JPH0711365Y2 - 表示灯 - Google Patents
表示灯Info
- Publication number
- JPH0711365Y2 JPH0711365Y2 JP1990034674U JP3467490U JPH0711365Y2 JP H0711365 Y2 JPH0711365 Y2 JP H0711365Y2 JP 1990034674 U JP1990034674 U JP 1990034674U JP 3467490 U JP3467490 U JP 3467490U JP H0711365 Y2 JPH0711365 Y2 JP H0711365Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- wiring board
- wiring boards
- emitting diodes
- wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、表示灯に関するもので、特に、光源および
それを取囲む透明のグローブを備える、表示灯の構造に
関するものである。
それを取囲む透明のグローブを備える、表示灯の構造に
関するものである。
[従来の技術] たとえば、工場における製造ラインに関連して、工程の
異常や部品の欠乏等を報知するため、表示灯が用いられ
る。表示灯は、通常、光源およびそれを取囲む透明のグ
ローブを含む。グローブには、適当な着色が施されるこ
とが多い。また、光源としては、連続的な光を与えるも
の、あるいは点滅する光を与えるものが用いられる。
異常や部品の欠乏等を報知するため、表示灯が用いられ
る。表示灯は、通常、光源およびそれを取囲む透明のグ
ローブを含む。グローブには、適当な着色が施されるこ
とが多い。また、光源としては、連続的な光を与えるも
の、あるいは点滅する光を与えるものが用いられる。
[考案が解決しようとする課題] 前述したように、表示灯が製造ラインに関連して用いら
れるとき、表示灯に対して振動がしばしば与えられる。
このような振動は、光源としてたとえば白熱電球を用い
たとき、球切れを引起す原因となる。このような球切れ
が生じた場合、白熱電球の交換が比較的頻繁に必要とな
るばかりでなく、知らない間に球切れが生じている場合
には、所望の情報を伝達できないという不都合を招く。
れるとき、表示灯に対して振動がしばしば与えられる。
このような振動は、光源としてたとえば白熱電球を用い
たとき、球切れを引起す原因となる。このような球切れ
が生じた場合、白熱電球の交換が比較的頻繁に必要とな
るばかりでなく、知らない間に球切れが生じている場合
には、所望の情報を伝達できないという不都合を招く。
上述したような白熱電球が引起す不都合を回避できるも
のとして、白熱電球の代わりに発光ダイオードを用いた
表示灯が、本件出願人による実願平1−65536号におい
て提案されている。しかしながら、発光ダイオードは、
白熱電球に比較して著しく光量が劣るため、発光ダイオ
ードを用いる場合には、この欠点を克服する必要があ
る。
のとして、白熱電球の代わりに発光ダイオードを用いた
表示灯が、本件出願人による実願平1−65536号におい
て提案されている。しかしながら、発光ダイオードは、
白熱電球に比較して著しく光量が劣るため、発光ダイオ
ードを用いる場合には、この欠点を克服する必要があ
る。
それゆえに、この考案の目的は、発光ダイオードを光源
として用いる表示灯において、発光ダイオードを、小さ
いスペースの中にできるだけ多数配置できるようにする
ための構造を提供しようとすることである。
として用いる表示灯において、発光ダイオードを、小さ
いスペースの中にできるだけ多数配置できるようにする
ための構造を提供しようとすることである。
[課題を解決するための手段] この考案は、光源およびこの光源を取囲む透明のグロー
ブを備える、表示灯に向けられるものであって、上述し
た技術的課題を解決するため、次のような構成を備える
ことが特徴である。
ブを備える、表示灯に向けられるものであって、上述し
た技術的課題を解決するため、次のような構成を備える
ことが特徴である。
すなわち、この考案では、光源として、複数個の発光ダ
イオードが用いられる。前記グローブ内には、複数個の
配線基板が互いに所定の間隔を隔てながら層をなして配
置される。各配線基板には、複数個の発光ダイオード
が、配線基板の周縁に沿いかつ配線基板上で配線された
状態で取付けられる。
イオードが用いられる。前記グローブ内には、複数個の
配線基板が互いに所定の間隔を隔てながら層をなして配
置される。各配線基板には、複数個の発光ダイオード
が、配線基板の周縁に沿いかつ配線基板上で配線された
状態で取付けられる。
さらに、この考案では、複数個の配線基板の各々の一方
