JPH07142963A - 集積回路 - Google Patents
集積回路Info
- Publication number
- JPH07142963A JPH07142963A JP5289643A JP28964393A JPH07142963A JP H07142963 A JPH07142963 A JP H07142963A JP 5289643 A JP5289643 A JP 5289643A JP 28964393 A JP28964393 A JP 28964393A JP H07142963 A JPH07142963 A JP H07142963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reset
- integrated circuit
- groups
- reset signal
- delay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 LSIテスタによるテスト前にマスタリセッ
トしてもノイズが発生しない集積回路をより少ない実装
面積により実現する。 【構成】 集積回路内のF/F3−1〜3−2,F/F
3−3〜3−4,F/F3−5〜3−6,F/F3−7
〜3−8,F/F3−9〜3−10の各F/F群に対応
して遅延回路2−1〜2−5を設ける。リセット信号の
入力に応答して各F/F群に対して互いに異なるタイミ
ングで、そのリセット信号を入力せしめ、各F/F群を
段階的に順次リセットする。 【効果】 徐々にリセットされるため、ノイズが発生せ
ず、正確にテストできる。
トしてもノイズが発生しない集積回路をより少ない実装
面積により実現する。 【構成】 集積回路内のF/F3−1〜3−2,F/F
3−3〜3−4,F/F3−5〜3−6,F/F3−7
〜3−8,F/F3−9〜3−10の各F/F群に対応
して遅延回路2−1〜2−5を設ける。リセット信号の
入力に応答して各F/F群に対して互いに異なるタイミ
ングで、そのリセット信号を入力せしめ、各F/F群を
段階的に順次リセットする。 【効果】 徐々にリセットされるため、ノイズが発生せ
ず、正確にテストできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路に関し、特にマ
スタリセット機能を有する集積回路に関する。
スタリセット機能を有する集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、集積回路のテストを行う場合に
は、テスト開始前に集積回路のマスタリセットを行う必
要がある。つまり、フローティング状態にある集積回路
をマスタリセットした後にテストしなければ正しいテス
ト結果が得られないからである。
は、テスト開始前に集積回路のマスタリセットを行う必
要がある。つまり、フローティング状態にある集積回路
をマスタリセットした後にテストしなければ正しいテス
ト結果が得られないからである。
【0003】そのマスタリセット機能を有する従来の集
積回路について図面を参照して説明する。
積回路について図面を参照して説明する。
【0004】図3は従来の集積回路の内部構成を示すブ
ロック図である。図において、従来の集積回路は、マス
タリセット外部入力端子1を有し、この端子1に入力さ
れるマスタリセット信号101をパワーゲート20によ
りファンアウト容量制限に適するよう分配し、各フリッ
プフロップ(以下,F/Fと略す)3−1〜3−10に
入力せしめる構成である。
ロック図である。図において、従来の集積回路は、マス
タリセット外部入力端子1を有し、この端子1に入力さ
れるマスタリセット信号101をパワーゲート20によ
りファンアウト容量制限に適するよう分配し、各フリッ
プフロップ(以下,F/Fと略す)3−1〜3−10に
入力せしめる構成である。
【0005】なお、各F/F3−1〜3−10はマスタ
リセット機能を有し、各マスタリセット端子MRへの信
号入力に応答して自F/Fはマスタリセット状態とな
る。
リセット機能を有し、各マスタリセット端子MRへの信
号入力に応答して自F/Fはマスタリセット状態とな
る。
【0006】この従来の集積回路においては、マスタリ
セット動作時に全F/Fが同一タイミングにてグランド
(GND)電位にリセットされるため、大量かつ急激な
電圧降下が生ずる。
セット動作時に全F/Fが同一タイミングにてグランド
(GND)電位にリセットされるため、大量かつ急激な
電圧降下が生ずる。
【0007】すなわち、図4に示されているように、電
圧特性波形は曲線11のように変化し、集積回路がCM
OS構造である場合には回路特有のキックバック分のノ
イズ12が生じる。このノイズが生じると、LSIテス
タによるAC試験時のスレッシュホールドレベル13を
押し下げることになり、正確なAC試験ができない。
圧特性波形は曲線11のように変化し、集積回路がCM
OS構造である場合には回路特有のキックバック分のノ
イズ12が生じる。このノイズが生じると、LSIテス
