JPH07118037B2 - 料金前払式供給方法 - Google Patents

料金前払式供給方法

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JPH07118037B2
JPH07118037B2 JP1194754A JP19475489A JPH07118037B2 JP H07118037 B2 JPH07118037 B2 JP H07118037B2 JP 1194754 A JP1194754 A JP 1194754A JP 19475489 A JP19475489 A JP 19475489A JP H07118037 B2 JPH07118037 B2 JP H07118037B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、前払料金を記憶した料金カードまたはデータ
ーを記憶したカードの読み取り装置を応用した電気、ガ
ス、水道などの料金前払式供給方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、この種のものにあっては、下記のようなものにな
っている。
1.従来用いられている料金前払の供給(販売)装置にお
いて、料金前払額を記憶した料金カード、また暗証コー
ドを記憶したカードは、JIS9561で標準統一化されてい
るが、カードの投入方向は目視確認により判断し、カー
ド読み取り装置に投入しなければならない。
また、カードの投入方向を誤って投入すると、カード記
憶部のコードを読み取り装置で、そのコードを読み取
り、投入方向の誤ちを検出して、読み取り装置外へ排出
する。
2.電気供給用の料金前払式供給装置においては、料金体
系は1ケ月を期間として料金計算することを基本として
いるが、月の途中における解約においては、使用量の単
価が段階的に逓増するため、月間中の途中解約に適する
料金前払式供給装置は実用化されていなかった。
[発明が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題
点を有していた。
1.料金前払額を記憶した料金カード、またはデーターを
記憶したカードの投入方向は、目視確認困難な暗い場
所、または難視者においてはカードの投入方向を判断す
るのに難渋している。
また、カードの投入方向を誤って読み取り装置に投入す
ると、一旦カードは読み取り装置内部に引き込まれ、記
憶コードを読み取った後、投入方向の正誤判定をしてカ
ードを返却するため、迅速性に欠いたものであった。
2.前項のカード読み取り装置を電気供給用の料金前払式
供給装置に適用する場合、使用済みカードの処理と、電
気の使用の途中解約において、料金精算の正確を要す
る。
それは、我が国の電気料金制度は、1ケ月を単位とし
て、基本料金と使用量に対する従量料金で構成されてい
るが、その従量料金の料金短期(KWH当たりの料金)
は、月間の使用量によって、料金逓増方式をとってい
る。
現在、我が国の各電力会社においては、1ケ月の電力使
用量が、0〜120KWH、121〜250KWH、251KWH以上の3段
階の範囲に対して、各々の料金単価を設定している。
さらに、月の途中で電気の使用を解約する場合、基本料
金は、一定時間毎に徴収することにより、料金前払式供
給装置の適用は問題を生じないが、使用量に対する従量
料金は、使用日数によって、3段階の範囲を日割補正し
なければならない問題がある。(例えば、その月が30日
で使用日数が10日のときは、 3段料金範囲は84KWH以上となる。) そのため、料金前払式供給装置を適用すると、途中解約
時の精算が、前払額の残高額によって、できる場合、で
きない場合が生ずるため、その適用を困難なものとして
いた。
その具体例として、一般電灯需要家の使用電力量と使用
日数による電気料金の例を次表に示す。(次表は北海道
電力の料金単価を引用した。) 第1表に示す通り、使用電力量が同じでも、従量料金は
使用日数によって変化する。
なお、基本料金は使用時間数に単純比例している。
例えば、使用電力量100KWHでその使用日数が8日、9
日、10日のときにおいて、その従量料金は、2,677円、
2,625円、2,575円となり、その差額は8日〜9日で52
円、9日〜10日で50円となる。
また、30日使用のときは2,101円となる。
以上のように、従量料金は、使用日数によって変化する
ため料金前払式供給装置が実用化されていなかった。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、上述の問
題を解決できるものを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のものは下記のよう
になるものである。
すなわち本願のものは、料金の前払額を記憶した料金カ
ード1は、投入方向、またはその直角方向の中心軸に対
して、面積的または質量的に非対称とし、料金カード1
の投入方向を目視または、指触ににより判断し、得るよ
う構成され、一方、料金カードみ取り装置は、料金カー
ド1の投入方向を誤ってカード読み取り装置のカード投
入口2にカードの一部を投入すると、カードの菊臆内容
を読み取ることなくカードの進入を検知するセンサー3,
4により、カード投入方向の誤ちを検出し、料金カード
1の投入をカード用ゲート6で阻止するよう構成され、
料金カード1の投入方向が正しいときは、カード用ゲー
