JPH0712499A - 金属弾 - Google Patents
金属弾Info
- Publication number
- JPH0712499A JPH0712499A JP15197193A JP15197193A JPH0712499A JP H0712499 A JPH0712499 A JP H0712499A JP 15197193 A JP15197193 A JP 15197193A JP 15197193 A JP15197193 A JP 15197193A JP H0712499 A JPH0712499 A JP H0712499A
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- Japan
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- bullet
- metal
- core
- metal hydride
- hydride
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- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は金属弾に関し、特に、金属水素化物
を用いることにより、従来よりも破壊力を大きくすると
共に、終末弾道特性を向上させ、かつ、小形化を達成す
ることを特徴とする。 【構成】 本発明による金属弾は、弾芯(1)、装填物(8)
及び筒体(11)等を金属水素化物で構成し、着弾時にこの
金属水素化物が発生する熱エネルギーを用いて従来の爆
薬よりも大きい破壊力を得るようにした構成である。
を用いることにより、従来よりも破壊力を大きくすると
共に、終末弾道特性を向上させ、かつ、小形化を達成す
ることを特徴とする。 【構成】 本発明による金属弾は、弾芯(1)、装填物(8)
及び筒体(11)等を金属水素化物で構成し、着弾時にこの
金属水素化物が発生する熱エネルギーを用いて従来の爆
薬よりも大きい破壊力を得るようにした構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属弾に関し、特に、
金属水素化物を用いることにより、従来よりも破壊力を
大きくすると共に、終末弾道特性を向上させ、かつ、小
形化を達成するための新規な改良に関する。
金属水素化物を用いることにより、従来よりも破壊力を
大きくすると共に、終末弾道特性を向上させ、かつ、小
形化を達成するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の金属弾と
しては、一般に、弾芯を弾頭部から被甲で覆った構成が
採用されていた。すなわち、前述の従来構成の金属弾の
破壊力を増すためには、例えば徹甲弾の場合、弾芯とし
て鋼等の比重の大きい金属を使用し、かつ、弾芯長を長
くすることによって侵徹威力を増大させていた。また、
弾芯の代わりに弾核部に炸薬を詰めて装甲表面で爆発さ
せてその衝撃波により装甲内面を破壊するような粘着弾
も採用されていた。
しては、一般に、弾芯を弾頭部から被甲で覆った構成が
採用されていた。すなわち、前述の従来構成の金属弾の
破壊力を増すためには、例えば徹甲弾の場合、弾芯とし
て鋼等の比重の大きい金属を使用し、かつ、弾芯長を長
くすることによって侵徹威力を増大させていた。また、
弾芯の代わりに弾核部に炸薬を詰めて装甲表面で爆発さ
せてその衝撃波により装甲内面を破壊するような粘着弾
も採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の金属弾は、以上
のように構成されていたため、次のような課題が存在し
ていた。すなわち、前述のように金属弾の性能を向上さ
せるために徹甲弾あるいは粘着弾を用いると、その弾構
造が極めて複雑化し、かつ、構造の簡単な徹甲弾の場合
でも、弾丸重量が重くなり、発射薬を大形化せざるを得
ず、小形で高能率の金属弾を得ることは極めて困難であ
った。
のように構成されていたため、次のような課題が存在し
ていた。すなわち、前述のように金属弾の性能を向上さ
せるために徹甲弾あるいは粘着弾を用いると、その弾構
造が極めて複雑化し、かつ、構造の簡単な徹甲弾の場合
でも、弾丸重量が重くなり、発射薬を大形化せざるを得
ず、小形で高能率の金属弾を得ることは極めて困難であ
った。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、金属水素化物を用いること
により、従来よりも破壊力を大きくすると共に終末弾道
特性を向上させて、かつ、小形化を達成するようにした
金属弾を提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、金属水素化物を用いること
により、従来よりも破壊力を大きくすると共に終末弾道
特性を向上させて、かつ、小形化を達成するようにした
金属弾を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による金属弾は、
水素又は重水素を吸蔵した金属水素化物を有する構成で
ある。
水素又は重水素を吸蔵した金属水素化物を有する構成で
ある。
【0006】さらに詳細には、前記金属水素化物とし
て、元素の周期律表における3族以上の金属又はその合
金を用いる構成である。
て、元素の周期律表における3族以上の金属又はその合
金を用いる構成である。
【0007】さらに詳細には、前記金属水素化物を弾芯
とし、前記弾芯の外周に断熱材を有する構成である。
とし、前記弾芯の外周に断熱材を有する構成である。
【0008】さらに詳細には、前記金属水素化物を、弾
本体の爆薬室内に装填した構成である。
本体の爆薬室内に装填した構成である。
【0009】さらに詳細には、前記金属水素化物よりな
る筒体を、長手形状の長手弾芯の外周に設けた構成であ
る。
る筒体を、長手形状の長手弾芯の外周に設けた構成であ
る。
【0010】
【作用】本発明による金属弾においては、水素又は重水
素を吸蔵した金属水素化物よりなる例えば弾芯が、標的
