JPH07131482A - 網内通信制御処理方式 - Google Patents

網内通信制御処理方式

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Publication number
JPH07131482A
JPH07131482A JP5276490A JP27649093A JPH07131482A JP H07131482 A JPH07131482 A JP H07131482A JP 5276490 A JP5276490 A JP 5276490A JP 27649093 A JP27649093 A JP 27649093A JP H07131482 A JPH07131482 A JP H07131482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
network
frame relay
transmission
exchange
Prior art date
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Pending
Application number
JP5276490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Watanabe
裕 渡辺
Toru Nishiyama
徹 西山
Tomohiko Ogida
朋彦 扇田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information Network Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Information Network Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5276490A priority Critical patent/JPH07131482A/ja
Publication of JPH07131482A publication Critical patent/JPH07131482A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、フレームリレー交換網におい
て回線の品質状況に応じて、網内での転送方式をかえる
ことで、効率の良い網内フレーム転送を行なえることで
ある。 【構成】フレームリレー交換機1aとフレームリレー交
換機1bで構成する交換網において、交換機間の回線5
を用いて送受信するフレームのビット誤りの統計データ
を収集し、誤りエラー発生頻度により回線品質を管理
し、品質が保証されている時は交換機間の処理を軽くし
て網内の転送速度を上げるため、交換機間は送達確認を
行なわないフレームの送受信をし、回線品質が低下した
時は網内転送フレームに送受信順序番号を含む制御エリ
アを付与して、フレームリレー交換機網内の送達確認を
行なう。 【効果】本発明により、フレームリレー通信中に回線品
質に応じた網内転送方式の変更により、無駄なオーバヘ
ッドと非効率的な再送を抑制し、網内の伝送遅延を防止
する効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレームリレー交換網
の網内通信制御処理方式において、特に回線品質低下
時、網内でのフレーム廃棄を防止するフレームリレー交
換網の網内通信制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フレームリレー交換網は光ファイ
バー等の高品質回線の使用を前提としているため、回線
品質が低下することを考慮しておらず、またフレームリ
レー交換網内での伝送遅延を少なくするため網内フレー
ム転送時、送達確認を行なわず、回線におけるフレーム
にビット誤りが発生した場合、ANSI T1.618
の記載のようにフレームリレー交換機でフレームを廃棄
するだけであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ANSI T1.61
8の記載のようにフレームを廃棄した場合の回復方法と
しては廃棄されたフレームを端末より再送する方法があ
る。この方法ではフレーム廃棄が多く発生すると、端末
間におけるフレームの再送が多発し、それによりフレー
ムリレー交換網内へのフレーム流入も増大し、フレーム
リレー網の負荷が高くなり、伝送遅延が大きくなるとい
う問題点があった。
【0004】本発明の目的は、回線品質低下が生じた場
合に端末間でのフレーム再送の多発による伝送遅延の増
大を防止するため、回線品質低下時にフレームリレー交
換機間でフレームの送達確認を行い、フレームリレー交
換機間でフレームの再送をすることにより、端末から再
送の為のフレーム流入を減らし、フレームリレー交換機
の負荷を軽減し、フレームリレー交換網全体としてのフ
レーム処理能力低下を防止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するためにフレームリレー交換機能を有する交換機
に次のような機能を設ける。
【0006】1.交換機に回線の品質チェックのビット
誤りを検出する機能 2.ビット誤りの統計をとる機能 3.通信相手交換機に回線品質の低下を通知する機能 4.フレームに送受信順序番号を付加する機能 5.送受信順序番号をチェックしてフレームの送達確認
をする機能
【0007】
【作用】フレームリレー交換機は常時、交換機間で送受
信するフレームのビット誤りチェックをして、フレーム
にビット誤りを検出した場合はエラーとしてエラー統計
を収集する。交換機は単位時間当たりのエラー統計がし
きい値を越えている場合は通信相手交換機に回線品質の
低下を通知する。通知後、フレームリレー交換機は網内
のフレームに送受信順序番号を含む順序制御エリアを付
加してフレームの送受信を行ない、フレームリレー交換
機は送受信順序番号を管理して、フレームの送達確認を
行い、フレームリレー交換機間でフレームの再送をす
る。これにより、回線品質低下時でも確実な網内転送を
可能とする。
【0008】
【実施例】実施例を図1〜図8を参照して説明する。図
