固定構造を有し、底面に集束イオンビーム試料
受け台と走査型電子顕微鏡試料受け台との両方に固定し
うる第2の共用固定構造を有する。
【0008】本発明のホルダー装置は、集束イオンビー
ム試料受け台の上面と走査型電子顕微鏡試料受け台の上
面との少なくとも一方に位置決め固定ピンを有し、前記
第1のホルダーの底面と、前記第2のホルダーの底面と
前記第3のホルダーの底面とに前記位置決め固定ピンを
受けるための穴を有することを特徴とする。
【0009】本発明の第1のホルダー、第2のホルダ
ー、第3のホルダー傾斜受け台およびホルダー装置にお
ける前記共用固定構造にネジを適用することを特徴とす
る。
【0010】前記共用固定構造に試料受け金具およびこ
の試料受け金具の上に形成されたバネの組合わせを適用
することを特徴とする。
【0011】本発明の第1のホルダーにおいて、半導体
集積回路と試料観察ホルダーとを固着するため導電性接
着剤と、底面に導電性材質の集束イオンビーム試料受け
台と導電性材質の走査型電子顕微鏡試料受け台との両方
に固定しうる共用固定構造を備えた導電性材質の試料観
察ホルダーとを含む。
【0012】本発明の第2のホルダーは、底面に導電性
材質の集束イオビーム試料受け台と導電性材質の走査型
電子顕微鏡試料受け台との両方に固定しうる共用固定構
造を備えた導電性材質のピングリッドアレイ用試料観察
ホルダーである。
【0013】本発明の第3のホルダーは、TAB抑え板
と固定治具とが導電性材質で形成され、さらに底面に導
電性材質の集束イオンビーム試料受け台と、導電性材質
の走査型電子顕微鏡試料受け台との両方に固定しうる共
用固定構造を備えた導電性材質のTAB用試料観察ホル
ダーとを含む。
【0014】本発明の傾斜受け台は傾斜受け台自体と第
1の共有構造とを導電性材質で形成し、底面に導電性材
質の集束イオンビーム試料受け台と、導電性材質の走査
型電子顕微鏡試料受け台との第2共用固定構造を有す
る。
【0015】本発明の傾斜受け台は半導体集積回路を上
面の斜面に固着し、底面に集束イオンビーム試料受け台
と走査型電子顕微鏡試料受け台との両方に固定しうる共
用固定構造を有する。
【0016】本発明の傾斜受け台は導電性材質で形成さ
れ、半導体集積回路を上面の斜面に固着するために導電
性の接着剤を用い、底面に導電性材質の集束イオンビー
ム試料受け台と導電性材質の走査型電子顕微鏡試料受け
台との両方に固定しうる共用固定構造を有する。
【0017】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0018】図1(a)および(b)を参照すると、集
束イオンビーム(以下FIB)試料受け台1は、ステン
レス,アルミ合金,銅合金というような金属で形成され
る。この受け台1は上面に雄ネジ2を備え、ある側面に
FIB治具マウント3と他の側面にFIB試料交換用フ
ック4とを備えている。
【0019】図1(c)および(d)を参照すると、試
料観察ホルダー5は、ステンレス,アルミ合金,銅合金
のような金属、又は、導電性材質で形成される。この試
料観察ホルダー5は、その裏面に雌ネジ6を備えてい
る。
【0020】図1(e)を参照すると、下面に雌ネジ6
を有する試料観察ホルダー5の上面に半導体集積回路7
が、例えば銀ペーストや銀カーボンのような導電性の接
着剤で固着されている。
【0021】図1(f)を参照すると、図1(e)に示
される上面に半導体集積回路7を固着した試料観察ホル
ダー5の雌ネジ6にFIB試料受け台1の雄ネジ2が螺
合されている。
【0022】FIB装置の使用の際、チャージアップ防
止のための半導体集積回路を接地する必要がある。
【0023】本発明の第1の実施例では、FIB試料受
け台1および試料観察ホルダー5は導電性の材質を用
い、この試料観察ホルダー5の上面に導電性の接着剤を
用いて半導体集積回路7を接着することにより、半導体
集積回路7が接地され、チャージアップすることなく加
工、観察および分析をすることができる。
【0024】次に本発明の第2の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0025】図2(a)および(b)を参照すると、多