主面上には、雄コネクタが取付けられ、同じく他方主面
上には、雌コネクタが取付けられる。そして、隣り合う
配線基板の間の電気的接続は、一方の配線基板の前記雄
コネクタと他方の配線基板の前記雌コネクタとの接続に
よって達成される。
主面上には、雄コネクタが取付けられ、同じく他方主面
上には、雌コネクタが取付けられる。そして、隣り合う
配線基板の間の電気的接続は、一方の配線基板の前記雄
コネクタと他方の配線基板の前記雌コネクタとの接続に
よって達成される。
好ましくは、複数個の配線基板は、各々の主面の中心か
ら垂直方向に延びるスペーサによって所定の間隔が隔て
られた状態とされる。
ら垂直方向に延びるスペーサによって所定の間隔が隔て
られた状態とされる。
前述のように、互いに所定の間隔を隔てながら層をなし
て配置された複数個の配線基板の各々の周縁に沿って、
複数個の発光ダイオードが取付けられると、複数個の発
光ダイオードが、円筒または角筒の周面上に分布する状
態とすることができる。
て配置された複数個の配線基板の各々の周縁に沿って、
複数個の発光ダイオードが取付けられると、複数個の発
光ダイオードが、円筒または角筒の周面上に分布する状
態とすることができる。
[考案の効果] このように、この考案によれば、まず、光源として、発
光ダイオードが用いられるので、白熱電球のように球切
れのおそれがなく、メンテナンスフリーの表示灯を提供
することができる。
光ダイオードが用いられるので、白熱電球のように球切
れのおそれがなく、メンテナンスフリーの表示灯を提供
することができる。
また、この考案によれば、次のような対策が講じられて
いるので、白熱電球に比較して著しく光量の劣る発光ダ
イオードの光量を効率的に利用して、白熱電球に比べて
明るさの点で劣る発光ダイオードの欠点を補うことがで
きる。すなわち、まず、第1の理由は、配線基板の周縁
に沿って発光ダイオードが取付けられるので、グローブ
の全周にわたって発光ダイオードをグローブの近くに位
置させることができるためである。そのため、優れた視
認性を全周方向に与えることができる。また、第2の理
由は、配線基板の周縁に沿って発光ダイオードを取付け
ると、1個の配線基板が有する大きさを最大限に利用し
て、多数の発光ダイオードを効率よく取付けることがで
きるからである。このような発光ダイオードの取付け状
態は、各発光ダイオードの位置決めも可能にし、また、
発光ダイオードがずれるのを防止することもできるとい
う副次的な効果ももたらす。また、第3の理由は、発光
ダイオードを取付けるために配線基板を使用するため、
上述のように多数の発光ダイオードが取付けられた場合
でも、これら発光ダイオードをコンパクトに配線するこ
とができ、密度の高い発光ダイオードの分布を許容し得
るからである。さらに、第4の理由は、複数個の発光ダ
イオードを上述のようにそれぞれ取付けた配線基板が、
グローブ内において、互いに所定の間隔を隔てながら層
をなして配置されるので、複数個の発光ダイオードを、
円筒または角筒の周面上に広く分布させることができる
からである。
いるので、白熱電球に比較して著しく光量の劣る発光ダ
イオードの光量を効率的に利用して、白熱電球に比べて
明るさの点で劣る発光ダイオードの欠点を補うことがで
きる。すなわち、まず、第1の理由は、配線基板の周縁
に沿って発光ダイオードが取付けられるので、グローブ
の全周にわたって発光ダイオードをグローブの近くに位
置させることができるためである。そのため、優れた視
認性を全周方向に与えることができる。また、第2の理
由は、配線基板の周縁に沿って発光ダイオードを取付け
ると、1個の配線基板が有する大きさを最大限に利用し
て、多数の発光ダイオードを効率よく取付けることがで
きるからである。このような発光ダイオードの取付け状
態は、各発光ダイオードの位置決めも可能にし、また、
発光ダイオードがずれるのを防止することもできるとい
う副次的な効果ももたらす。また、第3の理由は、発光
ダイオードを取付けるために配線基板を使用するため、
上述のように多数の発光ダイオードが取付けられた場合
でも、これら発光ダイオードをコンパクトに配線するこ
とができ、密度の高い発光ダイオードの分布を許容し得
るからである。さらに、第4の理由は、複数個の発光ダ
イオードを上述のようにそれぞれ取付けた配線基板が、
グローブ内において、互いに所定の間隔を隔てながら層
をなして配置されるので、複数個の発光ダイオードを、
円筒または角筒の周面上に広く分布させることができる
からである。
また、この考案によれば、上述したような分布状態をも
って配置された複数個の発光ダイオードに対して、種々
の点灯方式を適用することにより、多様な表示を与える
ことができる。
って配置された複数個の発光ダイオードに対して、種々
