JPH071273A - 被加工物の位置決め具 - Google Patents

被加工物の位置決め具

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JPH071273A
JPH071273A JP8438494A JP8438494A JPH071273A JP H071273 A JPH071273 A JP H071273A JP 8438494 A JP8438494 A JP 8438494A JP 8438494 A JP8438494 A JP 8438494A JP H071273 A JPH071273 A JP H071273A
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JP
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axis
moving body
axis guide
workpiece
guide
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JP8438494A
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Inventor
Koji Takizawa
恒治 滝沢
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ALPHA SANGYO KK
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ALPHA SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で取り扱い易く、種々の被加工物
の加工位置を容易且つ正確に決めることができる被加工
物の位置決め具を提供する。 【構成】 Y軸ガイド22は、プレート10側に設けら
れ、Y軸方向の目盛26を有する。Y軸移動体30は、
Y軸ガイド22に係止自在に設けられ、Y軸ガイド22
に案内されてY軸方向に沿って移動する。X軸ガイド4
0は、Y軸ガイド22に案内されてプレート10面上を
移動可能にY軸移動体30に固定され、被加工物が突き
当てられてY軸方向の位置決めをするY基準面42を有
すると共に、X軸方向の目盛44を有する。X軸移動体
50は、X軸ガイド40に係止自在に設けられ、X軸ガ
イド40に案内されてX軸方向に沿って移動し、被加工
物が突き当てられてX軸方向の位置決めをするX基準面
54を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工物の位置決め具
に関し、さらに詳細には、被加工物が載置される載置台
面上で、被加工物を、X軸方向および該X軸に直交する
Y軸方向について位置決めする被加工物の位置決め具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、被加工物の所定の位置を加工
する場合で、被加工物が小ロットの場合には、罫書きな
どによって被加工物にしるしを付けて加工位置を決めた
後、所定の加工を行うことが一般的になされている。例
えば、被加工物の所定の位置に穴をあける穴加工の場合
には、罫書きをした後にポンチを打って穴あけ位置を決
め、その後ボール盤で穴あけをしている。また、穴あけ
位置を決めるための穴加工装置としては、固定された被
加工物に対して、センタードリルがX・Y軸方向に移動
するようにプログラムされたCNC方式の自動センター
モミ付け装置が提供されている。この穴加工装置によれ
ば、自動的にセンターモミ付けをすることができ、穴あ
け位置を正確に決めることができるため、省力化の手段
としては優れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように穴あけ位置を決めるために、加工物の一つ一つを
罫書き、ポンチを打つのでは、手間がかかり、手作業で
あるためポンチを打つ時に位置ずれが生じ易いなど加工
精度が悪かった。また、上記のような自動センターモミ
付け装置では、装置が高価であり、装置が複雑になるた
め初期設定に手間がかかり、少量生産の場合には必ずし
も加工効率を向上できないという課題があった。
【0004】なお、被加工物の位置決めを行うために
は、被加工物の個々の加工に応じて専用に製作された当
て治具が使用されることもある。しかし、この場合は個
々の加工に応じて多種の当て治具を製作する必要があ
る。また、当て治具自身の位置決めをすることに手間が
かかるという課題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、簡単な構成で取
り扱い易く、種々の被加工物の加工位置を容易且つ正確