に当たった場合、その衝撃により弾芯が急激に加熱さ
れ、従来の爆薬の数10倍以上の熱エネルギーが放出さ
れる。そのため、弾芯が小形でエネルギー密度の高い炸
薬と同じように動作し、通常の粘着榴弾による破壊と同
じ過程で、より強い破壊力を得ることができる。
素を吸蔵した金属水素化物よりなる例えば弾芯が、標的
に当たった場合、その衝撃により弾芯が急激に加熱さ
れ、従来の爆薬の数10倍以上の熱エネルギーが放出さ
れる。そのため、弾芯が小形でエネルギー密度の高い炸
薬と同じように動作し、通常の粘着榴弾による破壊と同
じ過程で、より強い破壊力を得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面と共に本発明による金属弾の好適
な実施例について詳細に説明する。図1から図3迄は本
発明による金属弾を示すもので、図1は従来の弾と同じ
構成を有する弾を示す断面図、図2は徹甲弾を示す断面
図、図3は長尺弾を示す断面図である。
な実施例について詳細に説明する。図1から図3迄は本
発明による金属弾を示すもので、図1は従来の弾と同じ
構成を有する弾を示す断面図、図2は徹甲弾を示す断面
図、図3は長尺弾を示す断面図である。
【0012】図1に示す弾の場合、符号1で示されるも
のは金属水素化物よりなる弾芯であり、この弾芯1の外
面は断熱材2で覆われている。従って、弾の飛翔中の衝
撃波による弾芯1の加熱は断熱材2により防止され、着
弾する迄、弾芯1からの水素の発生が抑えられる。
のは金属水素化物よりなる弾芯であり、この弾芯1の外
面は断熱材2で覆われている。従って、弾の飛翔中の衝
撃波による弾芯1の加熱は断熱材2により防止され、着
弾する迄、弾芯1からの水素の発生が抑えられる。
【0013】なお、前述の金属水素化物は、水素或は重
水素原子をその金属原子数と同程度以上に吸蔵した場
合、熱を発生するもので、その発生がいろいろな実験に
よって観測されている(日本物理学会誌Vol.48,N
o.5(1993)354)。その実験データ(Proc.
3rd Annual Conf. Cold Fusion, Nagoya 199
2,P.5)の一例を図4に示す。これはパラジウムP
dに重水素D2を吸収させて、重水素の原子数とパラジウ
ムの原子数との比D/Pdが0.85以上になると熱の発
生があることを示している。この発生エネルギーは通常
の化学反応によるエネルギーの数百倍に達すると見積も
られている。このような余剰熱の発生は重水素ばかりに
見られるのではなく水素でも起こり、またパラジウムだ
けでなくニッケル、銀、金、スズ等にも起こり得ること
を上記の論文は報告している。金属水素化物によるこの
ような余剰熱の発生は核融合反応によるもの、或は水素
原子の励起または解離によって固体内に蓄積されたエネ
ルギーの放出等によって説明が試みられている。本発明
においては、このような金属水素化物の持つエネルギー
蓄積能力を弾芯等に応用し、弾芯等の物体への激突によ
る衝撃で瞬間的に蓄積エネルギーの放出を行わせること
によって強い破壊力を得ることを可能としたものであ
る。
水素原子をその金属原子数と同程度以上に吸蔵した場
合、熱を発生するもので、その発生がいろいろな実験に
よって観測されている(日本物理学会誌Vol.48,N
o.5(1993)354)。その実験データ(Proc.
3rd Annual Conf. Cold Fusion, Nagoya 199
2,P.5)の一例を図4に示す。これはパラジウムP
dに重水素D2を吸収させて、重水素の原子数とパラジウ
ムの原子数との比D/Pdが0.85以上になると熱の発
生があることを示している。この発生エネルギーは通常
の化学反応によるエネルギーの数百倍に達すると見積も
られている。このような余剰熱の発生は重水素ばかりに
見られるのではなく水素でも起こり、またパラジウムだ
けでなくニッケル、銀、金、スズ等にも起こり得ること
を上記の論文は報告している。金属水素化物によるこの
ような余剰熱の発生は核融合反応によるもの、或は水素
原子の励起または解離によって固体内に蓄積されたエネ
ルギーの放出等によって説明が試みられている。本発明
においては、このような金属水素化物の持つエネルギー
蓄積能力を弾芯等に応用し、弾芯等の物体への激突によ
る衝撃で瞬間的に蓄積エネルギーの放出を行わせること
によって強い破壊力を得ることを可能としたものであ
る。
【0014】また、この金属水素化物は、チタン、チタ
ン合金、ウラン、パラジウムを用いることができ、これ
らの金属としては、元素の周期律表における3族以上の
ものが適用できる。
ン合金、ウラン、パラジウムを用いることができ、これ
らの金属としては、元素の周期律表における3族以上の
ものが適用できる。
【0015】また、前述の図1に示した弾3に限ること
なく、金属弾として、図2に示す長棒状の徹甲弾5に適
用した場合、この徹甲弾5の弾本体6の後部に形成され
た爆薬室7内に金属水素化物からなる装填物8を内蔵さ
せた構成で、従来の爆薬よりも大きい破壊力を得ること
ができる。また、金属弾として、図3に示すように超侵
徹性の長尺弾10に適用した場合、この長尺弾10の長
手形状の長手弾芯1Aの外周に金属水素化物からなる筒
体11を装着して設けた構成で、着弾時に、発生した圧
力により長手弾芯1Aが縦方向に延び、それによって侵
徹長を増大させることができる。
なく、金属弾として、図2に示す長棒状の徹甲弾5に適
用した場合、この徹甲弾5の弾本体6の後部に形成され
た爆薬室7内に金属水素化物からなる装填物8を内蔵さ
せた構成で、従来の爆薬よりも大きい破壊力を得ること
ができる。また、金属弾として、図3に示すように超侵
徹性の長尺弾10に適用した場合、この長尺弾10の長
手形状の長手弾芯1Aの外周に金属水素化物からなる筒
体11を装着して設けた構成で、着弾時に、発生した圧
力により長手弾芯1Aが縦方向に延び、それによって侵
徹長を増大させることができる。
【0016】なお、前述の金属弾としての弾3、徹甲弾
5及び長尺弾10が、装甲板等の厚い物体中に侵徹した