の点灯方式を適用することにより、多様な表示を与える
ことができる。
また、この考案によれば、隣り合う配線基板の間の電気
的接続を、それぞれの配線基板に取付けられた雄コネク
タと雌コネクタとの接続によって達成されるので、煩わ
しい結線作業が不要となり、生産性を高めることができ
る。また、このような雄コネクタおよび雌コネクタは、
それぞれの配線基板の一方主面および他方主面上にそれ
ぞれ取付けられているので、配線基板の順序を入替える
ことや、配線基板の数を増減させることが容易である。
的接続を、それぞれの配線基板に取付けられた雄コネク
タと雌コネクタとの接続によって達成されるので、煩わ
しい結線作業が不要となり、生産性を高めることができ
る。また、このような雄コネクタおよび雌コネクタは、
それぞれの配線基板の一方主面および他方主面上にそれ
ぞれ取付けられているので、配線基板の順序を入替える
ことや、配線基板の数を増減させることが容易である。
複数個の配線基板を所定の間隔が隔てられた状態とする
ため、各配線基板の主面の中心から垂直方向に延びるス
ペーサを用いると、このようなスペーサを、配線基板の
周縁に沿って取付けられた発光ダイオードと干渉しない
状態で配置することができる。また、スペーサの長さを
替えることにより、配線基板の各々の間隔を自由に変更
することができる。
ため、各配線基板の主面の中心から垂直方向に延びるス
ペーサを用いると、このようなスペーサを、配線基板の
周縁に沿って取付けられた発光ダイオードと干渉しない
状態で配置することができる。また、スペーサの長さを
替えることにより、配線基板の各々の間隔を自由に変更
することができる。
[実施例] 第1図ないし第5図は、公知ではないが、この考案が生
まれる契機となった背景技術を説明するための図であ
る。
まれる契機となった背景技術を説明するための図であ
る。
第1図には、表示灯1の外観が正面図で示されている。
表示灯1は、ベース部2を備え、ベース部2上には、透
明のグローブ3が設けられる。グローブ3内には、破線
で示した光源4が配置される。光源4は、より明確に第
2図に示されている。
表示灯1は、ベース部2を備え、ベース部2上には、透
明のグローブ3が設けられる。グローブ3内には、破線
で示した光源4が配置される。光源4は、より明確に第
2図に示されている。
第2図を参照して、光源4は、互いに所定の間隔を隔て
ながら層をなして配置された、複数個、たとえば3個の
配線基板5,6,7を備える。これら配線基板5,6,7は、たと
えばプリント回路基板によって構成される。配線基板5,
6,7の各々には、複数個の発光ダイオード8,9,10が取付
けられる。また、このような光源4は、ベース部(第1
図)内に設けられたシャーシ11によって保持される。
ながら層をなして配置された、複数個、たとえば3個の
配線基板5,6,7を備える。これら配線基板5,6,7は、たと
えばプリント回路基板によって構成される。配線基板5,
6,7の各々には、複数個の発光ダイオード8,9,10が取付
けられる。また、このような光源4は、ベース部(第1
図)内に設けられたシャーシ11によって保持される。
以下に、第3図、第4図および第5図をそれぞれ参照し
ながら、光源4の詳細について説明する。
ながら、光源4の詳細について説明する。
第3図には、最も上に位置する配線基板5およびそれに
取付けられた発光ダイオード8が平面図で示されてい
る。配線基板5には、複数個の発光ダイオード8が、配
線基板5の周縁12に沿って取付けられている。これら発
光ダイオード8は、第2図および第3図に示されるよう
に、配線基板5の主面13から垂直方向に突出するよう
に、すなわち上向きに配置されている。これは、第1図
に示したように、グローブ3は、上方にも光を与える形
状となっているからである。配線基板5は、発光ダイオ
ード8の数と同じ数の辺を有する多角形の形状をなして
いるが、たとえば円形とされてもよい。なお、他の配線
基板6,7も配線基板5と同じ形状および構造であり、共
通の配線基板を、配線基板5,6,7のいずれにも用いるこ
とができるようにされている。
取付けられた発光ダイオード8が平面図で示されてい
る。配線基板5には、複数個の発光ダイオード8が、配
線基板5の周縁12に沿って取付けられている。これら発
光ダイオード8は、第2図および第3図に示されるよう
に、配線基板5の主面13から垂直方向に突出するよう
に、すなわち上向きに配置されている。これは、第1図
に示したように、グローブ3は、上方にも光を与える形
状となっているからである。配線基板5は、発光ダイオ
ード8の数と同じ数の辺を有する多角形の形状をなして
いるが、たとえば円形とされてもよい。なお、他の配線
基板6,7も配線基板5と同じ形状および構造であり、共
通の配線基板を、配線基板5,6,7のいずれにも用いるこ