に決めることができる被加工物の位置決め具を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明にかかる被加工物の位置決め具は次の構成を
備える。すなわち、本発明は、被加工物が載置される載
置台面上で、被加工物を、X軸方向および該X軸に直交
するY軸方向について位置決めする被加工物の位置決め
具であって、前記載置台側に設けられ、Y軸方向の目盛
を有するY軸ガイドと、該Y軸ガイドに係止自在に設け
られ、Y軸ガイドに案内されてY軸方向に沿って移動す
るY軸移動体と、前記Y軸ガイドに案内されて前記載置
台面上を移動可能に前記Y軸移動体に固定され、被加工
物が突き当てられてY軸方向の位置決めをするY基準面
を有すると共に、X軸方向の目盛を有するX軸ガイド
と、該X軸ガイドに係止自在に設けられ、X軸ガイドに
案内されてX軸方向に沿って移動し、被加工物が突き当
てられてX軸方向の位置決めをするX基準面を有するX
軸移動体とを具備する。
【0007】また、本発明は、載置台が支柱の軸心を中
心に回動可能に支持され、前記支柱の軸心とドリルの回
転軸が平行に配され、該ドリルを前記載置台に対して相
対的に上下動することによって被加工物を穴あけするボ
ール盤に使用され、前記載置台面上で、被加工物を、X
軸方向および該X軸に直交するY軸方向について位置決
めする被加工物の位置決め具であって、前記載置台側に
設けられ、Y軸方向の目盛を有するY軸ガイドと、該Y
軸ガイドに係止自在に設けられ、Y軸ガイドに案内され
てY軸方向に沿って移動するY軸移動体と、前記Y軸ガ
イドに案内されて前記載置台面上を移動可能に前記Y軸
移動体に固定され、被加工物が突き当てられてY軸方向
の位置決めをするY基準面を有すると共に、Y軸に平行
に引かれたゼロ合わせ用のゼロ線を含むX軸方向の目盛
を有するX軸ガイドと、上記X軸ガイドに係止自在に設
けられ、X軸ガイドに案内されてX軸方向に沿って移動
し、被加工物が突き当てられてX軸方向の位置決めをす
るX基準面を有するX軸移動体とを具備することを特徴
とする被加工物の位置決め具にもある。
【0008】上記被加工物の位置決め具において、前記
X軸ガイドに係止自在に設けられ、X軸ガイドに案内さ
れてX軸方向に沿って移動し、被加工物をX軸方向に平
行に保持可能にV字状の凹部を有するVブロック移動体
を具備することで、円柱状の被加工物等を所望の位置に
好適に保持することができる。
【0009】
【作用】本発明の被加工物の位置決め具によれば、Y軸
ガイドに沿ってY軸移動体を移動することで、該Y軸移
動体に固定されたX軸ガイドが載置台上をY軸方向に移
動できる。これにより、X軸ガイドに設けられたY軸方
向の位置決めをするY基準面を、所望の位置に容易に移
動できる。また、X軸移動体をX軸ガイドに沿って移動
することによって、X軸移動体に設けられたX軸方向の
位置決めをするX基準面を、所望の位置に容易に移動で
きる。すなわち、載置台上をY軸に沿って移動するX軸
ガイドとそのX軸ガイドに沿って移動するX軸移動体に
より、XおよびYの基準面を所望の位置に設定できるた
め、被加工物をその両基準面に突き当てることで、被加
工物の加工位置を容易に決めることができる。このよう
に、X軸ガイドは、Y基準面とX軸移動体のガイドとい
う二つの役割をするため、本発明の被加工物の位置決め
具は構成が簡単となり、種々の被加工物に対応して、そ
の加工位置を簡単な操作で正確に決めることができる。
【0010】また、上記構成の本発明にかかる被加工物
の位置決め具を、載置台が支柱の軸心を中心に回動可能
に支持され、その支柱の軸心とドリルの回転軸が平行に
配され、該ドリルを前記載置台に対して相対的に上下動
することによって被加工物を穴あけするボール盤に適用
し、X軸ガイド上にY軸に平行に引かれたゼロ合わせ用
のゼロ線を設ければ、ゼロ位置合わせを容易に行うこと
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明にかかる好適な実施例を添付図
面と共に詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示
す被加工物の位置決め具の平面図である。また、図2は
図1の正面図、図3は図1の側面図である。この実施例
は、ボール盤に使用された場合を示している。ボール盤
は、図1〜図3に示すように、被加工物が載置される載
置台であるテーブル10が支柱12の軸心14を中心に
回動可能に支持される。また、支柱12の軸心14とド
リル16の回転軸18が平行に配され、ドリル16をテ
ーブル10に対して相対的に上下動することによって、
テーブル10上に載置された被加工物が穴あけされる。
【0012】20はプレートであり、テーブル10に装
着されている。本実施例では、図1および図2に示すよ
うに螺子によってテーブル10に固定されている。この
プレート20の側部には、Y軸方向に沿って延びるレー
