JPH07134549A - 写真等の日付の表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は従来から一般に使用されている６桁
の数字を用いて年、月、日および曜日を表示することが
できるとともに、１２カ月をほぼ１０日単位の数字で表
示して、おおよその日数計算が容易に行なうことができ
る写真等の日付の表示方法を得るにある。 【構成】 １月〜１２月の各月を１〜１０、１１〜２
０、２１〜３１に区分けした２桁の０１〜３６の旬数字
と、西暦の下２桁の年数字と、１桁の日を示す数字およ
び曜日数字＋１を加算した３１日を示す日数字と、１〜
７と３１日を示す１〜７以外の数字とからなる１桁の曜
日数字とからなる６桁の数字を用いて写真等の日付の表
示方法を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は写真撮影の日付や缶詰、
ビン詰め等の製造、賞味期限等の日付を表示する写真等
の日付の表示方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、日付の表示としては一般に年月日
の６桁の数字を用いて表示している。

【０００３】

【本発明が解決しようとする課題】従来の日付表示は
年、月、日を６桁で表示しているため、その日の曜日を
判別することができず、写真等に表示した日付から該日
付の日や前後の日に生じた事柄を思い出すのが難しいと
いう欠点があるとともに、缶詰、ビン詰めの賞味期限ま
での日数の確認に手数がかかるという欠点があった。

【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
従来から一般に使用されている６桁の数字を用いて、
年、月、日および曜日を表示することができるととも
に、１２カ月をほぼ１０日単位の数字で表示して、おお
よその日数の計算が容易に行なうことができる写真等の
日付の表示方法を提供することを目的としている。

【０００５】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明からになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限
定するものではない。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は１月〜１２月の各月を１〜１０、１１〜２
０、２１〜３１に区分けした２桁の０１〜３６の旬数字
と、西暦の下２桁の年数字と、１桁の日を示す数字およ
び曜日数字＋１を加算した３１日を示す日数字と、１〜
７と３１日を示す１〜７以外の数字とからなる１桁の曜
日数字とからなる６桁の数字を用いて写真等の日付の表
示方法を構成している。

【０００７】

【作用】上記のように構成された日付の表示方法は６桁
の数字で年、月、日および曜日を表示することができ
る。

【０００８】

【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。

【０００９】図１ないし図４の本発明の第１の実施例に
おいて、１は写真２の外周部にゴム印等を用いて表示し
た本発明の日付表示で、この日付表示１は６桁の数字を
用いて年月日曜日が表示されている。

【００１０】前記日付表示１の６桁の数字の内の最初の
２桁の数字は、図２に示すように１月〜１２月の各月を
１〜１０、１１〜２０、２１〜３１に区分けして０１〜
３６の旬数字に表示した旬数字３、この旬数字３の次の
２桁の数字は西暦の下２桁の年数を表示する年数字４、
この年数字４の次の１桁の数字は日数字の下１桁の数字
と曜日数字に１を加算した３１日用数字とを表示する日
数字５および、この日数字５の次の１桁の数字は、図３
に示すように日曜日から土曜日までを１〜７とし、３１
日の場合には０数字を用いた曜日数字６とから構成され
ている。

【００１１】上記の構成にあっては、１９９３年１１月
１１日木曜日の日付表示１は３２９３１５と表示され、
１９９３年１月３１日日曜日の日付表示１は０３９３２
０と表示される。

【００１２】また、図４に示す缶詰７の場合には、賞味
期限８としての１９９３３７の日付表示１と、製造日９
としての１３９３５４の日付表示１とが付される。この
場合、賞味期限８は１９９３年７月３日土曜日であり、
製造日９は１９９３年５月５日水曜日である。

【００１３】

【本発明の異なる実施例】次に、図５ないし図８に示す
本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これらの
本発明の異なる実施例の説明にあたつて、前記本発明の
第１の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。

【００１４】図５および図６に示す本発明の第２の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、最初の２桁の数字を旬数字３、この旬数字３の次の
１桁の数字を日数字５、この日数字５の次の２桁の数字
を年数字４、この年数字４の次の１桁の数字を曜日数字
６とした日付表示１Ａにした点で、このように構成した
日付表示１Ａを写真２に表示しても良い。この場合、１
９９３年１１月１１日木曜日の表示は３２１９３５と表
示され、１９９３年１月３１日、日曜日は０３２９３０
と表示される。

