JPH0711605A - 振動ローラの起振力制御装置 - Google Patents

振動ローラの起振力制御装置

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JPH0711605A
JPH0711605A JP17725493A JP17725493A JPH0711605A JP H0711605 A JPH0711605 A JP H0711605A JP 17725493 A JP17725493 A JP 17725493A JP 17725493 A JP17725493 A JP 17725493A JP H0711605 A JPH0711605 A JP H0711605A
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Takaharu Kiriyama
孝晴 桐山
Minoru Fukuda
実 福田
Toshiichi Matsumoto
歳一 松本
Hiroshi Fujikawa
洋 藤川
Toshio Hirokawa
敏雄 広川
Monichirou Shindou
聞一郎 進藤
Yukiei Masuyama
幸衛 増山
Katsumi Sugano
克美 菅野
Kiyohiro Takahashi
精博 高橋
Fumio Goto
文夫 後藤
Yukio Takagi
幸雄 高木
Tomohiro Atomachi
知宏 後町
Tsunehiro Namegawa
恒弘 行川
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OOBAYASHI DORO KK
TAISEI ROTETSUKU KK
Minister for Public Works for State of New South Wales
Toa Doro Kogyo Co Ltd
Niigata Engineering Co Ltd
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Nippon Road Co Ltd
Nikko Corp Ltd
Seiki Tokyu Kogyo Co Ltd
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Advanced Construction Technology Center ACTEC
National Research and Development Agency Public Works Research Institute
Maeda Road Construction Co Ltd
Gaeart Co Ltd
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OOBAYASHI DORO KK
TAISEI ROTETSUKU KK
Minister for Public Works for State of New South Wales
Toa Doro Kogyo Co Ltd
Niigata Engineering Co Ltd
Nippon Hodo Co Ltd
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Nippon Road Co Ltd
Public Works Research Institute Ministry of Construction
Seiki Tokyu Kogyo Co Ltd
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Advanced Construction Technology Center ACTEC
Maeda Road Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動ローラにおいて地盤の各部を精密に所期
の締固め度となるように転圧すること。 【構成】 振動ローラRの前輪ドラム2と後輪ドラム3
内に夫々可変起振装置を設け、前輪ドラム2の後方近傍
部に密度・水分計測装置46を設け、後輪ドラム3内に
走行距離検出用の電磁ピックアップを設け、転圧時に計
測装置46と電磁ピックアップの検出信号に基いて締固
め度と走行距離を求めて記憶し、締固め度に基いて後輪
ドラム3内の可変起振装置を制御する。尚、後輪タイヤ
を備えた振動ローラでは、転圧時に位置情報と締固め度
とのデータを蓄積しておき、各転圧時には今回検出した
現在位置と、記憶していた前回の位置情報と締固め度と
に基いて、起振装置を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動ローラの起振力制
御装置に関し、特に地盤の各部を精密に所期の締固め度
となるように転圧し得る振動ローラの起振力制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】最近、路面転圧用の振動ローラにおいて
は、路盤やアスファルト路面など路面の性状に適した大
きさの起振力を発生させる為に、その起振力を変え得る
可変起振機構を設けるのが一般的である。前記可変起振
機構としては、例えば、実開昭57−184104号公