ル状のY軸ガイド22が設けられている。このY軸ガイ
ド22の内側面24(左側面)が、Y軸に平行な基準面
となっている。また、Y軸ガイド22の上面にはY軸方
向に寸法測定用の目盛26が付けられている。なお、Y
軸方向はテーブル10面上に任意の方向に設定できる。
また、X軸方向はテーブル10面上において上記Y軸方
向に直交する方向である。
【0013】30はY軸移動体であり、Y軸ガイド22
に摺動自在且つ係脱自在に設けられ、Y軸ガイド22に
案内されてY軸方向に沿って移動する。このY軸移動体
30は、図2に示すように断面コの字状に形成され、前
記レール状のY軸ガイド22に摺動自在に嵌まってい
る。また、前記内側面24に摺接する内面32が基準面
として形成されている。34はY軸クランプであり、Y
軸移動体30を、Y軸ガイド22に固定する。このY軸
クランプ34は、図2に示すように、Y軸移動体30の
右側部に螺合したクランプ螺子36と、そのクランプ螺
子36の先端とY軸ガイド22の右側面との間に挿入さ
れた板部材38によって構成されている。この板部材3
8によってクランプ螺子36の締付力が、平面的に分散
され、これにより、前記Y軸ガイド22の内側面24
と、Y軸移動体30の内面32とが好適に密着できる。
なお、クランプ螺子36の先端部は板部材38が容易に
脱落しないように、板部材38に設けられた凹部に進入
されている。
【0014】40はX軸ガイドであり、Y軸ガイド22
に案内されて、被加工物の載置される載置台を形成する
プレート20面上を移動可能に、Y軸移動体30に固定
されている。このX軸ガイドは、被加工物が突き当てら
れてY軸方向の位置決めをするY基準面42を有する。
このY基準面42はX軸と平行な面である。また、X軸
ガイド40の上面にはX軸方向の目盛44が付けられて
いる。上記のように、本実施例でX軸ガイド40は、Y
軸移動体30に固定された状態で、プレート20面上を
移動する。しかしながら、Y軸移動体30との直角度を
出せる構造であれば、X軸ガイド40を、種々の使用条
件に対応できるように、Y軸移動体30に対してスライ
ド可能、或いは着脱容易に設けても良いのは勿論であ
る。
【0015】48はゼロ線であり、本実施例では、X軸
ガイド40上の略中央に、Y軸に平行に引かれている。
このゼロ線48を中心に左右に数値が増大するように目
盛44が付けられている。ところで、本実施例では一例
として、前記Y軸ガイドの目盛26は、X軸ガイド40
を手前に引いてそのY基準面42が、ドリル16の回転
軸18のラインと一致するべき位置で、Y軸移動体30
の手前の面がゼロ目盛に一致するように設けられてい
る。
【0016】50はX軸移動体であり、X軸ガイド40
に係止自在に設けられ、X軸ガイド40に案内されてX
軸方向に沿って移動できる。このX軸移動体50は、図
3に示すように断面コの字状に形成され、X軸ガイド4
0に摺動自在に嵌まっており、前記X軸ガイド40のY
基準面42に摺接する内面52が基準面として形成され
ている。56はX軸クランプであり、前記Y軸クランプ
34と同様の構成を有しており、X軸移動体50を、X
軸ガイド40に係止する係止手段となっている。このX
軸クランプ56によってX軸移動体50をX軸ガイド4
0に締め付けることで、前記Y基準面42と、X軸移動
体50の内面52とが好適に密着できる。これにより、
Y基準面42とX基準面54との直角度が好適に出せる
のである。また、図1に示すように、被加工物をプレー
ト20の左側から突き当てる場合、X軸移動体50の内
側面(左側面)は、被加工物が突き当てられてX軸方向
の位置決めをするX基準面54となっている。なお、X
軸移動体50を貫通孔21より左側に移動し、被加工物
をプレート20の右側から突き当てる場合には、X軸移
動体50の右側面が、被加工物が突き当てられてX軸方
向の位置決めをするX基準面となる。
【0017】60は補助係止具であり、X軸ガイド40
をプレート20のY軸ガイド22と対向する側(左側)
に係止するため、X軸ガイド40の左側中途部の下面に
設けられている。この補助係止具60は、図2に示すよ
うに係止板62と、その係止板62をプレート20の下
面に当接させた状態で、X軸ガイド40側に締めつける
クランプ螺子64によって構成されている。また、66
は補助目盛であり、プレート20の左側の表面に設けら
れている。この補助目盛66と前記Y軸ガイド22の目
盛26とを利用して、Y基準面42の位置を決める。こ
れにより、X軸ガイド40を正確に平行移動させること
ができる。
【0018】68は補助支持部材であり、長尺の被加工
部材が垂れ下がらないように、その被加工物を支持する
ように、X軸ガイド40に設けられている。図3に示す
ボール盤の上部70には、その内部にドリル16を回転
駆動するモータ等が配設されている。また、ドリル16