ト6が開き、料金カード1はカード搬送ローラー8によ
りカード読み取り装置に引き込まれるよう構成され、カ
ード読み取り装置内に引き込まれた料金カード1は、読
み書きヘッド11により料金カード1に記憶している前払
額を読み取りし、追加して料金カード1を投入すると、
カード停止位置9で停止している既に投入済で前払料金
が消去されている料金カードを前方に搬送し、カード収
納箱10に収納せしめ、また、追加して料金カードの投入
がなく、カード返却指令部7より料金カード返却信号が
与えられると、搬送ローラー8は逆転し、カード停止位
置9で停止中の料金カードには残高レジスター17の残高
額を読み書きヘッド11により書き込まれて、投入口2よ
り排出すると共に、残高レジスター17の残高額を消去す
るように構成されている料金前払式供給装置において、
連続的な流通量を供給する電気、ガス、水道などの料金
前払式供給装置に適用するとき、その使用量に対応した
従量料金が月間の使用量によって料金単価が逓増、また
は逓減する場合、当月の使用開始より前日までの使用量
に対する従量料金徴収額26と、当日の計量開始時におけ
る前日までの使用量に対する従量料金算出額25を比較
し、その差額を残高レジスター17の残高額に加算または
減算し、また、従量料金徴収額26を、当日計量開始時の
従量料金算出額25に書き替えることで、従量料金の補正
を計量開始時に実施し、月額の基本料金は使用量と全く
無関係な単位時間パルスにより定時間毎に残高レジスタ
ー17より減額するものとして従量料金と基本料金を合成
して、残高レジスター17より減産するよう構成された料
金前払式供給方法である。
[作用] 効果と共に説明する。
[発明の実施例] 実施例について図面を参照する。
1.第1図において、料金前払額を記憶した料金カード1
の隅部を図示の如く切り取り、料金カード1の形状を投
入方向の中心軸X−X′、およびその直角方向の中心軸
Y−Y′に対して非対称とする。(カード外形は中心軸
に対称としてカードの中心軸に非対称の凹凸を付するこ
とでもよい。) 料金カード1をカード読み取り装置のカード投入口2に
投入する前に、料金カード1の隅部の切り欠き部分を指
触により、その位置を確認して、カードの投入方向を判
断し得るものとする。
料金カード1をカード読み取り装置のカード投入口2に
投入すると、カードの進入を検知するセンサー3,4は、
料金カード1の投入の有無を検出することにより、第2
表の論理判断により、料金カード1の前後方向、および
上下面を検出し、料金カード1をカード読み取り装置内
部に取り込むか、否かを判断する。
2.第2図において、料金カード1が正常に投入される
と、カードの進入を検知するセンサー3,4は、第2表の
論理表に示すのケースとなり、正と判断して、カード
搬送制御部5よりカード用ゲート6に開信号が与えら
れ、また、カード搬送ローラー8によりカードを前方に
搬送する。
また、カードの投入方向が誤って投入されると、第2表
に示す論理表の,,のケースとなり、カード用ゲ
ート6は閉状態でカードの進入をロックする。
3.カードが正常に投入され前方に搬送されると、カード
停止位置9の位置でカードは停止し、その停止状態を続
ける。
また、カードは搬送中に読み書きヘッド11により、カー
ドに記憶されている前払額COを読み取り、残高レジスタ
ー17の残高額CXに加算部14で前払額COを加算し、カード
が記憶している前払画は消去制御部16の消去制御により
消去ヘッド12で消去される。
さらに、カードの投入があると、既に投入済でカード停
止位置9で停止中のカードは前方へ搬送されてカード収
納箱10に収納されるカード読み取り装置のカード搬送制
御部5にカード返却指令部7よりカード返却信号が与え
られると、カード搬送ローラー8は逆転して、カード停
止位置9で停止中のカードは後方へ搬送され、カード投
入口2より排出される。
カード返却過程で残高レジスター17の残高額CX、書き込
み制御部15の書き込み制御により、読み書きヘッド11に
より料金カード1に書き込む。残高レジスター17は残高
額CXを料金カード1に書き込むと、残高額CXは“零”に
消去される。
4.残高レジスター17の残高額は最初の料金カード1の投
入によりCOとなり、開閉器29が“閉”となる。電気の使
用により、電力量計(KWH計)より単位電力量毎に単位
電力量パルス変換部22でパルスが発信され、使用電力量
23で電力量パルスが積算される。
また、単位電力量毎のパルスを受けて、パルス発生の都
度、単位電力量に対する単位従量料金24を、残高額CX
り減算部21で減算していく。
一方、使用電力量23に電力量が積算されると、その値に
より3段階料金範囲を単位従量料金24に指令する。
単位従量料金を積算した従量料金は、前払額により減額
した従量料金徴収額26となるが、従量料金は使用日数に
よって変化するため、毎日、計量開始時に、前日までの
使用電力量(電力量パルス積算値)23に相当する、従量
料金を算出し、その従量料金算出額25と、前日までの従
量料金徴収額26とを、比較部27で比較し、その差額分を
残高額CXに加減算部28で加減算して補正する。
その補正後は従量料金徴収額26を従量料金算出額25の値
に書き替える。
5.月単位の定額の基本料金は単位時間パルス発生部19の
単位時間毎(例えば1日毎)の時間パルスにより、単位
時間に相当する単位基本料金20を、時間パルス発生の都
度、残高額CXより減算部21で減額する。
6.残高レジスター17の残高額CXを残高表示18で表示する
