JPH07118751B2 - バッテリ饋電回路 - Google Patents

バッテリ饋電回路

Info

Publication number
JPH07118751B2
JPH07118751B2 JP2294882A JP2294882A JPH07118751B2 JP H07118751 B2 JPH07118751 B2 JP H07118751B2 JP 2294882 A JP2294882 A JP 2294882A JP 2294882 A JP2294882 A JP 2294882A JP H07118751 B2 JPH07118751 B2 JP H07118751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
current
circuit according
feedback means
feeding circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2294882A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57154966A (en
Inventor
デニス・ウイリアム・オ−ル
デウエイン・アラン・スパイア−ズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AT&T Corp
Original Assignee
AT&T Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AT&T Corp filed Critical AT&T Corp
Publication of JPS57154966A publication Critical patent/JPS57154966A/ja
Publication of JPH07118751B2 publication Critical patent/JPH07118751B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/001Current supply source at the exchanger providing current to substations
    • H04M19/005Feeding arrangements without the use of line transformers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2線式通信路用のバッテリ饋電回路に関する。
バッテリ饋電回路は2線式通信路を通して通信装置に直
流饋電電流を供給する。2線式通信路は典型的には双方
向性の音声またはデータ信号をも伝送している。この饋
電電流は平衡、即ち、各々の通信線には大きさが等しく
かつ互いに逆方向の電流が流れている。
通信に応用する場合、2線式通信路の長さはかなり変化
する。その結果、バッテリ饋電回路はある範囲の通信路
抵抗にわたって必要な直流饋電流を供給するよう設計さ
れなければならない。また、通信路は、誘起された縦方
向信号、即ちコモン・モード信号(例えば60HZの電力信
号)の影響を受け、これが、雑音に変換されうる。従っ
てバッテリ饋電回路には、上述の如き縦方向信号が雑音
に変換されることを最小にすることか必要である。
種々のバッテリ饋電回路が従来から考案されて来てい
る。一般に、これら回路はそのバッテリ饋電特性、即ち
直流饋電電流と2線式通信路の両端の電圧の間の関係、
および縦方向電流を取扱う仕方によって2つのクラスに
グループ分けすることが出来る。例えば米国特許第4,00
4,109号の如きバッテリ饋電回路の第1クラスは線形バ
ッテリ饋電特性を呈し、縦方向信号に対し低いコモン・
モード・インピーダンスを有している。しかしながら、
縦方向信号により2線式伝送路中に誘起された雑音はこ
の第1のクラスの回路によっては極めて不満足な程度に
しか最小化できない。更に、このクラスの回路は多くの
応用用途で満足のゆく特性を有してはいるが、線形バッ
テリ饋電特性を使用しているため短い2線式通信路に対
しては過大な電力が消費されることになる。例えばエル
・フレイマニスおよびデイー・ピー・スミス等の“フロ
ーテイング低電力加入者線インターフェース”、アイ・
エス・エス・シー・シー・ダイジェスト、1980年、180
頁−181頁で述べられているような第2のクラスのバッ
テリ饋電回路は短い2線式伝送路に対する饋電電流を制
限する非線形バッテリ饋電特性を有している。変成器ま
たは光アイソレータの如きアイソレータを使用して高い
コモン・モード・インピーダンスを提供することによ
り、縦方向電流により誘起された雑音は最小化される。
しかし、これら装置は高価でかつ大きい。
上述の問題点は、第1および第2の導線からなる2線式
通信線間の差分モード電圧に応動して第1の制御信号を
生成する第1の帰還手段と、前記第1及び第2の導線間
のコモンモード電圧に応動して第2の制御信号を発生す
る第2の帰還手段と、前記第1の制御信号に応動して第
1の直流電流を前記第1の導線に発生する第1の双方向
性電流源と前記第1の電流と大きさが等しく且つ反対方
向の第2の直流電流を前記第2の導線に発生する第2の
双方向性電流源とからなる電流発生手段とからなり、該
電流発生手段は、前記第2の制御信号に応動して前記第
1の直流電流及び前記第2の直流電流間の差を一定に維
持するために前記第1及び第2の直流電流を等しい量だ
け変化させる、本件発明のバッテリ饋電回路により解決
された。
本発明に従い、平衡した直流バッテリ饋電電流が2線式