を手動で上下動させるハンドル72が設けられいる。と
ころで、上記実施例で説明したY軸ガイド22表面、X
軸ガイド40表面およびプレート20の左側の表面に設
けられた目盛は、市販のスケールを各表面に取り付ける
だけで容易に設定することもできる。
【0019】次に、上記の構成からなる実施例の使用方
法について説明する。先ず、テーブル10を昇降ハンド
ル74を回すことによって所定の高さ位置に設定する。
このテーブル10を、支柱12の軸心14を中心に回動
し、ドリル16の回転軸18がテーブル10の中心に設
けられたテーブル10の貫通孔の中心と略一致する状態
にする。そして、クランプ76によってテーブルを支柱
に固定する。
【0020】次に、プレート20を、テーブル10の貫
通孔とプレート20の貫通孔21とを合わせるようにし
て、テーブル10上に載せる。このとき、X軸ガイド4
0を、Y軸移動体30がY軸ガイド22の目盛26と補
助目盛66とにおいてゼロ目盛位置となるように移動さ
せ、プレート20に係止した状態としておく。そして、
X軸ガイド40のY基準面42上で、且つX軸方向のゼ
ロ点であるゼロ目盛位置Aを、ドリル16の回転軸18
に一致させ、X軸方向およびY軸方向のゼロ点であるゼ
ロ位置Bとする。すなわち、ドリル16を下降させ、そ
の先端にゼロ目盛位置Aを合わせるよう、テーブル10
上においてプレート20を固定し、ゼロ位置Bを設定す
る。このゼロ位置Bを基準にして被加工物の位置決めを
することができる。
【0021】このとき、ゼロ目盛位置Aが、ゼロ位置B
(ドリル16の回転軸18)と一致しているのであれ
ば、図4に示すように(Y軸ガイド22の内側面24と
平行な)Y軸が設定される角度、すなわち、プレート2
0のテーブル10に対する取り付け角度を、特に規定す
ることを要しない。このことは、Y軸ガイド22上を摺
動するY軸移動体30と、X軸ガイド40との直角度は
常に維持されるから、被加工物の位置決めをすることに
対して何ら影響を与えないことによる。また、一旦設定
したゼロ位置Bを再度設定する際に、X軸ガイド40上
に設けられたゼロ線48を同じように利用できることに
もある。すなわち、図4に示すようにプレート20がテ
ーブル10に対して斜めに固定された場合でも、ゼロ位
置Bは常にX軸ガイド40のゼロ線48上にある。例え
ば、X軸ガイド40を、Y軸に沿って実線で示した位置
から二点鎖線で示した位置まで移動した場合、ゼロ位置
Bはゼロ線48上にあることがわかる。このため、ゼロ
位置Bを容易に再設定することができる。
【0022】以下に、ゼロ位置Bの再設定の方法につい
て説明する。ボール盤は、支柱12の軸心14を中心に
してテーブル10が回動可能に設けられているため、一
旦X軸ガイド40をゼロ位置Bに合わせれば、支柱12
の軸心14からゼロ位置Bまでの距離は変化しない。こ
れに対して、ドリル16の回転軸18とゼロ位置Bは、
加工条件を設定する際毎に変化してしまう。例えば、ド
リル16を交換する際にテーブル10を上下動させる場
合には、クランプ76を緩めるから、ドリル16の回転
軸18と、ゼロ位置Bがずれる。このため、ゼロ位置B
を再設定する必要があるが、ドリル16の回転軸18
は、ゼロ位置Bから相対的に支柱12の軸心14を中心
にして回動しただけである。このため、図4に示すよう
に、ドリル16の回転軸18を、ずれた位置、例えばC
点、或いはD点から、ゼロ線48と交わる位置まで戻す
ことによって、ゼロ位置Bを容易に再設定することがで
きる。
【0023】以上のように、ゼロ位置Bの初期設定、或
いは再設定をした後、Y軸ガイド22の目盛26によっ
てY基準面42の位置を決定し、X軸ガイド40の目盛
44によってX基準面54の位置を決定するのである。
このように決定されたX・Yの基準面54、42に被加
工物を当接させることで、容易に被加工物の位置決めが
できるのである。そして、センタードリルまたはドリル
によって、下穴加工または穴加工を容易に行うことがで
きる。特に長尺物に所定の間隔をおいて、穴あけ加工を
する場合は、基点からの寸法で加工できるため、累積寸
法による誤差がなく好適である。
【0024】また、Y軸クランプ34および補助係止具
60を緩めれば、Y軸移動体30およびX軸ガイド40
をプレート20面上から容易に取り外すことができる。
これにより、プレート20面をボール盤の被加工物を載
置する載置台面として使用できる。例えば、バイスで被
加工物を固定したり、大物部品の加工をすることができ
る。すなわち、Y軸移動体30およびX軸ガイド40を
取り去れば、プレート20面上に突起するものはないか
ら、プレート20面を載置台面として有効に利用でき、
他の加工作業にも容易に対応できる。
【0025】次に他の実施例について説明する。図5
は、テーブル10に直にY軸ガイド22が取り付けられ
た実施例の平面図であり、図6は図5の正面図である。
