JPH0713732Y2 - 床金具 - Google Patents

床金具

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JPH0713732Y2
JPH0713732Y2 JP1989013923U JP1392389U JPH0713732Y2 JP H0713732 Y2 JPH0713732 Y2 JP H0713732Y2 JP 1989013923 U JP1989013923 U JP 1989013923U JP 1392389 U JP1392389 U JP 1392389U JP H0713732 Y2 JPH0713732 Y2 JP H0713732Y2
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JP
Japan
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floor
hole
temporary
outer cylinder
pin
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989013923U
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English (en)
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JPH02106261U (ja
Inventor
謙一 高橋
貞吉 吉沢
Original Assignee
セノー株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は床金具に係り、特に、体育館その他のスポー
ツ施設において、床面に仮固定する体操用器具、例えば
つり輪等の張り索の端部を係止するため、床面から出没
可能に設けられる床金具に関するものである。
従来の技術 一般に、体育館その他のスポーツ施設にあっては、各種
の競技を自由に行えるように、床面には突起物等の障害
物が存しないようなフラットな設計がなされ、床上に載
置固定すべき体操用器具の張り索等の支持金具は、床下
に収納される。とりわけ、コンクリート床部が形成され
るアリーナ等のスポーツセンターにあっては、時季によ
っては床上に所定の高さで木製の床部を仮設し、その仮
床部上で体操等の競技を行えるようにすることがある。
その場合、例えば第4図に示したように、つり輪20の張
り索21,21を連結するための支持金具22,22は、コンクリ
ート床部23に埋め込んで固定接着され、かつ、その支持
金具22,22の上部を覆う蓋体24,24がコンクリート床部23
の床面と同一レベルで設けられ、必要時にのみその蓋体
24,24を開いて支持金具22,22を露出させ、張り索21,21
を連結できるようにしている。そして、その支持金具2
2,22の真上における仮床部25には穴孔26,26が穿設さ
れ、その穴孔26,26の内縁は枠金具27,27で補強される。
したがって、張り索21,21の各端部を支持金具22,22と連
結するときは、穴孔26,26内にそれぞれ張り索21,21を導
入して所定の長さ垂下させ、コンクリート床部23の前記
蓋体24,24をそれぞれ開いて支持金具22,22を露出させ、
その支持金具22,22に張り索21,21をそれぞれ連結するの
である。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、コンクリート床部23に張り索21,21の支
持金具22,22を固定設置すると、コンクリート床部23か
ら仮床部25までは所定の高さがあるから、張り索21が仮
床部25の前記穴孔26の内縁に当たり、枠金具27に摺接
し、仮床部25が振動することによって摩滅し、切損する
危惧があるほか、張り索21が振動すると枠金具27や仮床
部25を破損する惧れがある。また、コンクリート床部23
から仮床部25は所定の高さがあるから、支持金具23,23
の仮床部での配置が規格寸法と異なるため、張り索21に
所望の張りが得られない。すなわち、第4図において、
つり輪20に対する張り索21は、常に一定の角度θで連結
されなければ所望の張り強度が保てないので、仮床部25
から下への張り索21の延長線Gがコンクリート床部23と
交叉する位置に、支持金具22,22を移動可能に設ける
か、若しくは別個の支持金具22a,22aを更にそれぞれ設
けて置かなければならないことになり、かくては甚だ非
現実的となるのである。
この考案は上記事情に鑑みて、コンクリート床部23の上
に所定の仮床部25を形成する場合に、その仮床部25に載
置固定される諸器具のための張り索21の支持金具22を改
良しようとするものである。
課題を解決するための手段 この考案は上記課題を解決するため、床部に埋設される
所定長さの外筒体と、外筒体の軸方向に移動可能に挿入
される所定長さの内筒体からなり、内筒体の上端部に環
体を固着するとともに、外周壁に軸方向並びに周方向へ
連続した略L字形の長孔を形成し、該長孔に係合するピ
ンを前記外筒体に設けてなる床金具を構成した。
作用 この考案の上記構成によると、床部に埋設される外筒体
に、内筒体が挿入されているので、内筒体は外筒体から
軸方向進退可能であって、床部の上に所定の高さで出没
でき、床部の上に仮設される仮床面近傍に環体を位置さ
せる。また、外筒体に設けたピンが略L字形のピン係合
孔に係合しているので、外筒体から内筒体を伸長させ、
かつ、内筒体を所定角度で回転させると、ピンがピン係
合孔の軸方向の長孔から周方向の長孔に移動し、内筒体
の伸長した長さをロックするとともに、内筒体が外筒体
から抜脱するのを防止する。
実施例 以下に、この考案に係る一実施例を図面に基づき説明す
る。第1図はこの考案を実施した床部の縦断面構造を示
し、図示のように、コンクリート等の床部1に垂直位で
埋め込み固定された所定長さの円筒体からなる外筒体2
に、所定長さの円筒体からなる内筒体3が軸方向移動可
能に挿入され、外筒体2の上端部には開閉金具4がねじ
5で連結されるとともに、内筒体3の上端部には張り索
を係止する環体6が溶接等で固着されている。内筒体3
は、第2図A〜Dに示したように、底部を閉じた中空体
であってその中心部に補強板3aが長手方向で固定され、
その補強板3aと上記環体6が連結され、かつ、周壁部に
は、軸方向に形成された長孔7aと周方向へ略45度の回転
方向へ形成された長孔7bとが連続した略L字形のピン係
止孔7が形成され、長孔7bと補強板3aとの間に切欠部3b
が形成されてなる。なお、3cは補強板3aに沿って内筒体
3に突設した透孔であって、補強板3aの溶接等の便宜を
図るものである。そして、上記環体6は、前記長孔7aに