報、実公平1−28090号公報、実公平1−3696
7号公報などに記載のように、種々の機構のものが提案
されているが、これらの可変起振機構は、基本的に起振
軸に固定偏心錘と、この固定偏心錘に対して相対回動す
る可動偏心錘を設け、この可動偏心錘を固定偏心錘と同
方向へ偏心した強振位置と、固定偏心錘と反対方向へ偏
心した弱振位置とに切り換えるように構成してある。
【0003】一方、本願出願人は、特公平3−3004
号に示すように、1対の偏心錘の基端部を起振軸に直交
する枢支軸により起振軸に回動自在に装着し、これら偏
心錘をそれらの基端部外周部に形成した同期用ギヤ部を
介して相対称に回動可能に構成し、起振軸の方向へ延び
るラック部材のラック歯を一方の同期用ギヤ部に噛合さ
せ、ラック部材を起振軸の方向へ移動させることで、同
期用ギヤ部を介して1対の偏心錘を回動させて偏心量を
変えるように構成した可変起振機構付き起振力発生装置
を提案した。この装置によれば、偏心錘の回動角を無段
階に調節可能できるため、起振力を無段階に調節するこ
とが出来る。
【0004】一方、振動ローラやプレート式締固め機械
等の締固め機械によって転圧した地盤の締固め度を検知
する装置として、ハンマを測定地盤に落下させて地盤の
振動応答特性をインパルス加振法により非破壊的に測定
するソイル・コンパクション・テスタが実用化されてお
り、また、線源からガンマ線と熱中性子線を地盤に照射
し、ガンマ線の散乱反射線をシンチレーションカウンタ
により、熱中性子線の散乱反射線を3He計数管により
夫々測定し、それら測定データを演算処理することによ
り、ガンマ線から地盤の密度をまた熱中性子線から地盤
の水分を検知するRI測定装置を小型自走車に搭載した
締固め度測定装置も実用化されている。
【0005】更に、転圧した地盤の締固め度を検知し且
つその検知した締固め度に基いて締固め機械を制御する
種々の技術が提案されている。特開昭61−11731
1号公報には、起振機と、上下方向加速度と前後方向加
速度とを検知する1対の加速度センサとを備え、上下方
向加速度と前後方向加速度との比から締固め度を検知す
る締固め度検知装置が記載されている。特開平2−16
7916号公報には、プレート式起振機構のタンパーの
進行方向前部と後部とに第1及び第2加速度センサを夫
々設け、第1加速度センサからの検出信号に基いて締固
め機の走行速度を制御し、また第2加速度センサからの
検出信号に基いて締固め状態を検知するように構成した
プレート式締固め機械が記載されている。
【0006】特開平2−261118号公報には、プレ
ート式起振機構のタンパーの前部と後部とに1対の加速
度センサを設け、牽引機の回転軸の回転量を検出するロ
ータリエンコーダを設け、予備試験で得られた標準施工
データをメモリに格納しておき、転圧時に、加速度信号
から得た施工データと標準施工データとを比較し、標準
施工データ以上の締固め度となるように牽引機の走行速
度や起振機で発生させる起振力をフィードバック制御す
る起振力制御装置が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記プレート式起振機
構のタンパーは振動板を振動させて締固める関係上、前
記特開平2−167916号公報や特開平2−2611
18号公報に記載のように、タンパーに設けた加速度セ
ンサからの検出信号に基いて締固め度を検知し、その締
固め度に応じて走行駆動機構や起振機構をフィードバッ
ク制御することができる。
【0008】しかし、振動ローラでは、前輪ドラム内に
可変起振機構を設け、後輪を複数のタイヤで構成し、前
輪ドラムの付近に加速度センサ等の検出センサを設け、
そのセンサ信号に基いて可変起振機構を制御しようとす
ると、加速度センサで検出した直後にはその検出した地
盤部分を前輪ドラムが走行して通過してしまうため、検
出信号に基いて可変起振機構をフィードバック制御する
ことが出来ないという問題がある。本発明の目的は、地
盤の各部を精密に所期の締固め度となるように転圧し得
るような振動ローラの起振力制御装置、前輪ドラムにだ
け可変起振機構を設けた場合にも地盤の各部を精密に所
期の締固め度となるように転圧し得るような振動ローラ
の起振力制御装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の振動ローラの
起振力制御装置は、少なくとも前後輪何れか一方のドラ
ム内に起振力可変の可変起振手段を備えた振動ローラに
おいて、前記可変起振手段を設けたドラムの進行方向前
方の地盤の締固め度に相関する物理量を検出する物理量
検出手段と、前記物理量検出手段で検出した物理量に基
いて締固め度を求める締固め度演算手段と、前記締固め
度演算手段で求めた締固め度に基いて、可変起振手段を
制御する制御手段とを備えたものである。
【0010】請求項2の振動ローラの起振力制御装置
は、請求項1の装置において、前記物理量検出手段が密
度検出手段と水分検出手段とからなるものである。請求
項3の振動ローラの起振力制御装置は、請求項1の装置
において、前記物理量検出手段が前輪ドラムの加速度を
検出する加速度センサからなるものである。
【0011】請求項4の振動ローラの起振力制御装置
は、少なくとも前後輪何れか一方のドラム内に起振力可