タによるAC試験時のスレッシュホールドレベル13を
押し下げることになり、正確なAC試験ができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の集積回
路においては、内部の全F/Fが同一タイミングでリセ
ットされるためLSIテスタによる試験を正しく行うこ
とができない。これを解決する技術が特開平4−273
713号公報及び特開平4−317211号公報に開示
されている。これらはいずれも集積回路内の各F/Fの
リセット入力端子に遅延回路を設けてリセット信号を遅
延させるものであり、各遅延回路の遅延量を異なるもの
にしておき各F/Fを段階的にリセットするものであ
る。
路においては、内部の全F/Fが同一タイミングでリセ
ットされるためLSIテスタによる試験を正しく行うこ
とができない。これを解決する技術が特開平4−273
713号公報及び特開平4−317211号公報に開示
されている。これらはいずれも集積回路内の各F/Fの
リセット入力端子に遅延回路を設けてリセット信号を遅
延させるものであり、各遅延回路の遅延量を異なるもの
にしておき各F/Fを段階的にリセットするものであ
る。
【0009】しかし、これ等の技術においては、全ての
F/Fに対応して遅延回路を設けているため、F/Fの
数が多いときは遅延回路の数も多く、実装面積の増加及
びコストの増加を招くという欠点がある。
F/Fに対応して遅延回路を設けているため、F/Fの
数が多いときは遅延回路の数も多く、実装面積の増加及
びコストの増加を招くという欠点がある。
【0010】本発明は上述した従来の欠点を解決するた
めになされたものであり、その目的は実装面積が増加せ
ず、またコストの増加も少ない構成で、上記のノイズを
防ぐことのできる集積回路を提供することである。
めになされたものであり、その目的は実装面積が増加せ
ず、またコストの増加も少ない構成で、上記のノイズを
防ぐことのできる集積回路を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による集積回路
は、第1及び第2のフリップフロップ群と、リセット信
号の入力に応答して前記第1及び第2のフリップフロッ
プ群に対して互いに異なるタイミングで該リセット信号
を入力せしめるリセット信号入力手段とを有することを
特徴とする。
は、第1及び第2のフリップフロップ群と、リセット信
号の入力に応答して前記第1及び第2のフリップフロッ
プ群に対して互いに異なるタイミングで該リセット信号
を入力せしめるリセット信号入力手段とを有することを
特徴とする。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0013】図1は本発明による集積回路の一実施例の
構成を示すブロック図であり、図3と同等部分は同一符
号により示されている。図において、本発明の一実施例
による集積回路は、内部のF/F3−1〜3−10を5
つのグループに区分けし、これ等の各グループに対応し
て遅延回路(ディレイゲート)2−1〜2−5が設けら
れた構成になっている。かかる構成によれば、F/F3
−1〜3−10を段階的にリセットすることができるの
である。
構成を示すブロック図であり、図3と同等部分は同一符
号により示されている。図において、本発明の一実施例
による集積回路は、内部のF/F3−1〜3−10を5
つのグループに区分けし、これ等の各グループに対応し
て遅延回路(ディレイゲート)2−1〜2−5が設けら
れた構成になっている。かかる構成によれば、F/F3
−1〜3−10を段階的にリセットすることができるの
である。
【0014】より詳細に説明すると、F/F3−9〜3
−10の各マスタリセット端子には遅延回路2−1を介
してマスタリセット信号101が入力される。従って、
遅延回路2−1による遅延時間だけ遅れてF/F3−9
〜3−10がリセットされる。
−10の各マスタリセット端子には遅延回路2−1を介
してマスタリセット信号101が入力される。従って、
遅延回路2−1による遅延時間だけ遅れてF/F3−9
〜3−10がリセットされる。
【0015】また、F/F3−7〜3−8の各マスタリ
セット端子には遅延回路2−1及び2−2を介してマス
タリセット信号101が入力される。従って、F/F3
−9〜3−10よりさらに遅延回路2−2による遅延時
間だけ遅れてF/F3−7〜3−8がリセットされる。
セット端子には遅延回路2−1及び2−2を介してマス
タリセット信号101が入力される。従って、F/F3
−9〜3−10よりさらに遅延回路2−2による遅延時
間だけ遅れてF/F3−7〜3−8がリセットされる。
【0016】以下同様に各F/Fに対してマスタリセッ
ト信号101が分配され、同一タイミングでグランド電
位にリセットされるF/Fの数が減少するのである。そ
して、遅延回路によって分配されているため、ファンア
ウトの容量制限を満足することができる。
ト信号101が分配され、同一タイミングでグランド電
位にリセットされるF/Fの数が減少するのである。そ
して、遅延回路によって分配されているため、ファンア