通信路中に生成される。2線式通信路の各導体中の直流
電流は双方向性電流源により発生する。双方向性電流源
は、通信路の両端の差分モード電圧をモニタする帰還回
路により発生した相補対の制御信号と、2線式通信路の
両端のコモンモード電圧をモニタする第2の帰還回路に
より発生した第2の制御信号によって調整される。非線
形バッテリ饋電特性は相補性の制御信号に応動する電流
源により形成される。縦方向の信号に対する低いコモン
・モード・インピーダンスは、第2の帰還回路により提
供される。この第2の制御信号は各々の双方向性電流源
を等しい量だけ駆動し、各導線中の直流電流の差を一定
に保持する。これにより、縦方向に誘起された雑音を最
小化する。
第1図は本発明を通信に使う場合について示した図であ
る。金属導線101および102より成る2線式通信路は、加
入者電話器120と電話交換局にある通常の4線式インタ
フェイス回路の間で双方向性の音声またはデータ信号を
伝送する役目を有している。このような2線式通信路は
通常加入者ループと呼ばれており、導線101および102は
夫々チップ導線およびリング導線と名付けられている。
電話交換局から加入者電話器に至るチップおよびリング
導線の長さ、即ち、チップ及びリング導線の抵抗は、加
入者毎に大幅に変化する可能性がある。もちろん2線式
通信路は加入者電話器の代わりに2線式交換機に接続し
ても良いことを理解されたい。なお、この場合には2線
式通信路はトランクと呼ばれることになる。
加入者電話器120に対する直流饋電電流は保護抵抗113を
通してチップ導線に接続された双方向性電流源103およ
び保護抵抗114を通してリング導線に接続された双方向
性電流源104により発生する。これら保護抵抗はバッテ
リ饋電回路が雷サージにより損傷しないようにするため
に必要である。各々の保護抵抗の典型的な値は100オー
ムである。各々の電流源は負の直流電圧VBATおよび地気
端子を有している。従来からの慣習により、直流饋電電
流はチップ導線からリング導線に向かって流れる。この
饋電電流の方向は正規バッテリ(NB)方向と呼ばれる。
更に饋電電流ITRは平衡している。即ちチップおよびリ
ング導線を流れる電流は大きさが同じで方向が反対であ
る。
饋電電流の大きさは導線106および107を介してチップお
よびリング導線に接続されている差分モード帰還回路10
5により調整されている。この差分モード帰還回路105は
チップ導線とリング導線の間の差分モード電VTRをモニ
タして制御信号S1およびを発生し、該信号は導線11
5および116を介して電流源103および104に加えられる。
制御信号S1およびは相補信号、即ち大きさは等しい
が極性が反対の信号であり、VTRの非線形関数である。
この関数により短いチップおよびリング導線に対する饋
電電流を制限する非線形バッテリ饋電特性を得ることが
でき、電力消費は減少する。
第2図は制御信号S1およびにより提供される非線形
正規バッテリ饋電特性を示している。公称値ではVTR
大きさはV1とV2の間にあり、饋電電流は線分Aで与えら
れる。VTRがより小さくV3とV2の間の値をとる場合に
は、正規バッテリ饋電電流は線分Bで表わされ、IXとI
MAXの間で変化する。線分CはVTRがV3以下に減少しても
饋電電流の大きさはIMAXに制限されることを示してい
る。構成されたモデルでは、IMAXは42ミリアンペア、IX
は32ミリアンペアであった。線分A、BおよびCの傾き
は夫々300オーム、2600オーム、>30キロオームであっ
た。
種々の源により縦電流がチップおよびリング導線上に誘
起されることは良く知られている。第1図は典型的な60
Hzの縦電流源108を示している。コモン・モード電源108
はチップおよびリング導線中を同じ方向に流れる縦電流
ILを誘起する。チップ導線中の全電流ITはITRとILの差
に等しい。リング導線中のIRはITRとILの和に等しい。I
Lの大きさはITRの大きさを超し得るので、チップまたは
リング導線中の全電流が逆転する可能性がある。電流源
103および104は双方向性で電流が逆転しても線形である
ので(即ち原点を通る線形特性を有しているので)、こ
の電流逆転によっても雑音は生じない。縦電流ILにより
生成される差分モード電圧は望ましくない雑音となる。
回路がどの程度このような雑音を最小化するかの尺度は
通常回路の縦電流平衡度と呼ばれている。縦方向に誘起
された雑音はチップおよびリング導線中に等しくかつ小
さなコモン・モード・インピーダンスを生成することに
より最小化される。
本発明においては、チップおよびリング導線中の低いコ
モン・モード・インピーダンスは電流源103および104に
対するコモン・モード帰還路により提供される。以下で
議論するように、チップおよびリング導線中の等しいコ
モン・モード・インピーダンスは電流源103および104の
相互コンダクタンスを整合させることにより実現するこ
とが出来る。
コモン・モード帰還路は、等しい値を有する抵抗111と1
12、導線117と118、及びコモン・モード帰還回路109か
らなる。VBAT/2を基準電圧として有する回路109は縦方
向信号の存在により生ずるノード110におけるコモン・
モード、即ち平均電圧の変化をモニタし、制御信号S2
発生する。導線117を介して電流源103および104に接続
された制御信号S2は、各々の電流源を駆動して縦方向電
源がチップおよびリング導線中に生じさせる電流を補償
させる。この技法は縦方向相殺と呼ばれる。これによ
り、チップおよびリング導線中の饋電電流間の差は一定
に保持される。
第3図を参照すると、電流源103は差動演算増幅器301お
よび抵抗302、303、304、305および306からなる。入力