変の可変起振手段を備えた振動ローラにおいて、前記可
変起振手段を設けたドラムの進行方向後方の地盤の締固
め度に相関する物理量を検出する物理量検出手段と、前
記締固め時に基準位置からの振動ローラの現在位置を検
知する位置検知手段と、前記物理量検出手段で検出した
物理量から地盤の締固め度を求め、この締固め度と位置
検知手段で検知した位置情報とを対応づけて記憶する演
算記憶手段と、前回締固めた地盤を今回締固めるとき
に、位置検知手段で今回検知した現在位置と、演算記憶
手段に記憶した締固め度及び位置情報とに基いて可変起
振手段を制御する制御手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】請求項1の振動ローラの起振力制御装置におい
ては、物理量検出手段は可変起振手段を設けたドラムの
進行方向前方の地盤の締固め度に相関する物理量を検出
し、締固め度演算手段は検出された物理量に基いて締固
め度を求め、制御手段は締固め度演算手段で求めた締固
め度に基いて、可変起振手段を制御する。
【0013】請求項2の振動ローラの起振力制御装置に
おいては、物理量検出手段が密度検出手段と水分検出手
段とからなるので、地盤の密度と水分とを検出し、地盤
の密度と水分とに基いて締固め度を正確に求めることが
出来る。請求項3の振動ローラの起振力制御装置におい
ては、物理量検出手段が前輪ドラムの加速度を検出する
加速度センサからなるので、物理量検出手段を簡単な構
成のものとすることが出来る。
【0014】請求項4の振動ローラの起振力制御装置に
おいては、物理量検出手段は可変起振手段を設けたドラ
ムの進行方向後方の地盤の締固め度に相関する物理量を
検出し、位置検知手段は締固め時に基準位置からの振動
ローラの現在位置を検知し、演算記憶手段は、検出され
た物理量から地盤の締固め度を求め、この締固め度と、
位置検知手段で検知した位置情報とを対応づけて記憶
し、制御手段は、前回締固めた地盤を今回締固めるとき
に、今回検知した現在位置と、記憶しておいた締固め度
及び位置情報とに基いて可変起振手段を制御する。この
ように、前回締固め時の締固め度と位置情報とを対応づ
けて記憶しておき、今回の締固め時には、今回の現在位
置と、記憶していた前回の締固め度と位置情報とに基い
て可変起振機構を制御することにより、地盤の各部を精
密に所期の締固め度となるように転圧できる。特に、本
請求項の起振力制御装置は、少なくとも前後輪何れか一
方のドラム内に可変起振手段を有するが、他方がタイヤ
からなる振動ローラに適用するのに適している。
【0015】
【発明の効果】前記作用の欄で説明したように、本発明
によれば次のような効果が得られる。請求項1の振動ロ
ーラの起振力制御装置によれば、物理量検出手段と、締
固め度演算手段と、制御手段とを設け、締固め度演算手
段で求めた締固め度に基いて、可変起振手段をフィード
バック制御するように構成したので、地盤の各部を最適
の締固め度となるように転圧できる。
【0016】請求項2の振動ローラの起振力制御装置に
よれば、密度検出手段と水分検出手段とにより、地盤の
密度と水分とを検出し、地盤の密度と水分とに基いて締
固め度を正確に求めることが出来る。請求項3の振動ロ
ーラの起振力制御装置によれば、物理量検出手段を前輪
ドラムの加速度を検出する加速度センサで構成するの
で、物理量検出手段を簡単な構成のものにすることが出
来る。
【0017】請求項4の振動ローラの起振力制御装置に
よれば、物理量検出手段と、位置検知手段と、演算記憶
手段と、制御手段とを設け、前回締固めた地盤を今回締
固めるときに、今回検知した現在位置と、記憶しておい
た締固め度及び位置情報とに基いて可変起振手段を制御
するように構成したので、請求項1と同様に、地盤の各
部を精密に所期の締固め度となるように転圧できる。特
に、本請求項の起振力制御装置は、少なくとも前後輪何
れか一方のドラム内に可変起振手段を有するが、他方が
タイヤからなる振動ローラに適用するのに適している。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1〜図2に示すように、振動ローラ
Rは、その車体フレーム1の前部に設けられた前輪ドラ
ム2と、車体フレーム1の後部に設けられた後輪ドラム
3とを有し、車体フレーム1の前後方向中央部にはエン
ジンを収容したエンジンルーム4が設けられ、車体フレ
ーム1の後部上には運転席のシート5が設けられてい
る。前輪ドラム2は車体フレーム1の左右1対のブラケ
ット部材7に取付けられ、また後輪ドラム3は車体フレ
ーム1の左右1対のブラケット部材8に取付けられてい
る。
【0019】図2に図示のように、後輪ドラム3は、鋼
製の円筒状のドラム本体10と、これに一体に固着され
た1対の円形板11と、これら円形板11同士を連結す
る円筒部材12とを主体として構成され、後輪ドラム3
内には起振力を可変し得る可変起振装置13と、走行駆
動装置14とが設けられている。尚、前輪ドラム2内に
は、後輪ドラム3内の可変起振装置13と同様の可変起
振装置が設けられている。
【0020】後輪ドラム3において、走行駆動装置14
は、後輪ドラム3の右端部内に配設されてブラケット部
材8の内部支持板8aに取付けられ、走行駆動用の油圧
モータ15は内部支持板8aに取付けられ、走行駆動装