ウトの容量制限を満足することができる。
【0017】次に、以上の構成とされた本実施例の集積
回路の電圧特性について図2を参照して説明する。な
お、図2において、図4と同等部分は同一符号により示
されている。
回路の電圧特性について図2を参照して説明する。な
お、図2において、図4と同等部分は同一符号により示
されている。
【0018】図において、本実施例では、図4の波形と
は異なり、曲線11が緩やかに変化している。これは、
上述の通りマスタリセット動作時において、全F/Fが
段階的な遅延をおいてグランド電位にリセットされるた
め、少量ずつの緩やかな電圧降下が生じるのである。従
って、キックバックによるノイズ12が図示の如く小さ
なものに抑えられる。よって、ノイズ12が小さいた
め、LSIテスタによるAC試験時のスレッシュホール
ドレベル13を押上げることはなく、正確にテストが行
えるのである。
は異なり、曲線11が緩やかに変化している。これは、
上述の通りマスタリセット動作時において、全F/Fが
段階的な遅延をおいてグランド電位にリセットされるた
め、少量ずつの緩やかな電圧降下が生じるのである。従
って、キックバックによるノイズ12が図示の如く小さ
なものに抑えられる。よって、ノイズ12が小さいた
め、LSIテスタによるAC試験時のスレッシュホール
ドレベル13を押上げることはなく、正確にテストが行
えるのである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、集積回路
内のF/Fをグループに区分けし、グループ単位で段階
的にリセットすることにより、マスタリセット時に発生
するノイズが小さくなり、正確に集積回路をテストでき
るという効果がある。
内のF/Fをグループに区分けし、グループ単位で段階
的にリセットすることにより、マスタリセット時に発生
するノイズが小さくなり、正確に集積回路をテストでき
るという効果がある。
【図1】本発明の実施例による集積回路の内部構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】図1の集積回路のマスタリセット時の電圧特性
を示す波形図である。
を示す波形図である。
【図3】従来の集積回路の内部構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】図3の集積回路のマスタリセット時の電圧特性
を示す波形図である。
を示す波形図である。
1 マスタリセット外部入力端子 2−1〜2−5 遅延回路 3−1〜3−10 フリップフロップ
Claims (2)
- 【請求項1】 第1及び第2のフリップフロップ群と、
リセット信号の入力に応答して前記第1及び第2のフリ
ップフロップ群に対して互いに異なるタイミングで該リ
セット信号を入力せしめるリセット信号入力手段とを有
することを特徴とする集積回路。 - 【請求項2】 前記リセット信号入力手段は、前記第1
及び第2のフリップフロップ群の夫々に対応して設けら
れ対応フリップフロップ群への前記リセット信号の入力
を互いに異なる時間遅延させる第1及び第2の遅延回路
を有することを特徴とする請求項1記載の集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5289643A JPH07142963A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5289643A JPH07142963A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07142963A true JPH07142963A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17745899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5289643A Withdrawn JPH07142963A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07142963A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006278370A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の設計方法および半導体装置 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP5289643A patent/JPH07142963A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006278370A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の設計方法および半導体装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |