JPH07136273A - 呼吸装置 - Google Patents
呼吸装置Info
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- JPH07136273A JPH07136273A JP6127884A JP12788494A JPH07136273A JP H07136273 A JPH07136273 A JP H07136273A JP 6127884 A JP6127884 A JP 6127884A JP 12788494 A JP12788494 A JP 12788494A JP H07136273 A JPH07136273 A JP H07136273A
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- pressure
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62B—DEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
- A62B18/00—Breathing masks or helmets, e.g. affording protection against chemical agents or for use at high altitudes or incorporating a pump or compressor for reducing the inhalation effort
- A62B18/08—Component parts for gas-masks or gas-helmets, e.g. windows, straps, speech transmitters, signal-devices
- A62B18/084—Means for fastening gas-masks to heads or helmets
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用に際し、実質的に一定値（調節可能な）
で圧力をかけ続けるために、従来のものよりも手指の操
作を少なくして素早く取り付けることができるハーネス
を備えた呼吸装置を提供することにある。 【構成】 装着者の顔にフィットするようになされ、か
つ加圧された呼吸用ガス源に連接され、酸素を空気で薄
めるレギュレータを備えた呼吸マスクと、前記マスクに
連接された端部を有しかつ頭部に装着しうるように十分
な大きさに伸縮する、呼吸用ガスによって膨張可能な部
材を有する伸長可能なハーネスと、伸縮用膨張部材内部
に加圧された呼吸用ガスを供給すると共に、装着者の顔
の上にマスクをかけかつハーネスが頭部に接するように
前記膨張部材の中の圧力を減圧する、手による操作が可
能な手段と、を具備している。
で圧力をかけ続けるために、従来のものよりも手指の操
作を少なくして素早く取り付けることができるハーネス
を備えた呼吸装置を提供することにある。 【構成】 装着者の顔にフィットするようになされ、か
つ加圧された呼吸用ガス源に連接され、酸素を空気で薄
めるレギュレータを備えた呼吸マスクと、前記マスクに
連接された端部を有しかつ頭部に装着しうるように十分
な大きさに伸縮する、呼吸用ガスによって膨張可能な部
材を有する伸長可能なハーネスと、伸縮用膨張部材内部
に加圧された呼吸用ガスを供給すると共に、装着者の顔
の上にマスクをかけかつハーネスが頭部に接するように
前記膨張部材の中の圧力を減圧する、手による操作が可
能な手段と、を具備している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、呼吸マスクと、装着者
の頭部に素早く取付けることができかつマスクに設けら
れた頭部用ハーネスと、ある場合には煙に対する保護用
ゴーグル（保護メガネ）とを具備する頭部取付用呼吸装
置に関する。
の頭部に素早く取付けることができかつマスクに設けら
れた頭部用ハーネスと、ある場合には煙に対する保護用
ゴーグル（保護メガネ）とを具備する頭部取付用呼吸装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】端部がマスクに取り付けられ伸縮可能な
ストラップを有する呼吸マスクの頭部用ハーネスが知ら
れている。この呼吸マスクは、装着者が頭部にストラッ
プをかけるために、手動によってコントロールする手段
を有している。このコントロール手段は、十分な大きさ
になるまでストラップを伸縮させるように加圧ガスを用
いて膨張させるとともに、ストラップを頭部に接触させ
てマスクを取り付けるために、それ自身が有する弾性力
によって伸縮するようにストラップに加圧ガスを供給し
また排気するようになっている。加圧ガスとしては、一
般的には酸素である。この酸素は、また、マスクに取り
付けられたレギュレータにも空気で薄められて供給され
る。
ストラップを有する呼吸マスクの頭部用ハーネスが知ら
れている。この呼吸マスクは、装着者が頭部にストラッ
プをかけるために、手動によってコントロールする手段
を有している。このコントロール手段は、十分な大きさ
になるまでストラップを伸縮させるように加圧ガスを用
いて膨張させるとともに、ストラップを頭部に接触させ
てマスクを取り付けるために、それ自身が有する弾性力
によって伸縮するようにストラップに加圧ガスを供給し
また排気するようになっている。加圧ガスとしては、一
般的には酸素である。この酸素は、また、マスクに取り
付けられたレギュレータにも空気で薄められて供給され
る。
【０００３】飛行機およびその搭乗者は、ますます高度
の高いところを飛行するようになっている。４０、００
０フィート（約１２、２００メートル）以上の高度で
は、マスクの装着者には、減圧下の機内で、加圧された
呼吸用ガスをただちに供給する必要がある。顔カバーと
皮膚との間での呼吸用ガスのガス漏れを避けるために、