置14のギヤボックス16からなる出力部にはリング状
板部材17が外嵌固定され、このリング状板部材17は
4個の防振用のゴム部材18を介して後輪ドラム3に固
定のドラム側リング部材19に連結され、走行駆動装置
14の油圧モータ15の回転駆動力がギヤボックス16
内の遊星歯車減速機構により減速されてリング状板部材
17とドラム側リング部材19に伝達されて後輪ドラム
3が前進方向又は後進方向へ回転駆動される。
【0021】図2・図3に基いて、後輪ドラム3の左端
側部をブラケット部材8に枢支する枢支機構について説
明すると、左側の円形板11の中央部には後輪ドラム3
と同心状のボス部材20が固定され、ボス部材20の筒
部21には筒状部材22が軸受23を介して外嵌され、
ブラケット部材8の内部支持板8bとボス部材20との
略中間位置には筒状部材22と直交状の支持板24が設
けられ、筒状部材22は支持板24に挿通して支持板2
4に固着され、内部支持板8bと支持板24は図2に示
すように4個の防振用のゴム部材25により連結されて
いる。次に、図2〜図6に基いて、後輪ドラム3内に組
み込まれた可変起振装置13について説明する。
【0022】円筒部材12内のドラム軸心部にはスパン
中央部分がU字状断面の起振軸30が設けられ、起振軸
30の左端部は軸受31を介してボス部材20に枢支さ
れ、また起振軸30の右端部は軸受32を介して右側の
円形板11の中央部に固定された軸受支持部材33に枢
支され、起振軸30の左右方向中間部分には左右1対の
偏心錘34であってドラム軸心Xから偏心した重心を有
する偏心錘34が設けられ、これら偏心錘34の基端部
34aは起振軸30に直交状の支軸35により回動自在
に夫々枢着され、各偏心錘34には基端部34aから一
体的に延びる質量部34bが形成されている。尚、支軸
35の軸心はドラム軸心Xから少距離だけ偏心してい
る。
【0023】各偏心錘34の基端部34aの外周部には
同期用のギヤ歯36が形成され、両偏心錘34のギヤ歯
36は相互に噛合して両偏心錘34は図3の鉛直面P
(これは、両支軸35の中間に位置し且つ起振軸30に
直交している)に対して相対称に回動するように構成さ
れ、両偏心錘34は2点鎖線で図示のように起振軸30
の溝37内に倒伏して起振軸30と平行に位置した倒伏
位置と、実線で図示のように起振軸30に対して略直交
する状態に起きた起立位置とに亙って回動可能に構成さ
れ、回動角θの増大に応じてドラム軸心Xに対する偏心
錘34の重心の偏心距離が増大する。また、起振軸30
内には左側の偏心錘34のギヤ歯36に噛合するラック
歯38を有するラック部材39が配設され、その左端部
の軸状部39aは起振軸30の左端側部分の軸孔40に
軸方向移動自在に挿入され、またラック部材39の右端
の軸状部39bは起振軸30の右側部分の軸孔41に軸
方向に移動自在に挿入され、軸状部39bにはその右端
からバネ孔42が形成され、起振軸30の右端部に固定
されたレース支持部材43のバネ案内軸部43aがバネ
孔42内へ挿入され、軸孔41とバネ孔42内に装着さ
れた圧縮コイルバネ44によりラック部材39は左方へ
強力に付勢されている。尚、符号45はスラスト軸受で
ある。
【0024】次に、起振軸30を回転駆動する回転駆動
機構について説明すると、図3、図4に示すように、前
記筒状部材22の左端にはモータ取付け部材60が固定
され、モータ取付け部材60の筒状部61はボス部材2
0の筒部21内に左方より挿入され、モータ取付け部材
60の左端壁の中心部外側には油圧モータ62が取付け
られ、油圧モータ62のスプライン出力軸63にはスプ
ライン筒64が外嵌係合され、筒状部61内のシリンダ
孔65にはピストン部材66が装着され、スプライン筒
64はピストン部材66の軸孔にブッシュ64aを介し
て摺動自在に挿通され、ピストン部材66に軸受67を
介して支持されたスプライン軸部材68の左端側部分の
スプライン軸68aはスプライン筒64に内嵌係合さ
れ、またスプライン軸部材68の右端側部分のスプライ
ン軸68bは起振軸30の左端部のスプライン孔69に
内嵌係合されるとともにスプライン軸68bの右端部は
ラック部材39に当接している。
【0025】前記油圧モータ62は、それに油圧を供給
する油圧ポンプに接続された油圧供給回路中に設けた切
換弁を切換えることで油圧の給排方向を切り換えて回転
方向を正逆切り換え可能であり、この油圧モータ62の
スプライン出力軸63の回転駆動力は、スプライン筒6
4とスプライン軸部材68とを介して起振軸30に伝達
され、起振軸30が油圧モータ62の回転方向と同方向
へ回転駆動される。前記筒状部61内のシリンダ孔65
とピストン部材66とで構成される油圧シリンダ70
は、ラック部材39を軸方向へ移動駆動する為のもの
で、油圧供給ポート71から油路72により油圧シリン
ダ70の油室73に油圧を供給すると、ピストン部材6
6とスプライン軸部材68とが右方へ移動するためラッ
ク部材39がバネ44の弾性力に抗して右方へ移動駆動
されて回動角θ減少方向へ偏心錘34が回動され、また
油圧シリンダ70の油室73の油圧を排出させるとその
排出量に対応する距離だけラック部材39がバネ44の
弾性力により左方へ移動駆動されて回動角θ増加方向へ