とができるようにされている。
詳細には図示しないが、複数個の発光ダイオード8は、
配線基板5上で配線される。
配線基板5上で配線される。
また、配線基板5の主面13の中心には、貫通穴14が設け
られている。
られている。
第4図には、上から2番目の配線基板6およびそこに取
付けられる発光ダイオード9が平面図で示されている。
複数個の発光ダイオード9は、配線基板6の周縁15に沿
って取付けられる。この配線基板6に対しては、発光ダ
イオード8は、配線基板6の周面16から放射方向に突出
するように、すなわち、横向きに取り付けられている。
付けられる発光ダイオード9が平面図で示されている。
複数個の発光ダイオード9は、配線基板6の周縁15に沿
って取付けられる。この配線基板6に対しては、発光ダ
イオード8は、配線基板6の周面16から放射方向に突出
するように、すなわち、横向きに取り付けられている。
発光ダイオード9の各々は、第4図においてその典型的
な態様を図示したように、配線基板6上で配線される。
な態様を図示したように、配線基板6上で配線される。
配線基板6の主面17の中心には、貫通穴18が設けられ
る。
る。
最も下の配線基板7およびそこに取付けられる発光ダイ
オード10に関しても、第4図に示した構造と同様の構造
を有している。
オード10に関しても、第4図に示した構造と同様の構造
を有している。
第5図には、前述したように、配線基板5,6,7を、互い
に所定の間隔を隔てながら層をなして配置するための構
造が示されている。
に所定の間隔を隔てながら層をなして配置するための構
造が示されている。
前述したように、配線基板5の主面13の中心には貫通穴
14が設けられ、配線基板6の主面17の中心には貫通穴18
が設けられている。さらに、配線基板7の主面19の中心
には、貫通穴20が設けられている。また、シャーシ11に
は、貫通穴21が設けられている。
14が設けられ、配線基板6の主面17の中心には貫通穴18
が設けられている。さらに、配線基板7の主面19の中心
には、貫通穴20が設けられている。また、シャーシ11に
は、貫通穴21が設けられている。
これら配線基板5,6,7ならびにシャーシ11を、互いに所
定の間隔に保つため、互いに同じ構造のスペーサ22,23,
24が用いられる。これらスペーサ22〜24は、概略的に六
角柱の形状を有しており、それぞれの一方端から突出し
て雄ねじ25が形成されている。また、スペーサ22〜24の
それぞれの他方端には、第5図の最も下に位置するスペ
ーサ24において図示されるように、雌ねじ部26が形成さ
れる。雄ねじ部25は、雌ねじ部26に螺合することができ
るようにされている。
定の間隔に保つため、互いに同じ構造のスペーサ22,23,
24が用いられる。これらスペーサ22〜24は、概略的に六
角柱の形状を有しており、それぞれの一方端から突出し
て雄ねじ25が形成されている。また、スペーサ22〜24の
それぞれの他方端には、第5図の最も下に位置するスペ
ーサ24において図示されるように、雌ねじ部26が形成さ
れる。雄ねじ部25は、雌ねじ部26に螺合することができ
るようにされている。
第5図に示すように、スペーサ22の上端面上に配線基板
5が配置され、貫通穴14を貫通してボルト27をスペーサ
22の雌ねじ部26に螺合させることにより、スペーサ22と
配線基板5とが一体化される。また、配線基板6を挟ん
で、スペーサ22とスペーサ23とを配置し、スペーサ22の
雄ねじ部25を、貫通穴18を通って、スペーサ23の雌ねじ
部26に螺合させることにより、さらに、配線基板6およ
びスペーサ23が一体化される。また、配線基板7を挟ん
で、スペーサ23とスペーサ24とを配置し、スペーサ23の
雄ねじ部25を、貫通穴20を通ってスペーサ24の雌ねじ部
26に螺合させることにより、さらに配線基板7およびス
ペーサ24が一体化される。また、スペーサ24の雄ねじ部
25を、シャーシ11の貫通穴21を通って、ナット28に螺合
させることにより、さらにシャーシ11が一体化される。
このようにして、3個の配線基板5,6,が、スペーサ22,2
3,24によって保持されながら、シャーシ11に固定され
る。
5が配置され、貫通穴14を貫通してボルト27をスペーサ
22の雌ねじ部26に螺合させることにより、スペーサ22と
配線基板5とが一体化される。また、配線基板6を挟ん
で、スペーサ22とスペーサ23とを配置し、スペーサ22の
雄ねじ部25を、貫通穴18を通って、スペーサ23の雌ねじ
部26に螺合させることにより、さらに、配線基板6およ
びスペーサ23が一体化される。また、配線基板7を挟ん
で、スペーサ23とスペーサ24とを配置し、スペーサ23の
雄ねじ部25を、貫通穴20を通ってスペーサ24の雌ねじ部