ハーネスには高い張力をかけなければならない。したが
って、１人のパイロットまたは複数のパイロットが常に
マスクを装着することを規則が要求しているような飛行
状態が継続する場合には、装着者に疲労感や不快感を与
えることになる。さらには、マスクはパイロットすべて
に使用されるべきものであるから、ハーネスは、頭の大
きさが一番小さい人にもマスクがフィットして気密性が
保たれるように構成され、かつハーネスの張力は、頭の
大きさが大きい人にとってより重要である。
の高いところを飛行するようになっている。４０、００
０フィート（約１２、２００メートル）以上の高度で
は、マスクの装着者には、減圧下の機内で、加圧された
呼吸用ガスをただちに供給する必要がある。顔カバーと
皮膚との間での呼吸用ガスのガス漏れを避けるために、
ハーネスには高い張力をかけなければならない。したが
って、１人のパイロットまたは複数のパイロットが常に
マスクを装着することを規則が要求しているような飛行
状態が継続する場合には、装着者に疲労感や不快感を与
えることになる。さらには、マスクはパイロットすべて
に使用されるべきものであるから、ハーネスは、頭の大
きさが一番小さい人にもマスクがフィットして気密性が
保たれるように構成され、かつハーネスの張力は、頭の
大きさが大きい人にとってより重要である。
【０００４】この問題を解決するために、膨張部材中に
おいて快適な圧力といわれる中程度の圧力を維持するよ
うにしたハーネスが提案されている。たとえば、ヨーロ
ッパNo.０、２８８、３９１は、その実施例において特
に、減圧下において装着者の手を煩わせることなく、自
動的に膨張部材を完全に排気しかつ顔の上にマスクを結
果的にしっかりと装着するアネロイド（気圧計）弁を備
えたハーネスを開示している。アメリカ合衆国特許第
５、０３６、８４６号明細書にも、中程度の快適な圧力
を維持することができる膨張部材を有するハーネスが開
示されている。
おいて快適な圧力といわれる中程度の圧力を維持するよ
うにしたハーネスが提案されている。たとえば、ヨーロ
ッパNo.０、２８８、３９１は、その実施例において特
に、減圧下において装着者の手を煩わせることなく、自
動的に膨張部材を完全に排気しかつ顔の上にマスクを結
果的にしっかりと装着するアネロイド（気圧計）弁を備
えたハーネスを開示している。アメリカ合衆国特許第
５、０３６、８４６号明細書にも、中程度の快適な圧力
を維持することができる膨張部材を有するハーネスが開
示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記各文献に記載され
たハーネスには、一つの問題点がある。それらハーネス
中の圧力の調節を手で行わなければならず、しかも頭の
大きさに関係なく同じ圧力を加えるためには、圧力を変
化させなければならない。
たハーネスには、一つの問題点がある。それらハーネス
中の圧力の調節を手で行わなければならず、しかも頭の
大きさに関係なく同じ圧力を加えるためには、圧力を変
化させなければならない。
【０００６】さらには、呼吸用ガスのガス漏れによって
（たとえば膨張部材の孔によっておよび／または弁の気
密性が不十分なために発生する）、膨張材料の中の圧力
が常態的にかつ徐々に減少するとともに、顔の上にマス
クを当てる力が徐々に増加する。そのために、快適さを
求める装着者は、ハーネスの周期的な再膨張を必要とす
る。
（たとえば膨張部材の孔によっておよび／または弁の気
密性が不十分なために発生する）、膨張材料の中の圧力
が常態的にかつ徐々に減少するとともに、顔の上にマス
クを当てる力が徐々に増加する。そのために、快適さを
求める装着者は、ハーネスの周期的な再膨張を必要とす
る。
【０００７】
【発明の目的】本発明の目的は、使用に際し、実質的に
一定値（調節可能な）で圧力をかけ続けるために、従来
のものよりも手指の操作を少なくして素早く取り付ける
ことができるハーネスを備えた呼吸装置を提供すること
にある。本発明の他の目的は、使用の快適さと、安全性
と、簡便性との間におけるすぐれた妥協案を提供するこ
とにある。
一定値（調節可能な）で圧力をかけ続けるために、従来
のものよりも手指の操作を少なくして素早く取り付ける
ことができるハーネスを備えた呼吸装置を提供すること
にある。本発明の他の目的は、使用の快適さと、安全性
と、簡便性との間におけるすぐれた妥協案を提供するこ
とにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の呼吸装置は、装着者の顔にフィットするよ
うになされ、かつ加圧された呼吸用ガス源に連接され、
酸素を空気で薄めるレギュレータを備えた呼吸マスク
と、前記マスクに連接された端部を有しかつ頭部に装着
しうるように十分な大きさに伸縮する、呼吸用ガスによ
って膨張可能な部材を有する伸長可能なハーネスと、伸
縮用膨張部材内部に加圧された呼吸用ガスを供給すると
共に、装着者の顔の上にマスクをかけかつハーネスが頭
部に接するように前記膨張部材の中の圧力を減圧する、
手による操作が可能な手段と、を具備している。この呼
吸装置は、さらに、前記ハーネスによって加えられた張
力を検出する検出手段によって制御され、ハーネス部材
の中に呼吸ガス源から加圧ガスを自動的に導入するとと
もにハーネス部材から加圧ガスを周囲に排出する手段を
具備している。周囲圧力が、調節可能なあるしきい値よ
りも少なくとも高い場合には、顔の上のマスクには、ハ
ーネスによって、実質的に一定の力が継続して加えられ
るようになっている。
に、本発明の呼吸装置は、装着者の顔にフィットするよ
うになされ、かつ加圧された呼吸用ガス源に連接され、
酸素を空気で薄めるレギュレータを備えた呼吸マスク
と、前記マスクに連接された端部を有しかつ頭部に装着
しうるように十分な大きさに伸縮する、呼吸用ガスによ
って膨張可能な部材を有する伸長可能なハーネスと、伸
縮用膨張部材内部に加圧された呼吸用ガスを供給すると