試料用集束イオンビーム試料受け台8はステンレス,ア
ルミ合金,銅合金のような金属、または導電性物質から
形成される。多試料用集束イオンビーム試料受け台8は
上面に複数の雄ネジ2を備え、ある側面にFIB治具マ
ウント3と他の側面にFIB試料交換用フック4とを備
えている。
【0026】試料観察ホルダー5の材料、ホルダー5の
裏面に備えられた雌ネジ6およびホルダー5の上面に半
導体集積回路7を導電性の接着剤で固着することは、第
1の実施例と同一である。
【0027】図2(c)を参照すると、第1の実施例で
示した複数のホルダー5の雌ネジ6に多試料用集束イオ
ンビーム試料受け台8の複数の雄ネジ2が螺合されてい
る。
【0028】本発明の第2の実施例では、多試料用集束
イオンビーム試料受け台8および試料観察ホルダー5は
導電性の材質を用い、この試料観察ホルダー5の上面に
導電性の接着剤を用いて半導体集積回路7を接着するこ
とにより、半導体集積回路7が接地されチャージアップ
することなく加工,観察および分析をすることができ
る。
【0029】次に本発明の第3の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0030】図3(a)および(b)を参照すると、本
発明の第3の実施例はピン32を備えたフェースアップ
方式のピングリッドアレイ31を観察するためのもので
ある。
【0031】図3(c)および(d)を参照すると、ピ
ングリッドアレイ用試料観察ホルダー33はステンレ
ス,アルミ合金,銅合金のような金属または導電性物質
からなり、上面にピングリッドアレイ31のピン32を
挿入するためのピングリッドアレイピン保護穴34を有
し、下面に雌ネジ6を有し、しかも側面にピングリッド
アレイ31を固定するためのピングリッドアレイ固定金
具35を備えている。
【0032】このピングリッドアレイ用試料観察ホルダ
ー33は、その保護穴34にピン32を挿入したあと、
ピングリッドアレイ固定金具35でピングリッドアレイ
31を固定し一体化される。
【0033】このホルダー33の下面の雌ネジ6には、
FIB用試料受け台1の雄ネジおよび走査型試料受け台
11の雄ネジに共通に取り付けられる。
【0034】本発明の第3の実施例では、ピングリッド
アレイ用試料ホルダー33は導電性の材質を用い、ピン
グリッドアレイピン32がピングリッドアレイピン保護
穴34に接触することにより、ピングリッドアレイに搭
載されている半導体集積回路7が接地され、チャージア
ップすることなく加工,観察および分析することができ
る。
【0035】集束イオンビームにより金属膜の付着加工
の場合、金属膜を付着するためのW(CO)6ガスを出
すタングステン銃の先端は、半導体集積回路と0.5m
mであるため、試料観察ホルダーは半導体集積回路の上
0.5mm未満である必要がある。本発明の第3の実施
例では、ピングリッドアレイ固定金具35は集束イオン
ビーム装置のタングステン銃にぶつからないように半導
体集積回路の表面より上0.5mm未満で形成されてい
る。
【0036】一般的に集束イオンビームおよび走査型電
子顕微鏡観察において、真空度が高いほど観察の解像度
が上昇する。特に集束イオンビームによるGaイオン入
射の際の試料の結晶軸の向きにより二次電子量が変化
し、観察対象の結晶の方位により二次電子像に濃淡がつ
く、すなわち、結晶粒体の結晶軸に対してビームが通っ
たか通らなかったかにより結晶粒体がどちらの向きに向
いているかを観察する。いわゆる結晶粒(グレイン)観
察を行なう際には高真空度が必要である。また、走査型
電子顕微鏡による特性X線を検出して分析を行う際に
は、高真空度であるほど分析の制度(分解能)が上がる
ため、導電性の接着剤、導電性テープによるガスによる
真空度の低下を防止する必要がある。
【0037】ピングリッドアレイのようなパッケージ固
定のため導電性の接着剤や導電性テープを使用すると、
真空度は極めて低下する。
【0038】図3(e)を参照すると、この真空度の低
下を防止するため、本発明の第3の実施例の1つで集束
イオンビームにて試料を観察する場合、集束イオンビー
ム試料受け台1にピングリッドアレイ用試料観察ホルダ