抵抗303および304の値は等しく、帰還抵抗302および305
の値は等しい。制御信号S1およびS2は夫々差動増幅器30
1の正および負の入力に接続されている。差動増幅器301
を使用することにより、保護抵抗113に対し2つの方向
の内の一方向を有する電流出力が提供される。この電流
出力の大きさは制御信号S1とS2の差に電流源の相互コン
ダクタンスを乗じた値に等しい。この相互コンダクタン
スは(抵抗302の値)/{(抵抗304の値)×(抵抗306
の値)}に等しい。
電流源104は差動演算増幅器310および抵抗311、301、31
3、314、315より成る。電流源104中の各抵抗は電流源10
3中の抵抗と同じ値を有している。制御信号およびS
2は差動演算増幅器310の正および負の入力に夫々接続さ
れている。電流源104の構造は電流源103の構造と同一で
あるので、電流源104の電流出力はまた2つの方向の内
のいずれの方向もとることが可能で、電流源103および1
04の相互コンダクタンスは等しい。電流源104の電流出
力の大きさは(−S2)に(抵抗311の値)/{(抵
抗313の値)×(抵抗315の値)}を乗じた値に等しい。
縦方向電流が無い場合には、S1を電流源103に加える
と、チップ導線中に流れる予め選択された電流が発生さ
れる。それと同時に、制御信号を電流源104に加え
ると、リング導線から差動増幅器310の出力を通してV
BAT中に等しい電流が流れる。
制御信号S1およびは差分モード帰還回路105により
発生する。回路105内の差動演算増幅器320の正の入力は
導線106を介してチップ導線に接続されており、負の入
力は導線107を介してリング導線に接続されている。入
力抵抗322および323の値は等しい。抵抗321および324の
値もまた等しい。差動増幅器320は、チップおよびリン
グ導線間の差分モード電圧VTRに(抵抗321の値)/(抵
抗322の値)を乗じた値に等しい出力電圧を提供する。
差動増幅器320の電圧出力は、電流源103および104の電
流出力により発生された直流電圧と、チップおよびリン
グ導線上のデータまたは音声信号を表わす交流電圧の両
者を表わしている。この出力電圧は4線式インタフェイ
スの送信側に接続されており、そこで直流電圧は阻止さ
れ、それによって交流成分のみが伝送される。差動増幅
器320の出力はまた抵抗329を通して差動増幅器325の負
の入力に接続されている。
差動増幅器325は差動増幅器320の電圧出力の値に依存し
て3つの異なる利得の内のいずれかを提供する。この利
得の変動により回路105の利得はVTRの関数として変化
し、それによって制御信号S1およびの大きさも変化
し、第2図に示す非線形バッテリ饋電特性が得られる。
線分A、BおよびCをオームで表わしたときの傾きは、
電流源103または104の相互コンダクタンスの逆数に回路
105の利得の1/2を乗じたものに等しい。線分Aは差動増
幅器325の利得が(抵抗328の値)/(抵抗329の値)に
等しいときに提供される。饋電特性は増幅器325の利得
に等しいときに線分Bの特性を与える。最後に増幅器32
5の利得が と等しいと水平な線分Cの特性が与えられる。
差動増幅器325の負の入力はまた電流源350に接続されて
おり、該電流源350は第2図のVTR切片V1を決定する。電
流源350は、バッテリの電圧VBATより小さいある閾値電
圧VTHの切片を与えるよう選択されている。これにより
チップおよびリング導線の間に開路が生じ、饋電電流が
生じない場合に増幅器301と310が適当にバイアスされた
状態に留まり、飽和に達しないことが保証される。その
結果、饋電電流の有無に関係せず縦方向信号の相殺が音
声およびデータの伝送とともに維持される。
抵抗361およびコンデンサ330とからなるフィルタ360は
差動増幅器325の電圧出力S0から交流の音声またはデー
タ電圧成分を除去する。200ミリ秒の時定数を有するフ
ィルタを用いたところの満足な特性が得られた。
差動増幅器325の電圧出力S0は地気を基準電位としてお
り、制御信号S1およびはVBAT/2を基準電位としてい
ることに注意されたい。電圧基準点のVBAT/2へのシフト
は、電流源331、抵抗332、333、338、339、エミッタ結
合トランジスタ334、335および差動増幅器336および337
により行われる。第2図に示すIMAXのレベルは電流源33
1により提供される電流に直接比例している。従って、I
MAXは電流源331により提供される電流を変化させること
により調整することが出来る。
トランジスタ343と344、電流源340および抵抗341と342
は到来する受信信号を表わす交流データまたは音声電圧
を差動増幅器336および337に加える。従って、これら交
流信号はまた導線115および116を通して電流源103およ
び104に、従ってチップおよびリング導線に接続され
る。
コモン・モード帰還回路109は差動増幅器350および抵抗
351と352とからなる。差動増幅器350の正の入力はノー
ド110におけるコモン・モード電圧をモニタし、差動増
幅器350の負の入力はVBAT/2を基準電圧としている。チ
ップ導線中のオームで表わしたコモン・モード・インピ
ーダンスは に等しい。ここでG103は電流源103の相互コンダクタン
スである。リング導線のコモン・モード・インピーダン
スは に等しい。ここでG104は電流源104の相互コンダクタン
スである。チップおよびリング導線のコモン・モード・
インピーダンスの値は抵抗113と抵抗306との和および抵
抗114と抵抗315との和に夫々等しくなるように選ばれて
いる。このようにインピーダンスの値が選ばれているこ
とによって縦方向電流の大きさとは無関係に差動増幅器