共に、装着者の顔の上にマスクをかけかつハーネスが頭
部に接するように前記膨張部材の中の圧力を減圧する、
手による操作が可能な手段と、を具備している。この呼
吸装置は、さらに、前記ハーネスによって加えられた張
力を検出する検出手段によって制御され、ハーネス部材
の中に呼吸ガス源から加圧ガスを自動的に導入するとと
もにハーネス部材から加圧ガスを周囲に排出する手段を
具備している。周囲圧力が、調節可能なあるしきい値よ
りも少なくとも高い場合には、顔の上のマスクには、ハ
ーネスによって、実質的に一定の力が継続して加えられ
るようになっている。
【０００９】「ハーネス」という語は、その空気膨張部
材が管状ベルトで構成されている製品のみならず、頭の
上の支持キャップに連結された空気圧シリンダーを利用
するもののような同等の製品も網羅するものとして、広
義で解釈されなくてはならない。
材が管状ベルトで構成されている製品のみならず、頭の
上の支持キャップに連結された空気圧シリンダーを利用
するもののような同等の製品も網羅するものとして、広
義で解釈されなくてはならない。
【００１０】一般に、この構成部材はそれ自体膨張する
部材によって構成されている。しかしながら、これはマ
スク縁部の膨張パッキングまたは頭と膨張部材（このと
き完全に膨張した状態および空の状態しかとれないよう
になっている）の間に置かれた後頭部クッションといっ
た付加的な要素であってもよい。しかしながら、この後
者の解決法は、複雑性および効率の点から見てさほど有
利ではない。
部材によって構成されている。しかしながら、これはマ
スク縁部の膨張パッキングまたは頭と膨張部材（このと
き完全に膨張した状態および空の状態しかとれないよう
になっている）の間に置かれた後頭部クッションといっ
た付加的な要素であってもよい。しかしながら、この後
者の解決法は、複雑性および効率の点から見てさほど有
利ではない。
【００１１】この器具は、４０，０００フィート（１
２，２００ｍ）以上の高度に達し得る航空機用のもので
ある場合、４０，０００フィートを越えたとき加圧酸素
を供給することのできるレギュレータに連結される。マ
スクの内部と外部との間の圧力差によって、このときマ
スクは離脱しやすくなるが、これによって起こる酸素の
漏洩を回避または少なくとも制限するためには、顔に対
する押し付け力を増大させなくてはならない。この場
合、一定の応力を加えるようにハーネスの膨張可能な構
成部材を制御することからなる単純な解決法は、この応
力について極めて高い高度での減圧の際に十分なものと
なるよう、十分に高い値を選択させることになる。こう
して、低高度での快適さは著しく低減する。
２，２００ｍ）以上の高度に達し得る航空機用のもので
ある場合、４０，０００フィートを越えたとき加圧酸素
を供給することのできるレギュレータに連結される。マ
スクの内部と外部との間の圧力差によって、このときマ
スクは離脱しやすくなるが、これによって起こる酸素の
漏洩を回避または少なくとも制限するためには、顔に対
する押し付け力を増大させなくてはならない。この場
合、一定の応力を加えるようにハーネスの膨張可能な構
成部材を制御することからなる単純な解決法は、この応
力について極めて高い高度での減圧の際に十分なものと
なるよう、十分に高い値を選択させることになる。こう
して、低高度での快適さは著しく低減する。
【００１２】この場合、顔に対するマスクの押し付け力
が、高度の増大につれて、少なくとも所定値を越えた時
に増大するように、ハーネスの構成部材内の圧力を一定
の値に調節するような形で、または減圧の際に最大の力
が自動的に適用されるような形で、取り込みおよび排出
手段を構成することが有利である。この結果は、弾性手
段に付加した、またはこれらの手段の代用として高度式
空壕（蛇腹）を利用することによって達成可能である。
が、高度の増大につれて、少なくとも所定値を越えた時
に増大するように、ハーネスの構成部材内の圧力を一定
の値に調節するような形で、または減圧の際に最大の力
が自動的に適用されるような形で、取り込みおよび排出
手段を構成することが有利である。この結果は、弾性手
段に付加した、またはこれらの手段の代用として高度式
空壕（蛇腹）を利用することによって達成可能である。
【００１３】本発明は、制限的な意味を持たない一例と
して与えられた特定の実施態様についての以下の記述を
読んだ時点で、より良く理解できるだろう。この記述
は、次のような図を含む添付図面を参照用に揚げてい
る。
して与えられた特定の実施態様についての以下の記述を
読んだ時点で、より良く理解できるだろう。この記述
は、次のような図を含む添付図面を参照用に揚げてい
る。
【００１４】
【実施例】図１は、本発明の一実施態様に従った保護装
置の外観を示す立面図である。図２および３は、図１に
示されているタイプの装置内で利用可能なセンサーと取
り込み用手段のアセンブリの2つの特定の実施態様を示
す概念図である。図４は、実施態様の１変形を示す概略
図である。図５は、図３と同様に、センサーと取り込み
用手段のアセンブリの考えられるもう１つの構成を示し
ている。図６および７は、図３および５と同様に、高い
高度での減圧の際にマスクの完全な締め付けをさらに誘
発する、もう１つの変形態様を示している。図８は、ハ
ーネスを構成する少なくとも1本のベルトの出口にセン
サーと取り込み手段のアセンブリが置かれた頭部装備の
基本的構成を示している。図９は、保護メガネの設置の
際の応力分布の変更を伴う、保護メガネにより補完され
得るマスクを持つ装置を示す図である。図１０は、ベル
トの出口上のセンサーの配置を示している。
置の外観を示す立面図である。図２および３は、図１に
示されているタイプの装置内で利用可能なセンサーと取
り込み用手段のアセンブリの2つの特定の実施態様を示
す概念図である。図４は、実施態様の１変形を示す概略
図である。図５は、図３と同様に、センサーと取り込み
用手段のアセンブリの考えられるもう１つの構成を示し