【００１５】図７および図８に示す本発明の第３の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、最初の２桁の数字を旬数字３、この旬数字３の次の
１桁の数字を日数字の下１桁の数字と３１日の曜日を示
す数字とからなる日数字５Ａ、この日数字５Ａの次の２
桁の数字を年数字４、この年数字４の次の１桁の数字を
１〜７の曜日および３１日の場合には１〜７以外の数
字、本実施例では０からなる曜日数字６とした日付表示
１Ｂにした点で、このように構成した日付表示１Ｂを写
真２に表示しても良い。この場合、１９９３年１１月１
１日木曜日の表示は３２１９３５と表示され、１９９３
年１月３１日、日曜日は０３２９３０と表示される。

【００１６】

【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。

【００１７】（１）１月〜１２月の各月を１〜１０、１
１〜２０、２１〜３１に区分けした２桁の０１〜３６の
旬数字と、西暦の下２桁の年数字と、１桁の日を示す数
字および曜日数字＋１を加算した３１日を示す日数字
と、１〜７と３１日を示す１〜７以外の数字とからなる
１桁の曜日数字とからなる６桁の数字を用いているの
で、写真整理に６桁の数字によって年月日および曜日が
目立たないが、明確に表示することができる。したがっ
て、ごく一般に使用されている６桁の数字のナンバリン
グを使用することができ、特別な装置を用いなくてもよ
く、安価に使用することができる。

【００１８】（２）前記（１）によって、６桁の数字を
用いているにもかかわらず、曜日の表示を行なうことが
できるので、曜日を知ることにより、後日、記憶内容を
楽に思い出すことができる。

【００１９】（３）前記（１）によって、旬数字の表示
が日付数字に入っているので、延べ日数を用意に判断す
ることができる。

【００２０】（４）請求項２〜６も前記（１）〜（３）
と同様な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例の使用状態の説明図。

【図２】旬数字を示す図。

【図３】本発明の第１の実施例の表示状態の説明図。

【図４】本発明の第１の実施例の異なる使用状態の説明
図。

【図５】本発明の第２の実施例の使用状態の説明図。

【図６】本発明の第２の実施例の表示状態の説明図。

【図７】本発明の第３の実施例の使用状態の説明図。

【図８】本発明の第３の実施例の表示状態の説明図。

【符号の説明】

１、１Ａ、１Ｂ：日付表示、 ２：写
真、 ３：旬数字、 ４：年数字、 ５：日数字、 ６：曜日数字、 ７：缶詰、 ８：賞味期限、 ９：製造日。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 １月〜１２月の各月を１〜１０、１１〜
   ２０、２１〜３１に区分けした２桁の０１〜３６の旬数
   字と、西暦の下２桁の年数字と、１桁の日を示す数字お
   よび曜日数字＋１を加算した３１日を示す日数字と、１
   〜７と３１日を示す１〜７以外の数字とからなる１桁の
   曜日数字とからなる６桁の数字を用いた写真等の日付の
   表示方法。
2. 【請求項２】 ２桁の旬数字、２桁の年数字、１桁の日
   数字、１桁の曜日数字を順次並列させたことを特徴とす
   る請求項１記載の写真等の日付の表示方法。
3. 【請求項３】 ２桁の旬数字、１桁の日数字、２桁の年
   数字、１桁の曜日数字を順次並列させたことを特徴とす
   る請求項１記載の写真等の日付の表示方法。
4. 【請求項４】 ２桁の年数字、２桁の旬数字、１桁の日
   数字、１桁の曜日数字を順次並列させたことを特徴とす
   る請求項１記載の写真等の日付の表示方法。
5. 【請求項５】 １月〜１２月の各月を１〜１０、１１〜
   ２０、２１〜３１に区分けした２桁の０１〜３６の旬数
   字と、西暦の下２桁の年数字と、１桁の日を示す数字お
   よび３１日の曜日数字とからなる日数字と、１〜７と３
   １日を示す１〜７以外の数字とからなる１桁の曜日数字
   とからなる６桁の数字を用いた写真等の日付の表示方
   法。
6. 【請求項６】 ２桁の旬数字、１桁の日数字、２桁の年
   数字、１桁の曜日数字を順次並列させたことを特徴とす
   る請求項５記載の写真等の日付の表示方法。