301および310の出力電圧は一定となる。従って、差動増
幅器301および310の出力における許容される電圧スイン
グは縦方向電流の大きさによって減少されることはな
い。縦方向信号の相殺は差動増幅器350の出力における
許容される電圧スイングおよび差動増幅器301および310
の出力電流能力によってのみ制限される。その結果、饋
電電流よりもずっと大きな大きさを有する誘起電流に対
しても縦方向信号を相殺することが可能である。
低いコモン・モード・インピーダンスが抵抗351と352の
比を適当に選択することにより得られる。縦方向電流に
対する平衡は電流源103と104の相互コンダクタンスを整
合させることにより達成される。これら電流源は集積回
路を用いて実現されているので、相互する抵抗の値を互
いに調整することにより容易に整合をとることが出来
る。ここで保護抵抗113と114はチップあるいはリング導
線のコモン・モード・インピーダンスには影響を与えな
いことに注意されたい。その結果、縦方向電流の平衡を
とるのに抵抗113と114の整合をとる必要はない。この特
徴は、雷のサージに耐える必要のある保護抵抗の整合を
とることは電流源103および104内の抵抗の整合をとるこ
とに比べてはるかに費用がかかるので極めて有利な点で
ある。
第4図を参照すると、上述のバッテリ饋電回路は通信に
応用するために必要な幾つかの特徴を有するよう改良さ
れている。差分モード回路405はスイッチ406と電流源40
7が付加されている点を除いて回路105と同一である。機
械的スイッチとして示すスイッチ406は饋電電流停止FS
制御信号または逆バッテリRB制御信号によって制御され
ている。これらの信号は共に4線式インタフェイス回路
に接続された信号装置で得られる2レベルの論理信号で
ある。RBおよびFS制御信号の予め定められた状態(例え
ば論理の“0")はスイッチ406を端子1にトグル的にス
イッチし、電流源350を差動増幅器325の負の入力に接続
する。上述の如くこれによって第2図に示す正規バッテ
リ特性が得られる。論理“1"状態のPB制御信号はスイッ
チ406を端子3にトグル的にスイッチし、電流源407を差
動増幅器325の負の入力に接続する。電流源407は極性が
反転している点を除き電流源350と同一である。
電流源407が接続されると制御信号S1およびの極性
が反転する。その結果、正規バッテリのチップからリン
グ導線への電流の流れが逆転する。第5図に示す逆バッ
テリ饋電特性は平常時提供されている正規バッテリNB特
性に等しいが極性は逆である。2線式導線101と102が加
入者電話器120の代わりに2線式交換機または私設交換
台PBXに接続されたトランク導線である場合には、逆バ
ッテリ特性は信号を送信するために必要である。他のト
ランクに適用する場合には饋電電流は必要とされない。
この場合、論理の“1"状態のFS制御信号がスイッチ406
を端子2に接続させ、差動増幅器325の負の入力に開路
状態を印加する。その結果得られる饋電停止特性が第5
図に示されている。饋電停止期間中、コモン・モード帰
還回路109の動作は影響を受けないので、縦方向電流の
平衡は保持される。
ループ閉鎖信号LCは4線式インタフェイス回路に接続さ
れた他の通信装置によって要求される他の2レベル論理
信号である。論理信号LCの状態の変化はVTRの大きさが
予め定められた量だけ変化することにより引き起こされ
る。典型例では3Vであるこの予め定められた量の変化は
ダイアル・パルス及び加入者電話器120のオフ・フック
状態の両方またはいずれか一方を表わす。論理信号LCの
特定の状態(例えば論理の“1"状態)はループ閉鎖検出
器408を付加することにより発生する。検出器408は差動
増幅器325の出力が一定な閾値を超すとき論理の“1"状
態のLC信号を発生する比較器を含んでいる。
スイッチ409およびスイッチ制御装置410が逆バッテリお
よびループ閉鎖信号発生機能と共に設けられている。フ
ィルタ360と並列に配置されたスイッチ409は、スイッチ
制御装置410によりLCまたはRB信号のいずれかの状態が
変化したことが検出されると瞬時的に(公称値では16ミ
リ秒)閉じる。スイッチ409が瞬時的に閉じるとフィル
タ360はバイパスされ、ダイアル・パルス送出中または
正規バッテリ饋電と逆バッテリ饋電の間の遷移期間中の
歪および遅延が回避される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従うバッテリ饋電回路のブロック図、
第2図は本発明により提供される非線形バッテリ饋電回
路の特性図、第3図は第1図の詳細なブロック図、第4
図は通信に応用する場合に要求される幾つかの特徴を実
現するために付加回路を設けた第2図に示す非線形饋電
回路105の変形を示す図、及び第5図は第4図の回路の
非線形饋電特性図である。 〔主要部分の符号の説明〕 特許請求の範囲 符号 第1の双方向性電流源 103 第2の双方向性電流源 104 第1の導線 101 第2の導線 102 第1の帰還回路 320−329、350 第2の帰還回路 109 第1の制御信号 S0 相補対の制御信号 S1 第2の制御信号 S2 検出器 408 フィルタ 360
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デウエイン・アラン・スパイア−ズ アメリカ合衆国03865ニユ−・ハンプシヤ −・プレイストウ・ハリマン・ロ−ド2 (56)参考文献 特開 昭55−42449(JP,A)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2の導線からなる2線式通信線