ー33が搭載されたあと、ピングリッドアレイ31が探
索,固定される。この結果、高真空度を保つことができ
グレイン観察が非常に容易となる。
【0039】図3(f)を参照すると、次に走査型電子
顕微鏡で試料を観察する場合、集束型イオンビーム用試
料受け台1からピングリッドアレイ31をはずし、走査
型電子顕微鏡試料受け台11上にピングリッドアレイ用
試料観察ホルダー33が搭載されたあと、ピングリッド
アレイ31が搭載,固定される。この結果、本発明の第
3の実施例は図3(e)に示す例と同様に高真空度を保
つことができ、観察および分析を分解能が極めて上昇す
るという効果がある。
【0040】次に本発明の第4の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0041】図4(a)および(b)を参照すると、ス
プロケットホール42およびテープ自動ボンディング
(以下TAB)測定用パッド50を有するフェースアッ
プ方式のTAB41が示されている。
【0042】図4(c)および(d)を参照すると、T
AB用試料観察ホルダー46の上面には、図4(a)お
よび(b)に示されるTAB41のスプロケットホール
42を挿入し、TAB抑え板43を固定するための少な
くとも2個のTAB固定ピン47,固定治具48、およ
び半導体集積回路7の保護のため外形寸法より大きく開
けられた凹部47が形成されている。ホルダー46の底
面には、集束イオンビーム用試料受け台1および走査型
電子顕微鏡用試料受け台11がいずれにも取り付けられ
る雌ネジ6を備えている。一方、TAB抑え板43に
は、TAB固定ピン47との嵌合を可能にする開孔穴4
4と、半導体集積回路7の外形寸法以上のデバイスホー
ル45が形成されている。TAB用試料ホルダー46,
TAB抑え板43,固定治具48はステンレス,アルミ
合金および銅合金のような金属又は導電性の材質により
形成される。TAB41の取付では、TAB用試料観察
ホルダー46の固定治具48が外され、TAB41のス
プロケットホール42がTAB固定ピン47に挿入され
位置合わせされる。その後、TAB抑え板の開孔穴44
がTAB固定ピン47にセットされ固定治具48にて固
定される。
【0043】図4(e)を参照すると、集束イオンビー
ムにて試料を観察する場合にはTAB用試料観察ホルダ
ー46にTAB41が搭載され、TAB抑え板43がセ
ットされたあと、FIB試料受け台1に搭載,固定され
る。
【0044】図4(f)を参照すると、走査型電子顕微
鏡にて試料を観察する場合、図4(e)を参照して説明
したようにTAB用試料観察ホルダー46にTAB41
が搭載され、TAB抑え板43がセットされたあと走査
型電子顕微鏡試料受け台11上に搭載,固定される。本
発明の第4の実施例では、TAB用試料ホルダー46,
TAB抑え板43および固定治具48は導電性の材質で
形成され、フェースアップ方式のTABの場合は、半導
体集積回路に接続されているTAB測定用パッド50が
TAB抑え板43と接触することにより、半導体集積回
路が接地されチャージアップすることなく加工,観察お
よび分析することができる。また、フェースダウン方式
のTABの場合は、半導体集積回路に接続されているT
AB測定用パッド50がTAB用試料ホルダー46と接
触することにより、半導体集積回路が接地されチャージ
アップすることなく加工,観察および分析することがで
きる。さらに、固定金具48は集束イオンビーム装置の
タングステン銃にぶつからないように、半導体集積回路
の表面より上0.5mm未満で形成されている。このよ
うなパッケージを固定するため、導電性の接着剤や導電
性テープを使用すると、真空度を極めて低下させること
になる。しかし、第4の実施例では図4(e)に示すよ
うな治具を使用することにより高真空度を保つことがで
き、結晶粒(グレイン)観察が非常に容易になる。さら
に図4(f)に示される治具を使用することにより、図
4(e)に示される治具の使用による高真空度と同じ位
の真空度を保つことができ、観察および分析の分解能が
極めて上昇するという効果がある。
