JPH07113746A - 赤外線NOx検出器 - Google Patents

赤外線NOx検出器

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JPH07113746A
JPH07113746A JP28203693A JP28203693A JPH07113746A JP H07113746 A JPH07113746 A JP H07113746A JP 28203693 A JP28203693 A JP 28203693A JP 28203693 A JP28203693 A JP 28203693A JP H07113746 A JPH07113746 A JP H07113746A
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JP
Japan
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detector
signal
nox
absorption
light source
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JP28203693A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Inoue
智弘 井上
Hirohisa Kajiyama
裕久 梶山
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Figaro Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 触媒コンバータが不要で、NOとNO2を分
離して定量でき、水や光源の出力変動,セルの汚れの影
響が少ないNOx検出器を提供する。 【構成】 NO2を6.2μmの吸収から検出し、NOを
5.3μmの吸収から検出し、NO2の検出値への水の影
響を6.3〜6.4μmのH2Oの吸収で補正する。また
NOの吸収を、光量検知器の信号で補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はNDIR(非分散赤外)
によるNOとNO2の検出に関し、例えばボイラーや自
動車排ガス中のNOxの検出に用いる。
【0002】
【従来技術】NDIRによるNOxの検出では、触媒コ
ンバータによりNOx中のNO2をNOに還元し、5.2
〜5.3μmのNO伸縮振動から全NOxを検出するも
のが周知である。しかしながらこのような検出器では触
媒コンバータを必要とし、かつ全NOxの検出のみが可
能で、NO,NO2に分離しての定量ができない。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、 1) 触媒コンバータが不要で、 2) NOとNO2とを個別に定量でき、 3) 水の影響が無く、 4) 特にNO2を高感度に検出できる、NOx検出器を
提供することにある(請求項1〜4)。 請求項2での課題は、NOx検出器の、 5) 光源出力の変動や光学セルの汚れの影響を抑制する
ことにある。 請求項3での課題は、 6) 検知信号の応答波形から応答終了後の定常値を予測
し、検知器の応答遅れを補正することにある。 請求項4での課題は、 7) 周囲温度の変動や付帯回路の発熱等による、光学系
の温度変化を防止することにある。
【0004】
【発明の構成と作用】この発明のNOx検出器では、
5.2〜5.3μm付近のNOの吸収を検出するととも
に、従来無視されていた、6.2μm付近のNO2の強い
吸収を検出し、6.3〜6.4μm付近のH2Oの吸収を
検出し、6.2μm付近のNO2の吸収へのH2Oの干渉
を補正する。NO2を直接検出するので触媒コンバータ
は不要になり、NOとNO2を各々定量できる。もちろ
ん実施上は、全NOx濃度のみを表示しても良い。6.
2μmのNO2の吸収は水の干渉を受けるので、6.3〜
6.4μmのH2Oの吸収で補正する。補正に用いた6.
3〜6.4μmの吸収は、NO2の吸収波長に近く、光源
温度が変動しても6.2μm付近の光量と6.3〜6.