    間の差分モード電圧(VTR)に応動して、第1の制御信
    号(S0)を生成する第1の帰還手段(320−329、350)
    と、 前記第1及び第2の導線間のコモン・モード電圧(110
    の電圧)に応動して第2の制御信号(S2)を発生する第
    2の帰還手段(109)と、 前記第1の制御信号(S0)に応動して、第1の直流電流
    を前記第1の導線に発生する第1の双方向性電流源(10
    3、336)と前記第1の電流と大きさが等しく且つ反対方
    向の第2の直流電流を前記第2の導線に発生する第2の
    双方向性電流源(104、337)とからなる電流発生手段と
    からなり、 該電流発生手段は、前記第2の制御信号(S2)に応動し
    て前記第1の直流電流及び前記第2の直流電流用の差を
    一定に維持するために前記第1及び第2の直流電流を等
    しい量だけ変化させることを特徴とするバッテリ饋電回
    路。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載のバッテリ饋
    電回路において、 前記電流発生手段は、前記第1の制御信号(S0)に応動
    して相補対の制御信号(S1、1)を発生する回路(33
    6、337)を含むことを特徴とするバッテリ饋電回路。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載のバッテリ饋
    電回路において、 前記第1の帰還手段は前記電流発生手段をバイアスし、
    前記第1と第2の導線の間に開路が存在するときの飽和
    を防ぐことを特徴とするバッテリ饋電回路。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項に記載のバッテリ饋
    電回路において、 前記第1の帰還手段は、第1の外部からの制御信号に応
    動して、前記第1と第2の直流電流の方向を反転させる
    手段(406、407)を含むことを特徴とするバッテリ饋電
    回路。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項に記載のバッテリ饋
    電回路において、 前記第1の帰還手段は、第2の外部からの制御信号に応
    動して、前記第1と第2の直流電流の発生を禁止する手
    段(406、端子2)を含むことを特徴とするバッテリ饋
    電回路。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項に記載のバッテリ饋
    電回路において、 前記第1の帰還手段は前記第1及び第2の導線間の差分
    モード電圧の所定の変化を検出するための手段(408)
    を含むことを特徴とするバッテリ饋電回路。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第4項に記載のバッテリ饋
    電回路において、 前記第1の帰還手段は前記第1及び第2の導線間の差分
    モード電圧の所定の変化を検出するための手段(408)
    を含むことを特徴とするバッテリ饋電回路。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第3項に記載のバッテリ饋
    電回路において、 前記第1の帰還手段は前記第1及び第2の導線間の差分
    モード電圧の所定の変化を検出するための手段(408)
    を含むことを特徴とするバッテリ饋電回路。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第2項に記載のバッテリ饋
    電回路において、 前記第1の帰還手段は、第1の外部からの信号に応動し
    て、前記第1と第2の直流電流の方向を反転させる手段
    (406、407)を含むことを特徴とするバッテリ饋電回
    路。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第9項に記載のバッテリ
    饋電回路において、 前記第1の帰還手段は、第2の外部からの信号に応動し
    て、前記第1と第2の直流電流の発生を禁止する手段
    (406、端子2)を含むことを特徴とするバッテリ饋電
    回路。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第10項に記載のバッテリ
    饋電回路において、 前記第1の帰還手段は前記第1及び第2の導線間の差分
    モード電圧の所定の変化を検出するための手段(408)
    を含むことを特徴とするバッテリ饋電回路。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第2項に記載のバッテリ
    饋電回路において、 前記第1の帰還手段は前記第1及び第2の導線間の差分
    モード電圧の所定の変化を検出するための手段(408)
    を含むことを特徴とするバッテリ饋電回路。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第1項に記載のバッテリ
    饋電回路において、 前記第1の帰還手段は前記第1及び第2の導線間の差分
    モード電圧の所定の変化を検出するための手段(408)
    を含むことを特徴とするバッテリ饋電回路。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第6項、第7項、第11項
    または第13項のいずれか記載のバッテリ饋電回路におい
