JPH07136053A - ストロー - Google Patents
ストローInfo
- Publication number
- JPH07136053A JPH07136053A JP28847793A JP28847793A JPH07136053A JP H07136053 A JPH07136053 A JP H07136053A JP 28847793 A JP28847793 A JP 28847793A JP 28847793 A JP28847793 A JP 28847793A JP H07136053 A JPH07136053 A JP H07136053A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- straw
- original
- longitudinal direction
- white
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 元の色と発色した色との対比を従来よりも明
確に行うことができるストローを提供しようとするも
の。 【構成】 低温発色剤が含有せしめられ、冷却されると
発色し常温に戻ると元の色に復元するストローであっ
て、前記元の色及び発色した色とは相違する色が長手方
向に配されていることを特徴とする。
確に行うことができるストローを提供しようとするも
の。 【構成】 低温発色剤が含有せしめられ、冷却されると
発色し常温に戻ると元の色に復元するストローであっ
て、前記元の色及び発色した色とは相違する色が長手方
向に配されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷却された領域が発
色するストローに関するものである。
色するストローに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料水を吸引して飲用する際に使
用するストローが知られている。通常のストローは白色
のものが一般的であるが、これに公知の低温発色剤を含
有せしめたものがある。このストローは、氷を浮かべた
ジュースなどのような冷たい飲料水に接触させると、冷
却された領域が適宜の色(例えば、赤色や緑色など)に
発色し、常温に戻ると元の色(例えば白色など)に復元
する性質を有している。
用するストローが知られている。通常のストローは白色
のものが一般的であるが、これに公知の低温発色剤を含
有せしめたものがある。このストローは、氷を浮かべた
ジュースなどのような冷たい飲料水に接触させると、冷
却された領域が適宜の色(例えば、赤色や緑色など)に
発色し、常温に戻ると元の色(例えば白色など)に復元
する性質を有している。
【0003】しかし、ストローの元の色と発色した色と
の境界域においては、色調は連続的に変化している。し
たがって、元の色と発色した色との対比が不明確である
という問題があった。
の境界域においては、色調は連続的に変化している。し
たがって、元の色と発色した色との対比が不明確である
という問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は元
の色と発色した色との対比を従来よりも明確に行うこと
ができるストローを提供しようとするものである。
の色と発色した色との対比を従来よりも明確に行うこと
ができるストローを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。この
発明のストローは、低温発色剤が含有せしめられ、冷却
されると発色し常温に戻ると元の色に復元するストロー
であって、前記元の色及び発色した色とは相違する色が
長手方向に配されていることを特徴とする。また、長手
方向の一部に、蛇腹状の屈曲可能領域3を有することと
してもよい。
この発明では次のような技術的手段を講じている。この
発明のストローは、低温発色剤が含有せしめられ、冷却
されると発色し常温に戻ると元の色に復元するストロー
であって、前記元の色及び発色した色とは相違する色が
長手方向に配されていることを特徴とする。また、長手
方向の一部に、蛇腹状の屈曲可能領域3を有することと
してもよい。
【0006】
【作用】この発明は、以下のような作用を有する。前記
手段を採用したため、この発明のストローをコップ等に
入れた冷たい飲料水などに挿入すると、飲料水に接触し
ていない上方側はほぼ常温で元の色のままであり、飲料
水に接触した下方側は冷却されて発色する。一方、この
ストローは元の色及び発色した色とは相違する色が長手
方向に配されている。
手段を採用したため、この発明のストローをコップ等に
入れた冷たい飲料水などに挿入すると、飲料水に接触し
ていない上方側はほぼ常温で元の色のままであり、飲料
水に接触した下方側は冷却されて発色する。一方、この
ストローは元の色及び発色した色とは相違する色が長手
方向に配されている。
【0007】したがって、上方側の元のままの色と下方
側の発色した色とは、これらの色とは相違する長手方向
に配された色を基準とし、この基準の色との比較の上で
の対比を行うことができる。
側の発色した色とは、これらの色とは相違する長手方向
に配された色を基準とし、この基準の色との比較の上で
の対比を行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面を参照して説明する。この実施例のストローは、元
の地の色として白色を選択していると共にこれに低温発
色剤を含有せしめており、図1に示すように、冷却され
た領域1が白色から後述する色へと発色し、常温に戻る
と元の色である白色に復元するようにしている。
図面を参照して説明する。この実施例のストローは、元
の地の色として白色を選択していると共にこれに低温発
色剤を含有せしめており、図1に示すように、冷却され
た領域1が白色から後述する色へと発色し、常温に戻る
と元の色である白色に復元するようにしている。
【0009】また、元の色である白色、及び後述する発
色した色とは相違する色を長手方向に配している。これ
は、同色のものを2本ストローの円周上の対向する位置