26に螺合させることにより、さらに配線基板7およびス
ペーサ24が一体化される。また、スペーサ24の雄ねじ部
25を、シャーシ11の貫通穴21を通って、ナット28に螺合
させることにより、さらにシャーシ11が一体化される。
このようにして、3個の配線基板5,6,が、スペーサ22,2
3,24によって保持されながら、シャーシ11に固定され
る。
このような配線基板5,6,7の各々の主面13,17,19の中心
から垂直方向に延びるスペーサ22,23,24を用いることに
より、配線基板5,6,7の各々周縁に沿って取付けられる
発光ダイオード8,9,10とは干渉しない状態で、スペーサ
22,23,24をそれぞれ配置することができる。
から垂直方向に延びるスペーサ22,23,24を用いることに
より、配線基板5,6,7の各々周縁に沿って取付けられる
発光ダイオード8,9,10とは干渉しない状態で、スペーサ
22,23,24をそれぞれ配置することができる。
また、雄ねじ部25と雌ねじ部26とをそれぞれ有するスペ
ーサ22,23,24は、配線基板5,6,7の互いの間隔を保つ機
能のほか、配線基板5,6,7を互いに固定しながら、これ
らをシャーシ11に取付ける機能も果たすことができる。
このように、スペーサ22,23,24に2つの機能を与えるこ
とにより、部品点数を削減することができるとともに、
組み立て作業をより容易にする。
ーサ22,23,24は、配線基板5,6,7の互いの間隔を保つ機
能のほか、配線基板5,6,7を互いに固定しながら、これ
らをシャーシ11に取付ける機能も果たすことができる。
このように、スペーサ22,23,24に2つの機能を与えるこ
とにより、部品点数を削減することができるとともに、
組み立て作業をより容易にする。
なお、スペーサ22,23,24の長さを変えることにより、配
線基板5,6,7相互の間隔を任意に変更することができ
る。
線基板5,6,7相互の間隔を任意に変更することができ
る。
このようにして、第2図に示した光源4が組み立てられ
る。第2図において、配線基板5,6,7への配線および配
線基板5,6,7相互の配線を行なうため、たとえばリード
線29が用いられる。
る。第2図において、配線基板5,6,7への配線および配
線基板5,6,7相互の配線を行なうため、たとえばリード
線29が用いられる。
光源4に含まれる複数個の発光ダイオード8,9,10に対し
ては、所望に応じて、種々の点灯方式を与えることがで
きる。その一例について、以下に説明する。
ては、所望に応じて、種々の点灯方式を与えることがで
きる。その一例について、以下に説明する。
まず、最も単純には、すべての発光ダイオード8,9,10を
いっせいに点灯する方式がある。
いっせいに点灯する方式がある。
また、すべての発光ダイオード8,9,10をいっせいに点滅
する方式もある。
する方式もある。
また、発光ダイオード8と発光ダイオード9と発光ダイ
オード10とを、各々別々に点滅させながら、点灯されて
いるものが上下方向に入れ替るようにする点灯方式もあ
る。
オード10とを、各々別々に点滅させながら、点灯されて
いるものが上下方向に入れ替るようにする点灯方式もあ
る。
また、発光ダイオード8,9,10の各々を、1個または複数
個単位で順次周方向に点滅させることにより、回転のイ
メージを与えるようにする点灯方式もある。このとき、
発光ダイオード8と発光ダイオード9と発光ダイオード
10との間で、適当に回転方向を変えてもよい。また、こ
のような回転が螺旋状に動くようなイメージを与えるよ
うにしてもよい。
個単位で順次周方向に点滅させることにより、回転のイ
メージを与えるようにする点灯方式もある。このとき、
発光ダイオード8と発光ダイオード9と発光ダイオード
10との間で、適当に回転方向を変えてもよい。また、こ
のような回転が螺旋状に動くようなイメージを与えるよ
うにしてもよい。
また、上述したような種々の点灯方式において、たとえ
ば、発光ダイオード8を赤とし、発光ダイオード9を黄
とし、発光ダイオード10を緑とするなどして、異なる色
の組合せも付加されるようにしてもよい。
ば、発光ダイオード8を赤とし、発光ダイオード9を黄
とし、発光ダイオード10を緑とするなどして、異なる色
の組合せも付加されるようにしてもよい。
第6図および第7図には、配線基板上での発光ダイオー
ドの配置態様のさらに他の例が示されている。
ドの配置態様のさらに他の例が示されている。
配線基板30の周縁31に沿って、2種類の態様で発光ダイ
オード32,33が取付けられている。発光ダイオード32と
発光ダイオード33とは交互に配列されるが、発光ダイオ
ード32は、配線基板30の主面34に垂直な方向に、すなわ
ち上向きに配置されている。もう一方の発光ダイオード
33は、第6図によく示されているように、主面34に対し