    て、 前記第1の帰還手段は、前記差分モード電圧の所定の変
    化または前記第1及び第2の外部からの制御信号の状態
    変化に応動して、前記第1の帰還手段のフィルタを所定
    の期間バイパスする手段(409、410)を含むことを特徴
    とするバッテリ饋電回路。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲第1項に記載のバッテリ
    饋電回路において、 前記第1と第2の導線中に一対の雷保護抵抗(113、11
    4)を含むことを特徴とするバッテリ饋電回路。
JP2294882A 1981-02-17 1982-02-17 バッテリ饋電回路 Expired - Lifetime JPH07118751B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US23468481A 1981-02-17 1981-02-17
US234684 1994-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57154966A JPS57154966A (en) 1982-09-24
JPH07118751B2 true JPH07118751B2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=22882375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2294882A Expired - Lifetime JPH07118751B2 (ja) 1981-02-17 1982-02-17 バッテリ饋電回路

Country Status (8)

Country Link
JP (1) JPH07118751B2 (ja)
CA (1) CA1171989A (ja)
DE (1) DE3204843A1 (ja)
FR (1) FR2500241A1 (ja)
GB (1) GB2093314B (ja)
IT (1) IT1149642B (ja)
NL (1) NL190348C (ja)
SE (1) SE452385B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4419542A (en) * 1982-05-17 1983-12-06 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Battery feed circuit
FR2527404B1 (fr) * 1982-05-19 1987-10-23 Cit Alcatel Joncteur d'abonne electronique
SE431704B (sv) * 1982-07-06 1984-02-20 Ericsson Telefon Ab L M Forfarande vid strommatning av en abonnentapparat fran en telefonvexel
GB2132448B (en) * 1982-12-07 1986-03-12 Standard Telephones Cables Ltd Telephone subscribers' line interface circuit
JPS60141006A (ja) * 1983-12-28 1985-07-26 Nec Corp インピ−ダンス合成回路
US4571460A (en) * 1984-03-12 1986-02-18 Northern Telecom Limited Active impedance line feed circuit with improved ground fault protection
FR2564678B1 (fr) * 1984-05-18 1986-09-12 Thomson Csf Mat Tel Interface de liaison de circuit d'abonne pour autocommutateur telephonique
JPS60253364A (ja) * 1984-05-30 1985-12-14 Fujitsu Ltd 内部終端形給電回路
US4558272A (en) * 1984-07-05 1985-12-10 At&T Bell Laboratories Current characteristic shaper
US4612417A (en) * 1984-07-27 1986-09-16 At&T Bell Laboratories Electronic battery feed circuit for telephone systems
CA1231480A (en) * 1985-03-15 1988-01-12 John A. Barsellotti Constant current line circuit
IT1197917B (it) * 1986-10-24 1988-12-21 Sgs Microelettronica Spa Circuito di controllo per un regolatore di tensione di un circuito interfaccia attacco linea telefonica d'utente (slic)
JPS63314060A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 Fujitsu Ltd 給電回路
FR2642593B1 (fr) * 1989-01-31 1991-04-12 Cit Alcatel Dispositif electronique de raccordement de ligne d'abonne