に配している。つまり、常温では白色の地のストロー
に、2本の長手方向のストライプ2が形成された状態と
なっている(図面では手前側のストライプ2のみが表れ
ている)。
色した色とは相違する色を長手方向に配している。これ
は、同色のものを2本ストローの円周上の対向する位置
に配している。つまり、常温では白色の地のストロー
に、2本の長手方向のストライプ2が形成された状態と
なっている(図面では手前側のストライプ2のみが表れ
ている)。
【0010】前記低温発色剤としてこの実施例では、冷
却されると青色に発色するもの、同様に緑色に発色する
もの、桃色に発色するもの(京都の松井色素研究所製
(商品名、感温度変色性色素))をそれぞれ用いた。し
たがって、ストローの地の白色の部分は冷却されると前
記のそれぞれの色に発色する。発色する温度は、約2℃
程度以下である。
却されると青色に発色するもの、同様に緑色に発色する
もの、桃色に発色するもの(京都の松井色素研究所製
(商品名、感温度変色性色素))をそれぞれ用いた。し
たがって、ストローの地の白色の部分は冷却されると前
記のそれぞれの色に発色する。発色する温度は、約2℃
程度以下である。
【0011】長手方向に配した2本のストライプ2の色
として、青色に発色する低温発色剤を用いた場合には赤
色を、同様に緑色に発色する低温発色剤を用いた場合に
は黄色を、桃色に発色する低温発色剤を用いた場合には
緑色を選択した。これらの色は適宜に任意の組合せを選
択すればよいが、相互の対比が鮮明となることが望まし
い。なお、長手方向に色を配する態様としては直線状で
はなく湾曲させたものであってもよく、また、必ずしも
完全に連続している必要はなく断続的であってもよい。
として、青色に発色する低温発色剤を用いた場合には赤
色を、同様に緑色に発色する低温発色剤を用いた場合に
は黄色を、桃色に発色する低温発色剤を用いた場合には
緑色を選択した。これらの色は適宜に任意の組合せを選
択すればよいが、相互の対比が鮮明となることが望まし
い。なお、長手方向に色を配する態様としては直線状で
はなく湾曲させたものであってもよく、また、必ずしも
完全に連続している必要はなく断続的であってもよい。
【0012】また、長手方向の一部、すなわち端部から
約1/3ぐらいの位置には、公知の方法で蛇腹状の屈曲
可能領域3を形成しており、飲用の際の使い勝手を向上
せしめている。上記のような構成のストローは、通常の
ストライプのラインが入ったストローの製造方法とほぼ
同様の方法で製造することができる。すなわち、先ずポ
リプロピレン樹脂に、白色の顔料と上記の低温発色剤の
うちのいずれかとを混合することにより、ストロー本体
の原料の配合を行う。前記低温発色剤は、ポリプロピレ
ン樹脂10Kgに対して8gの割合で配合した。また、
長手方向の色を配するための顔料をポリプロピレン樹脂
に混合することにより、ストライプ2の原料の配合を行
う。
約1/3ぐらいの位置には、公知の方法で蛇腹状の屈曲
可能領域3を形成しており、飲用の際の使い勝手を向上
せしめている。上記のような構成のストローは、通常の
ストライプのラインが入ったストローの製造方法とほぼ
同様の方法で製造することができる。すなわち、先ずポ
リプロピレン樹脂に、白色の顔料と上記の低温発色剤の
うちのいずれかとを混合することにより、ストロー本体
の原料の配合を行う。前記低温発色剤は、ポリプロピレ
ン樹脂10Kgに対して8gの割合で配合した。また、
長手方向の色を配するための顔料をポリプロピレン樹脂
に混合することにより、ストライプ2の原料の配合を行
う。
【0013】図2に示すように、2本のシリンダー4を
有する公知の押出装置を用い、一方のシリンダー4から
は前記のストロー本体の原料をチューブ状に押出す。ま
た、他方のシリンダー4からは前記のストライプ2の原
料を押出す。そして、ダイス部5において、ストロー本
体の連続押出し成型物6とストライプ2の連続押出し物
とを合流させることにより、既述の構成のストローを製
造することができる。その後、公知の二次加工を行うこ
とにより、蛇腹状の屈曲可能領域3を形成している。
有する公知の押出装置を用い、一方のシリンダー4から
は前記のストロー本体の原料をチューブ状に押出す。ま
た、他方のシリンダー4からは前記のストライプ2の原
料を押出す。そして、ダイス部5において、ストロー本
体の連続押出し成型物6とストライプ2の連続押出し物
とを合流させることにより、既述の構成のストローを製
造することができる。その後、公知の二次加工を行うこ
とにより、蛇腹状の屈曲可能領域3を形成している。
【0014】次に、この実施例のストローの使用状態を
説明する。この実施例のストローを、コップ等に入れた
冷たい飲料水などに挿入する。すると、飲料水に接触し
ていない上方側はほぼ常温なので元の地の色の白色のま
まであるが、飲料水に接触した下方側は冷却されて発色
(例えば上記実施例では青色)する。一方、このストロ
ーは元の色(白色)及び発色した色(青色)とは相違す
る色(上記の実施例で対応するのは赤色)が長手方向に
ストライプ2として配されている。
説明する。この実施例のストローを、コップ等に入れた
冷たい飲料水などに挿入する。すると、飲料水に接触し
ていない上方側はほぼ常温なので元の地の色の白色のま
まであるが、飲料水に接触した下方側は冷却されて発色
(例えば上記実施例では青色)する。一方、このストロ
ーは元の色(白色)及び発色した色(青色)とは相違す
る色(上記の実施例で対応するのは赤色)が長手方向に
ストライプ2として配されている。
【0015】そこで、上方側の元のままの色(白色)と
下方側の発色した色(青色)とは、これらの色(白色及
び青色)とは相違する長手方向に配された色(赤色のス
トライプ2)を基準とし、この基準の色(赤色のストラ
イプ2)との比較の上での対比を行うことができる。し
たがって、その冷却の存否の境界域において、色調が
(白色から青色へと)連続的に変化していても、元の色
(白色)と発色した色(青色)との対比を、基準の色
(赤色のストライプ2)との比較により、明確に行うこ
とができるという利点を有する。上記の実施例として他
