JPH07134075A - 地圧計 - Google Patents
地圧計Info
- Publication number
- JPH07134075A JPH07134075A JP5283312A JP28331293A JPH07134075A JP H07134075 A JPH07134075 A JP H07134075A JP 5283312 A JP5283312 A JP 5283312A JP 28331293 A JP28331293 A JP 28331293A JP H07134075 A JPH07134075 A JP H07134075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- hole
- plate
- chamber
- pressure receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボーリング孔内への設置の容易な地圧計を提
供する。 【構成】 ボーリング孔５の一側面形状に一致する受圧
面１ａを有する受圧板１と、ボーリング孔５の他側面形
状に外壁２ａが一致する圧力室２ｂを有する反力板２と
の間に薄型の荷重計３を挾持して形成したことを特徴と
する。
供する。 【構成】 ボーリング孔５の一側面形状に一致する受圧
面１ａを有する受圧板１と、ボーリング孔５の他側面形
状に外壁２ａが一致する圧力室２ｂを有する反力板２と
の間に薄型の荷重計３を挾持して形成したことを特徴と
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は岩盤に掘削されたボーリ
ング孔内に挿入して岩盤内の地圧を測定する地圧計に関
する。
ング孔内に挿入して岩盤内の地圧を測定する地圧計に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、岩盤内の応力測定調査や、トンネ
ル又はエネルギー備蓄タンクなどの地下構造物建設に伴
う岩盤内の地圧変化の測定には、岩盤内に掘削したボー
リング孔内に円盤形状の土圧計を挿入し、その受圧面を
孔内側面方向に固定して測定していた。
ル又はエネルギー備蓄タンクなどの地下構造物建設に伴
う岩盤内の地圧変化の測定には、岩盤内に掘削したボー
リング孔内に円盤形状の土圧計を挿入し、その受圧面を
孔内側面方向に固定して測定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら円盤形状
の土圧計をボーリング孔内に挿入するには、大孔径のボ
ーリング孔を必要とすると共に、土圧計の受圧面と、測
定面であるボーリング孔の側面形状（円筒面）が一致し
ていない問題があった。本発明は、かかる問題点に対処
するため開発されたものであって口径の小さいボーリン
グ孔内に挿入可能で且つ受圧面がボーリング孔の側面形
状と一致した地圧計を提供することを目的とする。
の土圧計をボーリング孔内に挿入するには、大孔径のボ
ーリング孔を必要とすると共に、土圧計の受圧面と、測
定面であるボーリング孔の側面形状（円筒面）が一致し
ていない問題があった。本発明は、かかる問題点に対処
するため開発されたものであって口径の小さいボーリン
グ孔内に挿入可能で且つ受圧面がボーリング孔の側面形
状と一致した地圧計を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図１を用いて説明
すると本発明はボーリング孔５の一側面形状に一致する
受圧面１ａを有する受圧板１とボーリング孔５の他側面
に外壁２ａが一致する圧力室２ｂを有する反力板２との
間に薄型の荷重計３を挾持したことを特徴とする。
めの本発明の構成を実施例に対応する図１を用いて説明
すると本発明はボーリング孔５の一側面形状に一致する
受圧面１ａを有する受圧板１とボーリング孔５の他側面
に外壁２ａが一致する圧力室２ｂを有する反力板２との
間に薄型の荷重計３を挾持したことを特徴とする。
【０００５】
【作用】そして本発明の上記の手段により薄型の荷重計
を挾持する受圧板と反力板とは、その反力板の圧力室内
の圧力を下げることにより、その厚さを小さくして容易
に小径のボーリング孔内への挿入を可能とし、次いで圧
力室内に圧力を圧入することにより受圧板の受圧面と圧
力室の外壁とが、それぞれボーリング孔の一側面と他側
面とに当接してボーリング孔の側面形状に一致してボー
リング孔内に設置することができる。
を挾持する受圧板と反力板とは、その反力板の圧力室内
の圧力を下げることにより、その厚さを小さくして容易
に小径のボーリング孔内への挿入を可能とし、次いで圧
力室内に圧力を圧入することにより受圧板の受圧面と圧
力室の外壁とが、それぞれボーリング孔の一側面と他側
面とに当接してボーリング孔の側面形状に一致してボー
リング孔内に設置することができる。
【０００６】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１に基づいて説明
すると、１は受圧板、２は反力板、３は荷重計を示し該
荷重計３は受圧板１と反力板２とに挾持されて電気的に
地圧を荷重として検出する薄型に形成され、又前記受圧
板１は岩盤４に掘削したボーリング孔５の一側面形状に
一致する受圧面１ａを有し、更に前記反力板２は、岩盤
４に掘削したボーリング孔５の他側面形状に外壁２ａが
一致する圧力室２ｂを有し、該圧力室２ｂは反力板２に
植設した複数のピストン２ｃを内装すると共に図示しな
い圧力源にパイプ６を介して接続されている。
すると、１は受圧板、２は反力板、３は荷重計を示し該
荷重計３は受圧板１と反力板２とに挾持されて電気的に
地圧を荷重として検出する薄型に形成され、又前記受圧
板１は岩盤４に掘削したボーリング孔５の一側面形状に
一致する受圧面１ａを有し、更に前記反力板２は、岩盤
４に掘削したボーリング孔５の他側面形状に外壁２ａが
一致する圧力室２ｂを有し、該圧力室２ｂは反力板２に
植設した複数のピストン２ｃを内装すると共に図示しな
い圧力源にパイプ６を介して接続されている。
【０００７】図中７は受圧板１と圧力板２とに挾持され
る荷重計３に荷重測定の障害になるような固結材が入ら
ないように剛性の小さいスポンジあるいは発砲スチロー