また、この実施例では、補助目盛66もテーブル10に
直に取り付けられている。X軸ガイド40は右側に長く
延びて形成されている。そして、Y軸ガイド22に着脱
可能に設けられたY軸移動体30およびX軸移動体50
は図1に実施例とほぼ同様に構成されている。このよう
な構成であっても、Y軸ガイド22の内側面24がY軸
に平行に設けられた基準面となっていれば、図1に実施
例と同様の効果を奏する。
【0026】図7は、テーブル10に一体にY軸ガイド
22を形成した場合の実施例である。また、補助目盛部
66を装着して設けることなく、テーブル10にその機
能を持たせたものである。また、図8は、図7の実施例
のY軸ガイド22に代えて、Y軸ガイド22をテーブル
10に着脱可能に設けた実施例である。なお、X軸ガイ
ド40をY軸移動体30によってY軸ガイド22に対し
て直角に正確かつ確実に固定できるのであれば、補助係
止具60および補助目盛66を削除することができる。
【0027】図9は、さらに構造を簡略化した実施例で
ある。テーブル10の左側面をY軸と平行に設けられた
基準面78とし、Y軸ガイドとする。このY軸ガイドの
基準面78に当接・摺動可能に設けられたY軸移動体8
0にX軸ガイド40が固定されている。また、テーブル
10の右側面に対向して設けられ、X軸ガイド40を前
記移動体80の間で締めつけて係止する係止手段82が
X軸ガイド40に固定されている。これによっても、X
軸ガイドをY軸に沿ってY軸方向に移動でき、図1の実
施例と同様の効果を得ることができる。
【0028】図10は、小被加工物Eをプレート10面
上に保持する保持具84が設けられた実施例の平面図で
ある。また、図11は図10の実施例の正面図である。
この保持具84は、X軸移動体50と同様の構成からな
るベース移動体86と、押圧部材88およびクランプ9
0とで構成されている。図10に明らかなように、押圧
部材88はプレート部と螺子部とからなり、螺子部の下
端面に設けられた当接部によって小被加工物Eに当接す
る。この押圧部材88はベース移動体86と、そのベー
ス移動体86に螺合したクランプ90との間にスライド
可能に設けられており、クランプ90を締めつけること
によって、小被加工物をプレート10面上に保持・固定
することができる。これにより、長尺物のように容易に
保持することができる被加工物に限らず、小さなものも
容易に穴あけ加工をすることができる。
【0029】図12は、Y軸移動体30の移動量の微調
整機構を有する実施例の平面図である。また、図13は
図12の実施例を示す正面図であり、図14は図12の
実施例を示す側面図である。92は補助移動体であり、
Y軸ガイド22に沿って摺動可能に設けられている。ま
た、この補助移動体92は、Y軸ガイド30からY軸ガ
イド22に平行に延設されたガイド軸94に嵌合されて
おり、Y軸方向に好適にスライド可能に設けられてい
る。93はY軸固定ノブであり、補助移動体92をY軸
ガイド22に固定することができる。また、この補助移
動体92には、一端にY軸微調整ノブ95を具備する調
節螺子96がY軸に沿って嵌挿されている。この調節螺
子96は、図14に示すように、Y軸移動体30に固定
された螺合部97に螺合している。また、この調節螺子
96は補助移動体92から抜けないように、止め具98
によって係止されている。なお、他の構成は図1に示し
た実施例と同一に構成されている。
【0030】次に、上記Y軸移動体30の移動量の微調
整機構の使用方法を説明する。先ず、Y軸クランプ34
とY軸固定ノブ93とは緩めた状態にある。Y軸移動体
30と補助移動体92とを移動させることによって、X
軸ガイド40を略所定の位置に位置させる。次に、Y軸
固定ノブ93を締めつけて、補助移動体92をY軸ガイ
ド22に固定する。Y軸微調整ノブ95を操作すること
によって、Y軸移動体30を、微動させて所望の位置に
移動させる。そして、Y軸クランプ34を締めつけて、
Y軸移動体30を、Y軸ガイド22に固定する。これに
より、Y軸移動体30およびこれに固定されたX軸ガイ
ド40を、所望の位置に正確に固定させることができ
る。
【0031】また、上記Y軸微調整ノブ95に代えて、
ハンドルを備え、調節螺子96を長く設定し、Y軸移動
体30の移動量の微調整機構とすることができる。これ
によれば、ハンドルによってY移動体30をその移動長
さの全長によって移動させることができる。このため、
補助移動体92をY軸ガイド22に固定し、Y軸固定ノ
ブ93を省略することもできる。これにより、締めつけ
操作をY軸クランプ34のみとすることも可能であり、
操作を簡略化できる。このように、ハンドルを備えた場
合、Y軸移動体30を位置決めするための目盛として
は、Y軸ガイド22に設けられた目盛26を利用しても
よいし、ハンドル自体に設けられた目盛を利用してもよ
い。なお、ハンドルに備えられる目盛は、例えば、マイ