1のようなフレームリレー交換機で構成する交換網があ
る。フレームリレー交換機間の本網内転送方式のシーケ
ンス図を図2に示す。通信中に図3に示すフレームリレ
ー交換機1aのフレーム入出力部2aはフレームの入出
力の制御と網内フレームのビットチェックを行う(図3
)。フレームの入出力の制御の機能はフレームリレー
交換機1aが端末から受信したフレームをフレームリレ
ー交換機1bへフレームを転送する際にそのフレームの
情報フィールドの前に交換機間のフレームであることを
示す1オクテットの識別子(00)16を付加し、受信した
フレームリレー交換機1bのフレーム入出力部2bにお
いてフレームの情報フィールドの前の1オクテットをチ
ェックして(00)16なら端末からのフレームと判断し、
そのフレームを端末に送信する場合は識別子である(0
0)16を削除して送信するものである。図4に端末から
のフレームに識別子を付加した交換機間のフレームを示
す。網内フレームのビットチェック機能はフレームチェ
ックシーケンス(FCS)でCRC方式に基づき生成多
項式(X16+X12+X5+1)を用いて行うものであ
る。もし、FCSエラーを検出した場合はフレーム入出
力部2aはメモリ上にあるエラー統計エリアの統計値を
カウントアップする(図3 )。統計収集部3aはタイ
マt1間隔で統計エリアに収集されたエラー統計値を調
べる(図3 )。統計値が予め規定したしきい値以下の
場合、網内の通信方式は送受信フレームの送達確認を行
わない。しきい値をオーバしている場合、統計収集部3
aはフレーム送受信管理部4aに指示し、フレーム送受
信管理部4aは図5に示す送達確認開始通知フレームを
フレームリレー交換機1bに送信する(図3 ,)。送
達確認開始通知フレームはフレームリレー交換機1bで
端末からのデータフレームと識別可能な様にフレームリ
レーフォーマット内の情報フィールド部に1オクテット
の識別子(FF)16と3オクテットの送達確認開始パター
ン(F1)16を格納したものである。フレームリレー交換
機1bは送達確認開始通知フレームを受信後、回線品質
の低下を認識し、フレームリレー交換機1aに送達確認
開始通知フレームを送信する。以降、フレームリレー交
換機1aの送受信管理部4aは該当回線に送信するフレ
ームの送達確認を行なう為、フレームリレー交換機1b
へのフレームの情報フィールドの前に送受信番号を含む
3オクテットの順序制御エリアを付加して送信をする。
順序制御エリアは本フレームが送受信番号を含むフレー
ムであることを識別するためのそれぞれ1オクテットの
識別子(F0)16と送信順序番号と受信順序番号より構成
される。順序制御エリアの構成を図8に示す。送受信管
理部の機能は送信時、メモリ上にある送受信番号エリア
の送信順序番号をフレームの順序制御エリアの送信順序
番号に入れて送信し、メモリ上にある送受信番号エリア
の送信順序番号をカウントアップする。受信時はメモリ
上にある送受信番号エリアの受信順序番号とフレームの
順序制御エリアの受信順序番号が等しいことを確認し
て、送受信番号エリアの受信順序番号をカウントアップ
する(図3 )。もし、送受信番号エリアの受信順序番
号とフレームの順序制御エリアの受信順序番号が等しく
ない場合は送受信番号エリアの受信順序番号を入れた再
送要求フレームで相手交換機に通知する。再送要求フレ
ームを受信した交換機はメモリ上にある送受信番号エリ
アの送信順序番号を再送要求フレーム内の受信順序番号
の次の番号に戻してからフレームの再送を行う。再送要
求フレームはフレームリレーフォーマット内の情報フィ
ールド部に1オクテットの識別子(FF)16と1オクテッ
トの受信順序番号を格納したものである。再送要求フレ
ームを図6に示す。フレームリレー交換機1bはフレー
ムリレー交換機1aより順序制御エリア付きフレームを
受信すると送受信管理部4bで順序制御エリアの受信順
序番号をチェックして順序制御エリア付きフレームで応
答し、フレームリレー交換機1aでも送受信管理部4a
で順序制御エリアの受信順序番号をチェックすることに
より送達確認を行う。統計収集部3aはタイマt1間隔
で統計エリアに収集されたエラー統計値を調べ続け、統
計値がしきい値以下になっていないかを確認する。統計
値がしきい値をオーバしている場合は順序制御エリア付
きフレームでの送達確認を継続する。統計値がs回連続
してしきい値以下になった場合、交換機1aは回線の品
質が回復したと判断し、フレームリレー交換機1bに送
達確認停止通知フレームで回線品質の回復を通知する。
フレームリレー交換機1bはフレーム受信後、フレーム
リレー交換機1aに送達確認停止通知フレームを送信
し、送受信順序番号をリセットして送達確認を停止す
る。フレームリレー交換機1aも送達確認停止通知フレ
ームを受信後、送受信順序番号をリセットして送達確認
を停止する。送達確認停止通知フレームは送達確認開始
通知フレームと同様、情報フィールド部に1オクテット
の識別子(FF)16と3オクテットの送達確認停止パター
ン(F2)16を格納したものである。送達確認停止通知フ
レームは図7に示す。
【0009】本実施例は、フレームリレー交換機1aで
フレームのビット誤りエラー統計値がしきい値を越えた
場合で、フレームリレー交換機1aから送達確認開始フ
レームを送信しているが、本統計収集動作は回線を接続
するフレームリレー交換機1a、交換機1bの両交換機
で非同期に行い、フレームリレー交換機1bにおいても
フレームのビット誤りチェックを行う。そして、既にフ
レームリレー交換機1aで回線品質低下を検出し1aか
らのフレームに対し、1a−1b間で送達確認を行って
いる間でも、フレームリレー交換機1bでエラー統計値
がしきい値を越えた場合には、1bからのフレームに対
しても同様の処理を行う。
【0010】なお、図1〜図8は本発明の一実施例であ
り、本方式は送達確認を行なわないフレームリレー交換
機に適用が可能であり、交換網内で特別なプロトコルを
用いて網内フレームの網内ヘッダ内にフレームの識別を
ユニークに決定できる手段を設け、送達確認の送受信順
序番号を付加することなども可能である。また、フレー
ム再送に当たっては未肯定フレームからの再送でなく、
未肯定フレームのみを再送する方法も可能である。