ルなどで形成されたスペーサ、８は受圧板１と反力板２
と荷重計３とからなる地圧計をボーリング孔５内に固定
する固結材を示す。次にその作業手順を図２に基づいて
説明すると図２ａの如く岩盤４内に所定の孔径・深さの
ボーリング孔５を掘削し、次いで図２ｂの如く反力板２
の圧力室２ｂ内に圧力を作用させないで、地圧計をボー
リング孔５の孔径より小さくしてボーリング孔５内に挿
入し次いで図２ｃの如く反力板２の圧力室２ｂ内に圧力
を作用させ受圧板１の受圧面１ａと圧力室２ｂの外壁２
ａとをボーリング孔５内の一側面と他側面とに押し付
け、次いで図２ｄの如くボーリング孔５内に固結材８を
注入して地圧計をボーリング孔５内に設置する。なお地
圧測定を多段で行う場合には、ボーリング孔５の下部か
らある一定間隔毎の測定位置で上述と同じ手順で作用を
繰り返して地圧計を設置する。
る荷重計３に荷重測定の障害になるような固結材が入ら
ないように剛性の小さいスポンジあるいは発砲スチロー
ルなどで形成されたスペーサ、８は受圧板１と反力板２
と荷重計３とからなる地圧計をボーリング孔５内に固定
する固結材を示す。次にその作業手順を図２に基づいて
説明すると図２ａの如く岩盤４内に所定の孔径・深さの
ボーリング孔５を掘削し、次いで図２ｂの如く反力板２
の圧力室２ｂ内に圧力を作用させないで、地圧計をボー
リング孔５の孔径より小さくしてボーリング孔５内に挿
入し次いで図２ｃの如く反力板２の圧力室２ｂ内に圧力
を作用させ受圧板１の受圧面１ａと圧力室２ｂの外壁２
ａとをボーリング孔５内の一側面と他側面とに押し付
け、次いで図２ｄの如くボーリング孔５内に固結材８を
注入して地圧計をボーリング孔５内に設置する。なお地
圧測定を多段で行う場合には、ボーリング孔５の下部か
らある一定間隔毎の測定位置で上述と同じ手順で作用を
繰り返して地圧計を設置する。
【０００８】
【発明の効果】このように本発明によるときはボーリン
グ孔の一側面形状に一致する受圧面を有する受圧板とボ
ーリング孔の他側面形状に外壁が一致する圧力室を有す
る圧力板との間に薄型の荷重計を挾持したものであるか
ら地圧計は圧力室内の圧力を下げることにより小型化さ
れるためボーリング孔内への挿入を容易にすると共にボ
ーリング孔を大径にする必要がないのでボーリング孔の
掘削を容易にし、然も圧力室内への圧力の供給によって
受圧板はボーリング孔の側面形状に一致させて設置する
ことができるのでその設置が容易となる等の効果を有す
る。
グ孔の一側面形状に一致する受圧面を有する受圧板とボ
ーリング孔の他側面形状に外壁が一致する圧力室を有す
る圧力板との間に薄型の荷重計を挾持したものであるか
ら地圧計は圧力室内の圧力を下げることにより小型化さ
れるためボーリング孔内への挿入を容易にすると共にボ
ーリング孔を大径にする必要がないのでボーリング孔の
掘削を容易にし、然も圧力室内への圧力の供給によって
受圧板はボーリング孔の側面形状に一致させて設置する
ことができるのでその設置が容易となる等の効果を有す
る。
【図１】本発明の一実施例を示すもので（ａ）は平面
図、（ｂ）は側面図である。
図、（ｂ）は側面図である。
【図２】本発明の作業手順を示すもので（ａ）はボーリ
ング孔の掘削状態、（ｂ）はボーリング孔内への挿入状
態、（ｃ）はボーリング孔内への押し付け状態、（ｄ）
はボーリング孔内への設置状態を示す説明図である。
ング孔の掘削状態、（ｂ）はボーリング孔内への挿入状
態、（ｃ）はボーリング孔内への押し付け状態、（ｄ）
はボーリング孔内への設置状態を示す説明図である。
１ 受圧板 １ａ 受圧面 ２ 反力板 ２ａ 外壁 ２ｂ 圧力室 ３ 荷重計 ４ 岩盤 ５ ボーリング孔
Claims (1)
- 【請求項１】 ボーリング孔の一側面形状に一致する受
圧面を有する受圧板と、ボーリング孔の他側面形状に外
壁が一致する圧力室を有する反力板との間に薄型の荷重
計を挾持したことを特徴とする地圧計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5283312A JPH07134075A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 地圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5283312A JPH07134075A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 地圧計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07134075A true JPH07134075A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17663834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5283312A Pending JPH07134075A (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 地圧計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07134075A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102108858A (zh) * | 2011-01-05 | 2011-06-29 | 中国海洋石油总公司 | 一种随钻地层压力地面模拟测量装置及模拟测量方法 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP5283312A patent/JPH07134075A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102108858A (zh) * | 2011-01-05 | 2011-06-29 | 中国海洋石油总公司 | 一种随钻地层压力地面模拟测量装置及模拟测量方法 |
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