ている。図６および７は、図３および５と同様に、高い
高度での減圧の際にマスクの完全な締め付けをさらに誘
発する、もう１つの変形態様を示している。図８は、ハ
ーネスを構成する少なくとも1本のベルトの出口にセン
サーと取り込み手段のアセンブリが置かれた頭部装備の
基本的構成を示している。図９は、保護メガネの設置の
際の応力分布の変更を伴う、保護メガネにより補完され
得るマスクを持つ装置を示す図である。図１０は、ベル
トの出口上のセンサーの配置を示している。
【００１５】図１は、一般に知られた構成をもつ呼吸装
置の利用の際の状態を示している。この呼吸装置は、別
注文のレギュレータ１１に固定された鼻口部フェースカ
バー１０（これは煙に対する保護メガネを収容するよう
になっていてもよい）および固定式連結ブロック１２に
連結された状態の頭部への支持用ハーネスを含んでい
る。
置の利用の際の状態を示している。この呼吸装置は、別
注文のレギュレータ１１に固定された鼻口部フェースカ
バー１０（これは煙に対する保護メガネを収容するよう
になっていてもよい）および固定式連結ブロック１２に
連結された状態の頭部への支持用ハーネスを含んでい
る。
【００１６】連結用ブロックには、加圧呼吸ガス源（一
般には加圧酸素）に連結されるための可撓導管１４との
結合用継手が備わっている。一例として示されたハーネ
スは、管の伸長を制限する拡張不能シースの中に収納さ
れた弾性材料製の内部管１本で各々構成された２本のベ
ルト１６を含んでいる。内部管の休止状態での長さは、
マスクが最大の呼吸過圧を受けている場合でさえ、求め
られる気密性を確保するのに必要である以上の力で、顔
面上にフェースカバーを押し付けようとする長さとなっ
ている。
般には加圧酸素）に連結されるための可撓導管１４との
結合用継手が備わっている。一例として示されたハーネ
スは、管の伸長を制限する拡張不能シースの中に収納さ
れた弾性材料製の内部管１本で各々構成された２本のベ
ルト１６を含んでいる。内部管の休止状態での長さは、
マスクが最大の呼吸過圧を受けている場合でさえ、求め
られる気密性を確保するのに必要である以上の力で、顔
面上にフェースカバーを押し付けようとする長さとなっ
ている。
【００１７】これまでに記述されてきた配置は公知のも
のである。例えば、ＥＰ−Ａ−Ｏ２８８３９１の中に同
様の記述を見い出すことができる。しかしながら、例え
ば空気圧シリンダーを用いた、および／または唯一のベ
ルトしか持たないようなその他のハーネス構成も可能で
ある。
のである。例えば、ＥＰ−Ａ−Ｏ２８８３９１の中に同
様の記述を見い出すことができる。しかしながら、例え
ば空気圧シリンダーを用いた、および／または唯一のベ
ルトしか持たないようなその他のハーネス構成も可能で
ある。
【００１８】図１および図２に示されている実施態様に
おいては、ハーネスはフェースカバー上に直接連結され
ておらず、ハーネスが及ぼす力を検出するセンサー（検
出手段）とベルト内への加圧ガスの取り込みおよびベル
ト外への排出用の手段をまとめるアセンブリのケース上
に連結されている。
おいては、ハーネスはフェースカバー上に直接連結され
ておらず、ハーネスが及ぼす力を検出するセンサー（検
出手段）とベルト内への加圧ガスの取り込みおよびベル
ト外への排出用の手段をまとめるアセンブリのケース上
に連結されている。
【００１９】ケース２０には、ベルト１６つまりハーネ
スの各ベルトの２つの端部が連結されている。ベルトつ
まり各々のベルトは一般に、ハーネスが及ぼす引っ張り
力の適用方向を定めるクランプ２２によりフェースカバ
ー１０上に誘導される。ケースの盲中空部２６の中に
は、すべり弁２４が取り付けられており、これはフェー
スカバー１０に固定されたスラストロッド２８によって
延長されている。ケース２０が横に移動できる範囲は、
一方の方向ではすべり弁２４に固定されたストッパ３０
による支えによって制限され、もう一方の方向ではケー
スに固定された保持用座金３２上のすべり弁の肩部によ
る支えによって制限されている。
スの各ベルトの２つの端部が連結されている。ベルトつ
まり各々のベルトは一般に、ハーネスが及ぼす引っ張り
力の適用方向を定めるクランプ２２によりフェースカバ
ー１０上に誘導される。ケースの盲中空部２６の中に
は、すべり弁２４が取り付けられており、これはフェー
スカバー１０に固定されたスラストロッド２８によって
延長されている。ケース２０が横に移動できる範囲は、
一方の方向ではすべり弁２４に固定されたストッパ３０
による支えによって制限され、もう一方の方向ではケー
スに固定された保持用座金３２上のすべり弁の肩部によ
る支えによって制限されている。
【００２０】中空部の底面とすべり弁２４によって限定
されているチャンバ３４は、周囲雰囲気に連絡されてい
る。すべり弁２４を収容するこの中空部部分には、単数
または複数のベルトと連結する出口３６が設けられてい
る。すべり弁２４に開けられた通路３８は、それぞれケ
ース２０が右および左に向かって予め定められた位置を
超えた時点で、出口３６を加圧ガス補給用導管４０およ
び周囲大気と連絡状態におく。すべり弁が、図２に示さ
れている位置のような中間位置を占めている場合、出口
３６は絶縁されている。
されているチャンバ３４は、周囲雰囲気に連絡されてい
る。すべり弁２４を収容するこの中空部部分には、単数
または複数のベルトと連結する出口３６が設けられてい
る。すべり弁２４に開けられた通路３８は、それぞれケ
ース２０が右および左に向かって予め定められた位置を
超えた時点で、出口３６を加圧ガス補給用導管４０およ
び周囲大気と連絡状態におく。すべり弁が、図２に示さ
れている位置のような中間位置を占めている場合、出口
３６は絶縁されている。
【００２１】図２に示されている場合において１つのバ
ネ４２によって構成されている弾性手段は、ケース２０
をストッパー位置に向かって（図２では左へ向かって）
押し戻そうとし、この位置で出口３６が周囲大気と連絡