【0045】次に本発明の第5の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0046】図5(a)および(b)を参照すると、本
発明の第5の実施例である傾斜ホルダー51は、ステン
レス,アルミ合金または銅合金のような金属、または導
電性の材質で形成される。傾斜ホルダー51は底面に集
束イオンビーム用試料受け台1および走査型電子顕微鏡
用試料受け台11のいずれにも取り付け可能な雌ネジ6
が形成されている。
【0047】半導体集積回路11の搭載面は、底面12
に対してある傾斜角52で形成されている。この傾斜ホ
ルダー51により半導体集積回路7の断面などを観察す
る場合、集束イオンビーム用および走査型電子顕微鏡用
試料受け台を傾斜させなくても容易に観察することがで
きる。さらに試料受け台1または11を傾斜させること
により傾斜角をより大きくすることができる。
【0048】図5(c)を参照すると、本発明の第5の
実施例を用いて集束イオンビームにて試料を観察する場
合、集束イオンビーム試料受け台1上に半導体集積回路
7を銀ペースト、または銀カーボンのような導電性の接
着剤で接着した傾斜ホルダー51が取り付けられる。図
5(c)に示される組合わせが集束イオンビーム試料室
に挿入され、試料が観察される。
【0049】図5(e)を参照すると、走査型電子顕微
鏡にて試料を観察する場合に、走査型電子顕微鏡試料受
け台11上に集積回路7を、上述の導電性の接着剤で接
着した傾斜ホルダー51が取り付けられる。図5(d)
に示されるこの組合わせが走査型電子顕微鏡試料室に挿
入される。
【0050】本発明の第5の実施例において、傾斜ホル
ダー51は上述の導電性の材質で形成され、この傾斜ホ
ルダー51の上面に導電性の接着剤を用いて半導体集積
回路7を接着することにより、半導体集積回路7が接地
されチャージアップすることなく加工,観察および分析
することができる。
【0051】次に本発明の第4の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
【0052】図6(a)および(b)を参照すると、傾
斜受け台53はステンレス,アルミ合金および銅合金の
ような金属、または導電性の材質から形成されている。
傾斜受け台53の底面には、集束イオンビーム用試料受
け台1および走査型電子顕微鏡用試料受け台11のいず
れも取り付けられる雌ネジ6が形成されている。一方、
上面には各種の試料観察ホルダー5,33、または46
が搭載可能な共通サイズの雄ネジ2が形成されている。
さらに各種の試料観察ホルダー搭載面は、図6(b)に
示されるように底面に対してある傾斜角52を有してい
る。
【0053】図6(c)を参照すると、集束イオンビー
ムにてピングリッドアレイ31を傾斜させて観察する場
合には、集束イオンビーム試料受け台1上に傾斜受け台
53が取り付けられる。さらに、その上にピングリッド
アレイ用試料観察ホルダー33が取り付けられ、ピング
リッドアレイ31が搭載,固定される。このように組合
わされたものが集束イオンビーム試料室に挿入して観察
する。
【0054】図6(d)を参照すると、走査型電子顕微
鏡にてピングリッドアレイ31を傾斜させて観察する場
合には、走査型電子顕微鏡試料受け台11上に傾斜受け
台53が取り付けられる。さらに、その上にピングリッ
ドアレイ用試料観察ホルダー33が取り付けられ、ピン
グリッドアレイ31が搭載,固定される。そのように組
合わされたものが走査型電子顕微鏡試料室に挿入され、
走査型電子顕微鏡にて観察する。
【0055】図6(e)を参照すると、集束イオンビー
ムにてTAB41を傾斜させて観察する場合には、集束
イオンビーム試料受け台1上に傾斜受け台53が取り付
けられる。さらにその上にTAB用試料観察ホルダー4
6が取り付けられ、TAB41とTAB抑え板43が搭
載,固定される。このように組合わされたものが集束イ
オンビーム試料室に挿入され、集束イオンビームにて観
察できる。
【0056】図6(f)を参照すると、走査型電子顕微
鏡にてTAB41を傾斜させて観察する場合、走査型電
子顕微鏡試料受け台11上に傾斜受け台51が取り付け
られる。さらにその上にTAB用試料観察ホルダー46