偏心錘34が回動される。従って、油圧シリンダ70に
よりラック部材39の軸方向位置を制御することにより
両偏心錘34の回動角θを自由に設定することができ
る。このように、両偏心錘34の回動角θを増加させる
ことで起振力を大きくし、また両偏心錘34の回動角θ
を減少させることで起振力を小さくすることが出来る。
【0026】前記偏心錘34の回動角θは、ラック部材
39の軸方向位置と対応しているため、ラック部材39
の軸方向位置つまりピストン部材66の軸方向位置から
偏心錘34の回動角θを検出することが出来る。そこ
で、ピストン部材66の位置を検出するため、モータ取
付け部材60の左端壁にはリニアポテンショメータ74
が付設され、その検出子74aは筒状部61のスリット
75を挿通してピストン部材66に固定された連結具7
6に連結され、ピストン部材66の軸方向位置をリニア
ポテンショメータ74により検出可能に構成してある。
【0027】次に、振動ローラRの制御系のうちの関連
する制御系について説明する。図1、図6に示すよう
に、車体フレーム1のうちの前部車体フレーム1の後端
下部には、散乱型RI計と称される密度・水分検出装置
46が設けられている。この密度・水分検出装置46に
は、γ線と熱中性子線とを地盤へ向けて照射する線源
と、地盤内で散乱し反射したγ線を検出するシンチレー
ションカウンター47と、地盤内で散乱し反射した熱中
性子線を検出する3He計数管48とが設けられてお
り、シンチレーションカウンター47の検出信号と3H
e計数管48の検出信号は、コントロールユニット50
に供給されている。
【0028】図2に示すように、振動ローラRの走行距
離を検出する為、前記リング状板部材17の外面外周部
には、円周例えば144等分位置に検出凸部51aを有
するリング部材51が固定され、前記検出凸部51aに
接近して臨む1つの電磁ピックアップ52がブラケット
部材8の内部支持板8aに設けられ、この電磁ピックア
ップ52の検出信号はコントロールユニット50に供給
されている。前記リニアポテンショメータ74の検出信
号及び前輪ドラム2内の起振装置のリニアポテンショメ
ータ90の検出信号もコントロールユニット50に供給
され、図6に示すように、コントロールユニット50に
は操作盤53、前後速度コントロールレバーの下端近傍
に設けられた前進スイッチ58、後進スイッチ59も接
続され、前記コントロールユニット50で制御されるC
RTディスプレイ54が設けられ、施工データを記憶す
る為のICカードにデータを書き込むICカード・ライ
ター55もコントロールユニット50に接続されてい
る。
【0029】前記コントロールユニット50は、前輪ド
ラム2の可変起振装置の起振軸回転駆動用の油圧モータ
92の為の電磁方向切換弁91及び前記油圧シリンダ7
0に相当する油圧シリンダ94の為の電磁方向切換弁9
3と、後輪ドラム3の可変起振装置13における油圧モ
ータ62の為の電磁方向切換弁56及び油圧シリンダ7
0の為の電磁方向切換弁57とを制御するものである。
【0030】前記操作盤53には、少なくとも、前後の
起振装置の作動のOFF、強振モード、弱振モードを設
定する為のメインスイッチと、両起振装置の作動モード
(前後の起振装置作動、前輪ドラム内起振装置のみ作
動、後輪ドラム内起振装置のみ作動)を設定する為の作
動モードスイッチと、制御モード(後述する起振力制御
を実行する自動モードと、実行しない手動モード)を設
定する為の制御モードスイッチと、自動モードにおいて
起振力制御の開始と終了とを夫々指令する為の制御開始
スイッチ及び制御終了スイッチと、ICカード・ライタ
ー55を介してICカードにデータを記憶させるための
記憶指令スイッチ等が設けられている。コントロールユ
ニット50には、入出力インターフェース、ディスプレ
イコントローラ、CPUとROMとRAMと含むマイク
ロコンピュータ、4つの駆動回路等が設けられており、
マイクロコンピュータのROMには、後述する種々の制
御の制御プログラムが予め入力格納されている。
【0031】ここで、手動モードのときには、前後の起
振装置は、操作盤53のスイッチ類やスイッチ58,5
9の設定に従って制御されるが、この制御は従来の振動
ローラの起振装置の制御と略同様である。即ち、油圧モ
ータ62,92の回転数制御を行なうことなく、作動モ
ードスイッチの設定に応じて前後の両起振装置又は前輪
ドラム2の起振装置のみ又は後輪ドラム3の起振装置1
3のみが駆動され、メインスイッチの設定に応じて強振
モード又は弱振モードで作動するが、強振モードのとき
は偏心錘34がその回動角θが最大になるまで起立状態
にされ、また弱振モードのときは偏心錘34の回動角θ
がθ1 の状態にされる。
【0032】ここで、図7に締固め施工領域を例示して
あり、第1レーンL1から順に第4レーンL4まで転圧
するものとし、例えば第1レーンL1をX方向と−X方
向に前進転圧と後進転圧とを繰り返しつつ複数回転圧し
てから、第2レーンL2の転圧に移行し、以下順に繰り
返すものとする。
【0033】次に、起振力制御について、図8のフロー
チャートに基いて説明する。この起振力制御の概要につ
いて説明しておくと、先ず、自動モードにおいて前後の
両起振装置を作動させて第1レーンL1を前進転圧する
とき、密度・水分検出装置46からの検出信号、つまり