に記載したもののように、発色した色が緑色で長手方向
のストライプ2が黄色の場合、及び、発色した色が桃色
で長手方向のストライプ2が緑色の場合も同様の利点を
有する。
下方側の発色した色(青色)とは、これらの色(白色及
び青色)とは相違する長手方向に配された色(赤色のス
トライプ2)を基準とし、この基準の色(赤色のストラ
イプ2)との比較の上での対比を行うことができる。し
たがって、その冷却の存否の境界域において、色調が
(白色から青色へと)連続的に変化していても、元の色
(白色)と発色した色(青色)との対比を、基準の色
(赤色のストライプ2)との比較により、明確に行うこ
とができるという利点を有する。上記の実施例として他
に記載したもののように、発色した色が緑色で長手方向
のストライプ2が黄色の場合、及び、発色した色が桃色
で長手方向のストライプ2が緑色の場合も同様の利点を
有する。
【0016】また、この実施例のストローによると、発
色した色(青色)の濃さがそれほど深くなくても基準と
なる色(ストライプ2の赤色)の存在により、元の色
(白色)との対比を明確に行えるので、従来技術の欄に
記載のストローよりも低温発色剤(比較的に高価であ
る)の配合の割合を減らすことができる。つまり、より
経済的であるという利点も併せ持つ。
色した色(青色)の濃さがそれほど深くなくても基準と
なる色(ストライプ2の赤色)の存在により、元の色
(白色)との対比を明確に行えるので、従来技術の欄に
記載のストローよりも低温発色剤(比較的に高価であ
る)の配合の割合を減らすことができる。つまり、より
経済的であるという利点も併せ持つ。
【0017】
【発明の効果】この発明は上述のような構成を有するも
のであり、次の効果を奏する。上方側の元のままの色と
下方側の発色した色とはこれらの色とは相違する長手方
向に配された色を基準としこの基準の色との比較の上で
の対比を行うことができるので、その境界域において色
調が連続的に変化していても元の色と発色した色との対
比を従来よりも明確に行うことができるストローを提供
することができる。
のであり、次の効果を奏する。上方側の元のままの色と
下方側の発色した色とはこれらの色とは相違する長手方
向に配された色を基準としこの基準の色との比較の上で
の対比を行うことができるので、その境界域において色
調が連続的に変化していても元の色と発色した色との対
比を従来よりも明確に行うことができるストローを提供
することができる。
【図1】この発明のストローの実施例を説明する斜視
図。
図。
【図2】図1のストローを製造するための押出装置の概
略を説明する斜視図。
略を説明する斜視図。
3 屈曲可能領域
Claims (2)
- 【請求項1】 低温発色剤が含有せしめられ、冷却され
ると発色し常温に戻ると元の色に復元するストローであ
って、前記元の色及び発色した色とは相違する色が長手
方向に配されていることを特徴とするストロー。 - 【請求項2】 長手方向の一部に、蛇腹状の屈曲可能領
域(3)を有する請求項1記載のストロー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28847793A JPH07136053A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | ストロー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28847793A JPH07136053A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | ストロー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07136053A true JPH07136053A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17730718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28847793A Pending JPH07136053A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | ストロー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07136053A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2353935A (en) * | 1999-06-22 | 2001-03-14 | B & H Liquid Crystal Devices | Colour-changing drinking straw |
WO2001030211A3 (en) * | 1999-10-22 | 2002-05-10 | B & H Liquid Crystal Devices | A drinking straw |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP28847793A patent/JPH07136053A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2353935A (en) * | 1999-06-22 | 2001-03-14 | B & H Liquid Crystal Devices | Colour-changing drinking straw |
GB2353935B (en) * | 1999-06-22 | 2002-11-20 | B & H Liquid Crystal Devices | Drinking straw |
WO2001030211A3 (en) * | 1999-10-22 | 2002-05-10 | B & H Liquid Crystal Devices | A drinking straw |
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