され、従ってベルト内のガスが完全に排出され、フェー
スカバー１０を押し付ける力が最大となる。ベルト自体
はケース２０に対して、導管４０から出口３６を通って
ベルトへとガスが取り込まれる位置に向かって、すべり
弁に対してケースを移動させようとする力を加える。例
えば取手４４およびすべり弁の固定ストッパー３０をつ
まんで、ケース２０を右へと移動させることにより、マ
スクの装着者は、ベルトを完全に膨張させ、マスクを素
早く装着しやすくする形状をハーネスに対して与えるこ
とができる。
ネ４２によって構成されている弾性手段は、ケース２０
をストッパー位置に向かって（図２では左へ向かって）
押し戻そうとし、この位置で出口３６が周囲大気と連絡
され、従ってベルト内のガスが完全に排出され、フェー
スカバー１０を押し付ける力が最大となる。ベルト自体
はケース２０に対して、導管４０から出口３６を通って
ベルトへとガスが取り込まれる位置に向かって、すべり
弁に対してケースを移動させようとする力を加える。例
えば取手４４およびすべり弁の固定ストッパー３０をつ
まんで、ケース２０を右へと移動させることにより、マ
スクの装着者は、ベルトを完全に膨張させ、マスクを素
早く装着しやすくする形状をハーネスに対して与えるこ
とができる。
【００２２】呼吸装置の機能のしかたは、前述の記述か
ら直ちに明らかとなる。ハーネスがひとたび頭に置かれ
取手４４がゆるめられた時点で、バネ４２は、ハーネス
のガス抜き位置にケースを導く。ハーネスからケースに
対して、フェースカバーの方向に力が加えられ、その力
の値はハーネスがガス抜きされるにつれて、増大してい
く。ケースは、２つの力が平衡状態になった時点で図２
に示されている絶縁位置に戻る。例えばベルトの膨張す
る部材の多孔性により漏洩が起こる場合、ケースは、ベ
ルト内に補足的な量のガスが取り込まれ、ハーネスが加
える力を減少させる位置に到達する時点まで、漸進的に
移動する。
ら直ちに明らかとなる。ハーネスがひとたび頭に置かれ
取手４４がゆるめられた時点で、バネ４２は、ハーネス
のガス抜き位置にケースを導く。ハーネスからケースに
対して、フェースカバーの方向に力が加えられ、その力
の値はハーネスがガス抜きされるにつれて、増大してい
く。ケースは、２つの力が平衡状態になった時点で図２
に示されている絶縁位置に戻る。例えばベルトの膨張す
る部材の多孔性により漏洩が起こる場合、ケースは、ベ
ルト内に補足的な量のガスが取り込まれ、ハーネスが加
える力を減少させる位置に到達する時点まで、漸進的に
移動する。
【００２３】調節された応力は、例えばケース底面を通
してローレット加工ネジ（図２の破線）を取り付けるこ
となどによって、手で調節できるようにすることが可能
である。
してローレット加工ネジ（図２の破線）を取り付けるこ
となどによって、手で調節できるようにすることが可能
である。
【００２４】図３（この図中で、図２の要素に対応する
要素は、図２と同じ参照番号が付けられている）に示さ
れている変形実施態様においては、バネ４２は、蛇腹４
６に支持されている。この蛇腹は、周囲圧力が減少する
と膨張する。特にこの蛇腹は、高い高度での減圧の場合
に大きく膨張し、かくしてマスク内の高度過圧の維持に
必要な顔面に対するマスクの圧力およびハーネスの締め
付け力の増大を誘発する。
要素は、図２と同じ参照番号が付けられている）に示さ
れている変形実施態様においては、バネ４２は、蛇腹４
６に支持されている。この蛇腹は、周囲圧力が減少する
と膨張する。特にこの蛇腹は、高い高度での減圧の場合
に大きく膨張し、かくしてマスク内の高度過圧の維持に
必要な顔面に対するマスクの圧力およびハーネスの締め
付け力の増大を誘発する。
【００２５】さらにこの高度式蛇腹は、航空機の高度が
規定値を超えた時に義務付けられるマスクの長時間にわ
たる装着の間に最大限の快適さを得るような形で、低い
コックピット高度でハーネスが加える力を非常に低い値
に減少させることを可能にする。
規定値を超えた時に義務付けられるマスクの長時間にわ
たる装着の間に最大限の快適さを得るような形で、低い
コックピット高度でハーネスが加える力を非常に低い値
に減少させることを可能にする。
【００２６】図４に示されている変形実施態様において
は、ベルト１６は、駆動されていない場合にベルトを完
全に空にし、駆動動された場合ベルトを加圧ガス補給手
段と連絡状態におく１つのコック４７に連結されてい
る。従って、膨張可能な部材は、現在一般的に利用され
ている、例えば米国特許 ３ ５９９ ６３６中に記載
のタイプのものである。ただし、フェースカバーはさら
に、気密性唇状部４８の基部に膨張するパッキング５０
を含んでおり、このパッキングは、機能が逆転している
こと、すなわちパッキング５０内の圧力の増加が実際に
適用力の減少ではなく増大を誘発するという点を除い
て、図２に示されているタイプの「応力センサー−膨張
用手段」ユニット５２によって制御されているものであ
る。
は、ベルト１６は、駆動されていない場合にベルトを完
全に空にし、駆動動された場合ベルトを加圧ガス補給手
段と連絡状態におく１つのコック４７に連結されてい
る。従って、膨張可能な部材は、現在一般的に利用され
ている、例えば米国特許 ３ ５９９ ６３６中に記載
のタイプのものである。ただし、フェースカバーはさら
に、気密性唇状部４８の基部に膨張するパッキング５０
を含んでおり、このパッキングは、機能が逆転している
こと、すなわちパッキング５０内の圧力の増加が実際に
適用力の減少ではなく増大を誘発するという点を除い
て、図２に示されているタイプの「応力センサー−膨張
用手段」ユニット５２によって制御されているものであ
る。
【００２７】図２の機構に対応する機構がさらに同じ参
照番号を有している図５に示された変形実施態様におい
ては、応力センサーと取り込み用手段のアセンブリは、
顔面に対するマスクの押し付け度をその力が定めている
バネ４２を上に支持する高度式蛇腹４６を含んでいる。