クロメータに使用されているような目盛とすることも可
能である。これにより、非常に精密な加工をする場合に
も、本発明を利用することができる。以上の微調整機構
は、Y軸移動体30に限らず、X軸移動体50にも利用
することができるのは勿論である。
【0032】次に、本発明の被加工物の位置決め具に装
着する付属品について説明する。図15はVブロック状
の支持具とワークの固定具とを本発明に適応した状況を
説明する側面図である。100はVブロック移動体であ
り、X軸ガイド40に係止自在に設けられ、X軸ガイド
40に案内されてX軸方向に沿って移動し、被加工物を
X軸方向に平行に保持可能にV字状の凹部101を有す
る。このVブロック移動体100には、図15に示すよ
うにプレート上面に当接する底面側にコの字状の凹部が
形成されており、この凹部が、X軸ガイド40に摺動自
在に嵌まっている。そして、X軸ガイド40のY基準面
42に摺接する内面102が基準面として形成されてい
る。また、Vブロック移動体100の表面側には、底の
ラインがY基準面42に平行となるように断面V字状の
凹部101が形成されている。なお、その凹部101の
底は通常のVブロックと同様に溝部となっている。
【0033】104はVブロック用クランプであり、前
記X軸クランプ56と同様の構成を有しており、Vブロ
ック移動体100を、X軸ガイド40に係止する係止手
段となっている。このVブロック用クランプ104によ
ってVブロック移動体100をX軸ガイド40に締め付
けることで、前記Y基準面42と、Vブロック移動体1
00の内面102とを好適に密着できる。これにより、
Y基準面42と凹部101との平行度が好適に出せるの
である。ところで、ブロック移動体100の内面102
とY基準面42とを密着させる手段、X軸移動体50の
内面52とY基準面42とを密着させる手段は本実施例
に限られることなく、例えば、マグネットを使用しても
よい。
【0034】また、このVブロック移動体100が上記
のようにX軸ガイド40に締め付けられた際には、Vブ
ロック移動体100の両側の側面106はY基準面42
と直交した状態となる。従って、その側面106を被加
工物のX軸方向の位置決めをするX基準面として利用す
れば、Vブロック移動体100を前記X軸移動体50に
代えて使用できる。
【0035】次にワークの固定具について説明する。1
10はクランプバーであり、Vブロック移動体100に
螺着したクランプレバー112を介してVブロック移動
体100方向(下方)へ向かって締付可能に配設されて
いる。114はワーク固定パットであり、クランプバー
110の一端側(凹部101側)に設けられた雌ねじ部
に螺着したグラブスクリュー116の下端に揺動可能に
装着され、ワークFを固定する際にワークFに当接す
る。118は当て部であり、クランプバー110の他端
側の雌ねじ部に螺着したボルト120の頭によって構成
されている。この当て部118は上記ワーク固定パット
114に相当するものに代えてもよい。
【0036】このワークの固定具ではクランプレバー1
12をVブロック移動体100にねじ込むことによって
クランプバー110の両側を下方の対応物に押圧でき、
ワークFを好適に押さえることができる。すなわち、ク
ランプレバー112の締付力を真っ直ぐ負荷することが
でき、クランプレバー112のねじ部112aに剪断方
向の力が加わることを極力防止し、ねじ部112aが曲
げられることを防止できる。なお、Vブロック移動体1
00とクランプバー112との間(例えばクランプレバ
ー112のねじ部112aに嵌合して)圧縮バネを装着
すれば、ワークFへのクランプレバー112による締付
を解除した際にはワーク固定パット114が装着された
クランプバー110を自動的に上昇でき便利である。
【0037】上記のVブロック移動体100とワークの
固定具の使用例を図16に示す。この使用例において
は、二つのVブロック移動体100と一つのX軸移動体
50をい利用し、一方のVブロック移動体100には上
記のワークの固定具が装着されている。二点鎖線は被加
工物の一例である円柱状のワークFであり、二つのVブ
ロック移動体100によって支持され、端面がX軸移動
体50のX基準面54に当接してX軸方向に位置決めさ
れている。また、ワーク固定パット114がワークFの
上面に当接してワークFを押さえている。このようにし
てワークFを好適に押さえることができるため、外周面
に直交する方向からの穴あけ作業を好適に行うことがで
きる。
【0038】但し上記のように複数のVブロック移動体
100を使用することに限らず、被加工物が短い場合、
或いはVブロック移動体100自身の幅が広い場合には
一つのVブロック移動体100でも充分である。また、
上述したようにVブロック移動体100をX軸移動体5
0に代えてX軸方向の位置決めをするために使用するこ
ともできる。さらに、センタドリルで所定の位置にセン