が取り付けられ、TAB41とTAB抑え板43が搭
載,固定される。このように組合わされたものが走査型
電子顕微鏡試料室に挿入され、走査型電子顕微鏡で観察
される。第6の実施例において傾斜受け台61は上述の
導電性の材質で形成され、上面には各種の試料観察ホル
ダー5,33,46を接続させることにより半導体集積
回路7が接地され、チャージアップすることなく加工,
観察および分析することができる。
【0057】次に本発明の第7の実施例について図7〜
図11を参照して詳細に説明する。
【0058】半導体集積回路の加工,観察および分析を
行う際に、その位置が半導体集積回路のどこにあるかを
みつけだすことは困難である。
【0059】図7(c)および(d)を参照すると、本
発明の第7の実施例はその位置を容易合わせるため、F
IB試料受け台1の上面に試料観察ホルダーの位置決め
固定ピン61を備えている。他の要素は本発明の第1の
実施例と同じである。
【0060】図9(a)を参照すると、図7(c)およ
び(d)に示される位置決め固定ピン61の嵌合穴は、
ピングリッドアレイ用試料観察ホルダー33の裏面に形
成された位置決め固定ピン受け62である。なお、図9
(a)および(b)に示されるピングリッドアレイ用試
料観察ホルダー33は、この位置決め固定ピン受け62
の他は、第3の実施例で示されるピングリッドアレイ用
試料観察ホルダー33と同じものである。
【0061】図9(c)を参照すると、雄ネジ2をFI
B試料受け台1の裏面からドライバーなどの六角レンチ
で締めることにより、雌ネジ6と雄ネジ2とでピングリ
ッドアレイ用試料観察ホルダー33とFIB試料受け台
1とが組合わされる。このように組合わされたものがF
IB試料室に挿入されることにより、半導体集積回路7
の加工,観察および分析ができる。
【0062】この加工,観察および分析の位置は、以下
のように決められる。
【0063】図11(i)を参照すると、Z座標は試料
挿入時にタングステン銃より0.5mmの位置に合わせ
られており、装置のX,Y,Q座標と半導体集積回路7
のマーカー63の位置とは常に対応がとれる。
【0064】図9(a)および図11(i)を参照する
と、このため、X座標およびY座標を合わせる場合、一
例として制御用コンピュータに半導体集積回路のレイア
ウト図が一度挿入され、半導体集積回路とレイアウト図
とが対応づけられていれば、レイアウト上の位置を指定
するだけでX座標およびY座標の位置合わせができる。
【0065】その他の例では、マーカー63からの距離
がレイアウト図、もしくは微小寸法測定器などで測定さ
れ、制御用コンピュータに入力されると位置合わせがで
きる。また、断面観察など観察試料を傾斜させたい場合
は、制御用コンピュータに傾斜角を入力すれば制御用コ
ンピュータが座標X,YおよびZの補正を行う。このた
め、X座標およびY座標を入力すれば断面観察も容易に
できる。
【0066】図7(b)を参照すると、走査型電子顕微
鏡装置はこの走査型電子顕微鏡本体、X,Y,Z,およ
びQコントローラおよびX,Y,ZおよびQ制御用コン
ピュータから構成される。このような構成をすることに
よりFIBで加工および観察した場所を走査型電子顕微
鏡に交換しても、加工および観察した箇所を容易に位置
合わせすることができる。
【0067】図8(g)を参照すると、走査型電子顕微
鏡用試料受け台11上には、位置決め固定ピン61が形
成されている。この走査型電子顕微鏡用試料受け台11
の他の要素は第3〜第5の実施例で示した走査型電子顕
微鏡用試料受け台11と同じである。
【0068】図9(d)を参照すると、走査型電子顕微
鏡用試料受け台11の裏面より雄ネジ2がドライバーな
どの六角レンチで締められることにより、雌ネジ6と雄
ネジ2とでピングリッドアレイ用試料観察ホルダー33
と、走査型電子顕微鏡試料受け台11とが接続される。
【0069】図10(e)を参照すると、TAB用試料
観察ホルダー46の裏面に第4の実施例で示された雌ネ
ジ6の代わりに、位置決め固定ピン受け62が形成され
ている。TAB用試料観察ホルダー46の他の要素は第
4の実施例で示されたTAB用試料観察ホルダー46と
同じである。