て斜め外方に突出するように配置されている。
オード32,33が取付けられている。発光ダイオード32と
発光ダイオード33とは交互に配列されるが、発光ダイオ
ード32は、配線基板30の主面34に垂直な方向に、すなわ
ち上向きに配置されている。もう一方の発光ダイオード
33は、第6図によく示されているように、主面34に対し
て斜め外方に突出するように配置されている。
このような上向きに配置された発光ダイオード32と斜め
に配置された発光ダイオード33とを有する配線基板30
は、好ましくは、前述した第2図に示す最も上の配線基
板5に代えて用いられる。このように、第6図および第
7図に示した配線基板30を用いることにより、第1図に
示したような表示灯1が逆向きに天井に設けられる場合
や、表示灯1を上から見下ろす場合などにおいて、いっ
そうの効果を発揮させることができる。
に配置された発光ダイオード33とを有する配線基板30
は、好ましくは、前述した第2図に示す最も上の配線基
板5に代えて用いられる。このように、第6図および第
7図に示した配線基板30を用いることにより、第1図に
示したような表示灯1が逆向きに天井に設けられる場合
や、表示灯1を上から見下ろす場合などにおいて、いっ
そうの効果を発揮させることができる。
以上説明したように、この考案が生まれる契機となった
背景技術においては、第2図に示しかつ前述したよう
に、配線基板5,6,7の間の電気的接続は、リード線29に
よって行なわれている。
背景技術においては、第2図に示しかつ前述したよう
に、配線基板5,6,7の間の電気的接続は、リード線29に
よって行なわれている。
この考案では、上述した配線基板の間の電気的接続に関
して、以下に述べるような特定的な構造が採用される。
第8図は、この考案の一実施例において採用される配線
基板の間の電気的接続構造を示している。なお、第8図
においては、発光ダイオードの図示が省略されている。
して、以下に述べるような特定的な構造が採用される。
第8図は、この考案の一実施例において採用される配線
基板の間の電気的接続構造を示している。なお、第8図
においては、発光ダイオードの図示が省略されている。
第8図には、隣合う2個の配線基板35,36が示されてい
る。配線基板35,36の各々の一方主面上には、雄コネク
タ37が取付けられ、同じく他方主面上には、雌コネクタ
38が取付けられている。これら雄コネクタ37および雌コ
ネクタ38は、配線基板35,36の主面方向において180度ず
らされた位置に取付けられている。なお、第8図におい
ては、配線基板35と配線基板36との間で、雄コネクタ37
と雌コネクタ38との取付け位置が異なるかのように図示
されているが、これら雄コネクタ37と雌コネクタ38との
相対的位置関係は、配線基板35および配線基板36におい
て同一である。
る。配線基板35,36の各々の一方主面上には、雄コネク
タ37が取付けられ、同じく他方主面上には、雌コネクタ
38が取付けられている。これら雄コネクタ37および雌コ
ネクタ38は、配線基板35,36の主面方向において180度ず
らされた位置に取付けられている。なお、第8図におい
ては、配線基板35と配線基板36との間で、雄コネクタ37
と雌コネクタ38との取付け位置が異なるかのように図示
されているが、これら雄コネクタ37と雌コネクタ38との
相対的位置関係は、配線基板35および配線基板36におい
て同一である。
第8図に示すように、たとえば配線基板36が、配線基板
35に対して180度回転され、配線基板36の雌コネクタ38
が配線基板35の雄コネクタ37と対向するようにされる。
この状態で、矢印39で示すように、雄コネクタ37と雌コ
ネクタ38との接続が達成される。図示しないが、他の配
線基板についても、同様に、雄コネクタ37と雌コネクタ
38との接続によって配線基板の間での電気的接続が達成
される。
35に対して180度回転され、配線基板36の雌コネクタ38
が配線基板35の雄コネクタ37と対向するようにされる。
この状態で、矢印39で示すように、雄コネクタ37と雌コ
ネクタ38との接続が達成される。図示しないが、他の配
線基板についても、同様に、雄コネクタ37と雌コネクタ
38との接続によって配線基板の間での電気的接続が達成
される。
このように、コネクタ37,38を用いることにより、たと
えば第2図に示したリード線29による接続に比べて、煩
しい結線作業をなくし、生産性を高めることができる。
また、配線基板の順序を入替えることが容易であり、ま
た、配線基板の数を増減することも容易である。
えば第2図に示したリード線29による接続に比べて、煩
しい結線作業をなくし、生産性を高めることができる。
また、配線基板の順序を入替えることが容易であり、ま
た、配線基板の数を増減することも容易である。