しかし、図２の分配用すべり弁は、２つのゲート弁５４
およひ５６のセットで置換されている。取り込み用ゲー
ト弁５４は、柔軟な蛇腹５８により、加圧呼吸用ガスの
取り込みチャンバ６２から周囲圧力チャンバ６０を分離
する１枚のダイヤフラムに連結されている。排出用ゲー
ト弁５６は、柔軟な蛇腹６４により、ダイヤフラム６０
およびマスク１０に固定されたゲート弁の制御部品一式
の端末板６５に連結されている。
照番号を有している図５に示された変形実施態様におい
ては、応力センサーと取り込み用手段のアセンブリは、
顔面に対するマスクの押し付け度をその力が定めている
バネ４２を上に支持する高度式蛇腹４６を含んでいる。
しかし、図２の分配用すべり弁は、２つのゲート弁５４
およひ５６のセットで置換されている。取り込み用ゲー
ト弁５４は、柔軟な蛇腹５８により、加圧呼吸用ガスの
取り込みチャンバ６２から周囲圧力チャンバ６０を分離
する１枚のダイヤフラムに連結されている。排出用ゲー
ト弁５６は、柔軟な蛇腹６４により、ダイヤフラム６０
およびマスク１０に固定されたゲート弁の制御部品一式
の端末板６５に連結されている。
【００２８】部品一式に属する２本のバネ棒が、部品一
式の位置に応じて交互にゲート弁を開放するかまたは再
度閉じさせる。
式の位置に応じて交互にゲート弁を開放するかまたは再
度閉じさせる。
【００２９】図６は、減圧の際に、この減圧がマスクへ
の加圧酸素の補給を誘発するにもかかわらず、漏洩を減
少させるために十分なハーネスの締め付けを自動的に誘
発する、もう１つの実施態様を示している。
の加圧酸素の補給を誘発するにもかかわらず、漏洩を減
少させるために十分なハーネスの締め付けを自動的に誘
発する、もう１つの実施態様を示している。
【００３０】この時、装置は、すでに図２に示した部材
に加えて、バネ４２の支持ピストン６６を含む。このピ
ストンは、絞られた経路を通って外部と連絡しているチ
ャンバ６８をケースの中で限定している。図示されてい
る例ではボール弁であるゲート弁７０がチャンバ６８を
加圧酸素供給源から分離している。マスクに備わった別
注のレギュレータのものであってよい高度蛇腹７２が、
減圧の場合にゲート弁７０を開放する。
に加えて、バネ４２の支持ピストン６６を含む。このピ
ストンは、絞られた経路を通って外部と連絡しているチ
ャンバ６８をケースの中で限定している。図示されてい
る例ではボール弁であるゲート弁７０がチャンバ６８を
加圧酸素供給源から分離している。マスクに備わった別
注のレギュレータのものであってよい高度蛇腹７２が、
減圧の場合にゲート弁７０を開放する。
【００３１】周囲圧力が予め定められたしきい値よりも
高い場合、待機位置または快適位置において、装置の構
成部材は、図６に実線で示されている配置にある。ゲー
ト弁７０は閉じている。コックピットの減圧の場合、蛇
腹７２は膨張してゲート弁７０を開く。ピストン６０
は、図６に破線で示されているストッパ位置まで移動す
る。バネ４２が及ぼす力は増大し、ハーネスを空にする
分配用すべり弁２４の移動を誘発する。
高い場合、待機位置または快適位置において、装置の構
成部材は、図６に実線で示されている配置にある。ゲー
ト弁７０は閉じている。コックピットの減圧の場合、蛇
腹７２は膨張してゲート弁７０を開く。ピストン６０
は、図６に破線で示されているストッパ位置まで移動す
る。バネ４２が及ぼす力は増大し、ハーネスを空にする
分配用すべり弁２４の移動を誘発する。
【００３２】図７は、図６のものと同様、周囲の減圧に
より誘発されるマスクの加圧酸素補給の場合のハーネス
の排出と締め付けを自動的に誘発することを可能にする
もう１つの実施態様をさらに示している。加圧酸素供給
源とチャンバ６８を連絡状態におくゲート弁７０ａは、
この場合、マスク１０中の過圧の出現に応えて開放す
る。図７において、ゲート弁の強制開放手段は、マスク
と環境の間の圧力差がゲート弁の閉鎖用バネ７８のプレ
ストレスにより定められたしきい値を超えるような圧力
の下でのマスクの補給および減圧の際にゲート弁２０ａ
のボールをその弁座から持ち上げる針７６を支持し、マ
スク内を支配する圧力を受ける変形可能なダイヤフラム
７４（ピストンで置換可能）を含んでいる。
より誘発されるマスクの加圧酸素補給の場合のハーネス
の排出と締め付けを自動的に誘発することを可能にする
もう１つの実施態様をさらに示している。加圧酸素供給
源とチャンバ６８を連絡状態におくゲート弁７０ａは、
この場合、マスク１０中の過圧の出現に応えて開放す
る。図７において、ゲート弁の強制開放手段は、マスク
と環境の間の圧力差がゲート弁の閉鎖用バネ７８のプレ
ストレスにより定められたしきい値を超えるような圧力
の下でのマスクの補給および減圧の際にゲート弁２０ａ
のボールをその弁座から持ち上げる針７６を支持し、マ
スク内を支配する圧力を受ける変形可能なダイヤフラム
７４（ピストンで置換可能）を含んでいる。
【００３３】減圧の場合、ハーネスの排出用空所を、図
５に示されているアセンブリに付加することも可能であ
る。
５に示されているアセンブリに付加することも可能であ
る。
【００３４】図２、３、５および６に示されている実施
態様においては、センサー取り込み用手段のアセンブリ
は、フェースカバー１０とハーネスの間に置かれてい
る。このアセンブリは、連結用ブロック１２とハーネス
の片端（または各端部）の間に置くこともできる。図８
は、このような組み立てを示している。ベルト１６の端
部は、マスクの連結用ブロックと一体化されたケース２
０ａの中を滑動できる分配用すべり弁２４ａに固定され
ている。ベルトの引っ張り力がベルトを呼吸用ガス供給
源に連結しようとするのに対して、バネ４２ａは、ベル
ト１６と外気を結び付ける位置の方へとすべり弁を押し
返そうとする働きをもつ。
態様においては、センサー取り込み用手段のアセンブリ
は、フェースカバー１０とハーネスの間に置かれてい
る。このアセンブリは、連結用ブロック１２とハーネス