シンチレーションカウンター47からの検出信号と3H
e係数管48からの検出信号に基いて、地盤の密度と水
分とを検知し密度と水分とから地盤の締固め度を検知す
る。これと並行的に、電磁ピックアップ52からの検出
信号に基いて振動ローラRの走行距離を検知し、前記検
知した締固め度に基いて後輪ドラム3内の起振装置13
の起振力を所期の締固め度となるように制御するもので
ある。
【0034】尚、この場合、前輪ドラム2の起振装置
は、設定された強振モードか弱振モードかに応じて偏心
錘の回動角θが設定されることになる。尚、図8におい
て、符号Si(i=1,2,3,・・・)は各ステップ
を示す。前記振動ローラRが、図7の原点Oの所の転圧
スタート位置から転圧を開始した状態において、制御開
始スイッチの投入により制御が開始されると、前記RA
Mのメモリやカウンターやフラグをクリアしたり、起振
装置13の偏心錘34の回動角θを所定角度(例えば、
40度)に設定したりする初期設定が実行され(S
1)、次に前記センサ類やスイッチ類からの各種検出信
号が読み込まれ(S2)てS3へ移行する。前記シンチ
レーションカウンター47や3He計数管48からの検
出信号については夫々複数の検出信号の平均値を用いる
ものとする。
【0035】次に、S3においてシンチレーションカウ
ンター47の検出信号から地盤の密度がまた3He係数
管48の検出信号から地盤の水分が夫々演算され、次に
前記求めた密度及び水分と、予め実験的に求められてい
る密度と水分と締固め度の関係式とに基いて、地盤の締
固め度Comが演算されRAMのメモリに格納される
(S4)。次に、電磁ピックアップ52の検出信号に基
いて振動ローラRの走行距離Lsが演算されメモリに格
納され(S5)、図9に示すようにデータがRAMのメ
モリに蓄積される。次に、リニアポテンショメータ74
の検出信号に基いて油圧シリンダ70のシリンダストロ
ークStが演算される(S6)。
【0036】次に、S7において、予め実験的に求めて
ある所定の演算式に基いて、前記締固め度Comに対応
するシリンダストロークStcが演算される。但し、定
性的には、締固め度が小さい程、偏心錘34の回動角θ
が大きくなるようにシリンダストロークStcが演算さ
れる。次に、S8において、StをStcに略等しくす
るように電磁方向切換弁57が駆動制御される。
【0037】次に、S9において、制御終了スイッチが
ONされたか否か判定され、ONされていないときに
は、S2へ戻りS2以降が繰り返される。そして、振動
ローラRが第1レーンL1の終端に達し、制御終了スイ
ッチがONされると制御が終了する。尚、振動ローラR
が第1レーンL1の終端から後進転圧により、−X方向
へ転圧する場合にも、再び制御開始スイッチの操作に応
じて制御が開始されるが、この後進転圧の際には、後輪
ドラム3の起振装置の油圧シリンダ70に代えて前輪ド
ラム2の起振装置の油圧シリンダ94が制御されること
になる。
【0038】更に、前記起振力制御により得られた各種
データを演算処理することにより、100mm間隔の小
区域毎に締固め度Comの平均値と、締固めランク
(a,b,c,d)(但し、a・・非常に十分、b・・
十分、c・・略所期の状態、d・・不十分)のデータが
締固めの進行と並行的に演算されて、図10に示すよう
に、RAMのメモリに順次記憶される。このデータに基
いて、転圧の進行に応じて、CRTディスプレイ54に
例えば図11に示すように、ランクa、b、c、dが夫
々メッシュ、ハッチング、白抜き、×マークにより表示
される。
【0039】更に、締固め完了時に、記憶指令スイッチ
を操作することにより、図10のデータをICカード・
ライター55を介してICカードに記憶させることがで
きる。尚、各レーンL1〜L4の転圧の最終段階におい
て最終の転圧時に前輪ドラム2の起振装置のみを作動さ
せつつ又は前後の起振装置を全く作動させずに、密度・
水分計測装置46による検出を実行し、図9と図10に
示すデータを完備し、図10のデータをICカードに記
憶させれば、転圧完了状態における転圧施工データが得
られることになる。更に、振動ローラの走行速度を検知
する速度検知手段を設け、時々刻々における、走行速度
と、原点からの検出位置と、後輪ドラム3の位置と、締
固め度とのデータをメモリに格納していき、検出位置と
締固め度とに基いて、検出から起振装置13による転圧
までの通過時間差を加味して起振装置13をフィードバ
ック制御するように構成すれば、地盤の各部を一層精密
に所期の締固め度となるように転圧することも可能であ
る。
【0040】ここで、前記密度・水分計測装置46の代
わりに、前輪ドラム2内の筒状部材22など前輪ドラム
2と一体的に振動するが回転しない部材に、少なくとも
上下加速度を検出する1乃至複数の加速度センサを設
け、その加速度センサからの検出信号に基いて地盤の締
固め度を演算するように構成してもよい。但し、この場
合、前輪ドラム2の起振装置の偏心錘の回動角θと、締
固め度と、加速度センサの検出信号の波形特性との関係
とを予め実験的に求めておいて、その予め求めた関係を
用いて締固め度を演算することになる。
【0041】別実施例・・・図12〜図13参照 前記実施例は、後輪ドラムを備えた振動ローラRを前提
