JPH0713193Y2 - 電線皮むき器 - Google Patents

電線皮むき器

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Publication number
JPH0713193Y2
JPH0713193Y2 JP8566589U JP8566589U JPH0713193Y2 JP H0713193 Y2 JPH0713193 Y2 JP H0713193Y2 JP 8566589 U JP8566589 U JP 8566589U JP 8566589 U JP8566589 U JP 8566589U JP H0713193 Y2 JPH0713193 Y2 JP H0713193Y2
Authority
JP
Japan
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parts
wire
heat
trunks
electric wire
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8566589U
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JPH0326086U (ja
Inventor
憲一 三上
和男 真下
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、被覆電線の被覆部分をはく離する電線皮むき
器に関する。
[従来の技術] 従来の電線皮むき器は、開閉可能の先端部を有する胴部
に設けられた鋼製の刃で電線の被覆部を挟んで切り目を
入れて被覆を剥ぎ取るものであった。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来の電線皮むき器は、鋼製の刃で被覆に切り
目を入れ、電線上を滑らせて被覆を剥取るので、電線の
金属部分に疵がつき易く、経年の金属疲労や物理的な力
によって断線する原因となっていた。
本発明の目的は、電線の金属部分に疵をつけるおそれの
ない電線皮むき器を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本考案の電線皮むき器は、 長手方向の一方の端部において互に回動可能に、かつ互
に対向するように連結された2つの胴部と、 2つの胴部のそれぞれの端部に近くで、かつ2つの胴部
が互いに対向する表面に、互に対向するように設けら
れ、胴部の長手方向の長さが被覆除去部分の長さにほぼ
等しい放熱部と、 各放熱部の裏面に接するように設けられ、合成樹脂被覆
を溶融する熱を放熱部に供給する発熱部と、 一方の胴部の放熱部より連結端寄りに胴部の対向面に直
角に設けられた孔内に先端が胴部から突出するように設
けられ、両胴部が閉じられたとき、両胴部に挟み込まれ
た電線の端部を他の胴部の表面に押つける押金物と、 前記孔内に収容されて、前記押金物をその先端が胴部か
ら突出するように付勢するばねと、 両胴部を互いに開いた状態に付勢するとともに、両胴部
に挟み込まれた電線の端部を押金物が他方の胴部の表面
に押つけるとともに、両放熱部が電線に接触することが
できる位置までばね力に抗して圧縮可能なばねと、 両胴部の発熱部のそれぞれに商用電源を接続するスイッ
チを含む導電部を有している。
[作用] 合成樹脂被覆電線の被覆を除去しようとする部分を2つ
の胴部の自由端部分で挟み込み、一方の胴部に取付けら
れている押金物で該電線を他の胴部に押付けて固定す
る。その後スイッチを入れて発熱体に商用電源を接続す
ると、発熱体からの熱を放熱部が放熱して放熱部近傍の
合成樹脂被覆が溶融するので全く電線の金属部に疵をつ
けることなく被覆の除去が行なわれる。
[実施例] 次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図(a),(b)は本考案の電線皮むき器の一実施
例の先端部が閉じられた状態の縦断面図と正面図、第2
図は第1図の放熱部21,22、セラミックヒータ31,32
分の拡大図である。
この電線皮むき器は、胴部11,12と、放熱部21,22、セ
ラミックヒータ31,32と、断熱層101,102と、押金物5
と、ばね6と、ばね押えねじ7と、板ばね5と、心棒11
からなる。胴部11は結合部121の両側板が胴部12の結合
部122の両側板の間に回動可能に嵌合し、心棒11で胴部1
2に結合され、板ばね5によって胴部11,12の自由端部
が開いた状態に保たれている。放熱部21,22は胴部11
12が向い合う面に表面を向け、裏面がセラミックヒータ
31,32に接し、表面がテフロン処理されている。セラミ
ックヒータ31,32は、放熱部21,22から電線の合成樹脂
被覆を溶融する高熱を放熱させるに足る熱を発生し供給
する。押金物5は、胴部11の軸線上の放熱部21より結合
部121側に設けられた孔4の内壁に沿って滑動し、孔4
の上部の雌ねじにねじ止めされたばね押えねじ7に一方
の端が固定されたばね6によって胴部11,12の対向面方
向に押付けられ、電線を挟み込むとき電線の端部を強く
胴部12の表面に押さえつける。また、胴部11の自由端部
は胴部12と接触する部分に電線を噛み込まないための空
隙9を有し、さらに、胴部11を胴部12に押すための指当
8を有している。放熱部21,22、セラミックヒータ31
32が胴部11,12に接触する部分には第2図に示すような
断熱層が設けられ断熱材が充填されている。また、セラ
ミックヒータ31,32に給電する電線はそれぞれ胴部11
12の内部を通って結合部121,122から外部配線コードと
なり、スイッチ(不図示)を経て商用電源に接続され
る。
次に、本実施例の動作について説明する。