AU2002211684A1 (en) * 2000-10-17 2002-04-29 Centillium Communications, Inc. Transformerless interface for modem

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4004109A (en) * 1975-05-09 1977-01-18 Boxall Frank S Hybrid circuit
DE2857168A1 (de) * 1977-11-15 1980-12-04 Gen Electric Co Ltd Current sources
JPS5542449A (en) * 1978-09-22 1980-03-25 Hitachi Ltd Current supply circuit
NL7903665A (nl) * 1979-05-10 1980-11-12 Philips Nv Aansluitschakeling voor een telefoonlijn.

Also Published As

Publication number Publication date
NL8200612A (nl) 1982-09-16
SE452385B (sv) 1987-11-23
CA1171989A (en) 1984-07-31
IT8219649A0 (it) 1982-02-12
FR2500241B1 (ja) 1984-12-07
GB2093314B (en) 1984-11-28
IT1149642B (it) 1986-12-03
DE3204843C2 (ja) 1991-11-21
JPS57154966A (en) 1982-09-24
SE8200713L (sv) 1982-08-18
NL190348B (nl) 1993-08-16
NL190348C (nl) 1994-01-17
GB2093314A (en) 1982-08-25
DE3204843A1 (de) 1982-09-09
FR2500241A1 (fr) 1982-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4476350A (en) Battery feed circuit
EP0615375B1 (en) Subscriber line interface circuit
JPH07118751B2 (ja) バッテリ饋電回路
US4472608A (en) Subscriber line interface circuit
US4961219A (en) Circuit for synthesizing an impedance across the tip and ring leads of a telephone line circuit
US4306119A (en) Telephone outpulsing circuit
CA2136256A1 (en) Battery feed for telephone line cards
CA1160780A (en) Trunk interface circuit with current compensation
EP0637161B1 (en) Integrated subscriber line interface circuit with smooth polarity-reversal
JPS5877361A (ja) インタ−フエイス回路
US4485341A (en) Current limiter circuit
CA1179078A (en) Active impedance line feed circuit
US5659610A (en) Battery feed circuit
US6377681B1 (en) Signal line driving circuit with self-controlled power dissipation
US4358645A (en) Loop sensing circuit for use with a subscriber loop interface circuit
US4467143A (en) Telephone conference amplifiers, and telephone conference bridges incorporating the same
US5172412A (en) Subscriber circuit capable of suppressing in-phase induced noise
US3816917A (en) Telephone conference amplifier
GB2066026A (en) Active speech network for a telephone set
EP0271946B1 (en) Telecommunication device and circuits used therein
Davis et al. A hybrid integrated trunk and subscriber line interface
JPS6113794A (ja) 通話損失補償方式
GB2061064A (en) Line extender signalling unit
JPS6028365A (ja) 平衡回路網
CA2029138A1 (en) Ring trip detector for a solid state telephone line circuit