と共に、残高額が予め設定した額より低額になると、警
報を発し、さらに、残高額が“零”になると開閉器29を
開路する。
[発明の効果] 本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する
効果を奏する。
我が国の複雑な電気料金体系において、料金前払式供給
装置の適用を可能としたもので、従来、供給者が実施し
ている計量器の検針業務、料金算定業務、および集金業
務の省力化を図るものである。
また、併せて集金の未収をなくす効果は大きいものであ
る。
この場合、下記の効果を合わせ発揮することができる。
a.前払料金額、または暗証コードを記憶したカードの使
用において、従来カードの投入方向は視覚によって判断
したものを指触によって、カードの正常な投入方向を判
断し得るものとし、また、カードをカード読み取り装置
に投入方向を誤って投入しても、カードの一部分の投入
状態で、カードの投入方向の正誤を判断し、誤ちがあれ
ば、カードの進入を阻止することができる。
b.暗い場所におけるカードの利用、または難視者に利便
をもたらすと同時に、カードの投入方向の正誤を迅速に
カード利用者に判断させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は料金カードの形状と料金カード読み取り装置に
おけるカード判断装置部分の平面的構成図、 第2図は同上の側面的構成図、 第3図は電気供給用の料金前払式供給装置の構成図であ
る。 1……料金カード、 2……カード読み取り装置のカード投入口、 3,4……カードの進入を検知するセンサー、 6……カード用ゲート、 7……カード返却指令部、 8……カード搬送ローラー、 9……カード停止位置、 10……カード収納箱、 11……読み書きヘッド、 12……消去ヘッド、 17……残高レジスター、 25……従量料金算出額、 26……従量料金徴収額。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】料金の前払額を記憶した料金カード(1)
    は、投入方向、またはその直角方向の中心軸に対して、
    面積的または質量的に非対称とし、料金カード(1)の
    投入方向を目視または、指触により判断し得るよう構成
    され、一方、料金カード読み取り装置は、料金カード
    (1)の投入方向を誤ってカード読み取り装置のカード
    投入口(2)にカードの一部を投入すると、カードの記
    憶内容を読み取ることなくカードの進入を検知するセン
    サー(3,4)により、カード投入方向の誤ちを検出し、
    料金カード(1)の投入をカード用ゲート(6)で阻止
    するよう構成され、料金カード(1)の投入方向が正し
    いときは、カード用ゲート(6)が開き、料金カード
    (1)はカード搬送ローラー(8)によりカード読み取
    り装置に引き込まれるよう構成され、カード読み取り装
    置内に引き込まれた料金カード(1)は、読み書きヘッ
    ド(11)により料金カード(1)に記憶している前払額
    を読み出りし、追加して料金カード1を投入すると、カ
    ード停止位置(9)で停止している既に投入済で前払料
    金が消去されている料金カードを前方に搬送し、カード
    収納箱(10)に収納せしめ、また、追加して料金カード
    の投入がなく、カード返却指令部(7)により料金カー
    ド返却信号が与えられると、搬送ローラー(8)は逆転
    し、カード停止位置(9)で停止中の料金カードには残
    高レジスター17の残高額を読み書きヘッド(11)により
    書き込まれて、投入口(2)より排出すると共に、残高
    レジスター(17)の残高額を消去するように構成されて
    いる料金前払式供給装置において、連続的な流通量を供
    給する電気、ガス、水道などの料金前払式供給装置に適
    用するとき、その使用量に対応した従量料金が月間の使
    用量によって料金単価が逓増、または逓減する場合、当
    月の使用開始より前日までの使用量に対する従量料金徴
    収額(26)と、当日の計量開始時における前日までの使
    用量に対する従量料金算出額(25)を比較し、その差額
    を残高レジスター(17)の残高額に加算または減算し、
    また、従量料金徴収額(26)を、当日計量開始時の従量
    料金算出額(25)に書き替えることで、従量料金の補正
    を計量開始時に実施し、月額の基本料金は使用量と全く
    無関係な単位時間パルスにより定時間毎に残高レジスタ
    ー(17)より減額するものとして従量料金と基本料金を
    合成して、残高レジスター(17)より減算するように構
    成されたことを特徴とする料金前払式供給方法。
JP1194754A 1989-07-26 1989-07-26 料金前払式供給方法 Expired - Lifetime JPH07118037B2 (ja)

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JPS6151282A (ja) * 1984-08-21 1986-03-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> カ−ド処理装置
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