対し、略45度回転した状態で連結されている。外筒体2
には、上記ピン係合孔7に係合するピン8が、外筒体2
に設けられる。ピン8は外筒体2の周壁部に直交して孔
を穿設して、その孔を囲むナット9を溶接等で固定し、
ナット9にボルト10を螺合してなる。開閉金具4は、床
部1の床面と同一レベルに蓋体11が位置するように、枠
体12が床部1に埋め込み床材16に木ネジ等で固定され、
蓋体11は枠体12のスロープを形成するガイド部13,13に
案内される突起部14,14を両側面に備えてなる。15は床
部1の上に所定の高さで仮設された木製等の仮床部であ
り、その仮床部15には所定の床材16を敷いた表面材17が
敷設され、かつ、張り索等の導入のための円孔18が穿設
され、その円孔18の内縁には円形の枠金具19が取付け固
定されている。枠金具19には適宜の蓋体19aが載置さ
れ、必要に当たりその蓋体19aを取り外して円孔18を開
くことができる。したがって、内筒体3が外筒体2から
伸縮できる長さLは、床部1から仮床部15までの高さH
と略同じか大きくすることが必要である。そのため、前
記長孔7aの長さは略Hと同じか、若しくはそれより大き
く形成してある。
なお、外筒体2と内筒体3とはそれぞれ円筒体とした
が、円筒体に限るものではなく、角筒体であってもよ
く、また環体6はフックに代えてもよい。また、内筒体
3は中空体に限ることなく、中実体とし、その外周面に
略L字形の溝からなるピン係合孔を形成してもよいので
ある。更にピン係合孔7は略L字形としたが、長孔7aの
上端部にも周方向へ、長孔7bと同じ長孔を形成すること
により、上方への不用意な引き上げを防止できるストッ
パーとして形成し、併せて環体6が張り索の引っ張り方
向に常に向くようにして床部1上に直接立設する器具等
の張り索を連結できるようにしてもよい。
上記実施例の作用について説明すると、つり輪を仮床部
15上に立設し、その張り索を設けるときは、仮床部15の
円孔18を蓋体19aを外し開いて床部1の蓋体11を水平方
向へ移動させ、突起部14,14がガイド部13,13に沿って案
内されて仮床部15上に乗り上げて停止し、これにより蓋
体11が環体6を露出させると、環体6を垂直上方へ引い
て内筒体3を上方へ引き上げる。そして、ピン8が長孔
7aの下端部に当接して停止すると、内筒体3を略45度回
転させ、ピン8が長孔7bに入り、かつ、その長孔7bの端
部に当接して停止すると、第3図に示したように、外筒
体2から所定の高さに内筒体3が突出した状態で保持さ
れ、環体6は円孔18に移動して仮床部15と略同一レベル
に達する。環体6は略45度回転して前記つり輪20に連結
した張り索21の引っ張り方向へ向くことができる。そこ
で、張り索21の端部を環体6に止着する。なお、張り索
21を取り外して内筒体3を収納するときは、上記手順と
は全く逆の手順で行えばよい。
考案の効果 以上に説明したこの考案によれば、所定の床部上に仮設
される仮床面に、載置固定すべき体操用器具等の張り索
を支持するための支持金具が、床部に埋設されて仮床面
近傍まで伸縮可能であるから、張り索を連結する場合、
内筒体を外筒体から引き上げて所定の角度回転させる簡
単な操作で環体が仮床面近傍に移動し、その環体に張り
索を連結すると、張り索が仮床面の穴孔の内周縁に摺接
することがなく、したがって、張り索が摩滅して切損
し、若しくは張り索の振動によって仮床面が破損するこ
とがない。また、所定の支持金具の配置を確保でき、仮
床面における体操用器具の支持が安定して安全である。
さらに、支持金具は所定の床部に埋設したので、床部を
アリーナ等の本来の室内運動に使用する場合に支障がな
いので便利である。そして、その床部に直接器具を載置
固定して張り索を設けるべきときも、そのまま使用する
ことができるので便利であり、したがって、アリーナそ
の他のスポーツセンターや体育館の多目的な使用を促進
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の要部縦断正面図、第2図は内筒体を
示す正面図(A)、側面図(B)、X−X断面図
(C)、Y−Y断面図(D)及び上面図(E)、第3図
は使用状態を示す縦断正面図、第4図は従来例の説明図
である。 1…床部、2…外筒体、3…内筒体、4…開閉金具、6
…環体、7…ピン係合孔、7a,7b…長孔、8…ピン、11,
19a…蓋体、15…仮床部、18…円孔、19…枠金具、20…
つり輪、21…張り索

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床部に埋設される所定長さの外筒体と、外
    筒体の軸方向に移動可能に挿入される所定長さの内筒体
    からなり、内筒体の上端部に環体を固着するとともに、
    外周壁に軸方向並びに周方向へ連続した略L字形の長孔
    を形成し、該長孔に係合するピンを前記外筒体に設けて
    なることを特徴とする床金具。
JP1989013923U 1989-02-08 1989-02-08 床金具 Expired - Lifetime JPH0713732Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989013923U JPH0713732Y2 (ja) 1989-02-08 1989-02-08 床金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989013923U JPH0713732Y2 (ja) 1989-02-08 1989-02-08 床金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02106261U JPH02106261U (ja) 1990-08-23
JPH0713732Y2 true JPH0713732Y2 (ja) 1995-04-05

Family

ID=31224652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989013923U Expired - Lifetime JPH0713732Y2 (ja) 1989-02-08 1989-02-08 床金具

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519940Y2 (ja) * 1972-08-19 1976-03-17
JPS5698259U (ja) * 1979-12-28 1981-08-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02106261U (ja) 1990-08-23

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