4μm付近での光量との比の変化が小さく、光源温度の
変動の影響が小さい。6.2μm付近のNO2の吸収は
極めて強く、この吸収を利用することにより、NOx中
のNO2成分を特に高感度に検出できる。またNO2の吸
収をH2Oの吸収で補正すると、光源出力の変動や光学
セルの汚れの影響も補正される。
【0005】好ましくは、光源の光量を検出して、NO
の検知信号を補正し、光源の出力変動や光学セルの汚れ
の影響を除く。また好ましくは、各信号の応答波形から
信号の遅れを補正する。赤外線の検出に用いるダイヤフ
ラムセルや焦電素子の応答は、速いものではなく、ND
IRでは一般に30秒程度の応答遅れが生じる。しかし
これらの応答波形は単純で、出発値から定常値へ向けて
差が指数的に減少するものである。従って応答波形の中
での現在の位置が判れば、応答終了後の定常値を予測す
ることは容易である。さらに周囲温度の変動や付帯回路
の発熱等で、光源や検知器あるいはセルの温度が変動す
ると、出力が影響を受ける。そこでこれらのものを熱伝
導率の高い伝熱ブロックに収容して温度分布を除き、ヒ
ータで温度を一定に保つことが好ましい。
【0006】
【実施例】図1〜図4に、実施例を示す。図1におい
て、2は光学セルで、内面を鏡面にした金属Al等の多
重反射セルである。NOxの検出では例えば数10pp
m程度の低濃度での検出が要求されるので、セル2はセ
ル長を例えば1m程度とし、2重あるいは3重に折り返
して用いる。4は伝熱用の金属ブロックで、例えばCu
やAl等の熱伝導率の高い金属のブロックを利用し、光
学系の温度を均一にするために用いる。6はヒータで、
金属ブロック4の温度を40℃あるいは50℃等の、室
温よりやや高い温度で一定に保ち、光学系の温度を一定
にするためのものである。8はトラップで、サンプルガ
ス中の水蒸気やほこり等を除くためのもので、10は例
えばテフロン膜から成る気体透過膜で、水滴やほこりの
侵入を防止するためのものである。光透過膜10を通過
したサンプルガスは、金属ブロック4内を通し、温度を
ブロック4の温度に近づけることが好ましい。12はサ
ンプルガスを排気するための吸引ポンプである。
【0007】14は光源で、フィラメントや酸化ルテニ
ウムヒータ等を使用し、5〜7μm程度の波長の光を取
り出す。検知側には、4つの検知器D1〜D4を設け、
D1はNO2用の検知器で、D2はH2O用の検知器、D
3はNO用の検知器、D4は光源14の光量を検出する
ための光量検知器である。ここでは検知器D1〜D4に
各々焦電素子を用いたが、NOを充填したダイヤフラム
セル、NO2を充填したダイヤフラムセル、水蒸気を充
填したダイヤフラムセル、CO2を充填したダイヤフラ
ムセル等を検知器とし、赤外線の吸収に伴うダイヤフラ
ムの振動を検出するようにしても良い。F1〜F4はバ
ンドパスフィルタで、フィルタF1は、6.2μm付近
のNO2の吸収(逆対称伸縮振動)波長を通過させるた
めのNO2用のバンドパスフィルタである。またフィル
タF2は、6.3〜6.4μm付近のH2Oの吸収波長を
通過させるための、H2O用のバンドパスフィルタであ
る。フィルタF3は、5.2〜5.3μm付近のNOの吸
収波長を通過させるための、NO用のバンドパスフィル
タである。フィルタF4は、光量検知器D4用のバンド
パスフィルタで、特に設けなくてもよく、実施例では
5.1μm程度の光を透過させ、NOの吸収波長の裾の
付近での大気の窓の光を通過させる。バンドパスフィル
タF4の役割は、NOの吸収に近い波長での光源からの
光量を検出できるようにすることである。バンドパスフ
ィルタF1〜F4に変えて、ガスフィルタを用いても良
い。16は検知器D1〜D4付近での温度を検出するた
めのサーミスタで、これ以外に光学セル2の周囲の金属
ブロック4の内部や光源14の周囲にも設けても良い。
【0008】18は検知器D1〜D4の信号を増幅する
ためのプリアンプで、20はマイクロコンピュータであ
る。マイクロコンピュータ20には、検知器D1〜D4
の信号からNOとNO2を検出するための信号処理部2
2、サーミスタ16の信号から温度を検出するための温
度検知部24、光源14を例えば1Hzでオンオフさせ
るための発振回路26を設ける。マイクロコンピュータ
0にはこの他、入力ポート部28を設け、測定レンジを
例えば50ppm,200ppm,1000ppmの3
種類から選び、検出の目標が全NOx濃度か,NOとN