【0070】図10(g)を参照すると、雄ネジ2をF
IB試料受け台1の裏面からドライバーなどの六角レン
チで締めることにより雌ネジ6と雄ネジ2とでピングリ
ッドアレイ用試料観察ホルダー33と、FIB試料受け
台1とが組合わされる。このように組合わされたものが
FIB試料室に挿入されることにより、加工および観察
したい位置を容易に合わせることができる。
【0071】図8(h)を参照すると、走査型電子顕微
鏡用試料受け台11の裏面より雄ネジ2がドライバーな
どの六角レンチで締められることにより、雌ネジ6と雄
ネジ2とでTAB用試料観察ホルダー46と、走査型電
子顕微鏡試料受け台11とが接続される。この組合わさ
れたものが試料室に挿入されることにより、加工および
観察したい位置を容易に合わせることができる。
【0072】次に本発明の第8の実施例について図12
〜図15を参照して詳細に説明する。
【0073】半導体集積回路の加工,観察および分析を
行う際に、その位置が半導体集積回路のどこにあるかみ
つけだすことは困難であり、位置を合わせるための第7
の実施例では、試料受け台1または11の裏面からネジ
止めしなければならなかった。第8の実施例は、この位
置合わせのため上面で固定できる例である。
【0074】図12(a)および(b)を参照すると、
FIB試料受け台1は、その上面に試料観察ホルダーの
試料受け金具71が形成され、その金具71の上に試料
観察ホルダー振動防止のための試料固定バネ72が形成
される。他の要素は本発明の第1の実施例と同じであ
る。
【0075】図13(a)および(b)を参照すると、
図12(a)および(b)に示される金具71およびバ
ネ72をスライドさせるため、PGA用試料観察ホルダ
ー33の裏面に試料固定用マウント73が形成されてい
る。このホルダー33の他の要素は、第3の実施例で示
されるピングリッドアレイ用試料観察ホルダー33と同
じである。
【0076】図13(c)を参照すると、試料固定用マ
ウント73を試料受け金具71にスライドして接続する
ことにより、PGA用試料観察ホルダー33とFIB試
料受け台1とが組合わされる。このように組合わされた
ものがFIB試料室に挿入されることにより、半導体集
積回路7の加工,観察および分析したい装置を容易に合
わせることができる。
【0077】図12(e)を参照すると、走査型電子顕
微鏡用試料受け台11はその上面に試料観察ホルダーの
試料受け金具71を形成し、その金具71の上に試料観
察ホルダーの振動を防止するため試料固定バネ72を形
成している。その側面には走査型電子顕微鏡試料室に挿
入するための走査型電子顕微鏡治具マウント12と、走
査型電子顕微鏡試料交換つまみ13とを備えている。
【0078】図12(d)を参照すると、図13(a)
および(b)に示される試料固定用マウント73を、図
12(e)および(f)に示される試料受け金具71に
スライドして接続することにより、PGA用試料観察ホ
ルダー33と走査型電子顕微鏡試料受け台11とが組合
わされる。このように組合わされたものを走査型電子顕
微鏡試料室に挿入することにより、半導体集積回路7の
加工,観察および分析したい位置を容易に合わせること
ができる。
【0079】図12(c)および(d)を参照すると、
第8の実施例における多試料用集積イオンビーム試料受
け台8は、第2の実施例で示された多試料用集束イオン
ビーム試料受け台8の上面に形成された雄ネジ2の代り
に、試料観察ホルダーのための複数の試料受け金具71
を形成し、その上に試料観察ホルダーの振動防止のため
の複数の試料固定バネ72を形成している。
【0080】試料固定用マウト73が試料受け金具71
にスライドして接続されることにより、複数のPGA用
試料観察ホルダー33とFIB試料受け台1が組合わさ
れる。この組合わされたものがFIB試料室に挿入され
ることにより、半導体集積回路7の加工,観察および分
析したい複数の位置を容易に合わせることができる。
【0081】図14(e)を参照すると、TAB用試料
観察ホルダー46の裏面に第4の実施例で示された雌ネ
ジ6の代りに、試料固定用マウント73が形成されてい
る。TAB用試料観察ホルダー46の他の要素は、第4