タもみ付けがなされた部分に所定のサイズの穴を穿設す
るようなX軸方向の位置決めが必要のない加工作業にあ
っては、Vブロック移動体100を単独で使用すること
ができる。また、Vブロック移動体100の凹部101
面上にX軸方向の位置決めをする突起等を設け、Vブロ
ック移動体100の凹部101上で円柱状等の被加工物
を支持すると共にX軸方向の位置決めをすることもでき
る。また、被加工物とその加工によっては上記のような
ワークの固定具を必要としない場合もある。
【0039】次に本発明にかかる被加工物の位置決め精
度を向上させる手段の一例として、バーニアを応用した
場合について図17〜20に基づいて説明する。図17
は本発明にかかる被加工物の位置決め具のX軸方向の目
盛にバーニアを適応した実施例を示す平面図であり、図
18は図17の実施例のG−G断面図である。図に示す
ようにX軸ガイド40に案内されるX軸移動体50にX
軸ガイド40の目盛44を露出させる開口部118を設
け、X軸ガイド40の目盛44に対応するバーニア12
0をX軸移動体50側に固定してある。他の構成は図1
の実施例と同一である。バーニア120による目盛りの
読み方は周知であるので説明を省略するが、このバーニ
ア120を利用することによって、X軸方向の位置決め
精度を格段に向上できる。なお、バーニア120を利用
するため、ゼロ線48と目盛44のゼロ位置48aとは
一致しないが、目盛44がX基準面54とバーニア12
0のゼロ位置との間隔分ずれているだけで、その使用方
法については図1の実施例にかかる内容と何ら差異がな
い。
【0040】図19は本発明にかかる被加工物の位置決
め具のY軸方向の目盛にバーニアを適応した実施例を示
す平面図であり、図20は図19の実施例のH−H断面
図である。図に示すようにY軸ガイド22に案内される
Y軸移動体30にY軸ガイド22の目盛26を露出させ
る開口部122を設け、Y軸ガイド22の目盛26に対
応するバーニア120をY軸移動体30側に固定してい
る。他の構成は図1の実施例と同一であり、X軸ガイド
40がY軸移動体30上に固定されている。このバーニ
ア120を利用することによって、Y軸方向の位置決め
精度を格段に向上できる。
【0041】以上の実施例では、本発明にかかる被加工
物の位置決め具をボール盤に利用した場合について説明
してきたが、本発明はこれに限らず、例えば、被加工物
の所定の部分をプレス加工する場合の位置決め具、或い
は、被加工物の印刷等、種々の用途に利用することが可
能である。以上、本発明の好適な実施例を挙げて種々説
明してきたが、本発明は上述の実施例に限定されないの
は言うまでもなく、発明の精神を逸脱しない範囲でさら
に多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
【0042】
【発明の効果】本発明の被加工物の位置決め具によれ
ば、載置台上をY軸に沿って移動するX軸ガイドと、そ
のX軸ガイドに沿って移動するX軸移動体により、Xお
よびYの基準面を所望の位置に設定できる。これによ
り、被加工物をその両基準面に突き当てることで、被加
工物の加工位置を決めることができる。このとき、X軸
ガイドは、Y基準面とX軸移動体のガイドという二つの
役割をする。このため、構成が簡単で取り扱い易く、種
々の被加工物に対応して、その加工位置を容易且つ正確
に決めることができるという著効を奏する。また、ボー
ル盤に適用し、X軸ガイド上にY軸に平行に引かれたゼ
ロ位置合わせ用のゼロ線を設ければ、ゼロ位置合わせを
容易に行うことができ、作業効率を向上できるという著
効も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の実施例の正面図である。
【図3】図1の実施例を側面図である。
【図4】図1の実施例の使用方法を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図6】図5の実施例の正面図である。
【図7】Y軸ガイドの他の実施例を示す平面図である。
【図8】Y軸ガイドの他の実施例を示す平面図である。
【図9】Y軸ガイドの他の実施例を示す平面図である。
【図10】被加工物の保持具を有する実施例の平面図で
ある。
【図11】図10の実施例の正面図である。
【図12】Y軸移動体の移動量の微調機構を有する実施
例の平面図である。
【図13】図12の実施例を示す正面図である。
【図14】図12の実施例を示す側面図である。
【図15】本発明にかかる付属品の実施例を示す側面図
である。
【図16】図15の付属品の実施例の使用状況を説明す
る斜視図である。
【図17】本発明のX軸方向の目盛にバーニアを適応し
た実施例を示す平面図である。
【図18】図17の実施例のG−G断面図である。
【図19】本発明のY軸方向の目盛にバーニアを適応し
た実施例を示す平面図である。