O2の個々の濃度であるかを入力する。30は電源で、
発振回路26の信号により光源スイッチS1を例えば1
Hzでオンオフさせ、光源14を制御する。32はヒー
タ電源で、温度検知部24の信号により、ヒータ6への
印画電力を制御し、金属ブロック4の温度を一定に保
つ。34は液晶表示器で、NOx検出器の出力段の例で
ある。
【0009】図2に、プリアンプ18と信号処理部22
での信号処理を示す。NO2用検知器D1を例にプリア
ンプ18の構成を説明すると、検知器D1の信号をコン
デンサC1と交流アンプA1で交流増幅し、レンジ調整
アンプA6で測定レンジにより倍率を変えて増幅する。
測定レンジを例えば50ppm,200ppm,100
0ppmの3種類とすると、入力ポート部28内のレン
ジ切り替えポート60の信号で、レンジ調整アンプA6
のゲインを変更する。レンジ調整アンプA6は、アンプ
A5と抵抗R1,R2,R3とスイッチS2,S3とか
らなり、抵抗R1は50ppmレンジ用のゲイン調整抵
抗、抵抗R2は200ppmレンジ用のゲイン調整抵
抗、抵抗R3は1000ppmレンジ用のゲイン調整抵
抗で、ポート60からの信号によりスイッチS2,S3
をオンオフさせ、ゲイン調整抵抗の値を変え、レンジ調
整アンプA6のゲインを修正する。A10は直流アンプ
で、その出力をダイオードを介して信号処理部22のA
Dコンバータ40に入力する。検知器D2〜D4にも同
様の回路を接続し、C2,C3,C4はコンデンサ、A
2,A3,A4は交流アンプ、A7,A8,A9はレン
ジ調整アンプA6と類似のアンプ、A11,A12,A
13は直流アンプである。
【0010】信号処理部22には、例えば4ポートのA
Dコンバータ40を設ける。42〜45は平滑化処理部
で、直流アンプA10〜A13の信号を平均化し、ある
いはこれらの信号のメジアンを取り出し、検知器D1〜
D4の信号に含まれる高周波成分をカットする。光源1
4を1Hzで駆動するので、平滑化処理部42〜45で
は、過去5点程度(5秒程度の時定数)の信号を平滑化
する。このようにして平滑化処理部42〜45で、検知
器D1〜D4の信号の内低周波成分のみを取り出してノ
イズを除去する。46〜49は対数変換部で、その出力
は吸収係数とガス濃度との積に対してリニアとなる。
【0011】50,51は減算手段で、減算手段50で
はNO2用検知器D1系の信号とH2O用の検知器D2系
の信号との差を取り出し、H2Oの干渉を除いた信号を
取り出す。また減算手段51では、NO用検知器D3系
と光量検知器D4系の信号の差を取り出し、NO用検知
器D3の信号を光源出力の変動やセル2の汚れ等に対し
て補正する。52,53は遅延用メモリで、例えば平滑
化処理部42〜45の平滑化の時定数程度の間遅延させ
たデータを記憶する。54,55は除算手段、56は参
照表で、5秒間での信号の変化率を、応答終了後の信号
への補正係数に換算する。また57,58は乗算手段
で、参照表56から読み出した補正係数を応答過程での
信号(減算手段50,51の信号)に乗算し、応答終了
後の信号の予測値を出力する。乗算手段57からはNO
2濃度に比例した信号が得られ、乗算手段58からはN
O濃度に比例した信号が得られ、これらを液晶表示器3
4で表示する。
【0012】なお図2に示した構成は、信号処理部22
の機能を表現したもので、物理的な構成はより簡単に出
来る。例えば平滑化処理部42〜45や対数変換部46
〜49、減算手段50,51、除算手段54,55、乗
算手段57,58は1つずつ設け、検知器D1〜D4の
信号を順次処理すれば良い。
【0013】実施例の動作を示す。図4に示すように、
NO2の6.2μm付近での吸収は極めて強い。図4は、
ボンベのNOガス(10000ppm,N2バランス)
のFTIRのデータを示すものである。5.2〜5.3μ
m付近にNOの吸収があり、ボンベに最初に充填したガ
スはNOのみであったにもかかわらず、6.2μm付近
にはNO2の逆対称伸縮振動の吸収が現れる。これは室
温でのNOとNO2との平衡反応によって生じたNO2に
よるものである。NO2濃度の推定値はNO濃度の数%
程度で、NOの数%程度の濃度しかないにもかかわら
ず、NOよりもはるかに強い吸収が得られている。そこ
で6.2μm付近のNO2の吸収を検出すれば、触媒コン
バータなしでしかもきわめて高感度に、NO2を検出す
ることが出来る。
【0014】6.2μm付近のNO2の吸収は6.3〜6.