の実施例で示されたTAB用試料観察ホルダー46と同
じである。
【0082】図14(g)を参照すると、図14(e)
および(f)で示される試料固定用マウント73を図1
2(a)および(b)で示される試料受け金具71にス
ライドして接続することにより、TAB用試料観察ホル
ダー46とFIB試料受け台1とが組合わされる。この
ように組合わされたものがFIB試料室に挿入されるこ
とにより、半導体集積回路7の加工,観察および分析し
たい位置を容易に合わせることができる。
【0083】図13(e)を参照すると、図14(e)
および(f)で示される試料固定用マウント73を、図
12(f)で示される試料受け金具71にスライドして
接続することにより、TAB用試料観察ホルダー46と
走査型電子顕微鏡試料受け台11とが組合わされる。こ
のように組合わされたものが走査型電子顕微鏡試料室に
挿入することにより、半導体集積回路7の加工,観察お
よび分析したい位置を容易に合わせることができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明には以下の効
果がある。すなわち、第1に、SEM用試料観察ホルダ
ーとFIB試料観察ホルダーにおいて試料観察用ホルダ
ーの共用化を図ることができるため、半導体集積回路は
試料観察ホルダーに接着するだけでよく、FIBにて試
料を加工後、走査型電子顕微鏡にて観察する場合、ある
いは、その逆の場合において、導体集積回路の載せ換え
が不要となり、そこで要した工数が大幅に短縮できると
いう効果がある。さらには、載せ換え時に発生していた
半導体集積回路を汚したり破損したりするという危険も
ないため、容易に試料を扱えるという効果がある。
【0085】第2に、複数個の試料観察用ホルダーの搭
載ができるので、1回の試料室への挿入により、複数個
の半導体集積回路の加工および観察が可能となり、半導
体集積回路の載せ換えおよび試料室への出し入れ、さら
には、真空引き等に要する大幅な工数の削減が可能にな
るという効果がある。
【0086】第3にチャージアップ防止できることであ
る。FIBではイオンビームを試料に当てると試料に正
電荷が帯電する。イオンビームと同時に電子ビームを当
てて結合させる方法もあるが、実用的にはイオンの量と
電子の量とが一致するようにコントロールすることは極
めて困難であり、正か負のどちらかの電荷がたまりチャ
ージアップを起こす。また、走査型電子顕微鏡の場合、
電子ビームを試料に当てると試料に電子が帯電しチャー
ジアップを起こす。本発明では、試料を接地することに
より電荷が抜けチャージアップを防止することができ
る。
【0087】第4に真空度の低下を防止することができ
ないことにある。FIBおよび走査型電子顕微鏡観察に
おいて、真空度が高いほど観察の解像度が上昇する。特
にFIBによる結晶粒観察を行う際には高真空度が必要
であり、また、走査型電子顕微鏡による特性X線を検出
して分析を行う際、高真空度であるほど分析の制度(分
解能)が上がる。本発明では、受け台にホルダーを搭載
後、ピングリッドアレイを探索固定することにより、高
真空度を達成できる。
【0088】第5に本発明は、半導体集積回路7の加
工,観察および分析したい位置を容易に合わせることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第6の実施例を示す図である。
【図7】本発明の第7の実施例を示す図である。
【図8】本発明の第7の実施例を示す図である。
【図9】本発明の第7の実施例を示す図である。
【図10】本発明の第7の実施例を示す図である。
【図11】本発明の第7の実施例を示す図である。
【図12】本発明の第8の実施例を示す図である。
【図13】本発明の第8の実施例を示す図である。
【図14】本発明の第8の実施例を示す図である。