なお、第8図に示したコネクタ37,38をそれぞれ取付け
た配線基板35,36は、前述の第1図ないし第5図に示し
た配線基板5,6,7、あるいは第6図および第7図に示し
た配線基板30に代えて用いられるものであり、その他の
構成については、前述した背景技術において採用した構
成が採用される。
た配線基板35,36は、前述の第1図ないし第5図に示し
た配線基板5,6,7、あるいは第6図および第7図に示し
た配線基板30に代えて用いられるものであり、その他の
構成については、前述した背景技術において採用した構
成が採用される。
以上、この考案の実施例を図面を参照しながら説明した
が、この考案の範囲内において、図示した態様を種々に
変更することができる。
が、この考案の範囲内において、図示した態様を種々に
変更することができる。
たとえば、第2図に示すように、発光ダイオード8,9,10
がそれぞれ取付けられた配線基板5,6,7は、必要に応じ
て、その数を増加させたり減少させたりすることができ
る。
がそれぞれ取付けられた配線基板5,6,7は、必要に応じ
て、その数を増加させたり減少させたりすることができ
る。
また、配線基板上での発光ダイオードの配置状態に関し
て、第3図、第4図、ならびに第6図および第7図にそ
れぞれ典型的な例を示したが、その他、種々の配置状態
を適用することができる。また、これらの配置状態を適
宜組合わせることができる。さらに、いずれか1種類の
配置状態を有する複数個の配線基板のみをもって1個の
光源を形成するようにしてもよい。
て、第3図、第4図、ならびに第6図および第7図にそ
れぞれ典型的な例を示したが、その他、種々の配置状態
を適用することができる。また、これらの配置状態を適
宜組合わせることができる。さらに、いずれか1種類の
配置状態を有する複数個の配線基板のみをもって1個の
光源を形成するようにしてもよい。
さら、この考案は、第1図に示したような表示灯1に限
らず、たとえば、複数個のグローブが積層された形式の
表示灯にも適用することができる。
らず、たとえば、複数個のグローブが積層された形式の
表示灯にも適用することができる。
第1図は、公知ではないが、この考案が生まれる契機と
なった背景技術としての表示灯1の外観を示す正面図で
ある。第2図は、第1図に示したグローブ3内に配置さ
れる光源4を示す正面図である。第3図は、第2図に示
した配線基板5および発光ダイオード8を示す平面図で
ある。第4図は、第2図に示した配線基板6および発光
ダイオード9を示す平面図である。第5図は、第2図に
示した配線基板5,6,7の組立状態を示す図解的正面図で
ある。 第6図は、発光ダイオード32,33の配線基板30上での配
置状態の他の例を説明する配線基板30の正面図である。
第7図は、第6図に示した配線基板30の平面図である。 第8図は、この考案の一実施例における、配線基板35,3
6の間での電気的接続を説明するための図解的正面図で
ある。 図において、1は表示灯、3はグローブ、4は光源、5,
6,7,30,35,36は配線基板、8,9,10,32,33は発光ダイオー
ド、12,15,31は周縁、13,17,19,34は主面、22,23,24は
スペーサ、37は雄コネクタ、38は雌コネクタである。
なった背景技術としての表示灯1の外観を示す正面図で
ある。第2図は、第1図に示したグローブ3内に配置さ
れる光源4を示す正面図である。第3図は、第2図に示
した配線基板5および発光ダイオード8を示す平面図で
ある。第4図は、第2図に示した配線基板6および発光
ダイオード9を示す平面図である。第5図は、第2図に
示した配線基板5,6,7の組立状態を示す図解的正面図で
ある。 第6図は、発光ダイオード32,33の配線基板30上での配
置状態の他の例を説明する配線基板30の正面図である。
第7図は、第6図に示した配線基板30の平面図である。 第8図は、この考案の一実施例における、配線基板35,3
6の間での電気的接続を説明するための図解的正面図で
ある。 図において、1は表示灯、3はグローブ、4は光源、5,
6,7,30,35,36は配線基板、8,9,10,32,33は発光ダイオー
ド、12,15,31は周縁、13,17,19,34は主面、22,23,24は
スペーサ、37は雄コネクタ、38は雌コネクタである。
Claims (2)
- 【請求項1】光源および前記光源を取囲む透明のグロー
ブを備える、表示灯において、 前記光源として複数個の発光ダイオードが用いられ、 前記グローブ内には、複数個の配線基板が互いに所定の
間隔を隔てながら層をなして配置され、 各前記配線基板には、複数個の前記発光ダイオードが、
配線基板の周縁に沿いかつ配線基板上で配線された状態
で取付けられ、 前記複数個の配線基板の各々の一方主面上には、雄コネ