【0011】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明はフレームの
ビット誤りのエラー統計を収集することにより常時交換
機間の回線品質をチェックして、回線の品質が確保され
ている場合には、網内での転送効率を上げるため、送達
確認を行なわないフレーム転送を行ない、回線品質が低
下した場合は、網内で送受信フレームの送達確認をし
て、網内でのフレーム転送品質の低下によるフレームの
紛失を回避して、フレームの再送等による網内への多量
のフレーム流入を防止することで、網内でのフレーム伝
送効率を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施例のシステム構成図である。
【図2】実施例の網内転送方式のシーケンス図である。
本実施例はフレームリレー交換機1aより送達確認通知
開始フレームを送信している。
【図3】実施例のフレームリレー交換機の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】実施例の端末からのフレームに網内フレームの
識別子を付加したフレームの構成図である。
【図5】実施例の送達確認開始通知フレームの構成図で
ある。
【図6】実施例の再送要求通知フレームの構成図であ
る。
【図7】実施例の送達確認停止通知フレームの構成図で
ある。
【図8】実施例の順序制御エリア付きフレームの構成図
である。
【符号の説明】
1a,1b…フレームリレー交換機、 2a,2b…交換機のフレームチェック部、 3a,3b…交換機の統計収集部、 4a,4b…交換機のフレーム送受信管理部、 5…回線、 t1…エラー統計エリアのチェック間隔、 s…統計値がしきい値以下である回数。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/14 9371−5K H04L 13/00 313 (72)発明者 扇田 朋彦 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 株 式会社日立情報ネットワーク内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームリレー交換機とフレームリレー交
    換機間を接続する回線から構成されるフレームリレー交
    換網においてフレームリレー交換機に回線の品質をテス
    トするためフレームのビット誤りを検出する機能及び誤
    りの統計をとる機能を設け、単位時間当たりの統計値を
    チェックし、統計値がしきい値を越えていない場合にお
    いてはフレームの送達確認を行わず、統計値がしきい値
    を越えている場合にフレームリレー交換機間におけるフ
    レームにフレーム毎の送達確認をするため、送信順序番
    号及び受信順序番号を付与し、フレーム毎の送達確認を
    することを特徴とするフレームリレー交換網の網内通信
    制御処理方式。
JP5276490A 1993-11-05 1993-11-05 網内通信制御処理方式 Pending JPH07131482A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5276490A JPH07131482A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 網内通信制御処理方式

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JP5276490A JPH07131482A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 網内通信制御処理方式

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JPH07131482A true JPH07131482A (ja) 1995-05-19

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ID=17570187

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JP5276490A Pending JPH07131482A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 網内通信制御処理方式

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JP (1) JPH07131482A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033842A (ja) * 2004-07-13 2006-02-02 Samsung Electronics Co Ltd 再伝送制御方法及び装置
JP2007028122A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Noritsu Koki Co Ltd 通信システム
JP2007028491A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Noritsu Koki Co Ltd 通信システム
JP2007028132A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Noritsu Koki Co Ltd 通信システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007028122A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Noritsu Koki Co Ltd 通信システム
JP2007028132A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Noritsu Koki Co Ltd 通信システム
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