の片端（または各端部）の間に置くこともできる。図８
は、このような組み立てを示している。ベルト１６の端
部は、マスクの連結用ブロックと一体化されたケース２
０ａの中を滑動できる分配用すべり弁２４ａに固定され
ている。ベルトの引っ張り力がベルトを呼吸用ガス供給
源に連結しようとするのに対して、バネ４２ａは、ベル
ト１６と外気を結び付ける位置の方へとすべり弁を押し
返そうとする働きをもつ。
【００３５】ケースおよびすべり弁により支持されてい
る耳８０を矢印ｆに沿って近づけることにより、マスク
装着者は、マスクを脱着するため完全にハーネスを膨張
させることができる。
る耳８０を矢印ｆに沿って近づけることにより、マスク
装着者は、マスクを脱着するため完全にハーネスを膨張
させることができる。
【００３６】図８の実施態様は、前述のものと同様に、
数多くの変形態様が可能である。特に、図６または図７
のものと同様、コックピットの減圧の際の自動排出用お
よび／または過圧でのマスクの補給用の空所を有するこ
とができる。
数多くの変形態様が可能である。特に、図６または図７
のものと同様、コックピットの減圧の際の自動排出用お
よび／または過圧でのマスクの補給用の空所を有するこ
とができる。
【００３７】ハーネスが２本のベルトを含む場合、これ
らのベルトには各々、あらゆる利用条件下でベルトの締
め付け応力の適切な分布を保ち、顔面上のマスクの安定
性を確保するため、全く異なる装置が具備されていてよ
い。
らのベルトには各々、あらゆる利用条件下でベルトの締
め付け応力の適切な分布を保ち、顔面上のマスクの安定
性を確保するため、全く異なる装置が具備されていてよ
い。
【００３８】装置はさらに、ハーネスが完全に空になる
マスク内の過圧の値を意のままに変更できるようにする
手段によって補完され得る。例えば、蛇腹４６または７
２（図５および６）は、固定した部材に支えられる代わ
りに調節用ネジの端部に支持されていてよい。
マスク内の過圧の値を意のままに変更できるようにする
手段によって補完され得る。例えば、蛇腹４６または７
２（図５および６）は、固定した部材に支えられる代わ
りに調節用ネジの端部に支持されていてよい。
【００３９】マスクの装着が必要である条件では、同時
に保護メガネを使用することが往々にして望ましいもの
となる。同一のマスクを、単独でも、またマスクにしっ
かり固定された保護メガネ８２（図９に破線で示されて
いる）と共にでも利用できるようにすることが可能であ
る。これらの保護メガネの縁部は、例えば煙から目を保
護するため、顔面に密着されなくてはならない。
に保護メガネを使用することが往々にして望ましいもの
となる。同一のマスクを、単独でも、またマスクにしっ
かり固定された保護メガネ８２（図９に破線で示されて
いる）と共にでも利用できるようにすることが可能であ
る。これらの保護メガネの縁部は、例えば煙から目を保
護するため、顔面に密着されなくてはならない。
【００４０】十分な装着状態を確保するため、特に各々
のベルトに全く独立した装置を具備し、メガネが設置さ
れた時点で上部ベルトによる締め付けを増大できるよう
にする調節用手段を上部ベルトに具備することができ
る。もう１つの解決法は、図９に破線で示されているよ
うに、メガネが設置された時点で上部ベルト（または唯
一のベルト）の応力の適用点を高くできるようにするフ
ックをマスクに具備することからなる。
のベルトに全く独立した装置を具備し、メガネが設置さ
れた時点で上部ベルトによる締め付けを増大できるよう
にする調節用手段を上部ベルトに具備することができ
る。もう１つの解決法は、図９に破線で示されているよ
うに、メガネが設置された時点で上部ベルト（または唯
一のベルト）の応力の適用点を高くできるようにするフ
ックをマスクに具備することからなる。
【００４１】以上で示してきた全ての実施態様におい
て、テンションの調節装置は純粋に空気式である。同様
に、電気出力トランスデューサからなるセンサー、およ
び一定の法則に従ってコックピット高度と共に変化する
かまたは一定の値にハーネスが付加するテンションを維
持するような形でハーネスの中の圧力を調節することを
可能にする電気制御式の加圧ガス取り込み手段を含む電
気空気式装置を利用することも可能である。図１０はこ
のような装置を示す。電気出力トランスデューサからな
るセンサー８４が、マスクとハーネスの連結部分に置か
れる。このセンサーは、電源８８を収容しハーネス内の
圧力の調節用の電磁弁を含む制御用構成部材８６に対し
て入力信号を供給する。この装置はさらに、減圧の際に
ハーネスを完全に空にできるようにするマスク内の圧力
センサーおよび／または周囲圧力センサーを含んでいて
もよい。
て、テンションの調節装置は純粋に空気式である。同様
に、電気出力トランスデューサからなるセンサー、およ
び一定の法則に従ってコックピット高度と共に変化する
かまたは一定の値にハーネスが付加するテンションを維
持するような形でハーネスの中の圧力を調節することを
可能にする電気制御式の加圧ガス取り込み手段を含む電
気空気式装置を利用することも可能である。図１０はこ
のような装置を示す。電気出力トランスデューサからな
るセンサー８４が、マスクとハーネスの連結部分に置か
れる。このセンサーは、電源８８を収容しハーネス内の
圧力の調節用の電磁弁を含む制御用構成部材８６に対し
て入力信号を供給する。この装置はさらに、減圧の際に
ハーネスを完全に空にできるようにするマスク内の圧力
センサーおよび／または周囲圧力センサーを含んでいて
もよい。
【図１】本発明の一実施態様に従った保護装置の外観を
示す立面図である。
示す立面図である。
【図２】図１に示されているタイプの装置内で利用可能
なセンサーと取り込み用手段のアセンブリの２つの特定
の実施態様を示す概念図である。
なセンサーと取り込み用手段のアセンブリの２つの特定
の実施態様を示す概念図である。
【図３】図１に示されているタイプの装置内で利用可能