4μmのH2Oの吸収の裾と重複し、H2Oの干渉を受け
る。そこでバンドパスフィルタF2により6.3〜6.4
μm付近の光を透過させ、検知器D2でH2Oによる吸
収を検出する。検知器D1,D2の信号を対数変換部4
6,47で対数変換し、減算手段50で引算すると、N
O2濃度に比例する信号が得られる。H2Oの干渉は、検
知器D2からの信号を減算手段50で引算することで補
正され、同時に光源14の光量変動やセル2の汚れによ
る反射率の低下の影響も防止される。また6.2μmの
NO2の吸収と6.3〜6.4μmのH2Oの吸収とでは波
長が近いため、光源14の温度が変動しても光量の比は
殆ど変わらず、光源温度の変動の影響も小さい。
【0015】NOによる吸収は検知器D3で検出し、光
源14の光量変動は検知器D4の信号で補正する。NO
2の検出の場合と同様に、減算手段51で対数変換部4
8の信号から対数変換部49の信号を引算すると、光源
14の光量の変動やセル2の汚れの影響は補正され、N
O濃度に比例した信号が得られる。実施例では5.1μ
m付近でNOの吸収と重複しない位置の光を取り出すバ
ンドパスフィルタF4を設けたので、光源14の温度が
変動しても検知器D3,D4への光量の比は殆ど変動せ
ず、光源温度の変動の影響は小さい。なおバンドパスフ
ィルタF4や検知器D4は設けなくても良い。
【0016】検知器D1〜D4の応答は遅く、しかもノ
イズが激しい。そこで検知器D1〜D4の信号を平滑化
処理部42〜45で処理してノイズを除き、ノイズを除
いた後の信号をNOやNO2に対する応答波形と比較し
て、応答終了後の信号を予測する。
【0017】平滑化処理部42〜45でノイズを除いた
後の応答波形は図3に示すように単純なもので、濃度が
C1からC2へと増加すれば、それに応じて各点での出
力が増加するだけである。そこで現在の信号は応答波形
の中でのどの点にあるかを検出できれば、応答終了後の
出力を予測することが出来る。実施例ではそこで、遅延
用メモリ52,53に記憶させた5秒程度前のデータと
現在のデータとを比較し、それらの比を除算手段54,
55で求め、これから応答波形の中での位置を求める。
除算手段54,55の出力は5秒程度の間での信号の増
加率であり、この値が判明すれば応答波形の中での位置
が判明する。そしてこの値を基に参照表56を参照し、
応答終了後の出力に対する補正係数を求め、これらを乗
算手段57,58で現在の信号に乗算し、NOやNO2
の濃度を求める。このようにすれば、例えば30秒程度
の応答時間を、10秒程度に短縮することが出来る。
【0018】レンジ切り替えポート60では、測定レン
ジが50ppm,200ppm,1000ppmのいず
れであるかを入力する。これに従ってレンジ調整アンプ
A6,A7,A8,A9のスイッチS2,S3を操作
し、レンジA6〜A9のゲインを変えて、レンジ調整を
行う。また得られたNO濃度とNO2濃度は、全NOx
の検出かNOやNO2の個々の検出か等の要求に応じ
て、液晶表示器34に表示する。
【0019】なおセル2へのほこりや水蒸気の侵入は、
トラップ8と気体透過膜10とで防止し、光学系の温度
変動は金属ブロック4とヒータ6で防止する。またサン
プルガスの温度とセル2の温度とを予め揃えるため、サ
ンプルガスをセル2へ導く前に金属ブロック4で予熱す
る。
【0020】
【発明の効果】この発明では、 1) 触媒コンバータが不要で、 2) NOとNO2とを分離して定量でき、 3) 水の影響が無く、 4) 特にNO2を高感度に検出できる、赤外線NOx検