としていたが、本実施例は、前記実施例と同様に可変起
振装置を有する前輪ドラム2と、後輪タイヤとを備えた
振動ローラに本発明を適用した場合の実施例である。前
輪ドラム2内の可変起振装置は、前記可変起振装置13
と同様のものであり、前記実施例と同様に、密度・水分
測定装置46が設けられているものとする。この振動ロ
ーラの場合、後輪に起振装置を備えていないため、前記
実施例と同様の起振力制御を適用出来ないことから、各
レーンの転圧時に、前記原点からの振動ローラの位置
と、締固め度とのデータをRAMのメモリに蓄積してい
く。そして、各転圧時には、今回検出した振動ローラの
現在位置と、前回の振動ローラの位置及び締固め度のデ
ータに基いて、前輪ドラム2の起振装置を制御する。
【0042】この起振力制御について、図12のフロー
チャートに基いて説明する。但し、図中Si(i=1,
2,3,・・・)は各ステップを示す。前記起振力制御
と同様に、制御開始スイッチの操作に応答して制御が開
始されるが、S1〜S4については、前記図8のステッ
プと同様であるため説明を省略する。S5において、電
磁ピックアップ52の検出信号に基いて振動ローラRの
現在位置Lが演算されメモリに格納され、次にS6にお
いて前記図8のS6と同様に、起振装置の油圧シリンダ
94のシリンダストロークStが演算される。
【0043】このようにして、転圧の進行と並行的に、
RAMのメモリには、図13のようにデータが蓄積され
ていく。尚、経過時間T=0のときに、L=L0とする
のは、T=0のときに後輪タイヤの位置をX=0に設定
したためである。次に、S7において現在位置Lに対応
する締固め度Comのデータがメモリに有るか否か判別
され、第1回目の転圧時には、メモリにデータが存在し
ないため、Noと判定されてS11へ移行し、S11か
らS2へ戻り、S2〜S7、S11が繰り返されて転圧
と並行してデータの蓄積がなされ、油圧シリンダ94
は、操作盤のスイッチ類で設定された条件に従って制御
される。そして、第1レーンL1の終端に達して、第1
回目の転圧が終了し、再び原点位置へ戻ってから第1レ
ーンL1に対して第2回目の転圧を実行する際には、第
1回目の転圧時に蓄積したデータを活用して起振力制御
を行うことになる。
【0044】第2回目の転圧に際して制御開始スイッチ
の操作により、制御が開始されるが、初期設定において
RAMのメモリはクリアされずに、データが保存され
る。そして、第2回目の転圧に応じてS2〜S7が実行
され、第2回目の転圧時のデータ(現在位置Lのデー
タ、締固め度Comのデータ)がバッファに一時記憶後
所定小時間経過後に図13のメモリに格納されていく。
尚、このことは、前記第1回目のデータについても同様
である。
【0045】そして、前回のデータが存在するため、S
7の判定においてYesとなり、S8において今回検知
した現在位置Lに対応する前回の締固め度Comのデー
タがメモリから読み込まれ、次に前回の締固め度Com
に対応するシリンダストロークStcが前記実施例と同
様に演算され(S9)、次に前記図8のS8と同様にS
tをStcに略等しくするように油圧シリンダ94の為
の電磁方向切換弁93に対する制御が実行され(S1
0)、次に制御終了スイッチが操作されないうちは、S
11からS2へ戻り、S2以降が同様に繰り返されてい
き、振動ローラRが終端に達して制御終了スイッチが操
作されると、制御が終了する。但し、制御が終了しても
メモリのデータは保存されるように構成してある。尚、
レーンを変更する場合には、別途操作盤のデータクリア
指定スイッチを操作することでメモリのデータをクリア
可能に構成してある。
【0046】このように、前回の転圧時のデータ(現在
位置、締固め度)と、今回検知した現在位置のデータと
に基いて、前回の締固め度に基いて起振力を制御するこ
とが出来る。このように、前輪ドラム2内に1組の可変
起振装置のみを有する振動ローラRにおいても、前記実
施例と同様に、地盤の各部の締固め度が所期の締固め度
となるように精密に起振力を制御することができる。
尚、前記実施例と同様に、図10のようなデータを作成
してICカードに記憶させたり、CRTディスプレイ5
4に表示させたりすることも出来る。尚、前記実施例と
同様に、密度・水分測定装置46の代わりに加速度セン
サを用いることも出来ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】振動ローラの側面図である。
【図2】後部ドラムの縦断面図である。
【図3】後部ドラムの可変起振装置の縦断面図である。
【図4】前記可変起振装置の要部横断面図である。
【図5】図3の5−5線拡大断面図である。
【図6】前後の可変起振装置の制御系の構成図である。
【図7】転圧領域のレーンを説明図である。
【図8】起振力制御のルーチンのフローチャートであ
る。
【図9】起振力制御においてメモリに蓄積されたデータ
を説明する説明図表である。
【図10】図9のデータから得たICカードへ記憶用の
データを説明する説明図表である。
【図11】締固めランクのディスプレイへの表示例を示
す説明図である。
【図12】別実施例に係る起振力制御のルーチンのフロ
ーチャートである。
【図13】図12の起振力制御で蓄積されたデータを説
明する説明図表である。
【符号の説明】