なセンサーと取り込み用手段のアセンブリの２つの特定
の実施態様を示す概念図である。
なセンサーと取り込み用手段のアセンブリの２つの特定
の実施態様を示す概念図である。
【図４】実施態様の１変形を示す概略図である。
【図５】図３と同様に、センサーと取り込み用手段のア
センブリの考えられるもう１つの構成を示している。
センブリの考えられるもう１つの構成を示している。
【図６】図３および５と同様に、高い高度での減圧の際
にマスクの完全な締め付けをさらに誘発する、もう１つ
の変形態様を示している。
にマスクの完全な締め付けをさらに誘発する、もう１つ
の変形態様を示している。
【図７】図３および５と同様に、高い高度での減圧の際
にマスクの完全な締め付けをさらに誘発する、もう１つ
の変形態様を示している。
にマスクの完全な締め付けをさらに誘発する、もう１つ
の変形態様を示している。
【図８】ハーネスを構成する少なくとも1本のベルトの
出口にセンサーと取り込み手段のアセンブリが置かれた
頭部装備の基本的構成を示している。
出口にセンサーと取り込み手段のアセンブリが置かれた
頭部装備の基本的構成を示している。
【図９】保護メガネの設置の際の応力分布の変更を伴
う、保護メガネにより 補完され得るマスクを持つ装置
を示す図である。
う、保護メガネにより 補完され得るマスクを持つ装置
を示す図である。
【図１０】ベルトの出口上のセンサーの配置を示してい
る。
る。
１０ 鼻口部フェースカバー（マスク） １１ 調圧器 １２ 固定式連結ブロック １４ 可撓導管 １６ ベルト ２０ ケース ２２ クランプ ２４，２４ａ すべり弁 ２８ スラストロッド ３０ ストッパ ３２ 保持用座金 ３４，６２，６８ チャンバ ３６ 出口 ３８ 通路 ４０ 加圧ガス補給導管 ４２，４２ａ バネ ４４ 取手 ４６，５８，７２ 蛇腹 ４８ 気密性唇状部 ５０ パッキング ５２ 「応力センサー−膨張用センサー」ユニット ５４ 取り込み用ゲート弁 ５６ 排出用ゲート弁 ６５ 端末版 ７０，７０ａ ゲート弁 ７４ ダイヤフラム ７６ 針 ７８ 閉鎖用バネ ８４ センサー ８６ 制御用構成部材 ８８ 電源
Claims (3)
- 【請求項１】 装着者の顔にフィットするようになさ
れ、かつ加圧された呼吸用ガス源に連接され、酸素を空
気で薄めるレギュレータを備えた呼吸マスクと、 前記マスクに連接された端部を有しかつ膨張部材を有す
る伸縮可能なハーネスと、駆動された場合に、前記ガス
源から前記ハーネスを伸縮する前記膨張部材に、加圧さ
れた呼吸用ガスを供給すると共に、駆動が解除された場
合に、前記ハーネスを収縮させかつ装着者の顔にフィッ
トさせるために膨張部材の中の圧力を減圧する手動可能
な弁手段と、 マスクが顔にフィットする圧力を表す情報を供給するた
めの、前記マスクまたはハーネスに連接された検出手段
と、前記周囲圧力が、設定されたしきい値よりも少なく
とも高い場合であって、前記膨張部材が周囲圧力とされ
ている場合に、減圧された圧力を調節しかつ加えられた
圧力よりも低い設定圧力を維持する手動の駆動手段を解
除する場合に、 周囲に前記加圧ガスを排出することおよび前記ガス源か
ら加圧ガスを供給することを自動的にコントロールする
ための前記情報に反応する手段と、 を具備したことを特徴とする呼吸装置。 - 【請求項２】 前記手段は、周囲圧力がしきい値以下で
ある場合に、周囲圧力より高いある圧力に調節するため
に、膨張部材の中の圧力をコントロールするように構成
されてなることを特徴とする請求項１に記載の呼吸装
置。 - 【請求項３】 飛行機搭乗員のために、設定高度よりも
上空での飛行機の減圧に対応して周囲圧力まで前記膨張
部材から自動的に排気するための付加手段を具備してな
ることを特徴とする請求項１に記載の呼吸装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9306930A FR2706311B1 (fr) | 1993-06-09 | 1993-06-09 | Equipement de protection respiratoire. |
| FR9306930 | 1993-09-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07136273A true JPH07136273A (ja) | 1995-05-30 |
| JP3231183B2 JP3231183B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=9447933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12788494A Expired - Fee Related JP3231183B2 (ja) | 1993-06-09 | 1994-06-09 | 呼吸装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5503147A (ja) |
| EP (1) | EP0628325B1 (ja) |
| JP (1) | JP3231183B2 (ja) |
| CA (1) | CA2125440C (ja) |
| DE (1) | DE69401534T2 (ja) |
| ES (1) | ES2097010T3 (ja) |
| FR (1) | FR2706311B1 (ja) |
| HK (1) | HK1007418A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP4864976B2 (ja) * | 2005-10-11 | 2012-02-01 | ビーイー・インテレクチュアル・プロパティー・インコーポレイテッド | 飛行機用の呼吸マスク及び調整器の改良 |
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