出器が得られる(請求項1〜4)。 請求項2の発明では、 5) 光源出力の変動や光学セルの汚れの影響を抑制する
ことができる。 請求項3の発明では、 6) 検知信号の応答波形から、応答終了後の定常値を予
測し、検知器の応答遅れを補正することができる。 請求項4の発明では、 7) 周囲温度の変動や付帯回路の発熱等による、光学系
の温度変化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の断面図
【図2】 実施例の要部回路図
【図3】 実施例での遅れ補正を示す特性図
【図4】 NOとNO2の吸収波形を示す特性図
【符号の説明】
2 光学セル 4 金属ブロック 6 ヒータ 8 トラップ 10 気体透過膜 12 吸引ポンプ 14 光源 F1 NO2用バンドパスフィルタ F2 H2O用バンドパスフィルタ F3 NO用バンドパスフィルタ F4 参照用バンドパスフィルタ D1 NO2用検知器 D2 H2O用検知器 D3 NO用検知器 D4 光量検知器 16 サーミスタ 18 プリアンプ 20 マイクロコンピュータ 22 信号処理部 24 温度検知部 26 発振回路 28 入力ポート部 30 電源 S1 光源スイッチ 32 ヒータ電源 34 液晶表示器 C1〜C4 コンデンサ A1〜A4 交流アンプ A6〜A9 レンジ調整アンプ A10〜A13 直流アンプ 40 ADコンバータ 42〜45 平滑化処理部 46〜49 対数変換部 50,51 減算手段 52,53 遅延用メモリ 54,55 除算手段 56 参照表 57,58 乗算手段 60 レンジ切り替えポート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非分散赤外方式によりNOxを検出する
    ようにしたNOx検出器において、 5.2〜5.3μm付近のNOの吸収を検出するための、
    NO検知器と、 6.2μm付近のNO2の吸収を検出するための、NO2
    検知器と、 6.3〜6.4μm付近のH2Oの吸収を検出するため
    の、H2O検知器を設けるとともに、 NO2検知器の信号をH2O検知器の信号で補正するため
    の、H2O補正手段を設け、 NO検知器の信号からNOを定量し、 H2O補正手段の信号からNO2を定量するようにしたこ
    とを特徴とする、赤外線NOx検出器。
  2. 【請求項2】 NOx検出器の光源の光量を検出するた
    めの光量検知器と、NO検知器の信号を光量検知器の信
    号で補正するための光量補正手段とを設けたことを特徴
    とする、請求項1の赤外線NOx検出器。
  3. 【請求項3】 各補正手段の信号の応答波形から信号の
    遅れを補正するための遅れ補正手段を設けて、各補正手
    段の信号を遅れ補正手段の信号で補正するようにしたこ
    とを特徴とする、請求項2の赤外線NOx検出器。
  4. 【請求項4】 NOx検出器の、光源と光学セルと各検
    知器とを、伝熱ブロック内に収容するとともに、伝熱ブ
    ロックの温度を一定に保つためのヒータを設けたことを
    特徴とする、請求項1の赤外線NOx検出器。
JP28203693A 1993-10-15 1993-10-15 赤外線NOx検出器 Pending JPH07113746A (ja)

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Cited By (6)

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