クタが取付けられ、同じく他方主面上には、雌コネクタ
が取付けられ、 隣り合う前記配線基板の間の電気的接続は、一方の配線
基板の前記雄コネクタと他方の配線基板の前記雌コネク
タとの接続によって達成される、 ことを特徴とする、表示灯。 - 【請求項2】前記複数個の配線基板は、各々の主面の中
心から垂直方向に延びるスペーサによって所定の間隔が
隔てられた状態とされる、請求項1に記載の表示灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990034674U JPH0711365Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 表示灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990034674U JPH0711365Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 表示灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124519U JPH03124519U (ja) | 1991-12-17 |
JPH0711365Y2 true JPH0711365Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31539356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990034674U Expired - Lifetime JPH0711365Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 表示灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711365Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022144960A1 (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-07 | 株式会社パトライト | 積層回転灯 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3595170B2 (ja) * | 1998-09-02 | 2004-12-02 | ホーチキ株式会社 | 防災機器用表示灯 |
US7275839B2 (en) * | 2005-04-05 | 2007-10-02 | Osram Sylvania, Inc. | Three color LED bulb |
JP2008114040A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 分離型景品 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936952U (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-08 | 株式会社クボタ | 直流型コンバイン |
JPS62160575U (ja) * | 1986-04-01 | 1987-10-13 | ||
JPS62166666U (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-22 | ||
JPS62198606U (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-17 | ||
JPH01133796U (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-12 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP1990034674U patent/JPH0711365Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022144960A1 (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-07 | 株式会社パトライト | 積層回転灯 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03124519U (ja) | 1991-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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