【図15】本発明の第8の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 FIB用試料受け台 2 雄ネジ 3 FIB治具マウント 4 FIB試料交換用フック 5 試料観察ホルダー 6 雌ネジ 7 半導体集積回路 8 多試料用FIB試料受け台 11 走査型電子顕微鏡試料受け台 12 走査型電子顕微鏡治具マウント 13 走査型電子顕微鏡試料交換用フック 21 FIB用試料観察治具 31 PGA 32 PGAピン 33 PGA用試料観察ホルダー 34 PGAピン保護穴 35 PGA固定金具 41 TAB 42 スプロケットホール 43 TAB抑え板 44 開孔穴 45 デバイスホール 46 TAB用試料観察ホルダー 47 TAB固定ピン 48 固定治具 49 凹部 51 傾斜ホルダー 52 傾斜角 53 傾斜受け台 61 位置決め固定ピン 62 位置決め固定ピン受け 63 マーカー 71 試料受け金具 72 試料固定バネ 73 試料固定用マウント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 D 7630−4M J 7630−4M // H01L 21/3065

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に集束イオンビーム試料受け台と、
    走査型電子顕微鏡試料受け台との両方に固定しうる共用
    固定構造を有する試料観察ホルダーを備えた半導体観察
    用ホルダー装置。
  2. 【請求項2】 前記共用固定構造はネジで構成すること
    を特徴とする請求項1記載の半導体観察用ホルダー装
    置。
  3. 【請求項3】 前記共用固定構造は試料受け金具、およ
    びこの試料受け金具の上に形成されたバネで構成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体観察ホルダー装
    置。
  4. 【請求項4】 前記共用固定構造を有する面と反対の面
    に、半導体集積回路を固着することを特徴とする請求項
    1,2または3記載の半導体観察用ホルダー装置。
  5. 【請求項5】 前記共用固定構造を有する面と反対の面
    にピングリッドアレイ固定用金具および該ピングリッド
    アレイのピン挿入用穴を有することを特徴とする請求項
    1,2または3記載の半導体観察用ホルダー装置。
  6. 【請求項6】 前記共用固定構造を有する面と反対の面
    に、半導体集積回路をテープ自動ボンディングしたTA
    Bを固定するためのTAB抑え板と、このTAB抑え板
    とともにTABを固定するための固定治具とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1,2または3記載の半導体観察
    用ホルダー装置。
  7. 【請求項7】 前記共用固定構造を有する面と反対の面
    が傾斜面であり、前記半導体集積回路を該傾斜面に固着
    し、または前記ピングリッドアレイを固定した試料観察
    ホルダーおよび前記TABを固定した試料観察ホルダー
    のいずれか1つを、該傾斜面に搭載することを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5または6記載の半導体観察
    用ホルダー装置。
  8. 【請求項8】 前記集束イオンビーム試料受け台の上面
    と前記走査型電子顕微鏡試料受け台の上面との少なくと
    も一方に位置決めピンを有し、試料観察ホルダーの底面
    に該位置決めピンを受けるための穴を有することを特徴
    とする請求項1,2,3,4,5または6記載の半導体
    観察用ホルダー装置。
  9. 【請求項9】 前記試料観察ホルダー,前記試料観察ホ
    ルダーに半導体集積回路を固着するための接着剤,前記
    ピングリッド固定用金具,前記TAB抑え板、および前
    記TAB固定のための固定治具を導電性材質で形成する
    とともに、前記共用固定構造で固定される前記集束イオ
    ンビーム試料受け台と、前記走査型電子顕微鏡試料受け
    台との少なくとも一方を導電性材質で形成することを特
    徴とする請求項1,2,3,4,5,6または7記載の
    半導体観察用ホルダー装置。
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