合成樹脂被覆電線の先端部をこの電線皮むき器の胴部11
の内側表面に当て胴部11とで挟み込む。このときまず押
金物の突出部が該電線を胴部12に押つけ、次に、胴部11
と12で完全に挟み込む。その後、スイッチで電源をオン
する。この結果セラミックヒータ31,32が発熱し、放熱
部21,22の放熱によって放熱部21,22近傍の合成樹脂被
覆が溶融し除去される。その溶融を待って電線を本電線
皮むき器から引抜くと、押金物5に押えられた被覆部分
を電線皮むき器内に残して皮を剥かれた状態の線端が疵
を付けられることなしに引抜かれる。また、放熱部21
22にはテフロン被膜が施されているので溶融した樹脂は
付着しない。
第3図は本実施例の胴部12の対向面上に取付けられたカ
ッタを含む側面図である。この場合の小型の電線用カッ
タ13は本実施例の軸線上の結合部121,122寄りの胴部12
上に止ねじ14で取付けられたもので、電線の先端部の切
除に用いられる。このカッタ13の動く方の刃は、ばねで
平常は開いているが胴部11の軸線に沿って設けられてい
る溝内を胴部11の押付けによりその背面が滑動して固定
刃上に押付けられる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、セラミックヒータ等の発
熱部からの発熱によって被覆部分を熱溶解してはく離す
ることにより、電線の金属面に傷をつけないで合成樹脂
被覆を除去できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本考案の電線皮むき器の一実施
例の先端部が閉じられた状態の縦断面図と、正面図、第
2図は第1図(a)の放熱部21,22、セラミックヒータ
31,32近傍の拡大図、第3図は本実施例の、胴部12の対
向面上に取付けられたカッタを含む側面図である。 11,12…胴部、21,22…放熱部、31,32…セラミックヒ
ータ、4…孔、5…押金物、6…ばね、7…ばね押えね
じ、8…指当、9…空隙、101,102…断熱層、11…心
棒、121,122…結合部、13…カッタ、14…止ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエチレン等の合成樹脂被覆電線の被覆
    を除去する電線皮むき器であって、 長手方向の一方の端部において互に回動可能に、かつ互
    に対向するように連結された2つの胴部と、 2つの胴部のそれぞれの端部に近くで、かつ、2つの胴
    部が互いに対向する表面に、互に対向するように設けら
    れ、胴部の長手方向の長さが被覆除去部分の長さにほぼ
    等しい放熱部と、 各放熱部の裏面に接するように設けられ、合成樹脂被覆
    を溶融する熱を放熱部に供給する発熱部と、 一方の胴部の放熱部より連結端寄りに胴部の対向面に直
    角に設けられた孔内に先端が胴部から突出するように設
    けられ、両胴部が閉じられたとき、両胴部に挟み込まれ
    た電線の端部を他の胴部の表面に押つける押金物と、 前記孔内に収容されて、前記押金物をその先端が胴部か
    ら突出するように付勢するばねと、 両胴部を互いに開いた状態に付勢するとともに、両胴部
    に挟み込まれた電線の端部を押金物が他方の胴部の表面
    に押つけるとともに、両放熱部が電線に接触することが
    できる位置までばね力に抗して圧縮可能なばねと、 両胴部の発熱部のそれぞれに商用電源を接続するスイッ
    チを含む導電部を有する電線皮むき器。
JP8566589U 1989-07-24 1989-07-24 電線皮むき器 Expired - Lifetime JPH0713193Y2 (ja)

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JP8566589U JPH0713193Y2 (ja) 1989-07-24 1989-07-24 電線皮むき器

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JPH0326086U JPH0326086U (ja) 1991-03-18
JPH0713193Y2 true JPH0713193Y2 (ja) 1995-03-29

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ID=31634917

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JP8566589U Expired - Lifetime JPH0713193Y2 (ja) 1989-07-24 1989-07-24 電線皮むき器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020140806A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 日立金属株式会社 ケーブルの端末処理方法、及びケーブルハーネスの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020140806A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 日立金属株式会社 ケーブルの端末処理方法、及びケーブルハーネスの製造方法

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Publication number Publication date
JPH0326086U (ja) 1991-03-18

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