【図20】図19の実施例をH−H断面図である。
【符号の説明】
10 テーブル 12 支柱 14 軸心 16 ドリル 18 回転軸 20 プレート 22 Y軸ガイド 26 目盛 30 Y軸移動体 40 X軸ガイド 42 Y基準面 44 目盛 48 ゼロ線 50 X軸移動体 100 Vブロック移動体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物が載置される載置台面上で、被
    加工物を、X軸方向および該X軸に直交するY軸方向に
    ついて位置決めする被加工物の位置決め具であって、 前記載置台側に設けられ、Y軸方向の目盛を有するY軸
    ガイドと、 該Y軸ガイドに係止自在に設けられ、Y軸ガイドに案内
    されてY軸方向に沿って移動するY軸移動体と、 前記Y軸ガイドに案内されて前記載置台面上を移動可能
    に前記Y軸移動体に固定され、被加工物が突き当てられ
    てY軸方向の位置決めをするY基準面を有すると共に、
    X軸方向の目盛を有するX軸ガイドと、 該X軸ガイドに係止自在に設けられ、X軸ガイドに案内
    されてX軸方向に沿って移動し、被加工物が突き当てら
    れてX軸方向の位置決めをするX基準面を有するX軸移
    動体とを具備することを特徴とする被加工物の位置決め
    具。
  2. 【請求項2】 載置台が支柱の軸心を中心に回動可能に
    支持され、前記支柱の軸心とドリルの回転軸が平行に配
    され、該ドリルを前記載置台に対して相対的に上下動す
    ることによって被加工物を穴あけするボール盤に使用さ
    れ、前記載置台面上で、被加工物を、X軸方向および該
    X軸に直交するY軸方向について位置決めする被加工物
    の位置決め具であって、 前記載置台側に設けられ、Y軸方向の目盛を有するY軸
    ガイドと、 該Y軸ガイドに係止自在に設けられ、Y軸ガイドに案内
    されてY軸方向に沿って移動するY軸移動体と、 前記Y軸ガイドに案内されて前記載置台面上を移動可能
    に前記Y軸移動体に固定され、被加工物が突き当てられ
    てY軸方向の位置決めをするY基準面を有すると共に、
    Y軸に平行に引かれたゼロ合わせ用のゼロ線を含むX軸
    方向の目盛を有するX軸ガイドと、 該X軸ガイドに係止自在に設けられ、X軸ガイドに案内
    されてX軸方向に沿って移動し、被加工物が突き当てら
    れてX軸方向の位置決めをするX基準面を有するX軸移
    動体とを具備することを特徴とする被加工物の位置決め
    具。
  3. 【請求項3】 前記X軸ガイドに係止自在に設けられ、
    X軸ガイドに案内されてX軸方向に沿って移動し、被加
    工物をX軸方向に平行に保持可能にV字状の凹部を有す
    るVブロック移動体を具備することを特徴とする請求項
    1または2記載の被加工物の位置決め具。
JP8438494A 1993-04-22 1994-04-22 被加工物の位置決め具 Pending JPH071273A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8438494A JPH071273A (ja) 1993-04-22 1994-04-22 被加工物の位置決め具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-21050 1993-02-09
JP2105093 1993-04-22
JP8438494A JPH071273A (ja) 1993-04-22 1994-04-22 被加工物の位置決め具

Publications (1)

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JPH071273A true JPH071273A (ja) 1995-01-06

Family

ID=26358061

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JP8438494A Pending JPH071273A (ja) 1993-04-22 1994-04-22 被加工物の位置決め具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082820A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 General Electric Co <Ge> シュラウド・ブロックを機械加工するための方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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