R 振動ローラ 2 前輪ドラム 3 後輪ドラム 13 可変起振装置 46 密度・水分計測装置 47 シンチレーションカウンター 48 3He計数管 50 コントロールユニット 51 リング部材 51a 検出凸部 52 電磁ピックアップ 53 操作盤 57、93 電磁方向切換弁 70、94 油圧シリンダ 74、90 リニアポテンショメータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000000974 川崎重工業株式会社 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 (71)出願人 592179067 株式会社ガイアートクマガイ 東京都新宿区新小川町8番27号 (71)出願人 000183314 住友建機株式会社 東京都中央区新川1丁目28番44号 K&T ビル (71)出願人 000194516 世紀東急工業株式会社 東京都港区芝公園2丁目9番3号 (71)出願人 390002185 大成ロテック株式会社 東京都中央区京橋3丁目13番1号 (71)出願人 390019998 東亜道路工業株式会社 東京都港区六本木7−3−7 (71)出願人 000003931 株式会社新潟鉄工所 東京都千代田区霞が関1丁目4番1号 (71)出願人 000232508 日本道路株式会社 東京都港区新橋1丁目6番5号 (71)出願人 590002482 日本鋪道株式会社 東京都中央区京橋1丁目19番11号 (71)出願人 000201515 前田道路株式会社 東京都品川区上大崎3丁目14番12号 (72)発明者 桐山 孝晴 茨城県つくば市大字旭1番地 建設省土木 研究所内 (72)発明者 福田 実 東京都文京区音羽2−10−2 音羽NSビ ル7階財団法人先端建設技術センター内 (72)発明者 松本 歳一 埼玉県久喜市清久町6−5 大林道路株式 会社久喜機械工場内 (72)発明者 藤川 洋 兵庫県加古郡稲美町岡2680番地 川崎重工 業株式会社播州工場内 (72)発明者 広川 敏雄 東京都新宿区新小川町8−27 熊谷道路株 式会社内 (72)発明者 進藤 聞一郎 愛知県大府市朝日町6丁目1番地 住友建 機株式会社名古屋工場内 (72)発明者 増山 幸衛 東京都港区芝公園2−9−3 世紀東急工 業株式会社内 (72)発明者 菅野 克美 東京都中央区京橋3丁目13番1号 大成ロ テック株式会社内 (72)発明者 高橋 精博 東京都港区六本木7−3−7 東亜道路工 業株式会社内 (72)発明者 後藤 文夫 群馬県群馬郡群馬町棟高730番地 株式会 社新潟鉄工所高崎工場内 (72)発明者 高木 幸雄 東京都大田区多摩川2−11−20 日本道路 株式会社内 (72)発明者 後町 知宏 東京都中央区京橋1−19−11 日本鋪道株 式会社内 (72)発明者 行川 恒弘 東京都品川区大崎3−14−12 前田道路株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前後輪何れか一方のドラム内
    に起振力可変の可変起振手段を備えた振動ローラにおい
    て、 前記可変起振手段を設けたドラムの進行方向前方の地盤
    の締固め度に相関する物理量を検出する物理量検出手段
    と、 前記物理量検出手段で検出した物理量に基いて締固め度
    を求める締固め度演算手段と、 前記締固め度演算手段で求めた締固め度に基いて、可変
    起振手段を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする振動ローラの起振力制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記物理量検出手段は、密度検出手段と
    水分検出手段とからなることを特徴とする請求項1に記
    載の振動ローラの起振力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記物理量検出手段は、前輪ドラムの加
    速度を検出する加速度センサであることを特徴とする請
    求項1に記載の振動ローラの起振力制御装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも前後輪何れか一方のドラム内
    に起振力可変の可変起振手段を備えた振動ローラにおい
    て、 前記可変起振手段を設けたドラムの進行方向後方の地盤
    の締固め度に相関する物理量を検出する物理量検出手段
    と、 前記締固め時に基準位置からの振動ローラの現在位置を
    検知する位置検知手段と、 前記物理量検出手段で検出した物理量から地盤の締固め
    度を求め、この締固め度と、位置検知手段で検知した位
    置情報とを対応づけて記憶する演算記憶手段と、 前回締固めた地盤を今回締固めるときに、位置検知手段
    で今回検知した現在位置と、演算記憶手段に記憶した締
    固め度及び位置情報とに基いて可変起振手段を制御する
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする振動ローラの起振力制御装
    置。
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