場合、弾芯1、装填物8及び筒体11を構成する金属水
素化物がその時の熱効果等により起爆され、強力な衝撃
波が物体を横切って伝播し、物体は周知のホプキンソン
効果(爆発衝撃を受けた固体内の応力波の波頭圧力が、
その固体の動的限界張力よりも十分高ければ自由面に平
行する層状剥離を生ずる)によって、その表面に表面剥
離が発生し、物体の一部が破壊される。
5及び長尺弾10が、装甲板等の厚い物体中に侵徹した
場合、弾芯1、装填物8及び筒体11を構成する金属水
素化物がその時の熱効果等により起爆され、強力な衝撃
波が物体を横切って伝播し、物体は周知のホプキンソン
効果(爆発衝撃を受けた固体内の応力波の波頭圧力が、
その固体の動的限界張力よりも十分高ければ自由面に平
行する層状剥離を生ずる)によって、その表面に表面剥
離が発生し、物体の一部が破壊される。
【0017】本発明による金属弾は、以上のように構成
されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、金属弾の一部である弾芯、装填物、筒体等を
水素或は重水素を充分に吸蔵した金属水素化物で構成し
たので、弾芯、装填物、筒体等が火薬の数10倍のエネ
ルギーを持つ炸薬と同様の作用をすることになるので、
金属弾の形状を従来と変えることなく、破壊力の大きい
ものを得ることができる。また軽い材質の金属水素化物
を使うことにより初速を大きくできる効果がある。更
に、弾丸の終末弾道特性の向上した小型の金属弾丸を得
ることができる。
されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、金属弾の一部である弾芯、装填物、筒体等を
水素或は重水素を充分に吸蔵した金属水素化物で構成し
たので、弾芯、装填物、筒体等が火薬の数10倍のエネ
ルギーを持つ炸薬と同様の作用をすることになるので、
金属弾の形状を従来と変えることなく、破壊力の大きい
ものを得ることができる。また軽い材質の金属水素化物
を使うことにより初速を大きくできる効果がある。更
に、弾丸の終末弾道特性の向上した小型の金属弾丸を得
ることができる。
【図1】本発明による金属弾を示す断面図である。
【図2】他の実施例を示す断面図である。
【図3】他の実施例を示す断面図である。
【図4】金属水素化物の熱発生状態を示す特性図であ
る。
る。
1 弾芯 1A 長手弾芯 2 断熱材 6 弾本体 7 爆薬室 8 装填物 11 筒体
Claims (5)
- 【請求項1】 水素又は重水素を吸蔵した金属水素化物
を有することを特徴とする金属弾。 - 【請求項2】 前記金属水素化物として、元素の周期律
表における3族以上の金属又はその合金を用いることを
特徴とする請求項1記載の金属弾。 - 【請求項3】 前記金属水素化物を弾芯(1)とし、前記
弾芯(1)の外周に断熱材(2)を有することを特徴とする請
求項1又は2記載の金属弾。 - 【請求項4】 前記金属水素化物よりなる装填物(8)
を、弾本体(6)の爆薬室(7)内に装填した構成よりなるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の金属弾。 - 【請求項5】 前記金属水素化物よりなる筒体(11)を、
長手形状の長手弾芯(1A)の外周に設けた構成よりなるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の金属弾。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15197193A JPH0712499A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 金属弾 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15197193A JPH0712499A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 金属弾 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712499A true JPH0712499A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15530227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15197193A Pending JPH0712499A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 金属弾 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712499A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180032066A (ko) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 국방과학연구소 | 고폭화약용 단열재 폼 |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP15197193A patent/JPH0712499A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180032066A (ko) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 국방과학연구소 | 고폭화약용 단열재 폼 |
| US10494313B2 (en) | 2016-09-21 | 2019-12-03 | Agency For Defense Development | Thermal insulation foam having low adhesion for high explosives |
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